JPH07169205A - データ再生方法及びデータ再生装置 - Google Patents

データ再生方法及びデータ再生装置

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JPH07169205A
JPH07169205A JP23394794A JP23394794A JPH07169205A JP H07169205 A JPH07169205 A JP H07169205A JP 23394794 A JP23394794 A JP 23394794A JP 23394794 A JP23394794 A JP 23394794A JP H07169205 A JPH07169205 A JP H07169205A
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隆一 岩村
Shozo Masuda
昌三 増田
Yoshiyuki Akiyama
義行 秋山
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing
    • G11B2020/183Testing wherein at least one additional attempt is made to read or write the data when a first attempt is unsuccessful

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクに対する迅速なアクセスと高速再生
を可能にするとともに、誤り訂正能力を向上させる。 【構成】 光ディスク1に対して、内パリティと外パリ
ティの二重のパリティを付加してデータを記録する。内
パリティは、インタリーブしたデータに付加され、内符
号の訂正に用いられ、外パリティは、インタリーブしな
いデータと内パリティに対して付加され、外符号の訂正
に用いられる。光ディスク1からの再生データはリング
バッファメモリ5に供給され、記憶されるとともに、誤
り訂正回路71にも供給され、そこで外符号が訂正され
る。訂正結果はリングバッファメモリ5に供給され、上
書きされる。リングバッファメモリ5に記憶されたデー
タは誤り訂正回路71に再び読み出され、内符号が訂正
される。セクタ検出回路72におけるセクタアドレスの
検出には、外符号訂正されたデータが使用され、特殊再
生時においては、外符号訂正のみが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスクや光
磁気ディスクなどのディスクに記録されている画像デー
タまたは音声データなどを再生する光ディスク装置や光
磁気ディスク装置などに用いて好適なデータ再生方法及
びデータ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばMPEGなどの所定の規格に準拠
する画像圧縮方法により、光ディスクなどの記録媒体に
記録された動画像データまたは音声データを再生する光
ディスク装置としては、例えば本出願人が先に出願した
特願平4−92223号の明細書および図面に開示した
ものがある。
【0003】即ち、図19に示すように、この光ディス
ク装置においては、ピックアップ2は、光ディスク1に
レーザ光を照射し、その反射光から光ディスク1に記録
されている、例えば画像データを再生する。ピックアッ
プ2が出力するデータは、復調回路3に入力され、そこ
で復調される。またピックアップ2の出力は、フェイズ
ロックドループ(PLL)回路9にも入力され、クロッ
クが抽出される。このクロックは、復調回路3、セクタ
検出回路4に送られる。復調回路3により復調されたデ
ータは、セクタ検出回路4を介してECC回路6に入力
され、誤りの検出、訂正が行われる。
【0004】なお、セクタ検出回路4は、復調回路3で
復調されたデータから、セクタナンバ(光ディスク1の
セクタに割り当てられたアドレス)を検出し、制御回路
31に出力する。また、セクタ検出回路4は、例えばセ
クタナンバを検出することができなかったり、検出する
ことができても、それが、例えば連続していなかった場
合、トラックジャンプ判定回路7にセクタナンバ異常信
号を出力する。
【0005】ECC回路6は、セクタ検出回路4を介し
て復調回路3より供給されたデータからデータ誤りを検
出し、そのデータに付加されているパリティビット(パ
リティデータ)を用いて誤り訂正を行う。さらに、EC
C回路6は、データの誤りを訂正することができなかっ
た場合、トラックジャンプ判定回路7にエラー発生信号
を出力する。誤りの訂正が行われたデータは、ECC回
路6からトラックジャンプ用のリングバッファメモリ5
に供給され、制御回路31の制御に従ってそこに記憶さ
れる。
【0006】制御回路31は、セクタ検出回路4の出力
から、光ディスク1の各セクタ毎のアドレスを読み取
り、そのアドレスに対応して、ECC回路6からのデー
タを、リングバッファメモリ5に記憶させる(リングバ
ッファメモリ5に書き込む)書き込みアドレス(書き込
みポイント(WP))を指定する。また、制御回路31
は、後段のデコード部20のビデオコードバッファメモ
リ10からのコードリクエスト信号に基づき、リングバ
ッファメモリ5に書き込まれたデータの読み出しアドレ
ス(再生ポイント(RP))を指定する。そして、その
再生ポイント(RP)からデータを読み出し、ビデオコ
ードバッファメモリ10に供給し、記憶させる。
【0007】ビデオコードバッファメモリ10に記憶さ
れたデータは、その後段の逆VLC回路11からのコー
ドリクエスト信号に基づいて、逆VLC回路11に転送
される。逆VLC回路11は、入力されたデータを逆V
LC処理し、入力されたデータの逆VLC処理が終了す
ると、そのデータを逆量子化回路12に出力するととも
に、コードリクエスト信号をビデオコードバッファ10
に出力し、新たなデータの入力を要求する。さらに、逆
VLC回路11は、量子化ステップサイズ、または動き
ベクトルを、逆量子化回路12、または動き補償回路1
5にそれぞれ出力する。
【0008】逆量子化回路12は、逆VLC回路11よ
り供給された量子化ステップサイズに従って、入力され
たデータを逆量子化し、逆DCT回路13に出力する。
逆DCT回路13は入力されたデータを逆DCT処理
し、加算回路14に供給する。
【0009】逆DCT回路13より加算回路14に供給
されたデータが、Iピクチャのデータである場合、その
データは、加算回路14を介してそのままフレームメモ
リ16に出力され、記憶される。
【0010】また、そのデータが、Iピクチャを予測画
像とするPピクチャのデータである場合、既に復号され
たIピクチャのデータが、フレームメモリ16より読み
出され、動き補償回路15に供給される。動き補償回路
15は、フレームメモリ16から供給されたデータに対
し、逆VLC回路11より供給された動きベクトルに対
応する動き補償を施して予測画像とし、加算回路14に
供給する。加算回路14は、逆DCT回路13より出力
されたデータと、動き補償回路15より出力されたデー
タを加算し、Pピクチャのデータを生成する。このデー
タもフレームメモリ16に記憶される。
【0011】逆DCT回路13より出力されたデータが
Bピクチャのデータである場合、既に復号されたIピク
チャまたはPピクチャデータが、フレームメモリ16よ
り読み出され、動き補償回路15に供給される。動き補
償回路15に供給されたデータは、そこで動き補償が施
され、加算回路14に供給される。加算回路14は、逆
DCT回路13より出力されたデータと、動き補償回路
15より出力されたデータを加算するので、復号された
Bピクチャデータが得られることになる。このデータも
フレームメモリ16に記憶される。
【0012】以上のようにして復号され、フレームメモ
リ16に記憶された画像データは、D/Aコンバータ1
7でD/A変換された後、ディスプレイ18に供給され
て表示される。
【0013】ところで、上述したように、制御回路31
は、ビデオコードバッファメモリ10からのコードリク
エスト信号に対応して、リングバッファメモリ5に記憶
されているデータをビデオコードバッファメモリ10に
供給するが、例えば単純な画像に関するデータ処理が続
き、ビデオコードバッファメモリ10から逆VLC回路
11へのデータ転送量が少なくなると、リングバッファ
メモリ5からビデオコードバッファメモリ10へのデー
タ転送量も少なくなる。すると、リングバッファメモリ
5の記憶データ量が多くなり、オーバーフローする恐れ
がある。
【0014】このため、トラックジャンプ判定回路7
は、制御回路31により制御されている書き込みポイン
ト(WP)および再生ポイント(RP)からリングバッ
ファメモリ5が現在記憶しているデータ量を算出(検
出)し、そのデータ量があらかじめ設定された所定の基
準値を越えた場合、リングバッファメモリ5がオーバー
フローする恐れがあると判断して、トラッキングサーボ
回路8にトラックジャンプ指令を出力する。
【0015】また、トラックジャンプ判定回路7は、セ
クタ検出回路4からのセクタナンバ異常信号またはEC
C回路6からのエラー発生信号を検出した場合、制御回
路31により制御されている書き込みポイント(WP)
と再生ポイント(RP)から、リングバッファメモリ5
内に残存しているデータ量を求める。また、現在のトラ
ック位置から、光ディスク1が1回転する間に(光ディ
スク1の1回転待ちの間に)、リングバッファメモリ5
からビデオコードバッファメモリ10への読み出しを保
証するのに(リングバッファメモリ5にアンダーフロー
を発生させないために)必要なデータ量を求める。
【0016】リングバッファメモリ5の残存データ量が
充分大きい場合、リングバッファメモリ5から最高の転
送レートでビデオコードバッファメモリ10へデータが
読み出されても、リングバッファメモリ5にはアンダー
フローが生じないため、トラックジャンプ判定回路7
は、エラー発生位置をピックアップ2で再度再生するこ
とによりエラー回復が可能であると判断して、トラッキ
ングサーボ回路8にトラックジャンプ指令を出力する。
【0017】トラックジャンプ判定回路7によりトラッ
クジャンプ指令が出力されると、トラッキングサーボ回
路8は、ピックアップ2による再生位置をトラックジャ
ンプさせる。即ち、例えば光ディスク1の内周から外周
へデータが記録されている場合、トラッキングサーボ回
路8は、現在位置から内周側の隣接トラックへピックア
ップ2をジャンプさせる。そして、ピックアップ2によ
る再生位置が、光ディスク1が再び1回転して元の位置
に到来するまでの間、つまりセクタ検出回路4から得ら
れるセクタナンバがトラックジャンプ時のセクタナンバ
になるまでの間、新たなデータのリングバッファメモリ
5への書き込みが禁止され、必要に応じてリングバッフ
ァメモリ5に既に記憶されているデータが、ビデオコー
ドバッファメモリ10に転送される。
【0018】また、トラックジャンプ後、セクタ検出回
路4から得られるセクタナンバが、トラックジャンプ時
のセクタナンバと一致しても、リングバッファメモリ5
に記憶されているデータ量が所定の基準値を越えている
場合、即ちリングバッファメモリ5がオーバーフローす
る可能性がある場合、リングバッファメモリ5へのデー
タの書き込みは再開されず、再びトラックジャンプが行
われる。
【0019】ここで、リングバッファメモリ5は、光デ
ィスク1の少なくとも1トラック分(1回転分)のデー
タを記憶することができる容量を有している。
【0020】よって、光ディスク1が、例えば線速度一
定(CLV)ディスクである場合、回転周期は最外周に
おいて最大となるため、最外周における1トラック分
(1回転分)の記憶容量、つまり(最外周の回転周期)
×(ECC回路6からリングバッファメモリ5へのデー
タ転送レート)の記憶容量を少なくとも有する。
【0021】リングバッファメモリ5からビデオコード
バッファメモリ10へのデータの最大転送レートは、E
CC回路6からリングバッファメモリ5へのデータ転送
レートと等しいか、またはそれより小さい値に設定され
ている。このようにすることにより、ビデオコードバッ
ファメモリ10からリングバッファメモリ5へのデータ
転送のコードリクエストは、トラックジャンプのタイミ
ングに拘らず、自由に送出することができる。
【0022】以上のように、この光ディスク装置によれ
ば、リングバッファメモリ5の記憶容量に対応してピッ
クアップ2をトラックジャンプさせるようにしたので、
光ディスク1からの再生画像の複雑さまたは平坦さに拘
らず、ビデオコードバッファメモリ10のオーバーフロ
ーまたはアンダーフローが防止され、均一な画質の画像
を、長時間にわたって再生することができる。
【0023】さらに、この光ディスク装置によれば、光
ディスク1から読み出されたデータにエラーが生じた場
合、ピックアップ2をトラックジャンプさせ、再びデー
タを光ディスク1から読み出すようにしたので、データ
の読み出しエラーによる再生画像の劣化を防止すること
ができる。
【0024】ところで、図19の光ディスク装置におけ
るECC回路6は、例えば図20に示すように構成され
る。復調回路3(図19)より出力されたデータは、セ
クタ検出回路4を介してECC回路6に入力され、その
入力段にあるバッファメモリ41(図20)に一時記憶
される。バッファメモリ41に記憶されたデータは、メ
モリ42に順次転送され、アドレス発生器43が発生す
るアドレスに従って記憶される。メモリ42に記憶され
たデータは、そこから読み出され、誤り訂正回路44に
転送される。誤り訂正回路44は、メモリ42から転送
されたデータに対し、誤り訂正を施し、誤り訂正を施し
たデータを再びメモリ42に格納する。
【0025】ここで、メモリ42に対するデータの書き
込みと読み出しについて、図21のメモリマップを参照
して説明する。図中の丸印は誤り訂正の1シンボル単
位、通常は1バイトを示す。メモリ42に対するデータ
の書き込みまたは読み出しは、図21に示すメモリマッ
プの横1行を1データ長とした単位で行われる。また、
その最後にはパリティビット(図中、斜線を付してある
部分)が付加されており、メモリマップの斜め方向(以
下、インタリーブ方向と記載する)(図中、点線の矢印
で示す方向)のデータの並びにおける最後の部分のデー
タとしてのパリティビットが、このインタリーブ方向に
並ぶデータの誤りを訂正するためのパリティビットにな
っている。
【0026】即ち、例えばバーストエラーを孤立化させ
るため、データと、そのデータの誤りを訂正するための
パリティビットが、インタリーブ方向に並ぶようになっ
ている。
【0027】従って、メモリ42においては、まずバッ
ファメモリ41からのデータが、ライトポインタwp1
の指すアドレスに従って、アドレス方向に書き込まれ
る。
【0028】なお、アドレス方向とは、図21のメモリ
マップにおいて、左から右、そして上から下へ進む方向
を意味する。
【0029】そして、少なくとも、インタリーブ方向に
データを読み出すのに必要な記憶容量(アドレス)分
(以下、インタリーブ長と記載する)だけ遅れたリード
ポインタrp1の指すアドレスに従って、既にメモリ4
2に書き込まれたデータが、インタリーブ方向に読み出
され、誤り訂正回路44に供給される。誤り訂正回路4
4では、上述したようにしてインタリーブ方向のデータ
の並びに対して、誤り訂正処理が施され、誤り訂正され
たデータは、メモリ42に転送される。
【0030】誤り訂正回路44で誤り訂正されたデータ
は、ライトポインタwp2の指すアドレスに従って、最
初に書き込まれた位置(アドレス)に再び書き込まれ、
アドレス方向に移動するリードポインタrp2に従っ
て、バッファメモリ45(図20)に転送される。
【0031】以上の動作を1サイクルとして、これを繰
り返すことにより誤り訂正されたデータがバッファメモ
リ45よりリングバッファメモリ5(図19)に、順次
出力される。
【0032】従って、誤り訂正されたデータは、一度メ
モリ42(図20)に記憶されてから、再度リングバッ
ファメモリ5に記憶されることになる。
【0033】このように、従来の光ディスク装置におい
ては、異なる2つのメモリ(メモリ42とリングバッフ
ァメモリ5)に、順次データを出し入れするという、冗
長な動作が行われており、装置の規模が大きくなるばか
りでなく、データ処理速度が遅くなるという課題があっ
た。
【0034】そこで本出願人は、特願平4−28547
5号として、リングバッファメモリ5に記憶されたデー
タの誤りを訂正することを先に提案した。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先の提
案においては、正しいセクタアドレスが読めず、正確か
つ迅速に光ディスク1にアクセスすることができないと
いう課題があった。
【0036】さらに、光ディスク1より読み込んだデー
タに大きな誤りがあって訂正不能な場合、再度訂正する
ことができないという課題があった。
【0037】また、デインタリーブに時間を要し、例え
ば、早送りや巻戻しといった特殊再生時における高速再
生動作が難しいという課題があった。
【0038】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ディスクに対して迅速にアクセスするこ
とができ、また、ディスクを高速再生することができる
ようにするものである。
【0039】また、本発明は、誤り訂正能力を向上させ
るものである。
【0040】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
再生方法は、ディスクに記録されている記録データを再
生するためのデータ再生方法において、2系統の誤り訂
正符号を含む記録データが記録されているディスクか
ら、記録データをピックアップを介して再生し、再生さ
れたデータをメモリに記憶し、少なくともメモリから読
み出したデータを用いて、2系統の誤り訂正符号によっ
てメモリに記憶されたデータに対して誤り訂正を行い、
メモリのデータの記憶量、又は誤り訂正不能の検出に対
応して、ピックアップをトラックジャンプさせ、メモリ
より読み出されたデータを復号化することを特徴とす
る。
【0041】2系統の誤り訂正符号は、ディスクに記録
されているデータをインタリーブしたデータに対して付
加されている第1の誤り訂正符号と、インタリーブして
いないデータに対して付加されている第2の誤り訂正符
号とにより構成することができる。
【0042】誤り訂正不能が検出された場合、メモリに
記憶したデータの誤り訂正不能部分を、第1の誤り訂正
符号及び又は第2の誤り訂正符号により再度訂正するこ
とができる。
【0043】2系統の誤り訂正符号を含む所定の長さの
データ毎にシンクが配置されており、シンクの再生周期
内に、メモリへのデータの書き込み、メモリに書き込ま
れたデータの2系統の誤り訂正符号を用いた誤りの訂
正、並びに復号のための読み出しを行うことができる。
【0044】2系統の前記誤り訂正符号は、積符号とす
ることができる。
【0045】請求項6に記載のデータ再生方法は、ディ
スクに記録されている記録データを再生するためのデー
タ再生方法において、インタリーブしたデータに対して
付加されている第1の誤り訂正符号と、インタリーブし
ていないデータに対して付加されている第2の誤り訂正
符号とを含む記録データが記録されているディスクか
ら、記録データを再生し、特殊再生時、第2の誤り訂正
符号のみを用いて再生されたデータに対して誤り訂正を
行うことを特徴とする。
【0046】請求項7に記載のデータ再生方法は、ディ
スクに記録されている記録データを再生するためのデー
タ再生方法において、セクタヘッダを含んで計算された
2系統の誤り訂正符号を含む記録データが記録されてい
るディスクから、記録データを再生し、再生されたデー
タに対して2系統の誤り訂正符号のうちの1系統のみを
用いて誤り訂正を行い、誤り訂正されたデータのセクタ
ヘッダからセクタアドレスを検出することを特徴とす
る。
【0047】検出されたセクタアドレスの内の有効セク
タアドレスの連続性に基づいて、有効期間と無効期間と
を設定し、有効期間において、有効セクタアドレスが検
出されない場合、セクタアドレスを補間するようにする
ことができる。
【0048】請求項9に記載のデータ再生方法は、ディ
スクに記録されている記録データを再生するためのデー
タ再生方法において、インタリーブしたデータに対して
付加されている第1の誤り訂正符号と、インタリーブし
ていないデータに対して付加されている第2の誤り訂正
符号とを含む記録データが記録されているディスクか
ら、記録データを再生し、再生されたデータを、第1の
誤り訂正符号と、第2の誤り訂正符号が、互いに垂直な
方向となるようにDRAMに書き込み、少なくともDR
AMから読み出したデータを用いて、第1の誤り訂正符
号と第2の誤り訂正符号によって、DRAMに記憶され
たデータに対して誤り訂正を行い、DRAMより読み出
されたデータを復号化することを特徴とする。
【0049】請求項10に記載のデータ再生装置は、デ
ィスクに記録されている記録データを再生するためのデ
ータ再生装置において、2系統の誤り訂正符号を含む記
録データが記録されているディスク(例えば図1の光デ
ィスク1)から、記録データを再生する再生手段(例え
ば図1のピックアップ2)と、再生されたデータを記憶
するメモリ(例えば図1のリングバッファメモリ5)
と、少なくともメモリから読み出したデータを用いて、
2系統の誤り訂正符号によってメモリに記憶されたデー
タに対して誤り訂正を行う誤り訂正手段(例えば図1の
誤り訂正回路71)と、メモリのデータの記憶量、又は
誤り訂正不能の検出に対応して、再生手段のディスクに
対する読出位置を制御する制御手段(例えば図1の制御
回路74)と、メモリより読み出されたデータを復号化
する復号化手段(例えば図1のデコード部20)とを有
することを特徴とする。
【0050】2系統の誤り訂正符号は、ディスクに記録
されているデータをインタリーブしたデータに対して付
加されている第1の誤り訂正符号と、インタリーブして
いないデータに対して付加されている第2の誤り訂正符
号とにより構成することができる。
【0051】誤り訂正手段は、誤り訂正不能が検出され
た場合、メモリに記憶したデータの誤り訂正不能部分
を、第1の誤り訂正符号及び又は第2の誤り訂正符号に
より再度訂正するようにすることができる。
【0052】2系統の誤り訂正符号を含む所定の長さの
データ毎にシンクが配置されており、シンクの再生周期
内に、メモリへのデータの書き込み、メモリに書き込ま
れたデータの2系統の誤り訂正符号を用いた誤りの訂
正、並びに復号のための読み出しを行うようにすること
ができる。
【0053】2系統の誤り訂正符号は、積符号とするこ
とができる。
【0054】請求項15に記載のデータ再生装置は、デ
ィスクに記録されている記録データを再生するためのデ
ータ再生装置において、インタリーブしたデータに対し
て付加されている第1の誤り訂正符号と、インタリーブ
していないデータに対して付加されている第2の誤り訂
正符号とを含む記録データが記録されているディスク
(例えば図1の光ディスク1)から、記録データを再生
する再生手段(例えば図1のピックアップ2)と、特殊
再生時、第2の誤り訂正符号のみを用いて再生されたデ
ータに対して誤り訂正を行う誤り訂正手段(例えば図1
の誤り訂正回路71)とを有することを特徴とする。
【0055】請求項16に記載のデータ再生装置は、デ
ィスクに記録されている記録データのデータ再生装置に
おいて、セクタヘッダを含んで計算された2系統の誤り
訂正符号を含む記録データが記録されているディスク
(例えば図1の光ディスク1)から、記録データを再生
する再生手段(例えば図1のピックアップ2)と、再生
されたデータに対して2系統の誤り訂正符号のうちの1
系統のみを用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段(例えば
図1の誤り訂正回路71)と、誤り訂正されたデータの
セクタヘッダからセクタアドレスを検出するセクタ検出
手段(例えば図1のセクタ検出回路72)とを有するこ
とを特徴とする。
【0056】検出されたセクタアドレスの内の有効セク
タアドレスの連続性に基づいて、有効期間と無効期間と
を設定し、有効期間において、有効セクタアドレスが検
出されない場合、セクタアドレスを補間する手段を有す
ることを特徴とする。
【0057】請求項18に記載のデータ再生装置は、デ
ィスクに記録されている記録データを再生するためのデ
ータ再生装置において、インタリーブしたデータに対し
て付加されている第1の誤り訂正符号と、インタリーブ
していないデータに対して付加されている第2の誤り訂
正符号とを含む記録データが記録されているディスク
(例えば図1の光ディスク1)から、記録データを再生
する再生手段(例えば図1のピックアップ2)と、再生
されたデータが、第1の誤り訂正符号と、第2の誤り訂
正符号が互いに垂直な方向となるように書き込まれるD
RAM(例えば図1のリングバッファメモリ5)と、少
なくともDRAMから読み出したデータを用いて、第1
の誤り訂正符号と第2の誤り訂正符号によって、DRA
Mに記憶されたデータに対して誤り訂正を行う誤り訂正
手段(例えば図1の誤り訂正回路71)と、DRAMよ
り読み出されたデータを復号化する復号化手段(例えば
図1のデコード部20)とを有することを特徴とする。
【0058】
【作用】上記構成のデータ再生方法及びデータ再生装置
においては、再生点としてのピックアップにより、ディ
スクに記録されている、例えば画像データなどのデータ
が再生され、リングバッファメモリなどのメモリに一旦
記憶される。そして、このメモリに記憶されたデータの
誤りが、例えば内符号と外符号の2系統の誤り訂正符号
を用いて訂正される。その後、この誤りが訂正されたデ
ータがメモリから読み出され、復号される。従って、誤
りをより少なくすることができるばかりでなく、ディス
クの迅速なアクセスと、高速再生が可能になる。
【0059】
【実施例】図1は、本発明のデータ再生方法を応用した
光ディスク装置の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。図中、図19における場合と対応する部分について
は同一の符号を付してある。
【0060】次に、この光ディスク装置について説明す
るが、その前に、図2を参照して、この光ディスク装置
において再生される光ディスク1におけるデータフォー
マットについて説明する。
【0061】図2において、丸印は1シンボル(1バイ
ト)のデータを示す。データは、例えば1符号(1行)
が128バイト単位とされ、16符号ごとにセクタヘッ
ダを含む。
【0062】セクタヘッダは、図3に示すように、セク
タヘッダであることを示すセクタマーク、セクタごとに
1ずつ増加するセクタアドレス、およびセクタヘッダの
誤り検出のための巡回符号(CRC)から構成される。
【0063】図2に示すように、1行が128バイトご
とに並べられたデータは、斜め方向(矢印A方向)に読
んだデータに対して、16バイトの誤り訂正符号が内パ
リティとして付加される。図において、内部に縦線を付
加して表した丸印が内パリティを表している。内パリテ
ィは、いわゆる畳み込みが行なわれており、斜め方向の
データの先頭から最後まで、途切れることなくパリティ
が計算されている。この斜め方向の144(=128+
16)バイトの符号を内符号と称する。
【0064】次に、内パリティの計算が終った行に対し
て、横方向(矢印B方向)にデータを読み、データ12
8バイトと内パリティ16バイトの合計144バイトに
対して、16バイトの誤り符号が外パリティとして付加
される。図2において、横線を付加した丸印が外パリテ
ィを表している。この横方向の160(=128+16
+16)バイトの符号を外符号と称する。
【0065】これら2系統のパリティ(内パリティと外
パリティ)はセクタヘッダを含んで計算されており、外
符号訂正または内符号訂正で、セクタヘッダ部分に生じ
た誤りを訂正することができる。
【0066】各行の160バイト(データが128バイ
ト、内パリティと外パリティが32バイト)のデータの
先頭には、図2に示すように、シンク信号が付加されて
いる。
【0067】図1のピックアップ2は、以上のようなフ
ォーマットにより画像データが記録されている光ディス
ク1にレーザ光を照射し、その反射光から光ディスク1
に記録されている、例えば画像データを再生する。ピッ
クアップ2が出力するデータは、復調回路3に入力さ
れ、復調される。またピックアップ2の出力は、PLL
回路9にも入力され、クロックが抽出される。このクロ
ックは、復調回路3とバッファメモリ61に送られる。
復調回路3により復調されたデータは、バッファメモリ
61に入力される。バッファメモリ61から出力された
データは、制御回路74の制御のもとにリングバッファ
メモリ5に書き込まれる。
【0068】復調回路3は、シンク保護機能を有してい
る。すなわち、ディスクの正常な再生状態では、再生デ
ータより各符号の先頭でシンクが等間隔で得られるが、
シンクが得られなかった場合は、図4に示すように、シ
ンクの補間を行なう。即ち、シンクは一定の周期で発生
するため、この周期でシンクが検出されなかった場合、
疑似的にシンクを生成し、出力する。復調回路3以降の
回路はシンクを1動作単位としているため、このような
シンク補間により安定した動作が可能となる。
【0069】また、復調回路3は変換表(テーブル)を
内蔵しており、入力データを変調単位ごとに変換表と照
らしあわせて復調を行なうが、変換表にないデータの組
み合わせ、あるいは禁止されているデータの組合せを見
つけた場合、そのシンボルごとにエラーフラグを立てる
(フラグを1とする)。また、PLL回路9より供給さ
れるクロックからPLLのロック状態を知り、ロックが
はずれている間はエラーフラグを立てる。
【0070】また、さらに、シンクを補間した場合と、
1符号中のエラーフラグが所定の設定数より多い場合
は、1符号長の全シンボルに対して、エラーフラグを立
てる。このエラーフラグは、データと一緒にバッファメ
モリ61に送られる。
【0071】次に、リングバッファメモリ5およびフラ
グレジスタ73に対するデータの書き込みと読み出しに
ついて説明する。
【0072】リングバッファメモリ5としては、スタテ
ィックランダムアクセスメモリ(SRAM)や、ダイナ
ミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を用いるこ
とができる。SRAMは、DRAMと異なり、制限な
く、データを連続して高速に書き込みまたは読み出すこ
とができるが、高価である。
【0073】これに対して、DRAMは安価であるが、
データを高速で書き込みまたは読み出すには、いわゆる
高速ページモードを使用する必要がある。高速ページモ
ードのページ単位は、例えば256バイトと制限されて
おり、これを越えてデータを読み書きする場合は、ペー
ジ切替えを行う必要がある。このページ切替えの回数が
短いほど、処理時間が早くなる。そこで、本装置では、
外符号訂正(図2の矢印B方向の訂正)を行う場合と、
内符号訂正(図2の矢印A方向の訂正)を行う場合と
で、異なる方向にデータを読み書きする必要があるが、
その際、いずれの場合においても、ページ切替えが、で
きるだけ等間隔で行われ、かつ、その回数が少なくなる
ように、リングバッファメモリ5へのデータの格納方法
が工夫されている。
【0074】以下に、このリングバッファメモリ5への
データの格納方法を説明する。即ち、図2に示すフォー
マット上のデータを、符号番号(図2の行)をi、符号
内のシンボルの番号をシンク先頭より数えてjとし、行
列D(i,j)で表すものとする。このようにすると、
第i番目(第i行目)の符号は、D(i,0)からD
(i,159)までの160個のシンボルで構成される
ことになる。内符号方向(図2の矢印Aの方向)のデー
タ列は、次のように表される。 D(i,0),D(i+1,1),D(i+2,2),
・・・・・,D(i+143,143)
【0075】一方、リングバッファメモリ5のアドレス
を、行アドレスをm、列アドレスをnとして、R(m,
n)と表す。nは0以上159以下の値である。行アド
レスと列アドレスは、それぞれ16をページ単位とす
る。ここで、図2のフォーマット上のデータD(i,
j)は、リングバッファメモリ5に対して、次式で得ら
れるm,nが示すアドレスR(m,n)に書き込まれ
る。即ち、 k=(15−(i mod 16))+j とおいて、 m=i k<160のときn=k k≧160のときn=k−160 とされる。ただし、演算子modは、剰余を表す。
【0076】リングバッファメモリ5のアドレスR
(m,n)にデータD(i,j)が格納された状態を図
示すると、図5に示すようになる。また、この場合、D
(1,0)を先頭とする外符号と内符号のデータ順は、
図6に示すようになる。図6より明らかなように、外符
号は水平方向に、内符号は垂直方向に、それぞれ配列さ
れるため、いずれの場合も、最初の数シンボルを除い
て、16シンボルおきに、等間隔で、ページ切替えが発
生する。従って、このようにリングバッファメモリ5に
データを格納することで、外符号、内符号とも、高速ペ
ージモードにより高速な読み書きが実現できる。
【0077】リングバッファメモリ5に対する書き込み
と読み出しは、復調回路3からバッファメモリ61に入
力されるデータレートの数倍、例えば5倍のレートで行
なう。図7にそのタイミングを示す。図7の1シンク時
間は、図4に示したシンク間の間隔と同一の時間(シン
クの周期)であり、160バイトの1符号分のデータが
復調回路3からバッファメモリ61に入力される時間に
対応する。
【0078】図7のXwは、バッファメモリ61に一時
記憶された1シンク分のデータを、リングバッファメモ
リ5に書き込むタイミング(期間)を示す。Xcは、誤
りシンボルと外符号フラグの書き換えのタイミング(期
間)を示す。Yrは、リングバッファメモリ5上の内符
号データの読み出しのタイミング(期間)を示す。Yc
は、誤りシンボルと内符号フラグの書き換えのタイミン
グ(期間)を示す。Zrは、リングバッファメモリ5上
のデータのビデオコードバッファメモリ10への読み出
しのタイミング(期間)を示す。
【0079】図8は、リングバッファメモリ5のメモリ
空間を、1符号長を横1行として模式的に示したもので
ある(実際には、DRAM上には、図5および図6に示
したようにデータが格納される)。Xwの書き込みポイ
ンタをPXwで示す。各ポインタは、図の上方向に向か
って移動するものとする。
【0080】リングバッファメモリ5には、外符号訂正
と内符号訂正の訂正結果のフラグを格納する領域が各符
号につき1ビットずつ設けてあり、図8の右端に、デー
タ領域と対応がつくように示してある。
【0081】図9及び図10に、フラグレジスタ73の
構成例を示す。この実施例の場合、スイッチ81を介し
て入力されるデータが、144個の連続するレジスタ
を、更にスイッチ82を介して出力されるようになされ
ている。また、出力されたデータは、1つのレジスタと
スイッチ81を介して、再び144個の連続するレジス
タに戻されるようになされている。
【0082】いま、誤り訂正が進行中であり、図8に示
すPYrの行に対する外符号訂正のPYrより1つ下のシ
ンボルを含む図8の矢印Aの方向の内符号訂正が終了し
ている状態であるとする。このとき、フラグレジスタ7
3の144個のレジスタには、図10(a)に示すよう
に、過去の外符号フラグfi+143,fi+142,・・・fi
が記憶された状態となっている。フラグレジスタ73が
空き状態(即ち、誤り訂正が初めて開始される状態)か
ら、このような状態になるまでの経過については後述す
る。以下に、誤り訂正からビデオコードバッファにデー
タが送られるまでの動作を、図7のタイミングチャート
にそって説明する。
【0083】図7の期間Xwにおいて、バッファメモリ
61に記憶された図8のポインタPXwの示す1行分の
データをリングバッファメモリ5に書き込むとき、制御
回路74により、スイッチ62の連動する切替接片6
3,64は、いずれも接点a側に接続されている。バッ
ファメモリ61から出力されたデータは、リングバッフ
ァメモリ5に書き込まれると同時に、同じタイミング
で、やはりバッファメモリ61より出力されるエラーフ
ラグとともに、スイッチ62の切替接片63または64
を介して、誤り訂正回路71(図20の誤り訂正回路4
4に対応する)に入力される。誤り訂正回路71は、期
間Xwにおいて、入力された図8のポインタPXwの示す
行のデータを、外パリティとエラーフラグを用いてイレ
ージャ訂正する。訂正の結果、誤りシンボルとその訂正
値が得られる。
【0084】次に、図7の期間Xcにおいて、誤り訂正
回路71は、訂正された値をリングバッファメモリ5及
びフラグレジスタ73に供給し、リングバッファメモリ
5では、対応する誤りシンボルに対して訂正された値の
上書きが行われる。また、訂正を行ったので、図8の外
符号フラグ(いまの場合、外符号フラグfi+144)をゼ
ロにする。もし、誤りの数が多くて訂正不能の場合は、
リングバッファメモリ5上のデータの書き換えはせず、
訂正不能ということで、外符号フラグfi+144には1を
書き込む。
【0085】次に図7の期間Yrにおいて、スイッチ6
2の切替接片63,64が接点bに切り替えられ、内符
号訂正のため、ポインタPYrの示す位置から、リング
バッファメモリ5よりインタリーブ方向(図8の矢印A
方向(図6の垂直方向))にデータが読み出され、誤り
訂正回路71に入力される。一方、フラグレジスタ73
からは、外符号フラグfi+143,fi+142,・・・fiが
順に読み出され、内符号の訂正に使用される。誤り訂正
回路71は、入力された外符号フラグと内パリティを用
いて、入力データ(内符号)の誤り訂正(イレージャ訂
正)を行う。
【0086】このとき、フラグレジスタ73は、以下の
ように動作する。図10(b)に示すように、誤り訂正
回路71から出力された外符号フラグfi+144は、スイ
ッチ81の接点bを介して、フラグレジスタ73の左端
のレジスタに記憶される。同時に、フラグレジスタ73
の右端のレジスタに記憶されていた外符号フラグfi+14
3が、スイッチ82を介して出力される。
【0087】次に、図10(c)に示すように、スイッ
チ81が接点a側に切り替えられ、外符号フラグfi+14
4が144個のシフトレジスタの右端まで転送される。
同時に、各レジスタに記憶されていた外符号フラググf
i+142,・・・fiが、スイッチ82を介して出力され
る。このように、フラグレジスタ73は、1個の内符号
長分の外符号フラグfi+143,fi+142,・・・fiを出
力することができる。また、フラグレジスタ73の14
4個のレジスタには、外符号フラグfi+144,fi+143,
fi+142,・・・fi+1が記憶される。このように、フラ
グレジスタ73は、常に最新の外符号フラグを1個の内
符号長分(144個)だけ記憶する。
【0088】外符号フラグを、リングバッファメモリ5
の空きエリアに書き込んだにも拘らず、フラグレジスタ
73に記憶して、誤り訂正回路71に供給するのは、リ
ングバッファメモリ5内の異なる領域から、データと外
符号フラグをシンボル毎に同時に読み出すことができな
いためである。
【0089】次に、図7の期間Ycにおいて、外符号の
訂正と同様に、リングバッファメモリ5上の誤りシンボ
ルに対し、訂正された値がリングバッファメモリ5内に
送られて上書きされる。もし、誤りが多くて訂正不能の
場合は、データの書き換えは行われない。
【0090】また、内符号フラグgi乃至gi+143のすべ
てに、誤りを訂正したならゼロが、訂正不能なら1が、
それぞれリングバッファメモリ5の空きエリアに書き込
まれる。ただし、内符号フラグgi乃至gi+143の中で、
過去の内符号訂正において、すでに1が書き込まれてい
るものに対しては、何も書き込まれない。
【0091】この動作を図11にて説明する。図11
で、PYr1,PYr2,PYr3のポインタが示す3つ
の内符号のみが訂正不能であったとすると、図11に示
すように、内符号フラグが書かれる。すなわち、訂正不
能な内符号が外符号方向から見て、どこまで及ぶかを示
したものが内符号フラグである。
【0092】このようにして、誤り訂正を終えたリング
バッファメモリ5上のデータは、最後に、図7の期間Z
rにおいて、デコード部20のビデオコードバッファメ
モリ10へと読み出される。図8のPZrが、この場合
の読み出しポインタである。データは順方向(水平方
向)に読むが、内パリティと外パリティは不要なので
(訂正は既に完了しているので)、飛ばして読み出す
(読み出さない)。また、図8に示すように、PZrに
対して、図示せぬANDゲートを介した外符号フラグf
jと内符号フラグgjの論理積が、j行目の符号の訂正不
能フラグとしてビデオコードバッファメモリ10に送ら
れる。
【0093】以上のような一連の動作が、図7のタイミ
ングチャートにそって繰り返され、誤り訂正回路71に
よって外符号訂正と内符号訂正を終えたデータが、リン
グバッファメモリ5を介してビデオコードバッファ10
に供給される。
【0094】ここで、fjとgjの論理積をとる理由は、
例えば、ある内記号が訂正不能となると、図11に示し
たように、斜め方向(インタリーブ方向)に内符号長の
長さに渡り内符号フラグが立ってしまい、訂正不能部分
が特定できないためである。外符号フラグfjと内符号
フラグgjとの論理積をとれば、内符号フラグが立って
いても、外符号フラグが訂正可能であったなら、その行
jには誤りがないと判断でき、訂正不能な誤り部分に対
し、より正確に訂正不能フラグを立てることが可能とな
る。
【0095】尚、図8に示すように、ポインタPYeと
PZrの差部分が、リングバッファメモリ5のデータ残
量となる。ここで、PYeは、内符号訂正が完了した最
近のデータのポインタを表す。
【0096】リングバッファメモリ5からビデオコード
バッファメモリ10へ送られたデータは、訂正不能フラ
グがゼロならば(訂正が正しく行われていれば)、図1
9における場合と同様にして、デコード部20でデコー
ド(復号)される。訂正不能フラグが1ならば、その符
号は誤りを含むので、後段の動画像復号回路(逆VLC
回路11乃至動き補償回路15)では、このフラグがゼ
ロになるまで復号を停止し、ディスプレイ18には、す
でに復号済みでフレームメモリ16に格納されている画
像データを繰り返し送る(従って、静止画となる)こと
で、画像の乱れを防ぐ。
【0097】ここで、フラグレジスタ73が、空き状態
から図10(a)の状態になるまでの動作について示し
ておく。
【0098】いま、ポインタPXwが、図8において、
外符号フラグfiの位置(PYeの位置)にあり、ここか
ら初めてエラー訂正が始まるものとする。そして、この
PYeの行の外符号訂正が完了したとき、図9(a)に
示すように、スイッチ81が接点b側に切り替えられ、
誤り訂正回路71が出力する外符号フラグfiが、14
4個の連続するシフトレジスタの左端のレジスタに入力
される。この左端のシフトレジスタの外符号フラグfi
は、144個のシフトレジスタを順次右方向にシフトさ
れ、右端のレジスタまで転送される。
【0099】次に、ポインタPXwが図8において1行
だけ上(即ち、PYeの1行上の位置)に移動される。
そして、その行の符号の外符号訂正が行われ、図9
(b)に示すように、外符号フラグfi+1が144個の
連続するシフトレジスタの左端のレジスタに入力され
る。このとき、144個の連続するシフトレジスタの右
端のレジスタの外符号フラグfiは、1個のレジスタに
転送される。
【0100】さらに図9(c)に示すように、スイッチ
81が接点a側に切り替えられ、外符号フラグfi+1
が、144個のシフトレジスタを順次右方向にシフトさ
れ、右端のレジスタまで転送される。このとき、スイッ
チ81が接点a側に切り替えられているため、外符号フ
ラグfiが、144個のシフトレジスタの左端に入力さ
れ、順次右方向にシフトされて、右端から1つ手前のレ
ジスタまで転送される。
【0101】次に、ポインタPXwがさらに1行だけ上
(即ち、PYeの2行上の位置)に移動される。そし
て、その行の符号の外符号訂正が行われ、図9(d)に
示すように、スイッチ81が接点b側に切り替えられ、
外符号フラグfi+2が144個の連続するシフトレジス
タの左端のレジスタに入力される。このとき、144個
の連続するシフトレジスタの右端のレジスタの外符号フ
ラグfi+1は、1個のレジスタに転送される。また、外
符号フラグfiは、シフトレジスタの右端のレジスタに
転送される。
【0102】さらに、図9(e)に示すように、スイッ
チ81が接点a側に切り替えられ、外符号フラグfi+2
が、144個のシフトレジスタを順次右方向にシフトさ
れ、右端のレジスタまで転送される。このとき、スイッ
チ81が接点a側に切り替えられているため、外符号フ
ラグfi+1,fiが、144個のシフトレジスタの左端に
順次入力され、さらに順次右方向にシフトされて、右端
から2つ手前と3つ手前のレジスタまでそれぞれ転送さ
れる。
【0103】次に、図9(f)に示すように、スイッチ
81が接点b側に切り替えられ、以下同様の処理が繰り
返される。従って、フラグレジスタ73には、1シンク
に1個の割合で、外符号フラグが入力される。尚、図9
(a)から図9(f)及び図10の期間は、スイッチ8
2はオープンとされており、外符号フラグは出力されな
い。
【0104】以上のように、ポインタPXwが図8に示
す位置まで来た時点で、図10(a)に示すように、フ
ラグレジスタ73の144個のレジスタには、外符号フ
ラグfi+143,fi+142,・・・fiが記憶された状態と
なる。
【0105】ところで、リングバッファメモリ5のメモ
リ空間を、図12のように、円で表すとすると、ポイン
タPXw,PYr,PZrは、矢印で示す方向(反時計方
向)に、互いに追い越すことなく、回転することにな
る。ポインタPXwとPYrの距離は一定で、離れること
はない。リングバッファメモリ5は、ビデオコードバッ
ファメモリ10からの要求によりデータを読み出し、ビ
デオコードバッファメモリ10に供給するが、それに対
応して、図に示すデータ残量が変化することになる。
【0106】リングバッファメモリ5に対するデータの
読み書きは制御回路74が制御しており、以上のポイン
タPXw,PYr,PZrは制御回路74により管理され
る。また、フラグレジスタ73に対する書き込み、読み
出しの制御も制御回路74が行なう。
【0107】次に、セクタアドレスの抽出について述べ
る。前述したように、バッファメモリ61から出力され
たデータは、スイッチ62を介して誤り訂正回路71に
供給され、そこで訂正されるが、外符号訂正されたデー
タは外符号フラグとともにセクタ検出回路72に送られ
る。セクタ検出回路72は入力されたデータよりセクタ
マークを検索し、セクタヘッダを検出する。そしてCR
Cによる誤り検出を行なう。また、セクタアドレスをセ
クタヘッダから読み出して記憶する(図3)。
【0108】セクタアドレスは、CRCの誤り検出で誤
りが検出されない場合、又はCRCの誤り検出で誤りが
検出されても、外符号フラグがゼロの場合に、制御回路
74に送られる。
【0109】セクタアドレスの抽出は、外符号訂正後に
行なわれるが、外符号は光ディスク1上でのデータの並
びと同方向の並びのため、バーストエラーには弱く、訂
正不能のためセクタアドレスが得られないことがある。
また、外符号訂正で誤訂正が生じる可能性もある。従っ
て、セクタごとに正しいセクタアドレスが得られるとは
限らない。そこで、セクタアドレスの正しさは、次に説
明する制御回路74でのフライホイール動作により監視
される。
【0110】次に、セクタアドレスのフライホイール動
作について説明する。制御回路74は、セクタ検出回路
72より入力されるセクタアドレスを監視し、セクタア
ドレスが16符号間隔(図2)で検出でき、かつ、セク
タアドレスの値が1ずつ増加しているならば、セクタア
ドレスを有効とする。有効セクタアドレスが予め設定し
たセクタ数、例えば3セクタ以上続けば、フライホイー
ル(フラグ)オンとする。
【0111】フライホイールがオンの場合に、セクタア
ドレスが有効でない状態が、予め設定したセクタ数、例
えば5セクタ以上続いたら、フライホイールをオフとす
る。このような状態は、例えば、衝撃などでピックアッ
プ2が別のトラックに飛んでしまった場合に起こり得
る。この場合は、異常処理動作を行なう。これについて
は後述する。
【0112】図13にフライホイールの状態を示す。A
は有効セクタアドレスを示し、Xは無効セクタアドレス
を示す。Aの添字はアドレス値を示す。左から右へとセ
クタアドレスが得られたものとする。A22を始点とし
て、A23,A24,A25と3セクタ続けて有効セク
タアドレスが得られたので、フライホイールオンにな
る。また、A32の後、5セクタ続けて有効セクタアド
レスが得られなかったので、フライホイールオフとな
る。
【0113】フライホイールがオンの状態では、最後に
得られた有効セクタアドレスを最新有効セクタアドレス
として、常時更新しながら記憶している。図13ではA
32が最新有効セクタアドレスである。
【0114】このようにフライホイールをオン、オフす
ることで、セクタアドレスが正しく得られているか否か
を監視し、データに誤りがあって、一時的にセクタアド
レスが得られない場合、セクタアドレスを直前の値から
連続するものとして補間することにより、安定したリン
グバッファメモリ5へのデータの書き込みが可能とな
る。
【0115】光ディスク1の再生を始めると、バッファ
メモリ61から出力されたデータはリングバッファメモ
リ5にはすぐには書き込まれない。制御回路74におい
て、セクタアドレスが連続して検出され、フライホイー
ルがオンになって初めて、ポインタPXw,PYrがリン
グバッファメモリ5に送られ、リングバッファメモリ5
の書き込みおよび読み出しと、誤り訂正回路71におけ
る内符号の誤り訂正が開始される(外符号の訂正は、常
に行われている)。このことは、書き込みを中断後、再
開する場合も同様であり、リングバッファメモリ5への
書き込みは、常にフライホイールがオンの状態で行なわ
れる。
【0116】次に、ピックアップ2のトラックジャンプ
について説明する。リングバッファメモリ5のデータ残
量が設定値以上になり、オーバーフローの恐れがある場
合、すなわち図12で、ポインタPXwがPZrに追いつ
く可能性のある場合、制御回路74よりトラッキングサ
ーボ回路8にトラックジャンプ指令が出力される。この
とき、リングバッファメモリ5の書き込みと読み出し、
および誤り訂正回路71の内符号の誤り訂正動作は中断
される。そして、フライホイールはオフとされ、最新有
効セクタアドレス、例えば図13におけるA32が記憶
される。
【0117】図14は、光ディスク1の記録トラックを
示す。この図で、最新有効セクタアドレスA32は、ジ
ャンプを開始する点Pの手前に位置することになる。ジ
ャンプが指令されると、図に示すように、ピックアップ
2(再生点)は点Pから点Qへ飛び、内周トラックを読
み始め、フライホイールは再びオンになる。光ディスク
1が1周して、記憶していた最新有効セクタアドレスA
32までピックアップ2が来たら、そこからリングバッ
ファメモリ5の書き込みと読み出し、および誤り訂正回
路71の内符号の誤り訂正を再開する。
【0118】図15(a)は、ピックアップ2が再び点
Pに来たとき、セクタアドレスが検出される様子を示し
たもので、A32のセクタよりリングバッファメモリ5
にデータの書き込みが再開される。
【0119】ここで、A32が無効セクタである場合が
あり得る。図15(b)は、そのような場合の例を示
す。この場合、フライホイールがオンになっているの
で、A32が検出されなくても、過去のアドレスより補
間する。そして、A31の16符号だけ後のデータより
書き込み動作を再開する。
【0120】以上の動作を行なうことで、トラックジャ
ンプで書き込みを中断したにも拘らず、リングバッファ
メモリ5に連続したデータを続けて書くことができる。
【0121】トラックジャンプによりポインタPXw,
PYr(PYe)は停止するが、その間、ビデオコードバ
ッファメモリ10の要求に応じデータを読み出すので、
ポインタPZrは図12において反時計方向に進み、リ
ングバッファメモリ5のデータ残量は減り、オーバーフ
ローを防ぐことができる。
【0122】次に、異常処理動作について説明する。
例えば機械的振動(外乱)などによりピックアップ2が
意図しないトラックジャンプを起こしたとする。このと
き、連続したセクタアドレスが得られないので、フライ
ホイールはオフとなり、リングバッファメモリ5の書き
込みと読み出し、および誤り訂正回路71の内符号の誤
り訂正動作は中断される。また、このとき、制御回路7
4は最新有効セクタアドレスを参照し、それより例えば
20セクタ前から読み出すようにピックアップ2を移動
させる。こうすることで、最新有効セクタアドレスの手
前で再びフライホイールがオンになり、最新有効セクタ
から同様に書き込みを再開することができる。
【0123】この際、データ残量に十分余裕があれば、
ピックアップ2が意図しないトラックジャンプを起こし
た位置に復帰してデータ読み出しを再開するまでに、リ
ングバッファメモリ5のデータ残量がゼロになることは
ない。従って、リングバッファメモリ5からビデオコー
ドバッファメモリ10への読み出しは途切れることがな
く、画像復号再生には全く影響を与えずに回復が可能で
ある。
【0124】次に、誤り訂正不能が生じた場合の処理に
ついて述べる。図16は、図12と同様に、リングバッ
ファメモリ5上の各ポインタを示す。ここで点Rから後
の点Xで表した部分が、外符号訂正と内符号訂正で訂正
不能であったとする。制御回路74は訂正不能部分の先
頭セクタのアドレスを記憶しておく。そして、制御回路
74において、誤り訂正可能であると判定された場合、
訂正不能部分の終わりから一定距離、例えば5セクタ過
ぎた点Sまで、訂正を進める。
【0125】また、制御回路74は、点Rから点Sまで
誤り訂正を行なうのに必要な時間に、ディスク1周に要
する時間を加えた時間を算出する。そしてこの時間に、
リングバッファメモリ5から、ビデオコードバッファメ
モリ10へのデータ転送の最大速度を乗算し、この乗算
して求めた時間内に、リングバッファメモリ5が失い得
るデータの最大量を求める。さらに、このデータ量とリ
ングバッファメモリ5上のデータ残量とを比較する。デ
ータ残量の方が大きければ、ポインタPZrがPYrに追
いつくことはあり得ないので、繰り返し訂正可能である
と判定する。
【0126】ここで、ピックアップ2のディスク半径方
向の位置情報よりディスク1周の時間を、ある程度正確
に求めることで、とくに1周の時間が短いディスク内周
では、データ残量が少ない場合でも、繰り返し訂正の可
能性を高めることができる。即ち、ピックアップ2がデ
ィスク1の最外周近くにある場合は、ディスクの1回転
周期が長いので、それ相当のデータ残量がリングバッフ
ァメモリ5に残っていないと、上記の再訂正はできない
が、内周にある場合は、回転周期が短く、データ残量が
少なくとも、再訂正が可能となる。
【0127】繰り返し訂正可能であると判定された場
合、まずトラックジャンプを行なって、光ディスク1か
らの読み込みを停止し、スイッチ62の切替接片63,
64を接点bに切り替える。ポインタPXwおよびPYr
は、図17に示すように、点Rまで戻され、そこから外
符号訂正と内符号訂正が再度開始される。そして点Sま
で訂正を終えると、そこでポインタを停止し、スイッチ
62の接片63,64を接点aに切り替え、点S以降の
データが光ディスク1より読み込まれるのを待って、書
き込みを再開する。この点Sにおける書き込みは、上述
したトラックジャンプのときと同様に、最新有効セクタ
アドレスより再開される。
【0128】尚、復調回路3からのエラーフラグは既に
失われている。従って、繰り返し訂正を行う場合、2回
目の外符号訂正時には、参照すべきエラーフラグが存在
しないので、通常の訂正(イレージャ訂正ではなく、外
パリティだけを用いた訂正)を行なう。但し、この2回
目の外符号訂正により得られた外符号フラグは、2回目
の内符号訂正のイレージャ訂正に用いられる。
【0129】このような制御を行なうことで、リングバ
ッファメモリ5からビデオコードバッファメモリ10へ
の読み出しを途切れさせることなく(画像復号再生には
全く影響を与えずに)、訂正不能部分を再度訂正するこ
とが可能となる。また、データ残量に余裕がある限り、
何回でも訂正不能部分を繰り返し訂正することができ、
誤り訂正能力を向上させることが可能となる。
【0130】次に、特殊再生時の動作について述べる。
早送り、早戻し(巻戻し)などの特殊再生では、例えば
光ディスク1上のIピクチャのデータのみを順に読み込
み、再生する。このとき、内符号はインターリーブされ
ているため、所望のセクタよりインターリーブ長だけ手
前から読み始める必要がある。また、読み終りも、必要
な最後のデータからインターリーブ長分だけ余分に読む
必要がある。このデインタリーブに要する時間は、通常
再生時には連続してデータが処理されるため問題ない
が、所望のデータ(Iピクチャのデータ)を高速で読み
出す動作を繰り返す特殊再生では、高速再生を困難にす
る要因となる。即ち、再生時間を遅くする要因となる。
【0131】そこで、特殊再生時には、外符号による誤
り訂正のみを行ない、内符号による誤り訂正は行なわな
いように、制御回路74がリングバッファメモリ5や誤
り訂正回路71等を制御する。特殊再生時には、スイッ
チ62の切替切片63,64は常に接点a側に切り替え
られている。バッファメモリ61から出力されたデータ
は、上述したように、リングバッファメモリ5と誤り訂
正回路71に送られ、外符号による訂正が行われる。
【0132】通常再生時においては、再びデータがリン
グバッファメモリ5より読み出され、誤り訂正回路71
に送られ、内符号による誤り訂正がなされるのである
が、特殊再生時にはこれを行なわない。ビデオコードバ
ッファメモリ10には通常再生時と同様にデータが送ら
れる。このとき、読み出しポインタPZrは、図8に示
したように、ポインタPYrの後にある必要はなく、ポ
インタPXwの直後より読み出しを開始することが可能
である。
【0133】このように、デインタリーブを行なわない
ので、リングバッファメモリ5よりビデオコードバッフ
ァメモリ10に、データを迅速に送ることができ、高速
な再生動作が可能となる。内符号訂正を行なわないの
で、誤り訂正能力の点でやや不利となるが、特殊再生時
においては、誤り訂正不能により一時的に画面の凍結が
生じても(静止画が再生されても)、あまり目立たず、
実用上殆ど差し支えることはない。
【0134】尚、誤り訂正符号は畳み込み符号(内符号
と外符号)ではなく、完結型の積符号とすることも可能
である。図18は、積符号を用いた場合のフォーマット
の例を表している。この実施例においては、図の横方向
のデータに対してC1パリティが、また縦方向のデータ
に対してC2パリティが、それぞれ付加されている。こ
のようなフォーマットのデータに対しても、リングバッ
ファメモリ5に対する書き込みと読み出しのアドレスを
変更することで、本発明の適用が可能である。
【0135】以上、本発明のデータ再生方法を光ディス
ク装置に応用した場合について説明したが、本発明は、
光ディスク装置だけでなく、例えば光磁気ディスク装置
などに適用することができる。
【0136】また、本発明は、動画像データを再生する
場合のみならず、音声データ、または、動画像データと
音声データが多重化されたデータを再生する場合にも適
用することができる。
【0137】
【発明の効果】以上のように、本発明のデータ再生方法
及びデータ再生装置によれば、2系統の誤り訂正符号を
用いてデータの誤りの訂正を行うようにしたので、より
確実な訂正を行うことが可能になる。
【0138】また、特殊再生やセクタアドレスを検索す
る場合などにおいては、一方の系統の誤り訂正符号のみ
を用いて誤りの訂正を行うことができ、より高速の再生
や、迅速なアクセスが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ再生装置を応用した光ディスク
装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のデータ再生装置のデータのフォーマッ
トを示す図である。
【図3】図2のデータフォーマットのセクタヘッダの構
成を示す図である。
【図4】図1の復調回路3でシンクが補間される様子を
示した図である。
【図5】図1のリングバッファメモリ5にデータが格納
される状態を示した図である。
【図6】図1のリングバッファメモリ5にデータを書き
込みまたは読み出す順序を示す図である。
【図7】図1のリングバッファメモリ5にデータを書き
込み、読み出すタイミングを示す図である。
【図8】図1のリングバッファメモリ5のメモリ空間の
概略を示す図である。
【図9】図1のフラグレジスタ73の動作を説明する図
である。
【図10】図1のフラグレジスタ73の動作を説明する
図である。
【図11】リングバッファメモリ5に書き込まれる内符
号フラグを説明する図である。
【図12】図1のリングバッファメモリ5上の書き込み
と読み出しのポインタを説明する図である。
【図13】入力されたセクタアドレスとフライホイール
のオンオフを説明する図である。
【図14】光ディスク1上でピックアップ2がトラック
ジャンプする軌跡を示した図である。
【図15】リングバッファメモリ5への書き込みを再開
するときのセクタアドレスを説明する図である。
【図16】図1のリングバッファメモリ5上の書き込み
と読み出しのポインタを説明する図である。
【図17】図1のリングバッファメモリ5上の書き込み
と読み出しのポインタを説明する図である。
【図18】本発明のデータ再生装置のデータフォーマッ
トの変形例を示す図である。
【図19】従来の光ディスク装置の一例の構成を示すブ
ロック図である。
【図20】図19の光ディスク装置のECC回路6のよ
り詳細な構成を示すブロック図である。
【図21】図20のECC回路6のメモリ42のメモリ
空間を示すメモリマップである。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 ピックアップ 3 復調回路 4 セクタ検出回路 5 リングバッファメモリ 6 ECC回路 7 トラックジャンプ判定回路 8 トラッキングサーボ回路 9 PLL回路 10 ビデオコードバッファメモリ 11 逆VLC回路 12 逆量子化回路 13 逆DCT回路 14 加算回路 15 動き補償回路 16 フレームメモリ 17 D/A変換回路 18 ディスプレイ 20 デコード部 31 制御回路 41 バッファメモリ 42 メモリ 43 アドレス発生器 44 誤り訂正回路 45 バッファメモリ 61 バッファメモリ 62 スイッチ 63,64 切替切片 71 誤り訂正回路 72 セクタ検出回路 73 フラグレジスタ 74 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 560 K 9074−5D C8,C17 570 K 9074−5D C6,C15 572 F 9074−5D N1 574 B 9074−5D N1 D 9074−5D N1 H 9074−5D C7-8,C16-17

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに記録されている記録データを
    再生するためのデータ再生方法において、 2系統の誤り訂正符号を含む記録データが記録されてい
    るディスクから、前記記録データをピックアップを介し
    て再生し、 前記再生されたデータをメモリに記憶し、 少なくとも前記メモリから読み出したデータを用いて、
    前記2系統の誤り訂正符号によって前記メモリに記憶さ
    れたデータに対して誤り訂正を行い、 前記メモリのデータの記憶量、又は誤り訂正不能の検出
    に対応して、前記ピックアップをトラックジャンプさ
    せ、 前記メモリより読み出されたデータを復号化することを
    特徴とするデータ再生方法。
  2. 【請求項2】 前記2系統の誤り訂正符号は、前記ディ
    スクに記録されているデータをインタリーブしたデータ
    に対して付加されている第1の誤り訂正符号と、インタ
    リーブしていないデータに対して付加されている第2の
    誤り訂正符号とにより構成されることを特徴とする請求
    項1に記載のデータ再生方法。
  3. 【請求項3】 前記誤り訂正不能が検出された場合、前
    記メモリに記憶したデータの誤り訂正不能部分を、前記
    第1の誤り訂正符号及び又は前記第2の誤り訂正符号に
    より再度訂正することを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ再生方法。
  4. 【請求項4】 前記2系統の誤り訂正符号を含む所定の
    長さのデータ毎にシンクが配置されており、前記シンク
    の再生周期内に、前記メモリへのデータの書き込み、前
    記メモリに書き込まれたデータの2系統の前記誤り訂正
    符号を用いた誤りの訂正、並びに復号のための読み出し
    が行われることを特徴とする請求項1に記載のデータ再
    生方法。
  5. 【請求項5】 2系統の前記誤り訂正符号は、積符号で
    あることを特徴とする請求項1に記載のデータ再生方
    法。
  6. 【請求項6】 ディスクに記録されている記録データを
    再生するためのデータ再生方法において、 インタリーブしたデータに対して付加されている第1の
    誤り訂正符号と、インタリーブしていないデータに対し
    て付加されている第2の誤り訂正符号とを含む記録デー
    タが記録されているディスクから、前記記録データを再
    生し、 特殊再生時、前記第2の誤り訂正符号のみを用いて前記
    再生されたデータに対して誤り訂正を行うことを特徴と
    するデータ再生方法。
  7. 【請求項7】 ディスクに記録されている記録データを
    再生するためのデータ再生方法において、 セクタヘッダを含んで計算された2系統の誤り訂正符号
    を含む記録データが記録されているディスクから、前記
    記録データを再生し、 前記再生されたデータに対して前記2系統の誤り訂正符
    号のうちの1系統のみを用いて誤り訂正を行い、 前記誤り訂正されたデータのセクタヘッダからセクタア
    ドレスを検出することを特徴とするデータ再生方法。
  8. 【請求項8】 前記検出されたセクタアドレスの内の有
    効セクタアドレスの連続性に基づいて、有効期間と無効
    期間とを設定し、 前記有効期間において、前記有効セクタアドレスが検出
    されない場合、前記セクタアドレスを補間することを特
    徴とする請求項7に記載のデータ再生方法。
  9. 【請求項9】 ディスクに記録されている記録データを
    再生するためのデータ再生方法において、 インタリーブしたデータに対して付加されている第1の
    誤り訂正符号と、インタリーブしていないデータに対し
    て付加されている第2の誤り訂正符号とを含む記録デー
    タが記録されているディスクから、前記記録データを再
    生し、 前記再生されたデータを、前記第1の誤り訂正符号と、
    前記第2の誤り訂正符号が、互いに垂直な方向となるよ
    うにDRAMに書き込み、 少なくとも前記DRAMから読み出したデータを用い
    て、前記第1の誤り訂正符号と前記第2の誤り訂正符号
    によって、前記DRAMに記憶されたデータに対して誤
    り訂正を行い、 前記DRAMより読み出されたデータを復号化すること
    を特徴とするデータ再生方法。
  10. 【請求項10】 ディスクに記録されている記録データ
    を再生するためのデータ再生装置において、 2系統の誤り訂正符号を含む記録データが記録されてい
    るディスクから、前記記録データを再生する再生手段
    と、 前記再生されたデータを記憶するメモリと、 少なくとも前記メモリから読み出したデータを用いて、
    前記2系統の誤り訂正符号によって前記メモリに記憶さ
    れたデータに対して誤り訂正を行う誤り訂正手段と、 前記メモリのデータの記憶量、又は誤り訂正不能の検出
    に対応して、前記再生手段の前記ディスクに対する読出
    位置を制御する制御手段と、 前記メモリより読み出されたデータを復号化する復号化
    手段とを有することを特徴とするデータ再生装置。
  11. 【請求項11】 前記2系統の誤り訂正符号は、前記デ
    ィスクに記録されているデータをインタリーブしたデー
    タに対して付加されている第1の誤り訂正符号と、イン
    タリーブしていないデータに対して付加されている第2
    の誤り訂正符号とにより構成されることを特徴とする請
    求項10に記載のデータ再生装置。
  12. 【請求項12】 前記誤り訂正手段は、前記誤り訂正不
    能が検出された場合、前記メモリに記憶したデータの誤
    り訂正不能部分を、前記第1の誤り訂正符号及び又は前
    記第2の誤り訂正符号により再度訂正することを特徴と
    する請求項10に記載のデータ再生装置。
  13. 【請求項13】 前記2系統の誤り訂正符号を含む所定
    の長さのデータ毎にシンクが配置されており、前記シン
    クの再生周期内に、前記メモリへのデータの書き込み、
    前記メモリに書き込まれたデータの2系統の前記誤り訂
    正符号を用いた誤りの訂正、並びに復号のための読み出
    しが行われることを特徴とする請求項10に記載のデー
    タ再生装置。
  14. 【請求項14】 前記2系統の誤り訂正符号は、積符号
    であることを特徴とする請求項10に記載のデータ再生
    装置。
  15. 【請求項15】 ディスクに記録されている記録データ
    を再生するためのデータ再生装置において、 インタリーブしたデータに対して付加されている第1の
    誤り訂正符号と、インタリーブしていないデータに対し
    て付加されている第2の誤り訂正符号とを含む記録デー
    タが記録されているディスクから、前記記録データを再
    生する再生手段と、 特殊再生時、前記第2の誤り訂正符号のみを用いて前記
    再生されたデータに対して誤り訂正を行う誤り訂正手段
    とを有することを特徴とするデータ再生装置。
  16. 【請求項16】 ディスクに記録されている記録データ
    のデータ再生装置において、 セクタヘッダを含んで計算された2系統の誤り訂正符号
    を含む記録データが記録されているディスクから、前記
    記録データを再生する再生手段と、 前記再生されたデータに対して前記2系統の誤り訂正符
    号のうちの1系統のみを用いて誤り訂正を行う誤り訂正
    手段と、 前記誤り訂正されたデータのセクタヘッダからセクタア
    ドレスを検出するセクタ検出手段とを有することを特徴
    とするデータ再生装置。
  17. 【請求項17】 前記検出されたセクタアドレスの内の
    有効セクタアドレスの連続性に基づいて、有効期間と無
    効期間とを設定し、前記有効期間において、前記有効セ
    クタアドレスが検出されない場合、前記セクタアドレス
    を補間する手段を有することを特徴とする請求項16に
    記載のデータ再生装置。
  18. 【請求項18】 ディスクに記録されている記録データ
    を再生するためのデータ再生装置において、 インタリーブしたデータに対して付加されている第1の
    誤り訂正符号と、インタリーブしていないデータに対し
    て付加されている第2の誤り訂正符号とを含む記録デー
    タが記録されているディスクから、前記記録データを再
    生する再生手段と、 前記再生されたデータが、前記第1の誤り訂正符号と、
    前記第2の誤り訂正符号が互いに垂直な方向となるよう
    に書き込まれるDRAMと、 少なくとも前記DRAMから読み出したデータを用い
    て、前記第1の誤り訂正符号と前記第2の誤り訂正符号
    によって、前記DRAMに記憶されたデータに対して誤
    り訂正を行う誤り訂正手段と、 前記DRAMより読み出されたデータを復号化する復号
    化手段とを有することを特徴とするデータ再生装置。
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