JPH1081349A - 自動車用ワックス容器の外蓋 - Google Patents

自動車用ワックス容器の外蓋

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Publication number
JPH1081349A
JPH1081349A JP8237613A JP23761396A JPH1081349A JP H1081349 A JPH1081349 A JP H1081349A JP 8237613 A JP8237613 A JP 8237613A JP 23761396 A JP23761396 A JP 23761396A JP H1081349 A JPH1081349 A JP H1081349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer lid
projection
container body
edge part
cylindrical
Prior art date
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Pending
Application number
JP8237613A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuzo Murakami
勝造 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAISHO YUKA KK
Original Assignee
DAISHO YUKA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by DAISHO YUKA KK filed Critical DAISHO YUKA KK
Priority to JP8237613A priority Critical patent/JPH1081349A/ja
Publication of JPH1081349A publication Critical patent/JPH1081349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 年間を通して使い勝手が変化せず、ワンタッ
チ式で確実に係合する外蓋を実現する。 【解決手段】 端縁部21に、略等間隔に複数の軸方向に
伸びるV字状の切り込み23を設けるとともに、各切り込
み23と切り込み23との間の端縁部21内面にほぼ全長にわ
たる長い突起22を形成して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の表面に塗
布する自動車用ワックスを収納する小型容器の外蓋に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の表面に塗布する自動車用ワック
スは、半練り状態で金属缶等の小型容器に入れて販売さ
れているのが普通である。その一例を図4ないし図6に
より説明する。1は容器本体、11はその上縁部、12は上
縁部の上端に設けられた凸条、2は外蓋、21はその側部
の下端部分である端縁部、22は端縁部内面に設けられた
突起である。
【0003】図4は容器本体1に外蓋2をかぶせようと
している状態を示す一部断面正面図である。すなわち、
金属製の容器本体1は背の低い円筒状で、その上縁部11
は円筒面よりややくびれ、上端には全周にわたって凸条
12が形成されている。一方、これに係合する外蓋2はポ
リプロピレン等の熱可塑性樹脂製で円筒状であり、その
端縁部21の内面には突起22が設けられている。図4の矢
印のように外蓋2を容器本体1に重ねて押しつけると、
ワンタッチで外蓋2の突起22が容器本体1の凸条12に係
合して図5のように固定される。
【0004】図6は図4、図5のように下向きに伏せた
状態の外蓋2を下方より見た底面図である。この図でわ
かるように、突起22は円周上数箇所に断続的に、かつ略
等間隔に設けられている。突起のない部分は樹脂の肉厚
も少ないため剛性が低く、変形しやすい。外蓋2が容器
本体1に係合する瞬間には、この剛性の低い部分が弾性
変形し、突起22を外側に押し開くのである。弾性変形と
いってもゴムのように伸びるわけではないので、硬い部
分と柔らかい部分とが波状に曲げられ、円形が多角形状
に変化する変形が起こるのである。
【0005】なお図示しないが、容器本体1の上縁部11
の内側には適宜金属製の内蓋が設けられ、ワックスの乾
燥や水分の侵入を防止している。内蓋と外蓋2とにより
形成される空間S内に、通常ワックス塗布作業に使用す
るスポンジが収納される。ところで、このような樹脂製
の外蓋は、食品のびん詰めの口のようなねじ込み式の蓋
に比べるとワンタッチで開閉できるので使い勝手がよい
が、係合機構に前記のように樹脂の弾性変形を利用して
いるため、寸法や硬度のわずかの変化によって係合状態
が変化してしまう欠点がある。すなわち、容器本体の金
属と、外蓋の樹脂との温度による熱膨張率の違いや、ポ
リプロピレン樹脂など熱可塑性樹脂の温度による硬度の
違いなどによって、たとえば夏季にはきわめて蓋が外れ
やすくなって持ち運びの間に脱落してしまったり、逆に
冬季には固く閉まって外れにくくなるなどといった問題
点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解消し、ワンタッチ式の利点を保持したままで
年間を通して使い勝手の変化しない樹脂製外蓋を実現す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂製で筒状
の自動車用ワックス容器の外蓋であって、その端縁部
に、略等間隔に複数の軸方向に伸びる切り込みを設ける
とともに、各切り込みと切り込みとの間の端縁部内面に
ほぼ全長にわたる長い突起を形成したことを特徴とする
自動車用ワックス容器の外蓋である。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明する。図
1はこの実施例の外蓋を上向きにし、一部を断面で示す
正面図、図2は図1のA部を拡大して示す部分断面図、
図3は平面図で、さきの図4ないし図6と共通するもの
については同じ符号を使用している。23は端縁部21に設
けられた切り込みである。
【0009】この外蓋2は、概略は図4以下に示した従
来のものと同様にポリプロピレン樹脂製円筒体である
が、その端縁部21に、略等間隔に複数の、例えば12箇所
の軸方向に伸びるV字状などの切り込み23を設けた点に
第一の特徴がある。この切り込み23によって円周状の拘
束がなくなるので、端縁部21は半径方向に変位できるこ
とになり、容器本体との着脱が容易となる。一方、あま
りに係合が軽くなると却って蓋が脱落しやすくなるか
ら、各切り込みと切り込みの間の端縁部内側にはほぼ全
長にわたる長い突起22を形成した点が第二の特徴であ
る。
【0010】長い突起22によってしっかりした係合が行
われ、かつ切り込み23の作用によって開閉も軽く行える
ようになったため、気温にかかわりなく外蓋の着脱は容
易で、かつ確実なものとなった。なお、実施例では、円
筒状の外蓋への適用について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、角筒状の外蓋にも適用でき
る。また、切り込み23の数は、外蓋の材質である樹脂の
厚みや強度によって適宜選択すれば良く、さらに、切り
込み23の形状も図示したV字状に限定されるものではな
く、U字状など端縁部21を分断する機能を有する形状で
あれば良い。
【0011】なお、蓋の着脱の繰り返しによって樹脂が
疲労し、永久変形が生じてゆるんでしまうことが懸念さ
れるが、この物品は中身のワックスが消費されれば詰め
替えて再使用されることなく廃棄されるので、それほど
の長寿命を要求されることはないから問題にはならない
のである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、年間を通して着脱が軽
く、かつ確実な使い勝手のよいワンタッチ式樹脂製外蓋
が実現するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外蓋を示す一部断面正面図である。
【図2】図1のA部を拡大して示す部分断面図である。
【図3】本発明の外蓋を示す平面図である。
【図4】従来の技術である容器本体および外蓋を分離し
た状態で示す一部断面正面図である。
【図5】従来の技術である容器本体および外蓋を係合さ
せた状態で示す一部断面正面図である。
【図6】従来の技術である外蓋を示す伏せた状態におけ
る底面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 外蓋 11 上縁部 12 凸条 21 端縁部 22 突起 23 切り込み S 空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製で筒状の自動車用ワックス容器の
    外蓋(2)であって、その端縁部(21)に、略等間隔に
    複数の軸方向に伸びる切り込み(23)を設けるととも
    に、各切り込み(23)と切り込み(23)との間の端縁部
    (21)内面にほぼ全長にわたる長い突起(22)を形成し
    たことを特徴とする自動車用ワックス容器の外蓋。
JP8237613A 1996-09-09 1996-09-09 自動車用ワックス容器の外蓋 Pending JPH1081349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8237613A JPH1081349A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 自動車用ワックス容器の外蓋

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JP8237613A JPH1081349A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 自動車用ワックス容器の外蓋

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JPH1081349A true JPH1081349A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17017919

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JP8237613A Pending JPH1081349A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 自動車用ワックス容器の外蓋

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JP (1) JPH1081349A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176557A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nipro Corp キャップ
JP2015024860A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社▲高▼島屋 飲料缶用キャップ及びキャップ付き飲料缶
US10549049B2 (en) 2006-12-08 2020-02-04 Becton, Dickinson And Company Method and apparatus for delivering a therapeutic substance through an injection port

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110