JP2007176557A - キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストが低く、また容易に装着が可能なキャップを提供する。
【解決手段】キャップ3は蓋部11と、中栓2の大径部2bを囲繞する帯状部材12と、帯状部材12の下部に所定間隔に形成された脚部13とから構成され、上記脚部13には蓋部の周方向と同方向にスリット13aが形成されるとともに内周側に向けて突起14が形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】キャップ3は蓋部11と、中栓2の大径部2bを囲繞する帯状部材12と、帯状部材12の下部に所定間隔に形成された脚部13とから構成され、上記脚部13には蓋部の周方向と同方向にスリット13aが形成されるとともに内周側に向けて突起14が形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明はキャップに関し、具体的には容器に中栓を装着した状態で、該中栓を容器との間で挟持して容器の密閉を行うキャップに関する。
従来、首部と該首部よりも開口部側に形成されたフランジ部とが形成された容器に、上記フランジ部と略同径に形成された大径部と上記開口部に嵌合する小径部とが形成された中栓を装着し、その状態で上記中栓の大径部を上記容器のフランジ部との間で挟持して上記容器を密閉するキャップが知られている。
このようなキャップとして、バイアルビン10にゴム栓20を装着し、ゴム栓をバイアルビンにかしめ固定するため、バイアルビンの口部11とゴム栓とを覆うようにして装着したキャップ30が知られている。(特許文献1)
この特許文献1のキャップはアルミニウム製となっており、上方に窓部33の形成された天面部31と、該天面部より下方に延出する円筒状のスカート部32とを備え、このキャップを口部及びゴム栓の上方より被せ、上記スカート部32の先端を内側にかしめて折り曲げることにより、バイアルビンを密閉するようになっている。
またこの特許文献1には、他の構成としてプラスチック製のキャップ35が記載されており、このキャップ場合、スカート部を弾性変形させて、該スカート部の下端に形成された突起を容器のフランジ部11aに係合させるようになっている。(0032段落)
さらにその他のキャップとして、容器の開口部20に密封栓1を装着し、この密封栓を容器に固定するため、プラスチック製のキャップ10を用いたものが知られている。(特許文献2)
この特許文献2のキャップは密封栓のフランジ部3を押圧する肩部11と、開口部の外周に形成された掛止め部22に係合する鉤爪部15の形成されたスカート部とを備えており、上記スカート部を弾性変形させて上記鉤爪部15を掛止め部22に係合させるようになっている。
特開2005−192888号公報
特開2002−284213号公報
このようなキャップとして、バイアルビン10にゴム栓20を装着し、ゴム栓をバイアルビンにかしめ固定するため、バイアルビンの口部11とゴム栓とを覆うようにして装着したキャップ30が知られている。(特許文献1)
この特許文献1のキャップはアルミニウム製となっており、上方に窓部33の形成された天面部31と、該天面部より下方に延出する円筒状のスカート部32とを備え、このキャップを口部及びゴム栓の上方より被せ、上記スカート部32の先端を内側にかしめて折り曲げることにより、バイアルビンを密閉するようになっている。
またこの特許文献1には、他の構成としてプラスチック製のキャップ35が記載されており、このキャップ場合、スカート部を弾性変形させて、該スカート部の下端に形成された突起を容器のフランジ部11aに係合させるようになっている。(0032段落)
さらにその他のキャップとして、容器の開口部20に密封栓1を装着し、この密封栓を容器に固定するため、プラスチック製のキャップ10を用いたものが知られている。(特許文献2)
この特許文献2のキャップは密封栓のフランジ部3を押圧する肩部11と、開口部の外周に形成された掛止め部22に係合する鉤爪部15の形成されたスカート部とを備えており、上記スカート部を弾性変形させて上記鉤爪部15を掛止め部22に係合させるようになっている。
しかしながら、上記特許文献1に記載されている最初のキャップは、アルミニウム製であり、またこのキャップの装着の際にはかしめ工程が必要となることから、製造コストが高いという問題を有している。
一方、特許文献1に記載されている第2のキャップや、特許文献2のキャップは、容器のフランジ部や中栓の大径部を囲繞するようにスカート部が設けられているため、該スカート部全体を弾性変形させなければならず、それには多大な力が必要となることから、装着に手間がかかるという問題を有している。
このような問題に鑑み、本発明は製造コストが低く、また容易に装着が可能なキャップを提供するものである。
一方、特許文献1に記載されている第2のキャップや、特許文献2のキャップは、容器のフランジ部や中栓の大径部を囲繞するようにスカート部が設けられているため、該スカート部全体を弾性変形させなければならず、それには多大な力が必要となることから、装着に手間がかかるという問題を有している。
このような問題に鑑み、本発明は製造コストが低く、また容易に装着が可能なキャップを提供するものである。
すなわち、請求項1の発明におけるキャップは、首部と該首部よりも開口部側に形成されたフランジ部とが形成された容器に、上記フランジ部と略同径に形成された大径部と上記開口部に嵌合する小径部とが形成された中栓を装着し、その状態で上記中栓の大径部を上記容器のフランジ部との間で挟持して上記容器を密閉するキャップにおいて、
上記キャップを樹脂により一体的に成形するとともに、
上記中栓の大径部を上記容器のフランジ部との間で挟持する蓋部と、基部が上記蓋部の外周に沿って所定間隔に連結され、先端が上記容器のフランジ部より首部側に突出する複数の脚部と、各脚部より上記蓋部の内周側に向けて突出し、容器のフランジ部と首部との境界に形成された段差形状に係合する突起とを備えることを特徴としている。
上記キャップを樹脂により一体的に成形するとともに、
上記中栓の大径部を上記容器のフランジ部との間で挟持する蓋部と、基部が上記蓋部の外周に沿って所定間隔に連結され、先端が上記容器のフランジ部より首部側に突出する複数の脚部と、各脚部より上記蓋部の内周側に向けて突出し、容器のフランジ部と首部との境界に形成された段差形状に係合する突起とを備えることを特徴としている。
上記請求項1の発明のキャップは、樹脂により一体成形されており、また上記突起を段差形状に係合させることで中栓を容器との間で挟持することができるので、上記特許文献1の最初のキャップに比べ、材料コストと製造コストを押さえることができる。
また蓋部に所定間隔を空けて複数の脚部を形成し、各脚部に突起を形成しているので、各脚部を弾性変形させて上記突起を段差形状に係合させればよく、その分必要とされる力が少なくすむことから、上記特許文献1および特許文献2のキャップに比べて容易にキャップを装着することが可能である。
また蓋部に所定間隔を空けて複数の脚部を形成し、各脚部に突起を形成しているので、各脚部を弾性変形させて上記突起を段差形状に係合させればよく、その分必要とされる力が少なくすむことから、上記特許文献1および特許文献2のキャップに比べて容易にキャップを装着することが可能である。
以下図示実施例について説明すると、図1は容器としてのバイアル1を中栓2及びキャップ3を用いて密閉した状態を示し、図示右半分は側面図を、左半分は断面図をそれぞれ示している。
上記バイアル1は、液状の薬品を貯溜する胴部1aと、該胴部1aより小径の首部1bと、これら胴部1a及び首部1bを滑らかに連続させる肩部1cとを備え、上記首部1bの上部には首部1bより大径のフランジ部1dが形成されている。
上記フランジ部1dの中央には開口部1eが形成されるとともにその上面は平坦に加工され、またフランジ部1dと首部1bとの境界には、首部1bから垂直方向に段差形状1fが形成されている。
上記バイアル1は、液状の薬品を貯溜する胴部1aと、該胴部1aより小径の首部1bと、これら胴部1a及び首部1bを滑らかに連続させる肩部1cとを備え、上記首部1bの上部には首部1bより大径のフランジ部1dが形成されている。
上記フランジ部1dの中央には開口部1eが形成されるとともにその上面は平坦に加工され、またフランジ部1dと首部1bとの境界には、首部1bから垂直方向に段差形状1fが形成されている。
次に、上記中栓2はゴム製であり、バイアル1の開口部1eに嵌合可能な径で製造された小径部2aと、上記フランジ部1dと略同径の大径部2bとを備え、上記小径部2aとフランジ部1dとの境界には上記小径部2aより垂直に形成された平坦な当接面2cが形成されている。
上記小径部2aは中空の筒状となっており、上記大径部2bの中心付近に注射針を突き刺すと、該注射針の先端が大径部2bを貫通してバイアル1内に突出し、注射器によってバイアル1内の薬液を吸引することができる。
上記小径部2aは中空の筒状となっており、上記大径部2bの中心付近に注射針を突き刺すと、該注射針の先端が大径部2bを貫通してバイアル1内に突出し、注射器によってバイアル1内の薬液を吸引することができる。
図2、図3は上記キャップ3を示す図であり、図2は側面方向から、図3は平面方向及び底面方向からそれぞれ見た図となっており、図2の左半分は側面図を、右半分は断面図を示し、図3の上半分は底面図を、下半分は平面図をそれぞれ示している。
キャップ3は、上記中栓2の上部に位置する蓋部11と、該蓋部11の外周に沿って設けられた帯状部材12と、該帯状部材12より下方に突出する複数の脚部13とを備え、各脚部13の下端部には蓋部11の内周側に向けて突起14が形成されている。
このキャップ3はオレフィン系の樹脂で一体成形により製造され、具体的にはポリプロピレン、より望ましくはポリエチレンで製造されている。
上記蓋部11は円盤状の部材であり、その外径は上記バイアル1のフランジ部1dよりも大径に製造され、上記帯状部材12及び脚部13によって上記中栓2の大径部2bおよびバイアル1のフランジ部1dを囲繞できるようになっている。
また蓋部11には、上記脚部13の形成されている位置に貫通孔11aが設けられており、この貫通孔11aの幅は上記脚部13の幅と同一となっており、またその奥行きは上記突起14の突出量よりも大きくなっている。
この貫通孔11aを設けることで、キャップ3の樹脂成形に用いる金型のコストを低減することが可能となる。つまり、成形金型の下型を上記貫通孔11aを介して上記突起14の位置まで挿入すれば、上記突起14によって形成される負角を解消することができ、単純な構成の金型でキャップ3を成形することが可能となる。
さらに、上記蓋部11の上面中央には凹部11bが形成されており、該凹部11bには樹脂成形の際のゲートが位置するようになっている。この凹部11bにより、ゲート切り離し時に形成される微小な突起によって蓋部11の上面に貼付するラベルが浮き上がってしまうのを防止することができる。
なお、本実施例の蓋部11は円盤状となっているが、それに代えて、円盤状の天面と、該天面に沿って形成された胴部とからなる有底筒状の蓋部11とを備えた蓋部11としてもよく、この場合、上記胴部に連続して上記帯状部材12を連結すればよい。
キャップ3は、上記中栓2の上部に位置する蓋部11と、該蓋部11の外周に沿って設けられた帯状部材12と、該帯状部材12より下方に突出する複数の脚部13とを備え、各脚部13の下端部には蓋部11の内周側に向けて突起14が形成されている。
このキャップ3はオレフィン系の樹脂で一体成形により製造され、具体的にはポリプロピレン、より望ましくはポリエチレンで製造されている。
上記蓋部11は円盤状の部材であり、その外径は上記バイアル1のフランジ部1dよりも大径に製造され、上記帯状部材12及び脚部13によって上記中栓2の大径部2bおよびバイアル1のフランジ部1dを囲繞できるようになっている。
また蓋部11には、上記脚部13の形成されている位置に貫通孔11aが設けられており、この貫通孔11aの幅は上記脚部13の幅と同一となっており、またその奥行きは上記突起14の突出量よりも大きくなっている。
この貫通孔11aを設けることで、キャップ3の樹脂成形に用いる金型のコストを低減することが可能となる。つまり、成形金型の下型を上記貫通孔11aを介して上記突起14の位置まで挿入すれば、上記突起14によって形成される負角を解消することができ、単純な構成の金型でキャップ3を成形することが可能となる。
さらに、上記蓋部11の上面中央には凹部11bが形成されており、該凹部11bには樹脂成形の際のゲートが位置するようになっている。この凹部11bにより、ゲート切り離し時に形成される微小な突起によって蓋部11の上面に貼付するラベルが浮き上がってしまうのを防止することができる。
なお、本実施例の蓋部11は円盤状となっているが、それに代えて、円盤状の天面と、該天面に沿って形成された胴部とからなる有底筒状の蓋部11とを備えた蓋部11としてもよく、この場合、上記胴部に連続して上記帯状部材12を連結すればよい。
上記帯状部材12は蓋部11の外周からバイアル1に向けて垂直に形成された帯状の部材であり、上記中栓2の大径部2bの厚さとほぼ同じ幅で形成され、図3に示すように、帯状部材12の一端は図示左方に位置する脚部13の下端部を始点とし、時計回りに順次図示下方の脚部13の左端部まで形成された後、該図示下方の脚部13から接線方向に突出している。
そして突出した帯状部材12の他端部は、医療従事者の把持可能なつまみ12aとなっており、当該つまみ12aの表面にはすべり止めのために複数の凹凸が形成されている。
なお、上記つまみ12aを蓋部11の形状に沿って湾曲した形状とすることも可能であり、バイアル1を包装する際などに上記つまみ12aが包装の邪魔にならないようにすることもできる。
そして、帯状部材12と上記蓋部11との境界には、帯状部材12に沿って肉厚の薄い脆弱部12bが形成され、該脆弱部12bの肉厚を他の部分の肉厚に比べて薄くすることで、つまみ12aを帯状部材12の円周方向に移動させると、該脆弱部12bが破断して蓋部11と帯状部材12とを分離することができる。
なお、図2では脆弱部12bは帯状部材12の内周面側に形成されているが、これを外周面側に形成してもよく、また上記脆弱部12bを、樹脂の肉厚を薄くして形成するほか、ミシン目を形成して破断を容易にするなどの方法を採用することが可能である。
また上記脆弱部12bは、蓋部11と帯状部材12との境界全域に形成する必要はなく、たとえば図3における図示左方の脚部13の位置に脆弱部12bを形成しなくても、バイアル1からキャップ3を除去することができる。
そして突出した帯状部材12の他端部は、医療従事者の把持可能なつまみ12aとなっており、当該つまみ12aの表面にはすべり止めのために複数の凹凸が形成されている。
なお、上記つまみ12aを蓋部11の形状に沿って湾曲した形状とすることも可能であり、バイアル1を包装する際などに上記つまみ12aが包装の邪魔にならないようにすることもできる。
そして、帯状部材12と上記蓋部11との境界には、帯状部材12に沿って肉厚の薄い脆弱部12bが形成され、該脆弱部12bの肉厚を他の部分の肉厚に比べて薄くすることで、つまみ12aを帯状部材12の円周方向に移動させると、該脆弱部12bが破断して蓋部11と帯状部材12とを分離することができる。
なお、図2では脆弱部12bは帯状部材12の内周面側に形成されているが、これを外周面側に形成してもよく、また上記脆弱部12bを、樹脂の肉厚を薄くして形成するほか、ミシン目を形成して破断を容易にするなどの方法を採用することが可能である。
また上記脆弱部12bは、蓋部11と帯状部材12との境界全域に形成する必要はなく、たとえば図3における図示左方の脚部13の位置に脆弱部12bを形成しなくても、バイアル1からキャップ3を除去することができる。
図3に示すように、上記脚部13は、バイアル1を挟んでそれぞれ対向する位置に4本設けられており、各脚部13の平面方向における断面は、蓋部11の外周に沿って湾曲し、また所定の幅で形成されている。
各脚部13の先端部は、キャップ3が中栓2の装着されたバイアル1に装着された際に、バイアル1のフランジ部1dより首部1b側に突出するように形成されており、上記突起14はこの突出する部分に形成されるようになっている。
さらに、各脚部13と上記帯状部材12との境界には蓋部11の周方向と同方向にスリット13aが形成されており、上記突起14を外周側に移動させる際、このスリット13aを支点として脚部13を弾性変形させることができる。
一方、上記脚部13は蓋部11の外周に沿って湾曲していることから、脚部13自体の形状による剛性を有し、容易に弾性変形しないようになっている。このため、キャップ3をバイアル1に装着した後は、突起14とバイアル1との係合状態を維持することができ、キャップ3がバイアル1より脱落することはない。
なお、図2において上記スリット13aは脚部13の外周面側に開口するように形成されているが、内周面側に開口するようにしてもよく、この場合もスリットを支点に脚部13を弾性変形させることが可能である。
各脚部13の先端部は、キャップ3が中栓2の装着されたバイアル1に装着された際に、バイアル1のフランジ部1dより首部1b側に突出するように形成されており、上記突起14はこの突出する部分に形成されるようになっている。
さらに、各脚部13と上記帯状部材12との境界には蓋部11の周方向と同方向にスリット13aが形成されており、上記突起14を外周側に移動させる際、このスリット13aを支点として脚部13を弾性変形させることができる。
一方、上記脚部13は蓋部11の外周に沿って湾曲していることから、脚部13自体の形状による剛性を有し、容易に弾性変形しないようになっている。このため、キャップ3をバイアル1に装着した後は、突起14とバイアル1との係合状態を維持することができ、キャップ3がバイアル1より脱落することはない。
なお、図2において上記スリット13aは脚部13の外周面側に開口するように形成されているが、内周面側に開口するようにしてもよく、この場合もスリットを支点に脚部13を弾性変形させることが可能である。
各脚部13の下端部には、それぞれ蓋部11の内周側に向けて突起14が形成されており、この突起14の上部には水平な係合面14aが形成され、キャップ3をバイアル1に装着すると、該係合面14aがバイアル1の段差形状1fに係合するようになっている。
上記蓋部11から上記係合面14aまでの距離は、上記バイアル1のフランジ部1dと中栓2の大径部2bとを重合させた厚さよりも若干少なめに設定されており、キャップ3を装着すると、上記中栓2の大径部2bを蓋部11とバイアル1のフランジ部1dとの間で圧縮した状態で挟持するようになっている。
上記突起14の下部には、脚部13の先端側に向けて半径方向外方に向かうテーパ面14bが形成されており、キャップ3を中栓2の装着されたバイアル1に装着する際、キャップ3を上方から押圧すると、該テーパ面14bにしたがって突起14が外周側に移動し、脚部13が変形するようになっている。
なお、本実施例では脚部13は4本となっているが、脚部13の本数は奇数であってもよく、またバイアル1の径に応じて、適宜増減することが可能である。
上記蓋部11から上記係合面14aまでの距離は、上記バイアル1のフランジ部1dと中栓2の大径部2bとを重合させた厚さよりも若干少なめに設定されており、キャップ3を装着すると、上記中栓2の大径部2bを蓋部11とバイアル1のフランジ部1dとの間で圧縮した状態で挟持するようになっている。
上記突起14の下部には、脚部13の先端側に向けて半径方向外方に向かうテーパ面14bが形成されており、キャップ3を中栓2の装着されたバイアル1に装着する際、キャップ3を上方から押圧すると、該テーパ面14bにしたがって突起14が外周側に移動し、脚部13が変形するようになっている。
なお、本実施例では脚部13は4本となっているが、脚部13の本数は奇数であってもよく、またバイアル1の径に応じて、適宜増減することが可能である。
以下、中栓2を装着したバイアル1にキャップ3を装着する方法について説明する。
最初に、上記中栓2の小径部2aをバイアル1の開口部1eに挿入するとともに、大径部2bの当接面2cをバイアル1のフランジ部1dに当接させて、バイアル1に中栓2を装着する。
その状態から、上記キャップ3をバイアル1の上方に載置し、蓋部11の中心とバイアル1の中心とを一致させる。このとき、上記各脚部13の先端に形成されている突起14のテーパ面14bが中栓2のフランジ部1dの外周に当接するようにする。
そして蓋部11をバイアル1に向けて押圧すると、上記突起14のテーパ面14bに沿って外周側に移動し、これに伴って脚部13は上記スリット13aを支点に弾性変形し、下端部側から外周側に広がってゆく。
その後、突起14が完全に中栓2の大径部2bに乗り上げ、さらにバイアル1のフランジ部1dを通過すると、脚部13は弾性力により元の形状に復元し、上記係合面14aがバイアル1の段差形状1fに係合する。
このとき上記蓋部11と係合面14aとの距離は、上記中栓2の大径部2b及びバイアル1のフランジ部1dの厚さよりも小さく設定されているので、上記大径部2bは蓋部11とフランジ部1dとによって圧縮された状態で挟持され、バイアル1は密閉される。
このように、上記脚部13にスリット13aを形成することで、キャップ3を装着する際、脚部13を少ない力で変形させることができ、キャップ3を少ない力で装着することができる。
そしてキャップ3が装着された後は、上記脚部13の断面が蓋部11の外周に沿った円弧形状となっているので、脚部13の形状自体で剛性を有していることから、上記突起14とバイアル1の段差形状1fとの係合状態が簡単に解除されることはなく、キャップ3が輸送中等に脱落することはない。
なお、上記スリット13aを形成しなくとも、脚部13の幅や形状を調整すれば、脚部13の剛性を変化させることができることから、脚部13全体を弾性変形させてキャップ3を装着することが可能である。
最初に、上記中栓2の小径部2aをバイアル1の開口部1eに挿入するとともに、大径部2bの当接面2cをバイアル1のフランジ部1dに当接させて、バイアル1に中栓2を装着する。
その状態から、上記キャップ3をバイアル1の上方に載置し、蓋部11の中心とバイアル1の中心とを一致させる。このとき、上記各脚部13の先端に形成されている突起14のテーパ面14bが中栓2のフランジ部1dの外周に当接するようにする。
そして蓋部11をバイアル1に向けて押圧すると、上記突起14のテーパ面14bに沿って外周側に移動し、これに伴って脚部13は上記スリット13aを支点に弾性変形し、下端部側から外周側に広がってゆく。
その後、突起14が完全に中栓2の大径部2bに乗り上げ、さらにバイアル1のフランジ部1dを通過すると、脚部13は弾性力により元の形状に復元し、上記係合面14aがバイアル1の段差形状1fに係合する。
このとき上記蓋部11と係合面14aとの距離は、上記中栓2の大径部2b及びバイアル1のフランジ部1dの厚さよりも小さく設定されているので、上記大径部2bは蓋部11とフランジ部1dとによって圧縮された状態で挟持され、バイアル1は密閉される。
このように、上記脚部13にスリット13aを形成することで、キャップ3を装着する際、脚部13を少ない力で変形させることができ、キャップ3を少ない力で装着することができる。
そしてキャップ3が装着された後は、上記脚部13の断面が蓋部11の外周に沿った円弧形状となっているので、脚部13の形状自体で剛性を有していることから、上記突起14とバイアル1の段差形状1fとの係合状態が簡単に解除されることはなく、キャップ3が輸送中等に脱落することはない。
なお、上記スリット13aを形成しなくとも、脚部13の幅や形状を調整すれば、脚部13の剛性を変化させることができることから、脚部13全体を弾性変形させてキャップ3を装着することが可能である。
次に、バイアル1からキャップ3を除去する方法について説明する。
医療従事者は、上記帯状部材12の端部に形成されたつまみ12aを把持し、このつまみ12aを帯状部材12に沿って円周方向に移動させる。これにより、上記蓋部11と帯状部材12との境界に形成された脆弱部12bが破断し、その部分から蓋部11と帯状部材12とが分離してゆく。
蓋部11と帯状部材12とが分離するのに伴い、つまみ12a側の脚部13から順にバイアル1より離脱してゆくので、合わせて突起14とバイアル1の段差形状1fとの係合状態も解消してゆくこととなる。
その結果、帯状部材12と蓋部11とが完全に分離する前に、2ないし3つの脚部13がバイアル1より離脱すれば、帯状部材12に蓋部11および脚部13が連結された状態で一体的にバイアル1より除去することができる。
そしてバイアル1には中栓2だけが装着されている状態となるので、該中栓2の大径部2bに注射針を刺してバイアル1の内部の薬液を吸引したり、中栓2をバイアル1から除去して、直接バイアル1の内部の薬液を使用することが可能となる。
医療従事者は、上記帯状部材12の端部に形成されたつまみ12aを把持し、このつまみ12aを帯状部材12に沿って円周方向に移動させる。これにより、上記蓋部11と帯状部材12との境界に形成された脆弱部12bが破断し、その部分から蓋部11と帯状部材12とが分離してゆく。
蓋部11と帯状部材12とが分離するのに伴い、つまみ12a側の脚部13から順にバイアル1より離脱してゆくので、合わせて突起14とバイアル1の段差形状1fとの係合状態も解消してゆくこととなる。
その結果、帯状部材12と蓋部11とが完全に分離する前に、2ないし3つの脚部13がバイアル1より離脱すれば、帯状部材12に蓋部11および脚部13が連結された状態で一体的にバイアル1より除去することができる。
そしてバイアル1には中栓2だけが装着されている状態となるので、該中栓2の大径部2bに注射針を刺してバイアル1の内部の薬液を吸引したり、中栓2をバイアル1から除去して、直接バイアル1の内部の薬液を使用することが可能となる。
このような本実施例のキャップ3によれば、樹脂によってキャップ3を一体的に製造しており、また脚部13の先端に形成された突起14をバイアル1の段差形状に係合させるようになっているので、従来に比べて製造コストを低減させることができる。
これに対し、特許文献1に記載されるキャップはアルミニウム製であり、しかもスカート部をかしめる作業が必要であることから、その分製造コストが高くなり、またアルミニウム製のキャップの場合、該キャップを破断させて除去する際に、破断部によって医療従事者が受傷してしまう恐れもあった。
次に、本実施例のキャップ3は、バイアル1のフランジ部1dと中栓2の大径部2bを囲繞するように所定間隔で脚部13を設けていることから、キャップ3を装着する際には各脚部13を個別に弾性変形させればよく、また各脚部13にはスリット13aが形成されているので、より少ない力でキャップ3をバイアル1に装着することができる。
これに対し、特許文献1や特許文献2に記載されているキャップの場合、該キャップのスカート部はバイアルのフランジ部と中栓の大径部の全周を囲繞するように形成されているため、キャップを装着する際にはスカートの全周を弾性変形させなければならず、キャップを装着するには多大な力が必要とされていた。
そして、本実施例のキャップ3は、帯状部材12と蓋部11とを分離する途中で、蓋部11、帯状部材12、脚部13を一体的にバイアル1より除去することができるので、中栓2をバイアル1に装着したまま使用することも、中栓2をバイアル1より除去してから使用することも可能である。
これに対し特許文献2に記載されているキャップの場合、キャップの引き千切り天板部16を除去して使用するようになっているので、中栓を除去して直接薬品を使用することはできない。また廃棄の際にはバイアルと残されたキャップの部分を分離しなければならず、廃棄の際に手間がかかっていた。
これに対し、特許文献1に記載されるキャップはアルミニウム製であり、しかもスカート部をかしめる作業が必要であることから、その分製造コストが高くなり、またアルミニウム製のキャップの場合、該キャップを破断させて除去する際に、破断部によって医療従事者が受傷してしまう恐れもあった。
次に、本実施例のキャップ3は、バイアル1のフランジ部1dと中栓2の大径部2bを囲繞するように所定間隔で脚部13を設けていることから、キャップ3を装着する際には各脚部13を個別に弾性変形させればよく、また各脚部13にはスリット13aが形成されているので、より少ない力でキャップ3をバイアル1に装着することができる。
これに対し、特許文献1や特許文献2に記載されているキャップの場合、該キャップのスカート部はバイアルのフランジ部と中栓の大径部の全周を囲繞するように形成されているため、キャップを装着する際にはスカートの全周を弾性変形させなければならず、キャップを装着するには多大な力が必要とされていた。
そして、本実施例のキャップ3は、帯状部材12と蓋部11とを分離する途中で、蓋部11、帯状部材12、脚部13を一体的にバイアル1より除去することができるので、中栓2をバイアル1に装着したまま使用することも、中栓2をバイアル1より除去してから使用することも可能である。
これに対し特許文献2に記載されているキャップの場合、キャップの引き千切り天板部16を除去して使用するようになっているので、中栓を除去して直接薬品を使用することはできない。また廃棄の際にはバイアルと残されたキャップの部分を分離しなければならず、廃棄の際に手間がかかっていた。
1 バイアル 1b 首部
1c フランジ部 2 中栓
2b 大径部 3 キャップ
11 蓋部 12 帯状部材
12a つまみ 12b 脆弱部
13 脚部 14 突起
1c フランジ部 2 中栓
2b 大径部 3 キャップ
11 蓋部 12 帯状部材
12a つまみ 12b 脆弱部
13 脚部 14 突起
Claims (7)
- 首部と該首部よりも開口部側に形成されたフランジ部とが形成された容器に、上記フランジ部と略同径に形成された大径部と上記開口部に嵌合する小径部とが形成された中栓を装着し、その状態で上記中栓の大径部を上記容器のフランジ部との間で挟持して上記容器を密閉するキャップにおいて、
上記キャップを樹脂により一体的に成形するとともに、
上記中栓の大径部を上記容器のフランジ部との間で挟持する蓋部と、基部が上記蓋部の外周に沿って所定間隔に連結され、先端が上記容器のフランジ部より首部側に突出する複数の脚部と、各脚部より上記蓋部の内周側に向けて突出し、容器のフランジ部と首部との境界に形成された段差形状に係合する突起とを備えることを特徴とするキャップ。 - 上記蓋部と脚部との間に、該蓋部の外周に沿って帯状部材を設け、該蓋部と帯状部材との境界に脆弱部を形成するとともに、上記帯状部材の一端につまみを形成し、
上記つまみを円周方向に移動させることにより、上記脆弱部を破断させ、蓋部と帯状部材とを分離させることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。 - 上記容器のフランジ部より首部側に突出した各突起の内周面に、突出側が半径方向外方に向かうテーパ面を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のキャップ。
- 上記脚部に、上記蓋部の周方向と同方向にスリット溝を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のキャップ。
- 上記蓋部における脚部の連結位置に、該脚部の連結位置より内周側に貫通孔を設け、該貫通孔の幅を少なくとも上記脚部の幅と同一とし、また貫通孔の奥行きを上記突起の突出量よりも大きくすることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のキャップ。
- 上記樹脂はオレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のキャップ。
- 上記オレフィン系樹脂はポリエチレンであることを特徴とする請求項6に記載のキャップ。
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JP2005377313A JP2007176557A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | キャップ |
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Cited By (2)
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-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005377313A patent/JP2007176557A/ja active Pending
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