JPH1084742A - 藺草収穫機 - Google Patents

藺草収穫機

Info

Publication number
JPH1084742A
JPH1084742A JP23937296A JP23937296A JPH1084742A JP H1084742 A JPH1084742 A JP H1084742A JP 23937296 A JP23937296 A JP 23937296A JP 23937296 A JP23937296 A JP 23937296A JP H1084742 A JPH1084742 A JP H1084742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rush
roller
cutting
blade body
harvester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23937296A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumichi Makizono
晴充 牧園
Takayuki Ono
隆行 大野
Atsushi Fujimoto
淳 藤本
Mitsuru Murata
充 村田
Hiromi Yamaguchi
廣見 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP23937296A priority Critical patent/JPH1084742A/ja
Publication of JPH1084742A publication Critical patent/JPH1084742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易にすぐりローラやくず藺細断装置に対し
てメンテナンス等を行えるようにできる藺草収穫機を提
供する。 【解決手段】 搬送藺草群の株端側に突出されたくず藺
を回転駆動される一対のすぐりローラ18,19で挾持
して引き抜き搬出するように構成し、前記すぐりローラ
18,19のくず藺搬出側に、搬出されたくず藺を搬送
終端から順次切断していくくず藺細断装置6を配備した
藺草収穫機において、前記くず藺細断装置6を、前記搬
出されたくず藺を切断位置で受け止める固定刃体28
と、前記すぐりローラ18,19の回転軸芯とほぼ平行
な軸芯周りで回転駆動されて、前記固定刃体28との協
働で切断する回転刃体26とで構成し、前記回転刃体2
6を、前記すぐりローラ18,19の一方に対して、こ
のすぐりローラ18の回転軸芯周りで位置変更自在に構
成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送藺草群の株端
側に突出されたくず藺を回転駆動される一対のすぐりロ
ーラで挾持して引き抜き搬出するように構成し、前記す
ぐりローラのくず藺搬出側に、搬出されたくず藺を搬送
終端から順次切断していくくず藺細断装置を配備した藺
草収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の藺草収穫機は、すぐりロ
ーラの支軸等を支持する支持枠やケース等、そしてくず
藺細断装置を構成する部材やそれを支持する支持枠やケ
ース等を分解することで、すぐりローラやくず藺細断装
置を構成する部材等に対するメンテナンスを行えるよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の藺草収穫機にあっては、すぐりローラやくず藺細断
装置を構成する部材やそれを支持する構造を分解して取
り出したりしなければ、すぐりローラ等に対するメンテ
ナンスを行うことができなかったため、わざわざその分
解を行う作業をする等手間のかかるものとなっていた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、すぐりローラやくず藺細断装置に対して清掃
等のメンテナンスを簡易に行えるようにできる藺草収穫
機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる藺草収穫機は、搬
送藺草群の株端側に突出されたくず藺を回転駆動される
一対のすぐりローラで挾持して引き抜き搬出するように
構成し、前記すぐりローラのくず藺搬出側に、搬出され
たくず藺を搬送終端から順次切断していくくず藺細断装
置を配備した藺草収穫機において、前記くず藺細断装置
を、前記搬出されたくず藺を切断位置で受け止める固定
刃体と、前記すぐりローラの回転軸芯とほぼ平行な軸芯
周りで回転駆動されて、前記固定刃体との協働で切断す
る回転刃体とで構成し、前記回転刃体を、前記すぐりロ
ーラの一方に対して、このすぐりローラの回転軸芯周り
で位置変更自在に構成してあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、くず藺細断装置の回転刃体等に対してメンテ
ナンスを行う場合には、すぐりローラの一方の回転軸芯
周りで回転刃体を位置変更することで、くず藺の細断を
行う使用姿勢から、回転刃体の清掃や交換等を行い易い
メンテナンス用の姿勢、すなわち回転刃体がすぐりロー
ラや機体に近接している使用姿勢からすぐりローラや機
体から例えば上方に離間してすぐりローラ等がメンテナ
ンスの邪魔になりにくい姿勢に変更できる。又、逆にこ
のメンテナンス用の姿勢から使用姿勢に変更するのも、
すぐりローラの一方の回転軸芯周りで回転刃体を位置変
更することで簡易にできる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、くず藺細断装置の回転刃体をすぐり
ローラの一方に対して揺動自在に支持するような簡易な
構造を採用することで、一々回転刃体やすぐりローラ等
をくず藺細断装置から取り外したりしなくても、回転刃
体の位置変更をメンテナンスを行い易い状態へ簡易にか
つ迅速に切り換えできるものとなり、メンテナンスの作
業効率を向上できるに至った。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる藺草
収穫機は、請求項1記載のものにおいて、前記一対のす
ぐりローラの相対間隔を変更するように、前記すぐりロ
ーラのうち他方のものを、前記回転刃体の回転軸芯周り
で揺動変位自在に構成してあることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、一対のすぐりローラの相対間隔を変更するよ
うに、すぐりローラのうち他方のものを、回転刃体の回
転軸芯周りで揺動変位自在に構成してあるから、回転刃
体の回転軸芯を中心としてすぐりローラのうち他方のも
のを揺動させるだけの簡易な作業ですぐりローラ同士の
間隔を変更できるものとなる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、回転刃体の回転軸を支持する構造に
対してすぐりローラのうち他方のものを揺動自在に支持
するような簡易な構造を採用することで、ローラ清掃な
どのメンテナンスを行うのに適した状態に他方のすぐり
ローラの位置変更が可能となり、メンテナンスの作業効
率をより一層向上できるに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、植立
する藺草を駆動式の分草体1によって振動を与えて絡み
をほぐしながら刈取対象藺草と非刈取対象藺草とに分草
したり、刈取対象藺草を2列の引起し経路の一方と他方
とに分草し、分草体1からの刈取対象藺草を引起し装置
2で引起し、引起し装置2からの刈取対象藺草の茎先側
を無端回動ベルト3によって挾持しながら株元側をバリ
カン型の刈取装置4によって刈り取るように構成した刈
取部A、刈取藺草を収穫対象藺草と屑藺草(以下くず藺
と称する)とに選別する選別装置5、この選別装置5か
らのくず藺に作用するくず藺細断装置6、前記選別装置
5からの収穫対象藺草を設定量づつ結束する結束装置
B、前記無端回動ベルト3等によって刈取部Aから刈取
藺草を選別装置5に供給するとともに選別装置5からの
収穫対象藺草を結束装置Bに供給する搬送部7を備えた
作業装置を、クローラ走行装置8,8、運転部用の日除
け9、エンジンE等を有した自走機体の前部に、リフト
シリンダC1によって機体横方向の軸芯P周りで揺動昇
降操作するように連結するとともに、前記エンジンEの
回転出力を作業装置に伝達するように構成している。前
記自走機体の運転部の横側に、結束装置Bからの藺草束
を貯留する荷台10をダンプシリンダC2によってダン
プ操作できるように設け、もって、乗用型の藺草収穫機
を構成している。
【0012】図1乃至図3に示すように、前記搬送部7
は、引起し装置2の後側に位置する前記無端回動ベルト
3、この無端回動ベルト3の下方で引起し装置2の後側
に位置する上下一対の横送り無端回動ベルト11,1
1、これら横送り無端回動ベルト11,11の間に位置
するブロワ12、このブロワ12の横側方に位置する藺
草受け台13に機体横方向に並べて備えてある後送り無
端回動ベルト14,15のそれぞれによって構成してあ
る。無端回動ベルト3は刈取装置4からの刈取藺草の茎
先側を挾持して機体後方に搬送する。無端回動ベルト3
が茎先がわを挾持している刈取藺草の株元側を一対の横
送り無端回動ベルト11,11がこれらの係止搬送爪に
よって藺草受け台13の方に横送りする。この株元側が
ブロワ12の送風口12aの横側に至ると、この送風口
12aからの風が株元側を吹き上げて、藺草受け台13
に位置する前記後送り無端回動ベルト14,15のうち
のブロワ12に近い側に位置する後送り無端回動ベルト
14の係止搬送爪に係止させる。すると、この後送り無
端回動ベルト14が刈取藺草の株元側を藺草受け台13
の上面に持ち上げて載せるとともに、藺草受け台13の
前端側の上方に位置する選別装置5のすぐり無端回動ベ
ルト16と、藺草受け台13の上面との間に送り込む。
この時、刈取藺草の無端回動ベルト3と後送り無端回動
ベルト14との間に位置する茎部分に搬送ガイド17が
受け止め作用し、刈取藺草の搬送ガイド17よりも茎先
側が機体上下向きの姿勢になり、搬送ガイド17よりも
株元側が藺草受け台13に載った横倒れ姿勢になるた
め、刈取藺草は全体としては搬送ガイド17に当接する
箇所で湾曲した屈曲姿勢になる。この屈曲姿勢で茎先側
を無端回動ベルト3がさらに後方に挾持搬送し、株元側
を後送り無端回動ベルト14が藺草受け台13の上面に
沿わせてさらに後方に係止搬送する。前後一対のすぐり
無端回動ベルト16,16を通過した後は、株元側が前
記後送り無端回動ベルト15の搬送始端部に入り、無端
回動ベルト3,14,15が刈取藺草を屈曲姿勢でさら
に機体後方に搬送する。この後、茎先側が無端回動ベル
ト3から外れ、刈取藺草は全長にわたって機体横方向に
沿う横倒れ姿勢になり、この横倒れ姿勢となった刈取藺
草の株元側を後送り無端回動ベルト15がさらに機体後
方に搬送して結束装置Bに送り込む。これにより、搬送
部7は刈取装置4からの刈取藺草の全てを選別装置5に
供給するとともに、選別装置5によって選別対象藺草を
結束装置Bに供給する。
【0013】選別装置5は、藺草受け台13の前端部の
上方に機体前後方向に並べて設けた前記一対のすぐり無
端回動ベルト16,16、これらすぐり無端回動ベルト
16,16の一端側の機体後方側に設けた上下一対のす
ぐりローラ18,19によって構成している。一対の無
端回動ベルト16,16の一端側を巻回している輪体2
0が前記結束装置Bからの伝動によって機体前後方向の
軸芯周りで駆動されることにより、一対のすぐり無端回
動ベルト16,16のいずれもが輪体20によって駆動
され、いずれものすぐり無端回動ベルト16,16が有
するすぐり爪16aが藺草受け台13に対して図3に示
す矢印F方向に移動し、前記搬送部7からの刈取藺草の
株元側に対して摩擦によって機体横外側に引出し作用す
る。すぐり無端回動ベルト16と藺草受け台13との間
に供給された刈取藺草のうちの茎先側が無端回動ベルト
3によって挾持されている藺草は、すぐり爪16aが引
出し作用しても無端回動ベルト3,14によって機体後
方に搬送される藺草群から抜けでないが、茎先側が無端
回動ベルト3によって挾持されていない藺草は、すぐり
爪16aが引出し作用すると搬送藺草群から株元側に抜
け出てしまう。搬送藺草群から抜け出た刈取藺草は他の
刈取藺草とともにすぐり無端回動ベルト16の後方側に
移動するに伴ってその株元側が前記一対のすぐりローラ
18,19の間に入り込む。一対のすぐりローラ18,
19のうちの上側のすぐりローラ18は前記すぐりベル
ト駆動用の輪体20の後方側に同芯状に一体回転可能に
連結していて輪体20と共に回転駆動されるように構成
しているとともに、下方側のすぐりローラ19は上方側
のすぐりローラ18に接触してこの上方側のすぐりロー
ラ18からの摩擦伝動によって回動駆動されるように構
成してあることにより、一対のすぐりローラ18,19
はすぐり無端回動ベルト16から株元側を送り込まれた
刈取藺草を前記搬送藺草群からさらに株元側に抜き出し
てすぐりローラ18,19の横外側に放出する。これに
より、選別装置7は、刈取装置4からの刈取藺草を茎先
側が無端回動ベルト3によって挾持されているものと、
挾持されていないものとに選別し、無端回動ベルト3に
よって挾持されている刈取藺草を茎長さがすぐり無端回
動ベルト16から無端回動ベルト3までの距離等によっ
て決まる設定長さより長い収穫対象藺草として前記後送
り無端回動ベルト15に送り込んで行き、無端回動ベル
ト3によって挾持されていない刈取藺草を茎長さが設定
長さ以下の短いくず藺として刈取装置4によって刈り取
られた長茎状態のままですぐりローラ18,19の機体
横外側に位置する放出経路Rに放出するようにしてい
る。
【0014】図4乃至図10に示すように、前記くず藺
細断装置6は、前記輪体20及びすぐりローラ18のた
めの支軸21に取付アーム22を介して取り付けたケー
ス23と、箱体を成すこのケース23によって覆われる
ようにケース23の内側に配置するとともに結束装置B
の伝動ケースに一体に連結した筒ボス43に遊転自在に
外嵌した支持アーム24の遊端がわに回動自在に前記ケ
ース23の後側壁23aと共に支持した回転支軸25を
介して回動自在に取り付けた細断用の回転刃体26と、
前記ケース23によって覆われるようにケース23の内
側に配置するとともに前記回転刃体26の外周囲の近く
及び前記下側のすぐりローラ19の外周面の近くで、こ
のすぐりローラ19を前記回転支軸25に支持する揺動
支持アーム39に固定したブラケット27を介して設け
た細断用の固定刃体28とによって構成している。
【0015】前記ケース23の後側壁23aと、この後
側壁23aに付設したクラッチカバー29との間に、前
記回転支軸25の端部に一体回動可能に取り付けた回転
刃体駆動用プーリ30を設けている。この回転刃体駆動
用プーリ30と前記すぐりローラ18の端部に形成した
ベルトプーリ部18aとにわたって伝動ベルト31を取
り付けている。そして、図5乃至図7に示すように、自
走機体の機体部分32にジャッキボルトJBで締結固定
される前記ケース23の後側壁23aにおける回転支軸
25の軸支箇所より下位の前後方向に沿う軸芯Q1周り
で揺動自在にテンションアーム33を設けることによ
り、くず藺細断装置6に動力伝達するベルトテンション
付与手段34を構成している。テンションアーム33
は、伝動ベルト31へテンションを付与するよう接当す
るテンションローラ35を備えた側のアーム部に対して
軸芯Q1を挟んで反対側に延出されたアーム部33aに
一端が係止される引っ張りスプリング36によって、テ
ンション付与がわに弾性付勢されるようにしている。引
っ張りスプリング36の他端は、ケース23に一体に連
結されたケース23下側のケースフレーム23dに締結
されたスプリング止め用ボルトSBに係止されている。
ここで、引っ張りスプリング36が下方に引き操作され
る状態となるので、テンションローラ35が伝動ベルト
31にテンションを付与する、つまり伝動入り状態にす
る操作状態となっている。
【0016】レバー37を、前後軸芯Q2周りで回動自
在にケース23の後側壁23aに軸支ささせている。こ
のレバー37は、第2引っ張りスプリング38を介して
前記下側のすぐりローラ19の揺動支持アーム39に連
係している。すなわち、揺動支持アーム39は、前記回
転刃体駆動用プーリ30をベアリング40を介してケー
ス23の後側壁に支持するための支持ボス部材41のボ
ス部に前記回転軸芯X周りで遊転自在に外嵌されている
ものであって、その揺動支持アーム39の一端部に下側
のすぐりローラ19を回転自在に支持するとともに、そ
の揺動支持アーム39の他端部に前記第2引っ張りスプ
リング38の一端を係止し、この第2引っ張りスプリン
グ38の他端部を前記レバー37に係止している。そし
て、レバー37をクラッチカバー29より下方に位置す
る姿勢に位置設定すると、前記回転軸芯X周りで揺動支
持アーム39が回動してすぐりローラ19が上方に持ち
上げられ上側のすぐりローラ18に接当する状態で第2
引っ張りスプリング38により弾性付勢される。この状
態のレバー37の位置はロック位置Lである。又、レバ
ー37を軸芯Q1周りで上方へ揺動させて、レバー37
がクラッチカバー29の右横外方に位置させると、引っ
張りスプリング36も第2引っ張りスプリング38も緩
んだ状態となるので、自重ですぐりローラ19が下方に
下がって、両すぐりローラ18,19間に間隔が空く状
態となる。この状態のレバー37の操作位置はロック解
除位置Uである。
【0017】そして、ケース23の後側壁23aは、前
記上側のすぐりローラ18を回転駆動する結束装置Bか
ら伝動する横向き伝動軸42をベアリング40を介して
支持するよう機体部分32に連結された筒ボス43に外
嵌された支持アーム24で支持している。一方、上側の
すぐりローラ18の他端側の輪体20箇所は、ベアリン
グ44,44を介して回転自在に支軸21を枢支してい
る。この支軸21の突出端部は、この支軸21に片持ち
状態で固定保持される前記取付アーム22が一体に連設
されている。この取付アーム22の他端部には、図8に
示すように、前記回転刃体26を前記回転軸芯X周りで
回転自在に支持するための軸受部材46に外嵌させた状
態で設けている。
【0018】上記構成により、レバー37をロック位置
Lにしているときは、すぐりローラ19がすぐりローラ
18に第2引っ張りスプリング39での弾性付勢力によ
り接当押圧する状態で、回転刃体26も、すぐりローラ
18に対して一定姿勢に保持される。一方、レバー37
をロック解除位置Uにしているときは、すぐりローラ1
9が回転軸芯X周りで回動自在になっているので、すぐ
りローラ18に対するすぐりローラ19の接当押圧が解
除されることで、その接当押圧で姿勢保持されていた回
転刃体26もすぐりローラ18の回転軸芯周りで変位自
在になる。そして、メンテナンス等を行う場合には、レ
バー37をロック解除し、かつ、ケース23の機体部分
32への連結を解除して、回転刃体26をケース23と
ともに、あるいはケース23の一部(例えば上面や側
面)も取り外した状態で上方に揺動させることによっ
て、回転刃体26に対するメンテナンス作業が簡易に行
えるとともに、回転刃体26もすぐりローラ18の回転
軸芯周りで変位自在となっている。
【0019】〔別の実施の形態〕 上記実施の形態では、回転刃体を覆うケースととも
に回転刃体を上方に揺動してメンテナンス等を行う構造
を示したがケースの後壁や前壁等を固定構造にして、そ
の後壁や前壁に回転刃体をすぐりローラの回転軸芯を中
心とする円弧を描く長孔に沿って変位調節自在に構成し
ても良い。尚、ケースの前壁は無い構造でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】藺草収穫機を示す全体側面図
【図2】藺草収穫機を示す全体平面図
【図3】選別装置及びくず藺細断装置等を示す縦断側面
【図4】くず藺細断装置を示す一部破断斜視図
【図5】使用状態のくず藺細断装置を示す縦断後面図
【図6】非使用状態のくず藺細断装置を示す縦断後面図
【図7】回転刃体を上方に持ち上げた状態を示す縦断後
面図
【図8】駆動側のすぐりローラ箇所で一部破断したくず
藺細断装置の平面図
【図9】従動側のすぐりローラ箇所で一部破断したくず
藺細断装置の平面図
【図10】使用状態の回転刃体等を示す縦断後面図
(イ)と、メンテナンス等を行う状態の回転刃体等を示
す縦断後面図(ロ)
【符号の説明】
6 くず藺細断装置 18,19 すぐりローラ 26 回転刃体 28 固定刃体 X 回転軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 充 山形県酒田市両羽町332番地 株式会社齋 藤農機製作所内 (72)発明者 山口 廣見 山形県酒田市両羽町332番地 株式会社齋 藤農機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送藺草群の株端側に突出されたくず藺
    を回転駆動される一対のすぐりローラで挾持して引き抜
    き搬出するように構成し、前記すぐりローラのくず藺搬
    出側に、搬出されたくず藺を搬送終端から順次切断して
    いくくず藺細断装置を配備した藺草収穫機において、 前記くず藺細断装置を、前記搬出されたくず藺を切断位
    置で受け止める固定刃体と、前記すぐりローラの回転軸
    芯とほぼ平行な軸芯周りで回転駆動されて、前記固定刃
    体との協働で切断する回転刃体とで構成し、前記回転刃
    体を、前記すぐりローラの一方に対して、このすぐりロ
    ーラの回転軸芯周りで位置変更自在に構成してある藺草
    収穫機。
  2. 【請求項2】 前記一対のすぐりローラの相対間隔を変
    更するように、前記すぐりローラのうち他方のものを、
    前記回転刃体の回転軸芯周りで揺動変位自在に構成して
    ある請求項1記載の藺草収穫機。
JP23937296A 1996-09-10 1996-09-10 藺草収穫機 Pending JPH1084742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23937296A JPH1084742A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 藺草収穫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23937296A JPH1084742A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 藺草収穫機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1084742A true JPH1084742A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17043801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23937296A Pending JPH1084742A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 藺草収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1084742A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4779311B2 (ja) ひまわり収穫機
JPH1084742A (ja) 藺草収穫機
JP3685260B2 (ja) ケナフ刈り取り装置及びケナフ収穫機
JP3356951B2 (ja) 藺草収穫機
JP3356950B2 (ja) 藺草収穫機
JP2010273591A (ja) コンバイン
JPH1080218A (ja) 藺草収穫機
JPH1080219A (ja) 藺草収穫機
JP3876716B2 (ja) 野菜収穫機
JPH0937629A (ja) 根菜収穫機の切断装置構造
JPH1080220A (ja) 藺草収穫機
JP3356949B2 (ja) 藺草収穫機
JP3220371B2 (ja) 藺草収穫機
JPH05268822A (ja) 脱穀装置
JP2009247235A (ja) コンバイン
JP3581646B2 (ja) 収穫機
JP4658246B2 (ja) 排藁処理装置
JP3604356B2 (ja) コンバインの穀稈搬送構造
JP3430525B2 (ja) コンバイン
JP3792150B2 (ja) 鱗茎作物調製機
JP2007282588A (ja) コンバインのロードクリーナ
JP2001112341A (ja) コンバイン
JP3891752B2 (ja) コンバインのドロッパ装置
JP2517261Y2 (ja) 藺草ハーベスタ
JP2004097078A (ja) コンバインの刈取り部構造