JPH10149628A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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Publication number
JPH10149628A
JPH10149628A JP31848696A JP31848696A JPH10149628A JP H10149628 A JPH10149628 A JP H10149628A JP 31848696 A JP31848696 A JP 31848696A JP 31848696 A JP31848696 A JP 31848696A JP H10149628 A JPH10149628 A JP H10149628A
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JP
Japan
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data
memory
disk
reading
reproducing apparatus
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JP31848696A
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English (en)
Inventor
Toshiro Kitajima
敏朗 北島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 激しい振動の状況下においても、音飛びを生
じることなく再生を継続できるディスク再生装置を提供
する。 【解決手段】 ディスクより読取ったデータを書込むメ
モリと、メモリに書込まれたデータを古いほうから順に
一定の読出し速度で読出す手段と、データの異常を検知
したとき、そのデータがメモリから読み出しが終る前
に、異常発生前のディスク位置に戻り、データの連続化
とメモリに再書き込みを行なうデータ補正手段とを備え
るディスク再生装置において、補間されたデータを一致
データと見て再書込み時のデータ比較を行なうデータ比
較手段を設ける。補間されたデータを一致データと見る
ことにより、比較対象のデータに補間されたデータが含
まれる場合でも、音繋ぎをスムーズに実行することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDなどを再生す
るディスク再生装置に関し、特に、振動などに起因する
再生音の音飛びの発生を効果的に防止できるようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤーは、CDの情報信号面に
光ビームを焦点させるフォーカシングサーボや情報トラ
ックに光ビームを追従させるトラッキングサーボなどを
駆使してCDから情報信号を読み出しており、記録情報
の忠実な再生が可能である。しかし、CDに対して非接
触で情報を読み出すため、ポータブル型や車載用の装置
では、外来振動でフォーカス外れやトラックジャンプが
発生し、音が途切れたり、時間的に音が不連続になる、
いわゆる“音飛び”が生じ易い。
【0003】こうした音飛びを防ぐために、CDからデ
ータを高速で先読みしてメモリに蓄え、このメモリから
通常再生速度(標準速)でデータを読み出すことによ
り、衝撃などによる音飛びを防止するショックプルーフ
技術が開発されている。この技術では、音飛びを検出し
た場合に、情報信号の途切れたCDの位置に再アクセス
し、音飛び箇所の情報が通常再生速度で読み出される前
に、その位置からの情報を再びメモリに蓄える。このよ
うに、情報信号の途切れた位置から引き続いてデータを
読出し、メモリ上に連続する情報信号として記録するこ
とを“音繋ぎ”という。
【0004】このショックプルーフ機能を備えた従来の
ディスク再生装置は、National Technical Report VOl.
40,No.3,Jun.1994に記載されている。
【0005】この装置は、図5に示すように、ディスク
1から情報を読み出す光ピックアップ2と、ディスク1
を回転するスピンドルモータ3と、スピンドルモータ3
の駆動や光ピックアップ2の送り、フォーカシング及び
トラッキングを行なう駆動回路11と、光ピックアップ2
の出力を増幅するヘッドアンプ4と、増幅された光ピッ
クアップ2の出力信号を処理する信号処理回路5と、ヘ
ッドアンプ4の出力に基づいてスピンドルモータ3の速
度制御と光ピックアップ2の送り、フォーカシング及び
トラッキングとを行なうサーボ処理回路6と、再生音の
音飛びを防止するショックプルーフ制御回路7と、ディ
スク1から高速で読み出された情報信号を蓄えるメモリ
8と、メモリ8から通常速度で読み出された情報信号を
アナログ信号に変換するD/A変換器10と、キー13によ
り入力された指示に基づいて装置の各部を制御するシス
テム制御回路9と、必要な情報を表示する表示部12とを
備えている。
【0006】信号処理回路5は、図6に示すように、デ
ィスク1から読み出された変調されているデータを復調
するデータ復調部43と、復調されたデータから記録情報
に含まれるサブコードを抽出するサブコード抽出部44
と、信号の時間軸方向の揺れを吸収するためのジッタ吸
収RAM42と、復調データの誤り訂正を行なう誤り訂正
部41と、訂正し切れないデータを補間する補間部45とを
具備している。
【0007】また、ショックプルーフ制御回路7は、図
7に示すように、信号処理回路5から入力するシリアル
データを16ビットのパラレルデータに変換する直並列
変換部57と、メモリ8へのデータの読み書きを制御する
メモリコントローラ51と、メモリ8の読出しアドレスを
生成するリードアドレス発生部54と、メモリ8への書き
込みアドレスを生成するライトアドレス発生部53と、ラ
イトアドレス発生部53で生成された書き込みアドレスを
サブコードのブロックの周期で保持するライトアドレス
ラッチ52と、システム制御回路9により音飛びがないこ
とが確認された最新のアドレスを保持する有効アドレス
ラッチ55と、リードアドレス発生部54、ライトアドレス
発生部53及び有効アドレスラッチ55におけるアドレスか
らメモリに蓄えられているデータ量を検出するデータ量
検出部56と、出力する信号をパラレルデータからシリア
ルデータに変換する並直列変換部58と、音繋ぎに際して
データの一致を検出するデータ一致検出部59と、このシ
ョックプルーフ制御回路7の各部を制御する制御部60と
を具備している。
【0008】CDに記録される信号は、98フレームで
1つの情報単位が形成される。1つのフレームは、図8
(a)に示すように、24ビットのフレーム同期信号
と、1シンボル(1シンボルは8ビット)のサブコード
と、24シンボルのディジタルオーディオデータと、8
シンボルのパリティと、各シンボルの結合に要する3ビ
ットとから成る。この1シンボルのデータはCDに記録
するために14ビットに変調されるので、1フレームは
588ビットで構成されている。
【0009】サブコードは、98個のフレームで1つの
ブロックを形成しており、サブコードの部分だけを取り
出すと図8(b)のようになる。この内、S0、S1はブ
ロックの頭を識別する同期パターンである。また、ブロ
ックへのアクセスに必要な情報はP1〜P96、Q1〜Q96
に含まれており、開始位置のブロックから終了位置のブ
ロックまで単調に増加する絶対時間のデータなどがここ
に記録されている。
【0010】また、この再生装置のサーボ処理回路6
は、ディスクの再生信号からクロック信号を再生するた
めのPLL(Phase Locked Loop)を備えている。この
PLLは、入力電圧に応じた周波数の発振信号を出力す
るVCO(電圧制御発振器)と、再生波形のエッジを検
出した信号とVCOの発振出力との位相を比較する位相
比較器とを具備しており、位相比較器の出力が再びVC
Oに入力される。このPLLがロックした状態では、V
COから、再生波形のエッジ信号に同期する連続信号が
発振され、これがクロック信号となる。このクロック信
号を、装置に内蔵する水晶発振子の原発振と同期させる
ことにより、スピンドルモータ3の回転がコントロール
される。
【0011】このディスク再生装置では、サーボ処理回
路6の制御により、スピンドルモータ3が通常再生の2
倍の速度で駆動され、ディスク1が2倍速で回転する。
このディスク1より2倍速で読み出されたデータは、光
ピックアップ2を通り、ヘッドアンプ4で増幅され、信
号処理回路5に入力する。
【0012】信号処理回路5では、入力信号からフレー
ム同期信号を検出し、その保護と内挿とを行ない、フレ
ーム同期を確立する。データ復調部43は入力信号を復調
し、サブコード抽出部44は、フレーム同期信号を基に、
復調データからサブコードを抽出し、サブコード・ブロ
ックの同期パターンを検出するごとに、サブコード・ブ
ロック・クロック信号(BLKCK)をシステム制御回
路9とショックプルーフ制御回路7とに出力する。
【0013】復調されたオーディオデータ及びパリティ
データは、ジッタ吸収RAM42に蓄積された後、ジッタ
を除くために時間間隔が一定のクロックで読み出され
る。このとき、ジッタが大きすぎて、ジッタの吸収がで
きないときは、ジッタNG信号がシステム制御回路9と
ショックプルーフ制御回路7とに出力される。この時、
ショックプルーフ制御回路7の制御部60は、メモリ8へ
の書き込みを停止する。ジッタ吸収RAM42から出力さ
れたオーディオデータは、誤り訂正部41でパリティデー
タを用いて誤り訂正される。誤り箇所が多く、誤り訂正
能力を超えているときは、補間部45が、前後の正しいデ
ータの平均値を計算して、誤っているデータを補間す
る。
【0014】こうして復調されたオーディオデータは、
ショックプルーフ制御回路7に入力し、直並列変換部57
で16ビットのパラレルデータに変換され、ライトアド
レス発生部53が生成したメモリ8の書き込みアドレス
(WA)に蓄えられる。
【0015】ライトアドレスラッチ52は信号処理回路5
からBLKCKが入力するごとに、ライトアドレス発生
部53が生成したアドレスを保持する。
【0016】一方、システム制御回路9は、信号処理回
路5からBLKCKが入力するごとに、信号処理回路5
から出力されるサブコードを読み取り、その連続性を識
別する。そして、サブコードが連続していれば音飛びが
ないものと判断して、ショックプルーフ制御回路7の有
効アドレスラッチ55にWAQVコマンドを送る。有効ア
ドレスラッチ55は、このコマンドにより、ライトアドレ
スラッチ52に格納されているアドレスを保持する。従っ
て、有効アドレスラッチ55には、異常がないと確認され
たサブコードに対応するメモリ8のアドレス(VWA)
が保持されることになる。
【0017】リードアドレス発生部54は、メモリ8に格
納されたオーディオデータが通常再生速度で読み出され
るように読出しアドレス(RA)を生成する。読み出さ
れたデータは、並直列変換部58でシリアルデータに変換
されてD/A変換器10に入力し、アナログデータに変換
されてRチャンネル及びLチャンネルの音声信号が再生
される。
【0018】メモリ8のアドレスWA、RA及びVWA
は、図9に示す関係にある。即ち、WAが先行し、RA
はWAによって書き込まれたデータを古い順に読み出し
て行く。WAの回転速度はRAの回転速度の2倍であ
る。WAによって書き込まれるデータは必ずしも正しい
とは限らない。この書き込まれたデータの内でVWAま
でのデータがサブコードのチェックにより“誤りなし”
と判断されたデータである。従って、VWAとRAとの
間のデータが有効データとして扱われる。
【0019】RAがVWAに追いついたときは、読み出
すデータがなくなった状態であり、読み出しを停止しな
ければならない。また、WAがRAに追いついたとき
は、データが満杯になった状態であり、書き込みを停止
しなければならない。
【0020】データ量検出部56は、ライトアドレス発生
部53、有効アドレスラッチ55及びリードアドレス発生部
54のそれぞれから入力するWA、VWA、RAにより、
メモリ8のデータ量を検出し、WAがRAに追いついた
(満杯になった)とき、検出結果を制御部60に知らせ
る。
【0021】制御部60は、ライトアドレス発生部53に書
き込みアドレスの生成を停止させるとともに、この検出
結果をシステム制御回路9に伝える。システム制御回路
9は、サーボ処理回路6に指令を出し、光ピックアップ
2によるディスク1からの情報読み取りを一時停止させ
る。
【0022】メモリ8へのデータの書き込みが停止され
ても、メモリ8からのデータの読み出しは通常速度で継
続されるため、メモリ8のVWAとRAとの間の有効デ
ータ量は減少する。この有効データが一定量まで減少し
たとき、データ量検出部56は、それを検出して制御部60
に知らせる。
【0023】制御部60は、この検出結果をシステム制御
回路9に伝え、システム制御回路9は、サーボ処理回路
6に指令を出して、光ピックアップ2によるディスク1
からの2倍速での情報読み取りを再開させる。
【0024】このとき、メモリ8に記録されているデー
タと、これから記録するデータとが連続するように“音
繋ぎ”の処理を行なう。
【0025】システム制御回路9は、音繋ぎのためのデ
ータ比較接続指令をショックプルーフ制御回路7に送
り、また、サーボ処理回路6には、情報読み取りの一時
停止前に有効アドレスラッチ55に対して送ったWAQV
のポイントより少し手前からアクセスするように指令を
出す。
【0026】データ比較接続指令を受けたショックプル
ーフ制御回路7では、データ一致検出部59が、図10に
示すように、VWAの手前の6ワード(Rチャンネル、
Lチャンネル各3ワードずつ、計96ビット)の蓄積デ
ータと、信号処理回路5から入力する信号とのデータ比
較を行ない、それらが完全に一致したとき、その旨を制
御部60に伝える。これを受けて、制御部60は、ライトア
ドレス発生部53に対して書き込みアドレスをVWA+1
から生成するように指令し、データ蓄積を再開して、信
号処理回路5から引き続いて入力するデータ一致後のデ
ータをメモリ8に蓄積する。
【0027】このように、この装置では、2倍速で常時
回転するディスク1から情報が読み取られてメモリ8に
蓄えられ、この蓄えられた情報がメモリ8から通常速度
で読み出されて再生される。メモリ8のデータ量が満杯
になると、ディスク1からの情報読み取りが一時停止さ
れ、メモリ8のデータ量があるレベルまで減少すると、
音繋ぎをして、ディスク1からの情報読み取りが再開さ
れる。メモリ8への情報蓄積に関しては、衝撃による音
飛びが発生しない限り、この動作が繰り返される。この
間、メモリ8からの通常速度でのデータ読み出しは継続
して続けられ、情報の再生が連続して行なわれる。
【0028】図11には、このときのメモリ8に蓄えら
れたデータ量が時間とともに変化する様子を図示してい
る。
【0029】メモリ8への情報蓄積過程でディスク再生
装置に衝撃が加わり、音飛びが発生すると、システム制
御回路9は、それを、サブコードが不連続になったり、
あるいは、信号処理回路5からジッタ吸収NG信号が入
力したり、サーボ処理回路6から異常検出信号が入力す
ることによって検知する。音飛びを検出したシステム制
御回路9は、ショックプルーフ制御回路7に対して、メ
モリ8への情報蓄積を停止させるとともに、その時点で
異常がないと確認されている有効アドレスラッチ55に保
持された有効アドレス(VWA)の次から情報蓄積をや
り直すため、音繋ぎのためのデータ比較接続をショック
プルーフ制御回路7に指令し、また、サーボ処理回路6
には、そのVWAに対応するWAQVのポイントより少
し手前からアクセスするように指令を出す。
【0030】このときの音繋ぎの動作は、先に説明した
情報蓄積再開時の場合と同じであり、この音繋ぎの処理
後、メモリ8に蓄えられている有効アドレスのデータに
連続するデータが、続きの書き込みアドレスより書き込
まれる。
【0031】図11には、この外乱発生時のメモリ8に
蓄えられたデータ量の時間変化を併せて示している。
【0032】このように、このディスク再生装置では、
装置に対する衝撃などで音飛びが発生しても、音飛び箇
所の情報が通常再生で読み出される前に、音繋ぎをして
再度蓄積されるため、再生時には音飛びのない情報を再
現することができる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のディス
ク再生装置では、音繋ぎの際のデータ比較接続におい
て、次のような問題がある。
【0034】従来のディスク再生装置では、このデータ
比較接続において、比較対象の6ワードと入力するデー
タとが完全に一致しなければ、メモリへの書き込みを再
開しない。そのため、比較対象のデータまたは入力デー
タの一方が補間されており、他方が補間されていない場
合または双方のデータが補間されている場合には、完全
一致するワードが見つからず、メモリへの書き込みが再
開できないという状態が発生する。この間にもメモリか
らの通常再生での読出しは続いているため、最後にはメ
モリにおける有効データの蓄積が空になり、再生が停止
してしまう。
【0035】こうした事態は、乱暴に扱われることがあ
る携帯用のCDプレーヤや、振動の激しい車載用のディ
スク再生装置、またはキズ・汚れのあるディスクや粗悪
なディスクを使用した場合に、しばしば発生する。
【0036】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、激しい振動の状況下でも、また、ディス
クにキズや汚れがある場合でも、音飛びを生じることな
く再生を継続できるディスク再生装置を提供することを
目的としている。
【0037】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のディス
ク再生装置では、データ比較接続において、データが補
間されている場合に、そのデータと比較対象のデータと
は無条件で一致しているものと識別し、あるいは、比較
データ同士の差を取り、その差が所定値以下の場合に比
較データが互いに一致しているものと識別するデータ比
較手段を設けている。
【0038】従って、データが補間されているために音
繋ぎができない、という事態を避けることができ、激し
い振動がある場合でも、また、ディスクにキズや汚れが
ある場合でも、音飛びを防ぎながら、再生を継続するこ
とができる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディスクより読み取ったディジタルデータを書き込
むメモリと、メモリに書き込まれたデータを古いほうか
ら順に一定の読出し速度で読み出して出力する読み出し
手段と、ディジタルデータの異常を検知したとき、読み
出し手段による、そのディジタルデータのメモリからの
読み出しが終る前に、異常発生前のディスク位置に戻
り、データの連続性を確保しながらメモリに再書き込み
を行なうデータ補正手段とを備えるディスク再生装置に
おいて、補間データを一致データと見て再書き込み時の
データ比較を行なうデータ比較手段を設けたものであ
り、補間データを一致データと見ることにより、比較対
象のデータに補間データが含まれる場合でも、音繋ぎを
スムーズに実行することができる。
【0040】請求項2に記載の発明は、ディスクより読
み取ったディジタルデータを書き込むメモリと、メモリ
に書き込まれたデータを古いほうから順に一定の読出し
速度で読み出して出力する読み出し手段と、ディジタル
データの異常を検知したとき、読み出し手段による、そ
のディジタルデータのメモリからの読み出しが終る前
に、異常発生前のディスク位置に戻り、データの連続性
を確保しながらメモリに再書き込みを行なうデータ補正
手段とを備えるディスク再生装置において、補間された
データと補間されていないデータとの差または補間され
ているデータ同士の差を取り、その差が所定値より小さ
いときにそれらのデータを一致データと見て再書き込み
時のデータ比較を行なうデータ比較手段を設けたもので
あり、比較するデータ同士の差を見ることによって、誤
って一致と判断するケースを減らすことができる。
【0041】請求項3に記載の発明は、データ比較手段
が、ディジタルデータに付加された補間有りフラグによ
って、前記ディジタルデータに補間データが含まれてい
るか否かを識別するようにしたものであり、データ比較
対象のワードのいずれかに補間有りフラグが付加されて
いる場合に、これらのワードを一致しているものと見た
り、あるいは、比較対象のワードの差を取って、その差
の大小により一致かどうかを判断する。
【0042】請求項4に記載の発明は、データ比較の対
象となるディジタルデータに付加された補間ありフラグ
の数が所定値より多いとき、ディジタルデータの異常と
見て、データ補正手段による処理を行なうようにしたも
のであり、補間ありフラグをデータ異常の検出に利用す
ることができる。
【0043】請求項5に記載の発明は、メモリに、補間
有りフラグを除いたディジタルデータのワードだけを書
き込むようにしたものであり、メモリ容量の拡張を避け
ることができる。
【0044】請求項6に記載の発明は、メモリに、補間
有りフラグとディジタルデータとを書き込み、読み出す
ようにしたものであり、CDROMデコーダなどを具備
する機種では、この補間有りフラグをメモリから読み出
し、再生時のデータの誤り訂正に用いることができる。
【0045】請求項7に記載の発明は、このデータ補正
手段により、ディスク交換時におけるデータの欠落を補
正するようにしたものであり、ディスクチェンジャーな
どの装置において、ディスク交換時に発生するデータの
欠落をスムーズに補正することができる。
【0046】以下、本発明の実施形態について、図面を
用いて説明する。
【0047】(第1の実施形態)この実施形態のディス
ク再生装置は、全体的には従来の装置(図5)と同じ構
成を備えている。
【0048】この装置のショックプルーフ制御回路7
は、図2に示すように、信号処理回路5から入力するシ
リアルデータを16ビットのパラレルデータに変換する
直並列変換部57と、メモリ8へのデータの読み書きを制
御するメモリコントローラ51と、信号処理回路5から送
られてくるフレーム同期信号を用いてサブコード・ブロ
ック・クロックを補正するサブコード監視部61と、メモ
リ8の読出しアドレス(RA)を生成するリードアドレ
ス発生部54と、メモリ8への書き込みアドレス(WA)
を生成するライトアドレス発生部53と、ライトアドレス
発生部53で生成された書き込みアドレスをサブコードの
ブロックの周期で保持するライトアドレスラッチ52と、
システム制御回路9により音飛びがないことが確認され
た最新のアドレス(VWA)を保持する有効アドレスラ
ッチ55と、リードアドレス発生部54、ライトアドレス発
生部53及び有効アドレスラッチ55におけるアドレスから
メモリに蓄えられているデータ量を検出するデータ量検
出部56と、出力する信号をパラレルデータからシリアル
データに変換する並直列変換部58と、音繋ぎに際してデ
ータの一致を検出するデータ一致検出部59と、6ワード
(1ワードは17ビット)分のメモリ容量を持ち、WA
に対応する一致検出用の比較データを保持するバッファ
62と、6ワード分のメモリ容量を持ち、VWAに対応す
る一致検出用の比較データを保持するバッファ63と、こ
のショックプルーフ制御回路7の各部を制御する制御部
60とを具備している。
【0049】サブコード監視部61は、図3に示すよう
に、信号処理回路5から送られて来るフレーム同期信号
(CLDCK)を0から97までカウントするカウンタ
21と、カウンタ21が97をカウントしたときに信号を出
力する97デコーダ22と、カウンタ21が94をカウント
したときに信号を出力する94デコーダ23と、カウンタ
21が4をカウントしたときに信号を出力する4デコーダ
24と、CLDCKのタイミングに合わせてサブコード・
ブロック・クロック(BLKCK)を出力するフリップ
・フロップ25と、フリップ・フロップ25の出力と97デ
コーダ22の出力との論理和を出力する論理和回路26と、
94デコーダ23の出力でセットされ、4デコーダ24の出
力でリセットされるラッチ27とを備えている。このラッ
チ27からは、データ比較接続に用いるデータを抽出する
ためのウインドウ信号がバッファ62に出力される。
【0050】このディスク再生装置では、従来の装置と
同じような手順でショックプルーフ制御が行なわれ、デ
ィスク1は常時2倍速で回転し、当初、ディスク1から
2倍速で読み取られた情報がメモリ8に蓄えられ、その
後、通常速度でメモリ8から読み出されて再生される。
【0051】この装置の信号処理回路5は、ディスク1
より読み取られた信号からフレーム同期信号を検出し、
その保護と内挿とを行ない、フレーム同期を確立する。
信号処理回路5のデータ復調部43は入力信号を復調す
る。サブコード抽出部44は、フレーム同期信号を基に復
調データからサブコードを抽出し、サブコード・ブロッ
クの同期パターンを検出するごとに、サブコード・ブロ
ック・クロック信号(BLKCK)をシステム制御回路
9に出力し、また、BLKCKとフレーム同期信号(C
LDCK)とをショックプルーフ制御回路7のサブコー
ド監視部61に出力する。
【0052】データ復調部43で復調されたオーディオデ
ータは、ジッタ吸収RAM42に蓄積された後、一定のク
ロックで読み出され、誤り訂正部41で誤り訂正される。
補間部45は、データの誤り箇所が多く、誤り訂正能力を
超えているときに、前後の正しいデータの平均値を計算
して、誤っているデータを補間する。このとき、補間部
45は、補間したシンボルに“1”のフラグを立てる。補
間され、あるいは補間されなかったオーディオデータは
ショックプルーフ制御回路7の直並列変換部57に出力さ
れる。
【0053】一方、信号処理回路5から出力されたCL
DCKは、ショックプルーフ制御回路7のサブコード監
視部61のカウンタ21に入力し、カウンタ21は、このCL
DCKが入力するごとにカウント値をインクリメントす
る。97デコーダ22は、このカウント値が97に達する
ごとに、また、94デコーダ23はカウント値が94に達
するごとに、また、4デコーダ24はカウント値が4に達
するごとに、それぞれパルスを出力する。このサブコー
ド監視部61のタイムチャートを図4に示している。
【0054】また、サブコード監視部61に入力するBL
KCKは、フリップフロップ25に入力し、CLDCKの
タイミングに合わせて出力される。フリップフロップ25
の出力及び97デコーダ22の出力は論理和回路26に入力
し、論理和回路26は、フリップフロップ25または97デ
コーダ22の少なくとも一方からパルスが来た場合に再生
BLKCK(BLKCKO)を出力する。このBLKC
KOは、カウンタ21のカウント値をリセットし、また、
ライトアドレスラッチ52及びバッファ62とシステム制御
回路9とに出力される。
【0055】このようにサブコード監視部61がBLKC
Kを再生するのは、信号処理回路5が、振動などのため
に、ディスクより読み取った情報からBLKCKを抽出
し損ねた場合でも、システム制御回路9やライトアドレ
スラッチ52及びバッファ62に安定した動作を行なわせる
ためである。CLDCKは信号処理回路5で生成される
信号であるため、この信号がサブコード監視部61に送ら
れて来ないことはない。従って、サブコード監視部61で
は、CLDCKをカウントすることによってBLKCK
を確実に再生できる。
【0056】また、サブコード監視部61のラッチ27は、
94デコーダ23の出力が在ってから4デコーダ24の出力
が在るまでの間、即ち、カウンタ21のカウント値が“9
4、95、96、97、0、1、2、3”の間、ハイレ
ベルのウィンドウ信号をバッファ62に出力する。
【0057】一方、ショックプルーフ制御回路7の直並
列変換部57に入力したデータは、16ビットのオーディ
オデータと、この16ビットの中に補間されたデータが
含まれるかどうかを表す1ビットのフラグとを合わせた
17ビットのパラレルデータに変換される。そして、こ
のパラレルデータの内、16ビットのオーディオデータ
だけが、ライトアドレス発生部53により生成されたメモ
リ8の書き込みアドレス(WA)に蓄えられる。
【0058】このときバッファ62には、サブコード監視
部61からBLKCKOが入力し、バッファ62は、直並列
変換部57から出力されるデータをBLKCKOの立ち上
げから順次取り込み、1ワードが17ビットから成るワ
ードの6ワード分を更新しながら保持する。そして、B
LKCKOの立ち下げで6ワード分を確定する。
【0059】ライトアドレスラッチ52にはサブコード監
視部61からBLKCKOが入力し、ライトアドレスラッ
チ52は、BLKCKOの立ち下げごとに、そのときライ
トアドレス発生部53が生成したアドレスを保持する。
【0060】システム制御回路9は、ショックプルーフ
制御回路7のサブコード監視部61からBLKCKOが入
力するごとに、信号処理回路5から出力されるサブコー
ドを読み取り、その連続性を識別する。そして、サブコ
ードが連続していれば音飛びがないものと判断して、シ
ョックプルーフ制御回路7の有効アドレスラッチ55にW
AQVコマンドを送る。有効アドレスラッチ55は、この
コマンドにより、ライトアドレスラッチ52に格納されて
いるアドレスを保持し、それが、WAQVコマンドが入
力するごとに更新される。
【0061】また、このWAQVコマンドは、バッファ
62にも入力し、バッファ62に保持されたデータがバッフ
ァ63に移る。従って、バッファ63には、VWAに対応す
る6ワードのデータが保持され、それが、WAQVコマ
ンドが入力するごとに更新される。
【0062】一方、制御部60は、バッファ62に保持され
る6ワードの中で補間フラグが“1”であるワードの数
を常時監視する。そして、この数が所定値を上回ると
き、データ異常と見做して、WAQVの受付けを拒否
し、有効アドレスラッチ55及びバッファ63のデータ更新
とメモリ8へのデータ書き込みとを停止させ、システム
制御回路9に対してデータ異常を伝える。これを受けた
システム制御回路9は、後述するように、音繋ぎの処理
をショックプルーフ制御回路7に指令し、異常発生前の
ディスク位置からのアクセスをサーボ処理回路6に指令
する。
【0063】リードアドレス発生部54は、データ異常発
生の有無とは無関係に、メモリ8に格納されたオーディ
オデータが通常再生速度で読み出されるように読出しア
ドレス(RA)を生成し、読み出されたデータが、並直
列変換部58でシリアルデータに変換され、D/A変換器
10でRチャンネル及びLチャンネルの音声信号に変換さ
れる。
【0064】メモリ8のデータ蓄積量が満杯になると、
データ量検出部56は、それを検出して制御部60に知ら
せ、制御部60は、ライトアドレス発生部53に書き込みア
ドレスの生成を停止させるとともに、検出結果をシステ
ム制御回路9に伝え、これを受けたシステム制御回路9
は、サーボ処理回路6に指令を出して、ディスク1から
の情報読み取りを一時停止させる。
【0065】その後、メモリ8のVWAとRAとの間の
有効データ量が一定量まで減少すると、データ量検出部
56は、それを検出して制御部60に知らせ、制御部60は、
この検出結果をシステム制御回路9に伝える。システム
制御回路9は、サーボ処理回路6に対して、有効アドレ
スラッチ55に最後に送ったWAQVのポイントより少し
手前のディスク位置からアクセスして情報読み取りを再
開するように指令を出し、また、ショックプルーフ制御
回路7に対して、音繋ぎのためのデータ比較接続指令を
送る。
【0066】この指令を受けたショックプルーフ制御回
路7の制御部60は、バッファ63が保持しているVWAに
対応する6ワード(Rチャンネル、Lチャンネル各3ワ
ードずつ、17×6=102ビット)のデータをデータ
一致検出部59に出力させる。データ一致検出部59は、こ
の6ワードと、信号処理回路5から新たに入力し、ウィ
ンドウ信号がハイレベルの間にバッファ62で取り込まれ
た信号とのデータ比較を行なう。
【0067】このとき、データ一致検出部59は、図1に
示すように、比較データまたは入力データの補間フラグ
が“1”のワード、つまり、16ビットのデータの中に
補間されたデータが含まれているワードを比較する場合
には、無条件で一致しているものと識別する。そして、
比較データ及び入力データの補間フラグが“0”のワー
ド同士を比較する場合には、16ビットデータが完全に
一致したとき、一致と識別する。
【0068】こうした方法で比較データの6ワードと入
力するデータの6ワードとを順次比較し、それらが一致
したとき、その旨を制御部60に伝える。これを受けて、
制御部60は、ライトアドレス発生部53に対して書き込み
アドレスをVWA+1から生成するように指令し、デー
タ比較で一致したデータに引き続いて入力するデータを
メモリ8に蓄積させる。
【0069】メモリ8への蓄積を再開した後、再びデー
タ蓄積量が満杯になると、従来の装置と同様に、ディス
クからの情報読み取りを一時停止し、データ蓄積量が所
定レベルまで減少すると、先の手順で音繋ぎを行ない、
メモリへのデータ蓄積を再開する。
【0070】また、メモリ8への情報蓄積過程で音飛び
やデータ異常が発生した場合には、それを自ら検知し、
あるいはショックプルーフ制御回路7の制御部60から知
らされたシステム制御回路9は、音繋ぎのためのデータ
比較接続をショックプルーフ制御回路7に指令し、サー
ボ処理回路6に、そのときのVWAに対応するWAQV
のポイントより少し手前からディスクにアクセスするよ
うに指令を出す。
【0071】このときの音繋ぎの動作も、先に説明した
手順で進められ、音繋ぎの処理後、データ比較で一致し
たデータの次からの入力データが、メモリ8の続きの書
き込みアドレスに書き込まれる。
【0072】このように、このディスク再生装置では、
データ比較接続において、補間されたデータを含む16
ビットデータを無条件で比較一致としているため、比較
対象のデータに補間されたデータが含まれる場合でも、
再生が停止してしまう事態を避けることができる。従っ
て、激しい振動の状況下においても、音飛びを生じるこ
となく再生を継続できる。
【0073】また、この装置では、メモリ8に、補間フ
ラグを除いたオーディオデータだけを蓄積するように構
成しているため、補間フラグを追加したにも関わらず、
メモリ8の容量を広げる必要がない。
【0074】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
音繋ぎのためのデータ比較における別の方法について説
明する。その他の点では、第1の実施形態と変わりがな
い。
【0075】データ一致検出部59は、音繋ぎのためのデ
ータ比較において、バッファ63に保持された6ワード
と、信号処理回路5から新たに入力し、ウィンドウ信号
がハイレベルの間にバッファ62で取り込まれた信号との
データを比較する。この1ワードは、第1の実施形態と
同様に、1ビットの補間フラグと16ビットのオーディ
オデータとから成る。
【0076】このとき、データ一致検出部59は、比較デ
ータまたは入力データの補間フラグが“1”である場
合、あるいは比較データ及び入力データの補間フラグが
共に“1”である場合に、比較データと入力データとの
差を取り、この差が予め定めた閾値以下であれば、比較
データと入力データとは一致しているものと識別し、ま
た、この差が閾値より大きければ、比較データと入力デ
ータとは不一致と識別する。
【0077】また、比較データ及び入力データの補間フ
ラグが“0”のワード同士を比較する場合には、16ビ
ットデータが完全に一致したとき、一致と識別し、1ビ
ットでも違っていれば不一致と識別する。
【0078】こうした方法で比較データの6ワードと入
力するデータの6ワードとを順次比較し、それらが全て
一致したとき、それを検出して制御部60に伝える。
【0079】この検出結果に基づいて、第1の実施形態
と同様に、ライトアドレス発生部53において書き込みア
ドレスの生成が開始され、メモリ8へのデータ蓄積が再
開される。
【0080】このように、第2の実施形態では、補間さ
れているデータと補間されていないデータとの差、また
は補間されているデータ同士の差が閾値以下の場合にだ
けデータ一致と見る。補間されているデータは、前後の
正しいデータの平均値に補正されているから、その本来
のデータとの差は小さい。従って、第2の実施形態の方
法でデータ比較することにより、比較データのワードと
入力データのワードとが本来違っているにも拘わらず、
それらのワードの中に、たまたま補間データが含まれて
いるために、それらのワード全体を一致と見てしまう誤
りを防ぐことができる。
【0081】なお、以上の実施形態では、ディスク回転
を常時2倍速に設定し、メモリのデータ蓄積量が満杯に
なるとディスクからの情報読み取りを一時停止する方式
のショックプルーフ動作について説明したが、本発明
は、この方式だけでなく、ディスクを高速回転し、メモ
リのデータ蓄積量が満杯になると、ディスク回転を標準
速または標準速に近い速度に制御するショックプルーフ
制御方式や、オーディオデータを圧縮処理してメモリに
蓄積する方式など、他のショックプルーフ制御方式を採
るディスク再生装置にも適用することができる。
【0082】また、この実施形態では、メモリ8に、補
間フラグを除いたオーディオデータだけを蓄積するよう
に構成したが、本発明を、CDROMデコーダを具備す
るディスク再生装置などに適用する場合には、メモリ
に、補間フラグを付した状態でデータを蓄積し、この補
間フラグをメモリから読み出し、再生時のデータの誤り
訂正に用いることも可能である。
【0083】また、本発明は、携帯用あるいは車載用の
ディスク再生装置だけでなく、ディスクを交換しなが
ら、ディスクに記録された情報を再生するディスクチェ
ンジャーなどに適用して、ディスク交換時に発生するデ
ータの欠落の補正をスムーズに行なわせることもでき
る。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のディスク再生装置は、携帯用や車載用の装置、あるい
はディスクチェンジャーなどとして使用する場合でも、
再生が途中で停止したり、音飛びが発生したりすること
がなく、安定した再生を続けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のディスク再生装置に
おける音繋ぎの際のデータ比較方法を示す図、
【図2】第1の実施形態のディスク再生装置におけるシ
ョックプルーフ制御回路の構成を示すブロック図、
【図3】第1の実施形態のショックプルーフ制御回路に
おけるサブコード監視部の回路図、
【図4】前記サブコード監視部の回路のタイムチャー
ト、
【図5】従来のディスク再生装置の構成を示すブロック
図、
【図6】従来のディスク再生装置における信号処理回路
の構成を示すブロック図、
【図7】従来のディスク再生装置におけるショックプル
ーフ制御回路の構成を示すブロック図、
【図8】CD方式の信号のフレームフォーマット(a)
と、サブコードブロックのフォーマット(b)、
【図9】メモリのアドレスの関係を示す図、
【図10】音繋ぎの際のデータ比較を説明する図、
【図11】従来のディスク再生装置におけるメモリ蓄積
量の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光ピックアップ 3 スピンドルモータ 4 ヘッドアンプ 5 信号処理回路 6 サーボ処理回路 7 ショックプルーフ制御回路 8 メモリ 9 システム制御回路 10 D/A変換器 11 駆動回路 12 表示部 13 キー 21 カウンタ 22 97デコーダ 23 94デコーダ 24 4デコーダ 25 フリップフロップ 26 論理和回路 27 ラッチ 41 誤り訂正部 42 ジッタ吸収RAM 43 データ復調部 44 サブコード抽出部 45 データ補間部 51 メモリコントローラ 52 ライトアドレスラッチ 53 ライトアドレス発生部 54 リードアドレス発生部 55 有効アドレスラッチ 56 データ量検出部 57 直並列変換部 58 並直列変換部 59 データ一致検出部 60 制御部 61 サブコード監視部 62、63 バッファ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクより読み取ったディジタルデー
    タを書き込むメモリと、前記メモリに書き込まれたデー
    タを古いほうから順に一定の読出し速度で読み出して出
    力する読み出し手段と、前記ディジタルデータの異常を
    検知したとき、前記読み出し手段による、そのディジタ
    ルデータのメモリからの読み出しが終る前に、異常発生
    前のディスク位置に戻り、データの連続性を確保しなが
    ら前記メモリに再書き込みを行なうデータ補正手段とを
    備えるディスク再生装置において、 補間されたデータを一致データと見て前記再書き込み時
    のデータ比較を行なうデータ比較手段を備えることを特
    徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクより読み取ったディジタルデー
    タを書き込むメモリと、前記メモリに書き込まれたデー
    タを古いほうから順に一定の読出し速度で読み出して出
    力する読み出し手段と、前記ディジタルデータの異常を
    検知したとき、前記読み出し手段による、そのディジタ
    ルデータのメモリからの読み出しが終る前に、異常発生
    前のディスク位置に戻り、データの連続性を確保しなが
    ら前記メモリに再書き込みを行なうデータ補正手段とを
    備えるディスク再生装置において、 補間されたデータと補間されていないデータとの差また
    は補間されたデータ同士の差を取り、前記差が所定値よ
    り小さいときにそれらのデータを一致データと見て前記
    再書き込み時のデータ比較を行なうデータ比較手段を備
    えることを特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記データ比較手段が、ディジタルデー
    タに付加された補間有りフラグによって、前記ディジタ
    ルデータに補間データが含まれているか否かを識別する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のディスク再
    生装置。
  4. 【請求項4】 前記データ比較の対象となるディジタル
    データに付加された補間ありフラグの数が所定値より多
    いとき、ディジタルデータの異常と見て、前記データ補
    正手段による処理を行なうことを特徴とする請求項1、
    2または3に記載のディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリに、前記補間有りフラグを除
    いたディジタルデータだけを書き込むことを特徴とする
    請求項1、2、3または4に記載のディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリに、前記補間有りフラグとデ
    ィジタルデータとを書き込み及び読み出すことを特徴と
    する請求項1、2、3または4に記載のディスク再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記データ補正手段により、ディスク交
    換時におけるデータの欠落を補正することを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5または6に記載のディスク再
    生装置。
JP31848696A 1996-11-15 1996-11-15 ディスク再生装置 Pending JPH10149628A (ja)

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JP31848696A JPH10149628A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 ディスク再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100442374C (zh) * 2001-06-01 2008-12-10 株式会社理光 信息再现装置和信息再现方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100442374C (zh) * 2001-06-01 2008-12-10 株式会社理光 信息再现装置和信息再现方法

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