JPH1086030A - ガラス板加工機における搬送装置 - Google Patents

ガラス板加工機における搬送装置

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JPH1086030A
JPH1086030A JP24646296A JP24646296A JPH1086030A JP H1086030 A JPH1086030 A JP H1086030A JP 24646296 A JP24646296 A JP 24646296A JP 24646296 A JP24646296 A JP 24646296A JP H1086030 A JPH1086030 A JP H1086030A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
glass plate
shafts
shaft
transfer device
Prior art date
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Pending
Application number
JP24646296A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Yamaguchi
高広 山口
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
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Publication of JPH1086030A publication Critical patent/JPH1086030A/ja
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被加工ガラス板に対する挟持圧力の調整が簡単
でしかも短時間に行うことができる搬送装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明は、両側に加工機が配設され、ガ
ラス板を上下の搬送ベルトコンベアで挟持しながら搬送
する装置において、カウンタシャフトの回転をウオーム
ギアによって軸の回転運動に変換し、さらに該軸に螺合
されたナットの上下動に変換し、上部搬送ベルトの押圧
力を調整する複数の圧力調整装置を具備するとともに、
前記圧力調整装置と圧力調整装置の間のカウンタシャフ
トに摩擦継手を挿入したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鏡板ガラスあるいは
通常の板ガラスなどのガラス板端面を加工するときに、
ガラス板を挟持、搬送する上下の搬送ベルト、圧力調整
装置などを具備する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる搬送装置として、実開昭5
9−100550号、実開平1−81265号、特開平
6−126583号などに示されるように、上側の押圧
ベルトと下側の搬送ベルトにガラス板を挟持、搬送しな
がら搬送路の側方部に配設された研削機などの加工機に
より板ガラス、鏡板ガラスなどの側辺端面を研磨する装
置は周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、挟持圧
力が強すぎると搬送がスムーズにいかず、場合によって
は搬送が滞り、ベルトが破断する恐れがあり、挟持圧力
が弱すぎるとガラス板が蛇行して搬送され、研磨などの
加工むらが生じるのは避けられなかった。
【0004】挟持圧力の調整は、実開昭59−1005
50号、実開平1−81265号には圧力をどのように
調整するかの記載はなく、特開平6−126583号に
おいては、、板ばね、スプリングなどのバネによって圧
力を調整するものであるから、圧力を調整することは実
質的に不可能である。
【0005】また、カウンターシャフトの回転をウォー
ムギアによって垂直方向の軸の回転に変換し、軸に螺合
されたナットを上下動させ、このナットの上下動に連動
して動くプレートの先端にスプリングを介して設けた複
数の押さえロールにより上部搬送ベルトを押圧し、下部
搬送ベルトとにより挟持する搬送装置が知られている
が、その場合の挟持圧力の調整は複数のウォームギアの
噛み合わせを外し、それぞれの圧力の調整を行っていた
が、この方法では作業が煩雑であり、時間的にも多大の
時間を要するものであった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、挟持圧力の調整が簡単でしかも短時間に行う
ことができる搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明の搬送装置は、両側に加工機が配設さ
れ、ガラス板を上下の搬送ベルトコンベアで挟持しなが
ら搬送するとともに、カウンタシャフトの回転をウォー
ムギアとウォームホイールの螺合によって軸の回転運動
に変換し、さらに該軸に螺合されたナットの上下動に変
換し、上部搬送ベルトの押圧力を調整する複数の圧力調
整用スライドブロックを具備した搬送装置において、前
記圧力調整用スライドブロックと圧力調整用スライドブ
ロックの間のカウンタシャフトに摩擦継手を挿入したこ
とを特徴とする。
【0008】本発明では、圧力調整装置と隣の圧力調整
装置の間においてカウンタシャフトを分割し、その部分
を、中央側の外径を大きく、次第に外側の外形を小さく
なるようにねじ山を形成したボディと、その両側に、外
側の内径を小さくして次第に中央側内径を大きくなるよ
うにねじ山を形成した一対のナットから構成される摩擦
継手によって接続することによって、調整したい圧力調
整装置側のナットを緩めると、圧力調整装置の両側にカ
ウンタシャフトがあるときには、調整しようとする方の
ナットを緩めるとその圧力調整装置に連なるカウンタシ
ャフトをその他のカウンタシャフトから縁を切ることが
できるので、その状態でウォームギア部分の噛み合いを
外すことなく、ナットとウォームギアの回転軸との螺合
状態を変え、すなわちナットに固着されたプレートの高
さを調整することにより挟持圧力を調整することができ
るようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】搬送ベルトは、実施例に示すよう
に、無端ベルトから構成され上下に配設され、上下の両
側に、例えば研削加工機が配設され、ガラス板を上下の
搬送ベルトコンベアで挟持しながら搬送すると同時にそ
の両側を研削するものであり、上下の搬送装置は同期し
て駆動される。
【0010】上部無端ベルトと下部無端ベルトはいずれ
も幅が50mm前後のベルトを、被研削板、例えば鏡板
ガラスなどの左右に2列に配設したものでる。圧力調整
装置は、上部無端ベルトの上部に同じ装置が2系列配設
され、それぞれの装置は、複数の圧力調整部分にウォー
ムギアが具備され、先端にはハンドルが装備されたカウ
ンタシャフトと、ウォームギアに螺合されるウォームホ
イールが先端に装着され、一部にねじが刻設された回転
軸と、該回転軸のねじ部に螺合されるナットを具備する
スライドブロックと、複数のスライドブロックに連結さ
れるプレートと、該プレートにバネによって軸支された
押さえロール取付用プレートと該押さえロール取付用プ
レートに軸支された押さえロールから構成され、このよ
うな圧力調整装置を進行方向両側に一対設けるようにし
たものであり、カウンタシャフトはウォームギアとウォ
ームギアの間、すなわちスライドブロックとスライドブ
ロックの間において、ボディと一対のナットで構成され
る摩擦継手によって接続されており、カウンタシャフト
はこのボディ部分で縁が切れるようにしておく。
【0011】搬送する対象物は鏡板ガラス以外にも通常
の板ガラスなどでも勿論よい。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を詳細に
説明する。図1は本発明の搬送装置を示す側面図、図2
は圧力調整装置の要部を示す斜視図、図3は2系列の圧
力調整装置の一部断面を示す断面図で符号は一方の装置
のみに付す。図4は摩擦継手を示す断面図である。
【0013】図1に示すように、鏡板ガラスなどのガラ
ス板1の板面を挟持して搬送する上部無端ベルト2と下
部無端ベルト3はそれぞれ左右に所定の間隔をおいて2
列に配置され、上部無端ベルト2と下部無端ベルト3は
図示しない駆動装置によって同期して駆動される。
【0014】図示しない研削装置、研磨装置は搬送装置
の両側に配置され、ガラス板の側辺端面部分が、ガラス
板の搬送にともない研磨、加工される。圧力調整装置
は、上部無端ベルトの上方に、同じ装置が2系列配設さ
れ、それぞれの装置は、複数の圧力調整部分にそれぞれ
ウォームギア41、42、43が具備され、ウォームギア
とウォームギアの間には摩擦継手51、52が挿入された
カウンタシャフト61、62、63と、それぞれのウォー
ムギアに螺合されるウォームホイールが先端に連結さ
れ、一部にねじ山が刻設された回転軸71、72、7
3と、回転軸のねじ部分に螺合するナットに固着される
スライドブロック81、82、83と、それぞれのスライ
ドブロックに連結され、複数の押さえロールがバネを介
して軸支されるプレート9から構成される。
【0015】中央部分の圧力調整部分をより詳細に説明
すると図2、図3に示すように、カウンタシャフトは、
フレーム10に設けられた軸受11に軸支され、圧力調
整部部にウォームギア42が連結され、軸受11の外側
に、図4に示すようなボディ511と一対のナット512
12’から構成される摩擦継手51、ボディ521と一対
のナット522、522’から構成される摩擦継手52が挿
入される。 なお、カウンタシャフトはそれぞれのボデ
ィ511とボディ521部分でそれぞれ分割される。
【0016】回転軸72はフレーム12に設けられた軸
受13などによって軸支されており、ウォームギア42
に螺合するウォームホイール42’を具備し、その下方
にはねじ山が刻設される。
【0017】スライドブロック82は回転軸72のねじ山
に螺合されるナット14を具備しており、その他のスラ
イドブロック81、83とともにプレート9に連結され
る。プレート9には先端に押さえロール15を軸支した
押さえロール取付プレート16がバネ17を介して軸支
される。
【0018】このような装置によって図1の中央部分の
挟持圧力は、カウンタシャフトの中央部のボディと一対
のナットで構成される摩擦継手51、52の外側のナット
12と522’を緩めるとカウンタシャフト62は外側の
カウンタシャフト61と63とは縁が切れ、その状態で回
転軸72とナットの位置関係を調整するもので、挟持圧
力を大きくする場合にはカウンタシャフト62を回転さ
せて、ナットの位置が低くなるように、挟持圧力を小さ
くする場合にはナットの位置が高くなるように調整すれ
ば、プレートに取り付けられた押さえロールの上部搬送
ベルトへの押圧力が変わり、自在に挟持圧力を調整する
ことができる。
【0019】また、スライドブロック81部分の圧力を
調整するときには摩擦継手51のナット512’を緩め
て、スライドブロック83部分の圧力を調整するときに
は摩擦継手52のナット522を緩めるように、それぞれ
のカウンタシャフト61、62を回転させて調整すればよ
い。
【0020】
【発明の効果】本発明の装置によれば、従来きわめて煩
雑で、調整時間も長く要していた挟持圧力の調整をきわ
めて簡単に、しかも短時間に行うことがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置を示す側面図である。
【図2】圧力調整装置の要部を示す斜視図である。
【図3】2系列の圧力調整装置の一部断面を示す断面図
であり、符号は一方の装置のみに付す。
【図4】摩擦継手を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス板 2 上部無端ベルト 3 下部無端ベルト 41、42、43 ウォームギア 51、52 摩擦継手 61、62、63 カウンタシャフト 71、72、73 回転軸 81、82、83 スライドブロック 9 プレート 10、12 フレーム 15 押さえロール 16 押さえロール取付プレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に加工機が配設され、ガラス板を上下
    の搬送ベルトコンベアで挟持しながら搬送するととも
    に、カウンタシャフトの回転をウォームギアとウォーム
    ホイールの螺合によって軸の回転運動に変換し、さらに
    該軸に螺合されたナットの上下動に変換し、上部搬送ベ
    ルトの押圧力を調整する複数の圧力調整用スライドブロ
    ックを具備した搬送装置において、前記圧力調整用スラ
    イドブロックと圧力調整用スライドブロックの間のカウ
    ンタシャフトに摩擦継手を挿入したことを特徴とするガ
    ラス板加工機における搬送装置。
JP24646296A 1996-09-18 1996-09-18 ガラス板加工機における搬送装置 Pending JPH1086030A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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