JPH108631A - 浴室天井用露受け装置 - Google Patents

浴室天井用露受け装置

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Publication number
JPH108631A
JPH108631A JP8161236A JP16123696A JPH108631A JP H108631 A JPH108631 A JP H108631A JP 8161236 A JP8161236 A JP 8161236A JP 16123696 A JP16123696 A JP 16123696A JP H108631 A JPH108631 A JP H108631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dew
bathroom ceiling
panel
dew receiving
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8161236A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Namikawa
美佐雄 並川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8161236A priority Critical patent/JPH108631A/ja
Publication of JPH108631A publication Critical patent/JPH108631A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室天井パネル同士の接合部にて結露水排水
を行うことができ、且つ接合される浴室天井パネルの一
方又は両方が接合部に向かって下向き傾斜を有している
場合にも自在に対応させて施工可能な浴室天井用露受け
装置を提供する。 【解決手段】 前向きに開口して浴室天井パネル3の端
部が嵌入する差込凹所14a を有する断面略コ字型のパネ
ル嵌着部14とこのパネル嵌着部14の後方側から下方へ更
に前方へと延びてパネル嵌着部14の下方を受ける樋形部
18とを一体に有する露受け部材1と、これと同様にパネ
ル嵌着部24と樋形部28とを一体に有する露受け部材2と
を備え、これら2体の露受け部材1,2の背後をそれぞ
れ相対向して回動自在に連結してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室天井を構成する
浴室天井パネル同士の接合部にて浴室天井パネルの下面
に生じる結露水を排水するのに有用な浴室天井用露受け
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室天井パネルにて構成される浴
室天井において、浴室天井パネルの下面に生じる結露水
を受け止め排水する浴室天井用露受け装置としては、図
3に示す如く、浴室天井の回り縁に用いるものがある。
この図3に示す浴室天井用露受け装置は、天井面を構成
する浴室天井パネル3における浴室壁面5に接する端部
にて固定される固定部材Aに、浴室壁面5に沿って垂下
し更に前方に突出して浴室天井パネル3の端部の下方を
受ける樋形部材Bを係合連結して構成されており、固定
部材Aは、浴室天井パネル3端部の上面と天井下地4と
の間に略水平に介在し固定される固定片A1と、この固定
片A1の後端から略直角に垂下する鉛直片A2とを有し、こ
の鉛直片A2の下端部には下向きに開口するコ字型係合部
A3が形成されており、一方、樋形部材Bは、浴室天井パ
ネル3端部の下面に間隔をおいて略水平に沿う樋底板B1
と、樋底板B1の後端に立ち上がり上記固定部材Aのコ字
型係合部A3に嵌入保持される立上係合片B2と、樋底板B1
の前端に立ち上がる樋溝側壁片B3とを有している。そし
て、該浴室天井用露受け装置は、鉛直片A2を浴室壁面5
に沿わせて固定部材Aの固定片A1を浴室天井パネル3の
端部と天井下地4との間に固定し、この固定部材Aのコ
字型係合部A3に樋形部材Bの立上係合片B2を嵌入保持す
ることにより、浴室天井の回り縁として施工され、浴室
天井パネル3下面で発生し端部側に流れた結露水は樋形
部材Bにて受け止められて排水されるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大きな浴室
等においては、天井面を浴室天井パネルで形成するには
複数の浴室天井パネルを接合して天井面が形成されるも
のとなるものであって、この場合、天井面積が大きいた
めに回り縁のみならず天井中程の浴室天井パネル同士の
接合部にも結露水排水機能を付与することが望まれるも
のであった。特に天井中程にて接合される左右の浴室天
井パネルの一方又は両方が接合部に向かって下向き傾斜
を有している場合、浴室天井パネル下面で生じた結露水
は傾斜に沿って接合部に集まるために尚更のことであっ
た。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、浴室天井パネル同士の接合部にて結露水排水を行
うことができる浴室天井用露受け装置であって、接合さ
れる浴室天井パネルの一方又は両方が接合部に向かって
下向き傾斜を有している場合にも自在に対応させて用い
ることが可能な浴室天井用露受け装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る浴室天井用露受け装置は、
前向きに開口して浴室天井パネルの端部が嵌入する差込
凹所を有する断面略コ字型のパネル嵌着部とこのパネル
嵌着部の後方側から下方へ更に前方へと延びてパネル嵌
着部の下方を受ける樋形部とを一体に有する2体の露受
け部材を備え、これら2体の露受け部材の背後をそれぞ
れ相対向させると共に回動自在に連結してなることを特
徴とするものである。
【0006】この浴室天井用露受け装置では、浴室天井
の中程にて接合される浴室天井パネルのうち、一方の浴
室天井パネルの端部を一方の露受け部材のパネル嵌着部
に嵌入すると共に、他方の浴室天井パネルの端部を他方
の露受け部材に嵌入して、浴室天井パネル同士の接合部
に介在させて施工されるものであり、このとき、浴室天
井パネルの下面で生じて接合部に流れた結露水は樋形部
に受け止められ排水される。また、接合される浴室天井
パネルの一方又は両方が接合部に向かって下向き傾斜さ
せて接合される場合には、2体の露受け部材を回動させ
てこれらの交差角度を浴室天井パネル同士の接合部にお
ける交差角度と一致させることにより、自在に対応させ
て施工することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明の第1実施形態に係る浴室天
井用露受け装置を示す端部から見た側面図であって、
(a)は一直線にした状態を示し、(b)は屈曲させた
状態を示している。図2は同上実施形態に係る浴室天井
用露受け装置の一施工例を示す側断面図である。
【0009】図示の如く、該実施形態に係る浴室天井用
露受け装置は、前向きに開口して浴室天井パネル3の端
部が嵌入する差込凹所14a を有する断面略コ字型のパネ
ル嵌着部14とこのパネル嵌着部14の後方側から下方へ更
に前方へと延びてパネル嵌着部14の下方を受ける樋形部
18とを一体に有する第一の露受け部材1と、これと同様
に前向きに開口して浴室天井パネル3の端部が嵌入する
差込凹所24a を有する断面略コ字型のパネル嵌着部24と
このパネル嵌着部24の後方側から下方へ更に前方へと延
びてパネル嵌着部24の下方を受ける樋形部28とを一体に
有する第二の露受け部材2と、を備えており、これら2
体の露受け部材1,2の背後がそれぞれ相対向して回動
自在に連結された構成となっている。
【0010】詳しく説明すると、第一の露受け部材1
は、アルミニウム等の金属や樹脂等から押出成形などに
より肉薄に形成された部材であって、浴室天井パネル3
の端部に対し横幅全体に渡って装着可能な横長寸法を有
している。この露受け部材1のパネル嵌着部14は、浴室
天井パネル3の端部が差し込み装着される前向きに開口
する差込凹所14a を横幅方向に沿って備えており、浴室
天井パネル3の上面に沿う上片11と、浴室天井パネル3
の下面に沿う下片13と、これら上片11及び下片13の外側
縁を連架し浴室天井パネル3の端面に沿う上下連結片12
とから断面略コ字型形状に形成されている。パネル嵌着
部14を構成している上片11は下片13よりも長寸となって
おり、下側から天井下地4 にネジ釘等で固定できるよう
になっている。
【0011】また、樋形部18はパネル嵌着部14の後方側
から下方へ更に前方へと延びてパネル嵌着部14の下方を
受ける樋形状に形成されているものであって、パネル嵌
着部14の上下連結片12の後面中程に後向きに突設された
連結リブ19を介して、この連結リブ19の後端から垂下す
る後方樋溝側壁片15と、この鉛直片後方樋溝側壁片15の
下端から前向き水平に延びる樋底板片16と、この樋底板
片16の前端に立ち上がる前方樋溝側壁片17とから上方に
開口する樋溝18a を有する略L字型に形成されている。
【0012】また、第一の露受け部材1の背後には後向
きに突設された連結リブ19の後端部に、一部が切り欠か
れて外向きに開口する係合凹部を有する断面略C字型の
雌型係合部10が形成されており、この雌型係合部10の係
合凹部は内周面が半円よりも大きな円弧状の面となって
いる。
【0013】一方、第二の露受け部材2は、パネル嵌着
部24及び樋形部28が第一の露受け部材1のパネル嵌着部
14及び樋形部18と略同様に形成されている。すなわち、
パネル嵌着部24は、浴室天井パネル3の端部が差し込み
装着される前向きに開口する差込凹所24a を横幅方向に
沿って備えており、浴室天井パネル3の上面に沿う上片
21と、浴室天井パネル3の下面に沿う下片23と、これら
上片21及び下片23の外側縁を連架し浴室天井パネル3の
端面に沿う上下連結片22とから断面略コ字型形状に形成
されていて、上片21は下片23よりも長寸で下側から天井
下地4 にネジ釘等で固定できるようになっている。ま
た、樋形部28は、パネル嵌着部24の後方側から下方へ更
に前方へと延びてパネル嵌着部24の下方を受ける樋形状
に形成されているものであって、パネル嵌着部24の上下
連結片22の後面中程に後向きに突設された連結リブ29を
介して、この連結リブ29の後端から垂下する後方樋溝側
壁片25と、この鉛直片後方樋溝側壁片25の下端から前向
き水平に延びる樋底板片26と、この樋底板片26の前端に
立ち上がる前方樋溝側壁片27とから上方に開口する樋溝
28a を有する略L字型に形成されている。
【0014】また、第二の露受け部材2の背後には、後
向きに突設された連結リブ29の後端部に、第一の露受け
部材1の雌型係合部10の係合凹部に回動自在に嵌入する
断面略C字型の雄型係合部20が形成されている。
【0015】該実施形態に係る浴室天井用露受け装置に
おいては、上記2体の露受け部材1,2は、それぞれの
背後を相対向させて雌型係合部10の係合凹部に雄型係合
部20を嵌合させることにより回動自在に連結されている
ものである。このとき、露受け部材1,2の連結角度は
回動により180°から90°までの範囲で自在に変更
可能となっており、例えば図1(a)に示す如く、露受
け部材1,2の連結角度を180°とすると、浴室天井
中程にて浴室天井パネル3,3を左右真っ直ぐに接続す
ることができるものであり、また図1(b)に示す如
く、露受け部材1,2の連結角度を90°とすると、浴
室天井パネル3,3を直交させて接続することができる
ものである。
【0016】該浴室天井用露受け装置にあっては、例え
ば図2に示す如く、浴室天井の中程にて左右から接合部
に向かって下向き傾斜する浴室天井パネル3,3の接続
部に介在させて用いると有用なものである。すなわち、
図2における施工例では、接合部に向かって下向き傾斜
する浴室天井パネル3,3の交差角度に該浴室天井用露
受け装置における露受け部材1,2の連結角度を一致さ
せて、下向き傾斜する一方の浴室天井パネル3の下端部
を第一の露受け部材1のパネル嵌着部14に差し込み装着
すると共に、他方の浴室天井パネル3の下端部を第二の
露受け部材2のパネル嵌着部24に差し込み装着すること
により施工されているものであり、この場合、浴室天井
パネル3,3の下面で生じた結露水は傾斜に沿って樋形
部18,28に受け止められ適宜排水されるようになってい
る。
【0017】なお、該浴室天井用露受け装置は、上記施
工例に限らず、浴室天井パネル3,3が水平に接続され
る場合にも、或いは一方の浴室天井パネル3は水平で他
方の浴室天井パネル3が接続部に対して下向き傾斜して
接続される場合にも、使用可能なものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る浴室
天井用露受け装置によると、浴室天井の中程にて接合さ
れる浴室天井パネルのうち、一方の浴室天井パネルの端
部を一方の露受け部材のパネル嵌着部に嵌入すると共
に、他方の浴室天井パネルの端部を他方の露受け部材に
嵌入して、浴室天井パネル同士の接合部に介在させて施
工されるものであり、このとき、浴室天井パネルの下面
で生じて接合部に流れた結露水は樋形部に受け止められ
排水される。また、接合される浴室天井パネルの一方又
は両方が接合部に向かって下向き傾斜させて接合される
場合には、2体の露受け部材を回動させてこれらの交差
角度を浴室天井パネル同士の接合部における交差角度と
一致させることにより、自在に対応させて施工すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る浴室天井用露受け装置
を示す端部からみた側面図であって、(a)は一直線に
した状態を示し、(b)は屈曲させた状態を示してい
る。
【図2】同上実施形態に係る浴室天井用露受け装置の一
施工例を示す側断面図である。
【図3】(a)は従来の浴室天井用露受け装置の一例を
示す分解斜視図であって、(b)はその施工例を示す側
断面図である。
【符号の説明】
1,2 露受け部材 14,24 パネル嵌着部 18,28 樋形部 3 浴室天井パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前向きに開口して浴室天井パネルの端部
    が嵌入する差込凹所を有する断面略コ字型のパネル嵌着
    部とこのパネル嵌着部の後方側から下方へ更に前方へと
    延びてパネル嵌着部の下方を受ける樋形部とを一体に有
    する2体の露受け部材を備え、これら2体の露受け部材
    の背後をそれぞれ相対向させると共に回動自在に連結し
    てなることを特徴とする浴室天井用露受け装置。
JP8161236A 1996-06-21 1996-06-21 浴室天井用露受け装置 Pending JPH108631A (ja)

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JP8161236A JPH108631A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 浴室天井用露受け装置

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JP8161236A JPH108631A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 浴室天井用露受け装置

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JPH108631A true JPH108631A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15731233

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8161236A Pending JPH108631A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 浴室天井用露受け装置

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JP (1) JPH108631A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004559A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Sumori Kogyo:Kk 内装用建材および建物内装構造

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