JP2653278B2 - ディスク記録および再生装置 - Google Patents

ディスク記録および再生装置

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JP2653278B2
JP2653278B2 JP3209227A JP20922791A JP2653278B2 JP 2653278 B2 JP2653278 B2 JP 2653278B2 JP 3209227 A JP3209227 A JP 3209227A JP 20922791 A JP20922791 A JP 20922791A JP 2653278 B2 JP2653278 B2 JP 2653278B2
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秀士 滝
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浩生 及川
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク上に音声など
の情報の記録、再生を行うディスク記録および再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号をディジタル信号に変換
してディスク上に記録したコンパクトディスクの普及が
著しい。さらに、ディスクを用いてディジタル信号の記
録および再生を行うディスクレコーダに関する技術発表
も盛んに行われ、一部は製品化されている。
【0003】一方、音声信号のディジタル化後のビット
レートは一意的に決まらず、各種のサンプリング周波
数、量子化ビット数でディジタル化された信号を同一メ
ディア上に記録する場合、入力ビットレートによらず一
定線速で、且つ無駄な空きエリアが発生しない記録およ
び再生を可能とする装置が望まれる。
【0004】これを解決する技術としては、例えば本出
願人が既に出願している特願平2ー305117号に示
されている。この従来技術によれば、入力データを一旦
メモリに取り込み、書き込みアドレスと読み出しアドレ
スとの差によりメモリ内のデータ容量を検出し、メモリ
内のデータ容量が所定の比較値以上の時は記録モードと
し、メモリ内のデータ容量が所定の比較値以下の時はト
ラックジャンプによるスチルモードとすることにより、
あらゆるデータレートの入力信号に対しても常に一定線
速で、且つ無駄な空きエリアが発生しないディスクへの
記録が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、記録動作はメモリ内のデータ容量と所定
の比較値のみで決定されるため、記録動作時に振動等の
外乱により光ピックアップのトラッキングに異常が発生
し、例えばトラックジャンプ等を引き起こした場合には
以降の記録動作が良好に行えない場合があり、したがっ
て重複して記録したり、あるいは記録データが欠落する
という問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、振動等の外乱により記録または再生動作時にトラッ
キング異常が発生した場合でも、入出力データレートに
よらず一定線速での記録、再生をデータの欠落あるいは
重複なく、連続性を確保して良好に行うことのできるデ
ィスク記録および再生装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のディスク記録装置は、あらかじめ絶対アドレ
スが付与されているディスク状の記録媒体のトラックに
光ピックアップを用いて記録を行い、前記絶対アドレス
を読み取る絶対アドレス読み取り手段と、前記絶対アド
レス読み取り手段により読み取られる絶対アドレスを一
時記憶する絶対アドレス記憶手段と、ディジタル符号化
された入力データを記憶するメモリ手段と、前記メモリ
手段の書き込みアドレスを生成する書き込みアドレス生
成手段と、前記メモリ手段の読み出しアドレスを生成す
る読み出しアドレス生成手段と、前記書き込みアドレス
と読み出しアドレスとの差を検出し、その差が所定の比
較値以上の場合に前記記録指令を出力する記録指令生成
手段と、前記メモリ手段から読み出される信号を前記記
録指令に従い前記ディスク上に記録を行う記録手段と、
記録動作時に前記光ピックアップを前記トラック上にオ
ントラックさせ、且つ前記記録指令に基いて前記光ピッ
クアップをトラックジャンプさせると共に、与えられる
アクセス指令に従い前記光ピックアップを所望のトラッ
クへアクセスさせるトラッキング制御手段と、前記光ピ
ックアップのトラッキング異常を検出しトラッキング異
常指令を出力するトラッキング異常指令生成手段と、前
記トラッキング異常指令が与えられると前記光ピックア
ップを所望のトラックへアクセスさせるためにアクセス
指令を出力するアクセス指令生成手段の構成を有してい
る。
【0008】また本発明のディスク再生装置は、あらか
じめ絶対アドレスが付与されているディスク状の記録媒
体のトラックに記録されたディジタル信号を光ピックア
ップを用いて再生し、前記絶対アドレスを読み取る絶対
アドレス読み取り手段と、前記絶対アドレス読み取り手
段により読み取られる絶対アドレスを一時記憶する絶対
アドレス記憶手段と、前記光ピックアップからの出力信
号を復調するための再生手段と、前記再生手段により復
調された再生信号を記憶するためのメモリ手段と、前記
メモリ手段の書き込みアドレスを生成する書き込みアド
レス生成手段と、前記メモリ手段の読み出しアドレスを
生成する読み出しアドレス生成手段と、前記書き込みア
ドレスと読み出しアドレスとの差を検出し、その差が所
定の比較値以下の場合に前記再生指令を出力する再生指
令生成手段と、再生動作時に前記光ピックアップを前記
トラック上にオントラックさせ、且つ前記再生指令に基
いて前記光ピックアップをトラックジャンプさせると共
に、与えられるアクセス指令に従い前記光ピックアップ
を所望のトラックへアクセスさせるトラッキング制御手
段と、前記光ピックアップのトラッキング異常を検出し
トラッキング異常指令を出力するトラッキング異常指令
生成手段と、前記トラッキング異常指令が与えられると
前記光ピックアップを所望のトラックへアクセスさせる
ためにアクセス指令を出力するアクセス指令生成手段の
構成を有している。
【0009】また本発明のディスク記録および再生装置
は、光ピックアップの出力からトラッキングエラー信号
を生成するトラッキングエラー生成手段の構成を有して
いる。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、トラッキング異
常指令生成手段は、絶対アドレス読み取り手段により読
み取られる絶対アドレスの連続性を判別してトラッキン
グ異常指令を出力し、記録指令生成手段は、トラッキン
グ異常指令が入力されると記録指令により記録を停止す
ると共に、絶対アドレス記憶手段により一時記憶される
記録停止前の絶対アドレスと絶対アドレス読み取り手段
により読み取られる記録停止後の絶対アドレスが一致
し、且つ書き込みアドレスと読み出しアドレスの差が所
定の比較値以上の場合は記録指令により記録を再開し、
また、読み出しアドレス生成手段は、記録指令に従って
間欠的に読み出しアドレスを生成し、メモリ手段より読
み出してディスク上へ記録するデータを記録停止前と記
録再開後で連続させることにより、振動等の外乱で記録
動作時の光ピックアップにトラッキング異常が発生した
場合でも、記録動作を即座に停止するだけでなく、入出
力データレートによらず一定線速で、且つ無駄な空きエ
リアが生じないディスクへの記録をデータの欠落あるい
は重複なく、連続性を確保して良好に再開することがで
きる。
【0011】また本発明は上記した構成により、トラッ
キング異常指令生成手段は、絶対アドレス読み取り手段
により読み取られる絶対アドレスの連続性を判別してト
ラッキング異常指令を出力し、再生指令生成手段は、ト
ラッキング異常指令が入力されると再生指令により再生
を停止すると共に、絶対アドレス記憶手段により一時記
憶される再生停止前の絶対アドレスと絶対アドレス読み
取り手段により読み取られる再生停止後の絶対アドレス
が一致し、且つ書き込みアドレスと読み出しアドレスの
差が所定の比較値以下の場合は再生指令により再生を再
し、書き込みアドレス生成手段は、再生指令に従って
間欠的に書き込みアドレスを生成し、ディスク上より再
生してメモリ手段へ書き込むデータを再生停止前と再生
再開後で連続させることにより、振動等の外乱で再生動
作時の光ピックアップにトラッキング異常が発生した場
合でも、再生動作を即座に停止するだけでなく、ディス
クへ記録されている信号のデータレートによらず一定線
速での再生をデータの欠落あるいは重複なく、連続性を
確保して良好に再開することができる。
【0012】また本発明は上記した構成により、トラッ
キング異常指令生成手段は、トラッキングエラー生成手
段により生成されるトラッキングエラー信号の大小を判
別してトラッキング異常指令を出力することにより、振
動等の外乱で記録または再生動作時にトラッキング異常
が発生した場合でも、記録または再生動作を即座に停止
するだけでなく、入出力データレートによらず一定線速
での記録、再生をデータの欠落あるいは重複なく、連続
性を確保して良好に再開することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例におけるディ
スク記録装置のブロック図、図2は第1の実施例におけ
るトラッキング異常指令生成手段の構成図、図3は第1
の実施例における記録指令生成手段の構成図、図4は第
1の実施例におけるアクセス指令生成手段の構成図、図
5は第1の実施例のディスク記録装置で記録したトラッ
クパターン図、図6は第1の実施例のディスク記録装置
における各部の波形図を示したものである。
【0015】本実施例では図5に示すように、ディスク
に形成されたスパイラル状の連続トラックに内周から外
周方向に向かって記録を行う場合について説明する。ま
た、ディスクに記録可能なデータレートは入出力データ
レートよりも高くなければならない。
【0016】図1において、ディジタル符号化された入
力データ101は書き込みアドレス生成手段2によって
入力データレートで生成される書き込みアドレス104
に従ってメモリ手段1に書き込まれ、読み出しアドレス
生成手段3によって記録データレートで生成される読み
出しアドレス105に従ってメモリ手段1から読み出さ
れる。メモリ手段1から読み出されたメモリ出力102
は記録手段4に入力され、さらに記録手段4によって光
ピックアップ5のレーザ駆動信号103として出力さ
れ、ディスク6への記録が行われる。光ピックアップ5
はトラッキング制御手段8からのトラッキング制御出力
107により記録中のトラッキング制御が行われる。
【0017】ディスク6にはあらかじめ絶対アドレスが
付与されており、絶対アドレス読み取り手段11は光ピ
ックアップ5より再生される絶対アドレス再生データ1
16を増幅、復調した後、絶対アドレス読み取りデータ
117として出力する。また絶対アドレス記憶手段12
は記録指令106に従い記録停止前の絶対アドレス読み
取りデータ117を記憶する。
【0018】トラッキング異常指令生成手段13は絶対
アドレス読み取りデータ117の連続性を判別すること
により記録動作時のトラッキング異常を検出し、トラッ
キング異常指令119を出力する。トラッキング異常指
令生成手段13の構成例を図2に示す。図2において、
絶対アドレス読み取りデータ117は遅延器24により
1アドレス遅延され、加算器25により1アドレス加算
された後の出力121と共にアドレス異常判別器26に
入力される。記録動作時の絶対アドレス読み取りデータ
117は単調増加するため加算器25の出力121と一
致する。アドレス異常判別器26では記録動作時、つま
り記録指令106が「H」レベルの時に絶対アドレス読
み取りデータ117と加算器25の出力121の一致を
検出し、一致していない場合はトラッキング異常が発生
したと判別して例えば「H」パルスのトラッキング異常
指令119を出力する。
【0019】次に、記録指令生成手段7の構成例を図3
に示す。図3において、書き込みアドレス104と読み
出しアドレス105は減算器21により両者の差が計算
された後、比較器22において比較値109との比較が
行われる。比較器22の出力110は同期化回路23に
入力され、ディスク6の1回転に1回出力される同期化
クロック111により同期化された後、「H」レベルで
記録可能、「L」レベルで記録不可能を指示する記録可
能指令122を出力する。また、絶対アドレス読み取り
データ117と絶対アドレス記憶手段12により記憶さ
れている記録停止前の絶対アドレス記憶データ118は
一致検出器27に入力される。一致検出器27は両デー
タの一致検出を行い、一致した場合には例えば「H」パ
ルスを出力する。一致検出器27の出力123は、トラ
ッキング異常指令生成手段13により生成されるトラッ
キング異常指令119、比較器22の出力110と共に
異常停止指令生成手段28へ入力される。異常停止指令
生成手段28は、トラッキング異常指令119の「H」
パルスが入力されると即座に記録動作の異常停止を指示
すると共に、一致検出器27により異常停止前の絶対ア
ドレス記憶データ118と異常停止後の絶対アドレス読
み取りデータ117の一致が検出され、且つ比較器22
により書き込みアドレス104と読み出しアドレス10
5の差が比較値109以上と判別された場合に、記録動
作の異常停止を解除し記録再開を指示する異常停止指令
124を出力する。本実施例における異常停止指令12
4は、「H」レベルで記録動作、「L」レベルで記録停
止を行うものとする。記録可能指令122と異常停止指
令123は記録判別器29に入力される。記録判別器2
9は、記録可能指令122と異常停止指令123が共に
「H」レベルの場合は記録動作とし、いずれか一方が
「L」レベルの場合は記録禁止とする記録指令106を
出力する。本実施例における記録指令106は、「H」
レベルで記録動作、「L」レベルで記録禁止を行うもの
とする。
【0020】ここで、比較値109の設定とメモリ手段
1の容量の関係について説明する。メモリ手段1の容量
は、基本的には次のディスク1回転に記録できるデータ
量が確保されていればよい。従って比較値109は、 Dd:次のディスク1回転の間にディスク6に書き込ま
れる記録データ量 Di:次のディスク1回転の間にメモリ手段1に書き込
まれる入力データ量 Dm:現在メモリ手段1に記憶されているデータ容量 R :比較値109 とすると、R=Ddに設定すればよい。この場合、記録
指令106はディスク1回転に1回出力される同期化ク
ロック111により同期化されるため、DmがRよりも
わずかに小さい時ジャンプ動作となり、その1回転の間
にもDiの入力データ101がメモリ手段1に書き込ま
れるから、必要なメモリ容量の最大値は、Dd+Diで
ある。一方、実際にはディスクへのデータ記録中にも入
力データ101がメモリ手段1に書き込まれるから比較
値109は、R=Dd−Diに設定することができる。
この場合のメモリ手段1の容量の最大値は、R+Di=
Dd−Di+Di=Ddとなる。しかしながら、記録動
作時のトラッキング異常により発生する光ピックアップ
5のトラックジャンプは、必ずしもディスク1回転で解
消されるとは限らず数回転を要する場合がある。その場
合ディスク6への記録動作は、トラックジャンプが解消
し光ピックアップ5が記録停止前の絶対アドレスへ復帰
するまで、ディスク数回転に渡って禁止されることにな
る。ここで、光ピックアップ5が記録停止前の絶対アド
レスへ復帰するまでに要するディスク6の最大回転数を
N回転とし、記録開始直後にトラッキング異常が発生し
たとすると、メモリ手段1の最大必要容量は、M=R+
(N+1)×Di=Dd−Di+(N+1)×Di=D
d+N×Diとなる。また、トラッキング異常が連続し
て発生することを考慮すると、メモリ手段1の余裕容量
は更に必要となる。
【0021】次に、アクセス指令生成手段14の構成例
を図4に示す。図4において、絶対アドレス読み取りデ
ータ117と絶対アドレス記憶データ118は減算器3
0に入力され、両者の差が計算される。この減算器30
の出力125はアクセス判別器31に入力され比較値1
26との比較が行われる。アクセス判別器31はトラッ
キング異常指令119の「H」パルスが入力されると、
減算器30の出力125の値に応じて光ピックアップ5
を記録異常停止前の絶対アドレスへアクセスさせるアク
セス指令120をトラッキング制御手段8へ出力する。
【0022】ここで比較値126は、 Ab:絶対アドレス記憶データ118 Ai:絶対アドレス記憶データ118のディスク位置と
半径方向に一致し、且つ1トラック内周の絶対アドレス B :比較値126 とすると、B=Ab−Aiに設定され、例えば減算器3
0の出力125が、B〈Ad〈2Bであった場合は、2
トラック内周へトラックジャンプしたと判別し、1トラ
ック外周へアクセスする旨のアクセス指令120を出力
する。また、−3B〈Ad〈−2Bであった場合は、3
トラック外周へトラックジャンプしたと判別し、4トラ
ック内周へアクセスする旨のアクセス指令120を出力
する。トラッキング制御手段8は入力されるアクセス指
令120に応じて、0〈Ad〈Bとなるまで、光ピック
アップ5のトラックアクセスを繰り返す。ここで、トラ
ッキング異常指令119の「H」パルスが入力された時
に減算器30の出力125が既に、0〈Ad〈Bであっ
た場合は、アクセス指令120は出力せず、絶対アドレ
ス読み取りデータ117と記録異常停止前の絶対アドレ
ス記憶データ118が一致するのを待つ。
【0023】図5に本実施例のディスク記録装置で記録
したトラックパターンを示す。ディスク1回転分を1ト
ラックとし、実線は記録済みトラック、破線は未記録ト
ラックを示している。まず、トラック番号n−1、n、
n+1の記録を行った時点で書き込みアドレス104と
読み出しアドレス105の差が比較値109以下である
ため記録指令106が「L」になると、直ちにトラック
ジャンプ(図5太実線部)を行って1つ内周のトラック
に戻り、再度オントラックする。トラック番号n+1上
を再度一周した時点で書き込みアドレス104と読み出
しアドレス105の差が比較値109以上に復帰してい
るため再び記録指令106が「H」となり、トラック番
号n+2の記録モードに移行する。また、トラック番号
n+2を記録中に振動等の外乱によって絶対アドレスA
から絶対アドレスBへのトラックジャンプ(図5太点線
部)が発生すると、トラッキング異常指令119より
「H」パルスを出力し記録指令106を即座に「L」と
して記録動作を停止する。同時にアクセス指令120に
従って2トラック内周へトラックアクセスし、再度オン
トラックする。絶対アドレスAへ再度到達した時点で書
き込みアドレス104と読み出しアドレス105の差が
比較値109以上に復帰していれば再び記録指令106
が「H」となり、トラック番号n+2、絶対アドレスA
からの記録モードが再開する。
【0024】図6に本実施例の波形図を示す。図6にお
いて、最下段にメモリ手段1の残データ容量を示し、記
録指令生成手段7内の比較器22で用いる比較値109
を一点鎖線で示す。本実施例ではトラック番号n+1、
n+7、n+16、n+19を記録終了後、書き込みア
ドレス104と読み出しアドレス105の差が比較値1
09より小さくなったことにより記録指令106が
「L」となり、トラックジャンプへ移行している。この
場合、ディスク1回転後は前回の記録終了箇所に引き続
いてそれぞれトラック番号n+2、n+8、n+17、
n+20からの記録が開始される。また本実施例では、
トラック番号n+2、n+9の記録中にトラッキング異
常によるトラックジャンプが発生しており、即座に記録
指令106が「L」となり記録を異常停止している。光
ピックアップ5が記録異常停止前の絶対アドレスへ復帰
するまでにそれぞれディスク1回転、2回転を要してい
るため、その期間の記録を禁止した後、記録異常停止前
の絶対アドレスに引き続いてそれぞれトラック番号n+
2、n+9の記録が再開される。ここで、書き込みアド
レス生成手段2は、記録指令106に従わず連続的に書
き込みアドレス104を生成し、入力データ101は、
欠落あるいは重複することなく連続的にメモリ手段1へ
書き込まれる。一方、読み出しアドレス生成手段3は、
記録指令に従い間欠的に読み出しアドレス105を生成
し、メモリ出力102は、間欠的にメモリ手段1より読
み出され、記録手段4を介してディスク6へ記録され
る。また、読み出しアドレス生成手段3は、記録停止前
と記録再開後で連続性を確保して読み出しアドレス10
5を生成する。よって、ディスク6へ間欠的に記録され
るデータは、記録停止前と記録再開後で欠落あるいは重
複することなく、連続性は確保されることになる。
【0025】以上のように本実施例によれば、トラッキ
ング異常指令生成手段13は、記録動作時に絶対アドレ
ス読み取りデータ117の連続性を判別してトラッキン
グ異常指令119を出力し、記録指令生成手段7は、ト
ラッキング異常指令119が入力されると記録指令10
6により記録を停止し、記録停止前の絶対アドレス記憶
データ118と記録停止後の絶対アドレス読み取りデー
タ117が一致し、且つ書き込みアドレス104と読み
出しアドレス105の差が比較値109以上の場合に記
録を再開する。更に、書き込みアドレス生成手段2は、
記録指令106に従わず連続的に書き込みアドレス10
4を生成し、読み出しアドレス生成手段3は、記録指令
106に従い記録停止前と記録再開後で連続性を確保し
て間欠的に読み出しアドレス105を生成することによ
り、振動等の外乱で記録動作時の光ピックアップ5にト
ラッキング異常が発生した場合でも、メモリ手段1へ記
憶されている未記録データがオーバーフローするまでは
入力データ101の入力を中断することなく継続するこ
とが可能であり、入出力データレートによらず一定線速
で、且つ無駄な空きエリアが生じないディスク6への記
録をデータの欠落あるいは重複なく、連続性を確保して
良好に再開することができる。また、ディスク上に記録
を行うか否かはメモリ手段1の残データ容量と比較値1
09で決定されるから入力データと記録データとのレー
ト比は任意に設定可能であり、単にディジタルオーディ
オのみならず、方式によってデータレートの異なる種々
の映像情報等の記録にも適用が可能である。
【0026】次に本発明の第2の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図7は本発明の第2の実施例
におけるディスク再生装置のブロック図、図8は第2の
実施例における再生指令生成手段の構成図、図9は第2
の実施例のディスク再生装置における各部の波形図を示
したものである。
【0027】図7において、ディスク6上の連続記録済
みトラックから光ピックアップ5により光ピックアップ
出力112が再生される。光ピックアップ出力112は
再生手段9に供給され、増幅、復調の後、再生データ1
13としてメモリ手段1に書き込まれる。書き込みアド
レス104は再生データレートに従って書き込みアドレ
ス生成手段2にて生成される。メモリ手段1に書き込ま
れた再生データ113は出力データレートに応じて読み
出され、出力データ114となる。読み出しアドレス1
05は読み出しアドレス生成手段3にて生成される。光
ピックアップ5はトラッキング制御手段8からのトラッ
キング制御出力107により再生中のトラッキング制御
が行われる。
【0028】トラッキング異常指令生成手段13は、図
2に示した第1の実施例における記録指令106の変わ
りに再生指令115が入力され、絶対アドレス読み取り
データ117の連続性を判別することにより再生動作時
のトラッキング異常を検出し、トラッキング異常指令1
19を出力する。詳細動作は第1の実施例と同様であり
説明は省略する。
【0029】再生指令生成手段10の構成例を図8に示
す。図8において、書き込みアドレス104と読み出し
アドレス105は減算器21により両者の差が計算され
た後、比較器22において比較値109との比較が行わ
れる。比較器22の出力110は同期化回路23に入力
され、ディスク6の1回転に1回出力される同期化クロ
ック111により同期化された後、「H」レベルで再生
可能、「L」レベルで再生不可能を指示する再生可能指
令127を出力する。また、絶対アドレス読み取りデー
タ117と再生停止前の絶対アドレス記憶データ118
は一致検出器27に入力される。一致検出器27は両デ
ータの一致検出を行い、一致した場合には例えば「H」
パルスを出力する。一致検出器27の出力123は、ト
ラッキング異常指令119、比較器22の出力110と
共に異常停止指令生成手段28へ入力される。異常停止
指令生成手段28は、トラッキング異常指令119の
「H」パルスが入力されると即座に再生動作の異常停止
を指示すると共に、一致検出器27により異常停止前の
絶対アドレス記憶データ118と異常停止後の絶対アド
レス読み取りデータ117の一致が検出され、且つ比較
器22により書き込みアドレス104と読み出しアドレ
ス105の差が比較値109以上と判別された場合に、
再生動作の異常停止を解除し再生再開を指示する異常停
止指令124を出力する。本実施例における異常停止指
令124は、「H」レベルで再生動作、「L」レベルで
再生停止を行うものとする。再生可能指令127と異常
停止指令123は再生判別器32に入力される。再生判
別器29は、再生可能指令127と異常停止指令123
が共に「H」レベルの場合は再生動作とし、いずれか一
方が「L」レベルの場合は再生禁止とする再生指令11
5を出力する。本実施例における再生指令115は、
「H」レベルで再生動作、「L」レベルで再生禁止を行
うものとする。
【0030】次に、比較値109の設定とメモリ手段1
の容量の関係について説明する。メモリ手段1の容量
は、基本的には次のディスク1回転の間に出力されるデ
ータ量が確保されておればよい。従って比較値109
は、 Dp:次のディスク1回転の間にディスク6から再生さ
れるデータ量 Do:次のディスク1回転の間にメモリ手段1から読み
出される出力データ量 R :比較値109 M :メモリ手段1の最大必要容量 とすると、R=Doに設定すればよい。この場合、再生
指令115はディスク1回転に1回出力される同期化ク
ロック111により同期化されるため、DmがRよりも
わずかに小さい時再生動作となり、その1回転の間にも
Dpの再生データ113がメモリ手段1に書き込まれ、
且つDoの出力データ114が出力されるから、メモリ
手段1の容量の最大値は、Do+(Dp−Do)=Dp
となる。しかしながら、再生動作時のトラッキング異常
により発生する光ピックアップ5のトラックジャンプ
は、必ずしもディスク1回転で解消されるとは限らず数
回転を要する場合がある。その場合ディスク6への再生
動作は、トラックジャンプが解消し光ピックアップ5が
再生停止前の絶対アドレスへ復帰するまで、ディスク数
回転に渡って禁止されることになる。ここで、光ピック
アップ5が再生停止前の絶対アドレスへ復帰するまでに
要するディスク6の最大回転数をN回転とし、再生開始
直後にトラッキング異常が発生したとすると、比較値1
09は、R=(N+1)×Do、メモリ手段1の最大必
要容量は、M=R+(Dp−Do)=(N+1)×Do
+Dp−Do=N×Do+Dpとなる。また、トラッキ
ング異常が連続して発生することを考慮すると、比較値
109およびメモリ手段1の余裕容量は更に必要とな
る。
【0031】図9に本実施例の各部波形図を示す。図9
において、最下段にメモリ手段1の残データ容量を示
し、再生指令生成手段10内の比較器22で用いる比較
値109を一点鎖線で示す。本実施例ではトラック番号
n+2、n+8、n+17、n+20を再生終了後書き
込みアドレス104と読み出しアドレス105の差が比
較値109より大きくなったことにより再生指令115
が「L」となり、トラックジャンプへ移行している。こ
の場合、ここで、ディスク1回転後は前回の再生終了箇
所に引き続いてそれぞれトラック番号n+3、n+9、
n+18、n+21の再生データ113をメモリ手段1
に書き込む。また本実施例では、トラック番号n+3、
n+11の再生中にトラッキング異常によるトラックジ
ャンプが発生しており、即座に再生指令115が「L」
となり再生を異常停止している。光ピックアップ5が再
生異常停止前の絶対アドレスへ復帰するまでにそれぞれ
ディスク1回転、2回転を要しているため、その期間の
再生を禁止した後、再生異常停止前の絶対アドレスに引
き続いてそれぞれトラック番号n+3、n+11の再生
が再開される。ここで、書き込みアドレス生成手段2
は、再生指令115に従い間欠的に書き込みアドレス1
04を生成し、ディスク6より再生手段9を介して再生
される再生データ113は、間欠的にメモリ手段1へ書
き込まれる。また、書き込みアドレス生成手段2は、再
生停止前と再生再開後で連続性を確保して書き込みアド
レス104を生成する。一方、読み出しアドレス生成手
段3は、再生指令115に従わず連続的に読み出しアド
レス105を生成する。よって、ディスク6より間欠的
に再生されメモリ手段1を介して出力される出力データ
114は、欠落あるいは重複することなく、連続性は確
保されることになる。
【0032】以上のように本実施例によれば、トラッキ
ング異常指令生成手段13は、再生動作時に絶対アドレ
ス読み取りデータ117の連続性を判別してトラッキン
グ異常指令119を出力し、再生指令生成手段10は、
トラッキング異常指令119が入力されると再生指令1
15により再生を停止し、再生停止前の絶対アドレス記
憶データ118と再生停止後の絶対アドレス読み取りデ
ータ117が一致し、且つ書き込みアドレス104と読
み出しアドレス105の差が比較値109以下の場合に
再生を再開する。更に、書き込みアドレス生成手段2
は、再生指令115に従い再生停止前と再生停止後で連
続性を確保して間欠的に書き込みアドレス104を生成
し、読み出しアドレス生成手段3は、再生指令115に
従わず連続的に読み出しアドレス105を生成すること
により、振動等の外乱で再生動作時の光ピックアップ5
にトラッキング異常が発生した場合でも、メモリ手段1
へ記憶されている未出力再生データがアンダーフローす
るまでは出力データ114の出力を中断することなく継
続することが可能であり、ディスク6へ記録されている
信号のデータレートによらず一定線速での再生をデータ
の欠落あるいは重複なく、連続性を確保して良好に再開
することができる。また、ディスク上からの再生を行う
か否かはメモリ手段1のデータ容量と比較値109で決
定されるため出力データ114と再生データ113との
レート比は任意に設定可能であり、単にディジタルオー
ディオのみならず、方式によってデータレートの異なる
種々の映像情報等の再生にも適用が可能である。
【0033】次に本発明の第3の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図10は本発明の第3の実施
例におけるディスク記録装置のブロック図、図11は第
3の実施例におけるトラッキング異常指令生成手段の構
成図、図12はトラッキング異常指令生成手段における
各部の波形図を示したものである。図10において、第
1の実施例と同様な構成、動作を行うものは同一番号を
付記し説明を省略する。
【0034】トラッキングエラー生成手段15は、光ピ
ックアップ5より得られる出力128を入力とし、光ピ
ックアップ5のオフトラック量に比例したトラッキング
エラー信号129を生成しトラッキング異常指令生成手
段13へ出力する。
【0035】トラッキング異常指令生成手段13の構成
例を図11、各部の波形例を図12に示す。図11,図
12において、トラッキングエラー信号129は包絡線
検波器33に入力され所望の時定数で包絡線検波される
(図12太線部)。包絡線検波器33の出力130は比
較器34に入力され比較値131との大小が判別され
る。記録動作時にトラッキング異常が発生し光ピックア
ップ5がトラックジャンプを起こすと、トラッキングエ
ラー信号129は急峻に増大する。比較器34では記録
動作時、つまり記録指令106が「H」レベルの時に包
絡線検波器33の出力130が比較値131以上であれ
ばトラッキング異常によるトラックジャンプが発生した
と判別して例えば「H」パルスのトラッキング異常指令
119を出力する。ここで包絡線検波器33の時定数
は、トラッキングエラー信号129の急峻な増大に対し
て検出ミスなく追従でき、且つ次のトラックジャンプに
対しても検出ミスなく追従できる値に設定される。また
比較器34で用いられる比較値131は、定常動作時に
誤検出することなく、且つ1トラックジャンプも確実に
検出できる値に設定される。
【0036】以上のように本実施例によれば、トラッキ
ング異常指令生成手段13はトラッキングエラー信号1
29の大小を判別してトラッキング異常指令119を出
力することにより、第1の実施例と同様に振動等の外乱
で記録動作時の光ピックアップ5にトラッキング異常が
発生した場合でも、メモリ手段1へ記憶されている未記
録データがオーバーフローするまでは入力データ101
の入力を中断することなく継続することが可能であり、
入出力データレートによらず一定線速で、且つ無駄な空
きエリアが生じないディスク6への記録をデータの欠落
あるいは重複なく、連続性を確保して良好に再開するこ
とができる。また絶対アドレスを読み取る必要がないた
め、第1の実施例に比べトラッキング異常に対する即応
性に優れている。
【0037】また図示せずも、ディスク再生装置におい
ても同じ構成でトラッキング異常指令生成手段13がト
ラッキングエラー信号129の大小を判別してトラッキ
ング異常指令119を出力することにより、同様な効果
を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、トラッキング異
常指令生成手段が、記録動作時に絶対アドレス読み取り
データの連続性を判別してトラッキング異常指令を出力
し、記録指令生成手段は、トラッキング異常指令が入力
されると記録指令により記録を停止すると共に、記録停
止前の絶対アドレス記憶データと記録停止後の絶対アド
レス読み取りデータが一致し、且つ書き込みアドレスと
読み出しアドレスの差が所定の比較値以上の場合に記録
を再開する。更に、書き込みアドレス生成手段は、記録
指令に従わず連続的に書き込みアドレスを生成し、読み
出しアドレス生成手段は、記録指令に従い記録停止前と
記録再開後で連続性を確保して間欠的に読み出しアドレ
スを生成することにより、振動等の外乱で記録動作時の
光ピックアップにトラッキング異常が発生した場合で
も、記録動作を即座に停止して隣接トラックへの誤記録
を防止できるだけでなく、メモリ手段へ記憶されている
未記録データがオーバーフローするまでは入力データの
入力を中断することなく継続することが可能であり、
出力データレートによらず一定線速で、且つ無駄な空き
エリアが生じないディスクへの記録をデータの欠落ある
いは重複なく、連続性を確保して良好に再開することが
できる。従って記録の周波数が常に一定にできるから記
録回路の簡略化が可能であり、さらに入力データレート
によらず常に高密度記録が可能である。
【0039】また本発明は、トラッキング異常指令生成
手段は、再生動作時に絶対アドレス読み取りデータの連
続性を判別してトラッキング異常指令を出力し、再生指
令生成手段は、トラッキング異常指令が入力されると再
生指令により再生を停止すると共に、再生停止前の絶対
アドレス記憶データと再生停止後の絶対アドレス読み取
りデータが一致し、且つ書き込みアドレスと読み出しア
ドレスの差が所定の比較値以下の場合に再生を再開す
る。更に、書き込みアドレス生成手段は、再生指令に従
い再生停止前と再生停止後で連続性を確保して間欠的に
書き込みアドレスを生成し、読み出しアドレス生成手段
は、再生指令に従わず連続的に読み出しアドレスを生成
することにより、振動等の外乱で再生動作時の光ピック
アップにトラッキング異常が発生した場合でも、再生動
作を即座に停止して隣接トラックからの誤再生を防止で
きるだけでなく、メモリ手段へ記憶されている未出力再
生データがアンダーフローするまでは出力データの出力
を中断することなく継続することが可能であり、ディス
クへ記録されている信号のデータレートによらず一定線
速での再生をデータの欠落あるいは重複なく、連続性を
確保して良好に再開することができる。従って再生の周
波数が常に一定にできるから再生回路の簡略化が可能で
ある。
【0040】また本発明は、トラッキング異常指令生成
手段がトラッキングエラー信号の大小を判別してトラッ
キング異常指令を出力することにより同様な効果を得る
ことができる。更に、絶対アドレスを読み取る必要がな
いためトラッキング異常に対する即応性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスク記録装
置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるトラッキング異
常指令生成手段の構成図
【図3】本発明の第1の実施例における記録指令生成手
段の構成図
【図4】本発明の第1の実施例におけるアクセス指令生
成手段の構成図
【図5】本発明の第1の実施例のディスク記録装置で記
録したトラックパターン図
【図6】本発明の第1の実施例のディスク記録装置にお
ける各部の波形図
【図7】本発明の第2の実施例におけるディスク再生装
置のブロック図
【図8】本発明の第2の実施例における再生指令生成手
段の構成図
【図9】本発明の第2の実施例のディスク再生装置にお
ける各部の波形図
【図10】本発明の第3の実施例におけるディスク記録
装置のブロック図
【図11】本発明の第3の実施例におけるトラッキング
異常指令生成手段の構成図
【図12】本発明の第3の実施例のトラッキング異常指
令生成手段における各部の波形図
【符号の説明】
1 メモリ手段 2 書き込みアドレス生成手段 3 読み出しアドレス生成手段 4 記録手段 5 光ピックアップ 6 ディスク 7 記録指令生成手段 8 トラッキング制御手段 11 絶対アドレス読み取り手段 12 絶対アドレス記憶手段 13 トラッキング異常指令生成手段 14 アクセス指令生成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 21/08 G11B 21/08 Y (72)発明者 笠原 哲志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 及川 浩生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 手代木 和宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−94029(JP,A) 特開 平2−96929(JP,A) 特開 昭64−79942(JP,A) 国際公開88/6785(WO,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ絶対アドレスが付与されてい
    るディスク状の記録媒体のトラックに光ピックアップを
    用いて記録を行うディスク装置であって、前記絶対アド
    レスを読み取る絶対アドレス読み取り手段と、前記絶対
    アドレス読み取り手段により読み取られる絶対アドレス
    を一時記憶する絶対アドレス記憶手段と、ディジタル符
    号化された入力データを記憶するメモリ手段と、前記メ
    モリ手段の書き込みアドレスを生成する書き込みアドレ
    ス生成手段と、前記メモリ手段の読み出しアドレスを生
    成する読み出しアドレス生成手段と、前記書き込みアド
    レスと読み出しアドレスとの差を検出し、その差が所定
    の比較値以上の場合に前記記録指令を出力する記録指令
    生成手段と、前記メモリ手段から読み出される信号を前
    記記録指令に従い前記ディスク上に記録を行う記録手段
    と、記録動作時に前記光ピックアップを前記トラック上
    にオントラックさせ、且つ前記記録指令に基いて前記光
    ピックアップをトラックジャンプさせると共に、与えら
    れるアクセス指令に従い前記光ピックアップを所望のト
    ラックへアクセスさせるトラッキング制御手段と、前記
    光ピックアップのトラッキング異常を検出しトラッキン
    グ異常指令を出力するトラッキング異常指令生成手段
    と、前記トラッキング異常指令が与えられると前記光ピ
    ックアップを所望のトラックへアクセスさせるためにア
    クセス指令を出力するアクセス指令生成手段とを備え、
    前記記録指令生成手段は、前記トラッキング異常指令が
    入力されると前記記録指令により記録を停止すると共
    に、前記絶対アドレス記憶手段により一時記憶される記
    録停止前の絶対アドレスと前記絶対アドレス読み取り手
    段により読み取られる記録停止後の絶対アドレスが一致
    し、且つ前記書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
    が所定の比較値以上の場合は前記記録指令により記録を
    再開し、また、前記読み出しアドレス生成手段は、前記
    記録指令に従って間欠的に前記読み出しアドレスを生成
    し、前記メモリ手段より読み出して前記ディスク上へ記
    録するデータを記録停止前と記録再開後で連続させる
    ィスク記録装置。
  2. 【請求項2】 あらかじめ絶対アドレスが付与されてい
    るディスク状の記録媒体のトラックに記録されたディジ
    タル信号を光ピックアップを用いて再生するディスク装
    置であって、前記絶対アドレスを読み取る絶対アドレス
    読み取り手段と、前記絶対アドレス読み取り手段により
    読み取られる絶対アドレスを一時記憶する絶対アドレス
    記憶手段と、前記光ピックアップからの出力信号を復調
    するための再生手段と、前記再生手段により復調された
    再生信号を記憶するためのメモリ手段と、前記メモリ手
    段の書き込みアドレスを生成する書き込みアドレス生成
    手段と、前記メモリ手段の読み出しアドレスを生成する
    読み出しアドレス生成手段と、前記書き込みアドレスと
    読み出しアドレスとの差を検出し、その差が所定の比較
    値以下の場合に前記再生指令を出力する再生指令生成手
    段と、再生動作時に前記光ピックアップを前記トラック
    上にオントラックさせ、且つ前記再生指令に基いて前記
    光ピックアップをトラックジャンプさせると共に、与え
    られるアクセス指令に従い前記光ピックアップを所望の
    トラックへアクセスさせるトラッキング制御手段と、前
    記光ピックアップのトラッキング異常を検出しトラッキ
    ング異常指令を出力するトラッキング異常指令生成手段
    と、前記トラッキング異常指令が与えられると前記光ピ
    ックアップを所望のトラックへアクセスさせるためにア
    クセス指令を出力するアクセス指令生成手段とを備え、
    前記再生指令生成手段は、前記トラッキング異常指令が
    入力されると前記再生指令により再生を停止すると共
    に、前記絶対アドレス記憶手段により一時記憶される再
    生停止前の絶対アドレスと前記絶対アドレス読み取り手
    段により読み取られる再生停止後の絶対アドレスが一致
    し、且つ前記書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
    が所定の比較値以下の場合は前記再生指令により再生を
    再開し、前記書き込みアドレス生成手段は、前記再生指
    令に従って間欠的に前記書き込みアドレスを生成し、前
    記ディスク上より再生して前記メモリ手段へ書き込むデ
    ータを再生停止前と再生再開後で連続させるディスク再
    生装置。
  3. 【請求項3】 トラッキング異常指令生成手段は、絶対
    アドレス読み取り手段により読み取られる絶対アドレス
    の連続性を判別することによりトラッキング異常指令を
    出力する請求項1,請求項2記載のディスク記録および
    再生装置。
  4. 【請求項4】 光ピックアップの出力からトラッキング
    エラー信号を生成するトラッキングエラー生成手段を備
    え、トラッキング異常指令生成手段は、前記トラッキン
    グエラー信号の大小を判別することによりトラッキング
    異常指令を出力する請求項1,請求項2記載のディスク
    記録および再生装置。
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