JPH1081182A - バンパリインフォース - Google Patents

バンパリインフォース

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JPH1081182A
JPH1081182A JP23749996A JP23749996A JPH1081182A JP H1081182 A JPH1081182 A JP H1081182A JP 23749996 A JP23749996 A JP 23749996A JP 23749996 A JP23749996 A JP 23749996A JP H1081182 A JPH1081182 A JP H1081182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンパリインフォースの変形ストロークを減
らすと共に、バンパの出代またはオーバーハングを小さ
くする。 【解決手段】 バンパリインフォース本体22は側断面
の上下方向中央部に車両前方側から凹部31が形成され
た側断面略B型となっており、側断面略B型の平坦な面
側22Aを衝突面側としている。バンパリインフォース
本体22の凹部31内には、鋼板を断面矩形状に屈曲し
たエネルギー吸収部材48が車幅方向に沿って配設され
ている。エネルギー吸収部材48の後壁部48A、上壁
部48B、下壁部48Cは、それぞれバンパリインフォ
ース本体22の立壁部28、下壁部50、上壁部52に
当接しており、前壁部48Dの上下両端部が、それぞれ
下壁部50及び上壁部52に接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバンパリインフォー
スに係り、特に、鋼板で構成された側断面略B型の車両
用のバンパリインフォースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両の前部及び後部に
はバンパ及びバンパリインフォースが取付られており、
このバンパリインフォースの一例が、米国特許5,39
5,036号に示されている。
【0003】図7に示される如く、このようなバンパリ
インフォースでは、例えば、リヤバンパリインフォース
70が鋼板で構成されており、バンパリインフォース7
0の車幅方向から見た側断面形状が、上下方向中央部に
前方又は後方、この場合には、車両前方側から凹部72
が形成された側断面略B型となっている。また、このよ
うなバンパリインフォース70では、バンパリインフォ
ース70とバンパカバー74との間に、例えば、スチー
ルパッチや樹脂のハニカム材からなるエネルギー吸収部
材76を車幅方向に沿って配設し、車両前後方向からの
入力、この場合には車両後方からの入力(図7の矢印
F)に対して、入力Fの一部をエネルギー吸収部材76
で吸収すると共に、入力Fを車幅方向に分散することに
よって、バンパリインフォース70の変形ストロークを
減らしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなバンパリインフォースでは、エネルギー吸収部材7
6によって、バンパリインフォース70の変形ストロー
クを減らす効果はあるものの、バンパリインフォース7
0とバンパカバー74との間にエネルギー吸収部材76
を配設するため、エネルギー吸収部材76の分だけ、バ
ンパの出代が大きくなるか、バンパの出代が同じ場合に
はオーバーハングが大きくなる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、バンパリイン
フォースの変形ストロークを減らすと共に、バンパの出
代またはオーバーハングを小さくできるバンパリインフ
ォースを得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、鋼板で構成され、上下方向中央部に前方又は後方か
ら凹部が形成された側断面略B型のバンパーリインフォ
ース本体と、前記凹部内に配設されたエネルギー吸収部
材と、を有することを特徴としている。
【0007】従って、車両前後方より荷重を受けた場合
には、バンパリインフォース本体と凹部内のエネルギー
吸収部材とで、エネルギーを吸収するため、バンパリイ
ンフォースの変形ストロークを減らすことができる。
【0008】また、バンパリインフォース本体の凹部内
にエネルギー吸収部材を設けたので、バンパの出代また
はオーバーハングも小さくなる。
【0009】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
バンパリインフォースにおいて、前記側断面略B型の平
坦な面側を衝突面側とすると共に、前記エネルギー吸収
部材を鋼板で構成し、前記エネルギー吸収部材を前記凹
部内に接合したことを特徴としている。
【0010】従って、車両前後方より荷重を受けた場合
には、バンパリインフォース本体の側断面略B型の平坦
な面側で荷重を受けるため、受圧面が広くなる。且つ、
バンパリインフォース本体と、鋼板で構成され凹部内に
接合されたエネルギー吸収部材とで、エネルギーを吸収
するため、エネルギー吸収効果が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のバンパリインフォースの
一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0012】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を示す。図3に示される如く、本
実施形態はリヤバンパであり、車両後端の車幅方向両端
下部近傍に配設された左右一対のバンパアーム10、1
2に、取付られた上下2本のウエルドボルト14及び上
下2本のウエルドボルト16と、これらのウエルドボル
ト14、16に螺合するナット18、20によってバン
パリインフォース本体22が車体に固定されている。
【0013】図2に示される如く、バンパリインフォー
ス本体22は、上下に離間し長手方向に伸びる断面矩形
の閉断面部24、26を車両後側の二重の立壁部28、
30で連結した構成となっており、側断面の上下方向中
央部に車両前方側から凹部31が形成された側断面略B
型となっている。また、バンパリインフォース本体22
は一枚の鋼板を屈曲したものであり、連結部33が立壁
部28の上下方向中央部に車幅方向に沿ってある。
【0014】バンパリインフォース本体22は平面視で
円弧状に湾曲しており、車幅方向中間部が車両後方へ突
出している。バンパリインフォース本体22の閉断面部
24、26の前壁部32、34の車幅方向両端部近傍に
は、取付孔36、38、40、42が穿設されている。
このうち、左側の取付孔36、40は円孔とされてお
り、右側の取付孔38、42は、組付け時の部品のバラ
ツキを考慮して車幅方向を長手方向とする長孔となって
いる。
【0015】なお、取付孔36、40には、上下2本の
ウエルドボルト14(図3参照)が貫通しており、取付
孔38、42には、上下2本のウエルドボルト16(図
3参照)が貫通している。
【0016】図1に示される如く、バンパリインフォー
ス本体22は、側断面略B型の平坦な面側22Aを、車
両後方側、即ち衝突面側としており、バンパリインフォ
ース本体22の凹部31内には、エネルギー吸収部材4
8が車幅方向に沿って配設されている。このエネルギー
吸収部材48は、鋼板を断面矩形状に屈曲したもので、
後壁部48Aが、立壁部28に当接している。また、上
壁部48Bが閉断面部24の下壁部50に当接し、下壁
部48Cが閉断面部26の上壁部52に当接している。
また、上壁部48B及び下壁部48Cの前後幅W1は、
下壁部50及び上壁部52の前後幅W2の略半分となっ
ており、エネルギー吸収部材48の前壁部48Dの上下
両端部が、それぞれ、下壁部50及び上壁部52に接合
されている。
【0017】なお、図1の符号54はバンパカバーを、
符号56はロアバックパネルを、符号58はボデーアウ
タパネルを示している。
【0018】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態のバンパリインフォースでは、車両後方より荷重
(図1の矢印F)を受けた場合、バンパリインフォース
本体22の変形と凹部31内のエネルギー吸収部材48
の変形とで、エネルギーを吸収する。このため、バンパ
リインフォースの変形ストロークを減らすことができ
る。
【0019】また、バンパリインフォース本体22の凹
部31内にエネルギー吸収部材48を設けたので、バン
パの出代を小さくできる。または、バンパの出代(図1
のL)が、従来構造のバンパの出代(図7のL)と等し
い場合には、ロアバックパネル56を車両後方へ移動す
ることができオーバーハングを小さくできる。
【0020】また、本実施形態のバンパリインフォース
では、バンパリインフォース本体22の断面略B型の平
坦な面側22Aを衝突面側とすると共に、エネルギー吸
収部材48を鋼板とし、凹部31内に接合したので、車
両前後方より荷重を受けた場合には、バンパリインフォ
ース本体22の断面略B型の平坦な面側22Aで荷重を
受け、受圧面が広くなる。且つ、バンパリインフォース
本体22と、鋼板で構成され凹部31内に接合されたエ
ネルギー吸収部材48とで、エネルギーを吸収するた
め、エネルギー吸収効果が向上する。
【0021】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、エネルギー吸収部材4
8の上壁部48B及び下壁部48Cの前後幅W1を、下
壁部50及び上壁部52の前後幅W2の略半分とした
が、これに代えて、図4に示される如く、エネルギー吸
収部材48の上壁部48B及び下壁部48Cの前後幅W
3を、下壁部50及び上壁部52の前後幅W2と等しく
しても良い。また、エネルギー吸収部材48は、凹部3
1内の車幅方向中央部近傍のみに配設しても良い。
【0022】また、図5に示される如く、エネルギー吸
収部材60を、鋼板を断面U字型に屈曲したものとし、
U字型の底部60Aを、バンパリインフォース本体22
の立壁部30に当接させ、U字型の上壁部60Bの前端
部をバンパリインフォース本体22の閉断面部24の下
壁部50の前端部に接合し、U字型の下壁部60Cの前
端部をバンパリインフォース本体22の閉断面部26の
上壁部52の前端部に接合した構成としても良い。
【0023】更には、図6に示される如く、バンパリイ
ンフォース本体22の側断面略B型の凹部31が形成さ
れた面側22Bを衝突面側とし、凹部31内に、ハニカ
ム材から成るエネルギー吸収部材62を接合した構成と
しても良い。
【0024】また、本実施形態は、リヤバンパに本発明
のバンパリインフォースを適用したが、本発明のバンパ
リインフォースはフロントバンパにも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、鋼板で構成さ
れ、上下方向中央部に前方又は後方から凹部が形成され
た側断面略B型のバンパーリインフォース本体と、凹部
内に配設されたエネルギー吸収部材と、を有する構成と
したので、バンパリインフォースの変形ストロークを減
らすと共に、バンパの出代を小さくできるという優れた
効果を有する。
【0026】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
バンパリインフォースにおいて、側断面略B型の平坦な
面側を衝突面側とすると共に、エネルギー吸収部材を鋼
板で構成し、エネルギー吸収部材を凹部内に接合したの
で、請求項1記載の効果に加えて、エネルギー吸収効果
が向上するという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバンパリインフォー
スが適用された車体後部を示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るバンパリインフォー
スを示す車両斜め前方から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るバンパリインフォー
スを一部を断面で示す平面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係るバンパリインフォ
ースを示す側断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係るバンパリインフォ
ースを示す側断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るバンパリインフォ
ースを示す側断面図である。
【図7】従来の実施形態に係るバンパリインフォースが
適用された車体後部を示す側断面図である。
【符号の説明】
22 バンパリインフォース本体 22A バンパリインフォース本体の平坦な面側 31 凹部 48 エネルギー吸収部材 60 エネルギー吸収部材 62 エネルギー吸収部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板で構成され、上下方向中央部に前方
    又は後方から凹部が形成された側断面略B型のバンパー
    リインフォース本体と、前記凹部内に配設されたエネル
    ギー吸収部材と、を有することを特徴とするバンパリイ
    ンフォース。
  2. 【請求項2】 前記側断面略B型の平坦な面側を衝突面
    側とすると共に、前記エネルギー吸収部材を鋼板で構成
    し、前記エネルギー吸収部材を前記凹部内に接合したこ
    とを特徴とする請求項1記載のバンパリインフォース。
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