JP3295292B2 - 光偏向走査装置 - Google Patents

光偏向走査装置

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JP3295292B2 JP35027995A JP35027995A JP3295292B2 JP 3295292 B2 JP3295292 B2 JP 3295292B2 JP 35027995 A JP35027995 A JP 35027995A JP 35027995 A JP35027995 A JP 35027995A JP 3295292 B2 JP3295292 B2 JP 3295292B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービーム等
を用いた記録装置において、発光制御手段により複数の
発光点からの光ビームを制御して感光体上を走査する光
偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来例の構成図を示し、同時かつ
独立に発光制御可能な発光点1a、1bを備えた光ビー
ムユニット2の出射方向には、回転多面鏡3が配置さ
れ、この回転多面鏡3の反射方向に配置された感光体4
の潜像は、記録媒体5により記録されるようになってい
る。
【0003】なお、発光点1a、1bは図9に示すよう
に、走査線ピッチと光学倍率の関係から方向Yは一定の
距離に調整されている。例えば、600dpi(dot per in
ch)の走査線密度で記録する場合には、数μmと非常に
高精度に調整する必要があるが、方向Xに関しては数1
00μm程度の調整でよい。
【0004】また、発光点1a、1bの出力はそれぞ
れ、発光制御手段6内のラインバッファ7a、7bに接
続されている。これらのラインバッファ7a、7bの入
力はフレームメモリ8、読出制御部9に接続され、この
読出制御部9の入力は、回転多面鏡3の反射方向に配置
された走査開始センサ10に接続されている。
【0005】光ビームユニット2の発光点1a、1bは
最初は同時に連続的に発光し、2本の光ビームは回転多
面鏡3に照射される。回転多面鏡3はスキャナモータ等
の手段により矢印Aの方向に高速、高精度に回転され、
反射された光ビームは図示しないレンズ群を通り、矢印
Bの方向に沿って先ず走査開始センサ10を走査し、続
いて感光体4上を走査する。
【0006】感光体4は図示しない帯電手段により一様
に帯電した後に、光ビームの走査によって表面電位が変
化し、これを矢印Cの方向の回転により連続的に行うこ
とにより潜像としての画像を記録する。続いて、この潜
像は図示しない現像手段によって可視化され、図示しな
い転写手段、定着手段により、矢印Dの方向に搬送され
る記録媒体5に最終的に記録される。転写の終了した感
光体4の表面は更に回転し、図示しない清掃手段、除電
手段により再び一様な帯電が可能な状態とされ、一連の
動作が繰り返される。
【0007】図10は光ビームユニット2の発光制御に
ついての説明図であり、発光点1a、1bからの光ビー
ムは走査開始センサ10及び感光体4上にスポットS1、
S2を形成し、スポットS1、S2は順次に走査開始センサ1
0を通過する。
【0008】図11(a) はこのときの走査開始センサ1
0のタイムチャート図を示し、横軸は時間を示し、縦軸
は出力を示している。スポットS1、S2は図10の矢印C
の方向には数10μmしか離れていないため、走査開始
センサ10の受光面においてはスポットS1、S2の識別は
不可能で、スポットS1、S2にそれぞれに対応した出力が
時間差を持って現れる。
【0009】図11(b) は発光制御手段6が走査開始セ
ンサ10の出力を受け、発光点1a、1bを制御すると
きのタイムチャート図を示し、横軸は時間を示し、縦軸
は出力を示している。読出制御部9の指示に従って最初
の走査開始センサ10の出力を基準にして、フレームメ
モリ8からラインバッファ7aの走査線1本分の情報E1
を入力し、発光点1aを駆動して感光体4上にドット列
F1を形成する。続いて、次の走査開始センサ10の出力
を基準に、ラインバッファ7bの情報E2により発光点1
bを駆動し、ドット列F2を形成する。
【0010】ここで、情報E1は情報E2よりも時間的に先
行した内容、即ちフレームメモリ8上の情報E1が先に描
かれるべき走査線であり、情報E1、E2と感光体4上のド
ット列F1、F2の矢印Cに対する順序が矛盾なく一致し、
正常に画像が形成されることが分かる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例において、回転多面鏡3や感光体4の回転方向に依
存性があり、例えば光学系のレイアウトを変更する場合
に、図12に示すような構成で回転方向を変えると問題
が生ずる。
【0012】図12は回転多面鏡3の回転方向の矢印A
を図8に示すものと逆方向にしたときの構成図を示し、
これに伴い走査方向の矢印B、感光体4の回転方向の矢
印C、記録媒体5の送り方向の矢印Dも全て図8に示す
ものと逆となる。
【0013】図13はこのときの光ビームユニット2の
発光制御についての説明図であり、スポットS2がスポッ
トS1よりも先に進むが、走査開始センサ10からの出力
は図14(a) に示すようになり、スポットS1、S2の区別
はできない。従って、図14(b) に示すように最初の出
力を基準に、ラインバッファ7aの情報E1により発光点
1aを駆動して、感光体4上にドット列F1を形成し、次
の出力を基準にラインバッファ7bの情報E2により、発
光点1bを駆動してドット列F2を形成すると、感光体4
上では各ドット列が走査方向にずれ、更にドット列の順
序の逆転が起こり正常な画像を形成することができな
い。
【0014】これを防ぐために、例えば光ビームユニッ
ト2をビーム出射方向の軸の廻りに180度回転させ、
発光点1a、1bを入れ換えることが考えられるが、こ
の場合には光学系のレイアウト毎に、個別の光ビームユ
ニット2を用意しなければならない。また、光ビームユ
ニット2の調整は非常に精度が要求され、個別に作り分
けるのは困難であり生産上効率的でない。
【0015】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
容易に発光点へのラインバッファの割当てを変更するこ
とができ、単一種類の光ビームユニットを製造するだけ
で種々の光学レイアウトに柔軟に対応することができる
光偏向走査装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る光偏向走査装置は、複数の発光点から
光ビームを発生する光ビーム発生手段と、該光ビーム発
生手段から発生された前記光ビームを偏向走査し走査線
を形成する回転多面鏡と、前記走査線の形成の開始を検
知する走査開始センサと、該走査開始センサからの情報
により前記複数の発光点のそれぞれを制御する発光制御
手段と、該発光制御手段からそれぞれの前記発光点への
制御線の割当てを変更する手段とを有する光偏向走査装
置において、前記制御線の割当てを変更する手段はジャ
ンパセレクタとしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は実施例の構成図を示し、同
時かつ独立に発光制御可能な発光点11a、11bを備
えた光ビームユニット12の出射方向には、回転多面鏡
13が配置され、この回転多面鏡13の反射方向に配置
された感光体14の潜像は、記録媒体15により記録さ
れるようになっている。
【0018】また、発光点11a、11bの出力はそれ
ぞれ発光制御手段16内のジャンパセレクタ17を介し
て、ラインバッファ18a、18bに接続されている。
更に、これらのラインバッファ18a、18bの入力
は、フレームメモリ19、読出制御部20に接続され、
この読出制御部20の入力は、回転多面鏡13の反射方
向に配置された走査開始センサ21に接続されている。
【0019】図2は光ビームユニット12の発光制御に
ついての説明図であり、発光点11a、11bによって
形成されるスポットは、スポットS1、S2の順に走査開始
センサ21を通過する。
【0020】図3(a) は走査開始センサ21の出力のタ
イムチャート図を示し、発光制御手段16は走査開始セ
ンサ21の出力を受け、図3(b) に示すように発光点1
1a、11bを制御する。即ち、読出制御部20の指示
に従い、最初の走査開始センサ21の出力を基準にし
て、フレームメモリ19からラインバッファ18aの情
報E1を入力し、発光点11aを駆動して感光体14上に
ドット列F1を形成する。次に、走査開始センサ21の出
力を基準にして、ラインバッファ18bの情報E2によ
り、発光点11bを駆動しドット列F2を形成する。ここ
で、情報E1、E2の時間的順序と感光体14上のドット列
F1、F2の順序は一致し、正常に画像が形成される。
【0021】図4は同じ光ビームユニット12を使用し
て光学系のレイアウトを変えた場合の構成図を示し、発
光点11a、11bにはジャンパセレクタ17を介して
それぞれラインバッファ18b、18aが接続されてい
る。
【0022】図5はこのときの光ビームユニット12の
発光制御の説明図であり、発光点11a、11bによっ
て形成されるスポットは、スポットS2、S1の順に走査開
始センサ21を通過する。
【0023】図6(a) は走査開始センサ21の出力のタ
イムチャート図を示し、発光制御手段16は走査開始セ
ンサ21の出力を受け、図6(b) に示すように発光点1
1a、11bを制御する。即ち、最初の走査開始センサ
21の出力を基準に、ラインバッファ18aの情報E1に
より発光点11bを駆動してドット列F1を形成し、次の
走査開始センサ21の出力を基準に、ラインバッファ1
8bの情報E2により発光点11aを駆動して、ドット列
F2を形成する。ここで、情報E1、E2の時間的順序と感光
体14上のドット列F1、F2の順序は一致し、正常に画像
が形成される。
【0024】なお、ジャンパセレクタ17はプリント基
板上のパターンとチップ部品で容易に構成することがで
き、例えばプリント基板上であれば実施例のように発光
制御手段16上に設けてもよく、また光ビームユニット
12上に設けてもよい。また、光ビームユニット12に
2個の発光点11a、11bを備えた場合について説明
したが、それ以上の発光点を備えた場合でも同様に適用
することができる。
【0025】このようにして、ジャンパセレクタ17に
よる選択という容易な手段により、発光点11a、11
bへのラインバッファ18a、18bの割当てを変更す
ることができるので、単一種類の光ビームユニット12
を製造するだけで、種々の光学レイアウトに柔軟に対応
することができる。
【0026】図7は参考例の構成図を示し、実施例とほ
ぼ同様の構成であるが、ジャンパセレクタ17の代りに
ロジック回路22によるスイッチが設けられている。発
光点11a、11bのラインバッファ18a、18bの
割当てを変更する手段として、ロジック回路22による
スイッチを設け、これにより極めて容易な手段で、発光
点11a、11bへのラインバッファ18a、18bの
割当てを変更することができる。更に、ロジック回路2
2は発光制御手段16の主な構成部品であるゲートアレ
イ等に容易に内蔵することができ、基板上の面積も必要
とせず、またファームウェアで設定を変更することがで
き、柔軟性があってより好ましい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光偏向
走査装置は、ジャンパセレクトにより容易に複数の発光
点への制御線の割当てを変更することができるため、単
一種類の光ビーム発生手段を製造するだけで、簡単に種
々の光学レイアウトに柔軟に対応することができ、生産
性を向上することができて部品の共通化率を高め、低価
格とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】光ビームユニットの発光制御の説明図である。
【図3】走査開始センサ及び発光制御手段の出力のタイ
ムチャート図である。
【図4】回転方向を変更した場合の構成図である。
【図5】光ビームユニットの発光制御の説明図である。
【図6】走査開始センサ及び発光制御手段の出力のタイ
ムチャート図である。
【図7】参考例の構成図である。
【図8】従来例の構成図である。
【図9】発光点の説明図である。
【図10】光ビームユニットの発光制御の説明図であ
る。
【図11】走査開始センサ及び発光制御手段の出力のタ
イムチャート図である。
【図12】回転方向を変更した場合の構成図である。
【図13】光ビームユニットの発光制御の説明図であ
る。
【図14】走査開始センサ及び発光制御手段の出力のタ
イムチャート図である。
【符号の説明】
11a、11b 発光点 12 光ビームユニット 13 回転多面鏡 14 感光体 15 記録媒体 16 発光制御手段 17 ジャンパセレクタ 18a、18b ラインバッファ 19 フレームメモリ 20 読出制御部 21 走査開始センサ 22 ロジック回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光点から光ビームを発生する光
    ビーム発生手段と、該光ビーム発生手段から発生した
    記光ビームを偏向走査し走査線を形成する回転多面鏡
    と、前記走査線の形成の開始を検知する走査開始センサ
    と、該走査開始センサからの情報により前記複数の発光
    点のそれぞれを制御する発光制御手段と、該発光制御手
    段からそれぞれの前記発光点への制御線の割当てを変更
    する手段とを有する光偏向走査装置において、前記制御
    線の割当てを変更する手段はジャンパセレクタとした
    とを特徴とする光偏向走査装置。
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