JPH09159095A - 管溶接継手部被覆方法 - Google Patents
管溶接継手部被覆方法Info
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- JPH09159095A JPH09159095A JP34439895A JP34439895A JPH09159095A JP H09159095 A JPH09159095 A JP H09159095A JP 34439895 A JP34439895 A JP 34439895A JP 34439895 A JP34439895 A JP 34439895A JP H09159095 A JPH09159095 A JP H09159095A
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
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- Resistance Heating (AREA)
Abstract
理するとき、シュリンクチュ−ブを管に密着させるのに
長時間かかり作業効率が悪かった。 【解決手段】被覆鋼管2の溶接継手部の管内面に内面ヒ
−タ4を装着し、溶接継手部の管外面には、内面に接着
層を有する熱収縮チュ−ブの内面に接着層を有する被覆
チュ−ブ1を配置する。被覆チュ−ブ1の外面から加熱
するとともに内面ヒ−タ4により管内面から管体を直接
加熱して、管体の温度を迅速に上昇させ、熱収縮チュ−
ブを溶接継手部とその近傍に均一な接着強度で固定す
る。
Description
等各種配管の溶接継手部を防食被覆する管溶接継手部被
覆方法、特に施工能率の向上に関するものである。
は防食対策や耐薬品性を目的として外面被覆が施されて
いる。この地中埋設管に使用する鋼管単管やエルボ等の
継手の被覆は品質管理の行き届いた工場で行われるが、
埋設場所で鋼管を接続するために円周溶接した溶接継手
部は現場で被覆する必要がある。溶接継手部を現場で防
食対策をするために、放射線で架橋した熱収縮性ポリエ
チレンチュ−ブと、熱収縮性ポリエチレンチュ−ブの内
面にアスファルト・ブチルゴム系粘着剤を塗布して形成
した接着層とを有するシュリンクチュ−ブを使用してい
る。そして鋼管の工場被覆層端部と現場で溶接して接合
した溶接継手部をシュリンクチュ−ブで覆った後、バ−
ナ−で加熱したり、遠赤外線を利用した加熱装置で加熱
して記憶効果により架橋ポリエチレンを収縮させ、アス
ファルト・ブチルゴム系粘着剤により工場被覆層と溶接
継手部に接着し防食被覆層を形成している。
て防食処理する場合は、被覆鋼管の溶接前に一方の被覆
鋼管にシュリンクチュ−ブを挿入しておく。そして被覆
鋼管の端部を円周溶接した後、シュリンクチュ−ブの中
央が溶接継手の位置にくるように移動し、シュリンクチ
ュ−ブの加熱収縮工程に入る。加熱収縮工程では、バ−
ナ−によりシュリンクチュ−ブの溶接継手の位置から左
右に炎を当て、架橋ポリエチレンチュ−ブからなる外層
の円周方向を均一に加熱して収縮させる。このシュリン
クチュ−ブの加熱収縮はシュリンクチュ−ブの中央から
一方の端部に向かって空気を追い出すように円周収縮さ
せた後、他端に向かって円周収縮させて、シュリンクチ
ュ−ブを鋼管露出面と工場被覆層の端部に密着させる。
リンクチュ−ブを加熱するときは、溶接継手の位置に配
置したシュリンクチュ−ブを加熱装置で覆い、ヒ−タの
熱で遠赤外線放射体を加熱して、加熱された遠赤外線放
射体放射される遠赤外線でシュリンクチュ−ブを収縮し
て防食被覆層を形成している。
ブの内層として設けられた粘着剤は80℃以上の温度に加
熱しないと十分な接着力を得ることができない。このた
め粘着剤と接触する管体を80℃以上の温度に加熱する必
要がある。しかしながら、バ−ナ−や遠赤外線を利用し
た加熱装置でシュリンクチュ−ブの外部から加熱してい
ると、シュリンクチュ−ブの外層を形成する熱収縮性ポ
リエチレンチュ−ブや内層を形成する粘着剤の熱抵抗に
より管体に伝えられる熱量が低下し、管体を80℃以上の
温度に加熱するために多くの時間を要する。例えば呼び
径750Aの管体を常温15℃〜25℃から80℃まで加熱す
るのに約40分程度かかってしまう。また、管体の温度は
外気温により変動するため、管体を80℃以上の温度に加
熱する時間も変動し、加熱時間の管理が容易でなかっ
た。
を加熱収縮させるときには、管体の工場被覆層を直接加
熱しないように溶接継手部中央から左右に炎を当て、管
体を約60℃程度に予備加熱してから、シュリンクチュ−
ブを溶接継手部に装着して加熱収縮させている。しかし
ながらバ−ナ−で呼び径の大きな管を加熱する場合、管
体を均一に加熱することは困難であり、均一な強度の接
着力を得ることは困難であった。
されたものであり、管の溶接継手部に防食被覆層を形成
するときに加熱時間を短縮して作業効率を高めるととも
に、管の周方向の温度分布を均一にして安定した防食被
覆層を形成することができる管溶接継手部被覆方法を提
供することを目的とするものである。
継手部被覆方法は、管の溶接継手部及びその近傍の被覆
部の管内面に円筒状に形成した内面ヒ−タを装着し、熱
収縮チュ−ブの内面に接着層を有する被覆チュ−ブで管
の溶接継手部及びその近傍の被覆部の管外面を覆い、被
覆チュ−ブの外面から加熱するとともに管内面を内面ヒ
−タで加熱して被覆チュ−ブの接着層を溶融しながら熱
収縮チュ−ブを収縮して被覆チュ−ブを管の溶接継手部
及びその近傍の被覆部と一体化することを特徴とする。
方法は、管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の管内面
に円筒状に形成した内面ヒ−タを装着し、熱収縮チュ−
ブの外面に形成された剥離層の内部又は外面にヒ−タを
有し、熱収縮チュ−ブの内面に接着層を有する被覆チュ
−ブで管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の管外面を
覆い、被覆チュ−ブの外周部を真空容器で覆い、真空容
器内を真空にしながら被覆チュ−ブのヒ−タと内面ヒ−
タを加熱して被覆チュ−ブの接着層を溶融しながら熱収
縮チュ−ブを収縮して被覆チュ−ブを管の溶接継手部及
びその近傍の被覆部と一体化することを特徴とする。
方法は、管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の管内面
に円筒状に形成した内面ヒ−タを装着し、熱収縮チュ−
ブの外面に形成された剥離層の内部又は外面にヒ−タを
有し、熱収縮チュ−ブの内面に接着層を有する被覆チュ
−ブで管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の管外面を
覆い、被覆チュ−ブのヒ−タと内面ヒ−タを加熱して被
覆チュ−ブの接着層を溶融しながら熱収縮チュ−ブを収
縮して被覆チュ−ブを管の溶接継手部及びその近傍の被
覆部と一体化することを特徴とする。
方法は、管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の管内面
に円筒状に形成した内面ヒ−タを装着し、熱収縮チュ−
ブの内面に接着層を有する被覆チュ−ブで管の溶接継手
部及びその近傍の被覆部の管外面を覆い、被覆チュ−ブ
の外周部を遠赤外線放射体の外面にヒ−タを取付けた加
熱装置で覆い、管外面に装着した加熱装置のヒ−タと内
面ヒ−タを加熱して被覆チュ−ブの接着層を溶融しなが
ら熱収縮チュ−ブを収縮して被覆チュ−ブを管の溶接継
手部及びその近傍の被覆部と一体化することを特徴とす
る。
脂シ−トと、樹脂シ−ト内に設けられた発熱体とで形成
することが望ましい。
溶接継手部に防食被覆をするときに、被覆鋼管の溶接継
手部の管内面に内面ヒ−タを装着し、溶接継手部の管外
面には、内面に接着層を有する熱収縮チュ−ブの内面に
接着層を有する被覆チュ−ブを配置する。そして被覆チ
ュ−ブの外面から加熱して、熱収縮チュ−ブを熱収縮さ
せて接着層を溶接継手部の管外面に密着させながら管体
を外面から加熱する。このように管外面から加熱すると
ともに内面ヒ−タにより管内面から管体を直接加熱し
て、管体の温度を迅速に上昇させ、接着層に密着してい
る管体の外面温度を短時間で良好な接着ができる温度ま
で上昇させ、熱収縮チュ−ブを溶接継手部とその近傍に
均一な接着強度で固定する。
て、内面に接着層を有する熱収縮チュ−ブと熱収縮チュ
−ブの外面に形成された剥離層の内部又は外面に設けた
ヒ−タを有する被覆チュ−ブを使用することにより、熱
収縮チュ−ブと管体外面に与える熱を被覆チュ−ブで直
接与えることができ、熱収縮チュ−ブと管体外面を均一
にかつ効率良く加熱することができる。
に、被覆チュ−ブの外周部を真空容器で覆い、真空容器
内を真空にしながら被覆チュ−ブのヒ−タを加熱して、
被覆チュ−ブと管外面との間を排気しながら熱収縮チュ
−ブを熱収縮させて、接着層と管外面との間に空気が溜
ることを防ぎ、接着層の全面を管外面に完全に密着させ
る。
樹脂シ−トと、樹脂シ−ト内に設けた発熱体とで形成す
ることにより、内面ヒ−タを管内面に密着させることが
でき、内面ヒ−タから管内面に効率良く熱を与えること
ができる。
ブを一部裁断して示す斜視図である。被覆チュ−ブ1は
ガス,油,水などの輸送に用いられるポリエチレン被覆
鋼管(以下、被覆鋼管という)の溶接継手部の防食処理
を行うものであり、図に示すように、例えば熱収縮性ポ
リエチレンからなる熱収縮チュ−ブ11と、熱収縮チュ
−ブ11の内面に例えばアスファルト・ブチルゴム系粘
着剤で形成された接着層12と、熱収縮チュ−ブ11の
外面に設けられ、熱収縮チュ−ブ11の熱収縮温度では
融着しない樹脂フイルムからなる剥離層13と、剥離層
13の外面に配置されたヒ−タ14を有する発熱層15
と、接着層12の内面を保護する剥離紙16とを有す
る。
手部を防食処理をするときの作業手順を図2の工程図に
示す。図2(a)に示すように、被覆鋼管2の溶接前に
一方の被覆鋼管2に剥離紙16を取り除いた被覆チュ−
ブ1を挿入しておく。そして被覆鋼管2の鋼管露出面2
1を有する管端部を突き合わせて円周溶接した後、図2
(b)に示すように、溶接継手3と鋼管露出面21及び
工場被覆層22の端部に該当する管内面に内面ヒ−タ4
をばねやシリンダ等を有する取付治具で密着して装着す
る。内面ヒ−タ4は、例えば図3の斜視図に示すよう
に、耐熱性を有し柔軟な樹脂、例えばシリコンゴムやガ
ラス繊維強化ポリアミド樹脂等からなる樹脂シ−ト41
にヒ−タ42が埋め込まれているもの、あるいはシリコ
ンゴムにカ−ボンブラックを混合してシ−ト状に形成さ
れたもの等で構成している。このように内面ヒ−タ4が
柔軟性を有するシ−トで形成されているから、円筒状に
した内面ヒ−タ4を被覆鋼管2の内面に密着して装着す
ることができる。
(c)に示すように、被覆チュ−ブ1の中央が溶接継手
3の位置にくるように移動して、被覆チュ−ブ1で溶接
継手3と鋼管露出面21及び工場被覆層22の端部を覆
う。この状態で被覆チュ−ブ1の外周部を半円筒状に形
成され両端にシ−ル部とフランジを有する一対の真空容
器5を被覆鋼管2に取付けて被覆チュ−ブ1の外周部を
覆い、加熱収縮工程に入る。
空ポンプ6により排気して、真空容器5内の圧力を例え
ば約25×103パスカル程度の真空度まで減圧する。この
ように被覆チュ−ブ1を覆った真空容器5内を減圧する
ことにより、被覆鋼管2と被覆チュ−ブ1の間の空気を
排気することができる。真空容器5内の圧力が所定圧力
まで減圧したら、真空容器5内を排気しながら被覆チュ
−ブ1のヒ−タ14と管内面に取り付けた内面ヒ−タ4
に通電してあらかじめ設定した温度に制御しながら加熱
する。この被覆チュ−ブ1のヒ−タ14の発熱により熱
収縮チュ−ブ11と接着層12が加熱され、同時に溶接
継手3と鋼管露出面21及び工場被覆層22の端部を外
面から加熱する。このように溶接継手3とその近傍を覆
った被覆チュ−ブ1から熱収縮チュ−ブ11と接着層1
2及び管外面に直接熱を与えるから、熱収縮チュ−ブ1
1や溶接継手3とその近傍の管外面に効率良く熱を与え
ることができるとともに熱収縮チュ−ブ11や管外面を
均一に加熱することができる。熱収縮チュ−ブ11の温
度が一定温度に達すると熱収縮チュ−ブ11が熱収縮
し、接着層12を溶接継手3と鋼管露出面21及び工場
被覆層22の端部に圧接する。この熱収縮チュ−ブ11
が熱収縮するときに、溶接継手3等の管外面と被覆チュ
−ブ1との間を排気しながら収縮させるから、接着層1
2を溶接継手3等の管外面に圧接したときに接着層12
と管外面との間にエアボイドが生じることを防ぐことが
できる。
溶接継手3と鋼管露出面21及び工場被覆層22の端部
に該当する管内面を加熱する。この管内面を加熱すると
きに内面ヒ−タ4が溶接継手3近傍の管内面に密着して
おり、内面ヒ−タ4から管内面に直接熱が加えられるか
ら、溶接継手3近傍の管体に均一に熱が加えれ、管体の
温度を急激に上昇させる。したがって、溶接継手3近傍
の管体の温度を、接着層12が十分な接着力を得るため
に必要な温度である80℃以上に短時間で上昇することが
できるとともに、管体の上下左右の位置でほぼ均一な温
度にすることができる。なお、内面ヒ−タ4で管内面を
加熱するときに、外気温すなわち加熱前の管体の温度に
応じて加熱する設定温度を可変することにより、ほぼ一
定の加熱時間で溶接継手3近傍の管体の温度を80℃以上
にすることができる。
から加熱するとともに内面ヒ−タ4で管内面を加熱して
いるときの管外面の温度変化特性を図4,図5に示す。
図4は加熱前の管体の温度が15℃の場合、図5は加熱前
の管体の温度が25℃の場合を示す。また、図4,図5に
おいてAは管内面に取り付けた内面ヒ−タ4の制御温度
を100℃に設定して加熱した場合、Bは内面ヒ−タ4の
制御温度を200℃に設定して加熱した場合、Cは内面ヒ
−タ4では加熱せず管の外面からだけで加熱した場合を
示す。図4,図5に示すように、管の外面からだけで加
熱した場合には、接着層12と接触する管外面の温度が
80℃まで上昇するのに約40分かかったのに対して、内面
ヒ−タ4で管内面からも加熱した場合には、管外面の温
度を20分から25分で80℃まで上昇することができた。ま
た、このときの管外面の上下左右の各位置における温度
分布を調べた結果、管の外面からだけで加熱した場合に
は上下の位置で5〜10度の温度差があったが、管の内外
面から加熱した場合には上下の位置で1度程度の温度差
であり、管外面の上下左右の各位置でほぼ均一な温度に
加熱することができた。
より溶接継手3等の管外面に圧接した接着層12を溶接
継手3等の管外面に短時間で均一な接着力で確実に接着
することができ、溶接継手3とその近傍に良好な防食被
覆をすることができる。
とその近傍に防食被覆をしたら、真空ポンプ6の動作を
停止して真空容器5と内面ヒ−タ4を取外し、必要な場
合には熱収縮チュ−ブ11の外層の剥離層13と発熱層
15を除去して、加熱収縮工程を終了する。
で排気しながら熱収縮チュ−ブ11を熱収縮させる場合
について説明したが、真空容器5を使用しないで大気圧
で熱収縮チュ−ブ11を熱収縮させた場合でも、同様に
して接着層12を溶接継手5等の管外面に確実に接着す
ることができる。
外層として剥離層13と発熱層15を有する被覆チュ−
ブ1を使用して、発熱層15に有するヒ−タ14の熱に
より熱収縮チュ−ブ11を熱収縮するとともに溶接継手
3とその近傍の外面を加熱する場合について説明した
が、剥離層13と発熱層15が設けられていない被覆チ
ュ−ブを使用し、バ−ナや遠赤外線を利用した加熱装置
により外部から加熱するとともに内面ヒ−タ4で管内部
から加熱しても、接着層12を溶接継手3とその近傍の
管外面に短時間で均一な接着力で確実に接着することが
できる。
を装着してから、被覆チュ−ブ1と真空容器5で溶接継
手3の外面を覆った場合について説明したが、被覆チュ
−ブ1と真空容器5で溶接継手3の外面を覆ってから管
内面に内面ヒ−タ4を装着しても良い。
を有する樹脂シ−トで形成した場合について説明した
が、内面ヒ−タ4として被覆鋼管2の内径に応じた外径
を有するセラミックス等の筒状のヒ−タを使用しても上
記実施例と同様な作用を奏することができる。
管の溶接継手部に防食被覆をするときに、被覆鋼管の溶
接継手部の管内面に内面ヒ−タを装着し、管の外面から
加熱して溶接継手部の管外面に配置した被覆チュ−ブや
管外面を加熱するとともに内面ヒ−タにより管内面から
管体を直接加熱するようにしたから、管体の温度を迅速
に上昇させることができ、管体の外面温度を短時間で良
好な接着ができる温度まで上昇させて熱収縮チュ−ブを
溶接継手部とその近傍に良好な接着強度で固定すること
ができる。
と内面から加熱するから、管体の温度分布をほぼ均一に
することができ、均一な接着力で防食被覆を形成するこ
とができる。
接着ができる温度まで上昇させるから、管の溶接継手部
に防食被覆をするときの施工時間を大幅に短縮すること
ができ、施工能率の向上と施工費用の低減を図ることが
できる。
して、内面に接着層を有する熱収縮チュ−ブと熱収縮チ
ュ−ブの外面に形成された剥離層の内部又は外面に設け
たヒ−タを有する被覆チュ−ブを使用することにより、
熱収縮チュ−ブと管体外面に与える熱を被覆チュ−ブで
直接発熱することにより、熱収縮チュ−ブと管体外面を
効率良く加熱することができる。
に、被覆チュ−ブの外周部を真空容器で覆い、真空容器
内を真空にしながら被覆チュ−ブのヒ−タを加熱して、
被覆チュ−ブと管外面との間を排気しながら熱収縮チュ
−ブを熱収縮させて、接着層と管外面との間に空気が溜
ることを防ぐから、接着層の全面を管外面に完全に密着
させることができ、良好な防食被覆を形成することがで
きる。
樹脂シ−トと、樹脂シ−ト内に設けた発熱体とで形成す
ることにより、内面ヒ−タを管内面に密着させることが
できるから、内面ヒ−タから管内面に効率良く熱を与え
ることができ、管体の温度を迅速に上昇させることがで
きる。
裁断して示した斜視図である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の
管内面に円筒状に形成した内面ヒ−タを装着し、熱収縮
チュ−ブの内面に接着層を有する被覆チュ−ブで管の溶
接継手部及びその近傍の被覆部の管外面を覆い、被覆チ
ュ−ブの外面から加熱するとともに管内面を内面ヒ−タ
で加熱して被覆チュ−ブの接着層を溶融しながら熱収縮
チュ−ブを収縮して被覆チュ−ブを管の溶接継手部及び
その近傍の被覆部と一体化することを特徴とする管溶接
継手部被覆方法。 - 【請求項2】 管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の
管内面に円筒状に形成した内面ヒ−タを装着し、熱収縮
チュ−ブの外面に形成された剥離層の内部又は外面にヒ
−タを有し、熱収縮チュ−ブの内面に接着層を有する被
覆チュ−ブで管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の管
外面を覆い、被覆チュ−ブの外周部を真空容器で覆い、
真空容器内を真空にしながら被覆チュ−ブのヒ−タと内
面ヒ−タを加熱して被覆チュ−ブの接着層を溶融しなが
ら熱収縮チュ−ブを収縮して被覆チュ−ブを管の溶接継
手部及びその近傍の被覆部と一体化することを特徴とす
る管溶接継手部被覆方法。 - 【請求項3】 管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の
管内面に円筒状に形成した内面ヒ−タを装着し、熱収縮
チュ−ブの外面に形成された剥離層の内部又は外面にヒ
−タを有し、熱収縮チュ−ブの内面に接着層を有する被
覆チュ−ブで管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の管
外面を覆い、被覆チュ−ブのヒ−タと内面ヒ−タを加熱
して被覆チュ−ブの接着層を溶融しながら熱収縮チュ−
ブを収縮して被覆チュ−ブを管の溶接継手部及びその近
傍の被覆部と一体化することを特徴とする管溶接継手部
被覆方法。 - 【請求項4】 管の溶接継手部及びその近傍の被覆部の
管内面に円筒状に形成した内面ヒ−タを装着し、熱収縮
チュ−ブの内面に接着層を有する被覆チュ−ブで管の溶
接継手部及びその近傍の被覆部の管外面を覆い、被覆チ
ュ−ブの外周部を遠赤外線放射体の外面にヒ−タを取付
けた加熱装置で覆い、管外面に装着した加熱装置のヒ−
タと内面ヒ−タを加熱して被覆チュ−ブの接着層を溶融
しながら熱収縮チュ−ブを収縮して被覆チュ−ブを管の
溶接継手部及びその近傍の被覆部と一体化することを特
徴とする管溶接継手部被覆方法。 - 【請求項5】 上記内面ヒ−タは耐熱性を有する柔軟な
樹脂シ−トと、樹脂シ−ト内に設けられた発熱体とで形
成された請求項1,2,3又は4記載の管溶接継手部被
覆方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34439895A JP3155696B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 管溶接継手部被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34439895A JP3155696B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 管溶接継手部被覆方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09159095A true JPH09159095A (ja) | 1997-06-17 |
JP3155696B2 JP3155696B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=18368947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34439895A Expired - Lifetime JP3155696B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 管溶接継手部被覆方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3155696B2 (ja) |
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