JPH07326133A - ディスクプレーヤの演奏方法 - Google Patents
ディスクプレーヤの演奏方法Info
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- JPH07326133A JPH07326133A JP11945194A JP11945194A JPH07326133A JP H07326133 A JPH07326133 A JP H07326133A JP 11945194 A JP11945194 A JP 11945194A JP 11945194 A JP11945194 A JP 11945194A JP H07326133 A JPH07326133 A JP H07326133A
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Abstract
信号の検出タイミングにずれが生じてもノイズの発生を
防止する。 【構成】 ディスク(11)から読み取ったデータより
クロック信号(CL)を再生し、該再生クロック信号に
同期してデータをRAM(20)に書き込み、該RAM
からシステムクロックに同期してデータを読み取って所
定の処理を施し、DA変換して出力するディスクプレー
ヤの演奏方法において、ディスク演奏時、データの所
定量毎に記録されているフレーム同期信号が検出されな
くなったか、あるいは、RAMよりアンダーフローま
たはオーバフローが生じたかを検出し、いずれかの状態
が検出された時、ピクアップ(12)を該状態が検出さ
れる直前のアドレス位置に復帰させ、復帰後プレイを続
行する。
Description
方法に係わり、特に、メカ防振機構のアンバランスによ
り生じるディスク回転方向の外乱に起因するノイズの発
生を防止するディスクプレーヤの演奏方法に関する。
スク(MD)、ビデオディスク等のディスクプレ−ヤに
おいては、ビ−ムスポット位置とトラック間の偏差に応
じたトラッキングエラ−信号を発生し、該エラ−信号を
用いてサーボ制御を行ってビ−ムスポットをトラックの
真上に位置決めすると共に、ディスクの回転に応じて該
スポットをして正しくトラックを追跡させるようにして
いる。かかるディスクプレ−ヤにおいては振動によりピ
ックアップ(ビ−ムスポット)が何本かのトラックを飛
び越してしまう場合がある。特に車載用のディスクプレ
−ヤには自動車の振動が加わるため、頻繁にトラックジ
ャンプが生じる。かかるトラックジャンプが発生した
時、何もしなければジャンプした場所からプレイが再開
されて音飛びが生じ好ましくない。そこで、トラックジ
ャンプが生じるとオ−ディオ出力をミュ−トしてビ−ム
スポットをジャンプ前の位置に戻し、ジャンプ発生位置
から演奏を再開するようにしている。すなわち、サブコ
−ドQ情報から得られる絶対時間情報(ト−タルの経過
時間)を監視し、該経過時間の不連続性に基づいてトラ
ックジャンプの発生を検出し、トラックジャンプの検出
によりオ−ディオ出力をミュ−トし、しかる後ジャンプ
開始位置における絶対時間情報を用いてビ−ムスポット
を該ジャンプ開始位置に復帰させ、ミュ−トを解除して
演奏を再開するようにしている。
ジャンプ先からジャンプ前の位置に戻るまでの間、ミュ
−トを掛けているため、この間1〜2秒前後という長い
時間音が切れ、聴く者に不快感を与える。そこで、ショ
ックプルーフメモリを設け、ジャンプ前の位置にピック
アップを戻している間、音切れがないようにすることが
行なわれている。この方法では、ディスクを通常線速度
のn倍(例えば2倍)で回転制御すると共に、該ディス
クに記録されているデータをn倍速で間欠的に読み取っ
てメモリ(ショックプルーフメモリ)に書き込み、該書
き込みと並行してショックプルーフメモリから通常の読
み取り速度でデータを読み取ってDA変換することによ
りディスクの演奏を行う。そして、かかるディスクの演
奏中にトラックジャンプが発生した時、ショックプルー
フメモリからのデータ読み取りを継続しながらピックア
ップをジャンプ元に戻し、しかる後n倍速でデータをデ
ィスクより読み取り、該読み取ったデータをショックプ
ルーフメモリに書き込む。このショックプルーフメモリ
を用いる方法によれば、トラックジャンプが発生しても
ショックプルーフメモリからデータを読み出して演奏を
継続するため、音飛びや音切れが生じることはなく聞く
者に不快感を与えることはない。
ーヤは、振動によるピックアップのジャンプを防止する
ための防振機構を備えた構造になっている。図5はメカ
防振機構を備えたプレーヤを上方から見た場合の概略図
である。1はドライブユニット、2はディスク、3は光
ピックアップ、4はシャーシ、5a〜5dはフローティ
ング部分に加わる振動を防止するように設けられた防振
機構としてのダンパーである。かかるダンパにより振動
が抑圧される。しかし、フローティングされているディ
スクやドライブユニットの重心がアンバランスになる
と、A矢印で示す横方向の振動が発生すると、B矢印で
示すようにディスク回転方向の振動が生じる。かかるデ
ィスク回転方向の振動が生じると、図6に示すように、
データの一定量毎にディスクに記録されているフレーム
同期信号の検出タイミングがずれる。図6において、
(a)はディスク回転方向の振動が生じていない場合にお
いて検出される。本来のフレーム同期信号、(b)はディ
スク回転方向の振動が生じた場合において検出されたフ
レーム同期信号である。
プで読み取ったデータよりクロック信号を再生し、該再
生クロック信号に同期してデータをRAMに書き込み、
該RAMからシステムクロック(内部水晶発振器より発
生するクロック)に同期してデータを読み取って誤り検
出・訂正処理を施し、該誤り検出・訂正処理を施された
データをDA変換して出力するようになっている。この
ように、再生クロックでデータをRAMに書き込み、シ
ステムクロックで該データを読み出すことにより、ビッ
ト単位のジッター(時間軸上の揺れ)を吸収することが
できる。ところで、前記ディスク回転方向の振動が生じ
ると、前述のようにフレーム同期信号の検出ずれが生じ
る。一定時間内のずれであれば、同期信号を検出でき、
該ずれが零となるようにサーボ制御が動作する。しか
し、ディスク回転方向の振動が継続するとサーボが振動
に追従できず、ジッターが大きくなる。かかる場合に
は、RAMにデータのアンダーフローあるいはオーバフ
ローが発生してデータ欠落を生じ、ノイズの原因にな
る。
レーム同期信号を検出できなくなる。かかる場合には、
周速一定サーボ制御の同期が外れると共に、データの先
頭を見付けることができなくなり、ノイズの原因にな
る。しかし、従来はピックアップのトラックジャンプに
対する対策のみであり、ディスクの回転方向の振動に対
しては何も対策をしていない。このため、メカ防振機構
の重心のアンバランスによりディスク回転方向の振動が
生じると、フレーム同期信号のずれに起因するノイズが
発生する。以上から本発明の目的は、ディスク回転方向
の振動によりフレーム同期信号の検出タイミングにずれ
が生じても、あるいはフレーム同期信号の検出ができな
くても、ノイズの発生を防止できるディスクプレーヤの
演奏方法を提供することである。。
れば、ディスクから読み取ったデータよりクロック信号
を再生する手段、データを記憶するメモリ(RAM)、
再生クロック信号に同期してデータを該メモリに書き込
み、該メモリからシステムクロックに同期してデータを
読み取って所定の処理を施す信号処理部、前記データの
所定量毎にディスクに記録されているフレーム同期信号
を検出する手段、前記メモリよりアンダーフローまたは
オーバフローが生じたかを検出する手段、フレーム同期
信号が検出されなくなったとき、あるいはメモリよりア
ンダーフローまたはオーバフローが生じたとき、ピック
アップを該状態になる前のアドレス位置に復帰させる手
段、復帰後プレイを続行する手段により達成される。
号を再生し、該再生クロック信号に同期してデータをR
AMに書き込み、該RAMからシステムクロックに同期
してデータを読み取って所定の処理を施し、DA変換し
て出力するディスクプレーヤの演奏方法である。ディス
ク演奏時、前記データの所定量毎に挿入されているフ
レーム同期信号が検出されなくなったか、前記RAM
よりアンダーフローまたはオーバフローが生じたかを検
出し、いずれかの状態が検出された時、ピックアップを
該状態が検出される前のアドレス位置に復帰させ、復帰
後プレイを続行する。以上のようにすれば、ディスク回
転方向の振動によりフレーム同期信号の検出タイミング
にずれが生じても、あるいはフレーム同期信号が検出で
きなくなっても、ノイズの発生を防止できる。
11はコンパクトディスク(CD)、12は光ピックア
ップ、13は光ピックアップ出力からEFM信号、フォ
ーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等を作成す
るRFアンプ、14はトラッキングサーボ、フォーカシ
ングサーボ、ピックアップの送りサーボ制御を行なうサ
ーボ回路、15はEFM信号を入力され、クロック信号
を再生するPLL回路、16はEFM信号よりフレーム
同期信号を検出する同期検出回路、17はCDを通常の
2倍の線速度で回転させるように線速度一定制御を行な
うCLV回路、18はスピンドルモータである。
タル信号処理部であり、EFM信号を8ビットデータに
復調するEFM復調部19aと、CIRCに従って誤り
検出・訂正処理を行なうCIRC部19bと、サブコー
ドを分離して出力するサブコード分離部19c等を備え
ている。20はECC用(エラー訂正用)のRAM、2
1はリード・ライト制御部である。リード・ライト制御
部21は、再生クロック信号CLに同期してEFM復調
データをRAM20に書き込むと共にシステムクロック
(内部水晶発振器より発生するクロック)に同期してE
FM復調データをRAMから読み取ってデジタル信号処
理部19に入力するようになっている。22はシステム
全体を制御するシステムコントローラ、23はデータを
倍速度で間欠的に書き込まれ、記憶データをノ−マル速
度で連続的に読み出されるDRAM構成のショックプル
ーフメモリ、24はマイコン構成のショックプルーフメ
モリコントローラ、25はDAコンバータである。
は音響データと共に、所定データ数(1フレーム)ごと
にフレ−ム同期信号やサブコ−ドが記録されている。サ
ブコ−ドのうちQチャンネルにより、(1) ピックアップ
の現在位置に応じた曲番や、(2) インデックス(曲の楽
章等を指示するもの)、(3) 該曲番の先頭からの経過時
間(演奏時間:何分何秒)及び何フレ-ム目にピックアップ
が存在するかの情報、(4) ピックアップの初期位置から
の絶対的な経過時間等が指示される。
ィスク11上に記録されているデジタル情報を読み取っ
てRFアンプ15、波形整形回路(図示せず)を介して
デジタル信号処理回路19に入力する。コンパクトディ
スク11は、通常の回転速度よりn倍(例えば2倍)の
線速度で回転制御されるため、ピックアップ12は通常
のCDプレ−ヤに比べて2倍の速度でデジタルデータを
読み取っている(倍速再生)。デジタル信号処理回路1
9は、入力されたデジタル情報(EFM信号)を復調
し、再生クロックCLに同期してRAM20に記憶する
機能、システムクロックに同期してRAM20よりデ
ータを読み出し、該データに誤り検出/訂正処理を施し
てショックプルーフメモリコントローラ22に入力する
機能、更には、サブコ−ドを分離してシステムコント
ローラ22に入力する機能を有している。
に、同期信号パターン検出部16aと、同期信号の検出
タイミングを示すタイムゲート信号TGSを出力するタ
イムゲート信号発生部16bと、タイムゲート信号TG
Sが”1”の時に同期信号パターン検出部16aから発
生する同期信号パターン検出信号SDSを通過させるゲ
ート回路16cと、同期信号パターンが検出されないと
きに同期信号として充当させるための補充信号SPSを
出力する補充信号発生部16dと、同期信号パターンが
検出されている場合には該検出信号SDSを同期信号S
YCとして出力し、同期信号が検出されていない場合に
は補充信号SPSを同期信号として出力する同期信号出
力部16eを有している。尚、同期信号出力部16eは
同期信号パターンが検出されない場合には、同期未検出
信号SNDをシステムコントローラ22に出力する。
と、データを正しく復号することができない。このた
め、同期信号検出回路16には同期信号の誤った検出を
防止すると同時に、検出漏れ時の補正機能が要求され
る。同期信号の誤った検出を防止するためにタイムゲー
ト信号発生部16bは、フレーム同期信号が一定の周
期でディスク上に記録されている、ディスクの回転速
度が大きく揺らがない限り周期的に検出されるという性
質を利用してフレーム同期信号の検出タイミングを決定
する。また、フレーム同期信号の検出漏時に同期信号を
補充するために、補充信号発生部16dは、上記性質を
利用して補充信号SPSを出力する。リード・ライト制
御部21はRAM20のオーバフロー/アンダーフロー
状態を監視し、オーバフロー/アンダーフロー状態にな
ると信号OUSを出力する。ディスク回転方向の振動に
より生じるジッターに起因して再生クロックとシステム
クロックがずれ、該ずれが累積されるとRAM20が満
杯であるにもかかわらずデータを書き込もうとしたり
(オーバフロー)、RAMに何も書き込まれていないの
にデータを読み出そうとする(アンダーフロー)。かか
るオーバフロー/アンダーフロー状態になると、データ
の欠落が生じる。そこで、リード・ライト制御部21は
オーバフロー/アンダーフロー状態になると信号OUS
をシステムコントローラ22に出力する。
成されており、 サブコ−ドQチャンネルデータに基づいて曲番、曲毎
の経過時間、ト−タルの経過時間等を操作パネルの表示
部に表示すると共に、該操作パネルから入力される情報
に基づいて所望曲番へのアクセス処理を行い、更には、 トラックジャンプの検出、 トラックジャンプ検出時/フレーム同期信号未検出
時/オーバフロー・アンダーフロー検出時におけるピッ
クアップの復帰制御、 ポーズ制御、 ショックプルーフメモリコントローラ22とのデー
タ授受制御等を行う。
構成され、約2.8秒程度の長さのデータを記憶できる
容量を有し、ショックプルーフメモリコントローラ24
の制御で、ノ−マルの2倍速でデータが間欠的に書き込
まれ、ノ−マル速度でデータが連続的に読み取られるよ
うになっている。ショックプルーフメモリコントローラ
24はショックプルーフメモリ23に対するデータの書
き込み・読み出し制御を行う。例えば、 システムコントローラ22から異常発生(トラック
ジャンプの発生、フレーム同期信号の未検出、オーバフ
ロー/アンダーフローの発生)の通知があったか監視し
ており、異常が発生するとショックプルーフメモリ23
への書き込みを停止する(読み出しは続行する)。又、 ショックプルーフメモリ23がデータで一杯(デー
タフル)になったか監視し、データフルになったならシ
ステムコントローラ22にデータフルを通知すると共
に、ショックプルーフメモリへの書き込みを停止する
(読み出しは続行する)。そして、読み出しが続行され
て、所定数のデータが読み取られて空きが生じるとその
旨をシステムコントローラ22に通知すると共に、デジ
タル信号処理回路19から入力されるデータの書き込み
を再開する。
の流れ図である。演奏指示があると、システムコントロ
ーラ22はサーボ回路14、CLV回路17に指令を出
して各種サーボを開始させる。これにより、スピンドル
モータ18はノ−マルの2倍の線速度でCD11を回転
し、ピックアップ12は倍速度でCDからデジタルデー
タを読み取る。デジタル信号処理回路19は入力された
EFM信号を復調してRAM20に格納する。しかる
後、デジタル信号処理回路19はRAM20からデータ
をシステムクロックに同期して読み出し、誤り検出/訂
正処理を施した後、ショックプルーフメモリコントロー
ラ24に入力し、また、サブコ−ドを分離してシステム
コントローラ22に入力する(以上、ステップ10
1)。
行してサブコ−ドQを用いてトラックジャンプが発生し
たかチェックする(ステップ102)。すなわち、シス
テムコントローラ22は、サブコ−ドQ情報から得られ
る絶対時間情報(ト−タルの経過時間)を監視し、該経
過時間の不連続性に基づいてトラックジャンプの発生の
有無を検出する。トラックジャンプが発生していなけれ
ば、同期はずれが生じているか、すなわち、同期未検出
信号SNDが発生しているかチェックする(ステップ1
03)。同期未検出信号SNDが発生していなければ、
リード・ライト制御部21からオーバフロー/アンダー
フロー状態になったことを示す信号OUSが発生してい
るかチェックする(ステップ104)。
クプルーフメモリコントローラ24より、ショックプル
ーフメモリ23がデータフルになった旨の通知(データ
フル信号)を受信しているかチェックする(ステップ1
05)。デ−タフル信号を受信してなければ、換言すれ
ばデータフルでなければステップ101以降の処理を継
続し、データフルであれば、各部に指示を出し、CDか
らのデータの倍速読み取りを一時的に停止する(ステッ
プ106、ポーズ状態)。ポーズ状態においてはスピン
ドルモータ18の回転を停止せず、又、ポーズ開始位置
における絶対時間情報を記憶しておき、ピックアップが
所定時間以上移動する毎に該ピックアップを絶対時間情
報が示す位置に戻す動作を繰り返して、ピックアップを
ポーズ開始位置に維持する。
ラ24からデータ空き信号を受信したか監視し(ステッ
プ107)、受信しなければポーズ状態を継続し、受信
すればポーズ状態を解除して、ステップ101に戻り以
降の処理を繰り返す。尚、データフル後に所定数のデー
タがショックプルーフメモリ23から読み出され、該メ
モリに適当な大きさの空きができた時、ショックプルー
フメモリコントローラ24はデータ空き信号をシステム
コントローラ22に送信する。以上は、異常(トラック
ジャンプ、フレーム同期信号未検出、オーバフロー/ア
ンダーフロー)が発生していない場合であるが、異常が
発生するとステップ102〜ステップ104のいずれか
で「YES」となる。これにより、システムコントロー
ラ22はデジタル信号処理部19にショックプルーフメ
モリ23へのデータの書き込み停止を指示する(ステッ
プ108)。また、ショックプルーフメモリコントロー
ラ24に異常発生を通知する(ステップ109)。
常発生前の位置(ジャンプ発生前の位置、同期信号が検
出できなくなる前の位置、オーバフロー/アンダーフロ
ー発生前の位置)における絶対時間情報を用いてピック
アップを該位置に移動させる復帰制御を行う(ステップ
110,111)。但し、同期外れの場合には線速度一
定制御により同期信号が検出されてから、ピックアップ
の復帰制御を行なう。また、ポーズ状態において異常が
発生した場合には該ポーズ位置に復帰させ、読み出し中
に異常が発生した場合には直前のポーズ位置に復帰さ
せ、そこから読み出しを再開するように構成することも
できる。以上により、異常発生前の位置にピックアップ
が復帰すれば、システムコントローラ22はショックプ
ルーフメモリコントローラ24に復帰通知を行い(ステ
ップ112)、初めに戻りプレイを再開する。
の処理 図4はショックプルーフメモリコントローラの処理の流
れ図である。演奏開始により、デジタル信号処理回路1
9からデータを受信すると(ステップ201)、ショッ
クプルーフメモリコントローラ24は該データをショッ
クプルーフメモリ23に倍速度で書き込む(ステップ2
02)。以上の書き込み制御と並行して、ショックプル
ーフメモリコントローラ24はショックプルーフメモリ
23から通常のノ−マル速度による読み出し(ノ−マル
読み出し)を行い、読み取ったデータをDAコンバータ
25に入力する(ステップ203)。又、復帰中フラグ
Faが”1”か、換言すれば、異常が発生してピックア
ップを異常発生前の位置に復帰中かチェックする(ステ
ップ204)。尚、異常(トラックジャンプ、フレーム
同期信号未検出、オーバフロー/アンダーフロー)が発
生するとシステムコントローラ22より異常発生通知が
あるから、このときショックプルーフメモリコントロー
ラ24は復帰中フラグFa(初期値は”0”)を”1”
にする。又、異常発生前の位置へピックアップが復帰完
了するとシステムコントローラ22より復帰通知がある
から、復帰中フラグFaを”0”に戻す。すなわち、異
常発生から、復帰完了まではFa=”1”になってい
る。
フメモリ23がデータで満杯(データフル)になったか
チェックし(ステップ205)、データフルでなければ
データ満杯フラグFdが”1”かチェックし(ステップ2
06)、”1”でなければステップ201に戻り以降の
処理を繰り返す。尚、データ満杯フラグFd(初期値”
0”)は、ショックプルーフメモリ23がデータフルに
なると”1”になり、データフルになって後、予め定め
た数のデータが読み出されてショックプルーフメモリに
所定の空きができた時に”0”に戻される。異常が発生
して復帰中フラグFaが=”1”となればステップ20
4で「YES」となる。これにより、ステップ203に
飛び、以後、ピックアップが異常発生前の位置へ復帰完
了するまで(Fa=”0”となるまで)、ショックプル
ーフメモリ23へのデータの書き込みを行わず、データ
の読み出しのみを行う。そして、ピックアップの復帰が
完了すればFa=”0”となり、以後,倍速書き込み
と、ノ−マル読み出しが並行して行われる。
タで満杯になれば、ステップ205で「YES」とな
る。これにより、データ満杯フラグFdを"1"にすると
共に(ステップ207)、データフル信号をシステムコ
ントローラ22に送る(ステップ208)。以後、ステ
ップ203に飛び、メモリに所定量の空きができるまで
(Fd=0となるまで)、ショックプルーフメモリ23
へのデータの書き込みを停止する。尚、ステップ203
においてショックプルーフメモリ23からのデータのノ
−マル読み出しは継続される。データフルになって書き
込みが停止された後に、データが読み出されるとデータ
フルでなくなるが、データ満杯フラグFd=”1”とな
っているため、直ちに書き込み停止は解除されない。す
なわち、データフルでなくなってステップ205で「N
O」となっても、Fd=”1”であるため、ステップ2
06で「YES」となり、ステップ209でショックプ
ルーフメモリ23に所定量の空きが発生したかチェック
され、所定量の空きが発生してなければステップ203
に飛び、依然としてメモリへのデータの書き込みが停止
される。
定量の空きが発生すれば、ステップ209で「YES」
となるから、データ満杯フラグFdを”0”に戻すと共
に(ステップ210)、システムコントローラ22へデ
ータ空き信号を送り出し(ステップ211)、以後ステ
ップ201に戻りデータの倍速度書き込みとノ−マル読
み出しを行う。以上、本発明を実施例により説明した
が、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い
種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するも
のではない。
データの所定量毎にディスクに記録されているフレー
ム同期信号が検出されなくなったか、あるいは、RA
Mよりアンダーフローまたはオーバフローが生じたかを
検出し、いずれかの状態が検出された時、ピクアップを
該状態が検出される前のアドレス位置に復帰させ、復帰
後プレイを続行するように構成したから、ディスク回転
方向の振動によりフレーム同期信号の検出タイミングに
ずれが生じても、あるいはフレーム同期信号を検出でき
なくなってもノイズの発生を防止できる。
流れ図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクから読み取ったデータよりクロ
ック信号を再生し、該再生クロック信号に同期してデー
タをメモリに書き込み、該メモリからシステムクロック
に同期してデータを読み取って所定の処理を施し、DA
変換して出力するディスクプレーヤの演奏方法におい
て、 前記データの所定量毎にディスクに記録されているフレ
ーム同期信号が検出されなくなったか、前記メモリより
アンダーフローまたはオーバフローが生じたかを検出
し、 前記いずれかの状態が検出された時、ピックアップを該
状態が検出される直前のアドレス位置に復帰させ、 復帰後プレイを続行することを特徴とするディスクプレ
ーヤの演奏方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11945194A JP3179965B2 (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | ディスクプレーヤの演奏方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11945194A JP3179965B2 (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | ディスクプレーヤの演奏方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07326133A true JPH07326133A (ja) | 1995-12-12 |
JP3179965B2 JP3179965B2 (ja) | 2001-06-25 |
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ID=14761719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11945194A Expired - Fee Related JP3179965B2 (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | ディスクプレーヤの演奏方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3179965B2 (ja) |
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1994
- 1994-06-01 JP JP11945194A patent/JP3179965B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3179965B2 (ja) | 2001-06-25 |
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