JPH1081034A - マルチビーム画像形成装置 - Google Patents

マルチビーム画像形成装置

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JPH1081034A
JPH1081034A JP8237947A JP23794796A JPH1081034A JP H1081034 A JPH1081034 A JP H1081034A JP 8237947 A JP8237947 A JP 8237947A JP 23794796 A JP23794796 A JP 23794796A JP H1081034 A JPH1081034 A JP H1081034A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発光素子が主走査方向にずれて配置さ
れ、各画像データに応じて変調されたビームの出射を各
配置位置に応じて開始する場合に高品質の画像を実現す
る。 【解決手段】 FIFOメモリ18、19は共に本物同
期検知信号DETP1によりライトリセットされる。ま
た、FF25は副走査画像領域有効信号FGATEと本
物同期検知信号DETP1の論理積信号によりリセット
され、FIFOメモリ18、19のライトイネーブル信
号WEをトグルする。画像有効領域が始まった後の最初
の本物の同期検知信号DETP1によりFIFOメモリ
18が選択されるので、LD1が常に先に発光し、その
結果、LD1、LD2の主走査方向の配置位置がずれて
いても、主走査方向の位相同期がずれて斜線が途切れる
等の問題が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のビームを用
いて画像を略同時に書き込むマルチビーム画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機やプリンタにおいて高速
化しようとすると、ビデオクロックの周波数が高速にな
り、入手可能なICやLD(レーザダイオード)ドライ
バがないので、例えば特開平4−20066号公報に示
すように複数の書き込みビームの各々に異なる画像を割
り当てて光変調を行う方法が提案されている。この方法
によれば、n個のLDを用いて同時にnラインを書き込
む場合にはビデオクロックの周波数を1/nにすること
ができる。
【0003】また、2つのLDを用いた場合、第1のビ
ームにより検出された本物の同期検知信号から第2ビー
ム用のダミーの同期検知信号を生成し、2つのラインメ
モリの各ライトイネーブル信号を本物とダミーの同期検
知信号でトグルして選択することにより2つのラインメ
モリに画像データを書き込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
2個の発光素子を主走査方向にずらして配置し、各画像
データに応じて変調されたビームの出射を各配置位置に
応じて開始するマルチビーム画像形成装置では、2つの
ラインメモリの各ライトイネーブル信号を本物とダミー
の同期検知信号でトグルして選択して書き込みを行う
と、画像有効領域の最初では第1ビームが選択される場
合と第2ビームが選択される場合が同じ確率であり、そ
のため第2ビームから始まると主走査方向の位相同期が
ずれて斜線が途切れる等の問題がある。
【0005】また、LDの特性は一般に、閾値電流やス
ロープ効率が異なるので、LDの光量特性の違いによ
り、同じ濃度で書き込むべき画像に濃度むらが発生する
という問題点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、複数の
発光素子を主走査方向にずらして配置し、各画像データ
に応じて変調されたビームの出射を各配置位置に応じて
開始する場合に高品質の画像を実現することができるマ
ルチビーム画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】本発明はまた、複数の発光素子が各画像デ
ータに応じて変調されたビームを略同時に出射する場合
に高品質の画像を実現することができるマルチビーム画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、主走査方向にずらして配置され、各画
像データに応じて変調されたビームの出射を各配置位置
に応じて開始するn個の発光素子と、前記n個の発光素
子に対する画像データをそれぞれ記憶するn個のライン
メモリと、前記n個の発光素子が出射する各ビームを受
光して同期検知信号を出力する1つの同期検知素子と、
前記n個の発光素子の第1の発光素子が出射して前記同
期検知素子により検知された第1ビームの同期検知信号
に基づいて他の発光素子用のn−1個のダミー同期検知
信号を生成する手段と、画像有効期間が始まった後に前
記第1ビームの同期検知信号に基づいて前記n個のライ
ンメモリを同時にライトリセットし、次いで前記n個の
ラインメモリをそれぞれ前記第1ビームの同期検知信号
と前記n−1個のダミー同期検知信号に基づいて順次ラ
イトイネーブルにすることにより各ラインの画像データ
を前記n個のラインメモリに書き込み、前記n個のライ
ンメモリからそれぞれ前記n個の発光素子の各配置位置
に応じて読み出して前記n個の発光素子に印加する制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】第2の手段は、第1の手段において前記制
御手段が、前記第1ビームの同期検知信号及び前記n−
1個のダミー同期検知信号を所定時間遅延して前記n個
のラインメモリに対する書み込みを行うことを特徴とす
る。
【0010】第3の手段は、第1、第2の手段において
前記制御手段が、前記第1のラインメモリに書き込むタ
イミングを読み出しタイミングより遅らせることを特徴
とする。
【0011】第4の手段は、各画像データに応じて変調
されたビームを略同時に出射するn個の発光素子と、前
記n個の発光素子に対する画像データを各発光素子の発
光特性に応じて補正する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係るマルチビーム
画像形成装置の一実施形態を示す構成図、図2は図1の
2つのレーザダイオードの配置位置を示す説明図、図3
は図1のマルチビーム画像形成装置における2つのレー
ザビームの副走査方向の走査位置を示す説明図、図4は
図1のマルチビーム画像形成装置における2つのレーザ
ビームの主走査方向の走査位置を示す説明図、図5は図
1のマルチビーム画像形成装置の同期検知回路を示す回
路図、図6は図5の同期検知回路により検知される同期
検知信号を示す説明図、図7は図1のマルチビーム画像
形成装置の概略構成を示すブロック図、図8は図7のA
SICの構成を詳細に示すブロック図、図9は図8のダ
ミー同期検知信号発生回路を詳細に示すブロック図、図
10は図8のASICの主要信号を示すタイミングチャ
ートである。
【0013】図11は図8のLCLR発生回路を詳細に
示すブロック図、図12は図11のLCLR信号を示す
タイミングチャート、図13は図8のASIC内のリー
ドイネーブル信号遅延回路を詳細に示すブロック図、図
14は図8のASIC内の要部回路を詳細に示すブロッ
ク図、図15は図14の位相同期回路の一例を詳細に示
すブロック図、図16は図15の位相同期回路の主要信
号を示すタイミングチャート、図17は図8のASIC
内のLDSYNC信号発生回路を詳細に示すブロック
図、図18は図8のASICの主要信号を示すタイミン
グチャート、図19は図7のLD制御部を詳細に示すブ
ロック図、図20は図19のルックアップテーブルの濃
度変換特性を示す説明図である。
【0014】図1〜図4において、LD制御板1上には
LDユニット2が実装され、LDユニット2には一例と
して2個のLD1、LD2が実装されている。なお、L
Dの数が3個以上であっても基本的な考え方は同一であ
る。LD1、LD2から出射された各レーザビームは、
共通のコリメートレンズ3により平行化され、次いでビ
ームコンプレッサ4によりビームの副走査方向のみがポ
リゴンスキャナ5の反射面上に集光される。ポリゴンス
キャナ5は矢印で示す主走査方向に回転し、これにより
レーザビームが主走査方向に等角速度で偏向される。こ
のビームはfθレンズ6により等速度偏向に補正された
後、感光体7上に照射されると共に同期検知素子8によ
り検出される。感光体7は副走査方向に回転している。
【0015】LDユニット2上の2個のLD1、LD2
は、図2に示すように主走査方向については距離aだけ
離れ(距離aだけずらされて)、副走査方向については
距離bだけ離れて配置されている。そして、LD1、L
D2から出射されて図3に示すようにポリゴンスキャナ
5により反射される2つのビームは、ビームコンプレッ
サ4がビームの副走査方向のみを集光するので副走査方
向に距離Cだけ離れ、また、距離Cは距離bより非常に
小さい値となる。
【0016】更に、LD1、LD2から出射された2つ
のビームは図4に示すように、LD1、LD2の主走査
方向の距離aの分だけずれて同期検知素子8により受光
される。同期検知素子8は図5に示すように一例として
フォトダイオード(PD)9を有し、PD9がビームを
受光すると電流Iが流れ、V1(=I・R)が基準電圧
Vref を越えるとコンパレータ10が正のパルスの同期
検知信号DETPを出力する。この場合、図6に示すよ
うに1周期においてLD1の第1ビームを検出した時の
同期検知信号DETP1と、LD2の第2ビームを検出
した時の同期検知信号DETP2が生成され、また、同
期検知信号DETP1より同期検知信号DETP2が遅
れる。
【0017】図7に示すAS(特定用途向け)IC14
は本発明のマルチビーム画像形成装置を構成している。
図7においては書き込み速度は読み取り速度の1/2で
あり、CCD11は原稿画像を読み取って画像信号をI
PU(画像処理ゲートアレイ)12に出力する。IPU
12はCCD11からの画像信号とASIC14からの
書き込み同期信号LDSYNCに基づいて画像データS
DATAと、クロック信号SCLKと書き込み同期信号
LDSYNCをGAVD(ビデオ処理ゲートアレー)1
3に出力する。
【0018】GAVD13はIPU12からの上記信号
と、後述するような第1ビームの同期検知信号DETP
1と画像クロックVCLKに基づいて、また、FIFO
メモリ16、17を用いて画像データVDATA及びク
ロック信号VCLKと、書き込み同期信号LDSYNC
をASIC14に出力する。ここで、FIFOメモリ1
6、17は、読み取り時と書き込み時では画素周波数が
異なるのでそのタイミング調整を行う。ここで、本実施
形態では、第1ビームの本物の同期検知信号(以下、本
物同期検知信号)DETP1と、本物同期検知信号DE
TP1に基づいて生成された第1ビームのダミーの同期
検知信号(以下、ダミー同期検知信号)DETP1’
と、第2ビームの同期検知信号DETP2が用いられて
いる。
【0019】ASIC14はGAVD13からの上記信
号と、本物同期検知信号DETP1と第2ビーム同期検
知信号DETP2に基づいて、また、FIFOメモリ1
8、19を用いて画像データVDATA及びクロック信
号VCLKの1/2の速度のLD1用の画像データVD
ATA1及びクロック信号VCLK1を生成して第1L
D制御部15aに出力すると共に、LD2用の画像デー
タVDATA2及びクロック信号VCLK2を生成して
第2LD制御部15bに出力し、また、本物同期検知信
号DETP1とダミー同期検知信号DETP1’の論理
和信号である同期信号LDSYNCをIPU12に出力
する。FIFOメモリ18、19は後述するようにGA
VD13からの1ビームデータVDATAを2ビームデ
ータVDATA1、VDATA2に変換するために用い
られる。
【0020】ASIC14は図8に詳しく示すように、
FIFOメモリのライト、リード処理部/1ビーム→2
ビーム変換部21と、ダミー同期信号発生部/LCLR
発生部22と、位相同期回路23とクロック分周部24
を有する。ダミー同期信号発生部(22)では図9に示
すように、カウンタ31により画素クロックVCLKを
カウントし、次いでコンパレータ32によりカウンタ3
1のカウント値と、本物同期検知信号DETP1の1周
期の1/2に対応する設定値を比較する。そして、ワン
ショット発生回路33によりコンパレータ32の比較結
果が一致した時に所定パルス幅のダミー同期検知信号D
EPT1’を発生し、次いで図10に示すようにORゲ
ート34によりダミー同期検知信号DEPT1’と本物
同期検知信号DETP1の論理和信号DETP1Aを出
力する。
【0021】また、LCLR発生部(22)は図11に
示すようにDフリップフロップ35、36、37、イン
バータ38及びANDゲート39を有し、図10、図1
2に示すように信号DETP1Aがハイとなる期間中に
2画素クロック期間だけハイとなる信号LCLRを発生
する。
【0022】図13はASIC14におけるリードイネ
ーブル信号REの発生回路を示している。カウンタ10
1、102はそれぞれ本物同期検知信号DETP1と第
2ビーム同期検知信号DETP2によりクリアされて画
素クロックVCLK1、VCLK2をカウントする。コ
ンパレータ103、104はそれぞれカウンタ101、
102の各カウント値と、LD1、LD2の主走査方向
の距離aの分に対応した各設定値を比較し、一致した時
に図10に示すようにFIFOメモリ18,19のリー
ドイネーブル信号RE1、RE2を出力する。
【0023】図14はFIFOメモリ18、19のライ
ト、リード処理部/1ビーム→2ビーム変換部21と、
位相同期回路23とクロック分周部24を示している。
位相同期回路23は2系統の位相同期回路23a、23
bを有し、クロック分周部24も同様に2系統の分周回
路24a、24bを有する。位相同期回路23a、23
bは画素クロックVCLKをそれぞれ同期検知信号DE
TP1、DETP2により位相同期をとった画素クロッ
クVCLKA、VCLKBを出力し、分周回路24a、
24bはそれぞれ画素クロックVCLKA、VCLKB
を1/2に分周してFIFOメモリ18、19のライト
クロックRCLKとして印加する。
【0024】ここで、位相同期回路23a、23bは例
えば図15、図16に示すように、入力クロックVCL
Kを1/8周期づつずらして8種類のクロック信号を生
成し、同期検知信号DETP1、2に最も位相が近いク
ロック信号を選択することにより、画素クロックVCL
KA、VCLKBを出力することができる。この例では
位相同期精度は1/8ドットとなる。
【0025】図14、図10に示すように、FIFOメ
モリ18、19は共に、本物同期検知信号DETP1に
よりライトリセット(ラインアドレスリセット)される
(図示WRES)。また、他の入力信号としては、画素
クロックVCLKとGAVD13からの画像データVD
ATAがライトデータWDATAとして、更にFF25
の/Q(/は反転信号を示す)信号がライトイネーブル
信号WEとして印加される。
【0026】FF25とインバータ26はFIFOメモ
リ18、19のライトイネーブル信号WEをトグルする
ためのものであり、副走査画像領域有効信号FGATE
と本物同期検知信号DETP1の論理積信号によりリセ
ットされる。したがって、画像有効領域が始まった後の
最初の本物の同期検知信号DETP1によりリセットさ
れるので、この時、FIFOメモリ18のライトイネー
ブル信号WEがハイになる。また、FF25は信号LC
LRにより出力Q、/Qがトグルし、FIFOメモリ1
8、19のライトイネーブル信号WEは信号LCLRに
より交互にハイとなる。したがって、画像有効領域が始
まった後の最初の本物の同期検知信号DETP1により
FIFOメモリ18が選択されるので、LD1が常に先
に発光し、その結果、LD1、LD2の主走査方向の配
置位置がずれていても、主走査方向の位相同期がずれて
斜線が途切れる等の問題が発生しない。
【0027】ASIC14はまた、図17に示すように
本物同期検知信号DETP1とダミー同期検知信号DE
TP1’を設定時間だけ遅延し、その論理和信号LDS
INCをIPU12に出力する。IPU12はこの信号
LDSINCに同期してビデオデータSDATAをGA
VD13に出力する。図18を参照して説明すると、信
号LDSINCは本物同期検知信号DETP1とダミー
同期検知信号DETP1’からそれぞれ設定時間T1、
T2だけ遅れる。また、FIFOメモリ18、19のリ
ードイネーブル信号REが本物同期検知信号DETP1
から遅れる時間T3は、同期検知素子8の位置と感光体
7上の画像書き込み開始位置の関係で決まる固定値であ
る。
【0028】ここで、図18に示すように時間T1を時
間T3より大きく設定すると、FIFOメモリ18、1
9共に旧ラインデータのリードとなるので、第1、第2
ビームの順序はライン「0」「1」「2」「3」〜とな
り、正しく書き込まれる。これに対し、時間T1を時間
T3より小さく設定すると、FIFOメモリ18は新ラ
インデータのリード、FIFOメモリ19は旧ラインデ
ータのリードとなるので、第1、第2ビームの順序はラ
イン「1」「0」「3」「2」「5」「4」〜となり、
正しく書き込まれない。そこで、本実施形態では、正し
いライン順になるように本物同期検知信号DETP1と
ダミー同期検知信号DETP1’を設定時間T1、T2
だけ遅らせている。
【0029】次に、図19、図20を参照して第1LD
制御部15a、第2LD制御部15bの構成を説明す
る。ここで、LD1、LD2は閾値電流やスロープ効率
が異なるので、LDの光量特性の違いにより、同じ濃度
で書き込むべき画像に濃度むらが発生する。そこで、第
1LD制御部15a、第2LD制御部15bはそれぞれ
ルックアップテーブル(LUT)151a、151bと
LDドライバ152a、152bを有し、LUT151
a、151bは例えば図20に示すように、特性が異な
っても同じ濃度が得られるような濃度変換特性を有す
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、画像有効期間が始まった後に共通の第1ビー
ムの同期検知信号に基づいてn個のラインメモリを同時
にライトリセットし、次いでn個のラインメモリをそれ
ぞれ第1ビームの同期検知信号とn−1個のダミー同期
検知信号に基づいて順次ライトイネーブルにすることに
より各ラインの画像データをn個のラインメモリに書き
込むようにしたので、n個のラインメモリにはライン順
に書き込まれ、したがって、複数の発光素子が主走査方
向にずれて配置され、各画像データに応じて変調された
ビームの出射を各配置位置に応じて開始する場合に高品
質の画像を実現することができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、第1ビーム
の同期検知信号及び前記n−1個のダミー同期検知信号
を所定時間遅延してn個のラインメモリに対する書み込
みを行うので、n個のラインメモリにはライン順に書き
込まれ、したがって、複数の発光素子が主走査方向にず
れて配置され、各画像データに応じて変調されたビーム
の出射を各配置位置に応じて開始する場合に高品質の画
像を実現することができる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、第1のライ
ンメモリに書き込むタイミングを読み出しタイミングを
遅らせるので、n個のラインメモリにはライン順に書き
込まれ、したがって、複数の発光素子が主走査方向にず
れて配置され、各画像データに応じて変調されたビーム
の出射を各配置位置に応じて開始する場合に高品質の画
像を実現することができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、n個の発光
素子に対する画像データを各発光素子の発光特性に応じ
て補正して各発光素子に印加するので、複数の発光素子
が各画像データに応じて変調されたビームを略同時に出
射する場合に高品質の画像を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチビーム画像形成装置の一実
施形態を示す構成図である。
【図2】図1の2つのレーザダイオードの配置位置を示
す説明図である。
【図3】図1のマルチビーム画像形成装置における2つ
のレーザビームの副走査方向の走査位置を示す説明図で
ある。
【図4】図1のマルチビーム画像形成装置における2つ
のレーザビームの主走査方向の走査位置を示す説明図で
ある。
【図5】図1のマルチビーム画像形成装置の同期検知回
路を示す回路図である。
【図6】図5の同期検知回路により検知される同期検知
信号を示す説明図である。
【図7】図1のマルチビーム画像形成装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図8】図7のASICの構成を詳細に示すブロック図
である。
【図9】図8のダミー同期検知信号発生回路を詳細に示
すブロック図である。
【図10】図8のASICの主要信号を示すタイミング
チャートである。
【図11】図8のLCLR発生回路を詳細に示すブロッ
ク図である。
【図12】図11のLCLR信号を示すタイミングチャ
ートである。
【図13】図8のASIC内のリードイネーブル信号発
生回路を詳細に示すブロック図である。
【図14】図8のASIC内の要部回路を詳細に示すブ
ロック図である。
【図15】図14の位相同期回路の一例を詳細に示すブ
ロック図である。
【図16】図15の位相同期回路の主要信号を示すタイ
ミングチャートである。
【図17】図8のASIC内のLDSYNC信号遅延回
路を詳細に示すブロック図である。
【図18】図8のASICの主要信号を示すタイミング
チャートである。
【図19】図7のLD制御部を詳細に示すブロック図で
ある。
【図20】図19のルックアップテーブルの濃度変換特
性を示す説明図である。
【符号の説明】
18,19 FIFOメモリ 21 FIFOメモリのライト、リード処理部/1ビー
ム→2ビーム変換部 22 ダミー同期信号発生部/LCLR発生部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向にずらして配置され、各画像
    データに応じて変調されたビームの出射を各配置位置に
    応じて開始するn個の発光素子と、 前記n個の発光素子に対する画像データをそれぞれ記憶
    するn個のラインメモリと、 前記n個の発光素子が出射する各ビームを受光して同期
    検知信号を出力する1つの同期検知素子と、 前記n個の発光素子の第1の発光素子が出射して前記同
    期検知素子により検知された第1ビームの同期検知信号
    に基づいて他の発光素子用のn−1個のダミー同期検知
    信号を生成する手段と、 画像有効期間が始まった後に前記第1ビームの同期検知
    信号に基づいて前記n個のラインメモリを同時にライト
    リセットし、次いで前記n個のラインメモリをそれぞれ
    前記第1ビームの同期検知信号と前記n−1個のダミー
    同期検知信号に基づいて順次ライトイネーブルにするこ
    とにより各ラインの画像データを前記n個のラインメモ
    リに書き込み、前記n個のラインメモリからそれぞれ前
    記n個の発光素子の各配置位置に応じて読み出して前記
    n個の発光素子に印加する制御手段と、を備えたマルチ
    ビーム画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1ビームの同期
    検知信号及び前記n−1個のダミー同期検知信号を所定
    時間遅延して前記n個のラインメモリに対する書み込み
    を行うことを特徴とする請求項1記載のマルチビーム画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1のラインメモ
    リに書き込むタイミングを読み出しタイミングより遅ら
    せることを特徴とする請求項1または2記載のマルチビ
    ーム画像形成装置。
  4. 【請求項4】 各画像データに応じて変調されたビーム
    を略同時に出射するn個の発光素子と、 前記n個の発光素子に対する画像データを各発光素子の
    発光特性に応じて補正する手段と、を備えたマルチビー
    ム画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1239656A1 (en) * 2001-03-07 2002-09-11 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image forming with multiple laser beams
US6925567B1 (en) * 1997-04-16 2005-08-02 Sony Corporation Remote control of VCR with electronic mail

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