JPH1082314A - 内燃機関のオイルストレーナ - Google Patents

内燃機関のオイルストレーナ

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JPH1082314A
JPH1082314A JP25735396A JP25735396A JPH1082314A JP H1082314 A JPH1082314 A JP H1082314A JP 25735396 A JP25735396 A JP 25735396A JP 25735396 A JP25735396 A JP 25735396A JP H1082314 A JPH1082314 A JP H1082314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
stay
mounting
oil
base end
Prior art date
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Pending
Application number
JP25735396A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Misumi
育男 三角
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステーをパイプまたはろ過部材に容易に連結
することができ、パイプの基端部の取付け強度が高い内
燃機関のオイルストレーナを提供する。 【解決手段】 ろ過部材7を配置した先端部4aがオイ
ルパン2内のエンジンオイル5に浸漬されるパイプ4の
基端部4bを、シリンダブロック3に形成したオイル通
路6に連結してなる内燃機関のオイルストレーナを設け
る。前記パイプ4の基端部4bに、該基端部4bのシリ
ンダブロック3への連結を司る取付けフランジ10を設
ける。前記パイプ4(またはろ過部材7)に一端側15
aが連結され、他端側15bが取付けフランジ10に連
結されるステー15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルパン内から
内燃機関の潤滑部位に導かれるエンジンオイルをろ過す
る内燃機関のオイルストレーナに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の内燃機関のオイルストレーナ
は、パイプの先端部にろ過部材を配置し、このパイプの
基端部を、取付け部材に形成したオイル通路に連結して
ある。即ち、先端部に質量の大きいろ過部材を配置した
パイプが、その基端部のみにおいてシリンダブロック等
の取付け部材に取付けられている。このため、内燃機関
の振動等がオイルストレーナに伝達された場合に、パイ
プの先端には大きなモーメントが作用することになる。
このモーメントに基づく応力はパイプの基端に集中する
から、パイプの基端部をシリンダブロックに取付ける部
分においての取付け強度を高める必要がある。
【0003】そこで、例えば、実開昭59−11031
4号公報には、前記ろ過部材にステーの一端側をロー付
けして連結し、このステーの他端側を、パイプの基端部
を取付ける部分から遠く離れたシリンダブロックにボル
トによって連結することにより、オイルストレーナの振
動を抑制すると共に、応力の分散を図り、パイプの基端
部をシリンダブロックに取付ける部分における取付け強
度を高めるようにした技術が開示してある。
【0004】即ち、前記従来のオイルストレーは、パイ
プの基端部とステーの他端部とによってシリンダブロッ
クに取付けられる。このため、前記ステーの一端側をろ
過部材に連結するに際しては、パイプの基端部を取付け
る部分とステーの他端部を取付ける部分との2箇所を基
準として連結ないと、オイルストレーナをシリンダブロ
ックに取付けた場合に、各部に歪みを生じる虞がある。
そこで、前記ステーの一端側をろ過部材に連結するに際
しては、格別な治具を用いるなどして、正確な位置決め
をした状態で連結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例にあっては、ステーをろ過部材に対して正確に位置
決めした状態で連結することから、その連結作業が面倒
で、工数が嵩むことになる。
【0006】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、ステーをパイプまたはろ過部材に容易に連結
することができ、パイプの基端部の取付け強度が高い内
燃機関のオイルストレーナを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、ろ過部材を配置した先端部がオイルパン内のエ
ンジンオイルに浸漬されるパイプの基端部を、取付け部
材に形成したオイル通路に連結してなる内燃機関のオイ
ルストレーナにおいて、前記パイプの基端部に、該基端
部の取付け部材への連結を司る取付けフランジを設ける
と共に、一端側が前記前記パイプまたはろ過部材に連結
され、他端側が取付けフランジに連結されるステーを設
けた構成にしてある。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記ステーを取付けフランジに
一体に形成した構成にしてある。
【0009】ここで、前記取付け部材は、内燃機関のシ
リンダブロックやオイルポンプであり、この取付け部材
にはオイルストレーナでろ過したエンジンオイルを導く
オイル通路が形成してある。
【0010】前記パイプの基端部の取付け部材への連
結、即ち、オイルストレーナの取付け部材への取付け
は、パイプの基端部に設けた取付けフランジを介して行
われる。即ち、前記パイプの基端部を取付け部材に形成
したオイル通路に臨ませた状態で、前記取付けフランジ
を取付け部材に取付けることによって行われる。この取
付けは、取付けボルト等によって可能である。
【0011】前記オイルストレーナが取付け部材に取付
けられることにより、オイルパン内のエンジンオイル
は、ろ過部材を介してパイプ内に導かれ、取付け部材に
形成したオイル通路に導かれる。その後、前記エンジン
オイルは内燃機関の潤滑各部や油圧作動部品等に供給さ
れる。
【0012】このとき、前記ステーによって、オイルス
トレーナの振動が抑制されると共に、オイルストレーナ
の取付け強度、即ちパイプの基端部の取付け強度が高め
られる。
【0013】ここで、前記ステーは、一端側が前記パイ
プまたはろ過部材に連結され、他端側が取付けフランジ
に連結されていることにより、前記ステーの一端部をパ
イプまたはろ過部材に連結するに際しては、パイプの基
端部を取付け部材に取付ける部分の1箇所のみ、即ち取
付けフランジのみを基準として連結すればよいことにな
り、その連結作業は容易に可能となる。
【0014】したがって、ステーをパイプまたはろ過部
材に容易に連結することができ、パイプの基端部の取付
け強度が高い内燃機関のオイルストレーナが得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
【0016】図1は本発明の実施の形態を示す、内燃機
関のオイルストレーナの要部を断面して示す図面、図2
は同じく平面図である。
【0017】図において、1はオイルストレーナ、2は
オイルパン、3は前記オイルストレーナ1が取付けられ
る取付け部材としてのシリンダブロックである。
【0018】4は前記オイルストレーナ1のパイプで、
このパイプ4は、略「く」字状に形成されており、斜め
下向きに形成された先端部4aがオイルパン2内のエン
ジンオイル5内に浸漬され、基端部4bがシリンダブロ
ック3に形成したオイル通路6に連結してある。
【0019】7は前記パイプ4の先端部4aに取付け配
置されるろ過部材である。前記ろ過部材7はドーム型の
金網8とこの金網8の開口部分を覆うリテーナ9とから
なり、金網8がパイプ4の先端部4a開口を覆った状態
で、リテーナ9の取付け孔9aに先端部4aが挿入さ
れ、このリテーナ9がパイプ4の先端部4aにロー付け
によって取付けられている。
【0020】10は前記パイプ4の基端部4a設けら
れ、この基端部4aのシリンダブロック3への連結を司
る取付けフランジである。この取付けフランジ10は、
平面状の取付け面11を有しており、この取付け面11
の略中央部に貫通形成した取付け孔12にパイプ4の基
端部4aを挿入して、このパイプ4の基端部4aにロー
付けによって取付けてある。また、前記取付けフランジ
10の取付け面11には、図2に示すように、取付け孔
12の両側に対峙して一対のボルト挿通孔13が貫通形
成してある。
【0021】したがって、前記パイプ4の基端部4bの
オイル通路6への連結、即ち、オイルストレーナ1のシ
リンダブロック3への取付けは、パイプ4の基端部4a
に設けた取付けフランジ10を介して行われる。即ち、
前記パイプ4の基端部4bをシリンダブロック3に形成
したオイル通路6に臨ませた状態で、シリンダブロック
3の取付け面3aに取付けフランジ10の取付け面11
を取付け、ボルト挿通孔13に挿通される図外の取付け
ボルトによって固定される。尚、シリンダブロック3の
取付け面3aと取付けフランジ10の取付け面11との
間には封止を司るガスケット14が設けられている。
【0022】15は、一端側15aがパイプ4に連結さ
れ、他端側15bが取付けフランジ10に連結されるス
テーで、このステー15はこの実施の形態において取付
けフランジ10に一体に形成してある。即ち、前記ステ
ー15は、取付けフランジ10の周縁部から延長して形
成されており、このステー15の他端側15bとなる基
部において斜め下向きに折曲げられ、このステー15の
一端側15aとなる先端がパイプ4の略中央部分に連結
されている。前記ステー15の一端側15aのパイプ4
への連結は、ロー付けによって連結されている。
【0023】かかる構成のオイルストレーナ1は、前記
パイプ4の基端部4bをシリンダブロック3に形成した
オイル通路6に臨ませた状態で、シリンダブロック3の
取付け面3aに取付けフランジ10の取付け面11を取
付け、ボルト挿通孔13に挿通される図外の取付けボル
トによって固定される。
【0024】前記オイルストレーナ1がシリンダブロッ
ク3に取付けられることにより、オイルパン2内のエン
ジンオイル5は、ろ過部材7を介してパイプ4内に導か
れ、シリンダブロック3に形成したオイル通路6に導か
れる。その後、前記エンジンオイル5は図外のオイルポ
ンプを介して内燃機関の潤滑各部や油圧作動部品等に供
給される。
【0025】このとき、前記ステー15によって、オイ
ルストレーナ1の振動が抑制されると共に、オイルスト
レーナ1の取付け強度、即ちパイプ4の基端部4bの取
付け強度が高められる。
【0026】ここで、前記ステー15は、一端側15a
がパイプ4に連結され、他端側15bが取付けフランジ
10に一体に連結されていることにより、前記ステー1
5の一端部15aをパイプ4に連結するに際しては、パ
イプ4の基端部4bをシリンダブロック3に取付ける部
分の1箇所のみ、即ち、取付けフランジ10のみを基準
として連結すればよいことになり、その連結作業は容易
に可能となる。とりわけ、前記実施の形態においては、
前記ステー15は取付けフランジ10に一体に形成され
ているから、このステー15の他端側15bとなる基部
において斜め下向きに折曲げ、このステー15の一端側
15aとなる先端をパイプ4に連結すればよく、容易に
連結できる。
【0027】したがって、ステー15をパイプ4に容易
に連結することができ、パイプ4の基端部4aの取付け
強度が高い内燃機関のオイルストレーナ1が得られる。
【0028】図3及び図4は本発明の別の実施の形態を
示す図面である。この実施の形態は、前記ステー15を
略鉤形状に形成して、このステー15の略中央部分にボ
ルト挿通孔16を設けてあり、このボルト挿通孔16に
挿通される取付けボルト17によってステー15をシリ
ンダブロック3の取付け部分18に固定可能としてあ
る。尚、その他の構成は前記実施の形態と略同一である
から、前記実施の形態と同一構成部分には同一符号を付
し、その重複する説明を省略する。
【0029】かかる構成のオイルストレーナ1は、前記
パイプ4の基端部4bをシリンダブロック3に形成した
オイル通路6に臨ませた状態で、シリンダブロック3の
取付け面3aに取付けフランジ10の取付け面11を取
付け、ボルト挿通孔13に挿通される図外の取付けボル
トによって固定される。更に、ステー15が、このステ
ー15の略中央部分に形成したボルト挿通孔16に挿通
される取付けボルト17によって、シリンダブロック3
の取付け部分18に固定可能される。
【0030】斯く構成することにより、前記実施の形態
で述べたと同様の作用効果が得られるのに加え、ステー
15をその中央部分でシリンダブロック3の取付け部分
18に固定したことにより、オイルストレーナ1の振動
を更に抑制することができると共に、オイルストレーナ
1をより強固に取付けることができる。
【0031】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、ステー15の一端側15aをパイプ4に連結し
た実施の形態について述べたが、これをろ過部材7に、
例えばろ過部材7のリテーナ9にロー付けによって連結
する構成としてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ステーをパイプまたはろ過部材に容易に連結す
ることができ、パイプの基端部の取付け強度が高い内燃
機関のオイルストレーナが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、内燃機関のオイル
ストレーナの要部を断面して示す図面である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】本発明の別の実施の形態を示す、内燃機関のオ
イルストレーナの要部を断面して示す図面である。
【図4】同じく、平面図である。
【符号の説明】
1 オイルストレーナ 2 オイルパン 3 シリンダブロック(取付け部材) 4 パイプ 4a 先端部 4b 基端部 5 エンジンオイル 6 オイル通路 7 ろ過部材 10 取付けフランジ 15 ステー 15a 一端側 15b 他端側

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ろ過部材を配置した先端部がオイルパン
    内のエンジンオイルに浸漬されるパイプの基端部を、取
    付け部材に形成したオイル通路に連結してなる内燃機関
    のオイルストレーナにおいて、前記パイプの基端部に、
    該基端部の取付け部材への連結を司る取付けフランジを
    設けると共に、一端側が前記パイプまたはろ過部材に連
    結され、他端側が前記取付けフランジに連結されるステ
    ーを設けたことを特徴とする、内燃機関のオイルストレ
    ーナ。
  2. 【請求項2】 前記ステーは取付けフランジに一体に形
    成されてなることを特徴とする、請求項1記載の内燃機
    関のオイルストレーナ。
JP25735396A 1996-09-09 1996-09-09 内燃機関のオイルストレーナ Pending JPH1082314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228580A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Daihatsu Motor Co Ltd オイルパンへのストレーナ取付装置

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