JPH1086480A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH1086480A
JPH1086480A JP18086797A JP18086797A JPH1086480A JP H1086480 A JPH1086480 A JP H1086480A JP 18086797 A JP18086797 A JP 18086797A JP 18086797 A JP18086797 A JP 18086797A JP H1086480 A JPH1086480 A JP H1086480A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回復動作に影響を与えることなく、ヘッドギ
ャップの調整ができる印字装置を提供する。 【解決手段】 調整レバー21に設けられている接点部
材31とキャリッジ7の側面に設けられている抵抗部材
32との接続関係により決定される抵抗値に基づいて出
力される電圧を、ヘッドギャップとして検出する。検出
されたヘッドギャップに応じて、キャッピング機構を制
御して、キャッピング機構によるキャッピング動作時に
おけるキャップの進退量を調整する。このようにして、
ヘッドギャップにかかわりなく、印字ヘッド12のノズ
ル面を気密的に覆うキャップのキャッピング動作が効果
的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対しイ
ンクを噴射して印字する印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクの液滴を飛翔させて記録
媒体に記録させるインクジェットプリンタは、本体ケー
スの内部に、インクジェット式の印字ヘッドおよびその
印字ヘッドに供給するインクを収容するインクカートリ
ッジを交換可能に搭載する記録装置と、記録媒体を搬送
する搬送装置と、その搬送装置によって搬送される記録
媒体の大きさに応じて、記録装置を往復移動させるキャ
リッジ装置とを備える。
【0003】このようなインクジェットプリンタにおい
て、記録媒体の厚さにかかわらず良好な印字性能を確保
するために、印字ヘッドと記録媒体との間隔であるヘッ
ドギャップを指示するギャップ指示手段を設けることが
知られている。そのようなものでは、ギャップ指示手段
で使用者がヘッドギャップを指示すると、ギャップ調整
機構が、ヘッドギャップに応じて印字ヘッドの位置を変
更し、ヘッドギャップを調整する。
【0004】また、印字ヘッドからの良好なインク吐出
状態を維持するために、吸引キャップで印字ヘッドを覆
いその印字ヘッド内のインクを吸引除去する回復装置を
設けることも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ギャッ
プ調整機構で記録媒体の厚さに合わせてヘッドギャップ
を調整するために、印字ヘッドの位置を変更すると、そ
れに伴って吸引キャップと印字ヘッドとの間隔も変化し
てしまう。特に、ヘッドギャップを調整するために、印
字ヘッドが記録媒体から離れる方向に移動させられる
と、吸引キャップと印字ヘッドとの間隔が広がってしま
う。すると、吸引キャップが印字ヘッドのノズル面を覆
う場合の気密性が損なわれ、効果的な吸引ができず、充
分な回復動作が行えなくなる。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、回復動作に影響を与えることなく、ヘッドギャップ
の調整ができる印字装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体に対
しインクを噴射して印字する印字ヘッドと、該印字ヘッ
ドのノズル面を気密的に覆うキャップを有し該キャップ
を印字ヘッドのノズル面に進退可能に接触させるキャッ
ピング機構と、前記印字ヘッドと記録媒体との間隔であ
るヘッドギャップを指示するギャップ指示手段を有し該
ギャップ指示手段の指示する量にヘッドギャップを調整
するギャップ調整機構とを備える印字装置を前提とする
もので、前記ギャップ指示手段により指示されたヘッド
ギャップを検出するヘッドギャップ検出手段と、該ヘッ
ドギャップ検出手段よりの信号を受け、前記キャッピン
グ機構を制御して、前記キャッピング機構によるキャッ
ピング動作時におけるキャップの進退量を調整するキャ
ップ位置調整手段とを備える。
【0008】よって、キャップ位置調整手段によって、
キャッピング機構を制御して、ヘッドギャップ検出手段
によって検出されるヘッドギャップに応じて、前記キャ
ッピング機構によるキャッピング動作時におけるキャッ
プの進退量が調整され、ヘッドギャップにかかわりな
く、キャッピング動作が効果的に行われる。
【0009】また、前記キャップが、印字ヘッドの回復
動作を行うための吸引キャップであり、該吸引キャップ
を印字ヘッドのノズル面に接触させて印字ヘッド内のイ
ンクをノズルより吸引除去する回復装置を備える。
【0010】前記ギャップ指示手段は、調整レバーであ
り、該調整レバーの回転量によりヘッドギャップを決定
させるものであり、前記ギャップ調整機構は、前記調整
レバーが、前記調整レバーと一体に回転する偏心カラー
を介して、調整レバーの中心とガイドロッドの中心とが
ずれるようにガイドロッドに嵌合され、調整レバーの回
転により前記印字ヘッドを記録媒体に対して進退移動さ
せるものである。よって、調整レバーの回転によってヘ
ッドギャップが決定されると、該調整レバーの回転に連
動して、印字ヘッドが記録媒体に対し進退移動され、所
定のヘッドギャップとされる。
【0011】前記ヘッドギャップ検出手段は、調整レバ
ーの回転量を電気抵抗として検出し、該電気抵抗に基づ
きヘッドギャップを検出するものである。
【0012】また、前記キャップ位置調整手段は、前記
キャップに連係されかつ回転により前記キャップの進退
量を制御するカム部材を有し、該カム部材の回転量を調
整するものである。よって、キャップに連係されたカム
部材を回転することで、キャップの進退量が制御され
る。
【0013】また、前記ギャップ指示手段は、記録媒体
に応じたギャップ量が設定されており、記録媒体を選択
することでヘッドギャップを決定するものであり、前記
ヘッドギャップ検出手段は、前記ギャップ指示手段によ
り選択された記録媒体の種類を受けて、対応したヘッド
ギャップを検出するようにすることもできる。
【0014】さらに、最適な用紙送りや印字条件を実現
するために、前記ヘッドギャップ検出手段よりの信号を
受け、前記印字ヘッドに印加する信号を制御して、イン
ク液滴の噴射条件を調整する噴射条件調整手段を備える
ようにしたり、印字状況に応じて記録媒体を適宜送る紙
送り手段と、前記ヘッドギャップ検出手段よりの信号を
受け、該紙送り手段を制御して、1回当たりの紙送り手
段の駆動量を調整する駆動量調整手段を備えるようにす
ることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】第1の実施の形態である印字装置であるイ
ンクジェットプリンタの概略構成を示す図1において、
インクジェットプリンタ1はプリンタフレーム2を有
し、該プリンタフレーム2には、記録用紙3(記録媒
体)を搬送するための円筒形状のプラテンローラ4が軸
4Aを回転中心として回転可能に設けられ、このプラテ
ンローラ4と平行にガイドロッド5が設けられている。
そして、ガイドロッド5には、キャリッジ7が、プラテ
ンローラ4の軸線と平行な方向に往復移動可能に嵌挿さ
れ、また、キャリッジ7は、ガイドロッド5周りに回転
可能に支持されている。
【0017】キャリッジ7は、プリンタフレーム2の下
部に設けられたキャリッジ・モータ8によりベルト9お
よびプーリ10,11を介して駆動される。キャリッジ
7には、記録用紙3に対しインクを噴射して印字する印
字ヘッド12および該印字ヘッド12にインクを供給す
るインクカートリッジ13が設けられている。また、キ
ャリッジ7の背面下部に設けられている係合部7A(図
2参照)がプリンタフレーム2に固定されているガイド
プレート6と係合することによって、キャリッジ7およ
び印字ヘッド12の姿勢は、プリンタフレーム2に対し
一定の位置関係を保つようにされている。
【0018】また、図3および図4に示すように、印字
ヘッド12とインクカートリッジ13はヘッドユニット
33に搭載された状態でキャリッジ7上に設けられてお
り、フレキシブルなプリント基板34(いわゆるディン
プルFPC)によって印字ヘッド12へ印字データが送
られる。また、ヘッドユニット33とプリント基板34
との間には、キャリッジ7の移動によるプリント基板3
4への衝撃を吸収するためのバックアップゴム35が設
けられている。
【0019】また、プリンタフレーム2には、印字ヘッ
ド12のインク吐出状態が悪化したときにこれを回復す
るための回復装置として、印字ヘッド12のノズル面を
気密的に覆う吸引キャップ14と、該吸引キャップ14
に接続され該吸引キャップ14を印字ヘッド12のノズ
ル面に接触させて印字ヘッド12内の劣化したインクを
ノズルより吸引除去する吸引ポンプ15とが設けられて
いる。
【0020】さらに、プリンタフレーム2には、記録用
紙3を送るためにプラテンローラ4を回転駆動する紙送
りモータ16が設けられている。この紙送りモータ16
は、回復装置を駆動させるのにも用いられるものであ
り、駆動伝達機構(図示せず)の切換えにより、回復装
置を駆動タイミングを制御しつつ駆動するカム部材41
を回転駆動するようになっている。
【0021】続いて、図2〜図5を参照しつつ、印字ヘ
ッド12と記録用紙3との間隔であるヘッドギャップを
調整するギャップ調整機構について説明する。
【0022】図2〜図5に示すように、印字ヘッド12
と記録用紙3との間隔であるヘッドギャップを指示する
ギャップ指示手段である調整レバー21が、ガイドロッ
ド5に、偏心カラー21Aを介して偏心して嵌挿されて
いる。偏心カラー21Aは、調整レバー21と一体に動
作するように、ガイドロッド5の外周面に摺動可能かつ
回転可能に嵌合されており、一定の偏心量をもってキャ
リッジ7を回転可能に保持している。調整レバー21と
偏心カラー21Aは、調整レバー21の回転中心とキャ
リッジ7に対する偏心カラー21Aの回転中心とに一定
の偏心量が生じるように構成されている。
【0023】このような偏心回転機構により、偏心カラ
ー21Aを介して調整レバー21が偏心して回転される
と、その回転に連動して、キャリッジ7(印字ヘッド1
2)は記録用紙3の用紙面(印字面)に対して垂直方向
に進退移動する。また、調整レバー21の外周のキャリ
ッジ7側面上には、記録用紙3の厚さ、種類等に対応す
る目盛が設けられており、そのいずれかの目盛に、調整
レバー21を回転して調整レバー21の外周の所定の位
置に設けられている基準点を合わせることにより、記録
用紙3の厚さ、種類等に対応するヘッドギャップが設定
されるようにキャリッジ7を移動させることができる。
すなわち、調整レバー21の回転量によりヘッドギャッ
プが調整される。
【0024】また、図3に示すように、キャリッジ7と
偏心カラー21Aとの間にバネ部材30が設けられ、こ
のバネ部材30により、偏心カラー21Aと一体に形成
されている調整レバー21はキャリッジ7に対して付勢
されている。そのため、調整レバー21は、回転された
任意の位置に保持されることが可能である。さらに、本
実施の形態においては、操作者が調整レバー21を回転
させることにより、へッドギヤップの量を決定するよう
にしているが、調整レバー21を設けずに、使用する記
録用紙3の種類に応じてモータを駆動することにより所
定量偏心カラー21Aを回転させて、その回転した位置
を保持するような構成にしてもよい。
【0025】次に、調整レバー21の回転によるキャリ
ッジ7の移動について図4および図5を参照して説明す
る。
【0026】上述したように、調整レバー21は偏心カ
ラー21Aによって、調整レバー21の回転中心とガイ
ドロッド5の回転中心とがずれるようにガイドロッド5
に嵌合されている。そのため、図4に示す状態から図5
に示す状態に調整レバー21が時計回りに回転される
と、調整レバー21は偏心カラー21Aとともにガイド
ロッド5を回転中心として回転する。すると、キャリッ
ジ7はプラテンローラ4に近づく方向へ水平移動して、
ヘッドギャップは、図4に示すヘッドギャップD1から
図5に示すヘッドギャップD2に減少する。なお、この
ヘッドギャップの調整については、特開平8−2073
8号公報に説明されている。
【0027】次いで、図4および図5を参照しつつ、前
述した調整レバー21(ギャップ指示手段)により指示
されたヘッドキャップを検出するヘッドギャップ検出手
段について説明する。
【0028】また、図4および図5に示すように、調整
レバー21のキャリッジ7に対向する面には接点部材3
1が設けられており、また、キャリッジ7の調整レバー
21に対向する面には、調整レバー21の回転とそれに
伴うキャリッジ7の移動によって生じる接点部材31の
軌跡に対応してほぼ円弧状に抵抗部材32が設けられて
いる。そして、接点部材31と抵抗部材32は互いに接
するように設けられており、調整レバー21の回転に伴
って、接点部材31と抵抗部材32の相対位置も変化す
る。そして、接点部材31と抵抗部材32との関係によ
って、調整レバー21の回転によって生ずる電気抵抗に
基づいて求められる電圧を、調整レバー21の回転量と
して検出することができる。このようにして、接点部材
31および抵抗部材32を利用して、調整レバー21の
回転量を電気抵抗として検出し、その電気抵抗に基づき
ヘッドギャップを検出している。
【0029】次に、図6を参照して、接点部材31およ
び抵抗部材32について説明する。
【0030】抵抗部材32の印字ヘツド12から離れた
端部32Aは、5Vの電圧を出力する電源に接続されて
おり、もう一方の端部32Bはアースされている。接点
部材31が接する抵抗部材32の位置によって抵抗値が
決まり、その抵抗値により得られる電圧が出力部66か
らCPU53(図9参照)へ出力される。例えば、接点
部材31が抵抗部材32の端部32B側に接している場
合には、抵抗値は高くなるので、出力部66から出力さ
れる電圧は低くなり、また、接点部材が抵抗部材32の
端部32A側に接している場合には、抵抗値は低くなる
ので、出力部66から出力される電圧は高くなる。
【0031】上述したように、記録用紙3の厚さに基づ
いて調整レバー21を回転させると、調整レバー21の
回転に伴って調整レバー21の裏面に設けられている接
点部材31も移動し、また、キャリッジ7も移動する。
その際、接点部材31が抵抗部材32に接しつつ移動す
るので、接点部材31と抵抗部材32との相対位置関係
が変化して、それに伴って電気的抵抗も変化する。調整
レバー21の回転位置と、接点部材31と抵抗部材32
との相対位置関係が変化することによって出力部66か
ら出力される出力電圧との関係は、図10(a)に示す
ように変化する。
【0032】詳細に説明すると、記録用紙3が厚い場合
には、図4に示すように、調整レバー21は回転され
ず、広いへッドギヤップ量が設定される。この場合に
は、接点部材31は抵抗部材32の端部32Bに接して
いるので、抵抗値は高くなり、出力部66から出力され
る電圧は低くなる。一方、記録用紙3が薄い場合には、
図5に示すように調整レバー21は時計回り方向に回転
され、ヘッドギヤップ量は小さくなる。この場合には、
接点部材31は抵抗部材32の端部32A側に接してい
るので、抵抗値は低くなり、出力部66から出力される
電圧は高くなる。
【0033】このように、記録用紙3が厚いほど電気的
抵抗が大きくなり、出力部66からの出力電圧は低くな
り、記録用紙3が薄いほど電気抵抗が小さくなり、出力
部66からの出力電圧は高くなるようになっている。記
録用紙3の厚さに応じて、CPU53のA/Dポートへ
の出力電圧が0〜5Vの範囲で変化する。
【0034】次に、前記回復装置について、図7および
図8を参照して説明する。
【0035】吸引キャップ14は、支持部材42に進退
可能に嵌挿されたロッド部材43の先端部にスプリング
44を介して連結されている。また、ロッド部材43の
後端部に設けられた係合部43Aが、カム部材41のカ
ム溝41Aに移動可能に係合している。これにより、吸
引キャップ14を印字ヘッド12のノズル面に進退可能
に接触させるキャッピング機構が構成される。
【0036】カム溝41Aはカム部材41に対して偏心
した位置に設けられており、カム部材41が回転するこ
とにより、ロッド部材43およびスプリング44を介し
て吸引キャップ14の印字ヘッド12に対する距離を変
化させる。このようにして、吸引キャップ14にロッド
部材43を介して連係されたカム部材41の回転角度
(回転量)を調整することによって、吸引キャップ14
の印字ヘッド12のノズル面に対する進退量が制御さ
れ、キャップ位置調整手段が構成される。カム部材41
は、紙送りモータ16により駆動されており、カム部材
41の回転角度は紙送りモータ16(ステップモータ)
の駆動パルス数をカウントすることにより調整される。
【0037】次に、インクジエットプリンタ1の制御機
構について、図9を参照して説明する。
【0038】この制御機構は、ヘッドドライバ51と、
ゲートアレイ52と、CPU53とを備えており、ヘッ
ドドライバ51は、印字ヘッド12の各チヤンネルに駆
動信号を印加する回路である。ゲートアレイ52は、パ
ソコン等のホストコンピユータ54からインタフェース
55を介して印字データ(コードデータ)を受け取り、
その印字データのイメージデータへの展開や、へッドド
ライバ51への転送等を行う回路である。ゲートアレイ
52には、展開したイメージデータを記憶するイメージ
メモリ56が付設されている。
【0039】CPU53は、インクジェットプリンタ1
の動作全体の統括制御を行うワンチップマイコンであ
る。CPU53とゲートアレイ52とはバス57で接続
されており、データやタイミング信号等のやりとりがで
きるようになっている。また、CPU53は、バス57
を介してROM58やRAM59にも接続されている。
そして、CPU53は、印字パラメータ等の設定操作や
表示を行うスイッチパネル60(SWパネル)や、機械
部分の駆動系61にも接続されている。ここで、駆動系
61には、調整レバー21の回転量を検出する接点部材
31および抵抗部材32、キャリッジモータ8や紙送り
モータ16およびそれらのための位置センサ等が含まれ
る。
【0040】次に、調整レバー21の回転量に応じたC
PU53によるカム部材41の回転量の制御について説
明する。
【0041】上述したように、調整レバー21の回転量
に応じて出力部66から出力される出力電圧が0〜5V
の範囲で変化する。CPU53は、その出力電圧の変化
に応じてカム部材41の回転量を、図8に示すθ2から
θ1の範囲で変化させ、吸引キャップ14の印字ヘッド
12に対する進退量を調整する。このように、記録用紙
3の厚さ、種類等に応じて吸引キヤップ14の印字へッ
ド12に対する進退量が調整される。調整レバー21の
回転に応じて出力部66から出力される出力電圧とカム
部材41の回転量の関係は、図10(b)に示す通りで
ある。つまり、出力電圧が0Vであるときはカム部材4
1の回転角度はθ2であり、出力電圧が5Vであるとき
はカム部材41の回転角度はθ1であり、出力電圧とカ
ム部材41の回転角度は比例関係にある。図10(a)
(b)に示すような、調整レバー21の回転に応じて出
力部66から出力される出力電圧とカム部材41の回転
量の関係については、ROM58に予め記憶されてい
る。
【0042】次に、上述したような構成のインクジエッ
トプリンタ1におけるへッドギヤップの調整および吸引
キャップ14のキャッピング動作について説明する。
【0043】操作者は、使用する記録用紙3の種類を決
めると、その記録用紙3の種類に応じたキャリッジ7上
の目盛まで調整レバー21を回転させて、へッドギヤッ
プ量を調整する。例えば、一般紙が使用される場合に
は、調整レバー21は一般紙の目盛のところまで回転さ
れる。すると、調整レバー21の回転位置により決定さ
れる抵抗値に基づいて求められる出力電圧3.4Vが出
力部66から出力される。そして、CPU53は、出力
部66からの出力をA/Dポートにより検出し、次に示
す表1に基づいてその出力電圧3.4Vの場合のカム部
材41の基準位置(回転角度0°)からの回転角度{θ
2+(θ1−θ2)×2/3}を求める。
【表1】 そして、求められた回転角度に基づいてカム部材41を
回転させる。この結果、使用する記録用紙3の厚さ、種
類等に対応して、ヘッドギャップの調整および吸引キヤ
ップ14と印字ヘッド12のノズル面との距離の調整が
される。そのため、記録用紙3に応じてヘッドギャップ
を変更しても、吸引キャップ14による回復動作を効果
的に行うことができる。更に、記録用紙3の厚さ、種類
等にかかわらず、常にほぼ同一の条件で吸引キャップ1
4が、印字ヘッド12のノズル面を覆うことができ、有
効な回復動作を行うことが可能となる。
【0044】続いて、第2の実施の形態について、図1
1〜図14を参照して説明する。尚、以下の説明におい
ては、第1の実施の形態と同様の部材については同一の
符号を用い、その詳細な説明を省略する。
【0045】第2の実施の形態においては、図11およ
び図12に示すように、記録用紙3の種類、例えば、封
筒、OHP紙、一般紙、トレース紙に対応して、抵抗部
材32の一部が、キャリッジ7の側面に4つの接点部7
1A,71B,71C,71Dとして、接点部材31と
接触可能に設けられている。4つの接点部71A,71
B,71C,71Dは調整レバー21の回転とそれに伴
うキャリッジ7の移動によって生じる接点部材31の移
動軌跡に対応してほぼ円弧状に設けられている。接点部
材31は突状に形成され、4つの接点部71A,71
B,71C,71Dは凹状に形成されており、それぞれ
の凹状の接点部71A,71B,71C,71Dと突状
の接点部材31が係脱可能に係合するようになっている
ため、それぞれの接点部71A,71B,71C,71
Dに接点部材31が係合した状態で調整レバー21はそ
の位置に保持される。ここで、例えば、接点部71Aは
封筒に対応した位置であり、接点部71BはOHP紙に
対応した位置であり、接点部71Cは一般紙に対応した
位置であり、接点部71Dはトレース紙に対応した位置
とされる。この第2の実施の形態においては、接点部材
31は、抵抗部材32に対しては接点部71A,71
B,71C,71Dのいずれかにおいてしか接触しない
ので、調整レバー21の回転位置と、接点部材31と抵
抗部材32との相対位置関係が変化することによって出
力部66に出力される出力電圧との関係は、図14に示
すように変化する。
【0046】第2の実施の形態の抵抗部材32につい
て、図13を参照して説明する。
【0047】第1の実施の形態と同じように、抵抗部材
32の端部32Aは、5Vの電圧を出力する電源に接続
されており、もう一方の端部32Bはアースされてい
る。接点部材31が接する抵抗部材32の接点部71
A,71B,71C,71Dによって抵抗値が決まり、
その抵抗値により得られる出力電圧が出力部66からC
PU53へ出力される。図13からわかるように、接点
部材31が接点部71Aに接触しているとき出力電圧は
0Vであり、接点部材31が接点部71Bに接触してい
るとき出力電力は1.7Vであり、接点部材31が接点
部71Cに接触しているとき出力電力は3.4Vであ
り、接点部材31が接点部71Dに接触しているとき出
力電力は5Vであり、出力電圧は、図14に示すように
階段状に変化していく。
【0048】次に、第2の実施の形態のインクジェット
ブリンタの動作について説明する。
【0049】操作者は、使用する記録用紙3の種類を選
択すると、その記録用紙3の種類に応じた接点部71
A,71B,71C,71Dまで調整レバー21を回転
させれば、ヘッドギャップが決定される。例えば、トレ
ース紙が使用される場合には、接点部71Dまで調整レ
バー21を回転させて、調整レバー21の接点部材31
の突状部分を接点部71Dの凹状部分に係合させて調整
レバー21を固定する。このヘッドギャップの調整に基
づく吸引キャップ14のキャッピング動作については、
第1の実施の形態と同じである。また、第1の実施の形
態と同じ効果が第2の実施の形態においても得られる。
【0050】また、記録用紙3の種類により、インクの
滲み度、インクの定着度、乾燥速さ等の特性が異なる。
よって、記録用紙3の特性に見合った噴射条件でインク
液滴を噴射することが望ましい。記録用紙3の特性を無
視して、常に同じ量のインク液滴で印字を行った場合に
は、インクが滲んでしまったり、インクが記録用紙3上
ですれてしまったりして、印字ヘッド12や紙送りロー
ラ等にインクが付着してしまったりするからである。
【0051】そこで、第3の実施の形態においては、出
力部66を介して接点部材31からCPU53(噴射条
件調整手段)に入力される出力電圧値によって印字へッ
ド12に印加する信号を制御してインク液滴の噴射条件
(噴射量)を調整するようにしている。出力電圧は、記
録用紙3の種類に対応しているので、それを利用して、
記録用紙3の種類に応じたインク液滴量に調整すること
ができる。前述した表1を参照して、一般紙の場合を基
準として具体的な例について説明する。まず、封筒の場
合には、普通は黒色単色で、比較的大きな文字で印字す
ることが多いため、一般紙の場合よりもインク液滴量を
多くする。OHP紙あるいはトレース紙の場合には、イ
ンクを吸収しないため、一般紙の場合よりもインク液滴
量を少なくする。このような構成においては、使用する
記録用紙3の種類に応じて噴射するインク液滴量が適量
に調整されるので、どのような種類の記録用紙を使用し
た場合においても、インクが滲んだり、インクの定着性
が悪くインクが記録用紙上ですれてしまうということも
なく、良好な印字結果が得られる。
【0052】さらに、記録用紙3の種類により表面の摩
擦度合い、剛性等の特性が異なるため、異なる記録用紙
に対して同一条件で紙送りを行った場合には、送り量が
変化してしまう。よって、記録用紙3の特性に見合った
条件で搬送を行い、記録用紙3別に搬送ズレが生じない
ようにすることが望ましい。
【0053】そこで、第4の実施の形態においては、使
用する記録用紙3に応じて、出力部66を介して接点部
材31からCPU53(駆動量調整手段)に入力される
出力電圧値に基づいて、印字状況に応じて記録用紙3を
適宜送る紙送りモータ16を制御して、紙送りモータ1
6(プラテンローラ4)の1回当たりの駆動量を調整す
るようにしている。それにより、どのような種類の記録
用紙3を使用した場合においても、用紙搬送ズレが生じ
ることなく、実際の記録用紙3の送り量を一定にするこ
とができる。
【0054】表1を参照して、一般紙の場合を基準とし
て具体的な例について説明する。
【0055】まず、封筒の場合には一般紙の場合と比べ
て紙折りによる凹凸があり、改行ミスが起こりやすいた
め、一般紙の場合よりも1回当たりの改行量が少なく、
0.5mmとなっている。OHP紙の場合には、表面がツ
ルツルしていて非常に紙送りしにくいので、一般紙の場
合よりも1回当たりの改行量がずっと少なく、0.25
mmとなっている。また、トレース紙の場合には、一般
紙に比べて薄く剛性も低いために紙送りしにくいので、
一般紙の場合よりも1回当たりの改行量が少なく、0.
5mmとなっている。このような構成においては、使用
する記録用紙3の種類に応じて用紙搬送量を調整してい
るので、どのような種類の記録用紙3を使用した場合に
おいても、用紙の搬送ズレが生じることはない。
【0056】このように、上記実施の形態においては、
使用する記録用紙3の種類に応じてへッドギヤップを調
整することにより得られる出力電圧値に基づいて、吸引
キヤッブ14の印字ヘッド12への進退量を調整した
り、噴射液を滴量に調整したり、紙送り量を調整したり
する。それにより、どのような種類の記録用紙3を使用
する場合でも、有効な回復動作を行うことができ、記録
用紙の搬送ズレが起きず、インクの滲みもなく、インク
がすれたりしない良好な印字結果を得ることができる。
もちろん、第1の実施の形態あるいは第2の実施の形態
に第3の実施の形態あるいは/および第4の実施の形態
を組み合わせた場合には、更に優れた効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、上記のように、キャップ位置
調整手段によって、キャッピング機構を制御して、前記
キャッピング機構によるキャッピング動作時におけるキ
ャップの進退量を調整するようにしているので、ヘッド
ギャップにかかわりなく、常に略同一の状態でキャッピ
ング動作を行うことができる。
【0058】また、前記キャップは、印字ヘッドの回復
動作を行うために吸引キャップであり、該吸引キャップ
を印字ヘッドのノズル面に接触させて印字ヘッド内のイ
ンクをノズルより吸引除去する回復装置を備えるので、
常に良好な状態で回復動作を行うことができる。
【0059】前記ギャップ指示手段は、調整レバーであ
り、該調整レバーの回転量によりヘッドギャップを決定
し、前記ギャップ調整機構は、調整レバーの回転に連動
して、印字ヘッドが記録媒体に対し進退移動し、所定の
ヘッドギャップとなるようにしているので、調整レバー
の回転により、ヘッドギャップを簡単に調整することが
できる。
【0060】前記ヘッドギャップ検出手段は、調整レバ
ーの回転量を電気抵抗として検出し、該電気抵抗に基づ
きヘッドギャップを検出するものであるので、ヘッドギ
ャップを簡単に検出できる。
【0061】また、前記キャップ位置調整手段は、前記
キャップに連係されかつ回転により前記キャップの進退
量を制御するカム部材を有し、該カム部材の回転量を調
整するものであり、カム部材の回転量を調整することに
より、キャップの進退量を簡単に調整することができ
る。
【0062】前記ギャップ指示手段は、記録媒体に応じ
たギャップ量が設定されており、記録媒体を選択するこ
とでヘッドギャップを決定するものであり、前記ヘッド
ギャップ検出手段は、前記ギャップ指示手段により選択
された記録媒体の種類を受けて、対応したヘッドギャッ
プを検出するものであるので、記録媒体を選択するだけ
で、簡単にヘッドギャップを検出することができる。
【0063】さらに、前記ヘッドギャップ検出手段より
の信号を受け、前記印字ヘッドに印加する信号を制御し
て、インク液滴の噴射条件を調整する噴射条件調整手段
を備え、ヘッドギャップに応じてインク液滴の噴射条件
を調整し、良好な印字性を確保することができる。
【0064】さらに、印字状況に応じて記録媒体を適宜
送る紙送り手段と、前記ヘッドギャップ検出手段よりの
信号を受け、該紙送り手段を制御して、1回当たりの紙
送り手段の駆動量を調整する駆動量調整手段を備えるこ
とにより、記録媒体の種類に応じて紙送り手段の駆動量
を調整して、記録媒体の種類にかかわらず、記録媒体自
体の実際の送り量が一定になるように調整するようにし
ているので、最適な記録媒体の送り(いわゆる用紙送
り)を実現でき、どのような記録媒体であっても画像の
乱れがない高品質な記録を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字装置の概略構成を示す斜視図
である。
【図2】キャリッジの一部の斜視図である。
【図3】キャリッジの一部の断面図である。
【図4】ヘッドギャップ調整動作の説明図である。
【図5】ヘッドギャップ調整動作の説明図である。
【図6】抵抗部材および接点部材の説明図である。
【図7】吸引キャップの動作の説明図である。
【図8】吸引キャップの動作の説明図である。
【図9】本発明に係る印字装置の制御機構の説明図であ
る。
【図10】(a)は記録用紙の種類によるレバー位置と
接点部材からの出力電圧との関係を示す図、(b)は接
点部材からの出力電圧とカム部材の回転角度の関係を示
す図である。
【図11】第2の実施の形態のヘッドギャップ調整動作
の説明図である。
【図12】第2の実施の形態のヘッドギャップ調整動作
の説明図である。
【図13】第2の実施の形態における抵抗部材および接
点部材の説明図である。
【図14】第2の実施の形態における記録用紙と接点部
材からの出力電圧との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 3 記録用紙 7 キャリッジ 12 印字ヘッド 14 吸引キャップ 21 調整レバー 21A 偏心カラー 31 接点部材 32 抵抗部材 41 カム部材 53 CPU 71A〜71D 接点部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対しインクを噴射して印字す
    る印字ヘッドと、該印字ヘッドのノズル面を気密的に覆
    うキャップを有し該キャップを印字ヘッドのノズル面に
    進退可能に接触させるキャッピング機構と、前記印字ヘ
    ッドと記録媒体との間隔であるヘッドギャップを指示す
    るギャップ指示手段を有し該ギャップ指示手段の指示す
    る量にヘッドギャップを調整するギャップ調整機構とを
    備える印字装置において、 前記ギャップ指示手段により指示されたヘッドギャップ
    を検出するヘッドギャップ検出手段と、 該ヘッドギャップ検出手段よりの信号を受け、前記キャ
    ッピング機構を制御して、前記キャッピング機構による
    キャッピング動作時におけるキャップの進退量を調整す
    るキャップ位置調整手段とを備えることを特徴とする印
    字装置。
  2. 【請求項2】 前記キャップは吸引キャップであり、 該吸引キャップを印字ヘッドのノズル面に接触させて印
    字ヘッド内のインクをノズルより吸引除去する回復装置
    を備えるところの請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記ギャップ指示手段は、調整レバーで
    あり、該調整レバーの回転量によりヘッドギャップを決
    定させるものであり、 前記ギャップ調整機構は、前記調整レバーが、前記調整
    レバーと一体に回転する偏心カラーを介して、調整レバ
    ーの中心とガイドロッドの中心とがずれるようにガイド
    ロッドに嵌合され、調整レバーの回転により前記印字ヘ
    ッドを記録媒体に対して進退移動させるものであるとこ
    ろの請求項1または2記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドギャップ検出手段は、調整レ
    バーの回転量を電気抵抗として検出し、該電気抵抗に基
    づきヘッドギャップを検出するものであるところの請求
    項3記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 前記キャップ位置調整手段は、前記キャ
    ップに連係されかつ回転により前記キャップの進退量を
    制御するカム部材を有し、該カム部材の回転量を調整す
    るものであるところの請求項1〜4のいずれか1つに記
    載の印字装置。
  6. 【請求項6】 前記ギャップ指示手段は、記録媒体に応
    じたギャップ量が設定されており、記録媒体を選択する
    ことでヘッドギャップを決定するものであり、 前記ヘッドギャップ検出手段は、前記ギャップ指示手段
    により選択された記録媒体の種類を受けて、対応したヘ
    ッドギャップを検出するものであるところの請求項1〜
    5のいずれか1つに記載の印字装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記ヘッドギャップ検出手段よ
    りの信号を受け、前記印字ヘッドに印加する信号を制御
    して、インク液滴の噴射条件を調整する噴射条件調整手
    段を備えるところの請求項1〜6のいずれか1つに記載
    の印字装置。
  8. 【請求項8】 さらに、印字状況に応じて記録媒体を適
    宜送る紙送り手段と、前記ヘッドギャップ検出手段より
    の信号を受け、該紙送り手段を制御して、1回当たりの
    紙送り手段の駆動量を調整する駆動量調整手段を備える
    ところの請求項1〜7のいずれか1つに記載の印字装
    置。
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JP2006150874A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010214664A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 液体噴射距離算出方法、液体噴射装置及び画像形成装置
JP2017209798A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置及び液体吐出方法

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