JPS62861Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62861Y2 JPS62861Y2 JP8301582U JP8301582U JPS62861Y2 JP S62861 Y2 JPS62861 Y2 JP S62861Y2 JP 8301582 U JP8301582 U JP 8301582U JP 8301582 U JP8301582 U JP 8301582U JP S62861 Y2 JPS62861 Y2 JP S62861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- valve member
- chamber
- cylinder body
- rear chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、油圧力を利用してピストンの往復運
動を生じさせ、打撃力を発生させるための油圧式
打撃装置に関する。
動を生じさせ、打撃力を発生させるための油圧式
打撃装置に関する。
この種の油圧式打撃装置は、油圧供給口に油圧
を供給することにより、ピストンの後退及び打撃
のための前進を反復的に行なわせるようにするた
め、ピストンの前後の室への油圧の切換えを自動
的に行なう構成が必要であり、その一例として特
公昭54−33623号公報に記載された装置がある。
しかし、この公知の装置は、切換弁を切換制御す
るために、つまり打撃目的以外に油を必要とし、
またピストン作動室への油圧供給の切換えのため
に複雑な油通路を必要とし、かつ切換弁の運動の
制御のために該切換弁内部に逆止弁をも必要とす
る。
を供給することにより、ピストンの後退及び打撃
のための前進を反復的に行なわせるようにするた
め、ピストンの前後の室への油圧の切換えを自動
的に行なう構成が必要であり、その一例として特
公昭54−33623号公報に記載された装置がある。
しかし、この公知の装置は、切換弁を切換制御す
るために、つまり打撃目的以外に油を必要とし、
またピストン作動室への油圧供給の切換えのため
に複雑な油通路を必要とし、かつ切換弁の運動の
制御のために該切換弁内部に逆止弁をも必要とす
る。
本考案は、油圧式打撃装置における上述の問題
を解消し、打撃用以外の油の使用をなくしもつて
打撃効率を高め、しかも構造簡単で作動確実な油
圧式打撃装置を提供することを目的とする。
を解消し、打撃用以外の油の使用をなくしもつて
打撃効率を高め、しかも構造簡単で作動確実な油
圧式打撃装置を提供することを目的とする。
すなわち、本考案による油圧式打撃装置は、シ
リンダボデイ内に、該シリンダボデイ内部を前室
と後室とに仕切る大径部と該大径部から前方に延
びて打撃部を構成する小径部とからなるピストン
を摺動自在に配置し、前記ピストンの後方に位置
する前記後室内には、バルブ部材を摺動自在に配
置し、前記バルブ部材は前記ピストンに向つて付
勢し、前記シリンダボデイには前室に油圧を供給
する給油口と、前記ピストンの前進位置で後室に
開口しピストンの後退位置で該ピストンにより閉
じられる排油口とを形成し、前室と後室の間に
は、一端がピストンの後退位置で前室に開口しピ
ストンの前進及び中間位置で該ピストンにより閉
じられ、他端が前記バルブ部材の後退位置で後室
に開口し前進位置で該バルブ部材により閉じられ
る連通路を形成したことを特徴とする。バルブ部
材の付勢手段としては、バネ又は圧縮性気体を該
バルブ部材の背後の室に封入すればよく、シリン
ダボデイは、給排油口と連通路とを設けるだけで
よく、その構造は従来のものに比して大巾に簡単
になる。
リンダボデイ内に、該シリンダボデイ内部を前室
と後室とに仕切る大径部と該大径部から前方に延
びて打撃部を構成する小径部とからなるピストン
を摺動自在に配置し、前記ピストンの後方に位置
する前記後室内には、バルブ部材を摺動自在に配
置し、前記バルブ部材は前記ピストンに向つて付
勢し、前記シリンダボデイには前室に油圧を供給
する給油口と、前記ピストンの前進位置で後室に
開口しピストンの後退位置で該ピストンにより閉
じられる排油口とを形成し、前室と後室の間に
は、一端がピストンの後退位置で前室に開口しピ
ストンの前進及び中間位置で該ピストンにより閉
じられ、他端が前記バルブ部材の後退位置で後室
に開口し前進位置で該バルブ部材により閉じられ
る連通路を形成したことを特徴とする。バルブ部
材の付勢手段としては、バネ又は圧縮性気体を該
バルブ部材の背後の室に封入すればよく、シリン
ダボデイは、給排油口と連通路とを設けるだけで
よく、その構造は従来のものに比して大巾に簡単
になる。
以下、本考案の実施例を図について説明する
と、打撃装置を構成するシリンダボデイ1にはシ
リンダボア2が形成される。シリンダボデイ1内
に配置される打撃ピストン3は、シリンダボア2
内を摺動する大径部3aと該大径部3aから前方
に前壁1aを貫通して突出する小径部3bとから
なり、シリンダボア2は、ピストン大径部3aの
前方すなわち小径部3b側の前室4と、反対側の
後室5とに仕切られる。後室5内には、バルブ部
材6が摺動自在に配置され、バルブ部材6の背後
の室7には圧縮気体が封入されて該バルブ部材6
をピストン3の方向に付勢する。
と、打撃装置を構成するシリンダボデイ1にはシ
リンダボア2が形成される。シリンダボデイ1内
に配置される打撃ピストン3は、シリンダボア2
内を摺動する大径部3aと該大径部3aから前方
に前壁1aを貫通して突出する小径部3bとから
なり、シリンダボア2は、ピストン大径部3aの
前方すなわち小径部3b側の前室4と、反対側の
後室5とに仕切られる。後室5内には、バルブ部
材6が摺動自在に配置され、バルブ部材6の背後
の室7には圧縮気体が封入されて該バルブ部材6
をピストン3の方向に付勢する。
シリンダボデイ1内の前室4には、その前端付
近に給油口8が形成され、この給油口8はアキユ
ムレータ9を有する給油路10により油圧源に接
続されている。また、シリンダボデイ1には、ピ
ストン3の前進位置で後室5に開口し、中間及び
後退位置で閉じられる排油口11が形成されてい
る。さらに、シリンダボデイ1には前後室間の連
通路12が形成され、この連通路12は、一端1
2aがピストン3の後退位置で前室4に開口し、
前進位置で該ピストン3の大径部3aにより閉じ
られる位置に形成され、他端12bがバルブ部材
6の後退位置で後室5に開口し、前進及び中間位
置で該バルブ部材6により閉じられる位置に形成
されている。
近に給油口8が形成され、この給油口8はアキユ
ムレータ9を有する給油路10により油圧源に接
続されている。また、シリンダボデイ1には、ピ
ストン3の前進位置で後室5に開口し、中間及び
後退位置で閉じられる排油口11が形成されてい
る。さらに、シリンダボデイ1には前後室間の連
通路12が形成され、この連通路12は、一端1
2aがピストン3の後退位置で前室4に開口し、
前進位置で該ピストン3の大径部3aにより閉じ
られる位置に形成され、他端12bがバルブ部材
6の後退位置で後室5に開口し、前進及び中間位
置で該バルブ部材6により閉じられる位置に形成
されている。
第1図に示すピストン3及びバルブ部材6の前
進位置において、給油口8から前室4に油圧が供
給されると、後室5は給油口11に接続されてい
るため、ピストン3は油圧により後方に押され、
バルブ部材6を伴なつて後退する。バルブ部材6
が完全に後退位置に達するまでは、第2図に示す
ように連通路12が後室5に開口しないので、ピ
ストン3の後退は続けられる。この位置では、排
油口はすでに閉じられている。バルブ部材6が第
3図に示す位置に後退すると、連通路12の端1
2bが後室5に開口し、前室4と後室5とが連通
路12により接続されるので、後室5に油圧が導
入される。ピストン3の受圧面積は、後室5側の
方が前室4側より大きいので、ピストン3は前方
への油圧推力を受け第4図に示すように前方へ駆
動される。ピストン3はそのまま前進を続け、小
径部3bの前端がシヤンクSに当つてこれに打撃
を与える。このとき連通路12は閉じられ、後室
5は排油口11に開口するので、後室5の油圧が
除かれ、バルブ部材6は気体圧力により前進位置
に動かされ、再び同様な作動が繰り返される。
進位置において、給油口8から前室4に油圧が供
給されると、後室5は給油口11に接続されてい
るため、ピストン3は油圧により後方に押され、
バルブ部材6を伴なつて後退する。バルブ部材6
が完全に後退位置に達するまでは、第2図に示す
ように連通路12が後室5に開口しないので、ピ
ストン3の後退は続けられる。この位置では、排
油口はすでに閉じられている。バルブ部材6が第
3図に示す位置に後退すると、連通路12の端1
2bが後室5に開口し、前室4と後室5とが連通
路12により接続されるので、後室5に油圧が導
入される。ピストン3の受圧面積は、後室5側の
方が前室4側より大きいので、ピストン3は前方
への油圧推力を受け第4図に示すように前方へ駆
動される。ピストン3はそのまま前進を続け、小
径部3bの前端がシヤンクSに当つてこれに打撃
を与える。このとき連通路12は閉じられ、後室
5は排油口11に開口するので、後室5の油圧が
除かれ、バルブ部材6は気体圧力により前進位置
に動かされ、再び同様な作動が繰り返される。
以上述べたように、本考案によれば、簡単な構
成の油圧式打撃装置が得られる。
成の油圧式打撃装置が得られる。
第1図ないし第5図は本考案の実施例の作動を
示す断面図である。 1……シリンダボデイ、3……ピストン、3a
……大径部、3b……小径部、4……前室、5…
…後室、6……バルブ部材、8……給油口、11
……排油口、12……連通路。
示す断面図である。 1……シリンダボデイ、3……ピストン、3a
……大径部、3b……小径部、4……前室、5…
…後室、6……バルブ部材、8……給油口、11
……排油口、12……連通路。
Claims (1)
- シリンダボデイ内に、該シリンダボデイ内部を
前室と後室とに仕切る大径部と該大径部から前方
に延びて打撃部を構成する小径部とからなるピス
トンが摺動自在に配置され、前記ピストンの後方
に位置する前記後室内には、バルブ部材が摺動自
在に配置され、前記バルブ部材は前記ピストンに
向つて付勢されており、前記シリンダボデイには
前室に油圧を供給する給油口が形成され、前記シ
リンダボデイにはさらに前記ピストンの前進位置
で後室に開口しピストンの後退位置で該ピストン
により閉じられる排油口が形成され、前室と後室
の間には、一端がピストンの後退位置で前室に開
口しピストンの前進及び中間位置で該ピストンに
より閉じられ、他端が前記バルブ部材の後退位置
で後室に開口し前進位置で該バルブ部材により閉
じられる連通路が形成されたことを特徴とする油
圧式打撃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301582U JPS58184284U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | 油圧式打撃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301582U JPS58184284U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | 油圧式打撃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58184284U JPS58184284U (ja) | 1983-12-08 |
JPS62861Y2 true JPS62861Y2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=30092043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8301582U Granted JPS58184284U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | 油圧式打撃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58184284U (ja) |
-
1982
- 1982-06-04 JP JP8301582U patent/JPS58184284U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58184284U (ja) | 1983-12-08 |
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