JPH1081065A - インクジェット記録用紙 - Google Patents

インクジェット記録用紙

Info

Publication number
JPH1081065A
JPH1081065A JP9175459A JP17545997A JPH1081065A JP H1081065 A JPH1081065 A JP H1081065A JP 9175459 A JP9175459 A JP 9175459A JP 17545997 A JP17545997 A JP 17545997A JP H1081065 A JPH1081065 A JP H1081065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
layer
jet recording
resin
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9175459A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Asano
晋一 浅野
Takaaki Kouro
孝明 紅露
Shiyunichirou Mukouyoshi
俊一郎 向吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP9175459A priority Critical patent/JPH1081065A/ja
Publication of JPH1081065A publication Critical patent/JPH1081065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 白紙部および印字部の光沢に優れ、印字濃
度、インク吸収性、記録画質、印字部の耐水性等のイン
クジェット記録適性に優れたインクジェット記録用紙を
提供する。 【解決手段】 紙基材に顔料および接着剤を含有する記
録層を少なくとも1層設け、さらに該記録層上に重合体
樹脂を含有する光沢層を設けたインクジェット記録用紙
において、該紙基材がその少なくとも記録層を設ける側
にカチオン性化合物を塗工あるいは含浸してなる紙基材
であることを特徴とするインクジェット記録用紙。重合
体樹脂がエチレン性不飽和結合を有するモノマーを重合
させてなる重合体樹脂である前記のインクジェット記録
用紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録用紙に関し、特に白紙部および印字部の光沢に優れ、
インクジェット記録適性に優れたインクジェット記録用
紙に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタによる記録は、
騒音が少なく、高速記録が可能であり、かつ、多色化が
容易なために多方面で利用されている。インクジェット
記録用紙としては、インク吸収性に富むように工夫され
た上質紙や、表面に多孔性顔料を塗工した塗工紙等が適
用されている。ところで、これらの用紙はすべて表面光
沢の低い、いわゆるマット調のインクジェット記録用紙
が主体であるが、近年、表面光沢が高く、優れた外観を
持つインクジェット記録用紙が要望されている。一般
に、表面光沢の高い用紙としては、表面に板状顔料を塗
工し、さらに必要に応じてキャレンダー処理を施した高
光沢を有する塗工紙、あるいは湿潤塗工層を鏡面を有す
る加熱ドラム面に圧着、乾燥することにより、その鏡面
を写し取ることによって得られる、いわゆるキャスト塗
工紙が知られている。
【0003】このキャスト塗工紙はスーパーキャレンダ
ー仕上げされた通常の塗工紙に比較して高い表面光沢と
より優れた表面平滑性を有し、優れた印刷効果が得られ
ることから、高級印刷物等の用途に専ら利用されている
が、インクジェット記録用紙に利用した場合、種々の難
点を抱えている。すなわち、一般に従来のキャスト塗工
紙は、例えばUS5275846号に開示されている。
その塗工層を構成する顔料組成物中の接着剤等の成膜性
物質がキャストコーターの鏡面ドラム表面を写し取るこ
とにより高い光沢を得ている。他方、この成膜性物質の
存在によって塗工層の多孔性が失われ、インクジェット
記録時のインクの吸収を極端に低下させる等の問題を抱
えている。そして、このインク吸収性を改善するには、
キャスト塗工層がインクを容易に吸収できるようにポー
ラスにしてやることが重要であり、そのためには成膜性
を減ずることが必要となる。しかし、成膜性物質の量を
減らすと、結果として白紙光沢が低下する。以上の如
く、キャスト塗工紙の表面光沢とインクジェット記録適
性の両方を同時に満足させることが極めて困難であっ
た。
【0004】上記問題を解決する方法として、顔料およ
び接着剤を主成分とする下塗り層を設けた原紙上に、エ
チレン性不飽和結合を有するモノマーを重合させてなる
40℃以上のガラス転移点を有する共重合体樹脂を主成
分とする塗工液を塗工してキャスト用塗工層を形成せし
め、該キャスト用塗工層が湿潤状態にある間に加熱され
た鏡面ドラムに圧接、乾燥して仕上げることにより、優
れた光沢とインク吸収性を兼ね備えるインクジェット記
録用キャスト紙が得られることを本出願人は見出し、特
開平7-89220 号として提案した。ところで、近年インク
ジェット記録の高速化、記録画像の高精細化、フルカラ
ー化といった用途の拡大に伴い、さらに強光沢かつ高画
質、高記録濃度の品質が望まれてきており、例えば銀塩
方式の写真用印画紙に匹敵する様な光沢、記録品質が求
められているが、このような要求を満たすには、一層そ
の光沢性、記録適性を改善する必要が生じてきた。尚、
特開平7-329412号には、支持体及びインク吸収層中にカ
チオン性化合物を含有させる技術が開示されているが、
水や手汗の付着により生じる印字部のインク滲みを防止
するのが目的であり、表面光沢については全く考慮され
ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決し、特に白紙部および印字部の光沢に優れ、印字
濃度、インク吸収性、記録画質、印字部の耐水性等のイ
ンクジェット記録適性に優れたインクジェット記録用紙
を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の態様を
有する。 〔1〕 紙基材に顔料および接着剤を含有する記録層を
少なくとも1層設け、さらに該記録層上に重合体樹脂を
含有する光沢層を設けたインクジェット記録用紙におい
て、該紙基材がその少なくとも記録層を設ける側にカチ
オン性化合物を塗工あるいは含浸してなる紙基材である
ことを特徴とするインクジェット記録用紙。 〔2〕 重合体樹脂がエチレン性不飽和結合を有するモ
ノマーを重合させてなる重合体樹脂である〔1〕記載の
インクジェット記録用紙。 〔3〕 光沢層が、光沢層用塗工液を塗工して得られる
層が湿潤状態にある間に、加熱された鏡面ドラムに圧
接、乾燥して仕上げてなることを特徴とする〔1〕また
は〔2〕記載のインクジェット記録用紙。
【0007】〔4〕 記録層がカチオン性化合物を含有
することを特徴とする〔1〕、〔2〕、または〔3〕記
載のインクジェット記録用紙。 〔5〕 光沢層がエチレン性不飽和結合を有するモノマ
ーを重合させてなるガラス転移点が40℃以上の重合体
樹脂、或いはエチレン性不飽和結合を有するモノマーを
重合させてなるガラス転移点が40℃以上の重合体樹脂
とコロイダルシリカの複合体を含有する〔1〕、
〔2〕、〔3〕または〔4〕のいずれかに記載のインク
ジェット記録用紙。 〔6〕 記録層に含有される顔料が非晶質シリカ、酸化
アルミニウム、ゼオライト、合成スメクタイトの少なく
とも1種を含有する〔1〕、〔2〕、〔3〕、〔4〕ま
たは〔5〕のいずれかに記載のインクジェット記録用
紙。 〔7〕 光沢層が、光沢層用塗工液を塗工して得られる
層が湿潤状態にある間に(この表現には一旦乾燥し再湿
潤する場合も含む)、加熱された鏡面ドラムに圧接、乾
燥して仕上げてなることを特徴とする〔1〕または
〔2〕記載のインクジェット記録用紙。 〔8〕 光沢層がコロイダルシリカ、アルミナゾル、ま
たはシリカゾルを含有する〔1〕〜〔7〕のいずれかに
記載のインクジェット記録用紙。
〔9〕 カチオン性化合物がカチオン性樹脂、カチオン
性界面活性剤、またはカチオン性有機顔料である〔1〕
〜〔8〕のいずれかに記載のインクジェット記録用紙。 〔10〕 カチオン性化合物がジシアンジアミド系樹脂で
ある〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載のインクジェット
記録用紙。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で用いる基材としては、特
に限定されるものではなく、一般の塗工紙に使用される
酸性紙または中性紙等の紙基材、合成紙、通気性のフィ
ルム等が適宜使用されるが、中でも紙基材が好ましい。
本発明では、紙基材上の少なくとも記録層を設ける側に
カチオン性化合物を塗工あるいは含浸させる。カチオン
性化合物としては、分子内にカチオン性部分を有する化
合物であれば特に限定しない。ただし紙基材表面に効率
良く留まるようにするためには、ある程度の分子量、例
えば1000以上の分子量を持つオリゴマーやポリマー
が好ましい。上限は特にないが塗液の粘度が極めて高く
ならない程度、例えば100万以下が好ましい。
【0009】このようなカチオン性化合物としては、カ
チオン性樹脂や低分子カチオン性化合物(例えばカチオ
ン性界面活性剤等)が挙げられる。紙基材表面に効率良
く留まるようにするためには、カチオン性樹脂が好まし
く、水溶性樹脂あるいはエマルジョンとして使用でき
る。カチオン性樹脂の分子量は特に限定しないが、取扱
易さや塗工・含浸の作業性の点で、1000〜100万
程度が好ましい。更にカチオン性樹脂を架橋等の手段に
より不溶化し粒子状の形態としたカチオン性有機顔料と
しても使用できる。このようなカチオン性顔料は、カチ
オン性樹脂を重合する際、多官能性モノマーを共重合し
架橋樹脂とする、あるいは反応性の官能基(水酸基、カ
ルボキシル基、アミノ基、アセトアセチル基等)を有す
るカチオン樹脂に必要に応じ架橋剤を添加し、熱、放射
線等の手段により架橋樹脂としたものである。カチオン
性樹脂は下記のものが例示できる。 1)ポリエチレンポリアミン、ポリプロピレンポリアミ
ン等のポリアルキレンポリアミン類、またはその誘導
体、2)第2級アミン基、第3級アミノ基や第4級アン
モニウム基を有するアクリル樹脂、3)ポリビニルアミ
ン、ポリビニルアミジン類、4)ジシアンジアミド−ホ
ルマリン重縮合物、ジシアンジアミド−ジエチレントリ
アミン重縮合物、ポリアルキレンポリアミン類とジシア
ンジアミドの共重合体等のジシアンジアミド系樹脂、
5)エピクロルヒドリン−ジメチルアミン付加重合物、
6)ジメチルジアリルアンモニウムクロライド−SO2
共重合物、7)ジアリルアミン塩−SO2 共重合物、
8)ジメチルジアリルアンモニウムクロライド重合物、
9)アリルアミン塩の重合物、10)ジアルキルアミノ
エチル(メタ)アクリレート4級塩重合物、11)アク
リルアミド−ジアリルアミン塩共重合物等のカチオン性
化合物、或いは12)ポリアミノエポキシ樹脂、エチレ
ンイミンの開環重合物、カチオン性ビニルモノマー
(共)重合体、キトサン等のカチオン性の樹脂等が例示
できる。
【0010】これらのカチオン性化合物の内でも、ジシ
アンジアミド系樹脂が本発明所望の効果に優れるため好
ましい。特にポリアルキレンポリアミン類とジシアンジ
アミドの共重合体が好ましい。例えばジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、あるいはイミノビスプロピルアミン等の直線状ポ
リアミン及び/またはその塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等の
塩類とジシアンジアミドとの共重合体からなるカチオン
性樹脂が挙げられる。
【0011】これらのカチオン性化合物は、紙基材上
に、サイズプレス装置やゲートロールコーター、ブレー
ドコーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、
バーコーター、グラビアコーター等の各種塗工装置を用
いて、塗工または含浸される。上記塗工または含浸は、
オフマシン(抄紙機で紙を抄造したのち、別の塗工機で
塗工)でもオンマシンでも良い。塗工または含浸は、紙
基材の片面若しくは両面に行い、少なくとも記録層(下
塗り層ともいう)と光沢層はカチオン性化合物が付与さ
れた面に設ける。カチオン性化合物の紙基材への付着量
は、その種類にもよるが片面で0.1〜10g/m
2 (固形分換算)程度が適当である。少ないと本発明の
所望の効果が十分に発揮され難くなり、多いと効果が飽
和してしまい経済的に不利となる。尚、カチオン性化合
物の塗工液若しくは含浸液には、必要に応じて通常接着
剤として使用される樹脂類を混合することもできる。こ
れにより粘度や付着量を制御したり支持体の耐水性や表
面強度、層間強度を向上させたりする効果が得られる。
また製造工程でのドライヤーでの貼りつきを防止でき、
また塗工量が変動しても安定な品質が得られる。
【0012】このような接着剤としては、カゼイン、大
豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類、澱粉や酸化澱粉等の各
種澱粉類、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセ
ルロースやメチルセルロース等のセルロース誘導体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−
ブタジエン共重合体の共役ジエン系重合体ラテックス、
アクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共
重合体等のビニル系重合体ラテックス、等一般に塗被紙
用として用いられている従来公知の接着剤が単独、ある
いは併用して用いられる。接着剤を混合する場合、その
配合割合はカチオン性化合物と接着剤の種類や付着量に
も依存し特に限定しないが、カチオン性化合物:接着剤
で10:90〜90:10(重量%)程度である。ま
た、必要に応じ顔料を配合することも可能である。
【0013】カチオン性化合物を付与した紙支持体のサ
イズ度は、紙支持体の坪量にも依存し特に限定するもの
ではないが、例えば100g/m2 の紙支持体で1〜1
00秒(ステキヒトサイズ度)程度の範囲である。低い
と記録層塗工時しわ等が発生するおそれが有り、逆に高
いとインク吸収性が低下する場合がある。
【0014】次に、顔料と接着剤を含有する記録層(下
塗り層ともいう)を設ける。顔料としては、例えばカオ
リン、クレー、焼成クレー、無定形シリカ(非晶質シリ
カともいう)、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、サチンホワイト、珪酸ア
ルミニウム、アルミナ、コロイダルシリカ、ゼオライ
ト、セピオライト、スメクタイト、合成スメクタイト、
珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウ
ム、珪藻土、スチレン系プラスチックピグメント、尿素
樹脂系プラスチックピグメント、ベンゾグアナミン系プ
ラスチックピグメント等、一般塗工紙製造分野で公知公
用の各種顔料が使用できるが、上記の顔料の中でも、塗
工層の構造をポーラスでインク吸収性の優れたものにす
る意味で、無定形シリカや酸化アルミニウム、ゼオライ
ト、合成スメクタイト等を少なくともその一部として使
用するのが好ましい。
【0015】接着剤としては、カゼイン、大豆蛋白、合
成蛋白等の蛋白質類、澱粉や酸化澱粉等の各種澱粉類、
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースや
メチルセルロース等のセルロース誘導体、スチレン−ブ
タジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン
共重合体の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル系
重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の
ビニル系重合体ラテックス、等一般に塗被紙用として用
いられている従来公知の接着剤が単独、あるいは併用し
て用いられる。なお接着剤の配合量は顔料100重量部
に対し、1〜100重量部、より好ましくは2〜50重
量部の範囲で調節される。ここで接着剤の量が少ない
と、記録層の強度が弱くなり表面が傷つきやすくなった
り、粉落ちが発生する場合がある。逆に接着剤の量が多
いと、インク吸収性が低下し、所望のインクジェット記
録適性が得られなくなる場合がある。
【0016】記録層には、紙基材に含浸または塗工させ
るカチオン性化合物として前述した様なカチオン性化合
物を含有させることができる。これにより印字画像耐水
性を向上させることができる。記録層中のカチオン性化
合物の配合量に関しては特に限定しないが、顔料100
重量部に対し、1〜100重量部、より好ましくは5〜
50重量部の範囲で使用することができる。
【0017】その他、一般塗工紙の製造において使用さ
れる分散剤、増粘剤、消泡剤、着色剤、帯電防止剤、防
腐剤等の各種助剤が適宜添加される。上記材料をもって
構成される記録層用組成物は、一般に固形分濃度を5〜
65重量%程度に調整し、坪量が約20〜400g/m
2 程度の基材上に乾燥重量で1〜50g/m2 、より好
ましくは2〜20g/m2 程度になるようにブレードコ
ーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、ブラ
シコーター、チャンプレックスコーター、バーコータ
ー、グラビアコーター、ダイコーター、カーテンコータ
ー等の各種公知公用の塗工装置により塗工、乾燥され
る。さらに、必要に応じて記録層の乾燥後にスーパーキ
ャレンダー、ブラシ掛け等の平滑化処理を施すこともで
きる。
【0018】上記した顔料と接着剤よりなる記録層(下
塗り層ともいう)上にさらに光沢層を設ける。この光沢
層は、樹脂、および必要に応じて顔料を含有させて構成
される。光沢層はインクが速やかに通過できるよう、光
沢を阻害しない範囲で多孔性もしくは通液性にするのが
好ましい。このようにするためには、光沢を落とさない
範囲で、樹脂が完全に成膜しないような乾燥条件を選択
すると良い。また、顔料を配合する場合、透明性や光沢
を低下させないために、粒径の小さい、例えば300n
m程度以下、好ましくは200nm程度以下のものを選
択するのが良い。このような顔料としては、コロイダル
シリカ、アルミナゾル、シリカゾル等が挙げられる。顔
料の配合割合は、塗工層の透明性を大きく低下させない
範囲で樹脂100重量部に対し0〜200重量部程度が
適当である。顔料が多くなると光沢が十分に発現しない
場合もある。
【0019】樹脂としては、ポリビニルアルコール類、
水性ウレタン樹脂、エチレン性不飽和結合を有するモノ
マーを重合してなる重合体樹脂等が例示でき。水性ウ
レタン樹脂はジイソシアネート、トリイソシアネート、
テトライソシアネート等のイソシアネートとポリオール
類を反応させて得られる。エチレン性不飽和結合を有す
るモノマー(以下エチレン性モノマーともいう)を重合
してなる重合体樹脂が好適に使用され、この様な重合体
樹脂としては、例えばメチルアクリレート、エチルアク
リレート、ブチルアクリレート、2エチルヘキシルアク
リレート、ラウリルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、グリシジルアクリレート等のアルキル
基炭素数が1〜18個のアクリル酸エステル、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート、グリシジルメタクリレート等のアルキル基炭
素数が1〜18個のメタクリル酸エステル、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、アクリロニトリ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、アクリルアミド、N−メチロールアクリ
ルアミド、エチレン、ブタジエン等のエチレン性モノマ
ーを重合して得られる重合体樹脂が例示できる。
【0020】なお、重合体樹脂は、必要に応じて2種類
以上のエチレン性モノマーを併用した共重合体であって
も良いし、さらに、これら重合体樹脂あるいは共重合体
樹脂の置換誘導体でも良い。因みに、置換誘導体として
は、例えばカルボキシル基化したもの、またはそれをア
ルカリ反応性にしたもの等が例示される。また、上記の
エチレン性モノマーをコロイダルシリカの存在下で重合
させ、Si−O−R(R:重合体成分)結合によって複
合体になった形で、或いは上記重合体または共重合体に
SiOH等のコロイダルシリカと反応するような官能基
を導入しておき、コロイダルシリカと反応させて複合体
として使用することも可能である。光沢層は、上記のエ
チレン性モノマーを重合してなる重合体樹脂あるいは共
重合体樹脂(以下一括して重合体樹脂と称する)を主成
分とする塗工液を塗工して設けることができる。
【0021】光沢層は平滑なフィルム等の成型面を利用
して、例えばその上に塗工してまたは、成型面を押しあ
てることにより形成し、表面を平滑な面に仕上げること
ができる。特に、エチレン性モノマーを重合してなる重
合体樹脂を主成分とする塗工液を塗工して、この塗工層
が湿潤状態にある間に、或いは一旦乾燥し、再湿潤した
後、(例えば50℃〜150℃に、好ましくは70〜1
20℃に)加熱された鏡面ドラムに圧接、乾燥して仕上
げる方法(キャスト方式)が、優れた光沢とインク吸収
性を兼ね備えるインクジェット記録用紙が得られるため
好ましい。特にウェットキャスト法が好ましい。
【0022】上記の重合体樹脂は、そのガラス転移点が
40℃以上のものが好ましく、50〜100℃の範囲で
あるものがより好ましい。ガラス転移点が低いと乾燥の
際に成膜が進みすぎ、表面の多孔性が低下する結果、イ
ンクの吸収速度が低下するおそれが生じる。また乾燥温
度が高すぎると成膜が進みすぎ、表面の多孔性が低下す
る結果、インクの吸収速度が低下する恐れもある。逆に
乾燥温度が低すぎると、光沢に乏しくなる傾向が有り、
生産性も低下する。また、光沢層用塗工組成物中には白
色度、粘度、流動性等を調節するために、一般の印刷用
塗工紙やインクジェット用紙に使用されている顔料、消
泡剤、着色剤、帯電防止剤、防腐剤及び分散剤、増粘剤
等の各種助剤が適宜添加される。前述した光沢層用塗工
液を記録層上に塗工する場合、ブレードコーター、エア
ーナイフコーター、ロールコーター、ブラシコーター、
チャンプレックスコーター、バーコーター、グラビアコ
ーター、ダイコーター、カーテンコーター等の各種公知
の塗工装置が使用できる。また、好ましくは前述したよ
うに塗工層が湿潤状態にある間に、加熱された鏡面ドラ
ムに圧接、乾燥してキャスト仕上げを行う。この場合の
光沢層用塗工液の塗工量は、乾燥固形分で0.2〜30
g/m2 、好ましくは、1〜10g/m2 である。塗工
量が少ないと光沢が十分に出ない場合もあり、逆に多い
とインク乾燥性が劣ったり、記録濃度が低下する恐れも
ある。
【0023】光沢層を設けた後で、さらにスーパーカレ
ンダー等により平滑化処理を行うこともできる。本発明
により、光沢およびインクジェット記録適性に特に優れ
たインクジェット用紙が得られる理由としては、以下の
如く考えられる。すなわち紙基材にカチオン性化合物が
付与されていると、その理由は不明であるが、記録層を
塗工した際、記録層用塗工組成物の凝集が促進され、基
材への過度の浸透が防止され、ポーラスな記録層が形成
されると考えられる。さらに光沢層を塗工した際、同様
の理由により光沢層用組成物の下塗り層および紙基材へ
の過度の浸透が防がれるものと推定され、光沢むらがな
く均一で光沢が高い表面を得ることができる。尚、紙基
材にカチオン性化合物を付与せずそのまま用いた場合や
接着剤等のみを付与した場合はこのような効果はないこ
とが本発明者等の検討で明らかになっている。ここで、
記録層中にカチオン性化合物が含有されていると更に効
果的である。この様にして得られたインクジェット記録
用紙は、光沢層の表面光沢に優れ、更に記録層がポーラ
スになっているためインク吸収性が高く、インク吸収後
(印字後)も記録層が過度に膨潤し表面が荒れたりする
ことが無く、光沢が低下しにくいものとなる。また、紙
基材表面にカチオン性化合物が付与されているため、水
性インク中の染料が過度に紙基材に吸収されることがな
く、印字濃度が高く印字のムラもなく、印字の耐水性に
も優れた記録が得られる。
【0024】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的
に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。
また、例中の部および%は特に断らない限り、それぞれ
重量部および重量%を示す。
【0025】実施例1 坪量100g/m2 の原紙にオンマシンのサイズプレス
装置を用い、ジシアンジアミド系樹脂としてポリアルキ
レンポリアミン類とジシアンジアミドとを共重合してな
るカチオン性樹脂(ネオフィックスE−117:日華化
学(株)製)の5%水溶液を両面で40cc付着させ乾
燥した。この時の付着量は片面当たり乾燥重量で1g/
2 であった。次に顔料として無定形シリカ(ファイン
シールX−37:(株)トクヤマ製、平均粒径3μm、
一次粒径10nm、比表面積240〜280m2 /g)
50部、ゼオライト(トヨビルダー:トーソー(株)
製)50部、接着剤として、ポリビニルアルコール(P
VA117:クラレ(株)製)10部、カチオン性樹脂
としてジシアンジアミド系樹脂(ネオフィックスE−1
17:日華化学(株)製)10部、分散剤として、ポリ
燐酸ソーダ0.5部を添加し、固形分濃度18%の記録
層用塗工液を調成した。この記録層用塗工液を、カチオ
ン性化合物を付与した紙基材の片面に、乾燥重量で8g
/m2 になるように、エアーナイフコーターで塗工、乾
燥した。
【0026】一方、ガラス転移点75℃のスチレン−2
メチルヘキシルアクリレート共重合体とコロイダルシリ
カの複合体(共重合体とコロイダルシリカは、重量比で
50:50)100部、増粘・分散剤としてアルキルビ
ニルエーテル・マレイン酸誘導体共重合体5部、離型剤
としてレシチン3部よりなる固形分濃度が25%の光沢
層用塗工液を調製した。この光沢層用塗工液を上記の記
録層上にロールコーターを用いて塗工した後、ただちに
表面温度が85℃の鏡面ドラムに圧接し、乾燥後、離型
させ、光沢タイプのインクジェット記録用紙を得た。こ
のときの光沢層の塗工量は固形分重量で、8g/m2
あった。
【0027】実施例2 坪量100g/m2 の原紙の片面に、バーコーターを用
いてカチオン性化合物として前記ジシアンジアミド系樹
脂(ネオフィックスE−117:日華化学(株)製)の
5%水溶液を乾燥重量で1g/m2 塗工した。この紙基
材を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット
記録用紙を得た。
【0028】実施例3 坪量100g/m2 の原紙の片面に、バーコーターを用
いてカチオン性化合物としてアクリルアミド系樹脂(ス
ミレズレジンSR1001:住友化学(株)製)の5%
水溶液を乾燥重量で1g/m2 塗工した。この紙基材を
用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録
用紙を得た。
【0029】実施例4 顔料として酸化アルミニウム100部(平均粒径2.5
μm)、接着剤として、ポリビニルアルコール(PVA
117:クラレ(株)製)10部、カチオン性樹脂とし
て前記のジシアンジアミド系樹脂(ネオフィックスE−
117:日華化学(株)製)10部、分散剤として、ポ
リ燐酸ソーダ0.5部を添加し、固形分濃度18%の記
録層用塗工液を調成した。記録層をこの記録層用塗工液
に置換し、同じ乾燥塗工量とした以外、実施例1と同様
にしてインクジェット記録用紙を得た。
【0030】実施例5 坪量100g/m2 の原紙にオンマシンのサイズプレス
装置を用い、カチオン性化合物として前記のジシアンジ
アミド系樹脂(ネオフィックスE−117:日華化学
(株)製)を5%、変性澱粉(エースA:王子コーンス
ターチ(株)製)を2%含有する水溶液を両面で40c
c付着させ乾燥した。この時の付着量は片面当たり乾燥
重量1.4g/m2 であった。この紙基材を用いた以外
は実施例1と様にしてインクジェット録用紙を得た。
【0031】実施例6 坪量127g/m2 の原紙にオンマシンサイズプレス装
置を用い、カチオン性化合物とて前出のジシアンジアミ
ド系樹脂(ネオフィックスE117、日華化学(株)
製) の5%水溶液を両面で40cc付着させ乾燥した。
この時の付着量は片面当たり乾燥重量で1g/m2 であ
った。次に、顔料として無定形シリカ100部( ファイ
ンシールX−45、(株)トクヤマ製) 、接着剤とし
て、シリル変性ポリビニルアルコール( R1130 ク
ラレ株製) 25部、カチオン樹脂としてジシアンジアミ
ド系樹脂(ネオフィックスE117、日華化学(株)
製) 5部およびジアリルジメチルアンモニウム系樹脂
(ユニセンスCP103、センカ(株)製) 15部、青
味づけ剤(DC Blue XB、大日本精化工業(株)製)0.
1部、蛍光染料(WhitexBPSH、住友化学工業
(株)製)2部、分散剤として、ピロリン酸ソーダ0.
5部を添加し、固形分濃度18%の記録層用塗工液を調
成した。この記録層用塗工液を、カチオン性化合物を付
与した紙基材の片面に、乾燥重量で6g/m2 になるよ
うに、エアーナイフコーターで塗工、乾燥した。一方、
ガラス転移点80℃のスチレン−2メチルヘキシルアク
リレート共重合体とコロダルシリカの複合体(共重合体
とコロイダルシリカは、重量比で40:60)100
部、増粘・分散剤としてアルキルビニルエーテル・マレ
イン酸誘導体共重合体1.5部、離型剤してレシチン
1.5部よりなる固形分濃度が25%の光沢層用塗工液
を調製した。この光沢層用塗工液を上記のカチオン性化
合物の塗工層上にロールコーターを用いて塗工した後、
ただちに表面温度が85℃の鏡面ドラムに圧接し、乾燥
後、離型させ、光沢タイプのインクジェット記録用紙を
得た。このときの光沢層の塗工量は固形分重量で、6g
/m2 であった。
【0032】比較例1 カチオン性化合物を付着させない紙基材を用いた以外は
実施例1と同様にして、インクジェット記録用紙を得
た。 比較例2 カチオン性化合物を付着させない紙基材を用いた以外は
実施例4と同様にして、インクジェット記録用紙を得
た。
【0033】比較例3 坪量100g/m2 の原紙にオンマシンのサイズプレス
装置を用い、変性澱粉(エースA:王子コーンスターチ
(株)製)の5%水溶液を両面で40cc付着させ乾燥
した。この時の付着量は片面当たり乾燥重量で1g/m
2 であった。この紙基材を用いた以外は実施例1と同様
にしてインクジェット記録用紙を得た。 比較例4 光沢層を設けない以外は実施例1と同様にして、インク
ジェット記録用紙を得た。
【0034】比較例5 市販の光沢タイプのインクジェット記録用フィルム(H
G101:キヤノン(株)製)を用いた。
【0035】この様にして得られたインクジェット記録
用紙のインクジェット記録適性、白紙光沢を表1にまと
めて示した。なお、上記の評価については下記の如き方
法で評価を行った。
【0036】[インクジェット記録適性]インクジェッ
トプリンターBJC600J(キヤノン(株)製)を用
いて印字を行なった。 (ベタ印字部の均一性)シアンインクとマゼンタインク
の2色混合のベタ印字部の印字ムラ(濃淡ムラ)を目視
にて評価した。 ○:印字ムラはほとんど無く良好なレベル。 △:印字ムラがやや認められる。 (インクの乾燥性)シアンインクとマゼンタインクの2
色混合のベタ印字部につきインクの乾燥性を評価した。 ○:印字直後に指で触れてもまったく汚れない。 ×:印字直後に指で触れると汚れが認められる。 (インクジェット記録後の印字濃度)黒ベタ印字部分の
印字濃度をマクベスRD−914で測定。
【0037】[白紙光沢および印字光沢]JIS−P8
142に準じて白紙部および黒ベタ印字部の75°光沢
を測定した。 [耐水性]印字サンプルにスポイドで水を5滴垂らし、
室温で乾燥した後の印字部のにじみを目視にて判定し
た。 ◎:にじみは無い。 ○:にじみが殆ど認められない。 △:にじみが認められる。 ×:にじみが著しい。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明は、インクジェット記録用紙に関
し、特に白紙部および印字部の光沢に優れ、印字濃度、
インク吸収性、記録画質、印字部の耐水性等のインクジ
ェット記録適性に優れたインクジェット記録用紙であっ
た。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙基材に顔料および接着剤を含有する記
    録層を少なくとも1層設け、さらに該記録層上に重合体
    樹脂を含有する光沢層を設けたインクジェット記録用紙
    において、該紙基材がその少なくとも記録層を設ける側
    にカチオン性化合物を塗工あるいは含浸してなる紙基材
    であることを特徴とするインクジェット記録用紙。
  2. 【請求項2】 重合体樹脂がエチレン性不飽和結合を有
    するモノマーを重合させてなる重合体樹脂である請求項
    1記載のインクジェット記録用紙。
  3. 【請求項3】 光沢層が、光沢層用塗工液を塗工して得
    られる層が湿潤状態にある間に、加熱された鏡面ドラム
    に圧接、乾燥して仕上げてなることを特徴とする請求項
    1または2記載のインクジェット記録用紙。
  4. 【請求項4】 記録層がカチオン性化合物を含有するこ
    とを特徴とする請求項1、2、または3記載のインクジ
    ェット記録用紙。
  5. 【請求項5】 カチオン性化合物がジシアンジアミド系
    樹脂である請求項1、2、3または4記載のインクジェ
    ット記録用紙。
JP9175459A 1996-07-12 1997-07-01 インクジェット記録用紙 Pending JPH1081065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9175459A JPH1081065A (ja) 1996-07-12 1997-07-01 インクジェット記録用紙

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-182932 1996-07-12
JP18293296 1996-07-12
JP9175459A JPH1081065A (ja) 1996-07-12 1997-07-01 インクジェット記録用紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1081065A true JPH1081065A (ja) 1998-03-31

Family

ID=26496723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9175459A Pending JPH1081065A (ja) 1996-07-12 1997-07-01 インクジェット記録用紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1081065A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003094794A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Hokuetsu Paper Mills Ltd インクジェット記録シート
JPWO2003101745A1 (ja) * 2002-06-04 2005-09-29 キヤノン株式会社 インク用被記録媒体及びその製造方法
JP2013129073A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Nisshinbo Paper Products Inc インクジェット記録用紙
KR101501392B1 (ko) * 2010-07-02 2015-03-12 옴야 인터내셔널 아게 잉크젯 기록용 종이
JP2017036517A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 北越紀州製紙株式会社 印刷用塗工紙

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003094794A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Hokuetsu Paper Mills Ltd インクジェット記録シート
JPWO2003101745A1 (ja) * 2002-06-04 2005-09-29 キヤノン株式会社 インク用被記録媒体及びその製造方法
US7790223B2 (en) 2002-06-04 2010-09-07 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium for ink and method for producing the same
KR101501392B1 (ko) * 2010-07-02 2015-03-12 옴야 인터내셔널 아게 잉크젯 기록용 종이
JP2013129073A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Nisshinbo Paper Products Inc インクジェット記録用紙
JP2017036517A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 北越紀州製紙株式会社 印刷用塗工紙

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4051838B2 (ja) 被記録体及びその製造方法
US6335085B1 (en) Ink jet recording sheet
JPH1191240A (ja) インクジェット記録用紙
JP4186079B2 (ja) インクジェット記録用紙
JP3991489B2 (ja) インクジェット記録用紙
JPH1081065A (ja) インクジェット記録用紙
JP2000247021A (ja) インクジェット記録体
JPH11268405A (ja) インクジェット記録用紙及び製造方法
JP3956496B2 (ja) インクジェット記録用紙
JP2002166643A (ja) インクジェット記録用紙およびそれを用いた記録方法
JPH09300810A (ja) インクジェット記録用紙及びその製造方法
JPH07195824A (ja) インクジェット記録用紙の製造方法、記録用紙及びそれを用いた記録方法
JPH1120301A (ja) インクジェット記録用紙
JPH11208103A (ja) インクジェット記録用シート及びその製法
JP2000085242A (ja) インクジェット記録用紙
JP3832064B2 (ja) インクジェット記録シート
JP2000263926A (ja) インクジェット記録用紙
JP3876471B2 (ja) インクジェット記録用紙
JP3835476B2 (ja) インクジェット記録用紙の製造方法
JP3711747B2 (ja) インクジェット記録用紙及びその製造方法
JP3832478B2 (ja) インクジェット記録用紙の製造方法
JPH10157281A (ja) インクジェット記録用シートの製造方法
JP3661274B2 (ja) インクジェット記録体
JP3832479B2 (ja) インクジェット記録用紙
JP2000001045A (ja) インクジェット記録体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060829