JPH0924864A - クロスメンバ構造 - Google Patents

クロスメンバ構造

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JPH0924864A
JPH0924864A JP17596695A JP17596695A JPH0924864A JP H0924864 A JPH0924864 A JP H0924864A JP 17596695 A JP17596695 A JP 17596695A JP 17596695 A JP17596695 A JP 17596695A JP H0924864 A JPH0924864 A JP H0924864A
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JP
Japan
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cross member
cross
section
floor panel
reinforcing
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JP17596695A
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English (en)
Inventor
Yoshibumi Shimose
義文 下瀬
Tetsuji Ichikawa
哲治 依知川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロスメンバの上面の曲げ剛性を向上させ
る。 【構成】 車体のフロアパネル10上に、これとともに
閉断面を構成するように車幅方向に亘って配設され、両
端部12aがフロアパネル10の両側縁部に車体前後方
向に向けて設けられたサイドシル14にそれぞれ固定さ
れるクロスメンバ12を、断面が略ハット状であり、両
端部12a付近の所定部位12bからサイドシル14に
向けて断面が漸次拡大するように形成し、クロスメンバ
12の両端部12a付近の閉断面内に、クロスメンバ1
2の上面及び両側面に沿った面を有する補強部材16を
それぞれ固定し、それぞれの補強部材16の両側面に、
上端から上下方向途中位置まで延び、クロスメンバ12
の上面及び側面とともにボックス構造18を構成すると
ともに一方が所定部位12bの近傍に配置されるような
一対の凹部16a及び16bを軸方向に所定間隔をあけ
て2組形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロスメンバ構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクロスメンバ構造としては、特開
平4-297386号公報及び特開平5-155358号
公報に示されるものがある。すなわち、特開平4-29
7386号公報に示されるものは、サイドシルとフロア
トンネルにクロスメンバを複数本差し渡すとともに、ク
ロスメンバを車体フロアに固定した他の押さえ部材によ
って間接的に保持し、クロスメンバにフロントシートを
固定するようにしたものである。
【0003】また、特開平5-155358号公報に示
されるものは、フロアパネル上に配置されてフロアパネ
ルとの間で閉断面を形成するクロスメンバの側縁部と、
閉断面形状に形成されたサイドシルを構成するサイドシ
ルインナパネルとを、段差部上方に配置された厚板部材
により連結するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のクロスメンバ構造では、共に次にような問
題がある。すなわち、側面衝突の際に、衝突車の侵入を
防ぐために複数のクロスメンバを設けているが、これら
のクロスメンバは、後部座席の乗員の足入れ性を確保す
るために車両の下方に配置されなければならず、衝突力
の入力点の高さ位置に対してかなり下方にオフセットし
た位置に位置することになる。このため、クロスメンバ
には衝突時に大きな曲げモーメントが発生し、この曲げ
モーメントによりクロスメンバが折れ曲がった場合、ク
ロスメンバの上面において面外座屈が生じ、これがクロ
スメンバの曲げ剛性を減少させるため、クロスメンバの
反力が低下するという問題がある。本発明は、このよう
な課題を解決するためのものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、車体の
フロアパネル上に車幅方向に亘って配設されるととも
に、両端部が前記フロアパネルの両側縁部に車体前後方
向に向けて設けられたサイドシルにそれぞれ固定され、
前記フロアパネルとともに閉断面を構成するものにおい
て、前記クロスメンバは、断面略ハット状に形成されて
いるとともに、前記両端部付近の閉断面内には、該クロ
スメンバの上面及び両側面に沿った面を有する補強部材
がそれぞれ固定されており、それぞれの前記補強部材の
両側面には、該両側面の上端から上下方向途中位置まで
延びる一対の凹部が1組以上形成されており、それぞれ
の前記凹部は、前記クロスメンバの上面及び側面ととも
にボックス構造を構成する、ことを特徴としたものであ
る。
【0006】このように、補強部材がクロスメンバの両
端部付近に設けられたことにより、クロスメンバの軸方
向の剛性を向上させることができるとともに、補強部材
とクロスメンバにより構成されるボックス構造が、側面
衝突の際にクロスメンバに加えられる曲げ力によって圧
縮応力が働く部位であるクロスメンバの上部に位置する
ことにより、クロスメンバの曲げ方向の剛性も向上させ
ることができる。
【0007】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、車体のフロアパネル上に車幅方向に亘って配設され
るとともに、両端部が前記フロアパネルの両側縁部に車
体前後方向に向けて設けられたサイドシルにそれぞれ固
定され、前記フロアパネルとともに閉断面を構成するも
のにおいて、前記クロスメンバは、断面略ハット状に形
成されているとともに、前記両端部付近の閉断面内に
は、該クロスメンバの上面及び両側面に沿った面を有す
る補強部材がそれぞれ固定されており、それぞれの前記
補強部材の両側面には、該両側面の上下方向に貫通する
一対の凹部が1組以上形成されており、それぞれの前記
凹部は、前記クロスメンバの側面とともに閉断面を構成
する、ことを特徴としたものである。
【0008】このように、補強部材がクロスメンバの両
端部付近に設けられたことにより、クロスメンバの軸方
向の剛性を向上させることができるとともに、補強部材
とクロスメンバにより構成された上下方向に延びる閉断
面が側面衝突の際にクロスメンバに加えられる曲げ力に
対する剛性を向上させ、クロスメンバの曲げ方向の剛性
も向上させることができる。また、補強部材の凹部は上
下方向全体に亘って設けられるため、クロスメンバに曲
げ変形が発生することを阻止しながら、かつクロスメン
バの軸方向圧潰を促進させることができる。
【0009】また、本発明のうちで請求項3記載の発明
は、車体のフロアパネル上に車幅方向に亘って配設され
るとともに、両端部が前記フロアパネルの両側縁部に車
体前後方向に向けて設けられたサイドシルにそれぞれ固
定され、前記フロアパネルとともに閉断面を構成するも
のにおいて、前記クロスメンバは、断面略ハット状に形
成されているとともに、前記両端部付近の閉断面内に
は、該クロスメンバの上面及び両側面に沿った面を有す
る補強部材がそれぞれ固定されており、それぞれの前記
補強部材は、上下方向に多数の孔部が貫通するハニカム
構造に形成されている、ことを特徴としたものである。
【0010】このように、補強部材がクロスメンバの両
端部付近に設けられたことにより、クロスメンバの軸方
向の剛性を向上させることができるとともに、補強部材
とクロスメンバにより構成された上下方向に延びる閉断
面が側面衝突の際にクロスメンバに加えられる曲げ力に
対する剛性を向上させ、クロスメンバの曲げ方向の剛性
も向上させることができる。また、補強部材の凹部は上
下方向全体に亘って設けられるため、クロスメンバに曲
げ変形が発生することを阻止しながら、かつクロスメン
バの軸方向圧潰を促進させることができる。さらには、
補強部材を一枚板で形成する場合に比べ、軸方向及び曲
げ方向共に剛性向上の点で有利となる。
【0011】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、前記クロスメンバは、前記両端部付近の所定部位か
ら前記サイドシルに向けて断面が漸次拡大して形成され
ており、前記補強部材は、前記所定部位よりも車内側か
ら前記サイドシルまでの幅に亘って設けられており、前
記補強部材の前記凹部は、少なくとも前記所定部位の近
傍に設けられている、ことを特徴としたものである。
【0012】このように、補強部材を、これの凹部がク
ロスメンバの所定部位の近傍に位置するように配置する
ため、クロスメンバに働く曲げ力が集中する所定部位の
側面に補強部材の側面が当接すると共に、凹部とクロス
メンバの側面とで形成された閉断面がクロスメンバの所
定部位の曲げ剛性をより効果的に向上させることができ
るので、クロスメンバの折れ変形をより確実に防止する
ことができる。
【0013】また、本発明のうちで請求項5記載の発明
は、前記クロスメンバは、前記両端部付近の所定部位か
ら前記サイドシルに向けて断面が漸次拡大して形成され
ており、前記補強部材は、前記所定部位よりも車内側か
ら前記サイドシルまでの幅に亘って設けられており、前
記補強部材の側面のハニカム構造の突部に該当する部分
が、前記所定部位に位置するように設けられている、こ
とを特徴としたものである。
【0014】このように、補強部材を、これの側面のハ
ニカム構造の突部に該当する部分がクロスメンバの所定
部位に位置するように配置するため、クロスメンバに働
く曲げ力が集中する所定部位の側面に補強部材の側面が
当接すると共に、所定部位の近傍位置にクロスメンバの
側面と補強部材とで閉断面が形成されるため、クロスメ
ンバの所定部位の角部の変形がより効果的に抑制され、
クロスメンバの所定部位の曲げ剛性を向上させることが
できるので、クロスメンバの折れ変形をより確実に防止
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1、図2、図3、図4、図5及
び図6に第1の実施の形態を示す。車体のフロアパネル
10上に車幅方向に亘って配設されるクロスメンバ12
は、これの両端部12a(なお、図1中左端部は図示し
ていない。)が前記フロアパネル10の両側縁部(な
お、図1中左側縁部は図示していない。)に車体前後方
向に向けて設けられたサイドシル14にそれぞれ固定さ
れ、図5及び図6に示されるように、フロアパネル10
とともに閉断面を構成している。
【0016】クロスメンバ12は、図5に示されるよう
に、断面略ハット状に形成されているとともに、図2に
示されるように、両端部12a付近の所定部位12bか
らサイドシル14に向けて断面が漸次上方に拡大して形
成されている。これにより、側面衝突時の曲げ力に対す
るクロスメンバ12の剛性向上に寄与している。また、
クロスメンバ12の閉断面内には、所定部位12bより
も車内側からサイドシル14までの幅に亘って補強部材
16が設けられている。
【0017】補強部材16は、図3に示されるように、
クロスメンバ12の上面及び両側面に沿った面を有して
おり、補強部材16の両側面には、これらの上端から上
下方向途中位置まで延びる一対の凹部16a及び16b
が軸方向に所定間隔をあけて2組形成されている。補強
部材16のサイドシル14寄りの凹部16aは、クロス
メンバ12の所定部位12bの近傍、具体的には、クロ
スメンバ12の幅の半分以下の距離だけ離れた位置に設
けられており、補強部材16の凹部16a及び16b
は、図4及び図5に示されるように、クロスメンバ12
の上面及び側面とともにボックス構造18を構成してい
る。また、補強部材16の下端両側縁部及び上面のサイ
ドシル14側端部には、それぞれ連結部16c、16d
及び16eが設けられており、連結部16c及び16d
は、それぞれクロスメンバ12のつば部12cに、ま
た、連結部16eは、クロスメンバ12の上面の端部1
2aに、それぞれスポット溶接により固定されている。
【0018】このように、補強部材16がクロスメンバ
12の両端部12a付近に設けられたことにより、クロ
スメンバ12の軸方向の剛性を向上させることができる
とともに、補強部材16とクロスメンバ12により構成
されるボックス構造が、側面衝突の際にクロスメンバ1
2に加えられる曲げ力によって圧縮応力が働く部位であ
るクロスメンバ12の上部に位置することにより、クロ
スメンバ12の曲げ方向の剛性も向上させることができ
る。また、クロスメンバ12に働く曲げ力が集中する部
分である所定部位12bからクロスメンバ12の幅の半
分以下の距離だけ離れた位置に、補強部材16の凹部1
6aを設けることにより、所定部位12b自体は、補強
部材16の側面が当接することによって補強され、さら
に、補強部材16の凹部16aとクロスメンバ12の側
面とで形成された閉断面をクロスメンバ12の上面の面
外座屈の波(なお、面外座屈の波長はおおよそクロスメ
ンバ12の断面幅に相当する)の中に配置することがで
きるため、クロスメンバ12の所定部位12bの曲げ剛
性をより効果的に向上させることができ、折れ変形をよ
り確実に防止することができる。
【0019】次に、図7、図8、図9、図10及び図1
1に第2の実施の形態を示す。補強部材20の形状以外
は、第1の実施の形態と同様の構造を有している。すな
わち、図8に示されるように補強部材20は、これの両
側面に上下方向に貫通する一対の凹部20a及び20b
が軸方向に所定間隔をあけて2組形成されており、それ
ぞれの凹部20a及び20bは、図9及び図10に示さ
れるように、クロスメンバ12の上面及び側面とともに
閉断面22を構成している。また、補強部材20の凹部
20a及び20b以外の下端両側縁部及び上面のサイド
シル14側端部には、それぞれ連結部20c、20d及
び20eが設けられており、連結部20c及び20d
が、クロスメンバ12のつば部12cに、連結部20e
がクロスメンバ12の上面の端部12aにそれぞれスポ
ット溶接により固定されている。
【0020】このように、補強部材20がクロスメンバ
12の両端部付近に設けられたことにより、クロスメン
バ12の軸方向の剛性を向上させることができるととも
に、補強部材20とクロスメンバ12により構成された
上下方向に延びる閉断面22が側面衝突の際にクロスメ
ンバ12に加えられる曲げ力に対する剛性を向上させ、
クロスメンバ12の曲げ方向の剛性も向上させることが
できる。また、補強部材20の凹部20a及び凹部20
bは、上下方向全体に亘って設けられているため、クロ
スメンバ12に曲げ変形が発生することを阻止しなが
ら、かつ、クロスメンバ12の軸方向圧潰を促進させる
ことができる。また、第1の実施の形態と同様にクロス
メンバ12の所定部位12bからクロスメンバ12の幅
の半分以下の距離だけ離れた位置に、補強部材20の凹
部20aを設けるため、クロスメンバ12の所定部位1
2bの曲げ剛性をより効果的に向上させることができ、
折れ変形をより確実に防止することができる。
【0021】次に、図12、図13、図14及び図15
に第3の実施の形態を示す。補強部材30の形状以外
は、第2の実施の形態と同様の構造を有している。すな
わち、補強部材30は、上下方向に多数の孔部が貫通す
るハニカム構造に形成されており、補強部材30の側面
のハニカム構造の突部30aに該当する部分が、クロス
メンバ12の所定部位12bに位置するように配置され
ている。補強部材30は、これの上面がクロスメンバ1
2の上面に接着剤により固定されている。
【0022】このように、補強部材30を、軸方向より
も上下方向の剛性が高いハニカム構造にしたため、クロ
スメンバ12の曲げ剛性を向上させるとともに軸方向圧
潰を促進させることができる。また、クロスメンバ12
の所定部位12bに補強部材30の突部30aを配置す
るため、クロスメンバ12の所定部位12bの側面に補
強部材30が当接して、所定部位12bの側端部の角部
の剛性を向上させながら、所定部位12bの両側に形成
された閉断面が所定部位12bの曲げ剛性を向上させる
ことができ、折れ変形をより確実に防止することができ
る。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、補強部
材がクロスメンバの両端部付近に設けられたことによ
り、クロスメンバの軸方向の剛性を向上させることがで
きるとともに、補強部材とクロスメンバにより構成され
るボックス構造が、側面衝突の際にクロスメンバに加え
られる曲げ力によって圧縮応力が働く部位であるクロス
メンバの上部に位置することにより、クロスメンバの曲
げ方向の剛性も向上させることができる。
【0024】また、請求項2記載の本発明によれば、補
強部材がクロスメンバの両端部付近に設けられたことに
より、クロスメンバの軸方向の剛性を向上させることが
できるとともに、補強部材とクロスメンバにより構成さ
れた上下方向に延びる閉断面が側面衝突の際にクロスメ
ンバに加えられる曲げ力に対する剛性を向上させ、クロ
スメンバの曲げ方向の剛性も向上させることができる。
また、補強部材の凹部は上下方向全体に亘って設けられ
るため、クロスメンバに曲げ変形が発生することを阻止
しながら、かつクロスメンバの軸方向圧潰を促進させる
ことができる。
【0025】また、請求項3記載の本発明によれば、補
強部材がクロスメンバの両端部付近に設けられたことに
より、クロスメンバの軸方向の剛性を向上させることが
できるとともに、補強部材とクロスメンバにより構成さ
れた上下方向に延びる閉断面が側面衝突の際にクロスメ
ンバに加えられる曲げ力に対する剛性を向上させ、クロ
スメンバの曲げ方向の剛性も向上させることができる。
また、補強部材の凹部は上下方向全体に亘って設けられ
るため、クロスメンバに曲げ変形が発生することを阻止
しながら、かつクロスメンバの軸方向圧潰を促進させる
ことができる。さらには、補強部材を一枚板で形成する
場合に比べ、軸方向及び曲げ方向共に剛性向上の点で有
利となる。
【0026】また、請求項4記載の本発明によれば、補
強部材を、これの凹部がクロスメンバの所定部位の近傍
に位置するように配置するため、クロスメンバに働く曲
げ力が集中する所定部位の側面に補強部材の側面が当接
すると共に、凹部とクロスメンバの側面とで形成された
閉断面がクロスメンバの所定部位の曲げ剛性をより効果
的に向上させることができるので、クロスメンバの折れ
変形をより確実に防止することができる。
【0027】また、請求項5記載の本発明によれば、補
強部材を、これの側面のハニカム構造の突部に該当する
部分がクロスメンバの所定部位に位置するように配置す
るため、クロスメンバに働く曲げ力が集中する所定部位
の側面に補強部材の側面が当接すると共に、所定部位の
近傍位置にクロスメンバの側面と補強部材とで閉断面が
形成されるため、クロスメンバの所定部位の角部の変形
がより効果的に抑制され、クロスメンバの所定部位の曲
げ剛性を向上させることができるので、クロスメンバの
折れ変形をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】クロスメンバの斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係る補強部材の斜視図であ
る。
【図4】図1の平面図である。
【図5】図4の5-5断面図である。
【図6】図4の6-6断面図である。
【図7】第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】第2の実施の形態に係る補強部材の斜視図であ
る。
【図9】図7の平面図である。
【図10】図9の10-10断面図である。
【図11】図9の11-11断面図である。
【図12】第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図13】第3の実施の形態に係る補強部材の斜視図で
ある。
【図14】図12の平面図である。
【図15】図14の15-15断面図である。
【符号の説明】
10 フロアパネル 12 クロスメンバ 12a 端部 12b 所定部位 14 サイドシル 16 補強部材 16a 凹部 18 ボックス構造

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロアパネル上に車幅方向に亘っ
    て配設されるとともに、両端部が前記フロアパネルの両
    側縁部に車体前後方向に向けて設けられたサイドシルに
    それぞれ固定され、前記フロアパネルとともに閉断面を
    構成するクロスメンバ構造において、 前記クロスメンバは、断面略ハット状に形成されている
    とともに、前記両端部付近の閉断面内には、該クロスメ
    ンバの上面及び両側面に沿った面を有する補強部材がそ
    れぞれ固定されており、 それぞれの前記補強部材の両
    側面には、該両側面の上端から上下方向途中位置まで延
    びる一対の凹部が1組以上形成されており、 それぞれの前記凹部は、前記クロスメンバの上面及び側
    面とともにボックス構造を構成する、 ことを特徴とするクロスメンバ構造。
  2. 【請求項2】 車体のフロアパネル上に車幅方向に亘っ
    て配設されるとともに、両端部が前記フロアパネルの両
    側縁部に車体前後方向に向けて設けられたサイドシルに
    それぞれ固定され、前記フロアパネルとともに閉断面を
    構成するクロスメンバ構造において、 前記クロスメンバは、断面略ハット状に形成されている
    とともに、前記両端部付近の閉断面内には、該クロスメ
    ンバの上面及び両側面に沿った面を有する補強部材がそ
    れぞれ固定されており、 それぞれの前記補強部材の両側面には、該両側面の上下
    方向に貫通する一対の凹部が1組以上形成されており、 それぞれの前記凹部は、前記クロスメンバの側面ととも
    に閉断面を構成する、 ことを特徴とするクロスメンバ構造。
  3. 【請求項3】 車体のフロアパネル上に車幅方向に亘っ
    て配設されるとともに、両端部が前記フロアパネルの両
    側縁部に車体前後方向に向けて設けられたサイドシルに
    それぞれ固定され、前記フロアパネルとともに閉断面を
    構成するクロスメンバ構造において、 前記クロスメンバは、断面略ハット状に形成されている
    とともに、前記両端部付近の閉断面内には、該クロスメ
    ンバの上面及び両側面に沿った面を有する補強部材がそ
    れぞれ固定されており、 それぞれの前記補強部材は、上下方向に多数の孔部が貫
    通するハニカム構造に形成されている、 ことを特徴とするクロスメンバ構造。
  4. 【請求項4】 前記クロスメンバは、前記両端部付近の
    所定部位から前記サイドシルに向けて断面が漸次拡大し
    て形成されており、 前記補強部材は、前記所定部位よりも車内側から前記サ
    イドシルまでの幅に亘って設けられており、 前記補強部材の前記凹部は、少なくとも前記所定部位の
    近傍に設けられている、 請求項1又は2記載のクロスメンバ構造。
  5. 【請求項5】 前記クロスメンバは、前記両端部付近の
    所定部位から前記サイドシルに向けて断面が漸次拡大し
    て形成されており、 前記補強部材は、前記所定部位よりも車内側から前記サ
    イドシルまでの幅に亘って設けられており、 前記補強部材の側面のハニカム構造の突部に該当する部
    分が、前記所定部位に位置するように設けられている、 請求項3記載のクロスメンバ構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2096020A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-02 Ford Global Technologies, LLC Vehicle body member
JP2011131791A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Mazda Motor Corp 車両用フレーム構造
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WO2020085383A1 (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 日本製鉄株式会社 自動車骨格部材および電気自動車
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