JPH1083685A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH1083685A
JPH1083685A JP23782296A JP23782296A JPH1083685A JP H1083685 A JPH1083685 A JP H1083685A JP 23782296 A JP23782296 A JP 23782296A JP 23782296 A JP23782296 A JP 23782296A JP H1083685 A JPH1083685 A JP H1083685A
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JP
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signal
redundant
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Withdrawn
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JP23782296A
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English (en)
Inventor
Yoshito Nishimura
嘉人 西村
Yuuri Hayashi
有里 林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過消去になりやすいメモリセルを検出するた
めの消去動作を簡単な外部入力により実行可能な不揮発
性半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 スーパーVccがチップイネーブル端子
8に印加されかつテスト用の消去コマンドがデータ入出
力端子1に入力され続ける限りテスト消去パルス信号T
Eが生成され、それにより消去動作が連続的に実行され
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は不揮発性半導体記
憶装置に関し、さらに詳しくは、過消去を起こしやすい
通常メモリセルに接続された通常ビット線を冗長ビット
線と置換することができる不揮発性半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、不揮発性半導体記憶装置の1つと
して電気的に消去およびプログラム可能なリードオンリ
メモリ(EEPROM)が提供されている。EEPRO
Mのデータを消去するには、まず消去モードに設定さ
れ、すべてのメモリセルに高電圧が印加される。これに
よりメモリセルの浮遊ゲート中に蓄積された電子が引抜
かれるが、電子が過度に引抜かれるとメモリセルが過消
去を起こし、消去されたはずのメモリセルから誤ったデ
ータが読出されることがある。このような過消去を防止
するために、上記高電圧の印加時間は短く設定されてい
る。したがって、通常は1回だけ消去モードに設定して
もデータは完全に消去されない。そこで、消去モードが
終了するたびに、データが完全に消去されたか否かを確
認するための消去ベリファイモードに設定される。消去
ベリファイモードによってすべてのメモリセルのデータ
が消去されたことが確認されれば消去動作は終了する
が、データが消去されていないメモリセルが1つでも存
在すればもう一回消去モードに設定される。通常、メモ
リセルのデータをすべて消去するために、数十〜数百回
消去モードに設定される。
【0003】このような消去動作を図3に示されたNO
R型メモリセルアレイを有するEEPROM(以下「N
OR型フラッシュメモリ」という)に基づき詳しく説明
する。
【0004】このフラッシュメモリを消去モードに設定
するためには、データ入出力端子1にデータ信号DQの
代わりに予め定められた消去コマンドを入力する。コマ
ンドデコーダ19は入力された消去コマンドをデコード
して消去モード信号ERを生成する。タイマ26は消去
モード信号ERの活性化に応答して消去パルス信号EP
を所定期間生成する。消去プロテクト回路39が不活性
状態(消去保護が解除されている状態)であれば、消去
パルス信号EPはそのまま有効消去パルス信号EEとし
てメモリソーススイッチ41に与えられる。メモリソー
ススイッチ41は有効消去パルス信号EEに応答して電
源電圧Vccよりも高い昇圧電圧Vppをメモリセルア
レイ29内のソース線44に供給する。これにより、有
効消去パルス信号EEが与えられる所定期間だけ消去動
作が実行される。このような消去動作の実行後は、連続
した消去コマンド入力による誤消去を防止するために消
去プロテクト回路39が必ず活性化され、消去保護が設
定される。
【0005】続いて、予め定めれた消去ベリファイコマ
ンドをデータ入出力端子1に入力すると、このフラッシ
ュメモリは消去ベリファイモードに設定される。消去ベ
リファイモードでは、メモリセルのデータがすべて「1
(消去状態)」であるか否かが確認される。ここで、も
しもメモリセルのデータが1つでも「0(プログラム状
態)」であれば、消去プロテクト回路39は不活性化さ
れ、消去保護が解除される。このようにメモリセルのデ
ータをすべて消去するためには、消去コマンドと消去ベ
リファイコマンドとを繰返し入力する必要がある。
【0006】ところで、このようなフラッシュメモリを
製造するにあたっては多数のメモリセルを形成する必要
があるため、過消去を起こしやすいメモリセルが形成さ
れてしまうことは避けられない。そこで、メモリセルア
レイ29には通常メモリセル45の他に、冗長メモリセ
ル47が設けられる。過消去を起こしやすい通常メモリ
セル45に接続された通常ビット線40は冗長メモリセ
ル47に接続された冗長ビット線42と置換される。
【0007】このような置換作業は製品出荷前のウエハ
プロセス工程中で行なわれる。すなわち、アルミニウム
配線工程の後に、正常なメモリセルが過消去を起こさな
い程度に所定回数だけ消去動作が実行される。その後、
過消去を起こしたメモリセルが存在するか否かがチェッ
クされ、もしも過消去を起こしたメモリセルが存在する
ならばそのメモリセルには過消去を起こす形状的要因が
あるものとして、そのメモリセルに接続された通常ビッ
ト線40は冗長ビット線42と置換される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した通常の消去と
同様に、消去コマンドをデータ入出力端子1に入力する
と、消去動作が所定期間実行されるが、この所定期間は
過消去を起こさないよう短く設定されているため、この
ような消去コマンドを繰返し入力する必要があった。ま
た、消去動作を実行するたびに消去プロテクト回路39
が活性化されるため、消去動作の終了後に必ずダミーの
書込コマンド(8ワード構成の場合は「FF(16進
数)」)を入力し、消去保護を解除する必要もあった。
【0009】消去コマンドおよび書込コマンドを交互に
繰り返し入力した後、全ワード線不活性コマンドを入力
すると、すべてのワード線が不活性化される。過消去を
起こしたメモリセル45が存在する場合はそのメモリセ
ル45に接続されたビット線40からは「1」のデータ
が読出されるので、そのような通常ビット線40が冗長
ビット線42と置換される。
【0010】上記のように従来のフラッシュメモリで
は、過消去を起こしやすい通常メモリセル45を検出す
るために、消去コマンドとダミーの書込コマンドとを数
十〜数百回繰返し入力する必要があり、テスト装置に多
大な負担がかかるという問題があった。
【0011】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、過消去を起こしやすいメモリセル
を簡単に検出できる不揮発性半導体記憶装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る不揮発性
半導体記憶装置は、複数の通常ビット線と、冗長ビット
線と、通常ビット線および冗長ビット線と交差する複数
のワード線と、通常ビット線とワード線との交点に設け
られ、通常ビット線に接続されたドレインとワード線に
接続された制御ゲートとを有する複数の通常メモリセル
と、冗長ビット線とワード線との交点に設けられ、冗長
ビット線に接続されたドレインとワード線に接続された
制御ゲートとを有する複数の冗長メモリセルと、通常メ
モリセルおよび冗長メモリセルのソースに接続されたソ
ース線と、冗長ビット線を活性化し、通常メモリセルの
うち過消去を起こしやすい通常メモリセルに接続された
通常ビット線を不活性化する冗長ビット線活性化手段
と、列アドレス信号に応答して通常ビット線および冗長
ビット線を選択的に活性化する列デコーダと、行アドレ
ス信号に応答してワード線を選択的に活性化する行デコ
ーダと、ワード線のすべてを不活性化するよう行デコー
ダを制御する制御手段と、第1の外部信号に応答して第
1の消去信号を所定期間生成する第1の消去信号生成手
段と、第2の外部信号に応答して第2の消去信号を上記
所定期間よりも長い期間生成する第2の消去信号生成手
段と、第1または第2の消去信号に応答して所定電圧を
ソース線に供給するソース電圧供給手段とを備える。
【0013】上記不揮発性半導体記憶装置は好ましくは
さらに、ソース電圧供給手段が第1の消去信号に応答し
て所定電圧をソース線に供給した後、第1の消去信号が
ソース電圧供給手段に与えられるのを阻止する消去保護
手段を備える。
【0014】この発明に係るもう1つの不揮発性半導体
記憶装置は、複数の通常ビット線と、冗長ビット線と、
通常ビット線および冗長ビット線と交差する複数のワー
ド線と、通常ビット線とワード線との交点に設けられ、
通常ビット線に接続されたドレインとワード線に接続さ
れた制御ゲートとを有する複数の通常メモリセルと、冗
長ビット線とワード線との交点に設けられ、冗長ビット
線に接続されたドレインとワード線に接続された制御ゲ
ートとを有する複数の冗長メモリセルと、通常メモリセ
ルおよび冗長メモリセルのソースに接続されたソース線
と、冗長ビット線を活性化し、通常メモリセルのうち過
消去を起こしやすい通常メモリセルに接続された通常ビ
ット線を不活性化する冗長ビット線不活性化手段と、列
アドレス信号に応答して通常ビット線および冗長ビット
線を選択的に活性化する列デコーダと、行アドレス信号
に応答してワード線を選択的に活性化する行デコーダ
と、ワード線のすべてを不活性化するよう行デコーダを
制御する制御手段と、端子と、端子に供給された電源電
圧よりも高い電圧を検出して検出信号を生成する高電圧
検出手段と、外部から与えられる通常消去コマンドをデ
コードして消去モード信号を生成するとともに、高電圧
検出手段から検出信号が与えられかつ外部からテスト消
去コマンドが与えられる間中、テスト消去コマンドをデ
コードしてテスト消去信号を連続的に生成するデコーダ
手段と、デコーダ手段からの消去モード信号に応答して
通常消去信号を所定期間生成するタイマ手段とを備え
る。
【0015】この発明に係るさらにもう1つの不揮発性
半導体記憶装置は、複数の通常ビット線と、冗長ビット
線と、通常ビット線および冗長ビット線と交差する複数
のワード線と、通常ビット線とワード線との交点に設け
られ、通常ビット線に接続されたドレインとワード線に
接続された制御ゲートとを有する複数の通常メモリセル
と、冗長ビット線とワード線との交点に設けられ、冗長
ビット線に接続されたドレインとワード線に接続された
制御ゲートとを有する複数の冗長メモリセルと、通常メ
モリセルおよび冗長メモリセルのソースに接続されたソ
ース線と、冗長ビット線を活性化し、通常メモリセルの
うち過消去を起こしやすい通常メモリセルに接続された
通常ビット線を不活性化する冗長ビット線不活性化手段
と、列アドレス信号に応答して通常ビット線および冗長
ビット線を選択的に活性化する列デコーダと、行アドレ
ス信号に応答してワード線を選択的に活性化する行デコ
ーダと、ワード線のすべてを不活性化するよう行デコー
ダを制御する制御手段と、端子と、端子に供給された電
源電圧よりも高い電圧を検出して検出信号を生成する高
電圧検出手段と、外部から与えられた消去コマンドをデ
コードして消去モード信号を生成するデコーダ手段と、
デコーダ手段からの消去モード信号に応答して通常消去
信号を所定期間生成する通常タイマ手段と、高電圧検出
手段からの検出信号に応答して活性化され、デコーダ手
段からの消去モード信号に応答してテスト消去信号を上
記所定期間よりも長い期間生成するテストタイマ手段と
を備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同
一または相当部分を示す。
【0017】[実施の形態1] (1) 実施の形態1の構成 図1を参照して、この発明の実施の形態1によるNOR
型フラッシュメモリは、データ入出力端子1と、データ
信号DQを出力する出力バッファ2と、入力されたデー
タ信号DQをラッチするデータラッチ回路3と、アドレ
ス信号ADを受けるアドレス端子5と、アドレス信号A
Dをラッチして供給するラッチ機能付アドレスバッファ
6と、チップイネーブル信号/CEを受けるチップイネ
ーブル端子8と、チップイネーブル信号/CEを供給す
る/CEバッファ9と、チップイネーブル端子8に電源
電圧Vccよりも高い電圧(スーパーVcc)が与えら
れると検出信号SVを生成する高電圧検出回路11と、
出力イネーブル信号/OEを受ける出力イネーブル端子
13と、出力イネーブル信号/OEを供給する/OEバ
ッファ14と、書込イネーブル信号/WEを受ける書込
イネーブル端子16と、書込イネーブル信号/WEを供
給する/WEバッファ17と、データ入出力端子1から
データラッチ回路3を介して与えられた外部コマンドを
デコードして動作モードを決定するコマンドデコーダ4
5とを備える。
【0018】ここで、コマンドデコーダ45は、予め定
められた消去ベリファイコマンド(ユーザに開放されて
いる)が入力されると消去ベリファイモード信号EVを
生成し、予め定められた書込ベリファイコマンド(ユー
ザに開放されている)が入力されると書込ベリファイモ
ード信号WVを生成し、予め定められた読出コマンド
(ユーザに開放されている)が入力されると読出モード
信号REを生成し、高電圧検出回路11からの検出信号
SVがH(論理ハイ)レベルの間に、予め定められた全
ワード線不活性コマンド(ユーザに開放されていない)
が入力されると全ワード線不活性モード信号WDを生成
し、予め定められた消去コマンド(ユーザに開放されて
いる)が入力されると消去モード信号ERを生成し、予
め定められた書込コマンド(ユーザに開放されている)
が入力されると書込モード信号WRを生成する。
【0019】このフラッシュメモリはさらに、消去モー
ド信号ERに応答して消去パルス信号EPを所定期間だ
け生成し、書込モード信号WRに応答して書込パルス信
号WPを所定期間だけ生成するタイマ26と、NOR型
メモリセルアレイ29とを備える。
【0020】ここで、メモリセルアレイ29は、複数の
通常ビット線40と、複数の冗長ビット線42と、通常
ビット線40および冗長ビット線42と交差する複数の
ワード線28と、通常ビット線40とワード線28との
交点に設けられた複数の通常メモリセル45と、冗長ビ
ット線42とワード線28との交点に設けられた複数の
冗長メモリセル47と、通常メモリセル45および冗長
メモリセル47のソースに接続された複数のソース線4
4とを含む。各通常メモリセル45は、ソース線44に
接続されたソースと、通常ビット線40に接続されたド
レインと、ワード線28に接続された制御ゲートと、浮
遊ゲートとを有するトランジスタ45から構成される。
【0021】このフラッシュメモリはさらに、アドレス
バッファ6から与えられる行アドレス信号に応答してワ
ード線28を選択的に活性化する行デコーダ30と、ア
ドレスバッファ6から与えられる列アドレス信号に応答
して通常ビット線40および冗長ビット線42を選択的
に活性化する列デコーダ31と、書込パルス信号WPに
応答して活性化され、データラッチ回路3から与えられ
るデータ信号DQをメモリセル45,47に書込む書込
回路32と、メモリセル45,47からデータ信号を読
出すセンスアンプ33と、アドレスバッファ6、行デコ
ーダ30およびセンスアンプ33を制御する制御回路3
4とを備える。
【0022】ここで、アドレスバッファ6は、制御回路
34から与えられる制御信号ACに応答してアドレス信
号ADをラッチする。行デコーダ30は、制御回路34
から与えられる制御信号群RCに応答して、昇圧電圧V
ppをワード線28に選択的に供給することによりワー
ド線28を活性化したり、電源電圧Vccをワード線2
8に選択的に供給することによりワード線28を活性化
したり、電源電圧Vccよりも少し高い電圧をワード線
28に選択的に供給することによりワード線28を活性
化したり、あるいはすべてのワード線28を不活性化し
たりする。センスアンプ33は、制御回路34から与え
られる制御信号SCに応答して活性/不活性化される。
【0023】このフラッシュメモリはさらに、電源投入
直後および消去モードにおける消去動作実行直後にメモ
リセル45,47のデータを誤って消去することを防止
するための消去プロテクト回路39を備える。より具体
的には、消去プロテクト回路39が活性化、つまり消去
保護が設定されていると、消去プロテクト回路39は消
去パルス信号EPを阻止し、それをそのまま有効消去パ
ルス信号EEとして出力することはない。消去プロテク
ト回路39はまた、書込パルス信号WPに応答して活性
化されるとともに、消去ベリファイ動作により「0(プ
ログラム状態)」のデータを有するメモリセル45,4
7が1つでも存在すると認められたとき活性化される。
消去プロテクト回路39が不活性化される、つまり消去
保護が解除されると、消去プロテクト回路39は消去パ
ルス信号EPをそのまま有効消去パルス信号EEとして
出力する。
【0024】このフラッシュメモリはさらに、消去実行
信号EC(詳細は後述する)がHレベルのときメモリセ
ルアレイ29内のソース線44に昇圧電圧Vppを供給
し、消去実行信号ECがLレベルのときソース線44を
接地するメモリソーススイッチ41と、冗長ビット線4
2を活性化し、その代わりに通常メモリセル45のうち
過消去を起こしやすい通常メモリセルに接続された通常
ビット線40を不活性化する冗長ビット線活性化回路4
3とを備える。
【0025】ここで、冗長ビット線活性化回路43は、
冗長ビット線42と置換されるべき通常ビット線40の
アドレスをプログラムするためのヒューズを含む。これ
らのヒューズはレーザトリミング装置によって切断され
る。したがって、列デコーダ31に与えられた列アドレ
ス信号が冗長ビット線活性化回路43にプログラムされ
たアドレスと一致すると、列デコーダ31はその通常ビ
ット線40の代わりに冗長ビット線42を活性化する。
【0026】このフラッシュメモリの構成上の特徴をこ
こでまとめて説明する。コマンドデコーダ45は図3に
示された従来のコマンドデコーダ19と異なり、上述し
た通常の消去コマンドの他に、予め定められたテスト消
去コマンドを受けることができる。コマンドデコーダ4
5は、Hレベルの検出信号SVが与えられかつテスト消
去コマンドが与えられている期間だけテスト消去信号T
Eを生成する。すなわち、コマンドデコーダ45は、ス
ーパーVccがチップイネーブル端子8に印加されかつ
テスト消去コマンドがデータ入出力端子1に入力される
とテスト消去信号TEをHレベルに活性化し、その他の
コマンドがデータ入出力端子1に入力されるかまたはチ
ップイネーブル端子8へのスーパーVccの印加が停止
されるとテスト消去信号TEをLレベルに不活性化する
ように構成されている。
【0027】このフラッシュメモリは従来と異なりさら
に、消去プロテクト回路39からの有効消去パルス信号
EEおよびコマンドデコーダ45からのテスト消去信号
TEを受けて消去実行信号ECを生成するOR回路46
を備える。したがって、有効消去パルス信号EEおよび
テスト消去信号TEのうちいずれか一方がHレベルにな
ると、消去実行信号ECはHレベルになる。
【0028】(2) 実施の形態1の動作 次に、上記構成のフラッシュメモリの動作を説明する。
【0029】(2.1) 非通常動作モード まず、このフラッシュメモリの製品出荷前に、過消去を
起こしやすい通常メモリセル45に接続された通常ビッ
ト線40を冗長ビット線42に置換する場合の動作を説
明する。この場合、過消去を起こしやすい通常メモリセ
ル45に過消去を意図的に起こさせるためのテスト消去
モードに設定された後、その過消去を起こした通常メモ
リセル45に接続された通常ビット線40を検出するた
めの全ワード線不活性モードに設定される。
【0030】(2.1.1) テスト消去モード ウエハプロセス工程中のアルミニウム配線工程の後で、
スーパーVccをチップイネーブル端子8に印加し、か
つ予め定められたテスト消去コマンド(ユーザに開放さ
れていない)をデータ入出力端子1に入力すると、テス
ト消去モードに設定される。高電圧検出回路11はその
印加されたスーパーVccを検出してHレベルの検出信
号SVをコマンドデコーダ45に供給する。他方、デー
タラッチ回路3はその入力されたテスト消去コマンドを
コマンドデコーダ45に供給する。したがって、コマン
ドデコーダ45はテスト消去信号TEのみをHレベルに
活性化する。これによりOR回路46の出力である消去
実行信号ECがHレベルに活性化されるため、消去実行
信号ECがHレベルの間だけメモリソーススイッチ41
はソース線44に昇圧電圧Vppを供給する。そのた
め、消去実行信号ECがHレベルの間だけ消去動作が実
行される。
【0031】続いて、チップイネーブル端子8へのスー
パーVccの印加を停止するかまたはテスト消去コマン
ド以外のコマンド(読出コマンドなど)を入力すると、
コマンドデコーダ45はテスト消去信号TEをLレベル
に不活性化する。これにより消去実行信号ECがLレベ
ルに不活性化されるため、メモリソーススイッチ41は
ソース線44を接地する。このようにスーパーVccを
印加しかつテスト消去コマンドを入力している間だけ消
去実行信号ECがHレベルに活性化されるため、任意の
時間だけ消去動作を実行させることができる。したがっ
てここでは、過消去を起こしやすい通常メモリセル45
だけが過消去を起こす程度の時間だけチップイネーブル
端子8にスーパーVccを印加しかつデータ入出力端子
1にテスト消去コマンドを入力すればよい。
【0032】(2.1.2) 全ワード線不活性モード 続いて従来と同様に、スーパーVccをチップイネーブ
ル端子8に印加しかつ予め定められた全ワード線不活性
コマンド(ユーザに開放されていない)をデータ入出力
ピン1に入力すると、全ワード線不活性モードに設定さ
れる。コマンドデコーダ45は、その入力された全ワー
ド線不活性コマンドをデコードして全ワード線不活性モ
ード信号WDをHレベルに活性化する。制御回路34は
Hレベルの全ワード線不活性モード信号WDに応答して
制御信号群RCを行デコーダ30に供給し、これにより
すべてのワード線28を不活性化するよう行デコーダ3
0を制御する。
【0033】続いて、順次変化する列アドレス信号をア
ドレス端子5に入力すると、列デコーダ31はその入力
された列アドレス信号に応答して通常ビット線40を順
次選択的に活性化する。活性化された通常ビット線40
のデータはセンスアンプ33によって増幅され、出力バ
ッファ2を介してデータ入出力端子1に出力される。こ
のとき、過消去を起こした通常メモリセル45が接続さ
れた通常ビット線40からは「1(消去状態)」のデー
タが読出される。このような通常ビット線40を冗長ビ
ット線42と置換するために、冗長ビット線活性化回路
43内のヒューズがレーザトリミング装置によって切断
される。これにより、過消去を起こしやすい通常メモリ
セル45が接続された通常ビット線40を示すアドレス
が冗長ビット線活性化回路43にプログラムされる。
【0034】(2.2) 通常動作モード このフラッシュメモリの通常動作モードは基本的に従来
と同じであるが、以下にこれを簡単に説明する。
【0035】(2.2.1) 読出モード 予め定められた読出コマンド(ユーザに開放されてい
る)をデータ入出力端子1に入力すると、読出モード信
号REが活性化され、さらに制御回路34からの制御信
号ACに応答してアドレスバッファ6のラッチ機能が不
活性化される。したがって、入力されたアドレス信号A
Dはラッチされることなくそのまま行デコーダ30また
は列デコーダ31に与えられる。また、制御回路34か
らの制御信号群RCに応答して行デコーダ30は電源電
圧Vccをワード線28に供給することによりワード線
28を選択的に活性化する。また、制御回路34からの
センスアンプ活性化信号SCに応答してセンスアンプ3
3が活性化されるため、行デコーダ30および列デコー
ダ31によって選択されたメモリセル45または47の
データは、出力イネーブル信号/OEがLレベルのとき
に出力バッファ2を介してデータ入出力端子1に読出さ
れる。
【0036】(2.2.2) 書込モード 予め定められた書込コマンド(ユーザに開放されてい
る)をデータ入出力端子1に入力すると、書込モード信
号WRが活性化され、さらに制御回路34からの制御信
号ACに応答して入力されたアドレス信号ADがアドレ
スバッファ6にラッチされる。また、Hレベルの書込モ
ード信号WRに応答してタイマ26が起動し、書込パル
ス信号WPを所定期間生成する。この書込パルス信号W
Pに応答して制御回路34が生成した制御信号群RCは
行デコーダ30に与えられ、これにより行デコーダ30
はアドレスバッファ7からの行アドレス信号に応答して
ワード線28に昇圧電圧Vppを供給することによりワ
ード線を選択的に活性化する。また、書込パルス信号W
Pに応答して書込回路32が駆動され、データラッチ回
路3から「0」のデータが与えられるとき列デコーダ3
1によって活性化されたビット線40または42に書込
電圧が印加される。これにより、書込動作が実行され
る。このとき、センスアンプ33は制御回路34からの
Lレベルの制御信号SCに応答して不活性化されてい
る。また、書込動作の実行後、消去プロテクト回路39
は不活性化され、これによりメモリセル45,47のデ
ータは消去可能な状態になる。
【0037】(2.2.3) 書込ベリファイモード 次に、上記書込動作によりデータが正確に書込まれたか
否かを確認するための書込ベリファイモードを説明す
る。予め定められた書込ベリファイコマンド(ユーザに
開放されている)をデータ入出力端子1に入力すると、
データを書込んだメモリセルからデータを読出すため
に、書込コマンドが入力されたときのアドレス信号がそ
のままアドレスバッファ6にラッチされる。行デコーダ
30は、アドレスバッファ6からの行アドレス信号に応
答して電源電圧Vccよりも少し高い電圧をワード線2
8に供給することによりワード線28を選択的に活性化
する。その他、上記読出動作と同様にメモリセルからデ
ータが読出される。
【0038】 (2.2.4) 通常消去モード 次に、メモリセル45,47のデータを消去するための
通常消去モードを説明する。予め定められた消去コマン
ド(ユーザに開放されている)をデータ入出力端子1に
入力すると、消去モード信号ERが活性化される。タイ
マ26はこの消去モード信号ERの活性化に応答して起
動し、所定期間だけHレベルになる消去パルス信号EP
を生成する。消去パルス信号EPがHレベルにある間、
制御回路34からの制御信号群RCに応答して行デコー
ダ30はすべてのワード線28を不活性化する。また、
制御回路34からの制御信号SCに応答してセンスアン
プ33は不活性化される。
【0039】ここで、消去プロテクト回路39が不活性
(消去保護が解除されている)状態の場合、消去パルス
信号EPはそのまま有効消去パルス信号EEとして、ひ
いては消去実行信号ECとしてメモリソーススイッチ4
1に与えられる。これによりメモリセルアレイ29内の
ソース線44に昇圧電圧Vppが供給され、消去動作が
実行される。他方、消去プロテクト回路39が活性(消
去保護が設定されている)状態の場合、消去パルス信号
EPが生成されても有効消去パルスEEは生成されず、
ひいては消去実行信号ECもまた生成されないので、消
去動作は実行されない。
【0040】なお、消去プロテクト回路39の活性/不
活性を問わず、消去動作の実行後は連続した消去コマン
ドの入力による誤消去を防止するために消去プロテクト
回路39は活性化される。
【0041】(2.2.5) 消去ベリファイモード 次に、メモリセル45,47のデータがすべて消去され
たか否かを確認するための消去ベリファイモードを説明
する。予め定められた消去ベリファイコマンド(ユーザ
に開放されている)をデータ入出力端子1に入力する
と、アドレス信号ADはアドレスバッファ6にラッチさ
れる。行デコーダ30は電源電圧Vccよりも少し低い
電圧をワード線28に供給することによりワード線28
を選択的に活性化する。出力イネーブル信号/OEがL
レベルのとき、読出されたデータ中に1つでも「0」の
データがある場合は、再度消去動作を可能とするために
消去プロテクト回路39が不活性化される。上記以外の
動作は基本的に読出動作と同じである。
【0042】(3) 実施の形態1の効果 以上のように、この実施の形態1によれば、スーパーV
ccをチップイネーブル端子8に印加しかつテスト消去
コマンドをデータ入出力端子1に入力している間中、連
続的に消去動作が実行されるため、従来のように消去コ
マンドとダミーの書込コマンドとを交互に繰返し入力す
る必要がなく、テスト装置にかかる負担を軽減すること
ができる。
【0043】[実施の形態2] (1) 実施の形態2の構成 図2を参照して、この発明の実施の形態2によるNOR
型フラッシュメモリは通常のタイマ26に加えて、高電
圧検出回路11からの検出信号SVがHレベルに活性化
されている間にコマンドデコーダ19からの通常の消去
モード信号ERがHレベルに活性化されたとき、正常な
通常メモリセル45が過消去を起こさない程度の期間だ
けテスト消去信号TEを生成するテスト消去モード用の
タイマ48を備える。実施の形態2におけるコマンドデ
コーダ19は図3に示された従来のものと同じである。
実施の形態2のその他の構成は上記実施の形態1と同じ
である。
【0044】(2) 実施の形態2の動作 次に、上記構成のフラッシュメモリの動作を説明する。
【0045】(2.1) 非通常動作モード 上記実施の形態1と同様に、過消去を起こしやすい通常
メモリセル45に接続された通常ビット線40を冗長ビ
ット線42に置換する場合の動作を説明する。この場合
もまた、テスト消去モードに設定された後、全ワード線
不活性モードに設定される。
【0046】(2.1.1) テスト消去モード まず、スーパーVccをチップイネーブル端子8に印加
すると、高電圧検出回路11は検出信号SVをHレベル
に活性化し、このHレベルの検出信号SVに応答してテ
スト消去モード用のタイマ48が活性化される。スーパ
ーVccをチップイネーブル端子8に印加している間に
通常の消去コマンドと同じコマンドをデータ入出力端子
1に入力すると、コマンドデコーダ19はその入力され
たコマンドをデコードして消去モード信号ERをHレベ
ルに活性化する。活性化されたタイマ48は消去モード
信号ERの活性化時に起動し、テスト消去信号TEを所
定期間生成する。タイマ26もまた消去モード信号ER
の活性化時に起動し、通常の消去パルス信号EPを所定
期間生成するが、テスト消去信号TEの方が通常の消去
パルス信号EPよりも長い期間生成される。このテスト
消去信号TEはOR回路46を介して消去実行信号EC
としてメモリソーススイッチ41に与えられるので、メ
モリソーススイッチ41はメモリセルアレイ29内のソ
ース線44に昇圧電圧Vppを供給し、これにより消去
動作が実行される。
【0047】このとき消去プロテクト回路39が不活性
状態にあると、通常の消去パルス信号EPはそのまま有
効消去パルス信号EEとしてOR回路46に与えられる
が、テスト消去信号TEの活性化期間は有効消去パルス
信号EEの活性化期間よりも長いため、有効消去パルス
信号EEは消去実行信号ECに何らの影響も及ぼさな
い。
【0048】(2.1.2) 全ワード線不活性モード 続いて、全ワード線不活性コマンドをデータ入出力端子
1に入力すると全ワード線不活性モードになるが、この
モードは上記実施の形態1と同じであるので、ここでは
その説明を省略する。
【0049】(2.2) 通常動作モード この実施の形態2における読出モード、書込モード、書
込ベリファイモード、消去モードおよび消去ベリファイ
モードなどの通常動作モードは上記実施の形態1と同じ
であるので、ここではその説明を省略する。
【0050】(3) 実施の形態2の効果 以上のように、この実施の形態2によれば、スーパーV
ccをチップイネーブル端子8に入力している間に通常
の消去コマンドをデータ入出力端子1に入力すると、テ
スト消去モード用タイマ48によって通常の消去動作の
期間よりも長い期間消去動作が実行されるため、従来の
ように消去コマンドとダミーの書込コマンドとを交互に
繰返し入力する必要がなく、テスト装置にかかる負担を
軽減することができる。また、上記実施の形態1のよう
に通常の消去コマンドとは別にテスト用の消去コマンド
を設定する必要がなく、コマンドデコーダ19は従来と
同じものを用いることができる。
【0051】なお、上記実施の形態1および2では、チ
ップイネーブル端子8にスーパーVccが印加されてい
るが、チップイネーブル端子8の代わりにテスト消去モ
ードで使用されない他の端子、たとえばアドレス端子5
の1つにスーパーVccが印加されるようにしてもよ
い。
【0052】
【発明の効果】この発明に係る不揮発性半導体記憶装置
によれば、第1の外部信号に応答して第1の消去信号が
所定期間生成されるだけでなく、第2の外部信号に応答
して第2の消去信号が上記所定期間よりも長い期間生成
されるため、第1の外部信号を繰返し多数回入力する代
わりに第2の外部信号を1回入力すれば、欠陥のある通
常メモリセルが過消去を起こす程度までテスト用の消去
動作が実行される。その結果、テスト装置にかかる負担
を軽減することができる。
【0053】また、誤消去を防止するための消去保護機
能を備えている場合であっても第1の外部信号の入力と
消去保護の解除とを繰返す必要がなく、テスト装置にか
かる負担をさらに軽減することができる。
【0054】この発明に係るもう1つの不揮発性半導体
記憶装置によれば、電源電圧よりも高い電圧を端子に印
加しかつテスト消去コマンドを入力している間中テスト
消去信号が連続的に生成されるため、通常消去コマンド
を繰返し入力することなく、任意の期間消去動作を実行
することができる。その結果、テスト装置にかかる負担
を低減することができる。
【0055】この発明に係るさらにもう1つの不揮発性
半導体記憶装置によれば、電源電圧よりも高い電圧を端
子に印加している間に消去コマンドを入力するとテスト
消去信号が通常消去信号よりも長い期間生成されるた
め、消去コマンドを繰返し入力することなく、欠陥のあ
る通常メモリセルが過消去を起こす程度まで消去動作が
実行される。その結果、テスト装置にかかる負担を軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるNOR型フラ
ッシュメモリの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるNOR型フラ
ッシュメモリの全体構成を示すブロック図である。
【図3】 従来のNOR型フラッシュメモリの全体構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ入出力端子、5 アドレス端子、8 チップ
イネーブル端子、11高電圧検出回路、13 出力イネ
ーブル端子、16 ライトイネーブル端子、19,45
コマンドデコーダ、26 タイマ、28 ワード線、
30 行デコーダ、31 列デコーダ、34 制御回
路、39 消去プロテクト回路、40通常ビット線、4
1 メモリソーススイッチ、42 冗長ビット線、43
冗長ビット線活性化回路、44 ソース線、45 通
常メモリセル、46 OR回路、47 冗長メモリセ
ル、48 テスト消去モード用タイマ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通常ビット線と、 冗長ビット線と、 前記通常ビット線および前記冗長ビット線と交差する複
    数のワード線と、 前記通常ビット線と前記ワード線との交点に設けられ、
    前記通常ビット線に接続されたドレインと前記ワード線
    に接続された制御ゲートとを有する複数の通常メモリセ
    ルと、 前記冗長ビット線と前記ワード線との交点に設けられ、
    前記冗長ビット線に接続されたドレインと前記ワード線
    に接続された制御ゲートとを有する複数の冗長メモリセ
    ルと、 前記通常メモリセルおよび前記冗長メモリセルのソース
    に接続されたソース線と、 前記冗長ビット線を活性化し、前記通常メモリセルのう
    ち過消去を起こしやすい通常メモリセルに接続された通
    常ビット線を不活性化する冗長ビット線活性化手段と、 列アドレス信号に応答して前記通常ビット線および前記
    冗長ビット線を選択的に活性化する列デコーダと、 行アドレス信号に応答して前記ワード線を選択的に活性
    化する行デコーダと、 前記ワード線のすべてを不活性化するよう前記行デコー
    ダを制御する制御手段と、 第1の外部信号に応答して第1の消去信号を所定期間生
    成する第1の消去信号生成手段と、 第2の外部信号に応答して第2の消去信号を前記所定期
    間よりも長い期間生成する第2の消去信号生成手段と、 前記第1または第2の消去信号に応答して所定電圧を前
    記ソース線に供給するソース電圧供給手段とを備える、
    不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ソース電圧供給手段が前記第1の消
    去信号に応答して前記所定電圧を前記ソース線に供給し
    た後、前記第1の消去信号が前記ソース電圧供給手段に
    与えられるのを阻止する消去保護手段をさらに備える、
    請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数の通常ビット線と、 冗長ビット線と、 前記通常ビット線および前記冗長ビット線と交差する複
    数のワード線と、 前記通常ビット線と前記ワード線との交点に設けられ、
    前記通常ビット線に接続されたドレインと前記ワード線
    に接続された制御ゲートとを有する複数の通常メモリセ
    ルと、 前記冗長ビット線と前記ワード線との交点に設けられ、
    前記冗長ビット線に接続されたドレインと前記ワード線
    に接続された制御ゲートとを有する複数の冗長メモリセ
    ルと、 前記通常メモリセルおよび前記冗長メモリセルのソース
    に接続されたソース線と、 前記冗長ビット線を活性化し、前記通常メモリセルのう
    ち過消去を起こしやすい通常メモリセルに接続された通
    常ビット線を不活性化する冗長ビット線不活性化手段
    と、 列アドレス信号に応答して前記通常ビット線および前記
    冗長ビット線を選択的に活性化する列デコーダと、 行アドレス信号に応答して前記ワード線を選択的に活性
    化する行デコーダと、前記ワード線のすべてを不活性化
    するよう前記行デコーダを制御する制御手段と、 端子と、 前記端子に供給された、電源電圧よりも高い電圧を検出
    して検出信号を生成する高電圧検出手段と、 外部から与えられた通常消去コマンドをデコードして消
    去モード信号を生成するとともに、前記高電圧検出手段
    から検出信号が与えられかつ外部からテスト消去コマン
    ドが与えられる間中、前記テスト消去コマンドをデコー
    ドしてテスト消去信号を連続的に生成するデコーダ手段
    と、 前記デコーダ手段からの消去モード信号に応答して通常
    消去信号を所定期間生成するタイマ手段とを備える、不
    揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 複数の通常ビット線と、 冗長ビット線と、 前記通常ビット線および前記冗長ビット線と交差する複
    数のワード線と、 前記通常ビット線と前記ワード線との交点に設けられ、
    前記通常ビット線に接続されたドレインと前記ワード線
    に接続された制御ゲートとを有する複数の通常メモリセ
    ルと、 前記冗長ビット線と前記ワード線との交点に設けられ、
    前記冗長ビット線に接続されたドレインと前記ワード線
    に接続された制御ゲートとを有する複数の冗長メモリセ
    ルと、 前記通常メモリセルおよび前記冗長メモリセルのソース
    に接続されたソース線と、 前記冗長ビット線を活性化し、前記通常メモリセルのう
    ち過消去を起こしやすい通常メモリセルに接続された通
    常ビット線を不活性化する冗長ビット線不活性化手段
    と、 列アドレス信号に応答して前記通常ビット線および前記
    冗長ビット線を選択的に活性化する列デコーダと、 行アドレス信号に応答して前記ワード線を選択的に活性
    化する行デコーダと、 前記ワード線のすべてを不活性化するよう前記行デコー
    ダを制御する制御手段と、 端子と、 前記端子に供給された、電源電圧よりも高い電圧を検出
    して検出信号を生成する高電圧検出手段と、 外部から与えられた消去コマンドをデコードして消去モ
    ード信号を生成するデコーダ手段と、 前記デコーダ手段からの消去モード信号に応答して通常
    消去信号を所定期間生成する通常タイマ手段と、 前記高電圧検出手段からの検出信号に応答して活性化さ
    れ、前記デコーダ手段からの消去モード信号に応答して
    テスト消去信号を前記所定期間よりも長い期間生成する
    テストタイマ手段とを備える、不揮発性半導体記憶装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462991B2 (en) 2000-06-15 2002-10-08 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method of erasing data stored in a nonvolatile memory
KR100447417B1 (ko) * 2000-08-28 2004-09-04 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 불휘발성 반도체 기억장치
CN101499320A (zh) * 2008-01-15 2009-08-05 三星电子株式会社 三维阵列半导体存储设备及其修复方法
CN104050097A (zh) * 2013-03-13 2014-09-17 希捷科技有限公司 在具有不同的最小可寻址数据单元大小的非易失性存储器单元之间进行选择

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