JPH1080878A - 液圧式打撃装置 - Google Patents

液圧式打撃装置

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JPH1080878A
JPH1080878A JP23559296A JP23559296A JPH1080878A JP H1080878 A JPH1080878 A JP H1080878A JP 23559296 A JP23559296 A JP 23559296A JP 23559296 A JP23559296 A JP 23559296A JP H1080878 A JPH1080878 A JP H1080878A
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JP
Japan
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valve
port
piston
control
chamber
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JP23559296A
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English (en)
Inventor
Nobuyoshi Fukui
信義 福井
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストロークと空打ちの制御が可能な液圧式打
撃装置の加工、弁の調整を容易にする。 【解決手段】 液圧式打撃装置のシリンダ2には、制御
弁70の切換を行う弁制御室75と弁制御回路31で接
続される弁制御ポート24をピストン1の後進時前室3
と連通する位置、低圧回路と連通する排液ポート25を
弁制御ポート24の後方、ショートストロークポート2
7を弁制御ポート24の前方に設け、ピストン1の前進
時に打撃位置の手前で弁制御ポート24と排液ポート2
5とを連通させ、打撃位置を越えて所定距離前進したと
き弁制御ポート24とショートストロークポート27と
を連通させる連通溝30をピストン1の大径部1Bに設
け、ショートストロークポート27をストローク切換弁
40を介して弁制御回路31と高圧回路5とに切換え連
通可能に設ける。制御弁70とストローク切換弁40を
バルブハウジング7内に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧ブレーカ等
に用いられる液圧式打撃機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液圧式打撃装置として、図12お
よび図13に示すようなものが用いられている。
【0003】ここで、油圧ブレーカBのシリンダ2の中
心部にはピストン1が前後方向へ往復動可能に摺嵌さ
れ、シリンダ2の上部にストローク切換弁40が設けら
れ、シリンダ2上に別体としたバルブハウジング7が設
置され、このバルブハウジング7内に制御弁70が設け
られている。ピストン1の前方にはロッド22が挿着さ
れている。
【0004】この液圧式打撃装置では、ピストン1は、
中央に大径部1B、その前方に小径部1A、後方に小径
部1Cを有し、この径の相違により前室3と後室4とを
形成している。後方の小径部1Cは、前方の小径部1A
より更に径が小さく、従って、ピストン1は後室4側の
受圧面積が前室3側の受圧面積より大である。シリンダ
2には前室3を高圧回路5へ連通させる前室高圧ポート
26と、後室4を制御弁70へ連通させる後室ポート2
9とが設けられている。また、ピストン1が後進したと
き前室4と連通する位置に弁制御ポート24が設けら
れ、この弁制御ポート24の後方に低圧回路8と連通す
る排液ポート25、弁制御ポート24の前方にショート
ストロークポート27が設けられている。
【0005】ピストン1の大径部1Bの外周上には、ピ
ストン1が前進したとき打撃位置の手前で弁制御ポート
24と排液ポート25とを連通させ、且つピストン1が
打撃位置を越えて更に所定距離前進したとき弁制御ポー
ト24とショートストロークポート27とを連通させる
連通溝30が設けられている。
【0006】制御弁70は、バルブハウジング7内にバ
ルブプラグ72を嵌着し、その外周とバルブハウジング
7の内周との間に、弁室73を形成している。この弁室
73内には円筒状の弁体74が摺嵌されており、弁室7
3には、弁体74の前後進切換えを行う弁制御室75
と、高圧回路5と連通して弁体74を前方に付勢する弁
規制室76が設けられ、弁室73の前端部及び後端部は
常時低圧回路8と連通している。また、弁体74には、
後進時に後室4を高圧回路5と連通させる給液孔77
と、前進時に後室4を低圧回路8と連通させる排液孔7
8とが設けられている。
【0007】排液孔78と低圧回路8との間には、後室
4と低圧回路8との連通時における後室4から低圧回路
8への流量を調整してピストン1の後進速度を規制する
ための低圧回路絞り調整弁50が設けられている。
【0008】弁制御ポート24は弁制御室75に弁制御
回路31で接続されている。また、ショートストローク
ポート27は、ストローク切換弁40を介して、弁制御
回路31と高圧回路5とに切換え連通可能に接続されて
いる。ストローク切換弁40はパイロット操作切換弁で
あり、そのパイロットポート41は手動操作弁34を介
して高圧回路5と低圧回路8とに連通される。高圧回路
5と低圧回路8との間には、リリーフ弁60が設けられ
ている。
【0009】この液圧式打撃装置は、図13のようにシ
ョートストロークポート27と高圧回路5とを連通させ
ている場合、制御弁70の弁体74が後方にある状態で
は、後室4が給液孔77を経て高圧回路5と連通されて
いるので、後室4と前室3とは共に高圧となっている。
ピストン1の後室4側の受圧面積は前室3側の受圧面積
より大となっているので、ピストン1は前進する。この
状態では、弁制御ポート24が前室3側に開かれてお
り、排液ポート25はピストン1の大径部1Bで閉じら
れているので、弁制御回路31を介して前室3と連通し
ている弁制御室75は高圧になっている。従って、弁規
制室76と弁制御室75とは共に高圧であり、弁制御室
75側の受圧面積が弁規制室76側の受圧面積より大で
あるから、切換弁7の弁体74は後方に保持されてい
る。
【0010】ピストン1が前進すると、ピストン1の大
径部1Bで弁制御ポート24が閉じられ、やがて打撃位
置の手前で弁制御ポート24と排液ポート25とが連通
溝30で連通するので、弁制御回路31、弁制御室75
が低圧となる。このとき、弁規制室76は高圧のままで
あるから、制御弁70の弁体74は前進する。制御弁7
0の弁体74が前進すると給液孔77が閉じ排液孔78
が開いて、後室4が低圧回路8に連通する。この時、ピ
ストン1の前室3側のみが高圧となっているので、ピス
トン1には後退力が作用する。
【0011】ここで、ロッド22が図12に示すように
所定の打撃位置にあれば、ピストン1は、ロッド22を
打撃して前進を停止し、打撃反力と後退力により後進を
始める。ピストン1が後進して前室3と弁制御ポート2
4とが連通すると、弁制御室75が高圧となり、制御弁
70の弁体74が後進する。ここで後室4が高圧回路5
と連通して高圧となり、受圧面積の差によりピストン1
は制動を受け、後進の運動エネルギーが高圧液の形でア
キュムレータ(図示略)に蓄積される。後進を停止した
ピストン1は再び前進行程に入り、以後同様のサイクル
が繰返される。
【0012】ピストン1の後進速度は、低圧回路絞り調
整弁50を調整することにより規制される。ロッド22
を破砕対象から離したり、破砕対象が破砕されてロッド
22が所定の打撃位置より前方へ抜け出ているときに
は、ピストン1が前進して後室4が低圧となった後も、
後退力よりも慣性力が大きいためピストン1はそのまま
前進する。ピストン1が打撃位置を越えて所定距離前進
し、図13に示す位置に達すると、ショートストローク
ポート27と弁制御ポート24とが連通溝30を介して
連通するため、弁制御室75は高圧となって制御弁70
の弁体74が後進する。そこで、後室4は再度高圧回路
5と連通する。従って、ピストン1は後進に転ずること
なく前進した状態で停止し、空打が防止される。ロッド
22を破砕対象に押しつけて、前方へ抜け出ている位置
から所定の打撃位置に戻せば、ピストン1はロッド22
に押されて打撃位置に戻った後、通常の打撃状態に復帰
する。
【0013】ショートストロークポート27と弁制御回
路31とを連通させている場合、制御弁70の弁体74
が後方にある状態では、後室4が給液孔77を経て高圧
回路5と連通されているので、後室4と前室3とは共に
高圧となっている。ピストン1の後室4側の受圧面積は
前室3側の受圧面積より大となっているので、ピストン
1は前進する。
【0014】ピストン1が前進すると、ピストン1の大
径部1Bで弁制御ポート24とショートストロークポー
ト27とが閉じられ、やがて打撃位置の手前で弁制御ポ
ート24と排液ポート25とが連通溝30で連通するの
で、弁制御回路31、弁制御室75が低圧となる。この
とき、弁規制室76は高圧のままであるから、制御弁7
の弁体74は前進する。制御弁70の弁体74が前進す
ると給液孔77が閉じ排液孔78が開いて、後室4が低
圧回路8に連通する。この時、ピストン1の前室3側の
みが高圧となっているのでピストン1には後退力が作用
する。
【0015】ここで、ロッド22が図12に示すように
所定の打撃位置にあれば、ピストン1は、ロッド22を
打撃して前進を停止し、打撃反力と後退力により後進を
始める。ピストン1が後進して前室3とショートストロ
ークポート27とが連通した段階で、弁制御室75が高
圧となり、制御弁70の弁体74が後進する。ここで後
室4が高圧回路5と連通して高圧となり、受圧面積の差
によりピストン1は後進を停止して再び前進行程にはい
る。このように、前進行程に入るタイミングが早くなる
ので、ピストン1のストロークが短くなる。
【0016】ロッド22が所定の打撃位置より前方へ抜
け出ているときには、ピストン1が前進して後室4が低
圧となった後も、後退力よりも慣性力の方が大きいため
ピストン1はそのまま前進するが、ピストン1が打撃位
置を越えて前進しても、弁制御室75は低圧のままであ
り、制御弁70の弁体74が前進位置に保持されるの
で、やがて慣性力が減衰し後退力が慣性力より大きくな
るとピストン1は制動を受けて後進に転じ空打が継続さ
れる。
【0017】このように、オペレータは手動操作弁34
を操作してストローク切換弁40を切換えることによ
り、破砕対象物の性状や作業の内容に応じて、ストロー
クの長短の選択を行うことができる。
【0018】長ストロークを選択し打撃力を大にしたと
きには空打が防止されるので、油圧ブレーカBや台車の
破損を防止して耐久性を向上させることができ、また、
ロッド22を破砕対象に押しつけ、破砕対象から離すだ
けで自動スタート・自動停止が可能となるので、操作が
容易である。
【0019】法面仕上げ等では、短ストロークを選択す
ることにより、打撃力を小さくし、空打状態で細かな作
業を行うことができる。油圧ブレーカBは、油圧ショベ
ル等の建設車両のブームに取付け、建設車両の油圧源か
ら油圧管路を配管して使用されるが、油圧源の供給油圧
が低圧である場合には、低圧回路絞り調整弁50を調整
して流量を下げ、ピストン1の後進速度を規制して打撃
数を低下させ、圧力を上昇させて打撃力を向上させるこ
とができる。
【0020】油圧源の供給油圧が油圧ブレーカBの所定
の作動油圧より高圧である場合、油圧ブレーカBに過大
な圧力がかかり、フルスロットルで使用すると油圧ブレ
ーカBに故障を生じやすく寿命が短くなる。このような
場合、リリーフ弁60が油圧ブレーカBの作動圧力を適
正に規制するので、油圧ブレーカBの耐久性を向上させ
ることができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記の液圧打撃装置で
は、制御弁70はシリンダ2とは別体としたバルブハウ
ジング7内に設けられている。
【0022】しかし、ストローク切換弁40、低圧回路
絞り調整弁50、及びリリーフ弁60はシリンダ2側の
それぞれ異なった場所に設けられていた。ストローク切
換弁40等をシリンダ2内に設けるには、シリンダ2に
弁用の溝加工、液圧配管用の孔加工をする必要があり、
加工が面倒でコスト高となる。また、多数の弁がそれぞ
れ異なった場所に配置されていると、弁の調整やメンテ
ナンスも困難である。
【0023】この発明は、液圧式打撃装置におけるかか
る問題を解決するものであって、加工が簡単でコストを
低減でき、弁の調整やメンテナンスが容易で、ピストン
のストローク、打撃数、打撃圧、空打ち等の制御をする
ことのできる液圧式打撃装置を提供することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明の液圧式打撃装
置は、シリンダ内に、中央に大径部その前後に小径部を
有するピストンを摺嵌して前室と後室とを形成し、前室
を高圧回路へ連通させる前室高圧ポートと、後室を制御
弁へ連通させる後室ポートとを設け、制御弁の前後進切
換えによって前記後室を低圧回路と高圧回路とに交互に
切換え連通させてピストンを前後進させる液圧式打撃機
構において、前記シリンダ内に、制御弁の前後進切換え
を行う弁制御室に弁制御回路で接続される弁制御ポート
を、ピストンが後進したとき前室と連通する位置に設
け、弁制御ポートの後方に低圧回路と連通する排液ポー
トを設け、弁制御ポートの前方にショートストロークポ
ートを設け、ピストンが前進したとき打撃位置の手前で
弁制御ポートと排液ポートとを連通させ且つピストンが
打撃位置を越えて更に所定距離前進したとき弁制御ポー
トとショートストロークポートとを連通させる連通溝を
ピストンの大径部の外周に設け、前記ショートストロー
クポートをストローク切換弁を介して弁制御回路と高圧
回路とに切換え連通可能に接続した液圧式打撃装置であ
って、前記制御弁とストローク切換弁とをシリンダと別
体のバルブハウジング内に設けている。
【0025】ショートストロークポートが高圧回路と連
通され、弁制御回路との連通が遮断されている状態で
は、液圧式打撃機構は長ストローク即ち打撃力大であ
り、ピストン1が打撃位置を越えて所定距離前進すると
き、弁制御ポートが連通溝でショートストロークポート
と連通されて弁制御回路が高圧となり、制御弁を後進さ
せ後室を高圧としてピストンを前進した状態で停止させ
るので、空打を防止できる。
【0026】ショートストロークポートが弁制御回路と
連通され、高圧回路との連通が遮断されている状態で
は、ピストンの後進時に前室と弁制御室とが弁制御回路
を介して連通し、制御弁を切換えてピストンが前進行程
に入るタイミングが早くなるので、液圧式打撃機構は短
ストローク即ち打撃力小となる。また、ピストンが打撃
位置を越えて所定距離前進しても弁制御回路は低圧のま
まであるから、ピストンはやがて後進に転じ前後進が継
続される。
【0027】ストローク切換弁は、制御弁と共にシリン
ダと別体のバルブハウジング内に設けらるので、シリン
ダの様な大きい部材に弁用の溝加工、液圧配管孔加工を
する必要がなく、小さなバルブハウジングをワークとし
て加工すればよいので、加工が容易で精度を向上させコ
ストを低減できる。また、ストローク切換弁は、シリン
ダ内部でなく外部のバルブハウジングに配置されている
ので、調整やメンテナンスも容易である。
【0028】ストローク切換弁は、シリンダ内部でなく
外部のバルブハウジングに配置されているので、切換え
をスプールの差し替えで行うことも容易である。切換頻
度が少ないような場合には、ストローク切換弁に差し替
え式スプールを設けておけば、手動操作切換弁は不要で
あり、手動操作切換弁からパイロットポートまでの配管
をなくすことができるのでコストが低減される。
【0029】後室と低圧回路との連通時における後室か
ら低圧回路への流量を調整する低圧回路絞り調整弁をバ
ルブハウジング内に設けると、加工が容易となり、ピス
トンの後進速度を規制して打撃数を調整するのもストロ
ーク切換えと同じところでできるので便利である。
【0030】高圧回路の圧力を規制するリリーフ弁もバ
ルブハウジング内に設けると、加工が容易となり、打撃
圧力もストローク、打撃数と同じところで調整できるよ
うになるので便利である。
【0031】リリーフ弁は、差動ピストン形のリリーフ
弁で、作動速度を規制するための絞りを備えたものとす
れば、高圧回路の圧力変動による不安定な作動を防止す
ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
す液圧式打撃装置を用いた油圧ブレーカの縦断面図、図
2は液圧式打撃装置の回路図、図3はバルブハウジング
の平面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図3の
B−B線断面図、図6、図7はストローク切換弁の作動
の説明図、図8、図9は差し替え式スプールを備えたス
トローク切換弁の作用の説明図、図10はリリーフ弁の
作動の説明図、図11はリリーフ弁の差動ピストンの縦
断面図である。
【0033】ここで、油圧ブレーカBのシリンダ2の中
心部にはピストン1が前後方向へ往復動可能に摺嵌さ
れ、シリンダ2上に別体としたバルブハウジング7が設
置されている。このバルブハウジング7内には、制御弁
70とストローク切換弁40と低圧回路絞り調整弁50
とリリーフ弁60とが設けられている。ピストン1の前
方にはロッド22が挿着されている。
【0034】この液圧式打撃装置では、ピストン1は、
中央に大径部1B、その前方に小径部1A、後方に小径
部1Cを有し、この径の相違により前室3と後室4とを
形成している。後方の小径部1Cは、前方の小径部1A
より更に径が小さく、従って、ピストン1は後室4側の
受圧面積が前室3側の受圧面積より大である。シリンダ
2には前室3を高圧回路5へ連通させる前室高圧ポート
26と、後室4を制御弁70へ連通させる後室ポート2
9とが設けられている。また、ピストン1が後進したと
き前室4と連通する位置に弁制御ポート24が設けら
れ、この弁制御ポート24の後方に低圧回路8と連通す
る排液ポート25、弁制御ポート24の前方にショート
ストロークポート27が設けられている。
【0035】ピストン1の大径部1Bの外周上には、ピ
ストン1が前進したとき打撃位置の手前で弁制御ポート
24と排液ポート25とを連通させ、且つピストン1が
打撃位置を越えて更に所定距離前進したとき弁制御ポー
ト24とショートストロークポート27とを連通させる
連通溝30が設けられている。
【0036】制御弁70は、バルブハウジング7内にバ
ルブプラグ72を嵌着し、その外周とバルブハウジング
7の内周との間に、弁室73を形成している。この弁室
73内には円筒状の弁体74が摺嵌されており、弁室7
3には、弁体74の前後進切換えを行う弁制御室75
と、高圧回路5と連通して弁体74を前方に付勢する弁
規制室76が設けられ、弁室73の前端部及び後端部は
常時低圧回路8と連通している。また、弁体74には、
後進時に後室4を高圧回路5と連通させる給液孔77
と、前進時に後室4を低圧回路8と連通させる排液孔7
8とが設けられている。
【0037】排液孔78と低圧回路8との間には、後室
4と低圧回路8との連通時における後室4から低圧回路
8への流量を調整してピストン1の後進速度を規制する
ための低圧回路絞り調整弁50が設けられている。この
低圧回路絞り調整弁50は、スプール形の絞り弁であ
り、バルブハウジング7の上部から流量を調整できる。
【0038】弁制御ポート24は弁制御室75に弁制御
回路31で接続されている。また、ショートストローク
ポート27は、ストローク切換回路32でストローク切
換弁40に接続されている。
【0039】ストローク切換弁40はパイロット操作切
換弁であって、そのパイロットポート41が手動操作弁
34を介して高圧回路5と低圧回路8とに切換え連通さ
れるようになっており、図2のようにパイロットポート
41が低圧回路8と連通しているときには、スプール4
2が図6に示すように下方にあり、高圧回路5とストロ
ーク切換回路32とが連通されている。手動操作弁34
の切換えによって、パイロットポート41が高圧回路5
と連通すると、図7に示すようにスプール42が上方へ
移動してストローク切換回路32と弁制御回路31とが
連通する。
【0040】なお、ストローク切換弁40には、図8お
よび図9に示すような、差し替え式スプール43、44
を用いることもできる。図8の差し替え式スプール43
は弁制御回路31を閉じて高圧回路5とストローク切換
回路32とを連通させ、図9の差し替え式スプール44
は高圧回路5を閉じてストローク切換回路32と弁制御
回路31とを連通させるものであり、差し替え式スプー
ル43、44は、バルブハウジング7の上部から簡単に
差し替えることができる。この場合手動操作弁34は不
要である。
【0041】高圧回路5と低圧回路8との間には、リリ
ーフ弁60が設けられている。このリリーフ弁60は差
動ピストン形のリリーフ弁で、差動ピストン61の段差
部62の受圧面積に作用する圧力とスプリング63の力
とがバランスする機構になっており、差動ピストン61
の上室65と下室66の連通部には、作動速度を規制し
高圧回路の圧力変動による不安定な作動を防止するため
の絞り64が設けられている。
【0042】リリーフ弁60は、バルブハウジング7の
上部から差動ピストン61やスプリング64を入れ替え
ることにより、リリーフ圧力を変更することができる。
この液圧式打撃装置は、図2のようにショートストロー
クポート27と高圧回路5とを連通させている場合、制
御弁70の弁体74が後方にある状態では、後室4が給
液孔77を経て高圧回路5と連通されているので、後室
4と前室3とは共に高圧となっている。ピストン1の後
室4側の受圧面積は前室3側の受圧面積より大となって
いるので、ピストン1は前進する。この状態では、弁制
御ポート24が前室3側に開かれており、排液ポート2
5はピストン1の大径部1Bで閉じられているので、弁
制御回路31を介して前室3と連通している弁制御室7
5は高圧になっている。従って、弁規制室76と弁制御
室75とは共に高圧であり、弁制御室75側の受圧面積
が弁規制室76側の受圧面積より大であるから、切換弁
7の弁体74は後方に保持されている。
【0043】ピストン1が前進すると、ピストン1の大
径部1Bで弁制御ポート24が閉じられ、やがて打撃位
置の手前で弁制御ポート24と排液ポート25とが連通
溝30で連通するので、弁制御回路31、弁制御室75
が低圧となる。このとき、弁規制室76は高圧のままで
あるから、制御弁70の弁体74は前進する。制御弁7
0の弁体74が前進すると給液孔77が閉じ排液孔78
が開いて、後室4が低圧回路8に連通する。この時、ピ
ストン1の前室3側のみが高圧となっているのでピスト
ン1には後退力が作用する。
【0044】ここで、ロッド22が図1に示すように所
定の打撃位置にあれば、ピストン1は、ロッド22を打
撃して前進を停止し、打撃反力と後退力により後進を始
める。ピストン1が後進して前室3と弁制御ポート24
とが連通すると、弁制御室75が高圧となり、制御弁7
0の弁体74が後進する。ここで後室4が高圧回路5と
連通して高圧となり、受圧面積の差によりピストン1は
制動を受け、後進の運動エネルギーが高圧液の形でアキ
ュムレータ(図示略)に蓄積される。後進を停止したピ
ストン1は再び前進行程に入り、以後同様のサイクルが
繰返される。
【0045】ピストン1の後進速度は、低圧回路絞り調
整弁50を調整することにより規制される。ロッド22
を破砕対象から離したり、破砕対象が破砕されてロッド
22が所定の打撃位置より前方へ抜け出ているときに
は、ピストン1が前進して後室4が低圧となった後も、
後退力よりも慣性力の方が大きいためピストン1はその
まま前進する。ピストン1が打撃位置を越えて所定距離
前進し、図2に示す位置に達すると、ショートストロー
クポート27と弁制御ポート24とが連通溝30を介し
て連通するため、弁制御室75は高圧となって制御弁7
0の弁体74が後進する。そこで、後室4は再度高圧回
路5と連通する。従って、ピストン1は後進に転ずるこ
となく前進した状態で停止し、空打が防止される。ロッ
ド22を破砕対象に押しつけて、前方へ抜け出ている位
置から所定の打撃位置に戻せば、ピストン1はロッド2
2に押されて打撃位置に戻った後、通常の打撃状態に復
帰する。
【0046】ショートストロークポート27と弁制御回
路31とを連通させている場合、制御弁70の弁体74
が後方にある状態では、後室4が給液孔77を経て高圧
回路5と連通されているので、後室4と前室3とは共に
高圧となっている。ピストン1の後室4側の受圧面積は
前室3側の受圧面積より大となっているので、ピストン
1は前進する。
【0047】ピストン1が前進すると、ピストン1の大
径部1Bで弁制御ポート24とショートストロークポー
ト27とが閉じられ、やがて打撃位置の手前で弁制御ポ
ート24と排液ポート25とが連通溝30で連通するの
で、弁制御回路31、弁制御室75が低圧となる。この
とき、弁規制室76は高圧のままであるから、制御弁7
の弁体74は前進する。制御弁70の弁体74が前進す
ると給液孔77が閉じ排液孔78が開いて、後室4が低
圧回路8に連通する。この時、ピストン1の前室3側の
みが高圧となっているのでピストン1には後退力が作用
する。
【0048】ここで、ロッド22が図1に示すように所
定の打撃位置にあれば、ピストン1は、ロッド22を打
撃して前進を停止し、打撃反力と後退力により後進を始
める。ピストン1が後進して前室3とショートストロー
クポート27とが連通した段階で、弁制御室75が高圧
となり、制御弁70の弁体74が後進する。ここで後室
4が高圧回路5と連通して高圧となり、受圧面積の差に
よりピストン1は後進を停止して再び前進行程にはい
る。このように、前進行程に入るタイミングが早くなる
ので、ピストン1のストロークが短くなる。
【0049】ロッド22が所定の打撃位置より前方へ抜
け出ているときには、ピストン1が前進して後室4が低
圧となった後も、後退力よりも慣性力の方が大きいため
ピストン1はそのまま前進するが、ピストン1が打撃位
置を越えて前進しても、弁制御室75は低圧のままであ
り、制御弁70の弁体74が前進位置に保持されるの
で、やがて、慣性力が減衰し後退力が慣性力より大きく
なるとピストン1は制動を受けて後進に転じ空打が継続
される。
【0050】このように、オペレータは手動操作弁34
を操作して、あるいは差し替え式スプール43、44を
差し替えて、ストローク切換弁40を切換えることによ
り、破砕対象物の性状や作業の内容に応じて、ストロー
クの長短の選択を行うことができる。
【0051】長ストロークを選択し打撃力を大にしたと
きには空打が防止されるので、油圧ブレーカBや台車の
破損を防止して耐久性を向上させることができ、また、
ロッド22を破砕対象に押しつけ、破砕対象から離すだ
けで自動スタート・自動停止が可能となるので、操作が
容易である。
【0052】法面仕上げ等では、短ストロークを選択す
ることにより、打撃力を小さくし、空打状態で細かな作
業を行うことができる。油圧ブレーカBは、油圧ショベ
ル等の建設車両のブームに取付け、建設車両の油圧源か
ら油圧管路を配管して使用されるが、油圧源の供給油圧
が低圧である場合には、低圧回路絞り調整弁50を調整
して流量を下げ、ピストン1の後進速度を規制して打撃
数を低下させ、圧力を上昇させて打撃力を向上させるこ
とができる。
【0053】油圧源の供給油圧が油圧ブレーカBの所定
の作動油圧より高圧である場合、油圧ブレーカBに過大
な圧力がかかり、フルスロットルで使用すると油圧ブレ
ーカBに故障を生じやすく寿命が短くなる。このような
場合、リリーフ弁60が油圧ブレーカBの作動圧力を適
正に規制するので、油圧ブレーカBの耐久性を向上させ
ることができる。
【0054】ストローク切換弁40は、制御弁70と共
にシリンダ2と別体のバルブハウジング7内に設けらる
ので、シリンダ2の様な大きい部材に弁用の溝加工、液
圧配管孔加工をする必要がなく、小さなバルブハウジン
グ7をワークとして加工すればよいので、加工が容易で
精度を向上させコストを低減できる。また、ストローク
切換弁40は、シリンダ2内部でなく外部のバルブハウ
ジング7に配置されているので、調整やメンテナンスも
容易である。
【0055】ストローク切換弁40は、シリンダ内部で
なく外部のバルブハウジングに配置されているので、切
換えをスプールの差し替えで行うことも容易である。切
換頻度が少ない作業条件下では、ストローク切換弁40
が差し替え式スプール43、44を備えていれば、手動
操作切換弁43が不要となり、手動操作切換弁43から
パイロットポート41までの配管をなくすことができコ
ストが低減される。
【0056】低圧回路絞り調整弁50もバルブハウジン
グ7内に設けられているので、加工が容易となり、流量
を調整しピストンの後進速度を規制して打撃数を変更す
るのもストローク切換えと同じところでできる。
【0057】高圧回路5の圧力を規制するリリーフ弁6
0もバルブハウジング7内に設けられているので加工が
容易となり、打撃圧力もストローク、打撃数と同じとこ
ろで調整できる。
【0058】リリーフ弁60は、差動ピストン形のリリ
ーフ弁で、作動速度を規制するための絞り64を備えて
いるので、高圧回路5の圧力変動による不安定な作動を
防止することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液圧打撃
装置では、オペレータがストロークの長短の選択を行う
ことにより、長ストロークを選択し打撃力を大にしたと
きには空打を防止し、短ストロークを選択し打撃力を小
にしたときには空打を可能とすることができる。
【0060】ストローク切換弁は、制御弁と共にシリン
ダと別体のバルブハウジング内に設けらるので、シリン
ダの様な大きい部材に弁用の溝加工、液圧配管孔加工を
する必要がなく、小さなバルブハウジングをワークとし
て加工すればよいので、加工が容易で精度を向上させコ
ストを低減できる。また、ストローク切換弁は、シリン
ダ内部でなく外部のバルブハウジングに配置されている
ので、調整やメンテナンスも容易である。
【0061】ストローク切換弁は、シリンダ内部でなく
外部のバルブハウジングに配置されているので、切換え
をスプールの差し替えで行うことも容易である。ストロ
ーク切換弁に差し替え式スプールを使用すれば、手動操
作切換弁が不要となり、手動操作切換弁からパイロット
ポートまでの配管をなくすことができコストが低減され
る。
【0062】低圧回路絞り調整弁をバルブハウジング内
に設けると、加工が容易となり、ピストンの後進速度を
規制して打撃数を調整する場合、ストローク切換えと同
じところで行うことができる。
【0063】高圧回路の圧力を規制するリリーフ弁もバ
ルブハウジング内に設けると、加工が容易となり、打撃
圧力もストローク、打撃数と同じところで調整できるよ
うになる。
【0064】リリーフ弁は、差動ピストン形のリリーフ
弁で作動速度を規制するための絞りを備えたものとすれ
ば、高圧回路の圧力変動による不安定な作動を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す液圧式打撃装置を
用いた油圧ブレーカの縦断面図である。
【図2】液圧式打撃装置の回路図である。
【図3】バルブハウジングの平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】ストローク切換弁の作動の説明図である。
【図7】ストローク切換弁の作動の説明図である。
【図8】差し替え式スプールを備えたストローク切換弁
の作用の説明図である。
【図9】差し替え式スプールを備えたストローク切換弁
の作用の説明図である。
【図10】リリーフ弁の作動の説明図である。
【図11】リリーフ弁の差動ピストンの縦断面図であ
る。
【図12】従来の液圧式打撃装置を用いた油圧ブレーカ
の縦断面図である。
【図13】従来の液圧式打撃装置の回路図である。
【符号の説明】
1 ピストン 1A、1C 小径部 1B 大径部 2 シリンダ 3 前室 4 後室 5 高圧回路 7 バルブハウジング 8 低圧回路 22 ロッド 24 弁制御ポート 25 排液ポート 26 前室高圧ポート 27 ショートストロークポート 29 後室ポート 30 連通溝 31 弁制御回路 32 ストローク切換回路 34 手動操作弁 40 ストローク切換弁 41 パイロットポート 42 スプール 43 差し替え式スプール 44 差し替え式スプール 50 低圧回路絞り調整弁 60 リリーフ弁 61 差動ピストン 62 段差部 63 スプリング 64 絞り 70 制御弁 73 弁室 74 弁体 75 弁制御室 76 弁規制室 77 給液孔 78 排液孔 B 油圧ブレーカ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内に、中央に大径部その前後に
    小径部を有するピストンを摺嵌して前室と後室とを形成
    し、前室を高圧回路へ連通させる前室高圧ポートと、後
    室を制御弁へ連通させる後室ポートとを設け、制御弁の
    前後進切換えによって前記後室を低圧回路と高圧回路と
    に交互に切換え連通させてピストンを前後進させる液圧
    式打撃機構において、前記シリンダ内には、制御弁の前
    後進切換えを行う弁制御室に弁制御回路で接続される弁
    制御ポートを、ピストンが後進したとき前室と連通する
    位置に設け、弁制御ポートの後方に低圧回路と連通する
    排液ポートを設け、弁制御ポートの前方にショートスト
    ロークポートを設け、ピストンが前進したとき打撃位置
    の手前で弁制御ポートと排液ポートとを連通させ且つピ
    ストンが打撃位置を越えて更に所定距離前進したとき弁
    制御ポートとショートストロークポートとを連通させる
    連通溝をピストンの大径部の外周に設け、前記ショート
    ストロークポートをストローク切換弁を介して弁制御回
    路と高圧回路とに切換え連通可能に接続した液圧式打撃
    装置であって、前記制御弁とストローク切換弁とをシリ
    ンダと別体のバルブハウジング内に設けたことを特徴と
    する液圧式打撃装置。
  2. 【請求項2】 ストローク切換弁に差し替え式スプール
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の液圧式打撃装
    置。
  3. 【請求項3】 後室と低圧回路との連通時における後室
    から低圧回路への流量を調整する低圧回路絞り調整弁を
    バルブハウジング内に設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の液圧式打撃装置。
  4. 【請求項4】 高圧回路の圧力を規制するリリーフ弁を
    バルブハウジング内に設けたことを特徴とする請求項
    1、請求項2、または請求項3記載の液圧式打撃装置。
  5. 【請求項5】 リリーフ弁が、差動ピストン形のリリー
    フ弁であって、作動速度を規制するための絞りを備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の液圧式打撃装置。
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