JPH1087258A - コンテナ用スプレッダ - Google Patents
コンテナ用スプレッダInfo
- Publication number
- JPH1087258A JPH1087258A JP24080696A JP24080696A JPH1087258A JP H1087258 A JPH1087258 A JP H1087258A JP 24080696 A JP24080696 A JP 24080696A JP 24080696 A JP24080696 A JP 24080696A JP H1087258 A JPH1087258 A JP H1087258A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- spreader
- guide
- twist lock
- corners
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上下のコンテナの位置合わせを正確にする。
【解決手段】 先端にＴ字状の金具を有するツイストロ
ックピンをコンテナの４隅に設けられたコンテナすみ金
具の長孔内に挿入して回動することによりコンテナを把
持するツイストロック装置を４隅に設けたコンテナ用ス
プレッダにおいて、該ツイストロック装置の近傍に、ガ
イド昇降用ロッドを介してコンテナ用スプレッダに支持
され、昇降装置により、コンテナを掴むときは上昇して
コンテナをガイドし、掴んだコンテナを他のコンテナ上
に積卸すときは把持しているコンテナの下端部よりわず
かに下方まで降下して上下のコンテナの位置合わせをす
る昇降可能なコンテナガイドを装着した。
ックピンをコンテナの４隅に設けられたコンテナすみ金
具の長孔内に挿入して回動することによりコンテナを把
持するツイストロック装置を４隅に設けたコンテナ用ス
プレッダにおいて、該ツイストロック装置の近傍に、ガ
イド昇降用ロッドを介してコンテナ用スプレッダに支持
され、昇降装置により、コンテナを掴むときは上昇して
コンテナをガイドし、掴んだコンテナを他のコンテナ上
に積卸すときは把持しているコンテナの下端部よりわず
かに下方まで降下して上下のコンテナの位置合わせをす
る昇降可能なコンテナガイドを装着した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナクレーン
の吊り具として使用されるコンテナ用スプレッダに係
り、特にコンテナヤードに設置されるコンテナクレーン
のコンテナ用スプレッダに関するものである。
の吊り具として使用されるコンテナ用スプレッダに係
り、特にコンテナヤードに設置されるコンテナクレーン
のコンテナ用スプレッダに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】コンテナクレーンは、岸壁に設置されコ
ンテナ船にコンテナの積込み積卸しを行うものと、岸壁
後方のコンテナヤードに設置されコンテナの積付けまた
は払い出しを行うものとの２種類がある。また、これら
のコンテナクレーンには、コンテナヤード上に敷設した
レール上走行するものと、タイヤ式のものがあり、いず
れも、吊り具としてコンテナ用スプレッダ（スプレッ
ダ）が装備されている。
ンテナ船にコンテナの積込み積卸しを行うものと、岸壁
後方のコンテナヤードに設置されコンテナの積付けまた
は払い出しを行うものとの２種類がある。また、これら
のコンテナクレーンには、コンテナヤード上に敷設した
レール上走行するものと、タイヤ式のものがあり、いず
れも、吊り具としてコンテナ用スプレッダ（スプレッ
ダ）が装備されている。
【０００３】図８は岸壁後方のコンテナヤードｊに設置
されたコンテナクレーンａの概略説明図である。コンテ
ナクレーンａは、コンテナヤードｊ上に敷設したレール
ｉ上を車輪ｂを介して走行可能に載置されている。この
コンテナクレーンａには、トロリｄがレールｉと直交す
る方向に移動可能に設けられている。このトロリｄに
は、コンテナｃの吊り具であるスプレッダｈを吊り下げ
て巻き上げ巻き下げする巻上装置ｆが設けられている。
なお、ｅはトロリｄの車輪であり、ｇはワイヤロープで
ある。
されたコンテナクレーンａの概略説明図である。コンテ
ナクレーンａは、コンテナヤードｊ上に敷設したレール
ｉ上を車輪ｂを介して走行可能に載置されている。この
コンテナクレーンａには、トロリｄがレールｉと直交す
る方向に移動可能に設けられている。このトロリｄに
は、コンテナｃの吊り具であるスプレッダｈを吊り下げ
て巻き上げ巻き下げする巻上装置ｆが設けられている。
なお、ｅはトロリｄの車輪であり、ｇはワイヤロープで
ある。
【０００４】スプレッダｈの４隅には、先端にＴ字状の
金具を有するツイストロックピンを、コンテナｃの４隅
に設けられたコンテナすみ金具の長孔内に挿入して略９
０°回動することによりコンテナｃを把持するツイスト
ロック装置（図示せず）が設けられている。このスプレ
ッダｈの４隅には、スプレッダｈをコンテナｃ上に着床
する際、スプレッダｈをガイドするコンテナガイドｋが
設けられている。
金具を有するツイストロックピンを、コンテナｃの４隅
に設けられたコンテナすみ金具の長孔内に挿入して略９
０°回動することによりコンテナｃを把持するツイスト
ロック装置（図示せず）が設けられている。このスプレ
ッダｈの４隅には、スプレッダｈをコンテナｃ上に着床
する際、スプレッダｈをガイドするコンテナガイドｋが
設けられている。
【０００５】コンテナｃを吊るときは、コンテナクレー
ンａを目的の位置まで走行させるとともに、トロリｄを
コンテナｃの上方まで移動させる。そして、スプレッダ
ｈをコンテナガイドｋにガイドさせながらコンテナｃの
上に卸して着床させ、ツイストロックピン先端のＴ字状
の金具をコンテナｃの４隅に設けられたコンテナすみ金
具の長孔内に挿入し、ツイストロックピンを略９０度回
動してコンテナｃを把持するようになっている。
ンａを目的の位置まで走行させるとともに、トロリｄを
コンテナｃの上方まで移動させる。そして、スプレッダ
ｈをコンテナガイドｋにガイドさせながらコンテナｃの
上に卸して着床させ、ツイストロックピン先端のＴ字状
の金具をコンテナｃの４隅に設けられたコンテナすみ金
具の長孔内に挿入し、ツイストロックピンを略９０度回
動してコンテナｃを把持するようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンテ
ナヤードのような地面が必ずしも平坦でない場所に複数
個のコンテナを積み重ねる場合、スプレッダで吊ったコ
ンテナと下側のコンテナの位置を正確に合わせすること
は難しく、したがって、近年、コンテナクレーンの荷役
効率向上のためにコンテナクレーンの無人化、自動化が
要求されていながら実用化されていないのが実情であ
る。
ナヤードのような地面が必ずしも平坦でない場所に複数
個のコンテナを積み重ねる場合、スプレッダで吊ったコ
ンテナと下側のコンテナの位置を正確に合わせすること
は難しく、したがって、近年、コンテナクレーンの荷役
効率向上のためにコンテナクレーンの無人化、自動化が
要求されていながら実用化されていないのが実情であ
る。
【０００７】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするもので、スプレッダで吊ったコンテナと下側の
コンテナの位置を正確に合わせすることのできるコンテ
ナ用スプレッダを提供することを目的とするものであ
る。
うとするもので、スプレッダで吊ったコンテナと下側の
コンテナの位置を正確に合わせすることのできるコンテ
ナ用スプレッダを提供することを目的とするものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、先端にＴ字状の金具を有するツイストロ
ックピンをコンテナの４隅に設けられたコンテナすみ金
具の長孔内に挿入して回動することによりコンテナを把
持するツイストロック装置を４隅に設けたコンテナ用ス
プレッダにおいて、該ツイストロック装置の近傍に、ガ
イド昇降用ロッドを介してコンテナ用スプレッダに支持
され、昇降装置により、コンテナを掴むときは上昇して
コンテナをガイドし、掴んだコンテナを他のコンテナ上
に積卸すときは把持しているコンテナの下端部よりわず
かに下方まで降下して上下のコンテナの位置合わせをす
る昇降可能なコンテナガイドを装着したことを特徴とす
るコンテナ用スプレッダを提供する。
め、本発明は、先端にＴ字状の金具を有するツイストロ
ックピンをコンテナの４隅に設けられたコンテナすみ金
具の長孔内に挿入して回動することによりコンテナを把
持するツイストロック装置を４隅に設けたコンテナ用ス
プレッダにおいて、該ツイストロック装置の近傍に、ガ
イド昇降用ロッドを介してコンテナ用スプレッダに支持
され、昇降装置により、コンテナを掴むときは上昇して
コンテナをガイドし、掴んだコンテナを他のコンテナ上
に積卸すときは把持しているコンテナの下端部よりわず
かに下方まで降下して上下のコンテナの位置合わせをす
る昇降可能なコンテナガイドを装着したことを特徴とす
るコンテナ用スプレッダを提供する。
【０００９】本発明の好ましい実施形態によれば、昇降
装置は、ラックとピニオンを有している。
装置は、ラックとピニオンを有している。
【００１０】上述のように構成されたコンテナ用スプレ
ッダによれば、スプレッダの４隅に設けたコンテナガイ
ドを昇降可能にし、コンテナを掴むときはコンテナガイ
ドを上昇させてコンテナの上方をガイドし、コンテナを
他のコンテナの上に積み重ねるときは降下させて下側の
コンテナの上方をガイドするようにしたので、上下のコ
ンテナ間にずれを生じることがなく、コンテナを正確に
積み重ねることができる。
ッダによれば、スプレッダの４隅に設けたコンテナガイ
ドを昇降可能にし、コンテナを掴むときはコンテナガイ
ドを上昇させてコンテナの上方をガイドし、コンテナを
他のコンテナの上に積み重ねるときは降下させて下側の
コンテナの上方をガイドするようにしたので、上下のコ
ンテナ間にずれを生じることがなく、コンテナを正確に
積み重ねることができる。
【００１１】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の
形態について図面を参照して説明する。図１ないし図５
は、本発明の一実施形態を示すもので、図１はスプレッ
ダの正面図、図２はスプレッダの側面図、図３は図１の
Ａ−Ａ矢視図、図４はコンテナガイドの一部拡大平面
図、図５は図４のＢ−Ｂ矢視図である。
形態について図面を参照して説明する。図１ないし図５
は、本発明の一実施形態を示すもので、図１はスプレッ
ダの正面図、図２はスプレッダの側面図、図３は図１の
Ａ−Ａ矢視図、図４はコンテナガイドの一部拡大平面
図、図５は図４のＢ−Ｂ矢視図である。
【００１２】図１および図２において、１はスプレッダ
で、コンテナクレーン（図示せず）にワイヤロープ７に
より吊り下げられて昇降する。なお、このコンテナクレ
ーンは、図７に示した従来のコンテナクレーンと実質的
に同じである。このスプレッダ１は、中央部の固定フレ
ーム１ａと、この固定フレーム１ａの左右に設けられた
伸縮フレーム１ｂとから構成されている。そして、伸縮
フレーム１ｂは、図示しない伸縮装置によりコンテナの
大きさ応じて伸縮されるようになっている。なお、６は
ワイヤロープ７のロープシーブであり、８はケーブルバ
ケットである。
で、コンテナクレーン（図示せず）にワイヤロープ７に
より吊り下げられて昇降する。なお、このコンテナクレ
ーンは、図７に示した従来のコンテナクレーンと実質的
に同じである。このスプレッダ１は、中央部の固定フレ
ーム１ａと、この固定フレーム１ａの左右に設けられた
伸縮フレーム１ｂとから構成されている。そして、伸縮
フレーム１ｂは、図示しない伸縮装置によりコンテナの
大きさ応じて伸縮されるようになっている。なお、６は
ワイヤロープ７のロープシーブであり、８はケーブルバ
ケットである。
【００１３】２はスプレッダ１の４隅に設けられたツイ
ストロック装置である。このツイストロック装置２は、
先端にＴ字状の金具２ｂを有するツイストロックピン２
ａと、スプレッダ１に固着されてツイストロックピン２
ａを内嵌し、スプレッダ１の下方に突出したピンホルダ
２ｄと、ツイストロックピン２ａの上端に連結されてツ
イストロックピン２ａを回動するツイストロック用油圧
シリンダ２ｃとから構成されている。
ストロック装置である。このツイストロック装置２は、
先端にＴ字状の金具２ｂを有するツイストロックピン２
ａと、スプレッダ１に固着されてツイストロックピン２
ａを内嵌し、スプレッダ１の下方に突出したピンホルダ
２ｄと、ツイストロックピン２ａの上端に連結されてツ
イストロックピン２ａを回動するツイストロック用油圧
シリンダ２ｃとから構成されている。
【００１４】３はツイストロック装置２の近傍に昇降可
能に装着されたコンテナガイドである。このコンテナガ
イド３は、スプレッダ１の４隅に設けられた貫通孔１ｃ
に挿入されて昇降する内面にラック４ｃを有するガイド
昇降用ロッド３ｂと、このガイド昇降用ロッド３ｂの下
端部に固着されたラッパ状のフリッパ３ａとから構成さ
れている。なお、３ｄはフリッパ３ａの内端面に設けた
コンテナガイド３の揺れを防止する係止部材である。
能に装着されたコンテナガイドである。このコンテナガ
イド３は、スプレッダ１の４隅に設けられた貫通孔１ｃ
に挿入されて昇降する内面にラック４ｃを有するガイド
昇降用ロッド３ｂと、このガイド昇降用ロッド３ｂの下
端部に固着されたラッパ状のフリッパ３ａとから構成さ
れている。なお、３ｄはフリッパ３ａの内端面に設けた
コンテナガイド３の揺れを防止する係止部材である。
【００１５】４はコンテナガイド３の昇降装置である。
この昇降装置４は、ピニオン４ａと、このピニオン４ａ
を回転する油圧モータ４ｂとから構成されており、ピニ
オン４ａをガイド昇降用ロッド３ｂのラック４ｃに噛合
させてコンテナガイド３を昇降させる。
この昇降装置４は、ピニオン４ａと、このピニオン４ａ
を回転する油圧モータ４ｂとから構成されており、ピニ
オン４ａをガイド昇降用ロッド３ｂのラック４ｃに噛合
させてコンテナガイド３を昇降させる。
【００１６】５はコンテナで、上下端の４隅に、外端を
コンテナ５の外端よりわずかに突出するようにして上端
すみ金具５ａと下端すみ金具５ｂとを設けている（図
４）。また、上端すみ金具５ａおよび下端すみ金具５ｂ
には、長孔５ｃが設けられている（図３，図４）。な
お、５ｄは突出部で、フリッパ３ａの内端面に設けた係
止部材ｄを係止してコンテナガイド３の揺れを防止する
ようにしている（図４，図５）。
コンテナ５の外端よりわずかに突出するようにして上端
すみ金具５ａと下端すみ金具５ｂとを設けている（図
４）。また、上端すみ金具５ａおよび下端すみ金具５ｂ
には、長孔５ｃが設けられている（図３，図４）。な
お、５ｄは突出部で、フリッパ３ａの内端面に設けた係
止部材ｄを係止してコンテナガイド３の揺れを防止する
ようにしている（図４，図５）。
【００１７】次に本実施形態の作用について、図６およ
び図７により説明する。図６（Ａ）はスプレッダ１がコ
ンテナヤード９上に置かれているコンテナ５の上方に移
動してコンテナ５を掴もうとしている状態を示してい
る。このときコンテナガイド３は、昇降装置４により上
方に上昇してスプレッダ１の下側に位置している。この
ような状態でスプレッダ１をコンテナガイド３にガイド
させながら吊り卸し、図６（Ｂ）に示すように、スプレ
ッダ１をコンテナ５の上に着床させる。着床後、スプレ
ッダ１はツイストロック装置２のＴ字状金具をコンテナ
５の上端すみ金具５ａの長孔５ｃ内に挿入し、略９０°
回動してコンテナ５を把持する。そして、コンテナ５を
吊り上げて他のコンテナヤード９に移動する。
び図７により説明する。図６（Ａ）はスプレッダ１がコ
ンテナヤード９上に置かれているコンテナ５の上方に移
動してコンテナ５を掴もうとしている状態を示してい
る。このときコンテナガイド３は、昇降装置４により上
方に上昇してスプレッダ１の下側に位置している。この
ような状態でスプレッダ１をコンテナガイド３にガイド
させながら吊り卸し、図６（Ｂ）に示すように、スプレ
ッダ１をコンテナ５の上に着床させる。着床後、スプレ
ッダ１はツイストロック装置２のＴ字状金具をコンテナ
５の上端すみ金具５ａの長孔５ｃ内に挿入し、略９０°
回動してコンテナ５を把持する。そして、コンテナ５を
吊り上げて他のコンテナヤード９に移動する。
【００１８】図７（Ａ）はスプレッダ１が図６で吊り上
げたコンテナ５を、他のコンテナヤード９に置かれてい
る他のコンテナ５（ここでは２段積みされている）の上
方に移動して下側のコンテナ５上に積み卸そうとしてい
る状態を示している。このときコンテナガイド３は、昇
降装置４により下方にＬの長さ分降下し、把持している
コンテナ５の下端部よりわずかに降下している。このよ
うな状態で把持しているコンテナ５をコンテナガイド３
にガイドさせながら吊り卸し、図７（Ｂ）に示すよう
に、コンテナ５を下側のコンテナ５の上に着床させる。
着床後、スプレッダ１はツイストロック装置２のＴ字状
金具を略９０°回動してコンテナ５の上端すみ金具５ａ
の長孔５ｃ内から外す。そして、図７（Ｂ）に示すよう
に、昇降装置４によりコンテナガイド３を再び上昇させ
てスプレッダ１の下側に位置させ、スプレッダ１を吊り
上げて他の場所に移動する。このように、これらの作業
を繰り返しながらコンテナ５のコンテナヤード９への積
み重ね作業を繰り返し行う。
げたコンテナ５を、他のコンテナヤード９に置かれてい
る他のコンテナ５（ここでは２段積みされている）の上
方に移動して下側のコンテナ５上に積み卸そうとしてい
る状態を示している。このときコンテナガイド３は、昇
降装置４により下方にＬの長さ分降下し、把持している
コンテナ５の下端部よりわずかに降下している。このよ
うな状態で把持しているコンテナ５をコンテナガイド３
にガイドさせながら吊り卸し、図７（Ｂ）に示すよう
に、コンテナ５を下側のコンテナ５の上に着床させる。
着床後、スプレッダ１はツイストロック装置２のＴ字状
金具を略９０°回動してコンテナ５の上端すみ金具５ａ
の長孔５ｃ内から外す。そして、図７（Ｂ）に示すよう
に、昇降装置４によりコンテナガイド３を再び上昇させ
てスプレッダ１の下側に位置させ、スプレッダ１を吊り
上げて他の場所に移動する。このように、これらの作業
を繰り返しながらコンテナ５のコンテナヤード９への積
み重ね作業を繰り返し行う。
【００１９】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、コンテナガイドの昇降はピニオンと
ラックによらずねじ機構によってもよいなど本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
ではなく、例えば、コンテナガイドの昇降はピニオンと
ラックによらずねじ機構によってもよいなど本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
ンテナガイドを昇降可能にし、コンテナを掴むときはコ
ンテナガイドを上昇させてコンテナの上方をガイドし、
コンテナを他のコンテナの上に積み重ねるときは降下さ
せて下側のコンテナの上方をガイドするので、上下のコ
ンテナの間にずれがなく正確に位置を合わせをすること
ができる。コンテナの位置が正確なので、スプレッダと
コンテナとの位置合わせが容易となり、コンテナクレー
ンの無人化、自動化が可能となり、コンテナクレーンの
荷役効率の向上を図ることができるなどの優れた効果を
有する。
ンテナガイドを昇降可能にし、コンテナを掴むときはコ
ンテナガイドを上昇させてコンテナの上方をガイドし、
コンテナを他のコンテナの上に積み重ねるときは降下さ
せて下側のコンテナの上方をガイドするので、上下のコ
ンテナの間にずれがなく正確に位置を合わせをすること
ができる。コンテナの位置が正確なので、スプレッダと
コンテナとの位置合わせが容易となり、コンテナクレー
ンの無人化、自動化が可能となり、コンテナクレーンの
荷役効率の向上を図ることができるなどの優れた効果を
有する。
【図１】本発明のスプレッダの正面図である。
【図２】本発明のスプレッダの側面図である。
【図３】図１のＡ−Ａ矢視図である。
【図４】コンテナガイドの一部拡大平面図である。
【図５】図３のＢ−Ｂ矢視図である。
【図６】スプレッダをコンテナの上方まで移動し、スプ
レッダをコンテナ上に吊り卸そうとしている状態を示す
図である。 （Ａ）スプレッダをコンテナ上に吊り卸す状態を示す図
である。 （Ｂ）スプレッダをコンテナ上に着床させた状態を示す
図である。
レッダをコンテナ上に吊り卸そうとしている状態を示す
図である。 （Ａ）スプレッダをコンテナ上に吊り卸す状態を示す図
である。 （Ｂ）スプレッダをコンテナ上に着床させた状態を示す
図である。
【図７】コンテナを掴んだスプレッダを他のコンテナの
上方まで移動し、コンテナを下側のコンテナ上に積み重
ねようとしている状態を示す図である。 （Ａ）コンテナを掴んだスプレッダを他のコンテナの上
方まで移動し、コンテナを下側のコンテナ上に積み重ね
る状態を示す図である。 （Ｂ）コンテナを下側のコンテナ上に着床させた状態を
示す図である。 （Ｃ）コンテナを下側のコンテナ上に積み重ねコンテナ
ガイドを上昇させた状態を示す図である。
上方まで移動し、コンテナを下側のコンテナ上に積み重
ねようとしている状態を示す図である。 （Ａ）コンテナを掴んだスプレッダを他のコンテナの上
方まで移動し、コンテナを下側のコンテナ上に積み重ね
る状態を示す図である。 （Ｂ）コンテナを下側のコンテナ上に着床させた状態を
示す図である。 （Ｃ）コンテナを下側のコンテナ上に積み重ねコンテナ
ガイドを上昇させた状態を示す図である。
【図８】従来のコンテナクレーンの概要図である。
１ コンテナ用スプレッダ １ａ 固定フレーム １ｂ 伸縮フレーム １ｃ 貫通孔 ２ ツイストロック装置 ２ａ ツイストロックピン ２ｂ Ｔ字状金具 ２ｃ 油圧シリンダ ２ｄ ピンホルダ ３ コンテナガイド ３ａ フリッパ ３ｂ ガイド昇降用ロッド ４ 昇降装置 ４ａ ピニオン ４ｂ 油圧モータ ４ｃ ラック ５ コンテナ ５ａ 上端すみ金具 ５ｂ 下端すみ金具 ５ｃ 長孔 ５ｄ 突出部 ６ ロープシーブ ７ ワイヤロープ ８ ケーブルバケット ９ コンテナヤード
Claims (2)
- 【請求項１】 先端にＴ字状の金具を有するツイストロ
ックピンをコンテナの４隅に設けられたコンテナすみ金
具の長孔内に挿入して回動することによりコンテナを把
持するツイストロック装置を４隅に設けたコンテナ用ス
プレッダにおいて、該ツイストロック装置の近傍に、ガ
イド昇降用ロッドを介してコンテナ用スプレッダに支持
され、昇降装置により、コンテナを掴むときは上昇して
コンテナをガイドし、掴んだコンテナを他のコンテナ上
に積卸すときは把持しているコンテナの下端部よりわず
かに下方まで降下して上下のコンテナの位置合わせをす
る昇降可能なコンテナガイドを装着したことを特徴とす
るコンテナ用スプレッダ。 - 【請求項２】 昇降装置は、ラックとピニオンを有して
いる請求項１記載のコンテナ用スプレッダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24080696A JPH1087258A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | コンテナ用スプレッダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24080696A JPH1087258A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | コンテナ用スプレッダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1087258A true JPH1087258A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17064972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24080696A Pending JPH1087258A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | コンテナ用スプレッダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1087258A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109292453A (zh) * | 2018-12-01 | 2019-02-01 | 上海成业智能科技股份有限公司 | 集装箱锁销磁控智能分拣装置及其控制方法 |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP24080696A patent/JPH1087258A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109292453A (zh) * | 2018-12-01 | 2019-02-01 | 上海成业智能科技股份有限公司 | 集装箱锁销磁控智能分拣装置及其控制方法 |
| CN109292453B (zh) * | 2018-12-01 | 2023-12-19 | 上海成业智能科技股份有限公司 | 集装箱锁销磁控智能分拣装置及其控制方法 |
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