JPH1079395A - 電界効果型トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

電界効果型トランジスタおよびその製造方法

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JPH1079395A
JPH1079395A JP23401896A JP23401896A JPH1079395A JP H1079395 A JPH1079395 A JP H1079395A JP 23401896 A JP23401896 A JP 23401896A JP 23401896 A JP23401896 A JP 23401896A JP H1079395 A JPH1079395 A JP H1079395A
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layer
recess opening
semi
thickness
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JP23401896A
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English (en)
Inventor
Masahiro Maeda
昌宏 前田
Kaoru Inoue
薫 井上
Hiroyuki Masato
宏幸 正戸
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低いコンタクト抵抗と高いゲート耐圧を有す
る高性能な電界効果型トランジスタを提供する。 【解決手段】 基板1の上に、バッファ層2、n型Ga
Asチャネル層3、Al0.2Ga0.8Asアンドープ層
4、n型GaAsコンタクト層15をこの順序にエピタ
キシャル成長する。次に、エッチング液を用いて前記コ
ンタクト層15に第1のリセス開口31を形成する。次
にエッチング液を用いて第1のリセス開口31の内部に
この幅よりも狭い幅をもつ第2のリセス開口32を形成
する。次に、ソース側コンタクト層6およびドレイン側
コンタクト層7の表面にソース電極8とドレイン電極9
を形成する。Al0.2Ga0.8As層4の表面にAlから
なるゲート電極10を形成する。コンタクト層15のゲ
ート電極10側の厚みdを、表面ポテンシャルによりG
aAsの表面に生じる空乏層幅と同じであるとき、FE
Tのゲート耐圧と高周波特性が最適となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電界効果トランジス
タ、特に半絶縁性GaAs基板やInP基板上に形成さ
れたショットキー接合を有する電界効果トランジスタ
(以下MESFETと記す。)およびその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ガリウム砒素(GaAs)MESFET
は、その優れた高周波特性により携帯電話をはじめとす
る移動体通信機器用のデバイスとして大幅に需要を拡大
している。なかでも送信用アンプ等に用いられるGaA
sパワーFETは、低電圧動作及び低消費電力の特徴を
活かして飛躍的な成長を遂げてきた。今後の課題とし
て、さらなる高出力化や高周波化とともに、通信方式の
アナログからデジタルへの進化によってより低歪のデバ
イスが求められている。
【0003】エピタキシャル成長膜を有するGaAsM
ESFETや、ゲート電極直下に不純物が混入されてい
ないアンドープ層を介在させて耐圧を向上させたMIS
FET(Metal Insulator Semic
onductor FET)等はパワーデバイスとして
実用化されている。また、チャネル層に2次元電子ガス
領域を有するヘテロ接合FET(以下、HFETと称
す。)は、より高い周波数においてさまざまな実用化が
なされている。
【0004】ところで、FETの高周波特性の向上を実
現するためには微細化が必要であるが、微細化に伴って
パワーデバイスとして不可欠なゲート・ドレイン間の耐
圧(BVgd)を維持するのが難しくなるという問題が
ある。ゲート電極とドレイン電極との間の距離の長い方
が耐圧に優れているからである。また、FETの利得を
向上するためにはゲート・ドレイン間の容量(Cgd)
を減少させる必要があり、具体的にはCgdを半分に低
減できれば利得は3dB向上する。
【0005】以下、従来のGaAsMESFETについ
て説明する。前記の各FETの基本動作原理は同一であ
るから、以下の説明においては、前記の各FETを単に
FETと総称して説明する。
【0006】図7は、エピタキシャル成長膜を有する従
来のMISFETの断面構造を示しており、1は半絶縁
性GaAs基板、2はGaAsまたはAlGaAsもし
くはこれらのヘテロ接合によって構成されているバッフ
ァー層、3はSiが不純物としてドープされたn型Ga
Asよりなるチャネル層、4は不純物の添加されていな
いGaAsまたはAlGaAsのアンドープ層、15は
Siが不純物として高濃度にドープされたn+型GaA
sよりなるコンタクト層、8はソース電極、9はドレイ
ン電極、10はゲート電極である。ここで、ショットキ
ー層としてGaAsまたはAlGaAsのアンドープ層
4を形成することによりゲート耐圧が改善される。アン
ドープ層を50nm以上形成した場合、ソース電極8と
コンタクト層15とのコンタクト抵抗を低減するために
はコンタクト層を50nm以上形成する必要がある。
【0007】この従来構造をもつFETでは、コンタク
ト層15にリセス開口30を形成する手法として、ゲー
ト電極形成用のレジストパターンを用いてゲート近傍の
コンタクト層をエッチング除去するという工程が用いら
れる。この作製方法はプロセス工程が簡易であるという
利点を有する一方で、ゲート電極10とコンタクト層1
5との間隔が狭くなるため十分なゲート耐圧を実現する
ことが難しいという欠点を有している。
【0008】ところで、FETの耐圧を改善する手法と
して、InP基板上に形成されたヘテロ接合FETにお
いて、InGaAsからなるコンタクト層を薄層化する
ことが、例えば、Dickmannらによって文献"Influence o
f a Surface Layer on DC- and RF- Performance of Al
InAs/GaInAs HFETs", 3rd International Conferenceon
InP and Related Materials, April 1991, pp. 292-29
5. に報告されている。このようなヘテロ接合FETの
断面構造図の概略を図8に示す。
【0009】要点のみを示したこの図において、25は
半絶縁性InP基板、26はInGaAsチャネル層、
27はInAlAs電子供給層、28はInAlAsア
ンドープ層、29は高濃度にドープされたn+型InG
aAsコンタクト層、8はソース電極、9はドレイン電
極、10はゲート電極である。当文献では、In0.53
0.47Asコンタクト層29の厚みと不純物濃度をパラ
メータとして検討した結果、高濃度に不純物が添加さ
れ、かつ表面ポテンシャルで空乏化する薄いInGaA
sコンタクト層29を用いることにより、高いゲート・
ドレイン間耐圧(BVgd)と良好な高周波特性を有す
るFETが得られている。InGaAsコンタクト層2
9の膜厚を薄くしても低いコンタクト抵抗が得られる理
由は、InGaAsコンタクト層の表面ポテンシャルが
0.05〜0.1V以下と低いからである。
【0010】しかしながら、コンタクト層にGaAsを
用いた従来構成のFETでは、GaAsコンタクト層を
表面ポテンシャルで空乏化される程度に薄くした場合に
コンタクト抵抗が高くなるという問題が発生した。具体
例を図9を参考にしながら説明する。4はAlGaAs
からなる厚さ50nmのアンドープ層、15はSiを
1.5×1018cmー3程度ドープした厚さ24nmのG
aAsコンタクト層である。GaAsコンタクト層15
は表面ポテンシャル(0.6V)でちょうど空乏化する
よう不純物濃度と膜厚が設定されている。このときのコ
ンタクト抵抗は1×10ー5Ω・cmと高抵抗であった。
一方でコンタクト層を50nm以上形成した場合のコン
タクト抵抗は4×10ー6Ω・cm以下であった。すなわ
ち、コンタクト層にGaAsを用いたFETでは、コン
タクト層を薄層化するとコンタクト抵抗が高くなるとい
う問題点がある。この理由は、In0.53Ga0.47Asの
表面ポテンシャルが0.05〜0.1V以下と小さいの
に対し、GaAsの表面ポテンシャルは0.6〜0.7
Vと大きいことによる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】GaAsをコンタクト
層に用いた従来のFETでは、コンタクト層を薄層化す
るとコンタクト抵抗が高くなるという問題点があった。
このため、ゲート耐圧を改善するためにコンタクト層を
薄層化すると、コンタクト抵抗(特にソース抵抗)が高
くなるために、FETの利得の低下やノイズ特性の劣化
などの新たな課題が生じていた。
【0012】本発明は、前記に課題に鑑み、低いコンタ
クト抵抗と高いゲート耐圧を有する高性能な電界効果型
トランジスタと歩留まり良く得るための方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、半絶縁性GaAs基板と、前記半絶縁性基
板上に形成されたチャネル層と、前記チャネル層の上に
形成された複数の厚さを有し少なくともゲート電極側の
一部の厚さdが表面ポテンシャルにより空乏化する程度
(ほぼ√(2・εr・φb/q・Nd))であるコンタクト層
と、前記コンタクト層における前記厚さdの領域を貫通
して形成されたリセス開口と、前記コンタクト層の上に
形成されたドレイン電極およびソース電極から構成され
ている構成としている。ただし、Ndは前記コンタクト
層の含有するn型の不純物濃度、εrは前記コンタクト
層の比誘電率、φbは前記コンタクト層の表面ポテンシ
ャル、qは電子の電荷量である。
【0014】上記構成により、ゲート金属付近のコンタ
クト層を空乏化する程度に薄くしながら、同時にソース
電極およびドレイン電極直下のコンタクト層を厚く形成
することができる。ゲート付近のコンタクト層を空乏化
することにより、チャネル層においてゲート電極の直下
からドレイン電極側に伸びる空乏層の端がクリップされ
ないので、ゲート・ドレイン間の耐圧が向上するととも
に、容量の低減により利得が向上する。さらに、ドレイ
ン電極直下のコンタクト層を厚く形成できるのでコンタ
クト抵抗を低くできる。このように、高いゲート耐圧、
高い利得、さらには低いコンタクト抵抗を同時に有する
高性能なFETを実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電界効果トラ
ンジスタの実施の形態について、図面を参照しながら説
明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係るFETの断面構成図である。従来のFETと
の違いは、ソース側およびドレイン側のコンタクト層
6、7の厚みがゲート電極10の近傍とソースおよびド
レイン電極8、9の直下で異なっている点である。
【0017】このFETを作製方法にもとづき図2を参
照しながら以下に説明する。まず、半絶縁性GaAs基
板1の上に、バッファー層2としてアンドープGaAs
層を300nm、続いてAl0.2Ga0.8As層を300
nm、Siを5×1017cmー3程度ドープしたn型Ga
Asチャネル層3を50nm、Al0.2Ga0 .8Asアン
ドープ層4を80nm、Siを1.5×1018cmー3
度ドープしたn型GaAsコンタクト層15を50n
m、この順序にエピタキシャル成長する(図2−a)。
ここで、アンドープ(ショットキー)層4として形成し
たAl0. 2Ga0.8As層は、アンドープのGaAs層よ
りもゲート耐圧を改善する効果がある。さらに、アンド
ープ層4としてInGaP(例えばIn0.49Ga
0.51P)を形成することにより、Al0.2Ga0.8Asを
用いた場合よりもさらにゲート耐圧改善することができ
る。
【0018】次に、例えばH2SO4−H22−H2O系
のエッチング液を用いて前記コンタクト層15に第1の
リセス開口31を形成する(図2−b)。このとき第1
のリセス開口31の底部に厚さdだけコンタクト層を残
してエッチングを停止する。次に同様のエッチング液を
用いて第1のリセス開口31の内部にこの幅よりも狭い
幅をもつ第2のリセス開口32を形成する(図2−
c)。次に、ソース側コンタクト層6およびドレイン側
コンタクト層7の表面にAuGe/Niからなるソース
電極8とドレイン電極9を形成した後、温度450℃程
度の熱処理によってオーム性接触を形成する。次に、第
2のリセス開口32の底部に露出したアンドープAl
0.2Ga0.8As層4の表面にAlからなるゲート電極1
0を形成する(図1)。
【0019】図1において、厚さdが表面ポテンシャル
によりGaAsの表面に生じる空乏層幅とほぼ同じであ
るとき、すなわちd=√(2・εr・φb/q・Nd)である
とき、FETの特性が最適となった。ここで、NdはG
aAsコンタクト層の含有するn型不純物濃度でNd
1.5×1018cmー3、εrはGaAsコンタクト層の
比誘電率でεr=13、φbはGaAsコンタクト層の表
面のポテンシャルで約0.6V、qは電子の電荷量であ
る。したがってdの最適値は24nmであり、BVgd
=25Vであった。dが24nmより厚いとき、BVg
dは低下して25V以下となった。dが24nmより薄
いときは、ゲート側のコンタクト層の下のチャネル層に
も空乏層が広がるため、チャネル層が高抵抗化してFE
Tの特性が劣下した。
【0020】上記構成により、ゲート金属付近のコンタ
クト層を空乏化する程度に薄く(24nm)しながら、
同時にソース電極およびドレイン電極直下のコンタクト
層を厚く(50nm)形成することができる。ゲート付
近のコンタクト層が空乏化することにより、チャネル層
においてゲート電極の直下からドレイン電極側に伸びる
空乏層の端がクリップされないので、ゲート・ドレイン
間の耐圧が向上するとともに、容量の低減により利得が
向上する。さらに、ドレイン電極直下のコンタクト層を
厚く形成できるのでコンタクト抵抗を低くできる。FE
Tを作製・評価した結果、25V以上の高いゲート・ド
レイン間の耐圧と、4×10ー6Ω・cm以下の低いコン
タクト抵抗を確認した。これらのことから、本実施の形
態によるFETは、耐圧、利得、効率に優れた高周波デ
バイスとして広い用途に利用することができる。
【0021】また、本実施の形態によるFETでは、第
2のリセス開口32をその中心が第1のリセス開口31
の中心よりもソース側になるように形成することによ
り、コンタクト層の空乏化される領域をソース側で減ら
し、ドレイン側で増すことができる。このことにより、
ソース抵抗を低減できるとともに、BVgdをさらに向
上することができる。また、本実施の形態として示した
構成および製造方法は、アンドープ層4の有無およびチ
ャネル層の種類等に関係なく、GaAs以外の材料系に
も幅広く適用できる。
【0022】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2に係るFETの断面構成図である。実施の形態1の
FETとの違いは、ソース側のコンタクト層6とドレイ
ン側のコンタクト層7の厚みが異なっている点である。
【0023】このFETの作製方法を図4を参照しなが
ら以下に説明する。まず、半絶縁性GaAs基板1の上
に、バッファー層2としてアンドープGaAs層を30
0nm、続いてAl0.2Ga0.8As層を300nm、S
iを5×1017cmー3程度ドープしたn型GaAsチャ
ネル層3を50nm、Al0.2Ga0.8Asアンドープ層
4を80nm、Siを1.5×1018cmー3程度ドープ
したn型GaAsコンタクト層15を50nm、この順
序にエピタキシャル成長する(図4−a)。
【0024】次に、例えばH2SO4−H22−H2O系
のエッチング液を用いて前記コンタクト層に第1のリセ
ス開口31を形成する(図4−b)。図2ーbと比較し
て、ドレイン側のコンタクト層7をより広い領域でエッ
チングしているのが特徴である。このとき第1のリセス
開口31の底部に厚さdだけコンタクト層を残してエッ
チングを停止する。実施の形態1と同様に、厚さdが表
面ポテンシャルによりGaAsの表面に生じる空乏層幅
と同じであるとき、すなわちd=√(2・εr・φb/q・
d)であるとき、FETの特性が最適となった。次に
同様のエッチング液を用いて第1のリセス開口31の内
部にこの幅よりも狭い幅をもつ第2のリセス開口32を
形成する(図4−c)。次に、AuGe/Niからなる
ソース電極8とドレイン電極9を形成した後、温度45
0℃程度の熱処理によってオーム性接触を形成する。次
に、第2のリセス開口32の底部に露出したアンドープ
Al0.2Ga0.8As層4の表面にAlからなるゲート電
極10を形成する(図3)。
【0025】このように作製されたFETの特徴を説明
する。まず、ソース側のコンタクト層6は厚い(50n
m)のでソース側のコンタクト抵抗を低くすることがで
きる。ソース側のゲート付近のコンタクト層を薄層化し
なくても、通常ゲート・ソース間には高い耐圧が要求さ
れないので、耐圧の不足が問題にならないことが多い。
一方で、ドレイン電極9直下のコンタクト層7は薄い
(24nm)ので、第1の実施の形態のFETと比較し
て、ドレイン側のコンタクト抵抗は高くなるが、ゲート
・ドレイン間の耐圧はさらに向上する。この構成による
FETは、低いソース抵抗と高いゲート・ドレイン耐圧
が要求される分野への応用に適している。
【0026】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3に係るFETの断面構成図である。実施の形態1の
FETとの違いは、コンタクト層が2つの層から構成さ
れており、コンタクト層(下層)11はコンタクト層
(上層)13に対してエッチングに選択性があることで
ある。
【0027】このようなFETは以下のようにして作製
することができる。まず、半絶縁性GaAs基板上に、
バッファー層2としてアンドープGaAs層を300n
m、続いてAl0.2Ga0.8As層を300nm、Siを
5×1017cmー3程度ドープしたn型GaAsチャネル
層3を50nm、Al0.2Ga0.8Asアンドープ層4を
80nm、n型不純物をNd=1.5×1018cmー3
度添加したIn0.49Ga0.51Pからなるコンタクト層
(下層)11を20nm、n型不純物を高濃度に添加し
たGaAsを50nmをこの順序にエピタキシャル成長
する。
【0028】次に、例えばH2SO4−H22−H2O系
のエッチング液を用いて前記GaAsからなるコンタク
ト層(上層)13に第1のリセス開口を形成する。この
とき、この系のエッチング液ではIn0.49Ga0.51Pの
コンタクト層(下層)11はほとんどエッチングされな
いため、コンタクト層(下層)11の表面が露出した時
点でエッチングは自動的に停止する。次に、例えばHC
l−H2O系のエッチング液を用いて前記第1のリセス
開口内のコンタクト層(下層)11に第2のリセス開口
を形成する。このとき、この系のエッチング液ではAl
0.2Ga0.8Asアンドープ層4はほとんどエッチングさ
れないため、アンドープ層4の表面が露出した時点でエ
ッチングは自動的に停止する。ここで、In0.49Ga
0.51Pのコンタクト層(下層)11の濃度と膜厚が、表
面ポテンシャルでほぼ空乏化される様に、√(2・εr
φb/q・Nd)に設計されているところに特徴がある。
ここで、εrはInGaPコンタクト層(下層)11の
比誘電率でεr=13、φbはInGaPコンタクト層
(下層)11の表面のポテンシャルで約0.5V、Nd
はInGaPコンタクト層(下層)11のn型不純物濃
度でNd=1.5×1018cmー3、qは電子の電荷量で
ある。次にAuGe/Niからなるソース電極8とドレ
イン電極9を形成した後、温度450℃程度の熱処理に
よってオーム性接触を形成する。次に、第2のリセス開
口の底部に露出したアンドープAl0.2Ga0 .8As層の
表面にAlからなるゲート電極10を形成する。
【0029】このように作製されたFETは、ゲート付
近のコンタクト層が表面ポテンシャルで空乏化される程
度に薄いコンタクト層(下層)11だけから構成されて
おり、25V以上の高いゲート・ドレイン間の耐圧を示
した。また、薄層化されたコンタクト層の直下では空乏
層がクリップされないことから、ゲート・ドレイン間の
容量(Cgd)が低減され高周波特性が良好であった。
一方、ソース電極8およびドレイン電極9の直下のコン
タクト層はコンタクト層(下層)11とコンタクト層
(上層)13から構成されているため、コンタクト抵抗
は4×10ー6Ω・cm以下の低い値となった。このよう
に本実施の形態のFETでは、高いゲート・ドレイン間
の耐圧と低いコンタクト抵抗を同時に実現することがで
きた。さらに、コンタクト層(下層)11の形成におい
て選択エッチングを適用できることから、実施の形態1
で説明したFETと比較して、エッチング液の濃度やエ
ッチング時間のばらつきに影響を受けることが少なく、
量産時の歩留りを大幅に向上できた。
【0030】(実施の形態4)図6は本発明の実施の形
態4に係るFETの断面構成図である。実施の形態1の
FETとの違いは、コンタクト層が3つの層から構成さ
れており、コンタクト層(中層)12はコンタクト層
(下層)11およびコンタクト層(上層)13に対して
エッチングに選択性があることである。
【0031】このようなFETは以下のようにして作製
することができる。まず、半絶縁性GaAs基板1の上
に、バッファー層2としてアンドープGaAs層を30
0nm、続いてAl0.2Ga0.8As層を300nm、S
iを5×1017cmー3程度ドープしたn型GaAsチャ
ネル層3を50nm、Al0.2Ga0.8Asアンドープ層
4を80nm、n型不純物を1.5×1018cmー3添加
したGaAsからなるコンタクト層(下層)11を24
nm、n型不純物を1.5×1018cmー3添加したIn
0.49Ga0.51Pからなるコンタクト層(中層)12を2
0nm、n型不純物を高濃度に添加したGaAsを50
nm、この順序にエピタキシャル成長する。
【0032】次に、例えばH2SO4−H22−H2O系
のエッチング液を用いて前記GaAsからなるコンタク
ト層(上層)13に第1のリセス開口を形成する。この
とき、この系のエッチング液ではIn0.49Ga0.51Pの
コンタクト層(中層)12はほとんどエッチングされな
いため、コンタクト層(中層)12の表面が露出した時
点でエッチングは自動的に停止する。次に、例えばHC
l−H2O系のエッチング液を用いて前記第1のリセス
開口内のコンタクト層(中層)12に第2のリセス開口
を形成する。このとき、この系のエッチング液ではGa
Asコンタクト層(下層)11はほとんどエッチングさ
れないため、コンタクト層(下層)11の表面が露出し
た時点でエッチングは自動的に停止する。次に、例えば
2SO4−H22−H2O系のエッチング液を用いてコ
ンタクト層(下層)11に第3のリセス開口を形成す
る。ここで、In0.49Ga0.51Pのコンタクト層(中
層)12とGaAsコンタクト層(下層)11は、それ
ぞれ表面ポテンシャルでほぼ空乏化される様に濃度と厚
さが設計されているところに特徴がある。次に、AuG
e/Niからなるソース電極8とドレイン電極9を形成
した後、温度450℃程度の熱処理によってオーム性接
触を形成する。次に、第2のリセス開口の底部に露出し
たアンドープAl0.2Ga0.8As層の表面にAlからな
るゲート電極10を形成する。
【0033】このように作製されたFETでは、ゲート
近傍のコンタクト層が表面ポテンシャルで空乏化される
程度に薄いコンタクト層(下層)11およびコンタクト
層(中層)12から構成される。このためゲート・ドレ
イン間の耐圧は第1の実施の形態によるFETよりもさ
らに5V改善され30Vになった。ソース電極8および
ドレイン電極9の直下のコンタクト層はコンタクト層
(下層)11、コンタクト層(中層)12およびコンタ
クト層(下層)13から構成され、コンタクト抵抗は4
×10ー6Ω・cm以下の低いであった。このように高い
ゲート・ドレイン間の耐圧と低いコンタクト抵抗を同時
に実現することができた。さらに、上記第1のリセス開
口および上記第2のリセス開口を形成する際に、GaA
sとInGaPの選択エッチングを適用できることか
ら、実施の形態1で説明したFETと比較して、エッチ
ング液の濃度やエッチング時間のばらつきに影響を受け
ることが少なく、量産時の歩留りを大幅に向上できた。
【0034】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によるF
ETは、ゲート近傍のコンタクト層が表面ポテンシャル
で空乏化される程度に薄く、ソース電極およびドレイン
電極の直下のコンタクト層が厚いという特徴を有してい
る。このため25V以上の高いゲート・ドレイン間の耐
圧と、4×10ー6Ω・cm以下の低いコンタクト抵抗を
同時に実現することができた。また、薄層化されたコン
タクト層の直下では空乏層がクリップされないことか
ら、ゲート・ドレイン間の容量(Cgd)が低減され、
高周波特性が良好であった。さらに、コンタクト層(下
層)の形成において選択エッチングを適用することによ
り、エッチング液の濃度やエッチング時間のばらつきに
影響を受けることが少なく、量産時の歩留りを大幅に向
上できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電界効果トランジスタ
の断面図
【図2】本発明の実施の形態1の電界効果トランジスタ
の製造方法を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態2の電界効果トランジスタ
の断面図
【図4】本発明の実施の形態2の電界効果トランジスタ
の製造方法を示す断面図
【図5】本発明の実施の形態3の電界効果トランジスタ
の断面図
【図6】本発明の実施の形態4の電界効果トランジスタ
の断面図
【図7】従来の電界効果トランジスタの断面図
【図8】従来の電界効果トランジスタの断面図
【図9】従来の電界効果トランジスタの断面図
【符号の説明】
1 半絶縁性GaAs基板 2 バッファー層 3 チャネル層 4 アンドープ層 6 ソース側コンタクト層 7 ドレイン側コンタクト層 8 ソース電極 9 ドレイン電極 10 ゲート電極 11 コンタクト層(下層) 12 コンタクト層(中層) 13 コンタクト層(上層) 15 コンタクト層 25 半絶縁性InP基板 26 InGaAsチャネル 27 InAlAs電子供給層 28 InAlAsアンドープ層 29 InGaAsコンタクト層 31 第1のリセス開口 32 第2のリセス開口

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半絶縁性基板と、 前記半絶縁性基板上に形成されたチャネル層と、 前記チャネル層の上に形成された複数の厚さを有し少な
    くともゲート電極側の一部の厚さdが表面ポテンシャル
    により空乏化されるコンタクト層と、 前記コンタクト層における前記厚さdの領域を貫通して
    形成されたリセス開口と、 前記コンタクト層の上に形成されたドレイン電極および
    ソース電極とから構成されていることを特徴とする電界
    効果型トランジスタ。
  2. 【請求項2】 半絶縁性基板と、 前記半絶縁性基板上に形成されたチャネル層と、 前記チャネル層の上に形成された複数の厚さを有し少な
    くとも一部の厚さdがほぼ√(2・εr・φb/q・Nd)で
    あるGaAsあるいはAlGaAsからなるコンタクト
    層と、 前記コンタクト層における前記厚さdの領域を貫通して
    形成されたリセス開口と、 前記リセス開口の底部に露出した半導体層の上に形成さ
    れたゲート電極と、 前記コンタクト層の上に形成されたドレイン電極および
    ソース電極とから構成されていることを特徴とする電界
    効果型トランジスタ。ただし、 Ndは前記コンタクト層の含有するn型の不純物濃度で
    あり、 εrは前記コンタクト層の比誘電率であり、 φbは前記コンタクト層の表面ポテンシャルであり、 qは電子の電荷量である。
  3. 【請求項3】 前記ソース電極の直下に形成されている
    前記コンタクト層の厚みが前記厚さdより厚いことを特
    徴とする請求項1または2に記載の電界効果型トランジ
    スタ。
  4. 【請求項4】 前記ソース電極の直下に形成されている
    前記コンタクト層の厚みと前記ドレイン電極の直下に形
    成されている前記コンタクト層の厚みとが異なることを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の電界効果型ト
    ランジスタ。
  5. 【請求項5】 半絶縁性基板と、 前記半絶縁性基板上に形成されたチャネル層と、 前記チャネル層の上に形成されたGaAsあるいはAl
    GaAsからなるコンタクト層と、 前記コンタクト層のゲート電極側の底部に表面ポテンシ
    ャルにより空乏化される厚さを残して前記コンタクト層
    に形成された第1のリセス開口と、 第1のリセス開口の内部に前記コンタクト層を貫通して
    形成された第2のリセス開口と、 前記コンタクト層の上に形成されたドレイン電極および
    ソース電極とから構成されていることを特徴とする電界
    効果型トランジスタ。
  6. 【請求項6】 半絶縁性基板と、 前記半絶縁性基板上に形成されたチャネル層と、 前記チャネル層の上に形成されたGaAsあるいはAl
    GaAsからなるコンタクト層と、 前記コンタクト層の底部にほぼ√(2・εr・φb/q・
    d)の厚さを残して前記コンタクト層に形成された第
    1のリセス開口と、 第1のリセス開口の内部に前記コンタクト層を貫通して
    形成された第2のリセス開口と、 前記第2のリセス開口の底部に露出した半導体層の上に
    形成されたゲート電極と、 前記コンタクト層の上に形成されたドレイン電極および
    ソース電極とから構成されていることを特徴とする電界
    効果型トランジスタ。ただし、 Ndは前記コンタクト層の含有するn型の不純物濃度で
    あり、 εrは前記コンタクト層の比誘電率であり、 φbは前記コンタクト層の表面ポテンシャルであり、 qは電子の電荷量である。
  7. 【請求項7】 半絶縁性基板と、 前記半絶縁性基板上に形成されたチャネル層と、 前記チャネル層の上に形成された厚さがほぼ√(2・ε
    r1・φb1/q・N1)の第1のコンタクト層と、 前記第1のコンタクト層の上に形成された第2のコンタ
    クト層と、 前記第2のコンタクト層を貫通して形成された第1のリ
    セス開口と、 前記第1のリセス開口の内部に第1のコンタクト層を貫
    通して形成された第2のリセス開口と、 前記第2のリセス開口の底部に露出した半導体層の上に
    形成されたゲート電極と、 前記第2のコンタクト層の上に形成されたドレイン電極
    およびソース電極とから構成されており、前記第1のコ
    ンタクト層は前記第2のコンタクト層に対してエッチン
    グに選択性のある組成を有していることを特徴とする電
    界効果型トランジスタ。ただし、 N1は第1の前記コンタクト層の含有するn型の不純物
    濃度であり、 εr1は第1の前記コンタクト層の比誘電率であり、 φb1は第1の前記コンタクト層の表面ポテンシャルであ
    り、 qは電子の電荷量である。
  8. 【請求項8】 前記第1のコンタクト層がInGaPか
    らなり、前記第2のコンタクト層がGaAsあるいはA
    lGaAsからなることを特徴とする請求項7に記載の
    電界効果型トランジスタ。
  9. 【請求項9】 半絶縁性基板と、 前記半絶縁性基板上に形成されたチャネル層と、 前記チャネル層の上に形成された第1のコンタクト層
    と、 前記第1のコンタクト層の上に形成された第2のコンタ
    クト層と、 前記第2のコンタクト層の上に形成された第3のコンタ
    クト層と、 前記第3のコンタクト層を貫通して形成された第1のリ
    セス開口と、 前記第1のリセス開口の内部に前記第2のコンタクト層
    を貫通して形成された第2のリセス開口と、 前記第2のリセス開口の内部に前記第1のコンタクト層
    を貫通して形成された第3のリセス開口と、 前記第3のリセス開口の底部に露出した半導体層の上に
    形成されたゲート電極と、 前記第3のコンタクト層の上に形成されたドレイン電極
    およびソース電極とから構成され、前記第1のコンタク
    ト層または前記第2のコンタクト層の少なくとも一方は
    表面ポテンシャルによりほぼ空乏化される厚さを有して
    いることを特徴とする電界効果型トランジスタ。
  10. 【請求項10】 前記第1のコンタクト層および前記第
    3のコンタクト層は前記第2のコンタクト層に対してエ
    ッチングに選択性のある組成を有していることを特徴と
    する請求項9に記載の電界効果型トランジスタ。
  11. 【請求項11】 前記第1のコンタクト層および前記第
    3のコンタクト層がGaAsあるいはAlGaAsから
    なり、前記第2のコンタクト層がInGaPからなるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の電界効果型トランジス
    タ。
  12. 【請求項12】 前記第2のリセス開口が前記第1のリ
    セス開口に対して非対称に形成されていることを特徴と
    する請求項5から11のいずれかに記載の電界効果型ト
    ランジスタ。
  13. 【請求項13】 半絶縁性基板上にチャネル層を形成す
    る第1の工程と、 前記チャネル層の上にGaAsあるいはAlGaAsか
    らなるコンタクト層を形成する第2の工程と、 前記コンタクト層の底部にほぼ√(2・εr・φb/q・
    d)の厚さを残して前記コンタクト層に第1のリセス
    開口を形成する第3の工程と、 前記第1のリセス開口の内部に前記コンタクト層を貫通
    して第2のリセス開口を形成する第4の工程と、 前記第2のリセス開口の底部に露出した半導体層の上に
    ゲート電極を形成する第5の工程と、 前記コンタクト層の上にドレイン電極およびソース電極
    を形成する第6の工程とを備えていることを特徴とする
    電界効果型トランジスタの製造方法。ただし、 Ndは前記コンタクト層の含有するn型の不純物濃度で
    あり、 εrは前記コンタクト層の比誘電率であり、 φbは前記コンタクト層の表面ポテンシャルであり、 qは電子の電荷量である。
  14. 【請求項14】 半絶縁性基板上にチャネル層を形成す
    る第1の工程と、 前記チャネル層の上に厚さがほぼ√(2・εr1・φb1/q
    ・N1)のGaAsあるいはAlGaAsからなる第1の
    コンタクト層を形成する第2の工程と、 前記第1のコンタクト層上に第2のコンタクト層を形成
    する第3の工程と、 前記第2のコンタクト層を貫通する第1のリセス開口を
    形成する第4の工程と、 前記第1のリセス開口の内部に前記第1のコンタクト層
    を貫通する第2のリセス開口を形成する第5の工程と、 前記第2のリセス開口の底部に露出した半導体層の上に
    ゲート電極を形成する第6の工程と、 前記第2のコンタクト層の上にドレイン電極およびソー
    ス電極を形成する第7の工程とを備えていることを特徴
    とする電界効果型トランジスタの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007103425A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Oki Electric Ind Co Ltd 化合物半導体からなる電界効果トランジスタ
JP2013030604A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Tokyo Institute Of Technology 電界効果トランジスタ

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