JP3142999B2 - 管溶接継手部被覆方法 - Google Patents
管溶接継手部被覆方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガス導管や送油管等各
種配管の溶接継手部を被覆する管溶接継手部被覆方法に
関するものである。
種配管の溶接継手部を被覆する管溶接継手部被覆方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス導管等の地中埋設管に使用する鋼管
は防食対策や耐薬品性を目的として外面被覆が施されて
いる。この地中埋設管に使用する鋼管単管やエルボ等の
継手の被覆は品質管理の行き届いた工場で行われるが、
埋設場所で鋼管を接続するために円周溶接した溶接継手
部は現場で被覆する必要がある。溶接継手部を現場で防
食対策をするために、放射線で架橋した熱収縮性ポリエ
チレンチュ−ブの内面にアスファルト・ブチルゴム系粘
着剤を塗布したシュリンクチュ−ブを使用している。そ
して現場で溶接して接合した鋼管の工場被覆層端部と溶
接継手部をシュリンクチュ−ブで覆った後、バ−ナ−で
加熱して記憶効果により架橋ポリエチレンを収縮させ、
アスファルト・ブチルゴム系粘着剤により溶接継手部に
粘着し防食被覆層を形成している。このシュリンクチュ
−ブはチュ−ブ状で継目がないため水路が生じにくく防
食の信頼性が高い。
は防食対策や耐薬品性を目的として外面被覆が施されて
いる。この地中埋設管に使用する鋼管単管やエルボ等の
継手の被覆は品質管理の行き届いた工場で行われるが、
埋設場所で鋼管を接続するために円周溶接した溶接継手
部は現場で被覆する必要がある。溶接継手部を現場で防
食対策をするために、放射線で架橋した熱収縮性ポリエ
チレンチュ−ブの内面にアスファルト・ブチルゴム系粘
着剤を塗布したシュリンクチュ−ブを使用している。そ
して現場で溶接して接合した鋼管の工場被覆層端部と溶
接継手部をシュリンクチュ−ブで覆った後、バ−ナ−で
加熱して記憶効果により架橋ポリエチレンを収縮させ、
アスファルト・ブチルゴム系粘着剤により溶接継手部に
粘着し防食被覆層を形成している。このシュリンクチュ
−ブはチュ−ブ状で継目がないため水路が生じにくく防
食の信頼性が高い。
【0003】一方、ガス導管等を地中に埋設するにあた
り、近年交通事情や工事公害などの面から開削工法が困
難になってきている。このためシ−ルド工法や推進工法
等の非開削工法によって管を埋設する方法が多く採用さ
れている。
り、近年交通事情や工事公害などの面から開削工法が困
難になってきている。このためシ−ルド工法や推進工法
等の非開削工法によって管を埋設する方法が多く採用さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら鋼管の溶
接継手部を被覆したシュリンクチュ−ブのアスファルト
・ブチルゴム系粘着剤の粘着力はポリエチレン鋼管の工
場被覆層表面に対して3kg/cm以下しか期待できない。
このため開削工法による場合は特に問題はないが、直押
し推進工法により長距離敷設する場合、溶接継手部に被
覆したシュリンクチュ−ブの端部が推進のときに接する
周囲土壌との剪断抵抗によって剥離したり、ずれたりす
る危険性があった。
接継手部を被覆したシュリンクチュ−ブのアスファルト
・ブチルゴム系粘着剤の粘着力はポリエチレン鋼管の工
場被覆層表面に対して3kg/cm以下しか期待できない。
このため開削工法による場合は特に問題はないが、直押
し推進工法により長距離敷設する場合、溶接継手部に被
覆したシュリンクチュ−ブの端部が推進のときに接する
周囲土壌との剪断抵抗によって剥離したり、ずれたりす
る危険性があった。
【0005】このような危険性を解消するためアスファ
ルト・ブチルゴム系粘着剤の代りにホットメルト系接着
剤を架橋ポリエチレンに塗布したシュリンクチュ−ブを
使用することもあったが、この場合は接着剤の接着力を
所定の値に保持するためバ−ナ−によって接着剤の融点
以上の温度、例えば110℃以上の温度に加熱する必要が
ある。しかしながらバ−ナ−により加熱していると、接
着剤を均一に加熱することは困難であり、均一な強度の
接着力を得ることは困難であるとともに、作業時間も多
く要するという短所があった。
ルト・ブチルゴム系粘着剤の代りにホットメルト系接着
剤を架橋ポリエチレンに塗布したシュリンクチュ−ブを
使用することもあったが、この場合は接着剤の接着力を
所定の値に保持するためバ−ナ−によって接着剤の融点
以上の温度、例えば110℃以上の温度に加熱する必要が
ある。しかしながらバ−ナ−により加熱していると、接
着剤を均一に加熱することは困難であり、均一な強度の
接着力を得ることは困難であるとともに、作業時間も多
く要するという短所があった。
【0006】この発明は係る短所を解消するためになさ
れたものであり、現場で簡単に被覆することができると
ともに、直押し推進工法により長距離敷設する場合にも
安定した被覆層を保持することができる管溶接継手部被
覆方法を得ることを目的とするものである。
れたものであり、現場で簡単に被覆することができると
ともに、直押し推進工法により長距離敷設する場合にも
安定した被覆層を保持することができる管溶接継手部被
覆方法を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る管溶接継
手部被覆方法は、架橋ポリエチレンチュ−ブの内面又は
架橋ポリエチレンシ−トの一方の表面に、ホットメルト
系接着剤を塗布した接着層を有する被覆材の接着層を内
面にして管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を覆い、
管の溶接継手部及びその近傍の被覆部をホットメルト系
接着剤が溶融しない温度で加熱して被覆材を収縮させた
のち、被覆材の外周部を筒状に形成された遠赤外線放射
体の外面にヒ−タを取付けた加熱装置で覆い、ヒ−タに
通電して遠赤外線放射体から遠赤外線を放射して管の溶
接継手部とその近傍の被覆部を加熱してホットメルト系
接着剤を溶融し、架橋ポリエチレンを溶接継手部及びそ
の近傍の被覆部と一体化することを特徴とする。
手部被覆方法は、架橋ポリエチレンチュ−ブの内面又は
架橋ポリエチレンシ−トの一方の表面に、ホットメルト
系接着剤を塗布した接着層を有する被覆材の接着層を内
面にして管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を覆い、
管の溶接継手部及びその近傍の被覆部をホットメルト系
接着剤が溶融しない温度で加熱して被覆材を収縮させた
のち、被覆材の外周部を筒状に形成された遠赤外線放射
体の外面にヒ−タを取付けた加熱装置で覆い、ヒ−タに
通電して遠赤外線放射体から遠赤外線を放射して管の溶
接継手部とその近傍の被覆部を加熱してホットメルト系
接着剤を溶融し、架橋ポリエチレンを溶接継手部及びそ
の近傍の被覆部と一体化することを特徴とする。
【0008】この発明に係る他の管溶接継手部被覆方法
は、架橋ポリエチレンチュ−ブの内面又は架橋ポリエチ
レンシ−トの一方の表面に、ホットメルト系接着剤を塗
布した接着層を有する被覆材の接着層を内面にして管の
溶接継手部及びその近傍の被覆部を覆い、被覆材の外周
部を筒状に形成された遠赤外線放射体の外面にヒ−タを
取付けた加熱装置で覆い、ヒ−タに通電して遠赤外線放
射体から遠赤外線を放射して管の溶接継手部及びその近
傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融しない温度で
加熱して被覆材を収縮させたのち、ヒ−タに通電する電
流を増加して管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を加
熱してホットメルト系接着剤を溶融し、架橋ポリエチレ
ンを溶接継手部及びその近傍の被覆部と一体化すること
を特徴とする。
は、架橋ポリエチレンチュ−ブの内面又は架橋ポリエチ
レンシ−トの一方の表面に、ホットメルト系接着剤を塗
布した接着層を有する被覆材の接着層を内面にして管の
溶接継手部及びその近傍の被覆部を覆い、被覆材の外周
部を筒状に形成された遠赤外線放射体の外面にヒ−タを
取付けた加熱装置で覆い、ヒ−タに通電して遠赤外線放
射体から遠赤外線を放射して管の溶接継手部及びその近
傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融しない温度で
加熱して被覆材を収縮させたのち、ヒ−タに通電する電
流を増加して管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を加
熱してホットメルト系接着剤を溶融し、架橋ポリエチレ
ンを溶接継手部及びその近傍の被覆部と一体化すること
を特徴とする。
【0009】
【作用】この発明においては、架橋ポリエチレンチュ−
ブの内面又は架橋ポリエチレンシ−トの一方の表面に、
ホットメルト系接着剤を塗布した接着層を有する被覆材
の接着層を内面にして管の溶接継手部及びその近傍の被
覆部を覆ってから、管の溶接継手部及びその近傍の被覆
部をホットメルト系接着剤が溶融しない温度で加熱して
被覆材を収縮させた状態で、被覆材の外周部に筒状に形
成された遠赤外線放射体を有する加熱装置を配置する。
その後、加熱装置のヒ−タに電力を供給し遠赤外線放射
体の温度を高め、遠赤外線放射体から被覆材に遠赤外線
を照射する。この遠赤外線が照射された架橋ポリエチレ
ンチュ−ブやホットメルト系接着剤及び溶接した管のポ
リエチレン被覆層は3μm以遠の波長に吸収帯を有する
から、照射された遠赤外線を吸収して発熱する。そこで
加熱装置に供給する電力を調整し、放射する遠赤外線の
加熱強度を調節してホットメルト系接着剤を加熱,溶融
するとともに架橋ポリエチレンチュ−ブや溶接継手部近
傍の管及び管の被覆層を加熱し、溶接継手部近傍の管と
その被覆層に架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−トを接着
し溶接継手部を密封する。
ブの内面又は架橋ポリエチレンシ−トの一方の表面に、
ホットメルト系接着剤を塗布した接着層を有する被覆材
の接着層を内面にして管の溶接継手部及びその近傍の被
覆部を覆ってから、管の溶接継手部及びその近傍の被覆
部をホットメルト系接着剤が溶融しない温度で加熱して
被覆材を収縮させた状態で、被覆材の外周部に筒状に形
成された遠赤外線放射体を有する加熱装置を配置する。
その後、加熱装置のヒ−タに電力を供給し遠赤外線放射
体の温度を高め、遠赤外線放射体から被覆材に遠赤外線
を照射する。この遠赤外線が照射された架橋ポリエチレ
ンチュ−ブやホットメルト系接着剤及び溶接した管のポ
リエチレン被覆層は3μm以遠の波長に吸収帯を有する
から、照射された遠赤外線を吸収して発熱する。そこで
加熱装置に供給する電力を調整し、放射する遠赤外線の
加熱強度を調節してホットメルト系接着剤を加熱,溶融
するとともに架橋ポリエチレンチュ−ブや溶接継手部近
傍の管及び管の被覆層を加熱し、溶接継手部近傍の管と
その被覆層に架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−トを接着
し溶接継手部を密封する。
【0010】この溶接継手部を密封するときに、加熱装
置のヒータに供給する電力を調整し、管の溶接継手部及
びその近傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融しな
い温度で加熱して架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−トを
加熱収縮させてから、ヒ−タに通電する電流を増加して
管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を加熱してホット
メルト系接着剤を溶融し、溶接継手部近傍の管とその被
覆層に架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−トを接着し溶接
継手部を密封することにより、加熱装置の遠赤外線放射
体から照射する遠赤外線のみで架橋ポリエチレンチュ−
ブ等の加熱収縮工程と接着工程とを行うことができる。
置のヒータに供給する電力を調整し、管の溶接継手部及
びその近傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融しな
い温度で加熱して架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−トを
加熱収縮させてから、ヒ−タに通電する電流を増加して
管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を加熱してホット
メルト系接着剤を溶融し、溶接継手部近傍の管とその被
覆層に架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−トを接着し溶接
継手部を密封することにより、加熱装置の遠赤外線放射
体から照射する遠赤外線のみで架橋ポリエチレンチュ−
ブ等の加熱収縮工程と接着工程とを行うことができる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係る鋼管外面を
被覆する被覆チュ−ブを示す斜視図である。図に示すよ
うに、被覆チュ−ブ1は外層2と外層2の内面に塗布さ
れた接着層3とを有する。外層2は放射線を照射して分
子構造に架橋をもたせ、硬度と耐熱性を高めた熱収縮性
のポリエチレンチュ−ブで形成されている。接着層3は
無極性分子で難接着性のポリエチレンでも接着すること
ができる例えば変性ポリオレフィン系のホットメルト接
着剤で形成されている。
被覆する被覆チュ−ブを示す斜視図である。図に示すよ
うに、被覆チュ−ブ1は外層2と外層2の内面に塗布さ
れた接着層3とを有する。外層2は放射線を照射して分
子構造に架橋をもたせ、硬度と耐熱性を高めた熱収縮性
のポリエチレンチュ−ブで形成されている。接着層3は
無極性分子で難接着性のポリエチレンでも接着すること
ができる例えば変性ポリオレフィン系のホットメルト接
着剤で形成されている。
【0012】ガス,油,水などの輸送に用いられるポリ
エチレン被覆鋼管(以下、被覆鋼管という。)において
溶接により接合するため管端形状がベベルエンドの場合
には、図2の断面図に示すように、被覆鋼管4の管端部
に130〜150mmの鋼管露出面4aを有する。この被覆鋼
管4を敷設現場で溶接により接合して防食処理を行う場
合には鋼管露出面4aに加えて工場被覆層4bの両端部
を50mm以上被覆チュ−ブ1で覆う必要がある。したが
って被覆チュ−ブ1は通常450mm以上の全長を有す
る。
エチレン被覆鋼管(以下、被覆鋼管という。)において
溶接により接合するため管端形状がベベルエンドの場合
には、図2の断面図に示すように、被覆鋼管4の管端部
に130〜150mmの鋼管露出面4aを有する。この被覆鋼
管4を敷設現場で溶接により接合して防食処理を行う場
合には鋼管露出面4aに加えて工場被覆層4bの両端部
を50mm以上被覆チュ−ブ1で覆う必要がある。したが
って被覆チュ−ブ1は通常450mm以上の全長を有す
る。
【0013】この被覆チュ−ブ1で被覆鋼管4の溶接継
手部を防食処理する場合は、被覆鋼管4の溶接前に一方
の被覆鋼管4に被覆チュ−ブ1を挿入しておく。被覆鋼
管4の端部を図3の断面図に示すように円周溶接した
後、被覆チュ−ブ1の中央が溶接継手5の位置にくるよ
うに移動し、被覆チュ−ブ1の加熱収縮工程に入る。加
熱収縮工程では、バ−ナ−により被覆チュ−ブ1の溶接
継手5の位置から左右に炎を当て、架橋ポリエチレンチ
ュ−ブからなる外層2の円周方向を均一に加熱して収縮
させる。この被覆チュ−ブ1の加熱収縮は被覆チュ−ブ
1の中央から一方の端部に向かって空気を追い出すよう
に円周収縮させた後、他端に向かって円周収縮させて、
被覆チュ−ブ1を図4の断面図に示すように鋼管露出面
4aと工場被覆層の端部に密着させる。この被覆チュ−
ブ1の外層2を収縮するときに架橋ポリエチレンは100
℃程度の温度で30秒以内に急激に収縮する。
手部を防食処理する場合は、被覆鋼管4の溶接前に一方
の被覆鋼管4に被覆チュ−ブ1を挿入しておく。被覆鋼
管4の端部を図3の断面図に示すように円周溶接した
後、被覆チュ−ブ1の中央が溶接継手5の位置にくるよ
うに移動し、被覆チュ−ブ1の加熱収縮工程に入る。加
熱収縮工程では、バ−ナ−により被覆チュ−ブ1の溶接
継手5の位置から左右に炎を当て、架橋ポリエチレンチ
ュ−ブからなる外層2の円周方向を均一に加熱して収縮
させる。この被覆チュ−ブ1の加熱収縮は被覆チュ−ブ
1の中央から一方の端部に向かって空気を追い出すよう
に円周収縮させた後、他端に向かって円周収縮させて、
被覆チュ−ブ1を図4の断面図に示すように鋼管露出面
4aと工場被覆層の端部に密着させる。この被覆チュ−
ブ1の外層2を収縮するときに架橋ポリエチレンは100
℃程度の温度で30秒以内に急激に収縮する。
【0014】この被覆チュ−ブ1を加熱収縮するときに
外層2を通して接着層3に加えられる熱は断熱層でもあ
る外層2である程度遮断されるため接着層3と被覆鋼管
4は外層2の加熱収縮温度である100℃程度又はそれ以
下になる。したがって例えば110℃以上の融点を有する
変性ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の接着層3
は溶融せず固体の状態を維持している。
外層2を通して接着層3に加えられる熱は断熱層でもあ
る外層2である程度遮断されるため接着層3と被覆鋼管
4は外層2の加熱収縮温度である100℃程度又はそれ以
下になる。したがって例えば110℃以上の融点を有する
変性ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の接着層3
は溶融せず固体の状態を維持している。
【0015】次ぎに、加熱収縮した被覆チュ−ブ1の接
着工程に入る。被覆チュ−ブ1の接着工程では、図5の
断面図に示すような加熱装置6を使用する。加熱装置6
は円筒状をした遠赤外線放射体7とヒ−タ8,断熱材9
及びカバ−10とを有する。遠赤外線放射体7はジルコ
ニア,チタニア,アルミナ等のセラミックスや表面を酸
化させたステンレスからなり、加熱することにより3μ
m以遠の波長の遠赤外線の放射率が高くなる。ヒ−タ8
は円筒状の遠赤外線放射体7の外周面に巻き回され、遠
赤外線放射体7を加熱する。
着工程に入る。被覆チュ−ブ1の接着工程では、図5の
断面図に示すような加熱装置6を使用する。加熱装置6
は円筒状をした遠赤外線放射体7とヒ−タ8,断熱材9
及びカバ−10とを有する。遠赤外線放射体7はジルコ
ニア,チタニア,アルミナ等のセラミックスや表面を酸
化させたステンレスからなり、加熱することにより3μ
m以遠の波長の遠赤外線の放射率が高くなる。ヒ−タ8
は円筒状の遠赤外線放射体7の外周面に巻き回され、遠
赤外線放射体7を加熱する。
【0016】被覆チュ−ブ1の接着工程においては、図
5に示すように、加熱装置6で加熱収縮した被覆チュ−
ブ1の外周部を覆う。次ぎに電源装置(不図示)から加
熱装置6のヒ−タ8に電力を供給し、ヒ−タ8の熱で遠
赤外線放射体7を加熱する。加熱された遠赤外線放射体
7からは遠赤外線が放射され被覆チュ−ブ1を照射す
る。この遠赤外線が照射された被覆チュ−ブ1の外層2
を形成する架橋ポリエチレンや接着層3を形成するホッ
トメルト系接着剤と被覆鋼管4の工場被覆層4bを構成
するポリエチレンは3μm以遠の波長に吸収帯を有する
から、照射された遠赤外線を吸収して自己発熱する。一
方、遠赤外線放射体7の加熱強度はヒ−タ8に供給する
電力を調整することにより簡単に調節することができ
る。そこで放射する遠赤外線による加熱温度がホットメ
ルト系接着剤の融点以上、例えば110℃以上になるよう
に加熱装置6のヒ−タ8に供給する電力を調整し、遠赤
外線放射体7の加熱強度を調節する。
5に示すように、加熱装置6で加熱収縮した被覆チュ−
ブ1の外周部を覆う。次ぎに電源装置(不図示)から加
熱装置6のヒ−タ8に電力を供給し、ヒ−タ8の熱で遠
赤外線放射体7を加熱する。加熱された遠赤外線放射体
7からは遠赤外線が放射され被覆チュ−ブ1を照射す
る。この遠赤外線が照射された被覆チュ−ブ1の外層2
を形成する架橋ポリエチレンや接着層3を形成するホッ
トメルト系接着剤と被覆鋼管4の工場被覆層4bを構成
するポリエチレンは3μm以遠の波長に吸収帯を有する
から、照射された遠赤外線を吸収して自己発熱する。一
方、遠赤外線放射体7の加熱強度はヒ−タ8に供給する
電力を調整することにより簡単に調節することができ
る。そこで放射する遠赤外線による加熱温度がホットメ
ルト系接着剤の融点以上、例えば110℃以上になるよう
に加熱装置6のヒ−タ8に供給する電力を調整し、遠赤
外線放射体7の加熱強度を調節する。
【0017】遠赤外線放射体7の加熱強度がホットメル
ト系接着剤の融点以上の温度になるようにして被覆チュ
−ブ1に遠赤外線を照射すると、接着層3のホットメル
ト系接着剤が加熱,溶融するとともに外層2の架橋ポリ
エチレンや被覆鋼管4の工場被覆層4bを構成する溶接
継手部近傍のポリエチレンと被覆鋼管4の鋼管がホット
メルト系接着剤と同様な温度に加熱し、溶接継手部近傍
の工場被覆層4bと被覆鋼管4の鋼管及び溶接継手5に
被覆チュ−ブ1が接着し、溶接継手部を密封する。
ト系接着剤の融点以上の温度になるようにして被覆チュ
−ブ1に遠赤外線を照射すると、接着層3のホットメル
ト系接着剤が加熱,溶融するとともに外層2の架橋ポリ
エチレンや被覆鋼管4の工場被覆層4bを構成する溶接
継手部近傍のポリエチレンと被覆鋼管4の鋼管がホット
メルト系接着剤と同様な温度に加熱し、溶接継手部近傍
の工場被覆層4bと被覆鋼管4の鋼管及び溶接継手5に
被覆チュ−ブ1が接着し、溶接継手部を密封する。
【0018】このように被覆チュ−ブ1を被覆鋼管4に
接着するときに、遠赤外線による被覆チュ−ブ1と被覆
鋼管4の自己発熱を利用して接着するから、短時間に確
実に接着することができる。また、被覆鋼管4のポリエ
チレンからなる工場被覆層4bと被覆チュ−ブ1のポリ
エチレンチュ−ブで形成されている外層2とを接着層3
のホットメルト接着剤で加熱接着するから、工場被覆層
4bと被覆チュ−ブ1の外層2との接着強度を高めるこ
とができ、被覆鋼管4を直押し推進工法により敷設する
場合でも、溶接継手部に被覆した防食チュ−ブの端部が
推進のときに接する周囲土壌との剪断抵抗によって剥離
したり、ずれたりすることを防ぐことができる。したが
って埋設した被覆鋼管4の防食性を向上することができ
る。
接着するときに、遠赤外線による被覆チュ−ブ1と被覆
鋼管4の自己発熱を利用して接着するから、短時間に確
実に接着することができる。また、被覆鋼管4のポリエ
チレンからなる工場被覆層4bと被覆チュ−ブ1のポリ
エチレンチュ−ブで形成されている外層2とを接着層3
のホットメルト接着剤で加熱接着するから、工場被覆層
4bと被覆チュ−ブ1の外層2との接着強度を高めるこ
とができ、被覆鋼管4を直押し推進工法により敷設する
場合でも、溶接継手部に被覆した防食チュ−ブの端部が
推進のときに接する周囲土壌との剪断抵抗によって剥離
したり、ずれたりすることを防ぐことができる。したが
って埋設した被覆鋼管4の防食性を向上することができ
る。
【0019】なお、上記実施例は被覆チュ−ブ1の接着
工程のみを遠赤外線放射体7を有する加熱装置6を使用
して行った場合について説明したが、加熱装置6を使用
して被覆チュ−ブ1の加熱収縮工程と接着工程との両工
程を行うこともできる。すなわち、遠赤外線放射体7か
ら放射する遠赤外線を利用した加熱においては加熱強度
の制御が容易である。そこで図6の加熱強度特性図に示
すように、加熱収縮工程では被覆チュ−ブ1の温度が10
0℃程度になるよう加熱装置6のヒ−タ8に供給する電
力を調整し、次ぎの接着工程では被覆チュ−ブ1の温度
が110℃以上になるよう加熱装置6のヒ−タ8に供給す
る電力を段階的に可変してやると良い。
工程のみを遠赤外線放射体7を有する加熱装置6を使用
して行った場合について説明したが、加熱装置6を使用
して被覆チュ−ブ1の加熱収縮工程と接着工程との両工
程を行うこともできる。すなわち、遠赤外線放射体7か
ら放射する遠赤外線を利用した加熱においては加熱強度
の制御が容易である。そこで図6の加熱強度特性図に示
すように、加熱収縮工程では被覆チュ−ブ1の温度が10
0℃程度になるよう加熱装置6のヒ−タ8に供給する電
力を調整し、次ぎの接着工程では被覆チュ−ブ1の温度
が110℃以上になるよう加熱装置6のヒ−タ8に供給す
る電力を段階的に可変してやると良い。
【0020】このように被覆チュ−ブ1の加熱収縮工程
にも遠赤外線放射体7から放射する遠赤外線を利用する
ことにより、バ−ナ−を使用せずに被覆チュ−ブ1を加
熱収縮することができ、被覆鋼管4の溶接継手部の防食
処理をより簡単に行うことができる。
にも遠赤外線放射体7から放射する遠赤外線を利用する
ことにより、バ−ナ−を使用せずに被覆チュ−ブ1を加
熱収縮することができ、被覆鋼管4の溶接継手部の防食
処理をより簡単に行うことができる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、架橋ポ
リエチレンチュ−ブの内面又は架橋ポリエチレンシ−ト
の一方の表面に、ホットメルト系接着剤を塗布した接着
層を有する被覆材の接着層を内面にして管の溶接継手部
及びその近傍の被覆部を覆ってから、管の溶接継手部及
びその近傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融しな
い温度で加熱して被覆材を収縮させた状態で、加熱装置
の遠赤外線放射体から被覆材に遠赤外線を照射し、照射
した遠赤外線による被覆材の自己発熱を利用してホット
メルト系接着剤を溶融し、被覆材を管の溶接継手部近傍
に接着するようにしたから、短時間で確実に被覆材を管
の溶接継手部近傍に接着することができる。
リエチレンチュ−ブの内面又は架橋ポリエチレンシ−ト
の一方の表面に、ホットメルト系接着剤を塗布した接着
層を有する被覆材の接着層を内面にして管の溶接継手部
及びその近傍の被覆部を覆ってから、管の溶接継手部及
びその近傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融しな
い温度で加熱して被覆材を収縮させた状態で、加熱装置
の遠赤外線放射体から被覆材に遠赤外線を照射し、照射
した遠赤外線による被覆材の自己発熱を利用してホット
メルト系接着剤を溶融し、被覆材を管の溶接継手部近傍
に接着するようにしたから、短時間で確実に被覆材を管
の溶接継手部近傍に接着することができる。
【0022】また、管のポリエチレンからなる工場被覆
層と被覆チュ−ブやシ−トのポリエチレンとをホットメ
ルト接着剤で加熱接着するから、工場被覆層と被覆チュ
−ブやシ−トとの接着強度を高めることができ、管を直
押し推進工法により敷設する場合であっても、溶接継手
部に被覆した防食チュ−ブの端部が推進のときに接する
周囲土壌との剪断抵抗によって剥離したり、ずれたりす
ることを防ぐことができ、埋設管の防食性をより向上す
ることができる。
層と被覆チュ−ブやシ−トのポリエチレンとをホットメ
ルト接着剤で加熱接着するから、工場被覆層と被覆チュ
−ブやシ−トとの接着強度を高めることができ、管を直
押し推進工法により敷設する場合であっても、溶接継手
部に被覆した防食チュ−ブの端部が推進のときに接する
周囲土壌との剪断抵抗によって剥離したり、ずれたりす
ることを防ぐことができ、埋設管の防食性をより向上す
ることができる。
【0023】さらに、溶接継手部を密封するときに、加
熱装置のヒータに供給する電力を調整し、管の溶接継手
部及びその近傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融
しない温度で加熱して架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−
トを加熱収縮させてから、ヒ−タに通電する電流を増加
して管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を加熱してホ
ットメルト系接着剤を溶融し、溶接継手部近傍の管とそ
の被覆層に架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−トを接着し
溶接継手部を密封することにより、加熱装置の遠赤外線
放射体から照射する遠赤外線のみで架橋ポリエチレンチ
ュ−ブ等の加熱収縮工程と接着工程とを行うことがで
き、管の溶接継手部の防食処理をより短時間で簡単に行
え、作業能率を大幅に向上させることができる。
熱装置のヒータに供給する電力を調整し、管の溶接継手
部及びその近傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融
しない温度で加熱して架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−
トを加熱収縮させてから、ヒ−タに通電する電流を増加
して管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を加熱してホ
ットメルト系接着剤を溶融し、溶接継手部近傍の管とそ
の被覆層に架橋ポリエチレンチュ−ブやシ−トを接着し
溶接継手部を密封することにより、加熱装置の遠赤外線
放射体から照射する遠赤外線のみで架橋ポリエチレンチ
ュ−ブ等の加熱収縮工程と接着工程とを行うことがで
き、管の溶接継手部の防食処理をより短時間で簡単に行
え、作業能率を大幅に向上させることができる。
【図1】この発明の実施例に係る被覆チュ−ブを示す斜
視図である。
視図である。
【図2】被覆鋼管の端部を示す断面図である。
【図3】被覆鋼管の溶接継手部を被覆チュ−ブで覆った
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図4】被覆チュ−ブを加熱収縮した状態を示す断面図
である。
である。
【図5】被覆チュ−ブの接着工程を示す断面図である。
【図6】加熱装置の加熱強度特性図である。
1 被覆チュ−ブ 2 外層 3 接着層 4 被覆鋼管 4b 工場被覆層 5 溶接継手 6 加熱装置 7 遠赤外線放射体 8 ヒ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 58/10 F16L 1/024
Claims (2)
- 【請求項1】 架橋ポリエチレンチュ−ブの内面又は架
橋ポリエチレンシ−トの一方の表面に、ホットメルト系
接着剤を塗布した接着層を有する被覆材の接着層を内面
にして管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を覆い、管
の溶接継手部及びその近傍の被覆部をホットメルト系接
着剤が溶融しない温度で加熱して被覆材を収縮させたの
ち、被覆材の外周部を筒状に形成された遠赤外線放射体
の外面にヒ−タを取付けた加熱装置で覆い、ヒ−タに通
電して遠赤外線放射体から遠赤外線を放射して管の溶接
継手部とその近傍の被覆部を加熱してホットメルト系接
着剤を溶融し、架橋ポリエチレンを溶接継手部及びその
近傍の被覆部と一体化することを特徴とする管溶接継手
部被覆方法。 - 【請求項2】 架橋ポリエチレンチュ−ブの内面又は架
橋ポリエチレンシ−トの一方の表面に、ホットメルト系
接着剤を塗布した接着層を有する被覆材の接着層を内面
にして管の溶接継手部及びその近傍の被覆部を覆い、被
覆材の外周部を筒状に形成された遠赤外線放射体の外面
にヒ−タを取付けた加熱装置で覆い、ヒ−タに通電して
遠赤外線放射体から遠赤外線を放射して管の溶接継手部
及びその近傍の被覆部をホットメルト系接着剤が溶融し
ない温度で加熱して被覆材を収縮させたのち、ヒ−タに
通電する電流を増加して管の溶接継手部及びその近傍の
被覆部を加熱してホットメルト系接着剤を溶融し、架橋
ポリエチレンを溶接継手部及びその近傍の被覆部と一体
化することを特徴とする管溶接継手部被覆方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05255202A JP3142999B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 管溶接継手部被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05255202A JP3142999B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 管溶接継手部被覆方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0791589A JPH0791589A (ja) | 1995-04-04 |
JP3142999B2 true JP3142999B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=17275445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05255202A Expired - Fee Related JP3142999B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 管溶接継手部被覆方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142999B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006194368A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Nippon Steel Corp | 現地溶接部の防食被覆構造 |
CN107504289A (zh) * | 2017-10-06 | 2017-12-22 | 西南石油大学 | 棕皮竹片缠绕复合压力管 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP05255202A patent/JP3142999B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0791589A (ja) | 1995-04-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |