JPH06171178A - シリアルプリンタ - Google Patents
シリアルプリンタInfo
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- JPH06171178A JPH06171178A JP35193792A JP35193792A JPH06171178A JP H06171178 A JPH06171178 A JP H06171178A JP 35193792 A JP35193792 A JP 35193792A JP 35193792 A JP35193792 A JP 35193792A JP H06171178 A JPH06171178 A JP H06171178A
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- roller
- carriage
- sheet
- platen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送ロ−ラが偏心していても画像に白スジ、
黒スジのない品質のよい画像を得ることができるように
する。 【構成】 ガイドシャフト12を中心としてキャリッジ
13をシ−ト搬送方向に回動可能に設ける。そのキャリ
ッジ13に一端側に設けた補正ロ−ラ24を係合すると
ともに、他端側に設けた検知ロ−ラ22を搬送ロ−ラ1
5の外周に押し当て、その搬送ロ−ラ15の偏心量に応
じて揺動するレバ−21を設ける。そして、搬送ロ−ラ
15の偏心量に応じてレバ−21でキャリッジ13を回
動してプラテン11の面に対して記録ヘッド14のヘッ
ド面14aの向きを変え、シ−ト面に対する噴射角度を
変えて有効印字幅を変える。
黒スジのない品質のよい画像を得ることができるように
する。 【構成】 ガイドシャフト12を中心としてキャリッジ
13をシ−ト搬送方向に回動可能に設ける。そのキャリ
ッジ13に一端側に設けた補正ロ−ラ24を係合すると
ともに、他端側に設けた検知ロ−ラ22を搬送ロ−ラ1
5の外周に押し当て、その搬送ロ−ラ15の偏心量に応
じて揺動するレバ−21を設ける。そして、搬送ロ−ラ
15の偏心量に応じてレバ−21でキャリッジ13を回
動してプラテン11の面に対して記録ヘッド14のヘッ
ド面14aの向きを変え、シ−ト面に対する噴射角度を
変えて有効印字幅を変える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シートを搬送しなが
ら記録ヘッドからインクを噴射してそのシートに順次記
録を行うシリアルプリンタに関する。
ら記録ヘッドからインクを噴射してそのシートに順次記
録を行うシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、インクジェットプリンタ
には、図10に示すように、記録ヘッド1を有するキャ
リッジ2をガイドシャフト3で支持してプラテン4の上
側に設ける。そのプラテン4のシ−ト搬送方向aの手前
側には、押さえロ−ラ5を押し当てた搬送ロ−ラ6を設
けたものがあった。
には、図10に示すように、記録ヘッド1を有するキャ
リッジ2をガイドシャフト3で支持してプラテン4の上
側に設ける。そのプラテン4のシ−ト搬送方向aの手前
側には、押さえロ−ラ5を押し当てた搬送ロ−ラ6を設
けたものがあった。
【0003】そして、押さえロ−ラ5と搬送ロ−ラ6と
でシ−トSを保持し、搬送ロ−ラ6を一定角度θずつ回
動してシ−トSを搬送しながら、ガイドシャフト3で案
内してそのシ−トSの搬送方向aと直交する方向にキャ
リッジ2を往復動し、そのキャリッジ2上の記録ヘッド
1からインクを噴射してプラテン4上のシ−トSに順次
記録を行うようになっていた。
でシ−トSを保持し、搬送ロ−ラ6を一定角度θずつ回
動してシ−トSを搬送しながら、ガイドシャフト3で案
内してそのシ−トSの搬送方向aと直交する方向にキャ
リッジ2を往復動し、そのキャリッジ2上の記録ヘッド
1からインクを噴射してプラテン4上のシ−トSに順次
記録を行うようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、搬送ロ−ラ
6は、ゴムロ−ラを使用するので現在の加工水準では、
その偏心が避けられないものとなっている。そのため、
図示のように、真の中心Oが実際の回転中心Cからeだ
け偏心していると、実際の回転中心Cを中心とする搬送
ロ−ラ6の半径Rは、真の中心Oを中心とする搬送ロ−
ラ6の半径をrとするとr+eからr−eまで変化す
る。
6は、ゴムロ−ラを使用するので現在の加工水準では、
その偏心が避けられないものとなっている。そのため、
図示のように、真の中心Oが実際の回転中心Cからeだ
け偏心していると、実際の回転中心Cを中心とする搬送
ロ−ラ6の半径Rは、真の中心Oを中心とする搬送ロ−
ラ6の半径をrとするとr+eからr−eまで変化す
る。
【0005】そして、角度θに対応する円弧の長さは、
半径r−eの部分で一番短く、それから順次長くなって
半径r+eの部分で一番長くなる。従って、搬送ロ−ラ
6を一定角度θずつ回動してシ−トSを搬送して記録を
行うと、改行ピッチPは、図9に示すように、半径r−
eのときの最小値から順次大きくなって半径r+eのと
きの最大値となり、再び順次小さくなって最小値となっ
てその変化はサインカ−ブで示される。
半径r−eの部分で一番短く、それから順次長くなって
半径r+eの部分で一番長くなる。従って、搬送ロ−ラ
6を一定角度θずつ回動してシ−トSを搬送して記録を
行うと、改行ピッチPは、図9に示すように、半径r−
eのときの最小値から順次大きくなって半径r+eのと
きの最大値となり、再び順次小さくなって最小値となっ
てその変化はサインカ−ブで示される。
【0006】そして、シ−トS上に記録される画像は、
半径Rが半径rのとき、即ち図8(a)に示すように、
改行ピッチPが記録ヘッド2の有効印字幅Wと一致して
いるときには、先に記録された記録ヘッド2の噴射によ
るドットDと次に記録されたドットDとが離れたり重な
ったりせず、図7(a)に示すように、改行部分に白ス
ジや黒スジは発生しない。
半径Rが半径rのとき、即ち図8(a)に示すように、
改行ピッチPが記録ヘッド2の有効印字幅Wと一致して
いるときには、先に記録された記録ヘッド2の噴射によ
るドットDと次に記録されたドットDとが離れたり重な
ったりせず、図7(a)に示すように、改行部分に白ス
ジや黒スジは発生しない。
【0007】しかし、半径Rが半径r+eのとき、即
ち、図8(b)に示すように、改行ピッチPが有効印字
幅Wより大きいときには、先に記録されたドットDと次
に記録されたドットDとの間が離れ、図7(b)に示す
ように、記録ヘッド2の移動方向xに白スジmが発生す
る。また、半径Rが半径r−eのとき、即ち、図8
(c)に示すように、改行ピッチPが有効印字幅Wより
小さいときには、先に記録されたドットDの一部と次に
記録されたドットDの一部とが重なり、図7(c)に示
すように、改行部分に記録ヘッド2の移動方向xに黒ス
ジnが発生する。そして、この白スジm、黒スジnの発
生は、画像が特にグラフィックの場合、画像の品質に大
きく影響するという問題点があった。
ち、図8(b)に示すように、改行ピッチPが有効印字
幅Wより大きいときには、先に記録されたドットDと次
に記録されたドットDとの間が離れ、図7(b)に示す
ように、記録ヘッド2の移動方向xに白スジmが発生す
る。また、半径Rが半径r−eのとき、即ち、図8
(c)に示すように、改行ピッチPが有効印字幅Wより
小さいときには、先に記録されたドットDの一部と次に
記録されたドットDの一部とが重なり、図7(c)に示
すように、改行部分に記録ヘッド2の移動方向xに黒ス
ジnが発生する。そして、この白スジm、黒スジnの発
生は、画像が特にグラフィックの場合、画像の品質に大
きく影響するという問題点があった。
【0008】そこで、この発明の目的は、搬送ロ−ラが
偏心していても白スジ、黒スジのない品質のよい画像が
得られるようにすることにある。
偏心していても白スジ、黒スジのない品質のよい画像が
得られるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、例えば以下の図1乃至3に示す実施例のよ
うに、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動してシ−トS
を搬送しながら、ガイドシャフト12で案内してそのシ
−ト搬送方向aと直交する方向にキャリッジ13を往復
動し、そのキャリッジ13上の記録ヘッド14からイン
クを噴射してプラテン11上のシ−トSに順次記録を行
うシリアルプリンタにおいて、前記ガイドシャフト12
を中心としてシ−ト搬送方向aに前記キャリッジ13を
回動可能に設ける一方、そのキャリッジ13と一端側を
係合するとともに他端側を前記搬送ロ−ラ15の外周に
押し当ててその搬送ロ−ラ15の偏心量に応じて揺動す
るレバ−21を設けてなる、ことを特徴とする。
載のものは、例えば以下の図1乃至3に示す実施例のよ
うに、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動してシ−トS
を搬送しながら、ガイドシャフト12で案内してそのシ
−ト搬送方向aと直交する方向にキャリッジ13を往復
動し、そのキャリッジ13上の記録ヘッド14からイン
クを噴射してプラテン11上のシ−トSに順次記録を行
うシリアルプリンタにおいて、前記ガイドシャフト12
を中心としてシ−ト搬送方向aに前記キャリッジ13を
回動可能に設ける一方、そのキャリッジ13と一端側を
係合するとともに他端側を前記搬送ロ−ラ15の外周に
押し当ててその搬送ロ−ラ15の偏心量に応じて揺動す
るレバ−21を設けてなる、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載のものは、例えば以下の図
4に示す実施例のように、搬送ロ−ラ15を一定角度ず
つ回動してシ−トSを搬送しながら、ガイドシャフト1
2で案内してそのシ−ト搬送方向aと直交する方向にキ
ャリッジ13を往復動し、そのキャリッジ13上の記録
ヘッド14からインクを噴射してプラテン11上のシ−
トSに順次記録を行うシリアルプリンタにおいて、前記
記録ヘッド14に対し近退する方向に前記プラテン11
を回動可能に設ける一方、そのプラテン11と一端側を
係合するとともに他端側を前記搬送ロ−ラ15の外周に
押し当ててその搬送ロ−ラ15の偏心量に応じて揺動す
るレバ−21を設けてなる、ことを特徴とする。
4に示す実施例のように、搬送ロ−ラ15を一定角度ず
つ回動してシ−トSを搬送しながら、ガイドシャフト1
2で案内してそのシ−ト搬送方向aと直交する方向にキ
ャリッジ13を往復動し、そのキャリッジ13上の記録
ヘッド14からインクを噴射してプラテン11上のシ−
トSに順次記録を行うシリアルプリンタにおいて、前記
記録ヘッド14に対し近退する方向に前記プラテン11
を回動可能に設ける一方、そのプラテン11と一端側を
係合するとともに他端側を前記搬送ロ−ラ15の外周に
押し当ててその搬送ロ−ラ15の偏心量に応じて揺動す
るレバ−21を設けてなる、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載のものは、例えば以下の図
5に示す実施例のように、搬送ロ−ラ15を一定角度ず
つ回動してシ−トSを搬送しながら、ガイドシャフト1
2で案内してそのシ−ト搬送方向aと直交する方向にキ
ャリッジ13を往復動し、そのキャリッジ13上の記録
ヘッド14からインクを噴射してプラテン11上のシ−
トSに順次記録を行うシリアルプリンタにおいて、前記
ガイドシャフト12を中心としてシ−ト搬送方向aに前
記キャリッジ13を回動可能に設ける一方、前記搬送ロ
−ラ15の偏心量を検知するセンサ33を設け、そのセ
ンサ33の出力を受けて偏心量に応じて前記レバ−21
を揺動する電気制御手段32を備えてなる、ことを特徴
とする。
5に示す実施例のように、搬送ロ−ラ15を一定角度ず
つ回動してシ−トSを搬送しながら、ガイドシャフト1
2で案内してそのシ−ト搬送方向aと直交する方向にキ
ャリッジ13を往復動し、そのキャリッジ13上の記録
ヘッド14からインクを噴射してプラテン11上のシ−
トSに順次記録を行うシリアルプリンタにおいて、前記
ガイドシャフト12を中心としてシ−ト搬送方向aに前
記キャリッジ13を回動可能に設ける一方、前記搬送ロ
−ラ15の偏心量を検知するセンサ33を設け、そのセ
ンサ33の出力を受けて偏心量に応じて前記レバ−21
を揺動する電気制御手段32を備えてなる、ことを特徴
とする。
【0012】また、請求項4に記載のものは、例えば以
下の図6に示す実施例のように、搬送ロ−ラ15を一定
角度ずつ回動してシ−トSを搬送しながら、ガイドシャ
フト12で案内してそのシ−ト搬送方向aと直交する方
向にキャリッジ13を往復動し、そのキャリッジ13上
の記録ヘッド14からインクを噴射してプラテン11上
のシ−トSに順次記録を行うシリアルプリンタにおい
て、前記記録ヘッド14に対し近退する方向に前記プラ
テン11を回動可能に設けるとともに、そのプラテン1
1と係合するレバ−21を設ける一方、前記搬送ロ−ラ
15の偏心量を検知するセンサ33を設け、そのセンサ
33の出力を受けて偏心量に応じて前記レバ−21を揺
動する電気制御手段32を備えてなる、ことを特徴とす
る。
下の図6に示す実施例のように、搬送ロ−ラ15を一定
角度ずつ回動してシ−トSを搬送しながら、ガイドシャ
フト12で案内してそのシ−ト搬送方向aと直交する方
向にキャリッジ13を往復動し、そのキャリッジ13上
の記録ヘッド14からインクを噴射してプラテン11上
のシ−トSに順次記録を行うシリアルプリンタにおい
て、前記記録ヘッド14に対し近退する方向に前記プラ
テン11を回動可能に設けるとともに、そのプラテン1
1と係合するレバ−21を設ける一方、前記搬送ロ−ラ
15の偏心量を検知するセンサ33を設け、そのセンサ
33の出力を受けて偏心量に応じて前記レバ−21を揺
動する電気制御手段32を備えてなる、ことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】そして、請求項1に記載のものでは、記録を行
うとき、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動し、その搬
送ロ−ラ15の偏心量に応じてレバ−21を揺動してキ
ャリッジ13をガイドシャフト12を中心としてシ−ト
搬送方向に回動し、プラテン11に対して記録ヘッド1
4の向きを変える。
うとき、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動し、その搬
送ロ−ラ15の偏心量に応じてレバ−21を揺動してキ
ャリッジ13をガイドシャフト12を中心としてシ−ト
搬送方向に回動し、プラテン11に対して記録ヘッド1
4の向きを変える。
【0014】請求項2に記載のものでは、記録を行うと
き、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動し、その搬送ロ
−ラ15の偏心量に応じてレバ−21を揺動してプラテ
ン11を記録ヘッド14に対して近退する方向に回動
し、プラテン11に対して記録ヘッド14の向きを変え
る。
き、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動し、その搬送ロ
−ラ15の偏心量に応じてレバ−21を揺動してプラテ
ン11を記録ヘッド14に対して近退する方向に回動
し、プラテン11に対して記録ヘッド14の向きを変え
る。
【0015】請求項3に記載のものでは、記録を行うと
き、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動し、その搬送ロ
−ラ15の偏心量をセンサ33で検知してそのセンサ3
3の出力を電気制御手段32で受け、例えばモ−タを駆
動して偏心量に応じてレバ−21を揺動する。そして、
キャリッジ13をガイドシャフト12を中心としてシ−
ト搬送方向に回動し、プラテン11に対して記録ヘッド
14の向きを変える。
き、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動し、その搬送ロ
−ラ15の偏心量をセンサ33で検知してそのセンサ3
3の出力を電気制御手段32で受け、例えばモ−タを駆
動して偏心量に応じてレバ−21を揺動する。そして、
キャリッジ13をガイドシャフト12を中心としてシ−
ト搬送方向に回動し、プラテン11に対して記録ヘッド
14の向きを変える。
【0016】また、請求項4に記載のものでは、記録を
行うとき、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動し、その
搬送ロ−ラ15の偏心量をセンサ33で検知してそのセ
ンサ33の出力を電気制御手段32で受け、例えばモ−
タを駆動して偏心量に応じてレバ−21を揺動する。そ
して、プラテン11を記録ヘッド14に対して近退する
方向に回動し、プラテン11に対して記録ヘッド14の
向きを変える。
行うとき、搬送ロ−ラ15を一定角度ずつ回動し、その
搬送ロ−ラ15の偏心量をセンサ33で検知してそのセ
ンサ33の出力を電気制御手段32で受け、例えばモ−
タを駆動して偏心量に応じてレバ−21を揺動する。そ
して、プラテン11を記録ヘッド14に対して近退する
方向に回動し、プラテン11に対して記録ヘッド14の
向きを変える。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図3には、この発明の一実施例であ
るインクジェットプリンタにおける内部機構の概略構成
を示す。
について説明する。図3には、この発明の一実施例であ
るインクジェットプリンタにおける内部機構の概略構成
を示す。
【0018】図中符号10は、プリンタ本体である。そ
のプリンタ本体10内には、ほぼ中央に図中手前から奥
へと延びるプラテン11を設ける。そのプラテン11
は、平板状で、図示しない側板間に適宜支持する。プラ
テン11の上には、同じく側板で適宜支持してガイドシ
ャフト12をプラテン11と平行に設けるとともに、そ
のガイドシャフト12で支持してキャリッジ13を設け
る。キャリッジ13は、プラテン11に向けたヘッド面
14aを有する記録ヘッド14を搭載する。
のプリンタ本体10内には、ほぼ中央に図中手前から奥
へと延びるプラテン11を設ける。そのプラテン11
は、平板状で、図示しない側板間に適宜支持する。プラ
テン11の上には、同じく側板で適宜支持してガイドシ
ャフト12をプラテン11と平行に設けるとともに、そ
のガイドシャフト12で支持してキャリッジ13を設け
る。キャリッジ13は、プラテン11に向けたヘッド面
14aを有する記録ヘッド14を搭載する。
【0019】プラテン11の図中左側には、搬送ローラ
15とそれに押し当てる押さえロ−ラ16とを上下に設
ける。一方、前記プラテン11の図中右側には、搬送ロ
−ラ15より早い周速で回転する予備ロ−ラ17と、こ
れに前記押さえロ−ラ16より弱い押当力で押し当てる
拍車18とを上下に設ける。
15とそれに押し当てる押さえロ−ラ16とを上下に設
ける。一方、前記プラテン11の図中右側には、搬送ロ
−ラ15より早い周速で回転する予備ロ−ラ17と、こ
れに前記押さえロ−ラ16より弱い押当力で押し当てる
拍車18とを上下に設ける。
【0020】そして、シ−トSをシ−トガイド19に沿
って矢示するようにプリンタ本体10内に入れ、搬送ロ
ーラ15と押さえロ−ラ16間へ送り込み、それら搬送
ローラ15と押さえロ−ラ16とで挾んでシートSを搬
送し、記録ヘッド14とプラテン11間を通す。そのシ
ートSを予備ロ−ラ17と拍車18間に通し、搬送ロ−
ラ15と予備ロ−ラ17により搬送する。そして、予備
ロ−ラ17と拍車18は、搬送ロ−ラ15より早い周速
でシートSに対して適宜スリップしながら回転し、搬送
ロ−ラ15と押さえロ−ラ16で保持されて送られるシ
ートSに張りを持たせて搬送する。
って矢示するようにプリンタ本体10内に入れ、搬送ロ
ーラ15と押さえロ−ラ16間へ送り込み、それら搬送
ローラ15と押さえロ−ラ16とで挾んでシートSを搬
送し、記録ヘッド14とプラテン11間を通す。そのシ
ートSを予備ロ−ラ17と拍車18間に通し、搬送ロ−
ラ15と予備ロ−ラ17により搬送する。そして、予備
ロ−ラ17と拍車18は、搬送ロ−ラ15より早い周速
でシートSに対して適宜スリップしながら回転し、搬送
ロ−ラ15と押さえロ−ラ16で保持されて送られるシ
ートSに張りを持たせて搬送する。
【0021】そして、シ−トSをプラテン11によって
記録ヘッド14に対する位置を規制し、キャリッジ13
をガイドシャフト12で案内して矢示するシ−ト搬送方
向aと直交する方向に往復動し、記録ヘッド14からイ
ンクを噴射してプラテン11上のシートSに順次記録を
行う。
記録ヘッド14に対する位置を規制し、キャリッジ13
をガイドシャフト12で案内して矢示するシ−ト搬送方
向aと直交する方向に往復動し、記録ヘッド14からイ
ンクを噴射してプラテン11上のシートSに順次記録を
行う。
【0022】ところで、図1に示すように、搬送ロ−ラ
15の図中右側方に搬送ロ−ラ15と平行方向の軸20
を設けてこの軸20で支持して略く字状のレバ−21を
その屈曲位置で揺動自在とする。そのレバ−21の一端
には、検知ロ−ラ22を回転自在に設けてレバ−21を
バネ23で付勢し、検知ロ−ラ22を搬送ロ−ラ15の
外周における押さえロ−ラ16と反対の位置に押し当て
る。また、レバ−21の他端には、補正ロ−ラ24を回
転自在に設ける。
15の図中右側方に搬送ロ−ラ15と平行方向の軸20
を設けてこの軸20で支持して略く字状のレバ−21を
その屈曲位置で揺動自在とする。そのレバ−21の一端
には、検知ロ−ラ22を回転自在に設けてレバ−21を
バネ23で付勢し、検知ロ−ラ22を搬送ロ−ラ15の
外周における押さえロ−ラ16と反対の位置に押し当て
る。また、レバ−21の他端には、補正ロ−ラ24を回
転自在に設ける。
【0023】一方、キャリッジ13をガイドシャフト1
2を中心としてシ−ト搬送方向に回動可能とし、バネ2
5をキャリッジ13とともに移動するがガイドシャフト
12回りには回動しないものに取り付け、このバネ25
でキャリッジ13を付勢してキャリッジ13の図中右側
面に設けたガイド26を介して補正ロ−ラ24に押し当
てる。
2を中心としてシ−ト搬送方向に回動可能とし、バネ2
5をキャリッジ13とともに移動するがガイドシャフト
12回りには回動しないものに取り付け、このバネ25
でキャリッジ13を付勢してキャリッジ13の図中右側
面に設けたガイド26を介して補正ロ−ラ24に押し当
てる。
【0024】しかして、搬送ロ−ラ15の実際の回転中
心Cが真の中心cから偏心しているとき、実際の回転中
心Cを中心とする半径Rが最小である周面部分が押さえ
ロ−ラ16と当接する状態で記録ヘッド14のヘッド面
14aをプラテン11の面と平行させる。
心Cが真の中心cから偏心しているとき、実際の回転中
心Cを中心とする半径Rが最小である周面部分が押さえ
ロ−ラ16と当接する状態で記録ヘッド14のヘッド面
14aをプラテン11の面と平行させる。
【0025】そして、搬送ロ−ラ15が一定角度ずつ矢
示方向に回転すると、押さえロ−ラ16と当接する位置
の半径Rが次第に大きくなる。一方、検知ロ−ラ22が
当接する位置の半径Rは次第に小さくなり、検知ロ−ラ
22によって一端をその周面に接するレバ−21がバネ
23の付勢力によって時計方向に揺動する。そして、補
正ロ−ラ24が軸20を中心とする円弧状に移動すると
ともに、キャリッジ13がバネ25の付勢力によって図
中反時計方向に回動する。すると、記録ヘッド14のヘ
ッド面14aがプラテン11の面に対して次第に傾斜す
る。
示方向に回転すると、押さえロ−ラ16と当接する位置
の半径Rが次第に大きくなる。一方、検知ロ−ラ22が
当接する位置の半径Rは次第に小さくなり、検知ロ−ラ
22によって一端をその周面に接するレバ−21がバネ
23の付勢力によって時計方向に揺動する。そして、補
正ロ−ラ24が軸20を中心とする円弧状に移動すると
ともに、キャリッジ13がバネ25の付勢力によって図
中反時計方向に回動する。すると、記録ヘッド14のヘ
ッド面14aがプラテン11の面に対して次第に傾斜す
る。
【0026】そして、搬送ロ−ラ15が引き続き回転す
ると、図2に示すように、押さえロ−ラ16と当接する
位置の半径Rが最大となったとき、検知ロ−ラ22が当
接する位置の半径Rが最小となる。すると、記録ヘッド
14のヘッド面14aがシ−トS面に対して最大に傾斜
する。
ると、図2に示すように、押さえロ−ラ16と当接する
位置の半径Rが最大となったとき、検知ロ−ラ22が当
接する位置の半径Rが最小となる。すると、記録ヘッド
14のヘッド面14aがシ−トS面に対して最大に傾斜
する。
【0027】更に、引き続き搬送ロ−ラ15が回転する
と、押さえロ−ラ16と当接する位置の半径Rが次第に
小さくなり、検知ロ−ラ22が当接する位置の半径Rが
次第に大きくなる。すると、それに連れてレバ−21が
図中反時計方向に揺動し、補正ロ−ラ24に押されてキ
ャリッジ13がバネ25の付勢力に抗して時計方向に回
動する。すると、記録ヘッド14のヘッド面14aがプ
ラテン11の面に対して傾斜が小さくなり、押さえロ−
ラ16と当接する位置の半径Rが最小となって図1の状
態に戻り、記録ヘッド14のヘッド面14aがプラテン
11の面と平行となる。
と、押さえロ−ラ16と当接する位置の半径Rが次第に
小さくなり、検知ロ−ラ22が当接する位置の半径Rが
次第に大きくなる。すると、それに連れてレバ−21が
図中反時計方向に揺動し、補正ロ−ラ24に押されてキ
ャリッジ13がバネ25の付勢力に抗して時計方向に回
動する。すると、記録ヘッド14のヘッド面14aがプ
ラテン11の面に対して傾斜が小さくなり、押さえロ−
ラ16と当接する位置の半径Rが最小となって図1の状
態に戻り、記録ヘッド14のヘッド面14aがプラテン
11の面と平行となる。
【0028】上記のように、搬送ロ−ラ15を一定角度
ずつ回転して半径Rが最小の周面部分でシ−トSを搬送
するとき、ヘッド面14aをプラテン11の面と平行さ
せ、半径Rが最大の周面部分でシ−トSを搬送すると
き、ヘッド面14aをプラテン11の面に対して最大に
傾斜させるのでシ−ト面に対する噴射角度が変わり、記
録ヘッド14からインクを噴射してプラテン11上のシ
−トSに記録すると有効印字幅Wがヘッド面の傾斜角度
が大きいとき広くなり、小さいとき狭くなる。従って、
搬送ロ−ラ15の偏心量に応じて有効印字幅Wを変え、
シ−トS上に記録される画像において、先に記録された
部分と次に記録された部分との間が離れて記録ヘッド1
4の移動方向に白スジが発生したり、また、先に記録さ
れた部分の一部と次に記録された部分の一部とが重な
り、改行部分に記録ヘッド14の移動方向に黒スジが発
生することを防止することができる。
ずつ回転して半径Rが最小の周面部分でシ−トSを搬送
するとき、ヘッド面14aをプラテン11の面と平行さ
せ、半径Rが最大の周面部分でシ−トSを搬送すると
き、ヘッド面14aをプラテン11の面に対して最大に
傾斜させるのでシ−ト面に対する噴射角度が変わり、記
録ヘッド14からインクを噴射してプラテン11上のシ
−トSに記録すると有効印字幅Wがヘッド面の傾斜角度
が大きいとき広くなり、小さいとき狭くなる。従って、
搬送ロ−ラ15の偏心量に応じて有効印字幅Wを変え、
シ−トS上に記録される画像において、先に記録された
部分と次に記録された部分との間が離れて記録ヘッド1
4の移動方向に白スジが発生したり、また、先に記録さ
れた部分の一部と次に記録された部分の一部とが重な
り、改行部分に記録ヘッド14の移動方向に黒スジが発
生することを防止することができる。
【0029】前記実施例は、搬送ロ−ラ15が一定角度
ずつ回転してシ−トSを搬送するとき、シ−トSを搬送
する位置における周面部分の半径Rの大小に応じてレバ
−21を揺動してキャリッジ13を回動するようにした
が、図4に示すように、プラテン11を回動するように
してもよい。
ずつ回転してシ−トSを搬送するとき、シ−トSを搬送
する位置における周面部分の半径Rの大小に応じてレバ
−21を揺動してキャリッジ13を回動するようにした
が、図4に示すように、プラテン11を回動するように
してもよい。
【0030】即ち、搬送ロ−ラ15の図中右下側に搬送
ロ−ラ15と平行方向の軸20を設けてこの軸20で略
逆へ字状のレバ−21を支持してその屈曲位置で揺動自
在とする。そして、図1に示す実施例のように検知ロ−
ラ22・バネ23・補正ロ−ラ24を設ける。一方、プ
ラテン11の図中左端を搬送ロ−ラ15と平行方向の軸
27で支持し、プラテン11をこの軸27を中心として
記録ヘッド14に対し近退する方向に回動可能とすると
ともに、バネ28で図中時計方向に付勢して上側から補
正ロ−ラ24に押し当てる。そして、搬送ロ−ラ15の
半径Rが最小である周面部分が押さえロ−ラ16と当接
する状態で記録ヘッド14のヘッド面14aをプラテン
11の面と平行させる。
ロ−ラ15と平行方向の軸20を設けてこの軸20で略
逆へ字状のレバ−21を支持してその屈曲位置で揺動自
在とする。そして、図1に示す実施例のように検知ロ−
ラ22・バネ23・補正ロ−ラ24を設ける。一方、プ
ラテン11の図中左端を搬送ロ−ラ15と平行方向の軸
27で支持し、プラテン11をこの軸27を中心として
記録ヘッド14に対し近退する方向に回動可能とすると
ともに、バネ28で図中時計方向に付勢して上側から補
正ロ−ラ24に押し当てる。そして、搬送ロ−ラ15の
半径Rが最小である周面部分が押さえロ−ラ16と当接
する状態で記録ヘッド14のヘッド面14aをプラテン
11の面と平行させる。
【0031】そして、搬送ロ−ラ15が押さえロ−ラ1
6と当接する位置の半径Rの大小に応じてその位置と径
方向に対向する周面部分で検知ロ−ラ22を介してレバ
−21を揺動する。すると、補正ロ−ラ24が軸20を
中心とする円弧状に移動してプラテン11を回動し、記
録ヘッド14のヘッド面14aに対するプラテン11の
傾斜角度が大小に変化する。そして、シ−ト面に対する
噴射角度を変化させて有効印字幅Wを変えることによ
り、シ−トS上に記録される画像に白スジや黒スジが発
生することを防止する。
6と当接する位置の半径Rの大小に応じてその位置と径
方向に対向する周面部分で検知ロ−ラ22を介してレバ
−21を揺動する。すると、補正ロ−ラ24が軸20を
中心とする円弧状に移動してプラテン11を回動し、記
録ヘッド14のヘッド面14aに対するプラテン11の
傾斜角度が大小に変化する。そして、シ−ト面に対する
噴射角度を変化させて有効印字幅Wを変えることによ
り、シ−トS上に記録される画像に白スジや黒スジが発
生することを防止する。
【0032】前記図1に示す実施例は、レバ−21の一
端に設けた検知ロ−ラ22を搬送ロ−ラ15の周面に押
し当ててその押し当て位置における周面部分の半径Rの
大小に応じてレバ−21を揺動させるようにしたが、図
5に示すように、検知ロ−ラ22に変えて搬送ロ−ラ1
5の偏心量を検知するセンサ32を設けてもよい。
端に設けた検知ロ−ラ22を搬送ロ−ラ15の周面に押
し当ててその押し当て位置における周面部分の半径Rの
大小に応じてレバ−21を揺動させるようにしたが、図
5に示すように、検知ロ−ラ22に変えて搬送ロ−ラ1
5の偏心量を検知するセンサ32を設けてもよい。
【0033】即ち、搬送ロ−ラ15の左上側に搬送ロ−
ラ15と平行方向の軸20を設けてこの軸20で略く字
状のレバ−21を支持してその屈曲位置で揺動自在とす
る。そのレバ−21の下端にセクタホイル30を設ける
とともに、上端に補正ロ−ラ24を回転自在に設ける。
一方、キャリッジ13をガイドシャフト12を中心とし
てシ−ト搬送方向に回動可能としてバネ25で付勢し、
キャリッジ13の図中左側面に設けたガイド26を介し
て補正ロ−ラ24に押し当てる。そして、セクタホイル
30をモ−タの駆動歯車31に噛み合わせ、そのモ−タ
を電気制御手段32に電気的に接続する。他方、搬送ロ
−ラ15外周における押さえロ−ラ16と径方向に対向
する位置の下側にセンサ33を設け、そのセンサ33を
電気制御手段32に電気的に接続する。そして、搬送ロ
−ラ15の半径Rが最小である周面部分が押さえロ−ラ
16と当接する状態で記録ヘッド14のヘッド面14a
をプラテン11の面と平行させる。
ラ15と平行方向の軸20を設けてこの軸20で略く字
状のレバ−21を支持してその屈曲位置で揺動自在とす
る。そのレバ−21の下端にセクタホイル30を設ける
とともに、上端に補正ロ−ラ24を回転自在に設ける。
一方、キャリッジ13をガイドシャフト12を中心とし
てシ−ト搬送方向に回動可能としてバネ25で付勢し、
キャリッジ13の図中左側面に設けたガイド26を介し
て補正ロ−ラ24に押し当てる。そして、セクタホイル
30をモ−タの駆動歯車31に噛み合わせ、そのモ−タ
を電気制御手段32に電気的に接続する。他方、搬送ロ
−ラ15外周における押さえロ−ラ16と径方向に対向
する位置の下側にセンサ33を設け、そのセンサ33を
電気制御手段32に電気的に接続する。そして、搬送ロ
−ラ15の半径Rが最小である周面部分が押さえロ−ラ
16と当接する状態で記録ヘッド14のヘッド面14a
をプラテン11の面と平行させる。
【0034】そして、搬送ロ−ラ15が回転するとセン
サ33がその偏心量を検知し、その出力を電気制御手段
32が受けてモ−タを駆動し、駆動歯車31が正転また
は逆転する。すると、駆動歯車31がセクタホイル30
を介してレバ−21を揺動する。すると、補正ロ−ラ2
4が軸20を中心とする円弧状に上下動し、キャリッジ
13を回動し、記録ヘッド14のヘッド面14aに対す
るプラテン11の傾斜角度が大小に変化する。そして、
シ−ト面に対する噴射角度を変化させて有効印字幅Wを
変えることにより、シ−トS上に記録される画像に白ス
ジや黒スジが発生することを防止する。
サ33がその偏心量を検知し、その出力を電気制御手段
32が受けてモ−タを駆動し、駆動歯車31が正転また
は逆転する。すると、駆動歯車31がセクタホイル30
を介してレバ−21を揺動する。すると、補正ロ−ラ2
4が軸20を中心とする円弧状に上下動し、キャリッジ
13を回動し、記録ヘッド14のヘッド面14aに対す
るプラテン11の傾斜角度が大小に変化する。そして、
シ−ト面に対する噴射角度を変化させて有効印字幅Wを
変えることにより、シ−トS上に記録される画像に白ス
ジや黒スジが発生することを防止する。
【0035】また、前記図5に示す実施例は、電気制御
手段32で偏心量に応じてレバ−21を揺動してキャリ
ッジ13を回動するようにしたが、図6に示すように、
偏心量に応じてレバ−21を揺動してプラテン11を回
動するようにしてもよい。即ち、図4に示す実施例のよ
うに構成したプラテン11の下側にレバ−21の一端に
設けた補正ロ−ラ24を押し当てる。
手段32で偏心量に応じてレバ−21を揺動してキャリ
ッジ13を回動するようにしたが、図6に示すように、
偏心量に応じてレバ−21を揺動してプラテン11を回
動するようにしてもよい。即ち、図4に示す実施例のよ
うに構成したプラテン11の下側にレバ−21の一端に
設けた補正ロ−ラ24を押し当てる。
【0036】そして、搬送ロ−ラ15が回転するとセン
サ33がその偏心量を検知し、その出力を電気制御手段
32が受けてモ−タを駆動し、駆動歯車31が正転また
は逆転する。すると、駆動歯車31がセクタホイル30
を介してレバ−21を揺動する。すると、補正ロ−ラ2
4が軸20を中心とする円弧状に上下動し、プラテン1
1を回動し、記録ヘッド14のヘッド面14aに対する
プラテン11の傾斜角度が大小に変化する。そして、シ
−ト面に対する噴射角度を変化させて有効印字幅Wを変
えることにより、シ−トS上に記録される画像に白スジ
や黒スジが発生することを防止する。
サ33がその偏心量を検知し、その出力を電気制御手段
32が受けてモ−タを駆動し、駆動歯車31が正転また
は逆転する。すると、駆動歯車31がセクタホイル30
を介してレバ−21を揺動する。すると、補正ロ−ラ2
4が軸20を中心とする円弧状に上下動し、プラテン1
1を回動し、記録ヘッド14のヘッド面14aに対する
プラテン11の傾斜角度が大小に変化する。そして、シ
−ト面に対する噴射角度を変化させて有効印字幅Wを変
えることにより、シ−トS上に記録される画像に白スジ
や黒スジが発生することを防止する。
【0037】
【発明の効果】従って、この発明は、キャリッジをシ−
ト搬送方向に回動可能に設けてレバ−を係合させ、また
はプラテンを記録ヘッドに対し近退する方向に回動可能
に設けてレバ−を係合させ、搬送ロ−ラの偏心量に応じ
てそのレバ−を揺動させてそのレバ−でキャリッジまた
はプラテンを回動させるので、記録ヘッドのプラテンに
対する傾斜が搬送ロ−ラの偏心量に応じて変化し、シ−
ト面に対する噴射角度が変わって有効印字幅が変わるこ
とにより、シ−トを搬送する搬送ロ−ラが偏心していて
も白スジや黒スジのない品質のよい画像を得ることがで
きる。
ト搬送方向に回動可能に設けてレバ−を係合させ、また
はプラテンを記録ヘッドに対し近退する方向に回動可能
に設けてレバ−を係合させ、搬送ロ−ラの偏心量に応じ
てそのレバ−を揺動させてそのレバ−でキャリッジまた
はプラテンを回動させるので、記録ヘッドのプラテンに
対する傾斜が搬送ロ−ラの偏心量に応じて変化し、シ−
ト面に対する噴射角度が変わって有効印字幅が変わるこ
とにより、シ−トを搬送する搬送ロ−ラが偏心していて
も白スジや黒スジのない品質のよい画像を得ることがで
きる。
【図1】この発明の一実施例であるシリアルプリンタの
要部を示す概略構成図である。
要部を示す概略構成図である。
【図2】その搬送ロ−ラの最大半径部分が押さえロ−ラ
と圧接した状態図である。
と圧接した状態図である。
【図3】そのシリアルプリンタの概略構成図である。
【図4】この発明の他の実施例の要部を示す概略構成図
である。
である。
【図5】この発明の更に他の実施例の要部を示す概略構
成図である。
成図である。
【図6】この発明の更に他の実施例の要部を示す概略構
成図である。
成図である。
【図7】従来のシリアルプリンタにおける記録状態を示
すもので、(a)は正常な記録状態を、(b)は白スジ
が発生した記録状態を、(c)は黒スジが発生した記録
状態を示す説明図である。
すもので、(a)は正常な記録状態を、(b)は白スジ
が発生した記録状態を、(c)は黒スジが発生した記録
状態を示す説明図である。
【図8】その記録状態の部分拡大図で、(a)は正常な
記録状態を、(b)は白スジが発生した記録状態を、
(c)は黒スジが発生した記録状態を示す説明図であ
る。
記録状態を、(b)は白スジが発生した記録状態を、
(c)は黒スジが発生した記録状態を示す説明図であ
る。
【図9】従来のシリアルプリンタにおける改行ピッチと
改行数との関係を示すグラフである。
改行数との関係を示すグラフである。
【図10】従来のシリアルプリンタにおける記録部の構
成図である。
成図である。
11 プラテン 12 ガイドシャフト 13 キャリッジ 14 記録ヘッド 15 搬送ロ−ラ 21 レバ− 32 電気制御手段 33 センサ S シ−ト
Claims (4)
- 【請求項1】 搬送ロ−ラを一定角度ずつ回動してシ−
トを搬送しながら、ガイドシャフトで案内してそのシ−
ト搬送方向と直交する方向にキャリッジを往復動し、そ
のキャリッジ上の記録ヘッドからインクを噴射してプラ
テン上のシ−トに順次記録を行うシリアルプリンタにお
いて、前記ガイドシャフトを中心としてシ−ト搬送方向
に前記キャリッジを回動可能に設ける一方、そのキャリ
ッジと一端側を係合するとともに他端側を前記搬送ロ−
ラの外周に押し当ててその搬送ロ−ラの偏心量に応じて
揺動するレバ−を設けてなる、シリアルプリンタ。 - 【請求項2】 搬送ロ−ラを一定角度ずつ回動してシ−
トを搬送しながら、ガイドシャフトで案内してそのシ−
ト搬送方向と直交する方向にキャリッジを往復動し、そ
のキャリッジ上の記録ヘッドからインクを噴射してプラ
テン上のシ−トに順次記録を行うシリアルプリンタにお
いて、前記記録ヘッドに対し近退する方向に前記プラテ
ンを回動可能に設ける一方、そのプラテンと一端側を係
合するとともに他端側を前記搬送ロ−ラの外周に押し当
ててその搬送ロ−ラの偏心量に応じて揺動するレバ−を
設けてなる、シリアルプリンタ。 - 【請求項3】 搬送ロ−ラを一定角度ずつ回動してシ−
トを搬送しながら、ガイドシャフトで案内してそのシ−
ト搬送方向と直交する方向にキャリッジを往復動し、そ
のキャリッジ上の記録ヘッドからインクを噴射してプラ
テン上のシ−トに順次記録を行うシリアルプリンタにお
いて、前記ガイドシャフトを中心としてシ−ト搬送方向
に前記キャリッジを回動可能に設ける一方、前記搬送ロ
−ラの偏心量を検知するセンサを設け、そのセンサの出
力を受けて偏心量に応じて前記レバ−を揺動する電気制
御手段を備えてなる、シリアルプリンタ。 - 【請求項4】 搬送ロ−ラを一定角度ずつ回動してシ−
トを搬送しながら、ガイドシャフトで案内してそのシ−
ト搬送方向と直交する方向にキャリッジを往復動し、そ
のキャリッジ上の記録ヘッドからインクを噴射してプラ
テン上のシ−トに順次記録を行うシリアルプリンタにお
いて、前記記録ヘッドに対し近退する方向に前記プラテ
ンを回動可能に設けるとともに、そのプラテンと係合す
るレバ−を設ける一方、前記搬送ロ−ラの偏心量を検知
するセンサを設け、そのセンサの出力を受けて偏心量に
応じて前記レバ−を揺動する電気制御手段を備えてな
る、シリアルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35193792A JPH06171178A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | シリアルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35193792A JPH06171178A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | シリアルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06171178A true JPH06171178A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18420646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35193792A Pending JPH06171178A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | シリアルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06171178A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7766445B2 (en) | 2004-12-28 | 2010-08-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Inkjet recording apparatus |
CN114474996A (zh) * | 2022-02-17 | 2022-05-13 | 厦门德瑞雅喷码科技有限公司 | 一种自适应侧喷机构及侧喷方法 |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP35193792A patent/JPH06171178A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7766445B2 (en) | 2004-12-28 | 2010-08-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Inkjet recording apparatus |
CN114474996A (zh) * | 2022-02-17 | 2022-05-13 | 厦门德瑞雅喷码科技有限公司 | 一种自适应侧喷机构及侧喷方法 |
CN114474996B (zh) * | 2022-02-17 | 2023-02-10 | 厦门德瑞雅喷码科技有限公司 | 一种自适应侧喷机构及侧喷方法 |
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