JPH107948A - 窯業系サイディングボード用シーリング材組成物 - Google Patents

窯業系サイディングボード用シーリング材組成物

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JPH107948A
JPH107948A JP16288896A JP16288896A JPH107948A JP H107948 A JPH107948 A JP H107948A JP 16288896 A JP16288896 A JP 16288896A JP 16288896 A JP16288896 A JP 16288896A JP H107948 A JPH107948 A JP H107948A
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JP
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polymer
present
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JP16288896A
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Mineto Yamaguchi
口 峰 人 山
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】応力緩和性に優れ、窯業系サイディングボード
との接着性にも優れた窯業系サイディングボード用シー
リング材組成物の提供。 【解決手段】主鎖が本質的にポリオキシアルキレンであ
って1分子当たり少なくとも1つの官能性ケイ素基を含
有するポリマーを含有する主剤と、少なくとも4価の錫
化合物を含有する硬化剤よりなる2液型であって、硬化
剤中の錫化合物が主剤中のポリマー100重量部に対し
て0.01〜10重量部となるように含有量および主剤
/硬化剤混合比率が設定されており、外力による変形後
の応力緩和性が80%以上を達成する窯業系サイディン
グボード用シーリング材組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用等に使用さ
れる窯業系サイディングボード用シーリング材組成物に
関する。詳しくは、外力による変形後の応力緩和性が大
きく、接着性にも優れた窯業系サイディングボード用シ
ーリング材組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建造物の目地用シーリング材とし
ては、耐候性、被塗装性に優れ、周辺の石材等の基材へ
の汚染性がない変成シリコーン系のシーリング材が検討
され(特開昭57−155250号公報)、多く利用さ
れている。このような変成シリコーン系の目地用シーリ
ング材は、強度、伸長性、保存安定性、接着性に加え、
更に、気温による変位、風による変位等の繰り返し起こ
る変位に追随できる必要がある。即ち、目地が、風によ
る変位や、温度による変位により広がったり狭くなった
りしたあと再び元の幅に戻ったとき、シーリング材も元
の状態に復元する必要があり、このため、一定圧縮また
は伸長後の復元性を持つよう考慮した配合設計の変成シ
リコーン系の目地用シーリング材が開発されていた(特
開昭55−9669号公報)。ところが低層建造物の外
壁等に取り付けられる窯業系サイディングボードの目地
には、サイディングボードの変位や反り返り等の動きが
施行初期に集中するが、シーリング材が変位に対し高い
復元性を持つと、サイディングボードの施行初期の動き
が止まった後に、長期に渡り、シーリング材の中に応力
を残す結果となり、シーリング材が破断、剥離する危険
性が高い。このため、低層建造物の窯業系サイディング
ボードでは、変形後の応力緩和性の高いサイディングボ
ード用シーリング材が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決し、低層建造物用の窯業系サイディングボード
用シーリング材として接着性に優れ、且つ、経時に破
断、剥離する危険性のない、窯業系サイディングボード
用シーリング材組成物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、主鎖が
本質的にポリオキシアルキレンであって1分子当たり少
なくとも1つの官能性ケイ素基を含有するポリマーを含
有する主剤と、少なくとも4価の錫化合物を含有する硬
化剤よりなる2液型であって、硬化剤中の錫化合物が主
剤中のポリマー100重量部に対して0.01〜10重
量部となるように含有量および主剤/硬化剤混合比率が
設定されており、外力による変形後の応力緩和性が80
%以上を達成する窯業系サイディングボード用シーリン
グ材組成物を提供する。
【0005】また、更には、少なくとも1種類の、自着
性を付与することを目的とする添加剤が、前記ポリマー
に対して50重量部未満となるように、主剤または硬化
剤中に添加されてなる窯業系サイディングボード用シー
リング材組成物を提供する。
【0006】以下に、本発明についてさらに詳細に説明
する。本発明のポリマーは、主鎖が本質的にポリオキシ
アルキレンであって1分子当たり少なくとも1つの官能
性ケイ素基を含有するポリマーである。主鎖のポリオキ
シアルキレンは、−R−O−で示される繰り返し単位を
含むものであって、ここでRは、炭素数2〜5である2
価のアルキレン基である。具体的には、メチレン基、エ
チレン基、プロピレン基、イソプロピレン基、ブチレン
基等が挙げられる。この中でも、好ましくはイソプロピ
レン基、ブチレン基が挙げられる。これら繰り返し単位
は、1種もしくは2種以上を含んでよい。また、性能
上、悪影響が出ない範囲で、例えば、主鎖には20%以
下の割合でポリオキシアルキレン以外の部分が導入され
ていてもよい。
【0007】また、本発明のポリマーは、1分子当たり
少なくとも1つの官能性ケイ素基を含有する。官能性ケ
イ素基とは、すなわち、ケイ素原子に水酸基または加水
分解性基を有し、シロキサン結合を形成することにより
架橋しうるケイ素含有基をさす。加水分解性基として
は、特に限定されるものではないが、例えば、水素基、
アルコキシ基、アシルオキシ基、2価のケトオキシ基、
アミノオキシ基、アミド基、アミノ基、アミノオキシ
基、メルカプト基、アルケニルオキシ基、ハロゲン基等
が挙げられる。官能性ケイ素基は、本発明のポリマーの
末端に存在しても、また、内部に存在してもよい。ま
た、該加水分解性基が2つ以上である場合は、同じであ
っても異なっていてもよい。
【0008】また、ケイ素原子には、上述の水酸基、加
水分解性基と共に炭化水素基もしくはトリオルガノシロ
キサン基が結合していても良い。炭化水素基としては、
炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のアリー
ル基、炭素数7〜20のアラルキル基等が挙げられる。
ケイ素原子に結合する炭化水素基が2つ以上である場合
は、同じであっても異なっていてもよい。トリオルガノ
シロキサン基としては、(R’)3 SiO−で表され、
R’が上記の炭化水素基であるものが挙げられる。3基
のR’は同じであっても異なっていてもよい。
【0009】本発明のポリマーが含有する官能性ケイ素
基は、該ポリマーの1分子中、少なくとも1個、好まし
くは1.2〜4個含有される。1分子中の官能性ケイ素
基が1個未満であると、最終的に得られる本発明の窯業
系サイディングボード用シーーリング材組成物の硬化性
が十分でなくなる。また、この官能性ケイ素基は、該ポ
リマーの分子末端に存在しても、内部に存在してもよい
が、最終的に得られる本発明のシーリング材組成物内に
形成されるシロキサン結合による架橋が多くなり、該シ
ーリング材組成物が優れた強度や伸長性を有することが
できるという観点から、該ポリマーの分子末端に存在す
るのがより好ましい。
【0010】本発明のポリマーの主鎖の製造方法として
は、ポリオキシアルキレンを製造する公知の方法を用い
ることができるが、具体例として、アルキレンオキシ
ド、テトラヒドロフラン等を原料物質として、カチオン
重合、アニオン重合の方法を用いる。本発明のポリマー
のポリオキシアルキレン主鎖に、官能性ケイ素基を導入
する方法としては、公知の方法が用いられるが、具体例
として、ポリオキシアルキレン主鎖末端をビニル基とし
た物質に下記式で表される水素化ケイ素化合物を付加す
ることにより製造する。
【0011】
【化1】 (式中、Xは加水分解性基、Rは炭化水素基またはトリ
オルガノシロキサン基を表し、aは0〜2である。)
【0012】本発明のポリマーは、数平均分子量が50
0〜50000、好ましくは2000〜30000であ
るのが好ましい。また、本発明のポリマーとして、具体
的には、鐘淵化学工業(株)製MSPS203、旭硝子
社製ESS2410等を用いることができる。
【0013】本発明の4価の錫化合物としては、特に限
定はないが、例えば、特開昭57−155250号公報
に記されるR1 2 SnO(式中R1 及びR2 は1価の
炭化水素基)で示される有機錫化合物とエステル化合物
との反応物等が挙げられる。該有機錫化合物R1 2
nOのR1 およびR2 の1価の炭化水素基としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、
ドデシル基、ラウリル基、プロペニル基、フェニル基、
トリル基等の炭素数1〜20程度のものが例示される。
1 、R2 は同じであっても異なっていてもよい。該有
機錫化合物と反応させるエステル化合物としては、ジメ
チルマレエート、ジメチルフタレート、モノエチルフタ
レート、ジプロピルフタレート、ジブチルマレエート、
ジオクチルフタレート、ジラウリルフタレート、ジラウ
リルマレエート、エチルオルトシリケート、n−プロピ
ルシリケート、ジ−n−プロピルサルフェート、トリブ
チルフォスフェート、n−オクチルナイトレート、アミ
ルボレート、メチルアセテート、エチルベンゾエート、
フェニルサリチレート等が例示される。更に4価の錫化
合物として、ジブチルスズジアセチルアセトナート、ジ
ブチルスズラウレート、ジブチルスズフタレート、ジオ
クチルスズジアセチルアセトナート、ジブチルスズジメ
トキサイド、ジブチルスズビスノニルフェノキサイド、
ジブチルスズジラウリレート、ジブチルスズオキシド、
ジブチルスズマレエート、ジオクチルスズジラウレート
やジブチルスズオキサイドとテトラメトキシシランとの
反応物が挙げられる。
【0014】本発明の錫化合物は、前述の本発明のポリ
マー100重量部に対して、0.01〜10重量部、好
ましくは0.1〜8重量部用いるのが好ましい。0.0
1重量部未満では硬化性が不十分である。該範囲で用い
ることにより、十分な硬化性を発現するとともに、80
%以上の応力緩和性を達成する。
【0015】本発明でいう応力緩和性とは、JIS A
5758の引張接着性と同一の試験体を用いて測定し
た値で表される。すなわち、被着体をアルミとし、シー
リング材で接合した試験体を作製する。この試験体を、
20℃、湿度60%にて28日間硬化養生した後、20
℃、湿度60%にて50%伸長する。具体的には、例え
ば、被着体間のシーリング材の幅を、初め12mmであ
ったところから18mmに伸長する。伸長したまま14
日間放置した後、伸長させるための拘束を解除し、解除
直後に、被着体間の幅を測定する。伸長させる前の被着
体間の幅を0%、拘束して伸長させているときの被着体
間の幅を100%として100分率で表したものが、本
発明でいう応力緩和性である。具体的には、伸長させる
前の被着体間の幅12mmを0%、拘束して伸長させて
いるときの被着体間の幅18mmを100%として、拘
束を解除後の被着体間のシーリング材の幅を100分率
で表す。
【0016】本発明の窯業系サイディングボード用シー
リング材は、2液型であって、ポリマーを主体とした主
剤と、4価の錫化合物を主体とした硬化剤とに分けて製
造し、主剤と硬化剤とを混合することにより初めて硬化
反応が起こる。このように2液型であるため、2液の混
合比率を微妙に変えることにより硬化速度を作業現場に
て微調整することができる。また、本発明の2液型は、
2液の混合時、着色剤、例えば顔料と可塑剤を混合しペ
ースト化したものを添加することができ、シーリング材
の色をサイディングボードの色に合わせるという多色化
対応が容易となり、低層建物用、家庭用として好まし
い。さらに、本発明の2液型は、貯蔵時に、防湿性を考
慮した気密容器(包装材料)を必要としない。
【0017】本発明のシーリング材組成物は、補強、作
業性を考慮して、主剤中および/または硬化剤中に更
に、充填剤、可塑剤を含むことが望ましい。充填剤の具
体例としては、炭酸カルシウム、焼成クレー、カオリ
ン、タルク、酸化チタン、ケイ素アルミニウム、酸化マ
グネシウム、酸化亜鉛、カーボンブラック、シリカ、樹
脂バルーン、ガラスバルーン等が挙げられる。これらの
充填剤は1種、若しくは2種以上を混合物として用いて
もよい。充填剤は、主剤に添加するが、さらに硬化剤に
添加してもよい。充填剤の添加量は、本発明のポリマー
100重量部に対して、主剤に300重量部以下、好ま
しくは10〜200重量部、硬化剤に50重量部以下、
好ましくは30重量部以下添加するのが好ましい。
【0018】可塑剤の具体例としては、フタル酸ジオク
チル(DOP)、ポリオキシプロピレングリコール(P
PG)、ブチルベンジルフタレート、塩素化パラフィ
ン、トリメリット酸トリオクチル、アジピン酸ジオクチ
ル等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。これらの可塑剤は、1種、若しくは2種以上を混合
物として用いてもよい。可塑剤は、主剤に添加するが、
さらに硬化剤に添加してもよい。可塑剤の添加量は、本
発明のポリマー100重量部に対して、主剤に200重
量部以下、好ましくは10〜150重量部、硬化剤液に
50重量部以下、好ましくは30重量部以下添加するの
が好ましい。
【0019】本発明のシーリング材組成物に、更に自着
性付与剤を含有すると、シーリング材が外力により変位
してサイディングボードから剥離する危険性がより低減
でき、また、場合によっては接着性向上の為に用いるプ
ライマーの使用の必要性がなくなり、施工作業の簡略化
が期待される。本発明の自着性を付与することを目的と
する添加剤、すなわち、自着性付与剤としては、例え
ば、アミノ基含有シランカップリング剤、エポキシ基含
有シランカップリング剤、メタアクリル基含有シランカ
ップリング剤等のシランカップリング剤やチタネート系
カップリング剤、エポキシ樹脂等が挙げられる。該自着
性付与剤は、ポリマーやスズ触媒等との反応性を考慮し
て、主剤に添加または硬化剤に添加する。これらの自着
性付与剤は2種以上を併用してもよい。該自着性付与剤
の添加量は、本発明のポリマー100重量部に対して、
50重量部未満、好ましくは30重量部未満である。5
0重量部以上を添加すると、最終的に得られるシーリン
グ材組成物のゴム弾性がなくなり、シーリング材として
の機能が得られない。本発明のシーリング材組成物主剤
と硬化剤の両方に該自着性付与剤を添加する場合は、主
剤に添加する量と硬化剤に添加する量の合計量が、本発
明のポリマー100重量部に対して50重量部未満にな
るように添加するのが好ましい。
【0020】本発明のシーリング材組成物は、更に、種
々の添加剤を含有することができる。添加剤としては、
水添ヒマシ油、無水珪酸、有機ベントナイト等の液垂れ
防止剤、顔料、溶剤、紫外線吸収剤、防カビ剤、酸化防
止剤、防錆剤等が挙げられる。これらは、単独でも、ま
た、併用しても用いることができる。
【0021】本発明のシーリング材組成物は、低層建造
物、特に、個建住宅、3階建以下の集合住宅、店舗等の
建造物の窯業系サイディングボードの目地として用いる
と、サイディングボードの施行初期の動きが止まった後
に、長期に渡り、シーリング材の中に応力を残すことな
く、経時にシーリング材が破断、剥離する危険性を低減
できる効果が高い。
【0022】本発明のシーリング材組成物は、本発明の
ポリマーと充填剤と可塑剤とその他の添加剤とからなる
主剤と、本発明の錫化合物と添加剤とからなる硬化剤と
を、分離して、上述の好ましい範囲内でペイントローラ
ー、撹拌機等を用いて混合して、別々に製造する。この
ようにして製造した2液を施行直前に混合して、窯業系
サイディングボード用シーリング材として用いる。
【0023】
【実施例】以下に、実施例により本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0024】〔実施例1〜7、比較例1〜4〕 (i)シーリング材組成物の製造 下記表1に示す割合で、配合成分を十分にペイントロー
ルをもちいて均一に撹拌混合し、各種のシーリング材組
成物を製造した。
【0025】(ii)評価 (i)で製造したシーリング材組成物各々について、下
記の評価を行い、結果を下記表1に示した。
【0026】(1)応力緩和性の測定:JIS A 5
758の引張接着性と同一の試験体を用い、該試験体の
被着体をアルミとして、横浜ゴム(株)製のプライマー
No.40を使用して作製する。この試験体(被着体間
のシーリング材の幅12mm)を、20℃、湿度60%
にて28日間硬化養生した後、20℃、湿度60%にて
被着体間のシーリング材の幅を50%伸長して18mm
にする。伸長したまま14日間放置した後、伸長させる
ための拘束を解除し、解除直後に、被着体間のシーリン
グ材の幅を測定する。伸長させる前の被着体間のシーリ
ング材の幅である12mmを0%、拘束して伸長させて
いるときの被着体間のシーリング材の幅である18mm
を100%として、拘束を解除後の被着体間のシーリン
グ材の幅を100分率で表す。
【0027】(2)接着性試験:JIS A 5758
の引張接着性に準拠して、被着体をアルミとし、横浜ゴ
ム(株)製のプライマーNo.40を使用したものと、
プライマーを使用しないものとについて破断状況を観察
した。
【0028】
【表1】
【0029】注)表中、各成分の量は、重量部を示す。 1.カネカMSPS203:主鎖が本質的にポリイソプ
ロピレングリコールである変成シリコーンポリマー(平
均分子量約8000) 2.旭硝子ESS2410:主鎖が本質的にポリイソプ
ロピレングリコールである変成シリコーンポリマー(平
均分子量約18000) 3.ELA−128:下記式で示されるエポキシ樹脂
(数平均分子量約380)
【化2】 4.三共有機合成No.918:ジブチルスズオキサイ
ドとDOPの反応物 5.日東化成U−220:ジブチルスズジアセチルアセ
トナート 6.日本ユニカーA−1120:NH2 2 4 NHC
3 6 Si(OCH3 3 7.信越化学KBM602:NH2 3 6 Si(CH
3 )(OCH3 2 8.日本ユニカーA−187:
【化3】
【0030】
【発明の効果】本発明の窯業系サイディングボード用シ
ーリング材組成物は、外力による変位を受けた場合優れ
た応力緩和性を有し、また、窯業系サイディングボード
に対する接着性にも優れる。従って、窯業系サイディン
グボード目地用シーリング材として使用した場合に、応
力緩和性が大きいことによりサイディングボードの動き
等に由来するシーリング内に発生した応力を長期に渡り
内部に残すことがなく、さらに高い接着性を持つことに
よっても、シーリング材の剥離、破断等の危険性を軽減
することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主鎖が本質的にポリオキシアルキレンであ
    って1分子当たり少なくとも1つの官能性ケイ素基を含
    有するポリマーを含有する主剤と、少なくとも4価の錫
    化合物を含有する硬化剤よりなる2液型であって、硬化
    剤中の錫化合物が主剤中のポリマー100重量部に対し
    て0.01〜10重量部となるように含有量および主剤
    /硬化剤混合比率が設定されており、外力による変形後
    の応力緩和性が80%以上を達成する窯業系サイディン
    グボード用シーリング材組成物。
  2. 【請求項2】少なくとも1種類の、自着性を付与するこ
    とを目的とする添加剤が、前記ポリマーに対して50重
    量部未満となるように、主剤または硬化剤中に添加され
    てなる請求項1に記載の窯業系サイディングボード用シ
    ーリング材組成物。
JP16288896A 1996-06-24 1996-06-24 窯業系サイディングボード用シーリング材組成物 Withdrawn JPH107948A (ja)

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