JPH1111306A - 車両連結用幌枠受 - Google Patents

車両連結用幌枠受

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JPH1111306A
JPH1111306A JP9164009A JP16400997A JPH1111306A JP H1111306 A JPH1111306 A JP H1111306A JP 9164009 A JP9164009 A JP 9164009A JP 16400997 A JP16400997 A JP 16400997A JP H1111306 A JPH1111306 A JP H1111306A
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JP
Japan
Prior art keywords
hood frame
seal member
chord
frame receiver
hood
Prior art date
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Pending
Application number
JP9164009A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomisaburo Mikami
豊三郎 三上
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたって漏れを防止できる車両連結用
幌枠受を提供すること。 【解決手段】 断面コ字形状の幌枠受本体1の底部1a
に、円の一部を切除した外形のシール部材2の弦部6を
密着させる。円周部5を幌枠20に密着させながら断面
弧状に湾曲させ、内側連結壁部7を上記円周部5の内側
で湾曲させる。円周部5および弦部6は、幌枠受本体1
および幌枠20に密着する。このシール部材2の円周部
5および内側連結壁部7の変形は、主として曲げ変形で
あって、比較的小さな変形でもって、シール部材2を幌
枠および幌枠受本体1に密着できる。したがって、この
シール部材2は、長期にわたって弾性を失うことがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前後の車両の間
に設けられる角筒形状の幌の幌枠が取り付けられる車両
連結用幌枠受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、前後の車両の間を角筒形状の
幌で連結し、この幌の幌枠を車両のドア用の開口の周り
の長方形の幌枠受に取り付けている。この幌枠受は、断
面コ字形状の幌枠受本体の底部に、断面矩形の中実の棒
状のシール部材を当接してなる。そして、この幌枠受の
シール部材に幌枠をクランプ金具で押し付けて、幌枠を
液密な状態で、幌枠受に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両連結用幌枠受では、断面矩形の中実の棒状のシ
ール部材に幌枠を押し付けてシールしているため、断面
矩形の中実の棒状のシール部材が圧縮により永久変形し
て、長期に使用すると、雨水などの漏れが生じるという
問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、長期にわたっ
て使用しても、雨水などの漏れを防止できる車両連結用
幌枠受を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の車両連結用幌枠受は、断面コ字形
状の幌枠受本体と、弾性材料からなる筒体であって、断
面において円周部と弦部とからなって円の一部を切除し
た外形を有すると共に、上記円周部と弦部とを連結する
内側連結壁部を有して、内部に軸方向に延びる複数の空
間を有し、上記弦部を上記幌枠受本体の底部に当接して
いるシール部材とを備えることを特徴としている。
【0006】上記車両連結用幌枠受のシール部材に幌枠
を押し付けて、クランプ金具で幌枠を幌枠受に固定す
る。このとき、円の一部を切除した外形を有するシール
部材は、円周部を幌枠に密着させながら断面弧状に湾曲
し、かつ、内側連結壁部は、上記弧状に湾曲した円周部
の内側で屈曲させられ、かつ、円周部の一部および弦部
は、幌枠受本体の内周に密着する。このシール部材の円
周部および内側連結壁部の変形は、主として曲げ変形で
あって、比較的小さな変形でもって、幌枠に密着できる
から、このシール部材は、長期にわたって使用しても、
弾性を失うことがない。
【0007】したがって、長期にわたって雨水などの漏
れを防止することができる。しかも、シール部材は、内
部に軸方向に延びる複数の空間を有するから、材料費が
少なくてよく、コストダウンをすることができる。
【0008】なお、シール部材の外周に、軸方向に延び
る溝を設けると、その溝がラビリンスシールの役目をす
るから、一層確実に、漏れを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0010】図1に示すように、この車両連結用幌枠受
は、鉄製の幌枠受本体1と、合成ゴム、天然ゴム、エラ
ストマなどの弾性材料からなるシール部材2とからな
る。上記幌枠受本体1は、図示しないが、長方形の形を
していて、車両のドアの開口の周りの車両に固定され
る。そして、上記幌枠受本体1は、図1に示すように、
断面コ字形状をしていて、底面1aが車両の壁面に固定
される。
【0011】一方、上記シール部材2は筒体であって、
断面が円の一部を切除したような外形を有して、円周部
5と弦部6を有する。この弦部6は、幌枠受本体1の底
部1aに当接している。この弦部6の中央と円周部5の
内側とを、内側連結壁部7,7によって連結している。
この内側連結壁部7,7の上端は、幌枠受本体1の側部
1bの上端近傍に位置している。したがって、この内側
連結壁部7,7は、シール部材の内部に軸方向に延びる
三つの空間11,12,12を形成している。円周部5の
両側は、幌枠受本体1の側部1b,1bに接触している。
さらに、シール部材2の外周面には、所定間隔に軸方向
に延びる溝15,15,15…を設けて、ラビリンス溝を
形成するようにしている。
【0012】上記構成において、図2において矢印Yに
示すように、幌枠20(角筒状の幌体は省略して図示し
ていない。)をシール部材2に押し付けて、シール部材
2を変形させて、図示しないクランプ金具で幌枠20を
幌枠受本体1に固定する。そうすると、シール部材2
は、円周部5の一部を幌枠20に密着させながら断面弧
状に湾曲する。また、内側連結壁部7,7は、上記弧状
に湾曲した円周部5の内側で断面弓形に湾曲する。ま
た、円周部5の他の一部および弦部6は、幌枠受本体1
の底部1aおよび側部1b,1bの内面に密着する。
【0013】このシール部材2の円周部5および内側連
結壁部7,7の変形は、主として曲げ変形であって、比
較的小さな変形でもって、シール部材2は幌枠20およ
び幌枠受本体1に密着できるから、このシール部材2
は、長期にわたって使用しても、弾性を失うことがな
い。さらに、内側輪連結壁部7,7は、復元作用を有す
る。さらに、空間11,12,12に空気が存在するか
ら、この空気の反撥力でシール部材2が幌枠20に強く
押し付けられて、より確実にシール作用を行なう。した
がって、この車両連結用幌枠受は、長期にわたって雨水
などの漏れを防止することができる。しかも、シール部
材2は、内部に軸方向に延びる複数の空間11,12,1
2を有するから、材料費が少なくてよく、コストダウン
をすることができる。
【0014】さらに、シール部材2の外周に、軸方向に
延びる複数の溝15,15,15…を設けているから、こ
れらの溝15,15,…がラビリンスシールの役目をする
から、一層確実に、漏れを防止することができる。
【0015】上記実施の形態では、内側連結壁部は、V
字形状に2個設けたが、1個であっても、3個以上であ
ってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の車両連結用幌枠受は、断面コ字形状の幌枠受本体
と、円の一部を切除した外形で円周部と弦部とを有する
と共に内側連結壁部を有する弾性シール部材とを備えて
いるので、円周部を幌枠に密着させながら断面弧状に湾
曲し、かつ、内側連結壁部は、上記弧状に湾曲した円周
部の内側で屈曲させられ、かつ、円周部の一部および弦
部は、幌枠受本体の内周に密着させることができる。し
かも、このシール部材の円周部および内側連結壁部の変
形は、主として曲げ変形であって、比較的小さな変形で
もって、シール部材を幌枠および幌枠受本体に密着でき
るので、このシール部材は、長期にわたって使用して
も、弾性を失うことがない。さらに、空間に空気が存在
するから、この空気の反撥力でシール部材が幌枠に強く
押し付けられて、より確実にシール作用を行なう。した
がって、長期にわたって雨水などの漏れを防止すること
ができる。しかも、このシール部材は、内部に軸方向に
延びる複数の空間を有するから、材料費が少なくてよ
く、コストダウンをすることができる。
【0017】また、シール部材の外周に、軸方向に延び
る溝を設けると、その溝がラビリンスシールの役目をす
るから、一層確実に、漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の車両連結用幌枠受の実施の形態の
断面図である。
【図2】 上記実施の形態の使用説明図である。
【符号の説明】
1…幌枠受本体、 2…シール部材、 5…円周部、
6…弦部、 7…内側連結壁部、 11,12…空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面コ字形状の幌枠受本体(1)と、 弾性材料からなる筒体であって、断面において円周部
    (5)と弦部(6)とからなって円の一部を切除した外形を
    有すると共に、上記円周部(5)と弦部(6)とを連結する
    内側連結壁部(7)を有して、内部に軸方向に延びる複数
    の空間(11,12)を有し、上記弦部(6)を上記幌枠受
    本体(1)の底部(1a)に当接しているシール部材(2)
    とを備えることを特徴とする車両連結用幌枠受。
JP9164009A 1997-06-20 1997-06-20 車両連結用幌枠受 Pending JPH1111306A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9164009A JPH1111306A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両連結用幌枠受

Applications Claiming Priority (1)

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JP9164009A JPH1111306A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両連結用幌枠受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1111306A true JPH1111306A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15785043

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JP9164009A Pending JPH1111306A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両連結用幌枠受

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JP (1) JPH1111306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055384A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Bridgestone Corp 車両連結部用外幌構造
WO2012172924A1 (ja) * 2011-06-14 2012-12-20 株式会社 日立製作所 衝突エネルギ吸収構造を備える鉄道車両

Cited By (4)

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GB2505587A (en) * 2011-06-14 2014-03-05 Hitachi Ltd Railroad vehicle with collision energy absorption structure
GB2505587B (en) * 2011-06-14 2017-10-18 Hitachi Ltd Railroad vehicle with collision energy absorption structure

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