JP2009146494A - 記録再生装置および記録再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】LDPC符号の復号器を用いたシステムにとって好適で、リードアフターライトのための記録エラーのブロックの検出をより高速に行うことのできる記録再生装置を提供する。
【解決手段】データ処理部39内のリライト判定モジュール44は、リードアフターライト時にLDPC復号部41より出力されたエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて記録エラーの発生を検出した場合、記録モジュール43に対して、その記録エラーとなったデータをリライトするように制御する。また、データ再生時に過去のリライトによりバッファメモリ23に既に再生データが保持されているブロックと同一のブロックのデータが再度読み出された場合に、エラーブロックフラグおよび反復回数をもとに、リライトされたブロックの再生データでバッファメモリ23上の同一のブロックの再生データを上書きするかどうかを判定する。
【選択図】図14

Description

本発明は、磁気記録媒体にデータを記録し、再生する記録再生装置および記録再生方法に関する。
デジタルデータを磁気テープに記録/再生することのできるドライブ装置として、いわゆるテープストリーマドライブが知られている。このようなテープストリーマドライブは、メディアであるテープカセットのテープ長にもよるが、例えば数十〜数百ギガバイト程度の膨大な記録容量を有することが可能である。このため、コンピュータ本体のハードディスク等のメディアに記録されたデータをバックアップするなどの用途に広く利用されている。また、データサイズの大きい画像データ等の保存に利用する場合にも好適とされている。
このようなテープストリーマドライブでは、回転ドラムに所定のラップ角で磁気テープを巻装させた状態でテープを走行させるとともに、回転ドラムを回転させて、回転ドラム上の磁気ヘッドを用いてヘリカルスキャン方式で記録/再生走査を行なうことで高密度記録を可能にしている。従って周知のように、磁気テープ上には、その長手方向に対して所定の傾き角度を有するようにして形成されるトラックが連続するようにしてデータが記録されていくことになる。
また、テープストリーマドライブでは、記録時においてリードアフターライトという動作が行われており、磁気テープへのデータの記録が正常に行われたか否かについてブロック単位でモニタすることが行われている。例えば、磁気テープに書き込みを行った直後に書き込んだデータを読み込んで元のデータと比較し、元のデータと読み込んだデータが一致していない場合は書き込みに失敗したとみなして、書き込みをやり直すリライトを行うようにされる。これにより、記録媒体に部分的な欠陥個所を避けてデータを記録することができる(特許文献1参照)。
特許3829741号
しかしながら、記録したデータを読み込んで得たデータと元のデータとを比較して記録エラーの検出を行うことは非効率であり、記録、再生の高速化や、テープストリーマドライブの小型化を図る上での障害となり得る。
また、近年、sum-productアルゴリズムによるLDPC符号の復号法を、テープ状の磁気記録媒体に対する記録再生を行う装置でのデータ再生のようにリアルタイム性が要求されるシステムに用いることが検討されており、このようなLDPC符号の復号器を用いたテープストリーマドライブに適合した記録エラー検出の方法が求められている。
本発明は、かかる実情に鑑み、LDPC符号の復号器を用いたシステムにとって好適で、リードアフターライトのための記録エラーのブロックの検出をより高速に行うことのできる記録再生装置及び記録再生方法を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するために、本発明の記録再生装置は、記録媒体に記録すべきデータをLDPC(Lo今回の再生時に得られたエラーブロックフラグおよび反復回数と、既にバッファメモリ23に保持されている前回再生時のエラーブロックフラグおよび反復回数とに基づいて、w Density Parity Check)符号に符号化する符号化部と、前記記録媒体から読み出されたLDPC符号を復号する復号部と、前記復号部より出力されたブロックエラーフラグまたは反復復号回数をもとに記録エラーのブロックを判定する判定部とを具備する。
また、本発明の記録再生装置は、前記判定部の判定結果をもとにリードアフターライトの制御を行う制御部をさらに具備することとしてもよい。
本発明によれば、LDPC符号の復号器を用いたシステムにとって好適で、リードアフターライトのための記録エラーのブロックの検出をより高速に行うことができる。
本発明の記録再生装置は、さらに、前記記録媒体から再生されたブロックのデータを保持するメモリ部と、リライトされたブロックの復号時に得られたブロックエラーフラグまたは反復復号回数と、リライト前の同一ブロックの復号時に得られたブロックエラーフラグまたは反復復号回数とをもとに、前記メモリ部に保持された、前記リライト前のブロックの再生データを前記リライトされたブロックの再生データで上書きするかどうかを判定する第2の判定部を具備するものであってよい。
この発明によれば、LDPC復号において得られるエラーブロックフラグまたは反復回数に基づいて、リライトされたブロックの再生データでメモリ部に既に保持されている同一ブロックの再生データを上書きするかどうかを判定することによって、リトライが発生しているデータに対して、最も良好なデータをメモリ部に再生データとして格納することができる。
本発明の別の観点に基づく記録再生方法は、データをLDPC(Low Density Parity Check)符号に符号化し、符号化されたデータを記録媒体に記録し、前記記録媒体から読み出されたLDPC符号を復号し、前記復号部より出力されたブロックエラーフラグまたは反復復号回数をもとに記録エラーのブロックを判定することによってなる。また、前記記録エラーのブロックが判定されたとき、当該ブロックのデータのリードアフターライトを行うようにしてもよい。
これにより、LDPC符号の復号器を用いたシステムにとって好適で、リードアフターライトのための記録エラーのブロックの検出をより高速に行うことができる。
また、本発明の記録再生方法は、リライトされたブロックの復号時に得られたブロックエラーフラグまたは反復復号回数と、リライト前の同一ブロックの復号時に得られたブロックエラーフラグまたは反復復号回数とをもとに、メモリ部に保持された、前記リライト前のブロックの再生データを前記リライトされたブロックの再生データで上書きするかどうかを判定することによってなる。
これにより、LDPC復号において得られるエラーブロックフラグまたは反復回数に基づいて、リライトされたブロックの再生データでメモリ部に既に保持されている同一ブロックの再生データを上書きするかどうかを判定することによって、リトライが発生しているデータに対して、最も良好なデータをメモリ部に再生データとして格納することができる。
本発明によれば、LDPC符号の復号器を用いたシステムにとって好適で、リードアフターライトのための記録エラーのブロックの検出をより高速に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に対応するテープストリーマドライブの構成例を示している。
このテープストリーマドライブ10は、ここでは図示していないテープカセットの磁気テープ3に対して、ヘリカルスキャン方式により記録/再生を行うようにされている。この図において回転ドラム11には、例えば4つの記録ヘッドW1,W2,W3,W4及び4つの再生ヘッドR1,R2,R3,R4が設けられる。記録ヘッドW1,W2,W3,W4は互いにアジマス角の異なる2つのギャップが究めて近接して配置される構造となっている。再生ヘッドR1,R2,R3,R4もそれぞれ所定のアジマス角とされる。
回転ドラム11は図示しないドラムモータにより回転される。回転ドラム11にはテープカセットから引き出された磁気テープ3が巻き付けられる。また、磁気テープ3は、図示しないキャプスタンモータ及び図示しないピンチローラにより順方向または逆方向に送られる。
このテープストリーマドライブ10においては、データの入出力にSCSIインタフェース20が用いられている。例えばデータ記録時にはホストコンピュータ40から、固定長のレコード(record)という伝送データ単位によりSCSIインタフェース20を介して逐次データが入力され、SCSIバッファコントローラ26を介して圧縮/伸長回路21に供給される。SCSIバッファコントローラ26はSCSIインタフェース20のデータ転送を制御するようにされている。SCSIバッファメモリ27はSCSIインタフェース20の転送速度を得るために、SCSIバッファコントローラ26に対応して備えられるバッファ手段とされる。
圧縮/伸長回路21では、入力されたデータについて必要があれば、所定方式によって圧縮処理を施すようにされる。圧縮/伸長回路21の出力は、IF/ECCコントローラ22に供給されるが、IF/ECCコントローラ22においてはその制御動作によって圧縮/伸長回路21の出力をバッファメモリ23に一旦蓄積する。このバッファメモリ23に蓄積されたデータはIF/ECCコントローラ22の制御によって、最終的にグループ(Group)という磁気テープの40トラック分に相当する固定長の単位のデータに対して誤り訂正コードが付加された後、磁気記録に適合するように変調処理が施される。
変調されたデータは符号化/復号回路11に供給される。符号化/復号回路11は、LDPCの符号化及びその復号を行う回路である。すなわち、変調されたデータは符号化/復号回路11によってLDPCの符号長N分のビット数に符号化される。このLDPC符号化は、例えば、パリティ符号を定義する検査行列Hから、GHt =0を満足する生成行列Gを求め、ヘッダが付加されたデータに生成行列Gを乗じることなどによって行われる。ここで、パリティ符号を定義する検査行列HはM行×N列の"0"と"1"の要素からなる行列で、かつ疎なものであることを特徴とするものである。疎な行列とは、行列の要素"1"の個数が非常に少なく構成されるものである。符号化により得られるビット数はLDPCの符号長Nであり、このLDPC符号長N分のビット列を1ブロックとする。
符号化/復号回路11の出力はリード/ライトチャンネル回路12に供給される。リード/ライトチャンネル回路12は、符号化/復号回路11によって得られたブロックの先頭にSYNCパターンを付加してライトアンプ14に供給する。ライトアンプ14はリード/ライトチャンネル回路12より出力されたデータに対して増幅、記録イコライジング等の処理を施して記録信号を生成し、各チャンネルの記録ヘッドW1,W2,W3,W4に供給する。これにより記録ヘッドW1,W2,W3,W4から磁気テープ3に対するデータの記録が行われることになる。
図6に1ブロックの記録ビット列の構成を示す。このように1ブロックの記録ビット列の先頭にはブロック検出のためのSYNCパターンが付加され、このSYNCパターンの後に、ヘッダが付加されたユーザデータを符号化した1ブロック分のビット列である符号語が付加される。符号語は、ヘッダが付加されたユーザデータのメッセージ・ビット列と検査ビット列とで構成される。
次に、データ再生時の動作について説明する。磁気テープ3の記録データが再生ヘッドR1,R2,R3,R4によりRF再生信号として読み出され、その再生出力はリードアンプ14で増幅され、リード/ライトチャンネル回路12に供給される。リード/ライトチャンネル回路12は、リードアンプ14の出力に対して、A/D変換、位相同期のための等化処理、再生クロック生成、データ化などを行い、符号化/復号回路11に供給する。符号化/復号回路11は、リード/ライトチャンネル回路12から出力されたデータに対するLDPC復号を行って記録データを復元する。
符号化/復号回路11の出力はIF/ECCコントローラ22に供給される。IF/ECCコントローラ22では、まず、誤り訂正処理等が行われる。誤り訂正処理の結果はバッファメモリ23に一時蓄積され、所定の時点で読み出されて圧縮/伸長回路21に供給される。圧縮/伸長回路21では、システムコントローラ15の判断に基づいて、記録時に圧縮/伸長回路21により圧縮が施されたデータであればここでデータ伸長処理を行い、非圧縮データであればデータ伸長処理を行わずにそのままパスして出力される。圧縮/伸長回路21の出力データはSCSIバッファコントローラ26、SCSIインタフェース20を介して再生データとしてホストコンピュータ40に出力される。
S−RAM24,フラッシュROM25は、システムコントローラ15が各種処理に用いるデータが記憶される。例えばフラッシュROM25には制御に用いる定数等が記憶される。またS−RAM24はワークメモリとして用いられたり、各種フラグデータなどの記憶や演算処理などに用いられるメモリである。また、フラッシュROM25には、システムコントローラ15が実行すべきプログラムや、その他ファームウエアとしての各種データも記憶されている。
なお、S−RAM24,フラッシュROM25は、システムコントローラ15を構成するマイクロコンピュータの内部メモリとして構成してもよく、またバッファメモリ23の領域の一部をワークメモリとして用いる構成としてもよい。
図1に示すように、テープストリーマドライブ10とホストコンピュータ40間は上記のようにSCSIインタフェース20を用いて情報の相互伝送が行われるが、システムコントローラ15に対してはホストコンピュータ40がSCSIコマンドを用いて各種の通信を行うことになる。なお、例えばIEEE1394インタフェースなどをはじめ、SCSI以外のデータインタフェースが採用されても構わない。
図2は、このテープストリーマドライブ10によって磁気テープ3に記録される各トラックTK内のデータフォーマットを示す図である。1つのトラックTKは、複数のブロックBKの集合から成る。このブロックBKは所定のデータサイズによる固定長とされる。
図3はブロックのフォーマットを示す図である。ブロックは、先頭よりSYNCエリア、IDエリア、IDパリティエリア、メインデータエリアで構成される。IDエリアには、リライトに備えてバッファメモリ23に保持されている当該ブロックの記憶場所であるアドレス情報などが含まれている。
ところで、テープストリーマドライブ10のシステムでは、リードアフターライト(RAW:Read After Write)といわれる動作が実行される。ここで参考として、従来におけるRAWの動作例を図6により説明する。
図4は、同一とされるグループ内においてRAWが行われる場合を模式的に示している。ここでフレームとは、連続する複数のトラックにより形成されるもので、ここでは、隣接する+アジマストラック(+Az)と−アジマストラック(−Az)の2トラックにより1フレームが形成されているものとする。
そして、ここで図示するようにして、フレーム6を記録した時点で、フレーム6の+アジマストラック(+Az)において一部記録エラーが発生したとする。これに応じて、RAWが実行されるのではあるが、テープストリーマドライブ側が読み出しを行って記録エラーを検出し、リライトを開始するまでには或る程度の期間を要する。このため、リライトは、記録エラーが発生したトラック以降においても或る程度記録が進行した後において実行されることになる。この図では、フレーム6にて記録エラーが発生した後において、フレーム9まで記録し終えたところで、リライトが開始されている。そして、この場合のリライト動作としては、上記フレーム9に続けて、改めてフレーム6からトラック単位でデータを記録し直していくことになる。この際、リードアフターライトにより、記録が成功したことが確認されるまで、リライトは継続する。記録が成功したブロックは、ブロックのIDエリアに含まれるアドレス情報をもとに、バッファメモリ23上の該当する番地のデータに対応づけられ、このデータのリライトが不要であるとみなされる。
本実施形態では、リードアフターライトにおいて、記録エラーの発生を、LDPC符号の復号時に得られる情報に基づいて検出することとしている。
そこで、先にLDPC復号器の詳細に説明する。
図5は、符号化/復号回路11内のLDPC復号部41を含む再生系の構成を示す図である。同図に示すように、リードアンプ14の出力であるアナログ再生信号は、リード/ライトチャンネル回路12内のADコンバータ31にてデジタル値に変換された後、リード/ライトチャンネル回路12内のHPF(High Pass Filter)32にて後段の処理にとって不要な低周波成分が除去される。HPF32の出力である再生信号は、リード/ライトチャンネル回路12内のプレフィルタ33にて、位相同期のための等化処理が施された後、リード/ライトチャンネル回路12内のデジタル位相同期回路34に入力され、デジタル位相同期回路34にて、位相同期のとれたデータ系列とされる。
デジタル位相同期回路34の出力は、LDPC復号部41内の適応型等化フィルタ35に入力される。適応型等化フィルタ35は、後段の軟判定検出器36から出力される誤差信号をもとに、自身のフィルタのタップ係数を最適な値に更新して、入力信号を所定の目標等化特性に等化する。
軟判定検出器36には、例えば、事後確率検出器等が用いられる。事後確率検出器は、入力値yを基にビット毎の事後確率P0=P(x=0|Y=y),P1=P(x=1|Y=y)を計算し、その対数尤度比(LLR:Log-Likelihood Ratio)λ=log(P1/P0)を出力する。ここでxは記録ビットであり、例えば、"0"か"1"のいずれかの値をとる。
なお、事後確率検出器は、トレリス線図を用いて前後複数の入力値からLLRを求めるものであってもよい。トレリス線図とは、入力されるビット系列に従って、符号器が状態を変化させていく過程で生成する符号列を表すものである。
LDPC復号部41内のSYNC検出器37は、軟判定検出器36によって判定されたLLRからブロックの先頭のSYNCパターンを検出して、LDPCデコーダ38に通知する。
LDPC復号部41内のLDPCデコーダ38は、SYNC検出器37から得たSYNCパターンの検出タイミングに従ってブロック単位のLLRを入力し、LDPC符号の反復復号を行う回路である。LDPCデコーダ38は、チャンネル毎の反復復号終了時の反復回数をデータ処理部30に出力する。
データ処理部30は、LDPCデコーダ38にて得られた推定符号語からチャンネル毎のデータを復元し、これのデータを連結して記録データを復元する処理や、LDPCデコーダ38からの反復回数およびブロックエラーフラグを処理する回路である。
次に、LDPCデコーダ38によるLDPC符号の反復復号の詳細を説明する。この実施形態では、sum-productアルゴリズムによりLDPC符号の反復復号を行うものとする。sum-productアルゴリズムでは、事後確率に関する計算を「変数ノード処理」と「チェックノード処理」と呼ばれる2つの処理に分け、その間で反復処理を行うことで、推定精度の高いビット系列を判定する。
図7はLDPC符号のパリティ検査行列Hのノード表現を示す図である。LDPCのパリティ検査行列H(N行×M列)は、N個の変数ノード、M個のチェックノード、枝(edge)で表現される。枝は、パリティ検査行列Hの第m行・第n列の要素hmnが"1"であるとき変数ノードnとチェックノードmとを結ぶものである。
図8はLDPCデコーダ38によるLDPC符号の反復復号のフローチャートである。LDPCデコーダ38は、SYNC検出器37からのSYNC検出信号をもとにブロックの先頭を検出し、図9に示すように、1ブロック分のビット毎の対数尤度比(LLR)であるL1,L2,…,LnをN個の変数ノードに順にセットする(ステップS101)。
次に、LDPCデコーダ38は、チェックノードから変数ノードへのメッセージAmnおよび反復回数Rをそれぞれ初期化し(ステップS102)、さらに反復復号の反復有限回数uをセットする(ステップS103)。
この後、ステップS104、ステップS105、ステップS106、ステップS107をスルーして、反復回数Rをインクリメントした後(ステップS108)、初回の反復処理を次のように行う。
LDPCデコーダ38は、変数ノード処理として、変数ノードnからチェックノードmに与えるメッセージBmnを次式により計算する(ステップS109)。図10はメッセージBmnの計算方法を示す図である。
Figure 2009146494
ここで、B(n)\mは変数ノードnにつながるチェックノードの集合B(n)からチェックノードmを除いたものであり、図10においてm‘と表記する。図10のAm’nは、そのチェックノードm‘で計算された変数ノートnへのメッセージである。メッセージAm’nの初期値は0であるから、変数ノードnからチェックノードmへの初回のメッセージBmnはLnとなる。
次に、LDPCデコーダ38は、チェックノードmから変数ノードnへのメッセージAmnを次式により計算する(ステップS110)。図11はメッセージAmnの計算方法を示す図である。
Figure 2009146494
ここで、関数f(x)はGallagerの関数で、f(x)=ln((exp(x)+1)/(exp(x)−1))である。A(m)\nは、チェックノードmにつながる変数ノードの集合A(m)から変数ノードnを除いたものであり、n‘と表記する。図11中のBmn’は、その変数ノードn‘で計算されたチェックノートmへのメッセージである。
次に、LDPCデコーダ38は、ステップS103に戻って、対数事後確率比の近似値Knの計算を次式により行う。
Figure 2009146494
なお、LSIに実装する場合、メッセージAmn、メッセージBmn、関数f(x)の計算には近似式が使われる。
LDPCデコーダ38は、上記のメッセージAmn、メッセージBmn、対数事後確率比の近似値Knの各計算が終了したところで、対数事後確率比の近似値Knをもとに推定復号語C'nを求める(ステップS105)。ここで、C'はCサーカムフレックス の代用表記である。この推定復号語C'nの判定は次のように行われる。LDPCデコーダ38は、対数事後確率比の近似値Knが0以上ならば推定復号語C'nを"0"と判定し、対数事後確率比の近似値Knが0未満ならば推定復号語C'nを"1"と判定する。
次に、LDPCデコーダ38は、今回得られた推定復号語C'nに関して、C'nHt =0のパリティ検査条件を満たすかどうかを判定する(ステップS106)。ここで、HtはLDPCのパリティ検査行列Hの転置行列である。推定復号語C'nがパリティ検査条件を満たすならば、LDPCデコーダ38は、今回得られた推定復号語C'nをデータ処理部33に出力するとともに、反復復号終了時の反復回数Rをバッファ・セレクタ制御部34に出力して復号を終了する(ステップS111)。
ここで、メッセージBmn、メッセージAmn、対数事後確率比の近似値Kn、推定復号語C'nを計算し、この推定復号語C'nがパリティ検査条件を満たすかどうかを判定するまでの処理を「1回の反復処理」と呼ぶ。この反復処理の回数が反復回数Rである。
LDPCデコーダ38は、ステップS106での判定の結果、推定復号語C'nがパリティ検査条件を満たす場合には、今回得られた推定復号語C'nを復号結果としてデータ処理部33に出力して反復復号を終了することとしたが、推定復号語C'nがパリティ検査条件を満たさない場合、現在の反復回数Rが反復有限回数uに達したかどうかを判定する(ステップS107)。現在の反復回数Rが反復有限回数uに達していない場合には、LDPCデコーダ38は、反復回数Rをインクリメントした後(ステップS108)、次の反復処理を行う。
以後、LDPCデコーダ38は、生成された推定復号語C'nがパリティ検査条件を満たすことが判定されるか、あるいは、現在の反復回数Rが反復有限回数uに達する直前まで、反復処理を繰り返す。LDPCデコーダ38は、ステップS107で現在の反復回数Rが反復有限回数uに達したことを判定した場合、つまり反復処理をu回繰り返しても推定復号語C'nがパリティ検査条件を満たすことがなかった場合には、現在処理中のブロックをエラーブロックとして復号処理を強制終了し、エラーブロックフラグをデータ処理部398に出力する(ステップS112)。
図12は、LDPCデコーダ38のタイミングチャートである。
軟判定検出器36(事後確率検出器)から出力された1ブロック分のLLRをもとにLDPC符号の反復復号を始める。LDPCデコーディング信号は、LDPCデコーダ38内部の状態を表す信号で、LDPCデコーダ38が反復復号をしている間は"1"の値をとり、反復復号を終了すると"0"になる。反復回数はブロックによって異なるので、LDPCデコーディング信号が"1"の区間の長さはブロックによって異なるが、反復復号が早く終了しても、推定復号語C'nの出力を開始するタイミングは同じになるように、LDPCデコーダ38内部で推定復号語C'nを保持して待機する。ブロックエラーフラグは、反復有限回数uの反復復号をした後も推定復号語C'nがパリティ検査条件を満たさないブロックに対して"1"になる信号で、この例では、ブロック3が該当する。反復回数は、それぞれのブロックの復号に要した反復回数である。この例では、ブロック1は3回、ブロック2は1回、ブロック3はu回、ブロック4は2回、ブロック5は0回である。一般に、再生信号の品質が悪く、SN比が小さいときには、反復回数が多くなる。
次に、LDPC符号の復号時に得られるエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて記録エラーの発生を検出してリードアフターライトの制御を行うときの動作を説明する。
図13は、LDPC符号の復号時に得られるエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて記録エラーの発生を検出してリードアフターライトの制御を行うための構成を示すブロック図である。データ処理部39内のリライト判定モジュール44は、リードアフターライト時にLDPC復号部41より出力されたエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて記録エラーの発生を検出した場合、記録モジュール43に対して、その記録エラーとなったデータをリライトするように制御する。ここで、エラーブロックフラグおよび反復回数に基づく記録エラーの発生検出は次のように行われる。
図14は、エラーブロックフラグおよび反復回数に基づく記録エラーの発生検出のフローチャートである。ここで、ldpc_errorはリードアフターライト時のブロックエラーフラグ、ldpc_countはリードアフターライト時のLDPC反復回数、 ldpc_count_threshはリライト用のLDPC反復回数閾値である。
記録モジュール43は、リライト判定モジュール44から、リライトが不要であることを通知されない限り、リライトを継続して実行する。リライト判定モジュール44は、まず、ldpc_errorの値を調べ(ステップS201)、この値が"1"である場合には、記録エラーが発生したことを判定してリライトが不要であることを記録モジュールに通知しない(ステップS202)。リライト判定モジュール44は、ldpc_errorの値が"1"でないことを判定した場合には、次に、ldpc_countの値がldpc_count_threshを超えているかどうかを判定し(ステップS203)、超えているならば、記録エラーが発生したことを判定して、リライトが不要であることを記録モジュールに通知しない(ステップS202)。また、超えていない場合には、記録エラーが発生していないことを判定してブロックのIDエリアに書かれているアドレスとともに、リライトが不要であることを記録モジュール43に通知する(ステップS204)。
以上説明したように、この実施形態によれば、LDPC復号において得られるエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて、リードアフターライト時のリライトの必要の有無を判定することによって、再生可能な記録状態を保証できる。また、不要なリライトを回避できることで、記録の効率を向上させることができる。
なお、この実施形態では、エラーブロックフラグおよび反復回数の両方に基づいて記録エラーの発生を検出してリードアフターライトの制御を行うこととしたが、エラーブロックフラグまたは反復回数のいずれかに基づいてリードアフターライトの制御を行うこととしてもよい。
(第2の実施形態)
先の実施形態では、リードアフターライト時のリライトの必要の有無をLDPC復号において得られるエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて判定することとしたが、データ再生時に過去のリライトによりバッファメモリ23に既に再生データが保持されているブロックと同一のブロックのデータが再度読み出された場合に、エラーブロックフラグおよび反復回数をもとに、リライトされたブロックの再生データでバッファメモリ23上の同一のブロックの再生データを上書きするかどうかを判定するようにしてもよい。また、この機能を第1の実施形態に付加してもよい。
図15は、LDPC符号の復号時に得られるエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいてバッファメモリ23の上書きを制御するための構成を示すブロック図である。データ処理部39内の上書き判定モジュール45は、再生されたブロックのLDPC復号時に得られたブロックエラーフラグおよびLDPC反復回数を、再生されたデータとともに、そのブロックのIDエリアに書かれたアドレスの情報をもとに、バッファメモリ23の該当するアドレスに書き込む。このとき、既にバッファメモリ23に同一ブロックの再生データが保持されているならば、上書き判定モジュール45は、今回の再生時に得られたエラーブロックフラグおよび反復回数と、既にバッファメモリ23に保持されている前回再生時のエラーブロックフラグおよび反復回数とに基づいて、今回のリライトされたブロックの再生データでバッファメモリ23上に保持されている同一ブロックの再生データを上書きするかどうかを判定する。エラーブロックフラグおよび反復回数に基づく上書きの要否判定は次のように行われる。
図16は、エラーブロックフラグおよび反復回数に基づく上書きの要否判定のフローチャートである。ここで、ldpc_errorは今回再生時のLDPCブロックエラーフラグ、ldpc_countは今回再生時のLDPC反復回数、prev_ldpc_errorは前回再生時のLDPCブロックエラーフラグ、prev_ldpc_countは前回再生時のLDPC反復回数である。
上書き判定モジュール45は、ldpc_errorの値が"0"で、かつprev_ldpc_errorの値が"1"という第1の条件を満たしているかどうかを判定する(ステップS301)。第1の条件を満たす場合、上書き判定モジュール45は、今回のリライトされたブロックの再生データでバッファメモリ23上に保持されている同一ブロックの再生データを上書きするように制御を行う(ステップS302)。第1の条件を満たしていない場合、上書き判定モジュール45は、次に、ldpc_errorの値が"1"で、かつprev_ldpc_errorの値が"0"という第2の条件を満たしているかどうかを判定する(ステップS303)。この第2の条件を満たす場合、上書き判定モジュール45は上書きを実行しない(ステップS304)。
第2の条件を満たしていない場合、上書き判定モジュール45は、次に、ldpc_countがprev_ldpc_count未満であるという第3の条件を満たしているかを判定する(ステップS305)。第3の条件を満たしている場合、上書き判定モジュール45は、今回のリライトされたブロックの再生データでバッファメモリ23上に保持されている同一ブロックの再生データを上書きするように制御を行う(ステップS302)。第3の条件を満たしていない場合、上書き判定モジュール45は、ldpc_count が prev_ldpc_countを超えているという第4の条件を満たしているかを判定する(ステップS306)。第4の条件を満たしていれば、上書き判定モジュール45は上書きを実行しない(ステップS304)。第4の条件を満たしていなければ、今回のリライトされたブロックの再生データでバッファメモリ23上に保持されている同一ブロックの再生データを上書きするように制御を行う(ステップS302)。
以上説明したように、本実施形態によれば、LDPC復号において得られるエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて、過去のリライトに起因して再度後から再生されたデータでバッファメモリ23に既に保持されている同一ブロックのデータを上書きするかどうかを判定することによって、リライトが発生しているブロックのデータに対して、最も良好なデータをバッファメモリ23に再生データとして格納することができる。
なお、この実施形態では、、今回の再生時に得られたエラーブロックフラグおよび反復回数と、既にバッファメモリ23に保持されている前回再生時のエラーブロックフラグおよび反復回数とに基づいて、今回のリライトされたブロックの再生データでバッファメモリ23上に保持されている同一ブロックの再生データを上書きするかどうかを判定することとしたが、エラーブロックフラグまたは反復回数のいずれかに基づいて制御するようにしてもよい。
ノントラック再生では、磁気テープ上の一本のトラックが異なるタイミングで複数回スキャンされるので、各スキャン毎のエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて、リライトされたデータであるか否かにかかわらず、最良の再生データでの上書きを行うことが可能である。
本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々更新を加え得ることは勿論である。
本発明の実施の形態に対応するテープストリーマドライブの構成例を示している。 テープストリーマドライブによって磁気テープ3に記録される各トラック内のデータフォーマットを示す図である。 ブロックのフォーマットを示す図である。 リードアフターライトの動作を示す図である。 LDPC復号部を含む再生系の構成を示す図である。 1ブロックの記録ビット列の構成を示す。 LDPC符号のパリティ検査行列Hのノード表現を示す図である。 LDPCデコーダによるLDPC符号の反復復号のフローチャートである。 1ブロック分のビット毎の対数尤度比(LLR)を変数ノードにセットした図である。 メッセージBmnの計算方法を示す図である。 メッセージAmnの計算方法を示す図である。 LDPCデコーダのタイミングチャートである。 LDPC符号の復号時に得られるエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいて記録エラーの発生を検出してリードアフターライトの制御を行うための構成を示すブロック図である。 図13の制御のフローチャートである。 LDPC符号の復号時に得られるエラーブロックフラグおよび反復回数に基づいてバッファメモリの上書きを制御するための構成を示すブロック図である。 図15の制御のフローチャートである。
符号の説明
23 バッファメモリ
38 LDPCデコーダ
41 LDPC復号部
43 記録モジュール
44 リライト判定モジュール
45 上書き判定モジュール

Claims (6)

  1. 記録媒体に記録すべきデータをLDPC(Low Density Parity Check)符号に符号化する符号化部と、
    前記記録媒体から読み出されたLDPC符号を復号する復号部と、
    前記復号部より出力されたブロックエラーフラグまたは反復復号回数をもとに記録エラーのブロックを判定する判定部と
    を具備することを特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録再生装置であって、
    前記判定部の判定結果をもとにリードアフターライトの制御を行う制御部
    をさらに具備することを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項1に記載の記録再生装置であって、
    前記記録媒体から再生されたブロックのデータを保持するメモリ部と、
    リライトされたブロックの復号時に得られたブロックエラーフラグまたは反復復号回数と、リライト前の同一ブロックの復号時に得られたブロックエラーフラグまたは反復復号回数とをもとに、前記メモリ部に保持された、前記リライト前のブロックの再生データを前記リライトされたブロックの再生データで上書きするかどうかを判定する第2の判定部をさらに具備することを特徴とする記録再生装置。
  4. データをLDPC(Low Density Parity Check)符号に符号化し
    符号化されたデータを記録媒体に記録し、
    前記記録媒体から読み出されたLDPC符号を復号し、
    前記復号部より出力されたブロックエラーフラグまたは反復復号回数をもとに記録エラーのブロックを判定する
    ことを特徴とする記録再生方法。
  5. 請求項4に記載の記録再生方法であって、
    前記記録エラーのブロックが判定されたとき、当該ブロックのデータのリードアフターライトを行うことを特徴とする記録再生装置。
  6. 請求項4に記載の記録再生方法であって、
    リライトされたブロックの復号時に得られたブロックエラーフラグまたは反復復号回数と、リライト前の同一ブロックの復号時に得られたブロックエラーフラグまたは反復復号回数とをもとに、メモリ部に保持された、前記リライト前のブロックの再生データを前記リライトされたブロックの再生データで上書きするかどうかを判定することを特徴とする記録再生方法。
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