JPH06101121B2 - 光ディスク装置及び光ディスク - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスク

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JPH06101121B2
JPH06101121B2 JP14340788A JP14340788A JPH06101121B2 JP H06101121 B2 JPH06101121 B2 JP H06101121B2 JP 14340788 A JP14340788 A JP 14340788A JP 14340788 A JP14340788 A JP 14340788A JP H06101121 B2 JPH06101121 B2 JP H06101121B2
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track
recording
signal
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optical disk
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浩人 佐久間
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日本コロムビア株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音楽情報等の連続信号を光ディスクに確実に記
録,再生するための光ディスク装置及び光ディスクに関
する。
〔従来の技術〕
最近の光ディスクでは再生専用ディスクだけでなく、テ
ルル酸化物等の薄膜を用いて予め記録された情報以外に
追加記録の可能な光ディスク装置や書き換え可能な光デ
ィスクも提案されている。この場合、一般にこの種光デ
ィスクのデータ記録に於ては、光ディスクに予めセクタ
を設け記録後にただちに記録内容のチェック確認を行な
い、誤りがあれば他のセクタ等に同一データを書き直す
様にしている。
特に記録しようとするデータが音声信号の様な連続信号
の場合にトラック飛びが生ずると、セクタのロスを少く
するため光ディスクを取り替えて記録のやり直しを行な
っている。この為に生演奏等を光ディスクに記録する場
合には複数の光ディスクを並列運転する必要があった。
この様な問題を解決するため本出願人は先に予めトラッ
ク情報が記録されている光ディスクに連続データを記録
する装置に於いて、記録中にトラックずれを生じた場合
に直ちに記録を停止し元のトラック位置に戻して記録を
行うようにした光ディスク装置を提案した。この構成を
第8図及び第9図について説明する。第8図に於いて記
録,再生可能な光ヘッド(1)より信号検出回路(2)
に再生信号等の信号を入力し、再生信号やHF信号更に、
サーボの為のエラー信号等を取り出す。これら検出信号
のうちトラックエラー信号a及びHF信号bを導出して、
トラックエラー検出回路(3)にトラックエラー信号a
を加え、HF信号bをHF信号検出回路(5)に加える。ト
ラックエラー検出回路(3)は例えばウインドコンパレ
ータでトラックエラー信号aが所定以上の場合にトラッ
クエラー検出回路(3)の出力には検出信号cが出力さ
れる。この検出信号がトラックエラーでない場合もある
ので万一に備えて検出信号cによってフリップフロップ
回路(4)をセットし記録を停止させると共にフリップ
フロップ回路(4)の出力によってトラックサーチ回
路(6)を作動させて、見失ったと思われる記録すべき
トラックを探す。この状態を第9図で説明すると、先ず
記録時にHF信号検出回路(5)によって光ディスクから
の記録情報からHF信号を検出し、このHF信号をトラック
サーチ回路(6)に供給する。第9図で光ディスクのト
ラックT1〜T3上をスポットSPがP点迄来たときに塵埃,
外部振動等の影響でトラックエラーを起してスポットSP
がトラックT5へ飛んでP1点へ来た場合には飛ぶ寸前でト
ラックT3への記録は停止され、再生状態となる、この時
スポットSPが持ち来たされたトラックT5は未記録部分で
あるためにHF信号検出回路(5)からはHF信号が検出さ
れず、トラックサーチ回路(6)より光ディスクの記録
開始トラック側へキック回路(7)によって1つのキッ
クパルスを出すとこのキックパルスは光ヘッド(1)の
スポットSPを1トラック分記録開始トラック側のトラッ
クT4に戻す。この状態でもHF信号検出回路(5)からの
HF信号がないために次々と1トラック分づつトラックT4
→T3と戻してスポットSPがP2点迄来るとトラックT2には
情報が記録されているためにHF信号がHF信号検出回路
(5)で検出がなされる。ここで開始側とは反対側に一
つキックパルスを出す様にトラックサーチ回路(6)が
キック回路(7)に指示することでスポットSPがトラッ
クT3のP3点位置に来たとすれば、ここでHF信号が再びな
くなるのでこの点が記録を再開すべき点と判断すべきで
あるのでトラックサーチ回路(6)は上記フリップフロ
ップ回路(4)へリセットパルスを出して記録状態に戻
してトラックT3への記録を再開する。
上述の場合はトラックエラーによってスポットSPは未記
録トラック側に移動した例を説明したがこれが記録して
ある側、即ち記録開始側のトラックT1〜T2の方へ何らか
の原因で移動した場合にはHF信号が検出されるのでHF信
号が検出されない位置迄キック回路(7)を作動させて
やれば再記録開始トラック位置を検知することが出来
る。
次に記録データをメモリするための構成を第8図に戻し
て説明する、T1は入力信号が加えられる端子で入力信号
は端子T1を介してエンコーダ(8)によって所定のフォ
ーマットデータになる様にエンコードされる。エンコー
ドされた入力信号はクロックパルス発生器(9)からの
同期信号によってバッファメモリ(10)に書き込まれ
る。ここでバッファメモリ(10)へのアドレスはライト
アドレスカウンタ(11)によってデータ入力され、バッ
ファメモリ(10)の読み出しは書き込みより位相が一定
値遅れたリードアドレスカウンタ(12)によって読み出
される。ライトアドレスカウンタ(11)とリードアドレ
スカウンタ(12)の位相を一定に保つ様なPLLを引算回
路(13),電圧制御発振器(14)で構成する、即ち引算
回路(13)によってライトアドレスカウンタ(11)のア
ドレス値よりリードアドレスカウンタ(12)のアドレス
値が通常の状態でわずかに遅れる様にし、この値を基準
として電圧制御発振器(14)を作動し、書き込まれたデ
ータを直ちに出力して記録アンプ(15)を介して光ヘッ
ド(1)により光ディスク上に信号を記録している。
今、先に述べたトラックエラーによってトラック飛びが
生じこれを検出すれば記録アンプ(15)は停止させられ
ると共に電圧制御発振器(14)からのクロックはゲート
回路(16)で停止させられ、リードアドレスカウンタ
(12)は停止状態となる。スポットSPが元の記録すべき
トラック位置に戻るとゲート回路(16)が閉じてバッフ
ァメモリ(10)に貯えられていたデータを出力する。こ
こで読出しのリードアドレスカウンター(12)の値はラ
イトアドレスカウンタ(11)より遅れており電圧制御発
振器(14)に加わる電圧が増大する。電圧制御発振器
(14)には積分要素が入れてあり、このため徐々に発振
周波数が増大し、バッファメモリー(10)のリードアド
レスカウンター(11)及びライトアドレスカウンタ(1
2)はもとの安定状態のカウント差におちつく、この
時、電圧制御発振器の出力をディスク回転サーボのリフ
ァレンス周波数としてカウンター(17)を介し出力し、
これに同期してディスクの回転を行なうことにより、記
録波長の変化は生じない様に成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
叙上の従来構成によるとエラー飛びが発生した場合、記
録を中断し、正しく記録すべきトラックを見つけ出し、
記録バッファメモリを使用して、再び記録を続け、記録
エラー領域の再生時には、バッファメモリを使用して、
再生データが一時中断しても、連続したデータとして読
み出すことが出来る。即ち、エラー発生時に光ディスク
の記録を中断し、正しく記録すべきトラックを見つけて
記録を続行しているが、第9図の区間Dに示す様に光デ
ィスクのトラックへの記録中断位置から記録再開までの
領域に、無記録部が発生する。これによって、この領域
再生時にも、バッファメモリを使用しないと、連続信号
として、再生することができないと云う1つの問題があ
った。そこで、本発明ではこの問題を解決すべく記録を
中断する直前のディスク位置へ戻して連続したデータを
記録する様にしているが、この場合にトラック飛びが発
生した、即ち記録を中断する直前のディスク位置に戻し
て記録を行う場合には再びこの部分でトラック飛びを発
生する確率が高いために記録が確実に行なえなくなると
云う第2の問題が発生した。そこで本発明ではこの第2
の問題を解決すべく中断した部分のトラックに記録を行
う際にサーボパラメータ、例えばサーボゲイン等を自動
調整して、記録を行う様にしたが、この場合も再生時に
は再記録した部分のサーボゲイン等が途中で変るために
再生時には確実な再生が行なえなくなる第3の問題が発
生する。そこで本発明では更に、この第3の問題を解決
するためにサーボパラメータを光ディスクに記録し、再
生時には、このサーボパラメータを検出し、この部分で
サーボゲイン等を調整して再生出来る様にしている。
本発明は叙上の各種問題点に鑑み成されたもので本発明
の第1の目的はエラー発生時点に戻して連続したデータ
を記録することの出来る光ヘッド装置を提供するにあ
る。
本発明の第2の目的はエラー発生時点に戻してデータを
記録する際に、サーボパラメータを調整して記録が確実
に行なえる様にした光ヘッド装置を提供するにある。
本発明の第3の目的はサーボパラメータを変えて記録し
たデータ部分のサーボパラメータを光ディスクに記録
し、このサーボパラメータを検出することで再生時にサ
ーボパラメータを調整し得る光ディスク装置又は光ディ
スクを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光ピックアップ装置及び光ディスクはその一例
が第1図,第5図及び第6図に示されている様に (I)光ディスクに連続信号を記録中に光ヘッド(1)
がトラックずれを生じた時に、光ディスクへの記録を中
断し、正しく記録すべきトラックを検出して、正しく記
録すべきトラックに戻して記録を行なう様にして成る光
ディスク装置に於いて、連続信号を記憶する記憶手段
(10)と、トラックずれを生じたトラック上の、トラッ
クずれが生ずる直前のトラック位置を検出する検出手段
(18)とを具備し、検出手段(18)によって検出したト
ラックずれが生じる直前の位置に光ヘッド(1)を戻し
て、記憶手段(10)の記憶信号により連続信号を光ディ
スクに記録する様にして成ることを特徴とする光ディス
ク装置。
(II)光ディスクに連続信号を記録中に光ヘッド(1)
がトラックずれを生じた時に光ディスクへの記録を中断
し、正しく記録すべきトラックを検出して、正しく記録
すべきトラックに戻して記録を行なう様にして成る光デ
ィスク装置に於いて、連続信号を記憶する記憶手段(1
0)と、トラックずれを生じたトラック上の、トラック
ずれが生ずる直前のトラック位置を検出する検出手段
(18)と、光ヘッド(1)から信号を検出するためのサ
ーボパラメータを調整するサーボパラメータ調整手段
(19)とを具備し、検出手段の検出出力によってトラッ
クずれが生じる直前の位置に光ヘッド(1)を戻し、記
憶手段(10)の記憶信号により連続信号を光ディスクに
記録する際にサーボパラメータ調整手段(19)を制御す
る様にして成ることを特徴とする光ディスク装置。
(III)光ディスクに連続信号を記録中に光ヘッド
(1)がトラックずれを生じた時に、光ディスクへの記
録を中断し、正しく記録すべきトラックを検出して、正
しく記録すべきトラックに戻して記録を行う様にして成
る光ディスク装置に於いて、連続信号を記憶する記憶手
段(10)と、トラックずれを生じたトラック上の、トラ
ックずれが生ずる直前のトラック位置を検出する検出手
段(18)と、光ヘッド(1)から信号を検出するための
サーボパラメータを調整するサーボパラメータ調整手段
(19)と、サーボパラメータ調整手段(19)で調整され
たパラメータを記録するサーボパラメータ記録手段(2
1)とを具備し、検出手段(18)の検出出力によってト
ラックずれが生じる直前の位置に光ヘッド(1)を戻
し、記憶手段(10)の記憶信号により連続信号を光ディ
スクに記録する際にサーボパラメータ調整手段(19)を
制御すると共に、サーボパラメータ調整手段(19)のサ
ーボパラメータをサーボパラメータ記録手段によって光
ディスクに記録する様にして成ることを特徴とする光デ
ィスク装置。並びに (IV)光ディスクのトラックに記録されるデータ記録領
域を所定ブロック毎に分け、各ブロックの前段に、光ヘ
ッドから信号を検出するためのサーボパラメータを記録
して成ることを特徴とする光ディスクである。
〔作用〕
本発明の第1の課題解決手段による光ピックアップ装置
によれば、光ディスクへ連続信号を記録中にトラック飛
びを生じた場合に記録を中断させ、光ディスクトラック
の記録中断直前迄戻して再記録を行なう様にしたので中
断位置から連続した記録が行なわれてトラックに無信号
期間を生じないので、再生時には記憶手段を使用せずに
連続データを読み出すことが出来る。
本発明の第2の課題解決手段による光ピックアップ装置
によれば、光ディスクへ連続信号を記録中にトラック飛
びを生じた場合は記録を中断させ、光ディスクトラック
の記録中断直前迄戻して再記録を行なうが、トラック飛
びを生じた位置に再記録を行なうために再びトラック飛
びを発生する可能性があるのでサーボゲイン等のサーボ
パラメータを変化させて記録を行なう様にしたので、ト
ラック飛びを生ずる可能性のあるトラックでも確実な記
録を行うことが出来て、連続した信号記録を行なうこと
が可能となり、再生時には記憶手段を用いることなく連
続信号を読み出すことが出来る。
本発明の第3及び第4の課題解決手段による光ピックア
ップ装置及び光ディスクによれば、光ディスクへ連続信
号を記録中にトラック飛びを生じた場合に記録を中断さ
せ、光ディスクトラックの記録中断直前迄戻して再記録
を行なうが、トラック飛びを生じた位置に再記録を行な
うために再びトラック飛びを発生する可能性があるの
で、サーボゲイン等のサーボパラメータを変化させて記
録を行なう様にしても、再生時には再びトラック飛びが
発生するのでサーボパラメータを変化させたトラック部
分にサーボパラメータを記録するエリアを設けて、この
パラメータを記録し、再生時にこれを検出して、サーボ
パラメータを変化させて、再生を行なう様にしたので再
生時もトラック飛びの発生しない光ピックアップ装置及
び光ディスクが得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の光ピックアップ装置を第1図乃至第4図
について説明する。尚、第8図及び第9図との対応部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。
第1図に於いて、フリップフロップ回路(4)の出力Q
は記録エラーアドレス番号セット回路(20)及び記録部
未記録部変化点検出回路(18)に供給され、トラックエ
ラー検出回路(3)の出力はフリップフロップ回路
(4)のセット端子に供給されると同時に記録エラーア
ドレス番号セット回路(20)にも供給される。記録エラ
ーアドレス番号セット回路(20)の出力はゲート回路
(23)を介してアドレス比較回路(22a)に供給されて
いる。アドレス比較回路(22a)にはHF信号検出回路
(5)からHF信号をデコードしたアドレス番号が供給さ
れる。アドレス比較回路(22a)の出力はトラッキング
サーチ回路(6)に供給され、トラッキングサーチ回路
(6)の出力は記録部,未記録部変化点検出回路(18)
に供給され、記録部,未記録部検出回路(18)の出力に
よってフリップフロップ回路(4)をリセットする構成
とされている。他の構成は第8図と同じである。
第1図の動作を以下説明する。
光ヘッド(1)からの再生信号は信号検出回路(2)に
供給され、この信号検出回路(2)からはトラックエラ
ー信号aとHF信号bが分離され、トラックエラー検出回
路(3)とHF信号検出回路(5)に供給される。トラッ
クエラー検出回路(3)はトラックエラー信号が所定値
以上の場合にトラックエラー検出出力信号cが出力され
る。第2図はトラックエラー検出回路(3)の一例を示
すもので、ウインドコンパレータ(3a)及び積分検出回
路(3b)より構成されている。トラックエラー信号aは
ウインドコンパレータ(3a)に供給され、このウインド
コンパレータ(3a)では±の基準電圧+REF,−REFが加
えられていて、これらの基準電圧以上のトラックエラー
信号a′が取り出される、即ち、第3図Aに示す様にト
ラックエラー信号aが±の基準電圧±REFをスレーショ
ルドレベルとして、これらの基準電圧以上のパルスa′
が第3図Bに示す様にウインドコンパレータ(3a)から
取り出される。この電圧パルスa′は積分検出回路(3
b)で積分されて第3図Cで示す様にトラックエラー検
出信号cが取り出される、ここで基準電圧は、光ビーム
がトラック方向に移動した場合のトラックエラー信号の
最大レベルより小さくしておけば良い。これによって外
部振動によってトラックを外れた場合でも直ぐにトラッ
クエラーを検出しうる。この場合積分検出回路(3b)は
なくても良いがこの積分検出回路(3b)を置くことで特
に短いパルス性のノイズなどを検出せず、更にビームの
設定移動速度以上の早い信号をのぞき、S/Nを改善する
ことが出来る。この様なトラックエラー検出回路(3)
を用いることで書き込み中に検出したトラックエラーが
エラーであるとする確率はかなり高いものとなる。この
様なトラックエラー検出信号cをフリップフロップ回路
(4)のセット端子に供給して、フリップフロップ回路
(4)の出力によって前述した様にゲート回路(16)
→リードアドレスカウンタ(12)→バッファメモリ(1
0)→記録アンプ(15)を通じて光ヘッド(1)から光
ディスクへの記録を停止させると共に記録,未記録部変
化点検出回路(18)を作動させる。これと同時にトラッ
クエラーで見失ったと思われる記録すべきトラックを探
すために、トラックエラー検出回路(3)のトラックエ
ラー検出信号の出力されるトラック位置を示すアドレス
番号を記録エラーアドレス番号セット回路(20)にセッ
トする。トラックエラー発生時のアドレス番号はゲート
回路(23)を介してアドレス比較回路(22a)に供給さ
れる。一方HF信号検出回路(5)からのHF信号はトラッ
クサーチ回路(6)に供給されると共にHF信号からデコ
ードされたアドレス番号がアドレス比較回路(22a)に
供給され、トラックエラー発生時のアドレス番号と比較
される。この比較出力はトラックサーチ回路(6)に供
給され、キック回路(7)をアドレス番号が一致するま
で動作させる。このキック回路(7)の動作を第4図の
光ディスクトラックについて説明する。第4図のトラッ
クに連続信号を記録しているものとし、トラックT1〜T3
を光ヘッド(1)のスポットSPがP点迄来たときに塵
埃,外部振動等の影響でトラックエラーを起してスポッ
トSPがスポット点P1で示すトラックT5へ飛んだ場合には
飛ぶ寸前でトラックT3でのP点到達以後の記録は停止さ
れ、再生状態となる。この時スポット点P1が持ち来たさ
れたトラックT5は未記録部分であるためにHF信号検出回
路(5)からはHF信号が検出されずトラックサーチ回路
(6)より光ディスクの記録開始トラック側へ1つのキ
ックパルスを出すと、キックパルスはキック回路(7)
を介して、光ヘッド(1)のスホットSPを1トラック分
記録開始トラック側のトラックT4に戻す。この状態でも
HF信号検出回路(5)からのHF信号がないために次々と
1トラック分づつT4→T3と戻ってスポットSPがP2点迄来
るとトラックT2には情報が記録されているためにHF信号
がHF信号検出回路(5)で検出がなされる。ここで再生
状態と成されているのでスポット点P2のスポットはトラ
ックT2とT3を経てスポットSPはP点迄戻って来る。この
P点は記録部と未記録部の変化点検出回路(18)によっ
て検出され、フリップフロップ回路(4)にリセットパ
ルスを出して、フリップフロップ回路(4)をリセット
し、記録エラーアドレス番号セット回路(20)をクリア
すると同時にゲート回路(16)を開いてP点から記録を
開始する。
第4図の例ではトラックエラーによってスポットSPは未
記録トラック側に移動した例を説明したが、これが記録
してある側、即ち、記録開始側のトラックT1〜T2の方へ
何らかの原因で移動した場合には、上述とは、反対方向
(未記録トラック側)にキック回路(7)を制御し、再
記録開始位置のスポット点Pを検知することができる。
記録データをメモリするためのエンコーダ(8)からカ
ウンタ(17)迄の符号(8)乃至符号(17)で示される
各部の動作は第8図と全く同様なので、その動作説明を
省略する。
本例は、上述のごとく構成したので、記録中の外部振動
等でトラックずれなどのエラーを起こしても、無信号ト
ラックを形成することなく連続データを光ディスクに記
録することができる。再生時には、バッファメモリを使
用せずに連続信号を再生することができる。
本発明の光ピックアップ装置の他の実施例を第5図で説
明する。
尚、第1図との対応部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。
第5図で、光ヘッド(1)と信号検出回路(2)間にサ
ーボパラメータ調整回路(19)を設ける。第1図のアド
レス比較回路(22a)はアドレス,サーボ制御パラメー
タ比較回路(22b)と成され、このアドレス,サーボ制
御パラメータ比較回路(22b)の出力はサーボパラメー
タ調整回路(19)に供給されている。
上述の構成で光ディスクに連続信号の記録中にトラック
エラーが発生した時点でのアドレス番号がアドレス,サ
ーボ制御パラメータ比較回路(22b)に供給されると共
にHF信号検出回路(5)でHF信号をデコードしたアドレ
ス番号も供給されて、両アドレス番号の比較が成され、
アドレス番号が一致するまでキック回路(7)を動作さ
せて、再生状態とし元のP点に戻ってアドレス番号が一
致したら一致番号をサーボパラメータ調整回路(19)に
供給して、サーボパラメータ調整回路(19)を制御す
る。サーボパラメータ調整回路(19)は例えばサーポゲ
インを数段階に切り換える様にしたり、ポテンショメー
タに設けたモータを制御することによってサーボゲイン
を連続的に調整する様にしてもよい。上述の実施例によ
れば記録中の外部振動等でトラックずれなどのエラーを
起こしても、サーボゲインを変えてエラーの検出を発生
しにくい状態にして、再度、連続データを続けて記録す
ることができる。よって、再生時には、バッファメモリ
を使用せずに、連続信号を再生することができる。
第6図及び第7図は本発明の更に他の実施例を示すもの
である。
第5図と対応部分には同一符号を付して重複説明を省略
する。
第6図ではアドレス,サーボ制御パラメータ比較回路
(22b)の出力をサーボ制御パラメータ記録回路(21)
を介して記録アンプ(15)に供給されている。上述の構
成で光ディスクに連続信号の記録中にトラックエラーが
発生した時点でのアドレス番号がアドレス,サーボ制御
パラメータ比較回路(22b)に供給されると共にHF信号
検出回路(5)でHF信号をデコードしたアドレス番号も
供給されて、両アドレス番号の比較が成され、アドレス
番号が一致するまでキック回路(7)を動作させて、再
生状態とし、スポットSPが元のスポット点Pに戻ってア
ドレス番号が一致したら一致位置をサーボパラメータ調
整回路(19)に供給してサーボパラメータ調整回路(1
9)を制御する。サーボパラメータ調整回路(19)は例
えばサーボゲインを数段階に切り換える様にすると同時
にサーボ制御パラメータ記録回路(21)を介して光ディ
スクのトラック飛び部分に第7図に示す様にサーボ制御
パラメータを記録する。
第7図でトラックを所定のブロックで区切る。(24)は
アドレス番号の記録される領域でその後にサーボ制御パ
ラメータを記録するエリア(25)を設ける。(26)はデ
ータ記録領域である。
このエリア(25)にサーボパラメータ、例えばサーボゲ
イン等を2段階に調整した場合にはフラグを立てる。こ
のエリア(25)にフラグであるピットが形成されていれ
ば、サーボゲインをトラックエラー等が発生しにくいよ
うに切り換えてコントロールし、ピットが無ければ、通
常のサーボゲインで、コントロールするようにする。こ
のエリアを数ビット分用意し、数段階にサーボゲインの
切り換えを行えるようにして、細かくコントロールする
様にしてもよい。この様にサーボ制御パラメータの記録
された光ディスクを再生する場合には、アドレス,サー
ボ制御パラメータ比較回路(22b)で再記録されたトラ
ック飛び部にピットが形成されていれば、これを検出
し、再生時のサーボゲインをトラックエラーが発生しに
くい状態にして読み出す様にすればよい。本実施例によ
れば光ディスクに連続信号を記録中に、トラックエラー
が発生しても、次の再記録の時には、安定に連続記録が
行える確率が増加すると共に、このエリアの再生時に
も、光ディスクのサーボ制御エリアのフラグを用いて、
これを検出して、トラックエラーを発生しにくい状態
で、連続信号を得ることができる。尚、本発明は上述の
実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形が可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のごとく構成したので、記録中の外部振
動等でトラックずれなどのエラーを起こしても、このエ
ラーを起こした位置から連続データを光ディスクに記録
することができる。再生時には、記憶手段を使用せずに
連続信号を再生することができる。又、エラーを起こし
た部分に再記録するときサーボゲインを変える様にして
いるのでエラーの発生しにくい状態で再記録が出来る。
更にサーボゲイン変化位置を光ディスクに書き込み、再
生時にこれを読み出す様にしたので、再生時にトラック
エラーを発生することなく連続信号が得られる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスク装置及び光ディスクの一実
施例を示す系統図、第2図はトラックエラー検出回路の
一実施例を示す系統図、第3図はトラックエラー検出回
路の波形説明図、第4図は所定トラックへスポットを戻
すための光ディスクの一部平面図、第5図及び第6図は
本発明の光ディスク装置及び光ディスクの他の実施例を
示す系統図、第7図はトラック飛び部分のトラックへの
記録方法の説明図、第8図は従来の光ディスク装置の系
統図、第9図は従来の所定トラックへスポットを戻すた
めの光ディスクの一部平面図である。 (1)は光ヘッド、(2)は信号検出回路、(3)はト
ラックエラー検出回路、(4)はフリップフロップ回
路、(5)はHF信号検出回路、(6)はトラックサーチ
回路、(7)はキック回路、(8)はエンコーダ、(1
0)はバッファメモリ、(11)はライトアドレスカウン
タ、(12)はリードアレドスカウンタ、(14)は電圧制
御発振器、(15)は記録アンプ、(16)はゲート回路、
(17)はカウンタ、(18)は記録部未記録部変化点検出
回路、(19)はサーボパラメータ調整回路、(20)は記
録エラーアドレス番号セット回路、(21)はサーボ制御
パラメータ記録回路、(22a)はアドレス制御パラメー
タ比較回路、(22b)はアドレス,サーボ制御パラメー
タ比較回路である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに連続信号を記録中に光ヘッド
    がトラックずれを生じた時に、該光ディスクへの記録を
    中断し、正しく記録すべきトラックを検出して、該正し
    く記録すべきトラックに戻して記録を行なう様にして成
    る光ディスク装置に於いて、 上記連続信号を記憶する記憶手段と、 上記トラックずれを生じたトラック上の、トラックずれ
    が生じる直前の位置を検出する検出手段とを具備し、 上記検出手段によって検出したトラックずれが生じる直
    前の位置に上記光ヘッドを戻して、上記記憶手段の記憶
    信号により連続信号を上記光ディスクに記録する様にし
    て成ることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】光ディスクに連続信号を記録中に光ヘッド
    がトラックずれを生じた時に、該光ディスクへの記録を
    中断し、正しく記録すべきトラックを検出して、該正し
    く記録すべきトラックに戻して記録を行なう様にして成
    る光ディスク装置に於いて、 上記連続信号を記憶する記憶手段と、 上記トラックずれを生じたトラック上の、トラックずれ
    が生じる直前のトラック位置を検出する検出手段と、 上記光ヘッドから信号を検出するためのサーボパラメー
    タを調整するサーボパラメータ調整手段とを具備し、 上記検出手段の検出出力によってトラックずれが生じる
    直前の位置に上記光ヘッドを戻し、上記記憶手段の記憶
    信号により上記連続信号を上記光ディスクに記録する際
    に上記サーボパラメータ調整手段を制御する様にして成
    ることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】光ディスクに連続信号を記録中に光ヘッド
    がトラックずれを生じた時に、該光ディスクへの記録を
    中断し、正しく記録すべきトラックを検出して、該正し
    く記録すべきトラックに戻して記録を行なう様にして成
    る光ディスク装置に於いて、 上記連続信号を記憶する記憶手段と、 上記トラックずれを生じたトラック上の、トラックずれ
    が生じる直前のトラック位置を検出する検出手段と、 上記光ヘッドから信号を検出するためのサーボパラメー
    タを調整するサーボパラメータ調整手段と、 上記サーボパラメータ調整手段で調整されたパラメータ
    を記録するサーボパラメータ記録手段とを具備し、 上記検出手段の検出出力によってトラックずれが生じる
    直前の位置に上記光ヘッドを戻し、上記記憶手段の記憶
    信号により上記連続信号を上記光ディスクに記録する際
    に上記サーボパラメータ調整手段を制御すると共に、サ
    ーボパラメータ調整手段のパラメータを上記サーボパラ
    メータ記録手段によって光ディスクに記録する様にして
    成ることを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】光ディスクのトラックに記録されるデータ
    記録領域を所定ブロック毎に分け、各ブロックの前段
    に、光ヘッドから信号を検出するためのサーボパラメー
    タを記録して成ることを特徴とする光ディスク。
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