JPH1078686A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JPH1078686A
JPH1078686A JP8235460A JP23546096A JPH1078686A JP H1078686 A JPH1078686 A JP H1078686A JP 8235460 A JP8235460 A JP 8235460A JP 23546096 A JP23546096 A JP 23546096A JP H1078686 A JPH1078686 A JP H1078686A
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和雄 丸山
Koji Masuda
晃二 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、各単色画像用の各潜像を形成し各潜
像を各単色トナーで現像して複数のトナー像を得、最終
的に、これら複数の単色トナー像が所定の用紙上に相互
に重ね合わされた状態に定着されてなるカラー画像を形
成する画像形成装置、およびその画像形成装置における
画像形成方法に関し、部品の共通化を図るとともにトナ
ー画像どうしの位置ずれを抑制する。 【解決手段】潜像が形成されトナーで現像されてトナー
像が形成される、円筒外形の3個以上(この例では4
個)の感光体1〜4を、それらの感光体1〜4に共通の
接線を有するように配置するとともに、円筒外形の転写
中間体51を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各単色画像用の、
例えば静電潜像等の各潜像を形成し各潜像を各単色トナ
ーで現像して複数の単色トナー画像を得、最終的に、こ
れら複数の単色トナー画像が所定の用紙上に相互に重ね
合わされた状態に定着されてなるカラー画像を形成する
画像形成装置、およびその画像形成装置における画像形
成方法に関し、詳細には、電子写真記録方式、静電記録
方式、イオノグラフィー、磁気記録方式等の画像形成方
式を採用してカラー画像を形成する画像形成装置および
画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー画像を形成する画像形成装
置が広く実用化されてきている。特に画像担持体を複数
有するカラー画像形成装置が、その画像形成の生産性の
利点を生かして、従来の複数回転(たとえば4回転)で
1コピーを得る方式のカラー画像形成装置と並んで開発
されてきている。このような、画像担持体を複数有する
カラー画像形成装置(以後これをタンデム方式という)
では、複数の画像担持体、例えば電子写真方式のカラー
画像形成装置の場合複数の感光体がほぼ一直線上に並ぶ
構成が取り易いため、各感光体の周囲に配置される、帯
電装置、露光装置、現像装置、クリーニング装置等が、
各装置毎にほぼ共通の構成となり得る。従って、小型
化、低コスト化、高信頼化等のメリットがある。反面、
カラーの画質上最も重要な要因の一つである、各色の画
像どうしの位置合わせが非常に困難であるというデメリ
ットを有する。
【0003】図21に、従来方式の一つの構成例を示
す。4つの感光体1,2,3,4と、これらに跨って延
在しているベルト状の転写体5が図示されている。それ
ぞれの感光体1,2,3,4の周辺には、帯電装置1
1,21,31,41、露光装置12,22,32,4
2、現像装置13,23,33,43、クリーニング装
置14,24,34,44が配置されている。ベルト状
の転写体5は、トナー画像を直接のせるいわゆる中間転
写体であってもよいし、ベルト状転写体5上に用紙を吸
着してその用紙上にトナー画像をのせる、いわゆる転写
紙搬送体であってもよい。
【0004】次に画像形成の詳細について中間転写体ベ
ルトの場合で説明する。まず、感光体1が帯電装置11
により一様に帯電された後露光装置12により露光さ
れ、これにより形成された静電潜像を単色のトナーによ
り現像する。静電潜像が可視化されたトナー画像は、中
間転写体ベルト5と接する位置で、中間転写体ベルト5
に転写される。この第1のトナー画像が感光体2と接触
する位置に進むタイミングに合わせて同様に形成された
感光体2上の他の色のトナー画像が、第2のトナー画像
として、第1のトナー画像上に重ねられる。以下、同様
に、第3、第4のトナー画像が重ねられ、4色の重ね画
像が完成する。この重ね画像は、その後図示しない用紙
上に一括転写され、定着され、これにより用紙上にカラ
ー画像が形成される。
【0005】ところが、中間転写体ベルト5では、4つ
の感光体1,2,3,4と接する位置を移動する間に、
中間転写体ベルト5の駆動により生じる張力により、伸
縮したり、蛇行したりで、なかなかねらった位置通りに
進まない。この結果、各色のトナー画像の位置が微妙に
ずれ、好ましい画像が得られない。そこで、従来このト
ナー画像の位置を合わせるために、様々な方法が採られ
てきている。その一つに、決められた画像を現像し、そ
の画像の位置を、画像検出センサーにて読み取り、各色
の位置を算出した後、例えば、レーザー光源の書き出し
位置を補正したり、光源の反射ミラーの位置を微妙に調
整する方法がある。しかしながら、この方法は非常に複
雑な機構を必要とするなど、コストが余計かかることが
避けられなかった。
【0006】一方、位置ずれを回避するために大きな円
筒形の外形を有するロール状あるいはドラム状の転写回
転体を準備し、その回りに複数の感光体を配置する方式
が提案されている。図22にこれを示す。転写回転体5
1は中間転写体であってもよく、用紙搬送体であっても
よい。ロール状あるいはドラム状の転写回転体51の場
合、ベルトのような伸縮や蛇行が無いため、駆動軸を中
心に非常に安定した回転を行なわれ、画像どうしの位置
を合わせることが比較的容易である。この場合、実公昭
6−18364号公報に開示されているさらに好ましい
方法、すなわち、感光体(画像担持体)表面速度と転写
回転体表面速度とを異ならせることも比較的容易であ
る。この表面速度を異ならせることは、転写回転体が感
光体に従動して動く場合に4つの感光体からそれぞれ異
なる速度の伝達を受け、転写回転体の速度が一様に定ま
らなくなるが、これを防ぐ意味がある。このように、速
度を容易に制御できるのが、転写回転体の利点である。
しかしながら、図22からも分かるように非常に径の大
きな転写回転体を用いる必要があることと、各感光体
1,2,3,4の周囲の部品、例えば帯電装置11,2
1,31,41、露光装置12,22,32,42、現
像装置13,23,33,43、クリーニング装置1
4,24,34,44といった構成部品の、重力の方向
を基準とした配置位置が異なるため、部品の共通化がで
きず、コスト、信頼性、サイズの観点から、非常に問題
が大きかった。転写回転体51として径の小さなものを
配置すること自体は可能であるが、感光体周囲の構成部
品の共通化が一層困難となるばかりである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、複数の画像担持体を備えた画像形成装置において、
各画像担持体の周囲に配置された、画像を形成するため
の装置、すなわち、潜像形成装置(例えば、帯電装置、
露光装置)、現像装置、クリーニング装置等を各装置種
類毎に重力を基準とした同一の位置に配置することを可
能とすることで部品の共通化を図り、しかも、画像間の
高精度の位置合わせを可能とする画像形成装置、および
その画像形成装置における画像形成方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成装置のうちの第1の画像形成装置は、各単
色画像用の各潜像を形成し、各潜像を各単色トナーで現
像して複数の単色トナー画像を得、最終的に、これら複
数の単色トナー画像が所定の用紙上に定着されてなるカ
ラー画像を形成する画像形成装置において、回転しなが
ら、表面に各単色画像用の各潜像が形成され各潜像が各
単色トナーで現像されて各単色トナー画像が形成され
る、共通の接平面を有するように配置されてなる、円筒
形の外形を有する3個以上の画像担持回転体と、上記画
像担持回転体に接触ないし近接して配置され、表面に、
もしくは表面に担持した用紙上に、接触ないし近接する
画像担持回転体上に形成された単色トナー画像の転写を
受ける、1個もしくは複数個の、円筒形の外形を有する
転写回転体とを備えたことを特徴とする。
【0009】ここで、上記本発明の第1の画像形成装置
において、上記3個以上の画像担持回転体と上記転写回
転体を回転自在に支持する、これら3個以上の画像担持
回転体と転写回転体とに共通の支持体を備えることが好
ましい。また、上記本発明の第1の画像形成装置におい
て、上記3個以上の画像担持回転体を回転駆動する、こ
れら3個以上の画像担持回転体に対する共通の駆動源を
備えることも好ましい形態である。
【0010】さらに、上記本発明の第1の画像形成装置
において、上記3個以上の画像担持回転体と上記転写回
転体とのうちの少なくとも一方が、可撓性表面、もしく
は弾性表面を有するものであることが好ましい。また、
本発明の画像形成装置のうちの第2の画像形成装置は、
各単色画像用の各潜像を形成し各潜像を各単色トナーで
現像して複数の単色トナー画像を得、最終的に、これら
複数の単色トナー画像が所定の用紙上に定着されてなる
カラー画像を形成する画像形成装置において、回転しな
がら、表面に単色画像用の潜像が形成されその潜像が単
色トナーで現像されて単色トナー画像が形成される、円
筒形の外形を有する1個以上の第1の画像担持回転体
と、その第1の画像担持回転体に接触ないし近接して配
置され、回転しながら、表面に、あるいは、表面に担持
した用紙上に、その第1の画像担持回転体に形成された
単色トナー画像の転写を受ける、円筒形の外形を有する
第1の転写回転体とからなる第1の単位構成体、およ
び、回転しながら、表面に単色画像用の潜像が形成され
その潜像が単色トナーで現像されて単色トナー画像が形
成される、上記第1の画像担持回転体の回転軸に対し平
行な回転軸を有するとともに、所定の対称面を境界とし
た、上記第1の画像担持回転体の配置位置に対する面対
称の位置を含む各位置に配置されてなる、円筒形の外形
を有する1個以上の第2の画像担持回転体と、その第2
の画像担持回転体に接触ないし近接して配置され、回転
しながら、表面に、あるいは、表面に担持した用紙上
に、その第2の画像担持回転体に形成された単色トナー
画像の転写を受ける、上記第1の転写回転体の回転軸に
対し平行な回転軸を有するとともに、上記対称面を境界
とした、上記第1の転写回転体の配置位置に対する面対
称の位置に配置されてなる、円筒形の外形を有する第2
の転写回転体とからなる第2の単位構成体を備えたこと
を特徴とする。
【0011】ここで、上記本発明の第2の画像形成装置
において、上記第1の転写回転体、および上記第2の転
写回転体は、いずれも、表面に直接トナー画像の転写を
受けるものであってもよく、あるいは、表面に用紙を担
持しその表面に担持した用紙上にトナー画像の転写を受
けるものであってもよいが、第1の転写回転体と第2の
転写回転体との双方がそれぞれの表面に担持した用紙上
にトナー画像の転写を受けることはなく、少なくとも一
方は、その表面に直接にトナー画像の転写を受けること
になる。あるいは、双方が表面に直接にトナー画像の転
写を受けるものであって、それらの表面にトナー画像が
転写された後、それらのトナー画像を用紙上に転写する
ように構成してもよい。
【0012】上記本発明の第2の画像形成装置におい
て、上記1個以上の第1の画像担持回転体と、上記1個
以上の第2の画像担持回転体が、共通の接平面を有する
ように配置されてなることが好ましい態様の1つであ
る。また、上記本発明の第2の画像形成装置において、
上記第1の単位構成体が上記第1の画像担持回転体を2
つ備えるとともに、上記第2の単位構成体が上記第2の
画像担持回転体を2つ備え、これら第1の単位構成体と
第2の単位構成体が上記対称面を境界として面対称に構
成されてなることも好ましい形態の1つである。
【0013】また、上記本発明の第2の画像形成装置に
おいて、上記第1の画像形成装置と同様、上記1個以上
の第1の画像担持回転体、上記第1の転写回転体、上記
1個以上の第2の画像担持回転体、および上記第2の転
写回転体を回転自在に支持する、これら1個以上の第1
の画像担持回転体、第1の転写回転体、1個以上の第2
の画像担持回転体、および第2の転写回転体に共通の支
持体を備えることが好ましい形態である。
【0014】あるいは、上記本発明の第2の画像形成装
置において、上記1個以上の第1の画像担持回転体と上
記第1の転写回転体とを回転自在に支持する、これら1
個以上の第1の画像担持回転体と第1の転写回転体とに
共通の第1の支持体と、上記1個以上の第2の画像担持
回転体と上記第2の転写回転体とを回転自在に支持す
る、これら1個以上の第2の画像担持回転体と第2の転
写回転体とに共通の第2の支持体とを備えることも好ま
しい。
【0015】さらに、上記本発明の第2の画像形成装置
は、上記第1の転写回転体と上記第2の転写回転体が、
互いに接触ないし近接して配置されるとともに、互いに
逆方向に回転するものであることも好ましい形態であ
る。さらに、上記本発明の第2の画像形成装置におい
て、上記1個以上の第1の画像担持回転体と上記1個以
上の第2の画像担持回転体を回転駆動する、これら1個
以上の第1の画像担持回転体と1個以上の第2の画像担
持回転体とに共通の駆動源を備えることも好ましい形態
であり、さらに、上記1個以上の第1の画像担持回転体
および上記1個以上の第2の画像担持回転体の双方と、
上記第1の転写回転体および上記1個以上の第2の転写
回転体の双方とのうちの少なくとも一方が、可撓性表面
もしくは弾性表面を有するものであることも好ましい形
態である。
【0016】また、上記目的を達成する本発明の画像形
成方法は、回転しながら、表面に単色画像用の潜像が形
成されその潜像が単色トナーで現像されて単色トナー画
像が形成される、円筒形の外形を有する1個以上の第1
の画像担持回転体と、その第1の画像担持回転体に接触
ないし近接して配置され、回転しながら、表面に、その
第1の画像担持回転体に形成された単色トナー画像の転
写を受ける、円筒形の外形を有する第1の転写回転体と
からなる第1の単位構成体、および、回転しながら、表
面に単色画像用の潜像が形成されその潜像が単色トナー
で現像されて単色トナー画像が形成される、上記第1の
画像担持回転体の回転軸に対し平行な回転軸を有すると
ともに、所定の対称面を境界とした、上記第1の画像担
持回転体の配置位置に対する面対称の位置を含む各位置
に配置されてなる、円筒形の外形を有する1個以上の第
2の画像担持回転体と、その第2の画像担持回転体に接
触ないし近接して配置され、回転しながら、表面に、そ
の第2の画像担持回転体に形成された単色トナー画像の
転写を受ける、上記第1の転写回転体の回転軸に対し平
行な回転軸を有するとともに、上記対称面の位置で互い
に接触ないし近接して配置されてなる、円筒形の外形を
有する第2の転写回転体とからなる第2の単位構成体を
備え、各単色画像用の各潜像を形成し各潜像を各単色ト
ナーで現像して複数の単色トナー画像を得、最終的に、
これら複数の単色トナー画像が所定の用紙上に定着され
てなるカラー画像を形成する画像形成装置における画像
形成方法において、上記第1の画像担持回転体上に単色
トナー画像を形成して上記第1の転写回転体に転写する
とともに、上記第2の画像担持回転体上に単色トナー画
像を形成して上記第2の転写回転体に転写する第1工
程、上記第1の転写回転体に転写されたトナー画像と、
上記第2の転写回転体に転写されたトナー画像を、これ
ら第1の転写回転体と上記第2の転写回転体とのうちの
一方の転写回転体上に転写する第2工程、および上記一
方の転写回転体上のトナー画像を所定の用紙上に転写す
る第3工程を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1に、本発明の第1の実施形態の側面図を
示す。感光体1,2,3,4は円筒形の外形を有し、図
示の各矢印の方向に回転するものであって、転写中間体
51の上部に、共通の接平面(図1の側面図では共通の
接線100として示されている。以下、接平面に代え、
接線と称することがある。)を有するように配置されて
いる。このことは、帯電装置11,21,31,41、
露光装置12,22,32,42、現像装置13,2
3,33,43、クリーニング装置14,24,34,
44等が、各装置毎に同一の部品で各装置毎に重力に対
しほぼ同一の位置に配置可能であることを意味する。こ
の図1には、転写中間体51の上部に感光体1,2,
3,4が位置する例を示したが、左右、下部、斜め等ど
の配置であっても、4つの感光体1,2,3,4周囲の
部品を共通化できることは、言うまでもない。尚、感光
体は必ずしも4つである必要はなく、3つ、ないし5つ
以上であってもよい。
【0018】また、転写中間体51も円筒形の外形を有
し矢印の方向に回転するものであって、各感光体1,
2,3,4に形成された各トナー画像が、その転写中間
体51の表面に直接に、順次重ねられるように転写され
る。転写中間体51に転写されたトナー画像は、転写ロ
ール61の作用により、所定の二次転写位置60に搬送
されてきた用紙P上に転写され、さらに定着器70によ
り定着される。
【0019】次に、図2に本発明の第2実施形態の側面
図を示す。尚、以下の各図において、特徴的な要素以外
の要素は、図示を省略することがある。図2に示す実施
形態には、2つの感光体1,2と1つの転写中間体51
とからなる単位構成体と、2つの感光体3,4と1つの
転写中間体52とからなる単位構成体が備えられてお
り、2つの転写中間体51,52は、さらにもう1つの
転写中間体53に接している。ここに示された4つの感
光体1,2,3,4は共通の接線100を有しており、
したがって、これら4つの感光体1,2,3,4の周囲
に配置された帯電装置11,21,31,41、露光装
置12,22,32,42、現像装置13,2,33,
43、クリーニング装置14,24,34,44は、そ
れぞれの感光体1,2,3,4に対し同一位置に配置さ
れており、各装置種類毎に装置の共通化が図られてい
る。
【0020】この図2に示す実施形態の場合、感光体
1,2上に形成された各トナー画像は、転写中間体51
に転写された後転写中間体53に転写され、感光体3,
4上に形成された各トナー画像は転写中間体52に転写
された後転写中間体53に転写され、転写中間体53に
転写されたトナー画像が搬送されてきた用紙P上に一括
して転写される。用紙P上に転写されたトナー画像は、
図示しない定着装置により用紙P上に定着される。転写
中間体51,52,53はドラム型であり、トナー画像
どうしの位置ずれは生じにくい。尚、転写中間体51,
52は、図示のようなドラム型のものを備え、一方、転
写中間体53はドラム型のものに代えてベルト状の転写
中間体を採用してもよい。その場合、転写中間体51上
に転写されたトナー画像と転写中間体52上に転写され
たトナー画像をそのベルト状の転写中間体に転写する際
に位置ずれが生じる可能性があるが、転写中間体51と
中間転写体52との間でのずれで済み、図21を参照し
て説明した従来例のように4つの感光体1,2,3,4
にわたる長距離の間に生じる位置ずれと比べ十分小さな
レベルに抑えるることができる。
【0021】図3は、本発明の第3実施形態の基本構成
図である。この図3に示す実施形態は、図2の実施形態
を90°向きを変え、4つの感光体1,2,3,4が縦
方向の共通接線100を有するように配置した例であ
る。このように、4つの感光体1,2,3,4を縦に並
べた場合であっても、それらの感光体1,2,3,4の
周囲に配置される帯電装置、露光装置、現像装置、クリ
ーニング装置(この図3には図示省略)は、各感光体
1,2,3,4,に対し、また重力に対し同一の位置に
配置でき、共通化を達成することができる。図2は共通
の接線100が水平に延びる例、図3は垂直に延びる例
であるが、共通の接線が斜めに延びるように感光体1,
2,3,4が配置されていても、それらの周囲の装置を
共通化することができる。
【0022】図4は、本発明の第4実施形態の基本構成
図である。この実施形態は、図1に示す第1実施形態の
変形例ないし図2に示す第2実施形態の変形例と考える
ことができる。4つの感光体1,2,3,4のうち、感
光体1,4上に形成されたトナー画像は、それぞれ転写
中間体51,52に転写された後、転写中間体53に転
写され、感光体2,3上に形成されたトナー画像は、直
接に、転写中間体53に転写される。この実施形態にお
いても4つの感光体1,2,3,4は共通の接線100
を有している。
【0023】図5は、本発明の第5実施形態の基本構成
図である。この実施形態では、2つの感光体1,2と1
つの転写中間体51とからなる単位構成体と、2つの感
光体3,4と1つの転写中間体52とからなる単位構成
体が、転写中間体51,52どうしが互いに接触した状
態に配置されている。転写中間体51,52上に形成さ
れたトナー画像の重ねあわせは、いずれか一方の転写中
間体から他方の転写中間体へトナー画像を転写すること
で達成される。この配置の場合、感光体1,2と感光体
3,4の回転方向は逆であるが、感光体1〜4は共通の
接線100を有するように配置される。しかも対称面
(図5は側面図であるため対称線110としてあらわさ
れている)に対して、面対称(図5の側面図では線対称
(左右対称))に配置されているため、4つの感光体1
〜4の周囲の部品は、同一のものが使用可能である。
【0024】この配置のメリットは、さらに存在する。
図21,22に示す従来例や、図1に示す本発明の実施
形態等では、4つの感光体1〜4への潜像の書き込みタ
イミングが全て異なっており、感光体1ー2間、同1ー
3間、同1ー4間の書き込みタイミングのずれを埋め
る、いわゆる画像のギャップメモリが必要である。理解
しやすくするために、感光体1ー2間、同2ー3間、同
3ー4間のタイミングずれがそれぞれ等しく、それらの
タイミングずれを埋めるために必要なギャップメモリの
メモリ容量をΔMとすると、従来例で必要なギャップメ
モリのメモリ容量は、感光体1ー2間でΔM、同1ー3
間で2ΔM、同1ー4間で3ΔMとなり、合計6ΔMの
メモリ容量のギャップメモリが必要になる。これに対し
て、図5の方式では、感光体1ー2間、同3ー4間で、
それぞれΔMのギャップメモリが必要であることは同様
であるが、対称の性質により、感光体1と同4、同2と
同3は、全く同一のタイミングで書き込むことが可能で
あり、そこでのギャップメモリは不要となる。従って、
合計でも、2ΔMのメモリ容量のギャップメモリがあれ
ばよいことになり、コスト的に大いに有利である。
【0025】図6は、本発明の第6実施形態の基本構成
図であり、図5に示す第5実施形態の変形例である。4
つの感光体1,2,3,4が共通の接線100を有する
という条件を満足したまま、2つの基本構成体の転写中
間体51,52の径を変えている。このように、本発明
では、配置の自由度を増す意味で転写中間体のサイズを
比較的自由に決定することができる。
【0026】図7は、本発明の第7実施形態の基本構成
図である。この図7には、図5に示す実施形態と同様、
2つの感光体1,2と1つの転写中間体51とからなる
基本構成体と、2つの感光体3,4と1つの転写中間体
52とからなる基本構成が示されているが、図5に示す
実施形態とは異なり、4つの感光体1,2,3,4に共
通の接線には存在しない。ただし、この図7に示す実施
形態は、2つの基本構成体が対称線110を境界として
左右対称に配置されており、左右対称に配置したことを
もって、4つの感光体1,2,3,4の周囲に配置され
た、帯電装置11,12,13,14、露光装置12,
22,32,42、現像装置13,23,33,43、
およびクリーニング装置14,24,34,44等は各
装置毎に共通化を図ることができる。
【0027】尚、この実施形態には4つの感光体1,
2,3,4が示されているが、各転写中間体51,52
ごとにいずれか1つの感光体が欠けた場合であっても共
通化を図ることができることに変わりはない。図8は、
本発明の第8実施形態の基本構成図である。ここには、
6つの感光体1〜6、および3つの転写中間体51〜5
3からなる基本構成が示されている。感光体1,2;
5,6に形成されたトナー画像は、転写中間体51;5
2に一旦転写された後転写中間体53に可転写され、感
光体3,4に形成されたトナー画像は直接に転写中間体
54に転写される。
【0028】この実施形態でも、6個の感光体1〜6は
共通の接線100を有しており、したがって部品の共通
化が図られ、かつドラム型の転写中間体を採用している
ことからトナー画像どうしの位置ずれの少ない高画質の
カラー画像が形成される。図9は、本発明の第9実施形
態の基本構成図である。感光体1,2;3,4;5,6
に形成されたトナー画像は、それぞれ転写中間体51,
52,53に転写され、転写中間体51,53に転写さ
れたトナー画像は転写中間体52に転写され、このよう
に、全てのトナー画像が転写中間体52に集められた
後、用紙P上に転写される。
【0029】この実施形態でも6、個の感光体1〜6は
共通の接線100を有しており、したがって部品の共通
化が図られ、かつドラム型の転写中間体51,52,5
3を用いていることから位置ずれの少ないカラー画像が
形成される。図10は、本発明の第10実施形態の基本
構成図である。ここに示す実施形態には、共通の接線1
00を有する8つの感光体1〜8と7つの転写中間体5
1〜57が備えられている。動作はこれまでの説明から
自明であり、動作説明は省略する。
【0030】図8〜図10の各実施形態に示すように、
本発明は多色刷りの場合にも適用することができる。次
に、位置合せについて説明する。例えば図1に示す4つ
の感光体1〜4上に形成されたトナー画像を正しく位置
合わせするには、例えば、露光の書き込み位置、書き込
みタイミング、感光体の表面速度、転写体の表面速度等
いろいろな要因を抑え込む必要がある。まず、複数の感
光体の表面速度は、同一速度で駆動される必要がある。
そのためには、1つの駆動源から伝達を受けることが好
ましい。更に好ましくは、感光体の偏芯や、微妙な直径
の違いによる、表面速度変動を無くす意味で、感光体表
面から駆動力を伝達することもできる。これには、駆動
伝達ロールから駆動を伝達する方法(図13参照)の
他、ベルトやワイヤーを感光体表面に部分的にあるいは
完全に巻き付けて駆動力を伝達する方法など、いずれも
適用可能である。
【0031】図11は、図5に示す実施形態において、
駆動に関しては、従来の駆動方式を採用した場合の駆動
方式を示す模式図、図12は、図5に示す実施形態にお
ける工夫された駆動方式を示す模式図、図13は、図5
に示す実施形態における工夫されたもう1つの駆動方式
を示す模式図である。ただし、図13には一方の単位構
成体のみ図示されている。
【0032】従来は、図11に示すように、各駆動源1
5,25,35,45から各駆動ベルト16,26,3
6,46等を介してそれぞれ独立して駆動されていた
か、もしくは一つの駆動源から複数の駆動伝達源(例え
はギア)を介して駆動されていた。このような駆動方式
の場合、それぞれの感光体1〜4は、個々の駆動源ない
し個々の駆動伝達源の僅かな変動を受け、異なる表面速
度で回転することになる。図12に示す駆動方式は、単
一の駆動源71からの駆動力を駆動ベルト72を有し
て、ロール74とテンションロール75とに張架された
駆動ベルト73に伝達し、駆動ベルト73が4つの感光
体1〜4の表面に直接接触または巻きかけられて摩擦力
(または締付け力)により駆動するものであり、各感光
体1〜4の表面速度は、常に同一に確保される。
【0033】図13に示す駆動方式は、1つの駆動伝達
ロール76で2つの感光体1,2を駆動する駆動方式で
あり、ここには1つの単位構成体のみ示されているが、
図5に示す実施形態における2つの単位構成体の各2つ
の感光体1,2;3,4を駆動する2つの駆動伝達ロー
ルどうしを例えば図12に示すような駆動方式により同
一の回転速度に保つことにより、4つの感光体1〜4を
同一の表面速度となるように駆動することができる。
【0034】一方、感光体1〜4との接触位置での転写
中間体51,52の表面速度は、感光体の個々の表面速
度に左右されずに、独立に回転制御されることが望まし
い。この場合、特に重要なことは、感光体1〜4のそれ
ぞれの回転軸と転写中間体51,52の回転軸との距離
が、安定して保たれる必要がある。そのためには、各感
光体の支持体と、転写回転体の支持体とが、極めて高精
度に位置調整される必要がある。これを簡便に行うため
には、各支持体を一体的に構成することが好ましい。感
光体の回転軸と転写中間体の回転軸は互いに平行になる
ように設定されるが、この位置関係が所定の寸法通りに
設定されなかったり、使用中や着脱時に動いたりする
と、転写中間体上のトナー画像が感光体の並びに対して
斜め送りされるため、重ね転写時に、主に主走査方向の
色ずれを引き起こす。
【0035】図14,図15は、それぞれ、図2,図5
に示す実施形態におけるフレームの構成例を示す模式図
である。4つの感光体1〜4は共通のフレーム81に回
転自在に支持されており、2つないし3つの転写中間体
51,52,(53)は、感光体1〜4を支持するフレ
ーム81とは異なる、もう1つのフレーム82に回転自
在に支持されている。このような構成とした場合には、
感光体どうしのズレ、および転写中間体のズレは発生し
にくいが、感光体と中間転写体との間でのズレが生じや
すい。これを回避するためには、両者のアラインメント
合わせまたは複雑な調整機構をさらに設けるか、あるい
は互いのフレーム位置を制御するための機構を設ける必
要がある。
【0036】図16,図17は、それぞれ、図2,図5
に示す実施形態におけるフレームの他の構成例を示す模
式図である。図17には、側面図(A)のほか、中央を
省略した平面図(B)も示されている。このフレーム構
成例では、4つの感光体1〜4と、2つないし3つの転
写中間体51,52,(53)の全てが単一のフレーム
83に回転自在に支持されている。このような支持方式
を採用すると、初期の位置合わせ調整や、そのフレーム
83に支持された部品全体を含むユニットを交換した後
の調整が不要または極めて容易となる。
【0037】図18,図19は、それぞれ、図2,図5
に示す実施形態におけるフレームのさらに異なる構成例
を示す模式図である。感光体1,2と転写回転体51,
(53)が1つのフレーム84に支持されており、感光
体3,4と転写中間体52がもう1つのフレーム85に
支持されている。このような分割一体化を行なうと、感
光体1、2と転写回転体51,(53)を基本構成と
し、2色のプリンタとして機能している状態に、感光体
3、4と転写中間体52を基本構成とする要素を追加す
ることで、直ちにフルカラープリンタとして機能できる
ように構成することも可能である。
【0038】更には、高精度に支持された、感光体と転
写中間体とを、接触部において各々の表面速度の違いを
滑らせる必要があるし、回転体の偏芯を吸収して回転さ
せるだけの剛性と回転トルクが必要となる。これらに対
しては、好ましくは、感光体か転写中間体の少なくとも
一方を、表面が可撓性の材料構成とするか、剛体上に形
成された弾性体表面構成とする必要がある。いわゆる、
ゴムロール形状かエンドレスベルトを円筒形に張設した
ものでもよい。さらに好ましくは、接触表面の摩擦係数
が3以下であることが好ましい。そのためには、ゴムロ
ール形状の場合、表面に例えばフッ素系の潤滑剤を含む
層を形成したり、潤滑剤として、微粒子を介在させるこ
とが好ましい。
【0039】以上のことは、図2の転写中間体51,5
2,53の関係においても同様である。図20は、図5
に示す実施形態におけるフレームの構成例を示す図であ
る。4つの感光体1〜4、および2つの転写中間体5
1,52はフレーム83に回転自在に支持されており、
各感光体1〜4に対応する露光装置12,22,32,
42は、フレーム83とは別のフレーム86に固定され
ている。
【0040】2つのフレーム83,86は、それらのフ
レームの中央で固定部材91により確実に固定連結さ
れ、両側の固定部材92,93は、フレーム83の熱膨
張とフレーム86の熱膨張との相違によるフレーム83
とフレーム86とのずれを許容するようにゆるやかに固
定連結されている。この図20に示すように、感光体を
含む電子写真プロセスユニットと走査露光装置と別々の
フレーム上に配置し、それらのフレームどうしをを固定
連結する場合は、各走査露光装置および各感光体の並び
方向における中央近傍、すなわい対称中心軸の近傍で固
定連結することが望ましい。初期的に色ずれをなくすよ
うな固定または調整を行なった後の温度変化により発生
する主走査方向(図20の紙面に垂直な方向)の色ずれ
が、中央近傍で固定連結されている場合は1色目と4色
目及び2色目と3色目の間で相殺される。残るのは1〜
2色、3〜4色、1〜3色、2〜4色の間での色ずれで
あるが、この4種類の色ずれも熱膨張の基準寸法が感光
体の最も離れた距離Dではなく、隣り合う感光体間の距
離dで効くため図21に示すストレート型のほぼ1/3
の大きさである。一方、電子写真プロセスユニットと走
査露光装置を確実に固定連結する位置が1色目または4
色目の感光体の外側、すなわち固定部材92ないし固定
部材93の位置にある場合には、例えば1色目と4色目
の色ずれがその間の距離Dを基準寸法として現れるた
め、温度変化に対し従来の配置とほぼ同じ大きさの色ず
れが生じることになる。
【0041】以上、発明の概略について述べてきた。し
かし、その実施形態としてより好ましい構成があるので
以下これについて触れる。転写中間体として回転体を用
いることにより、トナー画像の位置合せにおいて特に有
利に働くことについては前述した。しかし、サイズに関
しては注意が必要である。すなわち、感光体サイズと転
写中間体サイズとの関係である。ここでいう感光体サイ
ズとは周囲の機能部品(帯電、露光、現像、クリーニン
グ)を含んだものである。転写中間体がベルトの場合、
感光体サイズが大きくなっても、ベルト長が伸びるだけ
で、ベルト駆動装置の厚み方向のサイズは一定で良い。
すなわち一次元的に大きくなる。一方、転写中間体がド
ラムの場合、感光体サイズが大きくなると、ドラム型の
転写中間体の周長が大きくなるので、転写中間体の占有
面積は二次元的に大きくなる。すなわち、感光体のサイ
ズが小さいと、回転体の方がサイズ的に有利であるが、
感光体のサイズが大きくなると逆にベルトの方が有利に
なる。寸法的には、感光体サイズが60mmを境に小さ
くなればなるほど、ドラム型の転写中間体を採用した本
発明の効果は大きくなる。
【0042】その意味で、画像形成のプロセスが簡易な
方式と本発明との相性も良い。例えば、露光装置とし
て、レーザー走査のような、感光体近傍周辺に大きなス
ペースを要しないものが好ましい。また、クリーニング
装置の無い方式は、特に好ましい。例えば、図2に示す
実施形態において、感光体1〜4と転写中間体51,5
2,53のそれぞれにクリーニング装置を設置すると合
計7つ必要となる。これらを、全て無くすか、1つか2
つに減らすことができれば、本発明のサイズ的な効果は
絶大なものとなる。
【0043】これを実現する手段として、微粒子を感光
体上に、そして転写中間体上に予め塗布しておき、その
後現像、転写を行なって、トナー画像を形成する手段が
ある。このとき、感光体表面は、約10平方μmに微粒
子が少なくとも1個、好ましくは2個以上存在する状態
に準備される。従って、その後の現像や転写により形成
されるトナー画像は確実に微粒子上に配置され、したが
ってトナー画像との距離が空けられ、次の転写を容易に
する。
【0044】この他に、従来から知られている他の付着
力低減手段、例えば、現像装置内のトナーに外添剤を付
与する方法、トナーを球形にする方法、感光体/転写中
間体表面を低表面エネルギーの材料で被覆する方法、感
光体/転写中間体表面を微細な凹凸に荒らす方法、等と
の併用も有効である。微粒子の場合は、トナー画像に付
着したり、もしくはトナー画像に混ざり込んでトナー画
像とともに転写されることがあることから、トナー画像
を乱したり定着後のトナー画像の色ムラや抜け等を起こ
さないことが重要である。そのようなことからも、少な
くともトナー粒径以下の粒径の微粒子が使用される。細
線や網点の再現性を考慮すると微粒子の粒径はさらに小
さい方が好ましく、5μm以下の粒径の微粒子を使用す
ることが望まれる。
【0045】微粒子の材料としては、具体的には、酸化
チタン、アルミナ、シリカ、チタン酸バリウム、チタン
酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸
化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭
酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ
素、酸化クロム、ベンガラ等の無機微粉末や、ポリアク
リレート、ポリメタクリレート、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリエチレン、ポリプロピレン、、ポリフッ化ビ
ニリデン、ポリテトラフルオロエチレン等の有機微粉末
が挙げられる。
【0046】感光体、転写中間体上には、一種類の微粒
子が存在していてもよく、複数種類の微粒子が同時に存
在していてもよい。トナー画像と感光体ないし転写中間
体との間に微粒子が介在することでトナー画像と感光体
ないし転写中間体との間の付着力を下げることができれ
ばよい。このように、転写率を高め、クリーニング装置
を省いた方式では、残留トナーのクリーニングを現像装
置で行う(兼用する)こともできるし、現像装置で残留
トナーの回収を行わずに、現像に用いられるトナーのほ
ぼ全てが感光体側に移行するように現像バイアスを工夫
することも可能である。
【0047】以上では、転写中間体はその表面に直接に
トナー画像が転写されるものとして説明したが、本発明
は、転写中間体表面に用紙を担持し、その用紙上にトナ
ー画像が転写されるタイプの画像形成装置にも適用可能
である。また、以上では、カールソンプロセスに基づく
電子写真記録方式で作用の説明を行ったが、本発明は、
チャージレス方式、背面露光方式等であっても適用可能
である。本発明は、さらに、いわゆる静電記録方式やイ
オノグラフィ方式等、感光体の代わりに誘電体を使用し
て静電潜像を直接書き込み、これを現像して用紙上に転
写する方式にも有効である。
【0048】
【実施例】以下、実施例について説明する (実施例1)実験装置の概略は図5の通りである。ここ
では、基本的には、図5に示す2つの単位構成体のうち
の一方の単位構成体(2つの感光体と1つの転写中間
体)を用いて実験を行なった。実験条件の詳細は下記の
通りである。
【0049】 (実験条件) 感光体 OPC(φ30) 感光体中心間距離 50mm ROS レーザー780nm 現像方式 非磁性一成分現像 クリーニング ブレード方式 中間転写体 金属ロール上に1mm厚の導電性シリコンゴム 層(摩擦係数4)、更に表面に酸化チタンの微 粒子(微粒子塗布後の摩擦係数は0.7) ロール外形はφ100 プロセス速度 100mm/s 潜像電位 背景部=−600V、画像部=−150V 現像ロール スリーブ径=φ18 スリーブ回転速度=150mm/s 感光体と現像ロールの間隔 0.3mm 現像バイアス DC成分=−500V AC成分=1.5kVP−P(6kHz) 転写条件 中間転写ロール+500V バイアスロール+1000V(第二次転写) トナー ポリエステル+シリカ0.8wt% ここでは感光体に微粒子を付着させて実験を行なった。
感光体に付着させる微粒子としては、平均粒径40nm
のポリメタクリル酸メチル(ポリメチルメタクリレー
ト)微粒子を用いた。感光体に微粒子を付着させるのは
手で行った。
【0050】以上の条件下で、共通の感光体周辺部材を
使用し、非常に小さな、図5の一方の単位構成体のタン
デムエンジンを製作した。そして初期設定としての調整
を除き、何ら画像の位置制御を行わずに2色の画像を得
た。その後、A4転写紙全域に亘り、画像の位置ずれ量
を計測し、平均55ミクロンの値を得た。これは、ベル
トの転写体を使用した場合に、画像の位置制御を行わな
いと、300〜400ミクロンのずれであることに比
し、十分良好な値である。
【0051】(実施例2)実施例1で用いた実験機を改
造してクリーニング装置を全て取り外した。その結果感
光体周辺のスペースに余裕が生じ、感光体間距離を50
mmから40mmまで詰めることができ、より小型にな
った。現像のバイアスは、現像と同時に転写残留トナー
をクリーニング可能とすべく、DC成分をー450Vに
変更した。その他、トナーを湿式法で作製した球形トナ
ーに変更した。組成は変更前とほぼ同一である。
【0052】以上の条件下で、図5の一方の単位構成体
で、共通の感光体周辺部材を使用し、初期調整を除き、
何ら画像の位置制御を行わずに2色の画像を得た。その
後、A4転写紙全域に亘り、画像の位置ずれ量を計測
し、十分良好な平均47ミクロンの値を得た。実施例1
に比し、小型化の効果で、より良い結果が得られた。こ
のとき、クリーニング装置無しでも残像が観察されず良
好な画質を得た。転写率は99%であった。 (実施例3)実施例2で用いた装置を2つ使い、すなわ
ち図5に示す構成とし、同様のテストを行った。トナー
画像は、最終的に転写中間体51に4色重ね、その後バ
イアスロール61を用いて用紙Pに転写した。実施例2
からの変更点は以下のとおりである。
【0053】転写中間体52から転写中間体51にトナ
ー画像を転写するためにバイアスを変更した。感光体
1、2、転写中間体51の条件は実施例2と同様であ
る。感光体3、4及び転写中間体52のバイアスは、そ
れぞれ感光体1、2、転写中間体51のバイアスからマ
イナス500Vシフトした。すなわち、感光体3,4の
基体には、それぞれ−500Vのバイアスを印加し、転
写中間体52の基体には0Vのバイアスを印加した。
【0054】以上の条件下で、図5に示す構成で、共通
の感光体周辺部材を使用し、初期調整を除き何ら画像の
位置制御を行わずに4色の画像を得た。その後、A4転
写紙全域に亘り、画像の位置ずれ量を計測し、十分良好
な平均78ミクロンの値を得た。このとき、クリーニン
グ装置でも残像が観察されず良好な画質を得た。転写率
は99%であった。これは、転写ベルトを中間体とし
て、何ら制御しない場合の、500〜600ミクロンの
値に比して、絶大な効果を示した。 (実施例4)次に、図5の基本構成を一体化支持する効
果を確認した。具体的には、2つの感光体と、1つの中
間転写体との三者の、それぞれの回転軸を支える軸受け
を、共通の側板で構成した(図19参照)。側板には、
3mm厚のプラスチック(ポリカーボネート)を使用し
た。尚、実施例1〜3は、感光体と転写中間体とを別々
に支持し、調整後、実験を行なったものである。これに
対して本実施例4では、これら三者を一体化支持し、何
ら調整無く測定した結果である。他の条件は、実施例1
と同一である。
【0055】結果は、無調整で48ミクロンの2色間の
位置ずれであり、十分良好なものであった。 (実施例5)実施例1の構成では、感光体の駆動はそれ
ぞれ独立であり、1つ1つ調整して感光体の表面速度が
ほぼ、同一になるようにしている。これに対して、本実
施例5では、感光体の駆動源を1つとし、この駆動力
を、図13に示すように駆動伝達ロール76を用いて感
光体の表面に伝えるようにした。駆動伝達ロール76
は、この駆動伝達ロール76の中心回転軸と直結され
た、図示しない駆動源により回転している。駆動伝達ロ
ール76は、中心の金属部の表層1mm厚に、幅3mm
のゴムを被覆してなる。そして、この駆動伝達ロール7
6は、感光体1,2の片側端部で、これらの表面と接触
して、摩擦力により駆動力を伝達している。
【0056】これにより、実施例1と同様の実験を行
い、無調整でほぼ同等の43ミクロンの結果を得た。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、、本発明によれ
ば、画像の生産性が高く、小型で、低コスト、しかも、
複雑なトナー画像の位置制御を必要としない、簡易なカ
ラー画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の側面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の側面図である。
【図3】本発明の第3実施形態の基本構成図である。
【図4】本発明の第4実施形態の基本構成図である。
【図5】本発明の第5実施形態の基本構成図である。
【図6】本発明の第6実施形態の基本構成図である。
【図7】本発明の第7実施形態の基本構成図である。
【図8】本発明の第8実施形態の基本構成図である。
【図9】本発明の第9実施形態の基本構成図である。
【図10】本発明の第10実施形態の基本構成図であ
る。
【図11】図5に示す実施形態において、駆動に関して
は、従来の駆動方式を採用した場合の駆動方式を示す模
式図である。
【図12】図5に示す実施形態における工夫された駆動
方式を示す模式図である。
【図13】図5に示す実施形態における工夫されたもう
1つの駆動方式を示す模式図である。
【図14】図2に示す実施形態におけるフレームの構成
例を示す模式図である。
【図15】図5に示す実施形態におけるフレームの構成
例を示す模式図である。
【図16】図2に示す実施形態におけるフレームの他の
構成例を示す模式図である。
【図17】図5に示す実施形態におけるフレームの他の
構成例を示す模式図である。
【図18】図2に示す実施形態におけるフレームのさら
に異なる構成例を示す模式図である。
【図19】図5に示す実施形態におけるフレームのさら
に異なる構成例を示す模式図である。
【図20】図5に示す実施形態におけるフレームの構成
例を示す図である。
【図21】従来方式の一つの構成例を示す図である。
【図22】従来方式のもう一つの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,4 感光体 5 ベルト状の転写中間体 11,21,31,41 帯電装置 12,22,32,42 露光装置 13,23,33,43 現像装置 14,24,34,44 クリーニング装置 15,25,35,45 駆動源 51,52,53,54,55,56,57 転写中
間体 60 二次転写位置 61 転写ロール 70 定着器 71 駆動源 72,73駆動ベルト 74 ロール74 75 テンションロール 76 駆動伝達ロール 81,82,83,84,85,86 フレーム 91,92,93 固定部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各単色画像用の各潜像を形成し該各潜像
    を各単色トナーで現像して複数の単色トナー画像を得、
    最終的に、これら複数の単色トナー画像が所定の用紙上
    に定着されてなるカラー画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 回転しながら、表面に各単色画像用の各潜像が形成され
    該各潜像が各単色トナーで現像されて各単色トナー画像
    が形成される、共通の接平面を有するように配置されて
    なる、円筒形の外形を有する3個以上の画像担持回転体
    と、 前記画像担持回転体に接触ないし近接して配置され、表
    面に、もしくは表面に担持した用紙上に、接触ないし近
    接する画像担持回転体上に形成された単色トナー画像の
    転写を受ける、1個もしくは複数個の、円筒形の外形を
    有する転写回転体とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記3個以上の画像担持回転体と前記1
    個もしくは複数個の転写回転体を回転自在に支持する、
    これら3個以上の画像担持回転体と1個もしくは複数個
    の転写回転体とに共通の支持体を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記3個以上の画像担持回転体を回転駆
    動する、これら3個以上の画像担持回転体に対する共通
    の駆動源を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像担持回転体と前記転写回転体と
    のうちの少なくとも一方が、可撓性表面、もしくは弾性
    表面を有するものであることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 各単色画像用の各潜像を形成し該各潜像
    を各単色トナーで現像して複数の単色トナー画像を得、
    最終的に、これら複数の単色トナー画像が所定の用紙上
    に定着されてなるカラー画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 回転しながら、表面に単色画像用の潜像が形成され該潜
    像が単色トナーで現像されて単色トナー画像が形成され
    る、円筒形の外形を有する1個以上の第1の画像担持回
    転体と、該第1の画像担持回転体に接触ないし近接して
    配置され、回転しながら表面に、あるいは、表面に担持
    した用紙上に、該第1の画像担持回転体に形成された単
    色トナー画像の転写を受ける、円筒形の外形を有する第
    1の転写回転体とからなる第1の単位構成体、および、 回転しながら、表面に単色画像用の潜像が形成され該潜
    像が単色トナーで現像されて単色トナー画像が形成され
    る、前記第1の画像担持回転体の回転軸に対し平行な回
    転軸を有するとともに、所定の対称面を境界とした、前
    記第1の画像担持回転体の配置位置に対する面対称の位
    置を含む各位置に配置されてなる、円筒形の外形を有す
    る1個以上の第2の画像担持回転体と、該第2の画像担
    持回転体に接触ないし近接して配置され、回転しなが
    ら、表面に、あるいは、表面に担持した用紙上に、該第
    2の画像担持回転体に形成された単色トナー画像の転写
    を受ける、前記第1の転写回転体の回転軸に対し平行な
    回転軸を有するとともに、前記対称面を境界とした、前
    記第1の転写回転体の配置位置に対する面対称の位置に
    配置されてなる、円筒形の外形を有する第2の転写回転
    体とからなる第2の単位構成体を備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記1個以上の第1の画像担持回転体
    と、前記1個以上の第2の画像担持回転体が、共通の接
    平面を有するように配置されてなることを特徴とする請
    求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の単位構成体が前記第1の画像
    担持回転体を2つ備えるとともに、前記第2の単位構成
    体が前記第2の画像担持回転体を2つ備え、これら第1
    の単位構成体と第2の単位構成体が前記対称面を境界と
    して面対称に構成されてなることを特徴とする請求項5
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記1個以上の第1の画像担持回転体、
    前記第1の転写回転体、前記1個以上の第2の画像担持
    回転体、および前記第2の転写回転体を回転自在に支持
    する、これら1個以上の第1の画像担持回転体、第1の
    転写回転体、1個以上の第2の画像担持回転体、および
    第2の転写回転体に共通の支持体を備えたことを特徴と
    する請求項5記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記1個以上の第1の画像担持回転体と
    前記第1の転写回転体とを回転自在に支持する、これら
    1個以上の第1の画像担持回転体と第1の転写回転体と
    に共通の第1の支持体と、 前記1個以上の第2の画像担持回転体と前記第2の転写
    回転体とを回転自在に支持する、これら1個以上の第2
    の画像担持回転体と第2の転写回転体とに共通の第2の
    支持体とを備えたことを特徴とする請求項5記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の転写回転体と前記第2の転
    写回転体が、互いに接触ないし近接して配置されるとと
    もに、互いに逆方向に回転するものであることを特徴と
    する請求項5記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記1個以上の第1の画像担持回転体
    と前記1個以上の第2の画像担持回転体を回転駆動す
    る、これら1個以上の第1の画像担持回転体と1個以上
    の第2の画像担持回転体とに共通の駆動源を備えたこと
    を特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記1個以上の第1の画像担持回転体
    および1個以上の第2の画像担持回転体の双方と、前記
    第1の転写回転体および前記第2の転写回転体の双方と
    のうちの少なくとも一方が、可撓性表面もしくは弾性表
    面を有するものであることを特徴とする請求項5記載の
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】 回転しながら、表面に単色画像用の潜
    像が形成され該潜像が単色トナーで現像されて単色トナ
    ー画像が形成される、円筒形の外形を有する1個以上の
    第1の画像担持回転体と、該第1の画像担持回転体に接
    触ないし近接して配置され、回転しながら、表面に、該
    第1の画像担持回転体に形成された単色トナー画像の転
    写を受ける、円筒形の外形を有する第1の転写回転体と
    からなる第1の単位構成体、および、回転しながら、表
    面に単色画像用の潜像が形成され該潜像が単色トナーで
    現像されて単色トナー画像が形成される、前記第1の画
    像担持回転体の回転軸に対し平行な回転軸を有するとと
    もに、所定の対称面を境界とした、前記第1の画像担持
    回転体の配置位置に対する面対称の位置を含む各位置に
    配置されてなる、円筒形の外形を有する1個以上の第2
    の画像担持回転体と、該第2の画像担持回転体に接触な
    いし近接して配置され、回転しながら、表面に、該第2
    の画像担持回転体に形成された単色トナー画像の転写を
    受ける、前記第1の転写回転体の回転軸に対し平行な回
    転軸を有するとともに、前記対称面の位置で互いに接触
    ないし近接して配置されてなる、円筒形の外形を有する
    第2の転写回転体とからなる第2の単位構成体を備え、
    各単色画像用の各潜像を形成し該各潜像を各単色トナー
    で現像して複数の単色トナー画像を得、最終的に、これ
    ら複数の単色トナー画像が所定の用紙上に定着されてな
    るカラー画像を形成する画像形成装置における画像形成
    方法において、 前記第1の画像担持回転体上に単色トナー画像を形成し
    て前記第1の転写回転体に転写するとともに、前記第2
    の画像担持回転体上に単色トナー画像を形成して前記第
    2の転写回転体に転写する第1工程、 前記第1の転写回転体に転写されたトナー画像と、前記
    第2の転写回転体に転写されたトナー画像を、これら第
    1の転写回転体と前記第2の転写回転体とのうちの一方
    の転写回転体上に転写する第2工程、および前記一方の
    転写回転体上のトナー画像を所定の用紙上に転写する第
    3工程を有することを特徴とする画像形成方法。
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