JP3029638B2 - 光書込み装置 - Google Patents

光書込み装置

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JP3029638B2 JP2123923A JP12392390A JP3029638B2 JP 3029638 B2 JP3029638 B2 JP 3029638B2 JP 2123923 A JP2123923 A JP 2123923A JP 12392390 A JP12392390 A JP 12392390A JP 3029638 B2 JP3029638 B2 JP 3029638B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザプロッタ、高品質レーザプリンタ等
に用いられる多点同期方式の光書込み装置に関する。
従来の技術 一般に、レーザプリンタ等の光書込み装置では、レー
ザ光源を画像情報に応じて変調し、かつ、ポリゴンミラ
ー等の偏向器で走査させて感光体等に光書込みを行うよ
うにしている。この時、ポリゴンミラー等の駆動におい
て一定速度で回転させることは困難で、現実には速度ム
ラ等が生じ、書込みドット位置にずれを生ずる。そこ
で、書込みドット間隔が一定となる良好なる光書込みを
行うため、多数のスリットを有するリニアエンコーダを
用いた多点同期方式の光書込み装置が、例えば米国特許
2,389,403号明細書等により知られている。
ここに、リニアエンコーダの製造を容易にする等の改
良を施したものとして、特開昭54−97050号公報に示さ
れるものがある。これは、リニアエンコーダより得られ
る光電パルスをn逓倍してビデオクロック(画素クロッ
ク)とするようにしたものである。具体的には、リニア
エンコーダによって得られる光電パルスをPLL回路の位
相比較器で基準パルスと比較し、両者が一致するように
電圧制御発振器をフィードバック制御し、PLL回路から
は光電パルスに同期し、かつ、n逓倍されたクロック信
号を半導体レーザを変調させる変調信号なる画素クロッ
クとして出力させるものである。この他、特開昭56−14
6359号公報、特開昭58−181362号公報、特開昭59−4662
0号公報等にも多点同期方式が示されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、このようにドット位置精度を高めるための
多点同期方式にあっては、高品質化を図れるが、高速化
については特に考慮されていない。例えば、PLL回路等
を利用して画素クロックを生成する方式では、PLL基準
入力の高速化、VCO発振周波数の高域化が困難であり、
書込み時間が長くなってしまうものである。
課題を解決するための手段 書込みビームの他に同期ビームを用い、この同期ビー
ムに基づき主走査方向全域に渡る画素クロックを生成し
てこの画素クロックに同期した画像情報により書込みビ
ームを変調させて光書込みを行わせるようにした多点同
期方式の光書込み装置において、前記書込みビームを複
数本設け、これらの書込みビームに各々異なる画像情報
を割当てて変調する駆動制御回路を設けた。
特に、請求項2記載の発明では、各書込みビームの発
光点を結ぶ直線を主走査方向に平行でない方向に設定
し、各々の書込みビームに各々異なる主走査線分の画像
情報を割当てた。
作用 書込みビームが複数本で、各々異なる画像情報が割当
てられて変調されるので、複数ドット分が同時に書込ま
れることになり、多点同期方式による高ドット位置精度
性を確保しつつ光書込み時間を短縮できる。
特に、各書込みビームの発光点を結ぶ直線を主走査方
向に平行でない方向に設定し、各々の書込みビームに各
々異なる主走査線分の画像情報を割当てると、一度に複
数の主走査線分の光書込みが可能となり、かつ、その駆
動制御回路も主走査線単位で制御するものでよく、容易
に構成し得るものとなる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例の基本となる多点同期方式を用いた光
書込み装置の概要を第2図により説明する。この方式
は、例えば前述した米国特許2,389,403号明細書等によ
り知られており、これをベースとして、特開昭54−9705
0号公報、特開昭60−10667号公報等においても示されて
いる。第2図によれば、画像情報(Video信号)により
変調されて書込みビームP1を射出する書込み用の半導体
レーザ1が設けられている。この半導体レーザ1から射
出された書込みビームP1はポリゴンミラー2の1面によ
り偏向され、fθレンズ3を通った後、ミラー4により
反射されて記録媒体5上に結像され、主走査される。一
方、前記半導体レーザ1とは別に同期用(=画素クロッ
ク生成用)の半導体レーザ6が設けられている。この半
導体レーザ6から射出された同期ビームP2は前記ポリゴ
ンミラー2の同一反射面上において書込みビームP1に対
しある間隔離れた位置(主走査方向では同一位置)に入
射され、書込みビームP1と同様にfθレンズ3に入射す
る。fθレンズ3透過後は上下位置が異なることによ
り、同期ビームP2はミラー4上を通過し、前記記録媒体
5と光学的に等価な位置に設けたグレーティング7を走
査する。このグレーティング7の透過部分を透過した同
期ビームP2はレンズアレイ8により複数、例えば5個の
受光素子9a〜9eに順次集光結像され、これらの受光素子
9a〜9eからパルス列が発生する。このパルス列がPLL回
路(図示せず)に入力され、所定の処理が行なわれ、画
素クロックが生成される。書込みビームP1はこの画素ク
ロックに同期して変調される。
しかして、本実施例では、書込み用の前記半導体レー
ザ1を同一チップ上に複数個、ここでは2個の発光点
B1,B2を有するものとし、これらの発光点B1,B2から発せ
られる2つの書込みビームP11,P12を用いて書込みを行
わせるようにしたものである。ここに、これらの書込み
ビームを一般論としてP11,P12,〜,P1n(ただし、n≧
2)とすると、これらの書込みビームP11,P12,〜,P1nの
発光点B1〜Bnを結ぶ直線Lは、第3図に示すように、主
走査方向(偏向方向)Sに平行しない状態に、ビーム間
ピッチtにて、配置設定されている。即ち、各書込みビ
ームP11,P12,〜,P1nは同一主走査線上に配置されること
なく、複数の主走査線分をカバーし得るように配置され
ている。ここに、主走査方向に直交する方向の配列が最
も簡単(駆動制御系を含めて)となるが、図示例のよう
に斜め配列とすれば、副走査方向にオーバラップさせる
のが容易で、副走査方向の高密度化には好都合である。
いま、2つの書込みビームP11,P12を用いるものとす
れば、その駆動制御回路10は例えば第1図に示すように
構成される。まず、画像情報Dが入力される入力端子11
にはバッファスイッチ12により選択切換えされる2つの
ラインバッファ13a,13bが接続されている。ラインバッ
ファ13aは半導体レーザ1中の発光点B1に対する駆動制
御系10aを形成するもので、RAM14a、ドライバ15aが順に
接続されている。一方、ラインバッファ13bは半導体レ
ーザ1中の発光点1bに対する駆動制御系10bを形成する
もので、RAM14b、ドライバ15bが順に接続され、かつ、R
AM14b・ドライバ15b間には遅延回路16が介在されてい
る。これらのバッファスイッチ12、ラインバッファ13a,
13b、RAM14a,14bは制御回路17により切換え制御、動作
制御される。この制御回路17は画像データ有効幅信号F.
Gate、同期信号L.Sync、1走査書込み幅信号L.Gate、PL
L回路からの画素クロックW.Clkの各々に対する入力端子
18a〜18dを有する。
このような構成において、第4図のタイミングチャー
トを参照して書込み動作を説明する。まず、画像データ
有効幅信号F.Gateが立上って、同期信号L.Syncが発生す
ると、ホスト(図示せず)からは2主走査線分の画像デ
ータD1,D2が、画素クロックW.Clkの倍のクロックで、各
々シフトレジスタ等によるラインバッファ13a,13bに取
込まれる。より詳細には、取込むための1走査書込み幅
信号L.Gateの半分のゲート信号G.Gateを制御回路17が生
成し、ゲート信号G.GateのHレベル期間中は1主走査線
分の画像データD1をラインバッファ13a側に取込み、ゲ
ート信号G.GateがLレベルになるタイミングでバッファ
スイッチ12を切換えて、残りの1主走査線分の画像デー
タD2をラインバッファ13b側に取込むように動作する。
1走査書込み幅信号L.GateがLレベルになると、制御回
路17は、各々ラインバッファ13a,13bに取込んだ画像デ
ータD1,D2を、内蔵のライトカウンタ、アドレスデコー
ダに従い、1主走査線分のデータ数に等しいビットを有
するRAM14a,14bに蓄積する。データ蓄積後、次の同期信
号L.Syncが発生すると、ホストから転送される画像デー
タは後続する2主走査線分の画像データD3,D4となり、
画素クロックW.Clkの倍のクロックで、各々ラインバッ
ファ13a,13bへの取込みが開始される。先行するライン
バッファ13aへのデータ取込みが開始されると、制御回
路17に内蔵のリードカウンタ、アドレスデコーダの内容
に従い、画素クロックW.Clkに同期してRAM14a,14bから
2主走査線分の画像データD1,D2が同時に読出される。
読出された一方の画像データD1は、そのまま信号SD1
してドライバ15aに出力され発光点B1の変調に供され変
調された書込みビームP11が出力される。他方の画像デ
ータD2は、両書込みビームP11,P12間のピツチ間tに相
当する時間だけ遅延回路16により遅延されて信号SD2
してドライバ15bに出力され、発光点B2の変調に供され
変調された書込みビームP12が出力される。RAM14a,14b
からの画像データD1,D2の読出しが終了し、1走査書込
み幅信号L.Gateが立下ると(実際、信号L.Gateのゲート
期間は画像データ時間よりも長い)、制御回路17は、各
々ラインバッファ13a,13bに取込んだ画像データD3,D4を
RAM14a,14bに蓄積する。以下、同様に動作する。
このように、本実施例によれば、副走査方向にずれて
いる2つの書込みビームP11,P12を用いるので、画像デ
ータの入力に対して書込みが1周期遅れるものの、2主
走査線単位で同時書込みが行われることになり、高精度
な書込みを維持しつつ、書込み時間を短縮できるものと
なる。
発明の効果 本発明は、上述したように多点同期方式の光書込み装
置において、書込みビームを複数本とし、これらの書込
みビームに駆動制御回路により各々異なる画像情報を割
当てて変調し、光書込みを行わせるようにしたので、複
数ドット分を同時に書込み得ることになり、多点同期方
式による高ドット位置精度性を確保しつつ光書込み時間
を短縮でき、特に、請求項2記載の発明のように、各書
込みビームの発光点を結ぶ直線を主走査方向に平行でな
い方向に設定し、各々の書込みビームに各々異なる主走
査線分の画像情報を割当てれば、一度に複数の主走査線
分の光書込みが可能となり、かつ、その駆動制御回路も
主走査線単位で制御するものでよく、容易に構成できる
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は駆動制
御系のブロック図、第2図は全体構成を示す概略斜視
図、第3図は複数本の書込みビームの位置関係を示す説
明図、第4図はその動作を示すタイミングチャートであ
る。 10……駆動制御回路、B1,B2……発光点、P11,P12……書
込みビーム、P2……同期ビーム、W.Clk……画素クロッ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書込みビームの他に同期ビームを用い、こ
    の同期ビームに基づき主走査方向全域に渡る画素クロッ
    クを生成してこの画素クロックに同期した画像情報によ
    り書込みビームを変調させて光書込みを行わせるように
    した多点同期方式の光書込み装置において、前記書込み
    ビームを複数本設け、これらの書込みビームに各々異な
    る画像情報を割当てて変調する駆動制御回路を設けたこ
    とを特徴とする光書込み装置。
  2. 【請求項2】各書込みビームの発光点を結ぶ直線を主走
    査方向に平行でない方向に設定し、各々の書込みビーム
    に各々異なる主走査線分の画像情報を割当てたことを特
    徴とする請求項1記載の光書込み装置。
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