JPH1079677A - 誤り訂正方法及び誤り訂正装置 - Google Patents

誤り訂正方法及び誤り訂正装置

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JPH1079677A
JPH1079677A JP8253812A JP25381296A JPH1079677A JP H1079677 A JPH1079677 A JP H1079677A JP 8253812 A JP8253812 A JP 8253812A JP 25381296 A JP25381296 A JP 25381296A JP H1079677 A JPH1079677 A JP H1079677A
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JP
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correction processing
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horizontal
shift register
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JP8253812A
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Koji Inoue
光司 井上
Masahiro Shigenobu
正大 重信
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積符号形式による誤り訂正符号を繰り返し使用
して誤り訂正処理する際に、汎用のメモリを用いて誤り
訂正処理できるようにする。 【解決手段】誤り訂正結果SC1(SC2)をシフトレ
ジスタ28(30)により保持し、このシフトレジスタ
28(30)に保持された誤り訂正処理結果SC1(S
C2)を順次巡回させることにより、この誤り訂正結果
SC1(SC2)を参照して続く誤り訂正処理を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誤り訂正方法及び
誤り訂正装置に関し、光ディスク装置、磁気再生装置等
に適用することができる。本発明は、積符号形式による
誤り訂正符号を繰り返し使用して誤り訂正処理する際
に、イレージャーポインタをレジスタに保持することに
より、汎用のメモリを用いて誤り訂正処理できるように
する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置等においては、積
符号形式の誤り訂正符号を繰り返し使用して誤り訂正処
理することにより、誤り訂正能力を向上するようになさ
れている。
【0003】すなわち図8は、この種の光ディスク装置
に適用されるECCブロックを示す図表であり、光ディ
スク装置では、このECCブロックを単位にして誤り訂
正処理する。ここでこのECCブロックは、216フレ
ームのフレームデータにより形成される。ECCブロッ
クは、この216フレームのうち、先頭及び末尾4フレ
ームがそれぞれプリアンブル及びポストアンブルに割り
当てられ、残る208フレームが、例えば連続する16
のセクタ(各セクタに13フレームが割り当てられる)
に割り当てられるようになされている。さらにECCブ
ロックは、この208フレームのうち、先頭192フレ
ームがユーザーデータに割り当てられ、残り16フレー
ムがC2パリティ符号に割り当てられるようになされて
いる。
【0004】これに対して各フレームは、186バイト
のデータにより形成され、それぞれ先頭より順次2バイ
トが同期データ、91バイトがユーザーデータ、2バイ
トが同期データ、81バイトがユーザーデータ、10バ
イトがC1パリティ符号C1に割り当てられるようにな
されている。
【0005】光ディスク装置では、記録時、この図8の
図表をラスタ走査する順序で、順次入力されるユーザー
データをメモリに保持する。さらに光ディスク装置は、
この図表を縦方向に走査して、縦1列の各192バイト
のユーザーデータに対して、16バイトのC2パリティ
符号を生成する。続いて光ディスク装置は、この図表を
横方向に走査して、横1列の各172バイトのユーザー
データ、C2パリティ符号に対して、10バイトのC1
パリティ符号を生成する。このようにして1のECCブ
ロックを形成して、光ディスク装置は、この図表をラス
タ走査する順序で、順次変調回路に出力し、ユーザーデ
ータ、C1パリティ符号、C2パリティ符号等を光ディ
スクに記録する。
【0006】これに対して再生時、光ディスク装置は、
復調回路より出力される再生データをラスタ走査の順序
でメモリに格納し、これによりこの図表の配列により再
生データを一時保持する。続いて光ディスク装置は、こ
の図表を横方向に順次走査し、フレーム単位で、C1パ
リティ符号により誤り訂正処理する。このとき光ディス
ク装置では、C1パリティ符号によっては誤り訂正困難
な場合、該当するフレームにイレージャーポインタ(以
下C1イレージャーポインタと呼ぶ)を設定し、これに
より対応するフレームにビットエラーが存在することを
記録する。
【0007】続いて光ディスク装置は、この図表を縦方
向に走査し、C2パリティ符号により誤り訂正処理す
る。このとき光ディスク装置では、C1イレージャーポ
インタを参考にして、ビットエラーの存在するフレーム
を特定して誤り訂正処理する。さらにこのようにしても
誤り訂正困難で、かつ誤り検出された箇所については、
イレージャーポインタ(以下C2イレージャーポインタ
と呼ぶ)を設定する。かくするにつき、このようにビッ
トエラーの存在するフレームを特定して誤り訂正処理す
れば、その分誤り訂正能力を向上することができる。
【0008】光ディスク装置は、このようにしてC2パ
リティ符号により誤り訂正処理すると、続いてC1パリ
ティ符号による誤り訂正処理を再び実行する。このとき
光ディスク装置は、C2イレージャーポインタを参考に
して、ビットエラーの存在する箇所を特定することによ
り、誤り訂正能力を向上して誤り訂正処理する。
【0009】光ディスク装置は、必要に応じて、このよ
うなC1イレージャーポインタ及びC2イレージャーポ
インタを参考にしたC1パリティ符号及びC2パリティ
符号による誤り訂正処理を繰り返すことにより、再生デ
ータのビット誤りを訂正した後、ラスタ走査の順序でユ
ーザーデータを出力する。
【0010】このため従来の光ディスク装置では、EC
Cブロックだけでなく、C1イレージャーポインタ及び
C2イレージャーポインタを保持することができるよう
に、この種のメモリを構成する。さらに1のアドレスデ
ータにより1バイト(8ビット)のユーザーデータと対
応するC1イレージャーポインタ又はC2イレージャー
ポインタとを読み出すことができるように、メモリを9
ビット幅により構成する。なおC1イレージャーポイン
タ及びC2イレージャーポインタは、この残る1ビット
の領域を共通に使用してセットさせる。
【0011】これにより光ディスク装置では、上述した
順序でECCブロックを走査してC1パリティ符号及び
C2パリティ符号による誤り訂正処理を繰り返すように
なされていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで通常のデータ
処理装置においては、8ビット幅のメモリが使用され
る。従ってこの光ディスク装置についても、このような
8ビット幅の汎用品を使用することができれば、便利で
あると考えられる。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、汎用のメモリを用いて誤り訂正処理することができ
る誤り訂正方法及び誤り訂正装置を提案しようとするも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、誤り訂正方法及び誤り訂正装置に
おいて、誤り訂正結果をシフトレジスタにより保持し、
このシフトレジスタに保持された誤り訂正処理結果を順
次巡回させることにより、この誤り訂正結果を参照して
続く誤り訂正処理を実行する。
【0015】誤り訂正結果をシフトレジスタにより保持
すれば、汎用のメモリによりデータ群を保持することが
できる。またシフトレジスタに保持された誤り訂正処理
結果を順次巡回させれば、シフトレジスタにより誤り訂
正結果を保持する場合でも、メモリに保持したデータ群
に対応する誤り訂正処理結果を順次入力して誤り訂正処
理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0017】図2は、本発明の実施の形態に係る光ディ
スク装置を示すブロック図である。この光ディスク装置
1は、コンピュータ等の外部記憶装置に適用されて、ユ
ーザーデータD1を光磁気ディスク2に記録し、また光
磁気ディスク2に記録したユーザーデータD1を再生し
て出力する。
【0018】ここで光磁気ディスク2は、レーザービー
ムのガイド溝を形成するプリグルーブによりトラックア
ドレス、セクタアドレスがプリフォーマットされ、所定
の回転速度により回転駆動した状態で、光ピックアップ
3よりレーザービームが照射され、その戻り光が光ピッ
クアップ3により受光される。光磁気ディスク2は、こ
の戻り光を受光して得られる再生信号RFより、これら
トラックアドレス、セクタアドレスが検出されるように
なされている。光磁気ディスク2は、このトラックアド
レス及びセクタアドレスを基準にして、レーザービーム
の光量が間欠的に立ち上げられると共に、変調コイル4
により変調磁界が印加され、これにより所望のデータを
熱磁気記録できるようになされている。また戻り光の偏
光面の変化を検出することにより、磁気カー効果を有効
に利用して記録されたデータが再生されるようになされ
ている。
【0019】光ディスク装置1において、バッファメモ
リ5は、ユーザーデータD1を一時蓄積して所定のブロ
ック単位で出力する。EDC(Errer Ditection Code)
エンコーダ6は、このバッファメモリ5より出力される
ユーザーデータD1に誤り検出用の符号を付加して出力
する。スクランブル回路7は、このEDCエンコーダ6
の出力データをインターリーブして出力する。IDエン
コーダ8は、このスクランブル回路7の出力データにI
D、同期データ、ポストアンブル等の固定データを付加
して出力する。
【0020】メモリ9は、図示しないアドレスジェネレ
ータのアドレス制御により、IDエンコーダ8の出力デ
ータを保持し、また保持したデータを出力する。ECC
回路10は、このメモリ9より出力されるデータに基づ
いて、誤り訂正用のC1パリティ符号、C2パリティ符
号を生成し、この生成したC1パリティ符号、C2パリ
ティ符号をメモリ9に格納する。かくしてメモリ9は、
このようにしてユーザーデータD1に付加されたC1パ
リティ符号、C2パリティ符号をユーザーデータD1と
共に、図8について上述した順序により出力する。
【0021】変調データ生成回路11は、このメモリ9
の出力データD2をデータ処理して光磁気ディスク2へ
の記録に適した変調データD3を出力する。ドライバ1
2は、間欠的に立ち上がるレーザービームの光量に対応
して、この変調データD3により変調コイル4を駆動
し、これにより光ディスク装置1では、熱磁気記録の手
法を適用してユーザーデータD1を光磁気ディスク2に
記録する。
【0022】これに対して再生時、光ディスク装置1で
は、光ピックアップ3より得られる再生信号RFを復調
回路13に入力する。ここで復調回路13は、所定のし
きい値により再生信号RFを2値化して2値化信号を生
成し、この2値化信号より再生クロックを生成する。復
調回路13は、さらにこの再生クロックを基準にして2
値化信号を順次ラッチし、これにより再生データを生成
する。さらに復調回路13は、変調データ生成回路11
のデータ処理に対応してこの再生データをデータ処理す
ることにより、再生データより復調データD5を生成し
て出力する。
【0023】メモリ14は、図示しないアドレスジェネ
レータのアドレス制御により、この復調データD5を保
持し、また保持した復調データを所定のタイミングで出
力する。ECC回路15は、このメモリ14より出力さ
れる復調データを、C1パリティ符号及びC2パリティ
符号により誤り訂正処理してメモリ14に格納する。
【0024】IDデコーダ16は、このメモリ14より
出力される復調データD6よりID等を検出し、検出し
たIDを基準にして選択的に出力する。デスクランブル
回路17は、この出力データをデインターリーブ処理し
て出力する。EDCデコーダ18は、この出力データに
付加された誤り検出用符号を基準にして、出力データを
誤り検出処理し、可能な場合は誤り訂正処理する。バッ
ファメモリ19は、このEDCデコーダ18の出力デー
タを保持し、外部機器からの要求に応動して出力する。
【0025】図1は、この光ディスク装置のメモリ14
及びECC回路15を示すブロック図である。ここでこ
のメモリ14は、8ビット幅の汎用メモリにより構成さ
れ、内部の記憶領域を第1及び第2の記憶領域14A及
び14Bに分割する。さらにメモリ14は、図3に示す
ように、ECCブロック周期で信号レベルが切り換わる
コントロール信号S1(図3(A))に応動して動作を
切り換え、この2つの記憶領域14A、14Bを交互に
使用して、各ECCブロック周期で復調回路13より入
力される復調データD5を保持し、また保持した復調デ
ータD5を誤り訂正処理する(図3(B)及び
(C))。これによりメモリ14は、連続する復調デー
タD5を誤り訂正処理する際に、充分な処理時間を確保
できるようになされている。
【0026】ECC回路15においては、この誤り訂正
処理において、C1パリティ符号による誤り訂正処理
(符号C1により示す)と、C2パリティ符号による誤
り訂正処理(符号C2により示す)とを各3回繰り返
し、これにより確実にビットエラーを訂正する。さらに
ECC回路15は、このように誤り訂正処理を繰り返し
ても誤り訂正処理できない場合、誤り訂正処理結果S2
を図示しないシステム制御回路に出力して誤り訂正困難
な旨通知する。これにより光ディスク装置1では、必要
に応じてリトライを繰り返すようになされている。な
お、この実施の形態において、各ECCブロックは、図
8について上述したECCブロックと同一に構成される
ようになされている。
【0027】メモリ14は、この誤り訂正処理及びEC
Cブロックに対応して、C1パリティ符号による誤り訂
正処理時においては、図4(A)に矢印aにより示すよ
うに、このECCブロックの配列に対して横方向に順次
走査するように(すなわちフレーム単位で処理するよう
に)、ユーザーデータDD5、C2パリティ符号C2及
びC1パリティ符号C1を出力する。またこのようにし
てユーザーデータDD5等を出力した後、ECC回路1
5により制御されてユーザーデータDD5等を書き換
え、これにより誤り訂正処理された正しいユーザーデー
タDD5等により内容を更新する。
【0028】また図5に矢印bにより示すように、C2
パリティ符号による誤り訂正処理時においては、このE
CCブロックの配列に対して縦方向に順次走査するよう
に、ユーザーデータDD5及びC2パリティ符号C2を
出力する。またこのようにしてユーザーデータDD5等
を出力した後、ECC回路15により制御されてユーザ
ーデータDD5等を書き換え、これにより誤り訂正処理
された正しいユーザーデータDD5により内容を更新す
る。なおこのC2パリティ符号による誤り訂正処理時に
おいて、メモリ14は、C1パリティ符号の縦方向につ
いては、出力を中止し、ECC回路15においては、こ
れに対応してC1パリティ符号の縦方向については、誤
り訂正処理しないようになされている。
【0029】ECC回路15において、演算回路25
は、図示しないコントローラにより制御されて動作を切
り換え、C1パリティ符号による誤り訂正処理におい
て、メモリ14より出力される復調データD5を順次入
力し、1フレーム単位で誤り検出する。さらに誤り検出
結果に基づいて、誤り訂正可能な場合は、誤り訂正処理
した復調データD5をメモリ14に格納し、また誤り訂
正困難な場合は、誤り訂正困難フラッグS3を出力す
る。さらに演算回路25は、C2パリティ符号の誤り訂
正処理に続くC1パリティ符号の誤り訂正処理におい
て、選択回路27を介してC2イレージャーポインタS
C2の入力を受け、このC2イレージャーポインタSC
2により指定されるビット誤りの位置を参考にして誤り
訂正する。
【0030】これにより演算回路25は、C1パリティ
符号による誤り訂正処理において、208フレームに対
応する208回の誤り訂正処理を実行し、各誤り訂正処
理の処理結果を誤り訂正困難フラッグS3により出力す
るようになされている。
【0031】同様に、演算回路25は、C2パリティ符
号による誤り訂正処理において、メモリ14より図5に
ついて上述した縦方向の順序で復調データD5の入力を
受け、1列単位で誤り検出する。さらに誤り検出結果に
基づいて、誤り訂正可能な場合は、誤り訂正処理した復
調データD5をメモリ14に格納し、また誤り訂正困難
な場合は、誤り訂正困難フラッグS3を出力する。さら
に演算回路25は、このC2パリティ符号による誤り訂
正処理において、選択回路27を介してC1イレージャ
ーポインタSC1の入力を受け、このC1イレージャー
ポインタSC1により指定されるビット誤りの位置を参
考にして誤り訂正する。
【0032】これにより演算回路25は、C2パリティ
符号による誤り訂正処理において、1フレームのユーザ
ーデータ数に対応する172回の誤り訂正処理を実行
し、各誤り訂正処理の処理結果を誤り訂正困難フラッグ
S3により出力するようになされている。
【0033】かくするにつき選択回路27は、図示しな
いコントローラにより制御されて、C1パリティ符号に
よる誤り訂正処理時、C2用シフトレジスタ30より出
力されるC2イレージャーポインタSC2を演算回路2
5に出力するのに対し、C2パリティ符号による誤り訂
正処理時、C1用シフトレジスタ28より出力されるC
1イレージャーポインタSC1を演算回路25に出力す
る。
【0034】C1用シフトレジスタ28は、C1パリテ
ィ符号による誤り訂正処理回数に対応する208ビット
のシフトレジスタで構成され、C1パリティ符号による
誤り訂正処理時、選択回路29を介して誤り訂正困難フ
ラッグS3を入力する。これによりC1用シフトレジス
タ28は、C1パリティ符号による誤り訂正処理時、C
1イレージャーポインタSC1を順次取り込んで保持す
る。さらにC1用シフトレジスタ28は、誤り訂正困難
フラッグS3の入力時、C1パリティ符号による誤り訂
正処理に対応して、入力した内容を1ビットずつビット
シフトさせる。これによりC1用シフトレジスタ28
は、208ビットのシフトレジスタでなる簡易な構成に
より、図4(B)に示すように、誤り訂正処理したフレ
ームに対応してC1イレージャーポインタSC1を保持
する。
【0035】これに対してC1用シフトレジスタ28
は、C2パリティ符号による誤り訂正処理時、メモリ1
4より出力される復調データD5に同期して、保持する
C1イレージャーポインタSC1を1ビットずつビット
シフトさせて演算回路25に出力する。さらにC1用シ
フトレジスタ28は、ビットシフトに同期して選択回路
29を介して帰還されるC1イレージャーポインタSC
1を順次入力する。
【0036】かくするにつき選択回路29は、図示しな
いコントローラにより制御されて、C1パリティ符号に
よる誤り訂正処理時、演算回路25より出力される誤り
訂正困難フラッグS3をC1用シフトレジスタ28に入
力するのに対し、C2パリティ符号による誤り訂正処理
時、C1用シフトレジスタ28より出力されるC1イレ
ージャーポインタSC1をC1用シフトレジスタ28に
帰還する。
【0037】これによりC1用シフトレジスタ28は、
C2パリティ符号による誤り訂正処理時、図6において
矢印cにより示すように、演算回路25における誤り訂
正処理回数でなる172回だけ、C1イレージャーポイ
ンタSC1を順次循環して保持し、メモリ14より出力
される復調データD5に対応するC1イレージャーポイ
ンタSC1を演算回路25に出力するようになされてい
る。
【0038】これに対してC2用シフトレジスタ30
は、C2パリティ符号による誤り訂正処理回数に対応す
る172ビットのシフトレジスタで構成され、最初のC
1イレージャー訂正時、動作が停止制御される。これに
対してC2パリティ符号による誤り訂正処理時、選択回
路31を介して誤り訂正困難フラッグS3を入力する。
これによりC2用シフトレジスタ30は、C2パリティ
符号による誤り訂正処理時、C2イレージャーポインタ
SC2を順次取り込んで保持する。さらにC2用シフト
レジスタ30は、誤り訂正困難フラッグS3の入力時、
C2パリティ符号による誤り訂正処理に対応して、入力
した内容を1ビットずつビットシフトさせる。これによ
りC2用シフトレジスタ30は、172ビットのシフト
レジスタでなる簡易な構成により、図5(B)に示すよ
うに、誤り訂正処理した各行に対応してC2イレージャ
ーポインタSC2を保持する。
【0039】これに対してC2用シフトレジスタ30
は、C2パリティ符号の誤り訂正処理に続くC1パリテ
ィ符号の誤り訂正処理時、メモリ14より出力される復
調データD5に同期して、保持するC2イレージャーポ
インタSC2を1ビットずつビットシフトさせ、選択回
路32を介して演算回路25に出力する。さらにC1用
シフトレジスタ28は、このビットシフトに同期して選
択回路31を介して帰還されるC2イレージャーポイン
タSC2を順次入力する。
【0040】かくするにつき選択回路31は、図示しな
いコントローラにより制御されて、C2パリティ符号に
よる誤り訂正処理時、演算回路25より出力される誤り
訂正困難フラッグS3をC2用シフトレジスタ30に入
力するのに対し、C2パリティ符号の誤り訂正処理に続
くC1パリティ符号の誤り訂正処理時、C2用シフトレ
ジスタ30より出力されるC2イレージャーポインタS
C2をC2用シフトレジスタ30に帰還する。
【0041】これによりC2用シフトレジスタ30は、
C2パリティ符号の誤り訂正処理に続くC1パリティ符
号の誤り訂正処理時、図7において矢印dにより示すよ
うに、演算回路25における誤り訂正処理回数でなる2
08回だけ、C2イレージャーポインタSC2を順次循
環して保持し、メモリ14より出力される復調データD
5に対応するC2イレージャーポインタSC2を演算回
路25に出力するようになされている。
【0042】なおこの実施の形態において、C2パリテ
ィ符号による誤り訂正処理時、C1パリティ符号はアク
セスしないようになされている。これに対応してC2用
シフトレジスタ30は、C1パリティ符号による誤り訂
正処理時、メモリ14より出力される復調データD5が
C1パリティ符号の場合、ビットシフトの動作を停止す
る。これによりECC回路15では、全体の構成を小型
化できるようになされている。
【0043】選択回路32は、このC2用シフトレジス
タ30及び演算回路25間に配置されて、C2用シフト
レジスタ30より出力されるC2イレージャーポインタ
SC2を演算回路25に出力する。このとき選択回路3
2は、C2用シフトレジスタ30がビットシフトの動作
を停止すると、これに対応して接点をアース側に切り換
え、演算回路25におけるC2イレージャーポインタS
C2の入力端を、ビットエラーが存在しない場合の論理
レベルに設定するようになされている。
【0044】これによりECC回路15は、メモリ14
に保持されたユーザーデータDD5について、C1パリ
ティ符号及びC2パリティ符号による誤り訂正処理を繰
り返し、必要に応じて誤り訂正されたユーザーデータD
D5をメモリ14に保持するようになされ、この誤り訂
正処理されたユーザーデータDD5が出力データD6と
して続くIDデコーダ16に出力されるようになされて
いる。
【0045】出力用レジスタ34は、C1パリティ符号
及びC2パリティ符号による誤り訂正処理が繰り返され
て、最後のC2パリティ符号による誤り訂正処理が完了
すると、C2用シフトレジスタ30に保持された172
ビットのC2イレージャーポインタSC2を一括して入
力して保持する。さらに出力用レジスタ34は、メモリ
14からの復調データD6の出力に同期して、この保持
したC2イレージャーポインタSC2を順次1ビットず
つビットシフトさせて出力し、また出力したC2イレー
ジャーポインタSC2を入力側に帰還して保持する。
【0046】これによりECC回路15は、このC2イ
レージャーポインタSC2を誤り訂正処理結果S2とし
て出力するようになされ、この誤り訂正処理結果S2の
出力において、C2用シフトレジスタ30より出力用レ
ジスタ34にC2イレージャーポインタSC2を一括し
て転送することにより、続くECCブロック周期におい
て、復調データD6に同期した誤り訂正処理結果S2の
出力と、続くECCブロックの誤り訂正処理とを同時並
列的に実行できるようになされている。
【0047】以上の構成において、コンピュータ等より
入力されるユーザーデータD1は(図2)、バッファメ
モリ5を介して所定のブロック単位でEDCエンコーダ
6に入力され、ここで誤り検出用の符号が付加される。
さらにユーザーデータD1は、スクランブル回路7にお
いてインターリーブ処理された後、IDエンコーダ8に
より同期信号等の固定データが付加され、メモリ14に
格納される。このメモリ14に格納されたデータは、E
CC回路10により誤り訂正用のC1パリティ符号及び
C2パリティ符号が付加され、これにより被変調データ
D2が生成される。さらにこの被変調データD2が変調
データ生成回路11において変調データD3に変調さ
れ、この変調データD3により変調コイル4が駆動され
る。これによりこのユーザーデータD1が、光磁気ディ
スク2に熱磁気記録される。
【0048】このようにしてユーザーデータD1を記録
した光磁気ディスク2は、光ピックアップ3よりレーザ
ービームが照射され、その戻り光の偏向面の変化が検出
されて再生信号RFが生成される。この再生信号RF
は、復調回路13で2値化信号に変換され、この2値化
信号より再生クロックが生成され、さらにこの再生クロ
ックを基準にして順次2値化信号がラッチされて再生デ
ータが生成される。さらにこの再生データが、記録時と
は逆の処理を受けて、復調データD5が生成され、この
復調データD5がメモリ14に格納され、ECC回路1
5による誤り訂正の処理を受ける。
【0049】このとき復調データD5は、メモリ14の
第1及び第2の記憶領域14A及び14BをECCブロ
ック周期で交互に切り換えて(図3)、メモリ14に格
納され、ECC回路15による誤り訂正の処理を受け、
メモリ14より出力される。これにより復調データD5
は、誤り訂正処理に充分な処理時間が確保され、確実に
誤り訂正処理される。
【0050】具体的にこの誤り訂正処理において、復調
データD5は、C1符号による誤り訂正処理とC2符号
による誤り訂正処理とが交互に各3回繰り返される。こ
のうちの最初の誤り訂正処理でなるC1符号による誤り
訂正処理において、復調データD5は、ユーザーデータ
DD5、C1パリティ符号、C2パリティ符号が図8に
ついて上述した配列の横方向に順次走査されて、メモリ
14より演算回路25に供給され、ここで各フレームを
単位にして誤り訂正処理され、誤り訂正処理された正し
いユーザーデータDD5によりメモリ14の内容が更新
される(図4)。
【0051】このC1パリティ符号による誤り訂正処理
において、誤り訂正困難な場合、演算回路25より出力
される誤り訂正困難フラッグS3が立ち上げられ、この
誤り訂正困難フラッグS3が選択回路29を介してC1
用シフトレジスタ28に入力されて保持される。このC
1用シフトレジスタ28において、復調データDD5等
は、演算回路25におけるフレームの処理周期に対応し
て誤り訂正困難フラッグS3が順次保持され、また1ビ
ットずつビットシフトされ、これにより各フレームの誤
り訂正処理結果がC1イレージャーポインタSC1とし
てC1用シフトレジスタ28に保持される。
【0052】このようにして最初のC1パリティ符号に
よる誤り訂正処理が完了すると、復調データD5は、C
2パリティ符号による誤り訂正処理を受ける。この処理
において、復調データD5は、ユーザーデータDD5及
びC2パリティ符号が図8について上述した配列の縦方
向に順次走査されて、メモリ14より演算回路25に供
給され、ここで各列を単位にして誤り訂正処理され、誤
り訂正処理された正しいユーザーデータDD5によりメ
モリ14の内容が更新される(図5)。
【0053】このとき復調データD5は、メモリ14か
ら演算回路25への出力に同期して、C1用シフトレジ
スタ28に保持されたC1イレージャーポインタSC1
が1ビットずつビットシフトされて演算回路25に供給
され、またC1用シフトレジスタ28に帰還されてC1
用シフトレジスタ28を循環することにより、対応する
フレームのC1パリティ符号による誤り訂正処理結果が
同期して演算回路25に供給される(図6)。さらにこ
の演算回路25において、このC1イレージャーポイン
タSC1より特定されるビットエラーのフレームを参考
にして誤り訂正処理され、これにより誤り訂正能力が向
上される。
【0054】さらにこのC2パリティ符号による誤り訂
正処理において、誤り訂正困難な場合、演算回路25よ
り出力される誤り訂正困難フラッグS3が立ち上げら
れ、この誤り訂正困難フラッグS3が選択回路31を介
してC2用シフトレジスタ30に入力されて保持され
る。このC2用シフトレジスタ30において、復調デー
タDD5等は、演算回路25における列単位の誤り訂正
処理周期に対応して誤り訂正困難フラッグS3が順次保
持され、また1ビットずつビットシフトされ、これによ
り各列の誤り訂正処理結果がC2イレージャーポインタ
SC2としてC2用シフトレジスタ30に保持される。
【0055】またこのとき復調データD5は、メモリ1
4からユーザーデータDD5及びC2パリティ符号だけ
が演算回路25に入力されることにより、C1パリティ
符号に対応する縦方向については、演算回路25におけ
る処理が中止され、またC2用シフトレジスタ30には
このC1パリティ符号を除く縦方向について、C2イレ
ージャーポインタSC2が格納される(図5)。
【0056】このようにして最初のC1パリティ符号に
よる誤り訂正処理、C2パリティ符号による誤り訂正処
理が完了すると、復調データD5は、続くC1パリティ
符号による誤り訂正処理を受ける。この続くC1パリテ
ィ符号による誤り訂正処理において、復調データD5
は、最初のC1パリティ符号による誤り訂正処理の場合
と同様に、メモリ14より演算回路25に供給され、ま
たメモリ14の内容が更新される。また誤り訂正処理結
果でなるC1イレージャーポインタSC1がC1用シフ
トレジスタに保持される。
【0057】このとき復調データD5は、メモリ14か
ら演算回路25への出力に同期して、C2用シフトレジ
スタ30に保持されたC2イレージャーポインタSC2
が1ビットずつビットシフトされて演算回路25に供給
され、またC2用シフトレジスタ30に帰還されてC2
用シフトレジスタ30を循環することにより、対応する
列のC2パリティ符号による誤り訂正処理結果が同期し
て演算回路25に供給される(図7)。さらにこの演算
回路25において、このC2イレージャーポインタSC
2により特定されるビットエラーの列を参考にして誤り
訂正処理され、これにより誤り訂正能力が向上される。
【0058】またこのとき復調データD5は、C1パリ
ティ符号に対応する縦方向の列については、C2用シフ
トレジスタ30におけるビットシフトが停止制御され、
また選択回路32の接点がアース側接点に切り換えら
れ、これによりC1パリティ符号に対応する縦方向の列
については、ビットエラーが検出されていない状態に設
定されて誤り訂正処理される。
【0059】このようにして最初のC1パリティ符号に
よる誤り訂正処理、C2パリティ符号による誤り訂正処
理、続くC1パリティ符号による誤り訂正処理が完了す
ると、復調データD5は、続いてC2パリティ符号によ
る誤り訂正処理、続くC1パリティ符号による誤り訂正
処理が交互に繰り返されて、メモリ14に保持される。
さらにこの一連の誤り訂正処理が完了すると、所定の順
序でユーザーデータDD5がメモリ14よりIDデコー
ダ16に出力される。
【0060】このIDデコーダ16への出力開始のタイ
ミングで、復調データD5は、C2用シフトレジスタ3
0に保持されたC2イレージャーポインタSC2が、一
括して出力用レジスタ34に転送される。これによりE
CC回路15においては、C2用シフトレジスタ30が
開放されて、続くECCブロックの誤り訂正処理に使用
される。また復調データD6は、メモリ14からの出力
時、この出力用レジスタ34に転送されたC2イレージ
ャーポインタSC2が順次ビットシフトされて、誤り訂
正処理結果S2として出力され、この誤り訂正処理結果
S2より誤り訂正困難なユーザーデータについては、必
要に応じて光磁気ディスク2より再生処理が繰り返され
る。
【0061】かくしてこのようにしてメモリ14より出
力されたユーザーデータD6は、記録時に対応する処理
を順次受けて、バッファメモリ19より外部機器に出力
される。
【0062】以上の構成によれば、C1イレージャーポ
インタSC1及びC2イレージャーポインタSC2をそ
れぞれC1用シフトレジスタ及びC2用シフトレジスタ
に保持すると共に、演算回路25の処理に対応して、保
持したC1イレージャーポインタSC1及びC2イレー
ジャーポインタSC2を順次循環させて演算回路25に
供給することにより、8ビット幅のメモリ14に復調デ
ータを保持して、誤り訂正処理することができる。従っ
て汎用のメモリを用いてこの種のデータを誤り訂正処理
することができる。
【0063】また専用の9ビット幅のメモリを使用する
場合に比して、メモリ空間を有効に利用することができ
る。すなわち図8について上述したECCブロックに9
ビット幅のメモリを使用する場合、8ビット幅のメモリ
を使用する場合に比して208×(172+10)ビッ
ト分、余分なメモリ空間が必要になる。これに対して上
述の実施の形態では、シフトレジスタにより208ビッ
トと172ビットのメモリ空間の増大により誤り訂正処
理することができ、その分メモリ空間を有効に利用する
ことができる。
【0064】さらにC2イレージャーポインタSC2を
出力用レジスタに一括して転送した後、メモリ14から
のデータ出力に同期して出力することにより、メモリ1
4のメモリ空間を分割して誤り訂正処理及びデータの入
出力処理を同時並列的に処理するにつき、続く誤り訂正
処理にC2用シフトレジスタを割り当てて、誤り訂正処
理結果を出力することができる。従ってその分簡易な構
成により充分な時間を確保して誤り訂正処理することが
できる。
【0065】なお上述の実施の形態においては、C1パ
リティ符号及びC2パリティ符号により誤り訂正処理を
交互に、それぞれ3回繰り返す場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、必要に応じてこの繰り返し回数
は自由に設定することができ、またこの繰り返し回数の
設定に対応して例えばC1用シフトレジスタだけを配置
してもよい。
【0066】さらに上述の実施の形態においては、光磁
気ディスクに記録したユーザーデータを再生する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、相変化型の光
ディスク等に記録した種々のデータを再生する場合、さ
らには光ディスク等の伝送路を介して種々のデータを伝
送する場合、またオーディオデータ、ビデオデータ等を
誤り訂正する場合等に広く適用することができる。
【0067】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、積符号形
式による誤り訂正符号を繰り返し使用して誤り訂正処理
する際に、イレージャーポインタをレジスタに保持する
ことにより、汎用のメモリを用いて誤り訂正処理するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光ディスク装置のE
CC回路を示すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の光ディスク装置におけるメモリの動作の
説明に供するタイムチャートである。
【図4】C1パリティ符号による誤り訂正の説明に供す
る略線図である。
【図5】C2パリティ符号による誤り訂正の説明に供す
る略線図である。
【図6】C2パリティ符号による誤り訂正におけるイレ
ージャーポインタの説明に供する略線図である。
【図7】C1パリティ符号による誤り訂正におけるイレ
ージャーポインタの説明に供する略線図である。
【図8】ECCブロックの説明に供する図表である。
【符号の説明】
1……光ディスク装置、9、14……メモリ、10、1
5……ECC回路、25……演算回路、27、29、3
1、32……選択回路、28……C1用シフトレジス
タ、30……C2用シフトレジスタ、34……出力用レ
ジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の配列により横方向及び縦方向にマト
    リックス状に配置して、前記横方向及び縦方向にそれぞ
    れ第1及び第2の誤り訂正符号が付加されたデータ群の
    誤り訂正方法において、 横方向の誤り訂正処理、縦方向の誤り訂正処理を順次実
    行し、 前記横方向の誤り訂正処理において、 前記第1の誤り訂正符号を用いて、前記横方向に並ぶデ
    ータ群に順次誤り訂正処理を実行し、前記横方向の誤り
    訂正結果を前記縦方向のデータ群に対応して、第1のシ
    フトレジスタにより保持し、 前記縦方向の誤り訂正処理において、 前記第2の誤り訂正符号を用いて、前記縦方向に並ぶデ
    ータ群に順次誤り訂正処理を実行し、 前記第1のシフトレジスタに保持された誤り訂正処理結
    果を順次巡回させて、前記第1のシフトレジスタに保持
    された誤り訂正結果を参照して誤り訂正処理することを
    特徴とする誤り訂正方法。
  2. 【請求項2】前記縦方向の誤り訂正処理に続いて、続く
    横方向の誤り訂正処理を実行し、 前記縦方向の誤り訂正処理において、 前記縦方向の誤り訂正結果を前記横方向のデータ群に対
    応して、第2のシフトレジスタにより保持し、 続く横方向の誤り訂正処理において、 前記第1の誤り訂正符号を用いて、前記横方向に並ぶデ
    ータ群に順次誤り訂正処理を実行し、 前記第2のシフトレジスタに保持された誤り訂正処理結
    果を順次巡回させて、前記第2のシフトレジスタに保持
    された誤り訂正結果を参照して誤り訂正処理することを
    特徴とする請求項1に記載の誤り訂正方法。
  3. 【請求項3】所定の配列により横方向及び縦方向にマト
    リックス状に配置して、前記横方向及び縦方向にそれぞ
    れ第1及び第2の誤り訂正符号が付加されたデータ群
    を、前記第1及び第2の誤り訂正符号と共に保持し、所
    定のタイミングで出力する記憶手段と、 横方向の誤り訂正処理、縦方向の誤り訂正処理を順次実
    行し、前記横方向の誤り訂正処理において、前記第1の
    誤り訂正符号を用いて、前記横方向に並ぶデータ群に順
    次誤り訂正処理を実行し、前記横方向の誤り訂正結果を
    出力し、前記縦方向の誤り訂正処理において、前記第2
    の誤り訂正符号を用いて、前記横方向の誤り訂正処理結
    果を参照して、前記縦方向に並ぶデータ群に順次誤り訂
    正処理を実行する演算手段と、 前記横方向の誤り訂正処理において、前記横方向の誤り
    訂正処理結果を順次保持し、前記縦方向の誤り訂正処理
    において、保持した前記誤り訂正処理結果を順次巡回さ
    せて、前記演算手段に出力する第1のシフトレジスタと
    を備えることを特徴とする誤り訂正装置。
  4. 【請求項4】前記演算手段は、 前記縦方向の誤り訂正処理に続いて、続く横方向の誤り
    訂正処理を実行し、 前記縦方向の誤り訂正処理において、縦方向の誤り訂正
    処理結果を出力し、 前記続く横方向の誤り訂正処理において、前記第1の誤
    り訂正符号を用いて、前記縦方向の誤り訂正処理結果を
    参照して、前記横方向に並ぶデータ群に順次誤り訂正処
    理を実行し、 前記誤り訂正装置は、 前記縦方向の誤り訂正処理において、前記縦方向の誤り
    訂正処理結果を順次保持し、前記続く横方向の誤り訂正
    処理において、保持した前記誤り訂正処理結果を順次巡
    回させて、前記演算手段に出力する第2のシフトレジス
    タを有することを特徴とする請求項3に記載の誤り訂正
    装置。
  5. 【請求項5】前記メモリは、 第1及び第2の記憶領域を有し、前記第1及び第2の記
    憶領域を交互に割り当てて、前記データ群、第1及び第
    2の誤り訂正符号を格納した後、前記演算手段に出力
    し、誤り訂正処理の完了した前記データ群を出力し、 前記誤り訂正装置は、 前記第1又は第2のシフトレジスタに保持された前記誤
    り訂正処理結果を保持し、前記データ群の出力に同期し
    て前記誤り訂正処理結果を出力する第3のシフトレジス
    タを有することを特徴とする請求項4に記載の誤り訂正
    装置。
  6. 【請求項6】前記第2のシフトレジスタは、 前記データ群についての縦方向の配列に対応して、前記
    縦方向の誤り訂正処理結果を順次保持すると共に、保持
    した誤り訂正処理結果を順次巡回し、 前記第1の誤り訂正符号に対応する前記縦方向の誤り訂
    正処理、及び対応する前記横方向の誤り訂正処理におい
    て、動作を停止することを特徴とする請求項5に記載の
    誤り訂正装置。
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