JP3672978B2 - 液圧式打撃機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、油圧ブレーカ等に用いられる液圧式打撃機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液圧式打撃機構として、図4に示すように、中央に大径部1Bその前後に小径部1A、1Cを有するピストン1をシリンダ2内に摺嵌して前室3と後室4とを形成し、前室3を高圧回路5へ連通させる前室高圧ポート6と、制御弁7の前後進切換えにより後室4を高圧回路5と低圧回路8とへそれぞれ連通させる後室高圧ポート9と後室低圧ポート10とを設け、制御弁7の前後進切換えを行う弁制御室11に弁制御回路12で接続される弁前進制御ポート13を、ピストン1が後進したとき前室3と連通する位置に設け、その後方に所定距離離隔して弁制御室11に弁制御回路12で接続される弁後進制御ポート14と、低圧回路8に連通される排液ポート15とを設け、ピストン1が前進したとき弁後進制御ポート14と排液ポート15とを連通させる排液溝16をピストン1の大径部1Bの外周に設けたものが用いられている。
【0003】
図4の液圧式打撃機構では、シリンダ1にバルブプラグ17を嵌着して、バルブプラグ17の外周とシリンダ1の内周との間に、ピストン1と同心状の弁室18を形成し、この弁室18に円筒状の制御弁7を摺嵌している。弁室18には、高圧回路5と連通して制御弁7を後方に付勢する弁規制室19が設けられ、弁室18の前端部及び後端部は常時低圧回路8と連通している。
【0004】
この液圧式打撃機構は、制御弁7が前方にある状態では、後室4が給液孔20で後室高圧ポート9と連通されているので、後室4と前室3とは共に高圧回路5と連通する。ピストン1の後室4側の受圧面積は前室3側の受圧面積より大となっているので、ピストン1は前進する。この状態では、弁前進制御ポート13が前室3側に開かれており、弁後進制御ポート14はピストン1の大径部1Bで閉じられているので、弁制御回路12を介して前室3と連通している弁制御室11は高圧になっている。従って、弁規制室19と弁制御室11とは共に高圧であり、弁制御室11側の受圧面積が弁規制室19側の受圧面積より大となっているので、制御弁7は前方に保持されている。
【0005】
ピストン1が前進すると、ピストン1の大径部1Bで弁前進制御ポート13が閉じられ、弁後進制御ポート14が排液溝16を介して排液ポート15と連通するので、弁制御回路12、弁制御室11が低圧となる。このとき、弁規制室19は高圧のままであるから、制御弁7は後進する。制御弁7が後進すると給液孔20が閉じ排液孔21が開いて、後室4が後室低圧ポート10を経て低圧回路8に連通する。前進したピストン1は、ロッド22の後端を打撃して前進を停止し、後室4が低圧となっているため後進を開始する。
【0006】
ピストン1が後進すると、弁前進制御ポート13が前室3側に開かれ、弁後進制御ポート14がピストン1の大径部1Bで閉じられるので、弁制御回路12を介して前室3と連通した弁制御室11は再び高圧となって制御弁7が前進する。制御弁7が前進すると、後室4が後室高圧ポート9を経て高圧回路5と連通し、後室4の圧力が上昇して、慣性により後進を続けようとするピストン1は制動を受け、後進の運動エネルギーが高圧液の形でアキュムレータ(図示略)に蓄積される。後進を停止したピストン1は再び前進行程に入り、以後同様のサイクルが繰返される。
【0007】
また、この液圧式打撃機構には、掘さくする岩盤の岩質の変化や掘削工法の相違に対応して、打撃力、打撃数を変更することができるように、弁前進制御ポート13の前方に所定距離離隔して弁制御回路12と接続される開閉可能なショートストロークポート23を設けたストローク可変式のものがある。ショートストロークポート23を開の状態にすると、ピストン1が後進するとき、弁前進制御ポート13が前室3側に開かれるより早く、ショートストロークポート23が前室3側に開かれて、前室3と弁制御室11とが弁制御回路12を介して連通し、制御弁7が前進してピストン1が前進行程に入るタイミングが早くなるので、ピストン1のストロークが短くなり、打撃数が増加して打撃力が小さくなる。ショートストロークポート23を閉の状態にすると、ピストン1のストロークは正常なストロークに戻り、打撃数が減少し打撃力が大きくなる。
【0008】
このような液圧式打撃機構は、ロッド22を破砕対象から離したときや、或いは破砕対象が破砕されたときにピストン1がロッド22を打撃しないで前後進運動を継続する空打の状態となる。打撃力が大きいとき空打が行われると、液圧式打撃機構それ自体ばかりでなく、それを用いた油圧ブレーカ等を搭載する台車や油圧回路を損傷し、耐久性が低下する。
そこで、上記の液圧式打撃機構に、ピストン1が打撃位置を越えて所定距離前進したとき、後室4を排液ポート15と連通させる排液路と、前室高圧ポート6を排液溝16を介して弁前進制御ポート13と連通させる連絡路とを設けることにより、ロッド22を破砕対象に押しつけると自動的に打撃が開始され、ロッド22を破砕対象から離したとき、或いは破砕対象が破砕されたとき自動的に打撃が停止するようにした空打防止式のものも提案されている(特開平4−300172号参照)。連絡路を開閉可能とすれば、空打可能状態と、空打防止状態とは選択切換できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
一般に油圧ブレーカ等を用いて作業を行う場合、液圧式打撃機構を長ストローク即ち打撃力大とするときには空打防止が必要であり、液圧式打撃機構を短ストローク即ち打撃力小とするときには空打可能状態とする。
しかし、液圧式打撃機構をストローク可変とし、さらに空打防止を選択可能にする場合には、ショートストロークポート23の開閉を選択するための選択手段、及び前室高圧ポート6を弁前進制御ポート13と連通させる連絡路の開閉を選択するための選択手段が必要となるため、構造が複雑となる。
【0010】
また、これを操作する際には、オペレータは長ストローク・空打可能、長ストローク・空打防止、短ストローク・空打可能、短ストローク・空打防止の4通りの選択可能なモードの中から1つの作業モードを選択しなければならず操作も面倒である。
この発明は、オペレータがストロークの長短の選択を行うだけで、長ストロークを選択したときには空打防止機能が働いて自動スタート・自動停止が可能となり、短ストロークを選択したときには空打可能となる液圧式打撃機構を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明では、シリンダ内に、中央に大径部その前後に小径部を有するピストンを摺嵌して前室と後室とを形成し、前室を高圧回路へ連通させる前室高圧ポートと、後室を制御弁へ連通させる後室ポートとを設け、制御弁の前後進切換えによって前記後室を低圧回路と高圧回路とに交互に切換え連通させてピストンを前後進させる液圧式打撃機構において、制御弁の前後進切換えを行う弁制御室に弁制御回路で接続される弁制御ポートを、ピストンが後進したとき前室と連通する位置に設け、弁制御ポートの後方に低圧回路と連通する排液ポートを設け、弁制御ポートの前方にショートストロークポートを設け、ピストンが前進したとき打撃位置の手前で弁制御ポートと排液ポートとを連通させ、ピストンが打撃位置を越えて更に所定距離前進したとき弁制御ポートとショートストロークポートとを連通させる連通溝をピストンの大径部の外周に設け、前記ショートストロークポートをストローク切換弁を介して、弁制御回路と高圧回路とに切換え連通可能に接続することにより液圧式打撃機構の上記課題を解決している。
【0012】
ショートストロークポートが高圧回路と連通され、弁制御回路との連通が遮断されている状態では、液圧式打撃機構は長ストローク即ち打撃力大であり、ピストンが打撃位置を越えて所定距離前進するとき、弁制御ポートが連通溝でショートストロークポートと連通されて弁制御回路が高圧となり、制御弁を後進させ後室を高圧としてピストン前進した状態で停止させるので、空打を防止できる。
【0013】
ショートストロークポートが弁制御回路と連通され、高圧回路との連通が遮断されている状態では、ピストンの後進時に前室と弁制御室とが弁制御回路を介して連通し、制御弁を切換えてピストンが前進行程に入るタイミングが早くなるので、液圧式打撃機構は短ストローク即ち打撃力小となる。また、ピストンが打撃位置を越えて所定距離前進しても弁制御回路は低圧のままであるから、ピストンはやがて後進に転じ前後進が継続される。
ストローク切換弁を切換える手動操作弁をオペレータキャビン内に設けると、オペレータが液圧式打撃機構の空打可能状態と空打防止状態の切換えのため、液圧式打撃機構のところまで足を運ぶ必要がない。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態を示す液圧式打撃機構を用いた油圧ブレーカの縦断面図、図2は液圧式打撃機構の回路図、図3はストローク切換弁の配置状態を示すシリンダの断面図である。
ここで、油圧ブレーカBのシリンダ2内にはピストン1が前後方向へ往復動可能に摺嵌され、シリンダ2の上部に制御弁70とストローク切換弁32とが設けられている。ピストン1の前方にはロッド22が挿着されている。
【0015】
ピストン1は、中央に大径部1B、その前方に小径部1A、後方に小径部1Cを有し、この径の相違により前室3と後室4とを形成している。後方の小径部1Cは、前方の小径部1Aより更に径が小さく、従って、ピストン1は後室4側の受圧面積が前室3側の受圧面積より大である。シリンダ2には前室3を高圧回路5へ連通させる前室高圧ポート26と、後室4を制御弁70へ連通させる後室ポート29とが設けられている。また、ピストン1が後進したとき前室4と連通する位置に弁制御ポート24が設けられ、この弁制御ポート24の後方に低圧回路8と連通する排液ポート25、弁制御ポート24の前方にショートストロークポート27が設けられている。
【0016】
ピストン1の大径部1Bの外周上には、ピストン1が前進したとき打撃位置の手前で弁制御ポート24と排液ポート25とを連通させ、ピストン1が打撃位置を越えて更に所定距離前進したとき弁制御ポート24とショートストロークポート27とを連通させる連通溝30が設けられている。
制御弁70は、バルブハウジング71内にバルブプラグ72が嵌着され、その外周とバルブハウジング71の内周との間に、弁室73を形成している。この弁室73内には円筒状の弁体74が摺嵌されており、弁室73には、弁体74の前後進切換えを行う弁制御室75と、高圧回路5と連通して弁体74を前方に付勢する弁規制室76が設けられ、弁室73の前端部及び後端部は常時低圧回路8と連通している。また、弁体74には、後進時に後室4を高圧回路5と連通させる給液孔77と、前進時に後室4を低圧回路8と連通させる排液孔78とが設けられている。
【0017】
弁制御ポート24は弁制御室75に弁制御回路31で接続されている。また、ショートストロークポート27は、ストローク切換弁32を介して、弁制御回路31と高圧回路5とに切換え連通可能に接続されている。ストローク切換弁32はパイロット操作切換弁であり、そのパイロットポート33は手動操作弁34を介して高圧回路5と低圧回路8とに連通される。
【0018】
この液圧式打撃機構は、図2のようにショートストロークポート27と高圧回路5とを連通させている場合、制御弁70の弁体74が後方にある状態では、後室4が給液孔77を経て高圧回路5と連通されているので、後室4と前室3とは共に高圧となっている。ピストン1の後室4側の受圧面積は前室3側の受圧面積より大となっているので、ピストン1は前進する。この状態では、弁制御ポート24が前室3側に開かれており、排液ポート25はピストン1の大径部1Bで閉じられているので、弁制御回路31を介して前室3と連通している弁制御室75は高圧になっている。従って、弁規制室76と弁制御室75とは共に高圧であり、弁制御室75側の受圧面積が弁規制室76側の受圧面積より大であるから、切換弁7の弁体74は後方に保持されている。
【0019】
ピストン1が前進すると、ピストン1の大径部1Bで弁制御ポート24が閉じられ、やがて打撃位置の手前で弁制御ポート24と排液ポート25とが連通溝30で連通するので、弁制御回路31、弁制御室75が低圧となる。このとき、弁規制室76は高圧のままであるから、制御弁7の弁体74は前進する。制御弁70の弁体74が前進すると給液孔77が閉じ排液孔78が開いて、後室4が低圧回路8に連通する。
【0020】
ここで、ロッド22が図1に示すように所定の打撃位置にあれば、ピストン1は、ロッド22を打撃して前進を停止し、後進を始める。ピストン1が後進して前室3と弁制御ポート24とが連通すると、弁制御室75が高圧となり、制御弁70の弁体74が後進する。ここで後室4が高圧回路5と連通して高圧となり、慣性により後進を続けようとするピストン1は制動を受け、後進の運動エネルギーが高圧液の形でアキュムレータ(図示略)に蓄積される。後進を停止したピストン1は再び前進行程に入り、以後同様のサイクルが繰返される。
【0021】
ロッド22を破砕対象から離したり、破砕対象が破砕されてロッド22が所定の打撃位置より前方へ抜け出ているときには、ピストン1が前進して後室4が低圧となった後も、ピストン1は慣性によってそのまま前進する。ピストン1が打撃位置を越えて所定距離前進し、図2に示す位置に達すると、ショートストロークポート27と弁制御ポート24とが連通溝30を介して連通するため、弁制御室75は高圧となって制御弁70の弁体74が後進する。そこで、後室4は再度高圧回路5と連通する。従って、ピストン1は後進に転ずることなく前進し、後室4と排液ポート25が連通し高圧回路5と低圧回路8が連通してピストン1に高圧液が全く作用しなくなり作動を停止し、空打が防止される。ロッド22を破砕対象に押しつけて、前方へ抜け出ている位置から所定の打撃位置に戻せば、ピストン1はロッド22に押されて打撃位置に戻った後、通常の打撃状態に復帰する。
【0022】
ショートストロークポート27と弁制御回路31とを連通させている場合、制御弁70の弁体74が後方にある状態では、後室4が給液孔77を経て高圧回路5と連通されているので、後室4と前室3とは共に高圧となっている。ピストン1の後室4側の受圧面積は前室3側の受圧面積より大となっているので、ピストン1は前進する。
【0023】
ピストン1が前進すると、ピストン1の大径部1Bで弁制御ポート24とショートストロークポート27とが閉じられ、やがて打撃位置の手前で弁制御ポート24と排液ポート25とが連通溝30で連通するので、弁制御回路31、弁制御室75が低圧となる。このとき、弁規制室76は高圧のままであるから、制御弁7の弁体74は前進する。制御弁70の弁体74が前進すると給液孔77が閉じ排液孔78が開いて、後室4が低圧回路8に連通する。
【0024】
ここで、ロッド22が図1に示すように所定の打撃位置にあれば、ピストン1は、ロッド22を打撃して前進を停止し、後進を始める。ピストン1が後進して前室3とショートストロークポート27とが連通した段階で、弁制御室75が高圧となり、制御弁70の弁体74が後進する。ここで後室4が高圧回路5と連通して高圧となり、ピストン1は後進を停止して再び前進行程にはいる。このように、前進行程に入るタイミングが早くなるので、ピストン1のストロークが短くなる。
【0025】
ロッド22が所定の打撃位置より前方へ抜け出ているときには、ピストン1が前進して後室4が低圧となった後も、ピストン1は慣性によってそのまま前進するが、ピストン1が打撃位置を越えて前進しても、弁制御室75は低圧のままであり、制御弁70の弁体74が前進位置に保持されるので、ピストン1は制動を受けて後進に転じ空打が継続される。
【0026】
このように、オペレータは手動操作弁34の操作により、破砕対象物の性状や作業の内容に応じて、ストロークの長短の選択を行うことができる。ストローク切換弁32の切換操作を行う手動操作弁34は、油圧ブレーカBを搭載した台車のオペレータキャビンに設けておけば、オペレータは、油圧ブレーカの空打可能状態と空打防止状態の切換えのため、油圧ブレーカのところまで足を運ぶ必要はない。
【0027】
長ストロークを選択し打撃力を大にしたときには空打が防止されるので、油圧ブレーカBや台車の破損を防止して耐久性を向上させることができ、また、ロッド22を破砕対象に押しつけ、破砕対象から離すだけで自動スタート・自動停止が可能となるので、操作が容易である。
法面仕上げ等では、短ストロークを選択することにより、打撃力を小さくし、空打状態で細かな作業を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の液圧打撃機構では、オペレータがストロークの長短の選択を行うことにより、長ストロークを選択し打撃力を大にしたときには空打を防止し、短ストロークを選択し打撃力を小にしたときには空打を可能とすることができる。ストローク切換弁の切換操作を行う手動操作弁は、液圧式打撃機構を搭載した台車のオペレータキャビンに設けておけば、オペレータは液圧式打撃機構の空打可能状態と空打防止状態の切換えのため液圧式打撃機構のところまで足を運ぶ必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態を示す液圧式打撃機構を用いた油圧ブレーカの縦断面図である。
【図2】液圧式打撃機構の回路図である。
【図3】ストローク切換弁の配置状態を示すシリンダの断面図である。
【図4】従来の液圧式打撃機構の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ピストン
1A、1C 小径部
1B 大径部
2 シリンダ
3 前室
4 後室
5 高圧回路
8 低圧回路
22 ロッド
24 弁制御ポート
25 排液ポート
26 前室高圧ポート
27 ショートストロークポート
29 後室ポート
30 連通溝
31 弁制御回路
32 ストローク切換弁
34 手動操作弁
70 制御弁
71 バルブハウジング
74 弁体
75 弁制御室
76 弁規制室
77 給液孔
78 排液孔
B 油圧ブレーカ

Claims (2)

  1. シリンダ内に、中央に大径部その前後に小径部を有するピストンを摺嵌して前室と後室とを形成し、前室を高圧回路へ連通させる前室高圧ポートと、後室を制御弁へ連通させる後室ポートとを設け、制御弁の前後進切換えによって前記後室を低圧回路と高圧回路とに交互に切換え連通させてピストンを前後進させる液圧式打撃機構であって、制御弁の前後進切換えを行う弁制御室に弁制御回路で接続される弁制御ポートを、ピストンが後進したとき前室と連通する位置に設け、弁制御ポートの後方に低圧回路と連通する排液ポートを設け、弁制御ポートの前方にショートストロークポートを設け、ピストンが前進したとき打撃位置の手前で弁制御ポートと排液ポートとを連通させピストンが打撃位置を越えて更に所定距離前進したとき弁制御ポートとショートストロークポートとを連通させる連通溝をピストンの大径部の外周に設け、前記ショートストロークポートをストローク切換弁を介して弁制御回路と高圧回路とに切換え連通可能に接続したことを特徴とする液圧式打撃機構。
  2. ストローク切換弁を切換える手動操作弁をオペレータキャビン内に設けたことを特徴とする請求項1記載の液圧式打撃機構。
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