JP2001187983A - ハンドホールにおける保護管接続構造 - Google Patents

ハンドホールにおける保護管接続構造

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JP2001187983A
JP2001187983A JP37500299A JP37500299A JP2001187983A JP 2001187983 A JP2001187983 A JP 2001187983A JP 37500299 A JP37500299 A JP 37500299A JP 37500299 A JP37500299 A JP 37500299A JP 2001187983 A JP2001187983 A JP 2001187983A
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JP
Japan
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joint
tube
fixing plate
handhole
protective tube
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JP37500299A
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English (en)
Inventor
Ikuhito Sato
生人 佐藤
Masahiro Hori
昌広 堀
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Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題はハンドホール間に差渡されるケ
ーブル類の保護管の端部を確実に固定することを課題と
する。 【解決手段】該ハンドホール2の連絡口3に取付けた管
固定板19の継手挿着口24に融着継手26を螺着し、
該融着継手26に保護管6の端部を融着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハンドホールにおけ
るケーブル類の保護管の接続構造に関するものである。
【0002】
【発明の背景】光ファイバー、通信線等のケーブル類を
配線するには、例えば道路側部に配管溝を掘削し、該配
管溝内に所定間隔を置いてハンドホールを設置し、ハン
ドホール間に保護管を挿通し、該保護管内にケーブル類
を挿通する構成が採られている。
【0003】
【従来の技術】従来、図12に示すようにハンドホール
(2) の連絡口(3) に外側からダクトスリーブ(4) を挿着
し、該ダクトスリーブ(4) に保護管(6) を被覆する外管
(5) をパッキンリング(5A)を介して接続する構成が採ら
れている。該保護管(6) の端部は図13に示すように該
ダクトスリーブ(4) の根端に配置されている管固定板(1
9A) に取付けられている保護管継手(26A) にパッキンリ
ング(6A)を介して挿着固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記保護管接続構造に
あっては、該継手(26A) と保護管(6) 間に介在するパッ
キンリング(6A)の摩擦力とによって該保護管(6) が継手
(26A) に固定されているが、上記保護管(6) は配管後に
収縮し易く、大きな収縮に対しては上記摩擦力も保護管
(6) の固定力としては充分なものとは云えない。そこで
該保護管(6) は長さ4m単位のものを使用して収縮変形
を小さくし、図13に示すように保護管(6) 相互を伸縮
継手(7) によって接続する方法が採られているが、この
方法では伸縮継手(7) と云う余分な部材と管接続の手間
が必要となる。また該伸縮継手(7)にはパッキング(8)
を介して保護管(6) が摺動可能に接続されているから、
そのために該伸縮継手(7) にパッキング(8) を装着する
装着溝を設けるため外周に凸部(7A)が形成される。した
がって隣り合う伸縮継手(7) は該凸部(7A)を分離して配
置することが必要であり、配管のための空間効率が悪く
なる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、ハンドホール(2,2) 間に
熱可塑性樹脂を材料とするケーブル類の保護管(6) を配
管した構成であって、該ハンドホール(2) の連絡口(3)
に、複数個の継手挿着口(24)を開設した管固定板(19)を
取付け、該管固定板(19)の継手挿着口(24)には熱可塑性
樹脂を材料とする融着継手(26)を取付け、該融着継手(2
6)に挿着した保護管(6) 端部外周を該融着継手(26)の内
周に融着したハンドホール(2) における保護管接続構造
を提供するものである。該融着継手(26)の一方の側端部
には内ねじリング(33)とベルマウス(35)とが螺着される
外ねじ筒部(27)を設け、他方の側端には該管固定板(19)
の継手挿着口(24)の周縁に係合するフランジ(29)を設け
てあることが望ましく、また該保護管(6) は直管である
こことが望ましい。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図11に示す一実施例によっ
て説明すれば、例えば高速道路の側部には配管溝(1) が
掘削され、該配管溝(1) には所定間隔を置いてハンドホ
ール(2) が設置されている。該ハンドホール(2) の連絡
口(3) にはダクトスリーブ(4) が外側から挿着されてお
り、該ダクトスリーブ(4) はモルタル、樹脂等の充填材
(3A)によって固定されている。該ダクトスリーブ(4) の
ハンドホール挿入端部(4A)は該充填材(3A)との固着性を
高めるためにコルゲート形状にされており、ハンドホー
ル(2) から外出している部分は拡径されて受口部(4B)と
なっている。そして該ダクトスリーブ(4) には外管(5)
の端部が挿着されている。
【0007】該外管(5) は図2に示すようにコルゲート
形状の外側管(5A)と直管形状の内側管(5B)とからなり、
端部の谷部にはスペーサー(51)を介してパッキンリング
(52)が装着されている。このようにして外管(5) が一対
のハンドホール(2,2) 間に差渡されており、該外管(5)
内にはポリエチレン等の熱可塑性樹脂を材料とする直管
である保護管(6) が配管されている。該保護管(6) は全
長200〜250mであり途中で継手を介して接続され
ることなくハンドホール(2,2) 間に差渡されている。
【0008】上記保護管(6) は一方のハンドホール(2)
から外管(5) 内に挿入され、他方のハンドホール(2) か
らワイヤを挿入して該保護管(6) の先端部に連結し、該
ワイヤをウインチで他方のハンドホール(2) 側に引張る
ことによって該保護管(6) を該外管(5) 内に引込んで行
く。
【0009】上記のようにしてハンドホール(2,2) 間の
外管(5) 内には図3に示すように6本の保護管(6) が配
管されるが、端末においては前記したように外管(5) の
端部はハンドホール(2) のダクトスリーブ(4) に挿着さ
れている。そして該ハンドホール(2) の連絡口(3) の内
側には図4および図5に示すように管固定板(19)が取付
けられている。
【0010】該管固定板(19)は図4および図5に示すよ
うにシャーレ形本体(20)と、該本体(20)の上周縁から外
側に延設されるフランジ(21)とからなり、該本体(20)の
基面(20A) には切欠円形状の継手挿着口(24)が複数個設
けられ、該フランジ(21)にはボルト孔(25)が設けられて
いる。該管固定板(19)は図6に示すようにフランジ(21)
のボルト孔(25)を介してボルト(22)を充填材(3A)に埋め
込まれているナット(23)に螺着することによってダクト
スリーブ(4) と共にハンドホール(2) の連絡口(3) に固
定されており、該管固定板(19)のフランジ(21)とダクト
スリーブ(4) との間にはパッキン(21A) が介在されてい
る。
【0011】該継手挿着口(24)には融着継手(26)がそれ
ぞれ挿着されるが、該融着継手(26)は図7および図8に
示すように円筒状の外ねじ筒部(27)と外周が該管固定板
(19)の継手挿着口(24)の切欠円形状に適嵌する切欠円形
状を有する挿着筒部(28)とからなり、該挿着筒部(28)の
端末外周からは外側にフランジ(29)が延設されており、
該継手(26)の内周にはポリエチレン、ポリブテン、低融
点ナイロン、低融点ポリエステル等の低融点熱可塑性樹
脂被覆電熱線(30)が巻着されており、該電熱線(30)は該
継手(26)の先端から突出している一対の端子(31,31) に
接続している。そして該挿着筒部(28)の端部内周はベル
マウス形状(32)にされ、挿着される保護管(6) が該ベル
マウス形状(32)でガイドされるようになっている。
【0012】上記融着継手(26)に保護管(6) を接続する
には、まず図9に示すように該融着継手(26)の外ねじ筒
部(27)に内ねじリング(33)を外側螺着して締付け、該継
手(26)を該管固定板(19)に固定する。前記したように該
継手(26)の挿着筒部(28)は該管固定板(19)の継手挿着口
(24)に適嵌する切欠円形状の外周を有しているから、該
内ねじリング(33)で該継手(26)を締付ける場合に該継手
(26)の回転が阻止され、また該継手(26)の先端から突出
している一対の端子(31,31) も一定の位置に配置され
る。
【0013】該継手(26)には次いで図10に示すように
端部を斜めカットした保護管(6) が挿着されるが、融着
を強固に行うために該保護管(6) の外周の融着部分は研
削加工されることが好ましい。更に融着を強固に行うた
めには、継手(26)、電熱部(30)の被覆、および保護管
(6) は同一材料とすることが好ましい。
【0014】該継手(26)に保護管(6) を挿着したら端子
(31)にコントローラー(34)を介して該電熱線(30)に通電
して加熱し、該電熱線(30)の被覆およびその付近の継手
(26)内周部分と保護管(6) の外周部分とを溶融し、融着
させる。この場合4〜8個の継手(26)に対して一つのコ
ントローラー(34)で通電する。
【0015】保護管(6) を継手(26)に固定したら該継手
(26)の端子(31)および保護管(6) の外出端部を切除した
上で、図11に示すように袋ナット式のベルマウス(35)
を該継手(26)の外ねじ筒部(27)に外側螺着する。
【0016】本実施例の場合には、8個の継手挿着口(2
4)に挿着した融着継手(26)を有する管固定板(19)に6本
の保護管(6) を固定するので、余りの2個の継手挿着口
(24)に取付けられている融着継手(26)には、図5に示す
ゴムまたはプラスチック製の栓(36)を内ねじリング(33)
を介して袋ナット式のベルマウス(35)で嵌着しておく。
上記構成において後日ケーブル類の追加が必要になった
場合には、該管固定板(19)のフランジ(21)を介してナッ
ト(23)に螺着されているボルト(22)をはずし、更に袋ナ
ット式のベルマウス(35)および内ねじリング(33)の全て
を該融着継手(26)からはずして該管固定板(19)をハンド
ホール(2) の連絡口(3) から取外し、追加の2本の保護
管(6) をハンドホール(2) 間の外管(5) 内に挿通し、同
様にして該融着継手(26)と保護管(6) とを融着固定した
後、追加の2本のケーブル類を該保護管(6) 内に引き込
む。
【0017】本発明において、ダクトスリーブ(4) 、外
管(5) はポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチッ
クを材料とし、管固定板(19)は鉄、ステンレススチール
等の金属あるいはポリエチレン、ポリプロピレン等のプ
ラスチックを材料とし、内ねじリング(33)、ベルマウス
(35)はポリエチレン、ガラス繊維入りナイロン等のプラ
スチックを材料とする。
【0018】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、管固定板の継手挿着口と融着継手の挿着筒部とは
8角形等の多角形とされてもよく、外管は直管路の場合
には可撓性のものである必要はなく、また保護管はコル
ゲート管であってもよい。
【0019】
【作用・効果】本発明は上記したように、保護管の両端
部を管固定板の管挿入口に取付けた融着継手に融着固定
することによって、保護管の収縮を阻止するので、該保
護管端部は管固定板の融着継手から落ちることなくハン
ドホールに接続される。
【0020】したがって保護管の収縮量を減少させるた
めに短い保護管の複数本を伸縮継手を介して接続する必
要なく、継目のない一本の保護管をハンドホール間に差
渡すことが出来るから、伸縮継手のような余分な部材や
保護管接続の手間が省略され、また伸縮継手相互の干渉
もないので、配管の空間効率を大巾に向上せしめること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図11は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】保護管配管構造説明図
【図2】外管の部分側断面図
【図3】管台正面図
【図4】管固定板正面図
【図5】配固定板説明斜視図
【図6】配管端末部分説明側断面図
【図7】融着継手側斜視図
【図8】融着継手側断面図
【図9】融着継手取付け状態側断面図
【図10】保護管挿着状態側断面図
【図11】保護管固定状態側断面図図12および図13
は従来例である。
【図12】配管端末部分説明側断面図
【図13】保護管接続部分説明図
【符号の説明】 2 ハンドホール 3 連絡口 4 ダクトスリーブ 5 外管 6 保護管 19 管固定板 24 継手挿着口 26 融着継手 27 外ねじ筒部 29 フランジ 33 内ねじリング 35 ベルマウス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月4日(2000.1.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H019 GA02 3J106 AA06 AB06 BA10 BB01 BC06 BE40 CA20 5G369 AA19 BA04 BA06 DC03 DC04 DC09 DD02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドホール間に熱可塑性樹脂を材料とす
    るケーブル類の保護管を配管した構成であって、該ハン
    ドホールの連絡口に、複数個の継手挿着口を開設した管
    固定板を取付け、該管固定板の継手挿着口には熱可塑性
    樹脂を材料とする融着継手を取付け、該融着継手に挿着
    した保護管端部外周を該融着継手の内周に融着したこと
    を特徴とするハンドホールにおける保護管接続構造
  2. 【請求項2】該融着継手の一方の側端部には内ねじリン
    グとベルマウスとが螺着される外ねじ筒部を設け、他方
    の側端には該管固定板の継手挿着口の周縁に係合するフ
    ランジを設けた請求項1に記載のハンドホールにおける
    保護管接続構造
  3. 【請求項3】該保護管は直管である請求項1または2に
    記載のハンドホールにおける保護管接続構造
JP37500299A 1999-12-28 1999-12-28 ハンドホールにおける保護管接続構造 Withdrawn JP2001187983A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517167A (ja) * 2003-11-25 2007-06-28 ペトロテクニク リミテッド パイプと壁の間の連結
CN101440898A (zh) * 2003-11-25 2009-05-27 石油技术有限公司 管与壁之间的连接

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Effective date: 20070306