JPH1078324A - 埋設型表示体、埋設型表示体ホルダー、コンクリート製ユニットおよびコンクリート製ユニットの製造方法 - Google Patents
埋設型表示体、埋設型表示体ホルダー、コンクリート製ユニットおよびコンクリート製ユニットの製造方法Info
- Publication number
- JPH1078324A JPH1078324A JP8233044A JP23304496A JPH1078324A JP H1078324 A JPH1078324 A JP H1078324A JP 8233044 A JP8233044 A JP 8233044A JP 23304496 A JP23304496 A JP 23304496A JP H1078324 A JPH1078324 A JP H1078324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- buried
- holder
- concrete
- embedded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
コンクリート製ユニットであって、多種多様な表示に対
応でき、安価に供給可能な埋設型表示体およびコンクリ
ート製ユニットを提供する。 【解決手段】 コンクリート製ユニットの表面に露出す
る表示面12aを備えた埋設体13を有し、表示面12
aから設定用の突起30aおよび30bが突き出た樹脂
製の埋設型表示体10を提供する。この埋設型表示体1
0は、型枠に開けられた設定用の孔に突起を差し込むだ
けで所定の位置に設定することが可能であり、脱型する
ときは突起30aおよび30bが切断されるので、埋設
物を有しないコンクリート製ユニットと同様の手間で簡
単に脱型できる。表示内容の異なる埋設型表示体10を
同一の型枠にセットすることができるので、型枠を変え
ずに表示内容の異なるコンクリート製ユニットを製造で
き、安価に提供できる。
Description
たプレキャストコンクリート製ユニットおよびそれに適
した埋設型表示体および埋設型表示体ホルダーに関する
ものである。
る表示杭や境界杭、あるいはライトを反射する車止めな
ど、表示機能を備えた埋設用のコンクリート製の杭や支
柱、あるいはその他のコンクリート製品は、その目的に
合わせて多種多様なものが準備されている。電線や配管
などの埋設物を表示する表示杭においては、表面に水、
汚水、ガス、高電圧、低電圧などの埋設物の種類と、配
管径、さらには配管の分岐方向などを表示する必要があ
るので、用意すべき表示杭の種類は膨大であり、また、
表示方式などが地域や管轄などで異なるとさらに種類は
多くなる。
て判別できなくなると本来の目的を果たせなくなるの
で、塗装やシールなどによって表示内容を付加するので
はなく、型枠を表示内容に合わせて加工し、表示内容を
コンクリート表面の凹凸で表すようにしている。
杭は、表示内容に合わせて加工された型枠を用いてプレ
キャストされる。このため、表示杭や境界杭などに記載
する内容が増加するにつれて、これらの杭は多品種少量
の生産となりやすく、工場での製造に時間がかかり、タ
イムリーに現場に納入することが難しくなると共に非常
に高価になる。このような製品は量産しても在庫のため
のスペースや管理のための人手が必要となるので安価に
ならず、さらに、在庫品が増えると表示変更などにより
無駄が生じるので、これらをコストに反映するとさらに
高価になってしまう。
別途製造し、現場や工場などで接着したりコンクリート
釘などによって取りつけることにより表示杭などのコス
トを低減することが可能である。しかしながら、接着や
釘打ちのために必要な手間や、その後の脱落などの信頼
性の低下を考慮すると、それほど有効な方法であるとは
言いがたい。表示杭などに表示体を埋設することも可能
であるが、型枠にコンクリートを注入する際に、位置が
ずれたり、コンクリートによって表示面が覆われてしま
い表示体としての機能を果たせないなどの不具合の発生
頻度が高く、安く品質が安定した製品を供給することが
できない。
の位置に確実に埋設することができる埋設型表示体およ
び表示体を埋設したプレキャスト型のコンクリート製ユ
ニットを提供することを目的としている。さらに、本発
明においては、多種多様な表示内容にさらに柔軟に対応
できる表示用の埋設体およびそれを埋設したプレキャス
ト型のコンクリート製ユニット、およびこれらの製造方
法を提供することを目的としている。
ては、表示体を型枠の所定の位置に取りつけるために突
起を設け、その突起を型枠の孔に嵌め込むことにより表
示体を所定の位置に設定し、コンクリートを注入すると
共に、その後、埋設物のないコンクリート製ユニットと
同様の手順で簡単に脱型できるようにしている。すなわ
ち、本発明の埋設型表示体は、コンクリート製ユニット
の表面に露出する表示面を備えた埋設体と、表示面から
突き出た少なくとも1つの突起とを有し、突起がコンク
リート製ユニットを成形する型枠に設けられた設定用の
孔に嵌め込み可能であることを特徴としている。表示面
から突き出た突起を設定用の孔に差し込んで固定するこ
とにより、埋設体を所定の位置に設定できると共に表示
面を型枠の表面に押しつけることができる。このため、
表示面を備えた埋設型表示体をプレキャスト時に所定の
位置に埋設することが可能であり、さらに、製造後に確
実に表示面が露出するように表示体を埋設することがで
きる。また、表示内容を変更するためには埋設型表示体
を変更すれば良いので、型枠は共通して利用することが
できる。従って、型枠の加工に必要なコストを削減する
ことができ、また、表示内容の変更などに対しても柔軟
に対応することができる。このように、本発明の埋設型
表示体を用いることにより、手間をかけずにプレキャス
ト製のコンクリート製ユニットの所定の位置に所定の表
示を付すことが可能であり、多種多様な表示の付された
コンクリート製ユニットを非常に安価に、そして、短期
間に供給することができる。
トを型枠から脱型する際に切断できるようにすることが
可能である。従って、埋設型表示体から突き出た突起を
コンクリート製ユニットの製造型枠に設けられた設定用
の孔に嵌め込んで埋設型表示体を製造型枠の所定の位置
に設定する工程と、製造型枠にコンクリートを注入する
工程に引き続いて、埋設物のないコンクリート製ユニッ
トと同様の手順の製造型枠からコンクリート製ユニット
を脱型する工程とを用いて表示機能を備えたコンクリー
ト製ユニットを製造することができる。
ト製ユニットによって、表示機能を備えたコンクリート
製ユニットを安価に、短期間で供給することができる。
さらに、多種多様な表示様式に対応できるように、本発
明においては、表示体を直にコンクリート製ユニットに
埋設する代わりに、表示体を嵌め込めるホルダー部を備
えた埋設型表示体ホルダーをコンクリート製ユニットに
埋設し、現場等で、適当な時期に適当な表示体を簡単に
コンクリート製ユニットに取付できるようにしている。
すなわち、本発明の埋設型表示体ホルダーは、コンクリ
ート製ユニットの表面に露出するホルダー部を備えた埋
設体を有し、このホルダー部はプレート型の表示体を嵌
め込み可能な枠体と、この枠体で囲われた取付部とを備
えていることを特徴としている。本発明の埋設型表示体
ホルダーのホルダー部が露出するように埋設したコンク
リート製ユニットは、どのような表示体でも、都合の良
いときに都合の良い場所で嵌め込むことができるので、
汎用性が高い。従って、量産が可能であり、製品の在庫
管理も容易なので、非常に安価に供給することが可能で
あり、現場にタイムリーに納入することができる。
クリート製ユニットを成形する型枠に設けられた設定用
のボスに対し枠体を嵌め込んで着脱可能にすることがで
きる。従って、設定用ボスに嵌め込んで埋設型表示体ホ
ルダーを製造型枠の所定の位置に設定する工程と、製造
型枠にコンクリートを注入する工程と、製造型枠から設
定用ボスの伸びた方向にコンクリート製ユニットを脱型
する工程とを用いて簡単に表示機能を付加できるコンク
リート製ユニットを製造することができる。
の表面または取付部から突き出た少なくとも1つの突起
を設け、この突起をコンクリート製ユニットを成形する
型枠に設けられた設定用の孔に嵌め込んで設定できるよ
うにすることも可能である。さらに、突起がコンクリー
ト製ユニットを型枠から脱型する際に切断可能にするこ
とも可能である。従って、設定用の孔を用いて埋設型表
示体ホルダーを型枠に設定でき、埋設物のないコンクリ
ート製ユニットと同様の工程で簡単に脱型することが可
能となる。突起を嵌め込むために型枠に用意する孔は小
径のもので良いので、型枠の加工も簡単であり、孔位置
の変更も容易である。また、表示内容が異なっても同一
のコンクリート製ユニットで対応できるので、型枠もも
ちろん変更する必要はなく、非常に安価に表示機能を備
えたコンクリート製ユニットを提供することができる。
えた埋設型表示体の概要を示してある。本例の埋設型表
示体10は板状のプラスチック製であり、コンクリート
に埋設される長方形のベース11と、このベース11の
表面側に形成された表示体12とを備えた埋設体13を
有し、表示体12はライトなどを反射できるようにダイ
ヤモンドカットされている。ベース11は表示体12よ
り幅が広くなっており、埋設体13が表示体12の表面
12aがコンクリートから露出するようにコンクリート
内に埋設されると、ベース11がコンクリートに完全に
埋設され、脱型するときやコンクリート製品が使用され
る際に埋設体13がコンクリートから抜け落ちないよう
になっている。
体12の表面(表示面)12aの対角線上の2角に、2
本の突起30aおよび30bが表示面12aから垂直な
方向に突き出るように形成されている。後述するよう
に、これらの突起30aおよび30bを用いて、本例の
埋設型表示体10をコンクリート製品を製造するための
型枠に設定することができ、その際、表示体12の表示
面12aを内面に押しつけるように型枠に取りつけるこ
とができる。突起30aおよび30bは、プラスチック
製で厚さ1mm程度のリブ33が十字型に組み合わさっ
た形状に成形されており、直径は2〜5mm程度で長さ
は5〜10mm程度に設定されている。突起30のサイ
ズは本例に限定されず、埋設体13の大きさや重さ、あ
るいは型枠の厚みなどによって変更可能である。また、
突起30の形状も本例のような4枚のリブが十字型に組
み合わされたものに限らず3枚以下あるいは5枚以上の
リブの組み合わせであっても良い。さらに、円筒状ある
いは円柱状などの形状の突起を採用することも可能であ
る。また、突起の本数は設定方向を安定させるためには
2本以上が望ましく、3本以上であってももちろん良
い。また、埋設型表示体10に設ける突起の本数によっ
て突起のサイズを変更することも可能である。さらに、
突起30を形成する位置も、本例のように表示体12の
2つの角に限らず、四隅に設けても良く、あるいは表示
体の表示面12aの中央付近に突起30を形成してもも
ちろん良い。また、突起30は、脱型時に切断されやす
いサイズに設定することが望ましく、切断されやすいよ
うに突起と表示面との境界に溝や切れ目を設けておくこ
とも可能である。
コンクリート製ユニットの例として、駐車場において車
両の停止位置を示す車止め用ブロック1を示してある。
本例の車止め用ブロック1は、水平方向に長いほぼ台形
の断面を備えたコンクリート製ブロックであり、車両の
タイヤと接触し易いように傾斜した斜面2の一部に、ほ
ぼ垂直な凹み2aを設け、その凹み2aに上記の埋設型
表示体10を埋設してある。本例の車止め用ブロック1
は、工場にてプレハブされたプレキャスト製品であり、
埋設型表示体10が車止め用ブロック(コンクリート製
ユニット)1と一体に成形されている。このため、車止
め用ブロックを施工する際や、その後の使用においても
埋設型表示体10がコンクリート製ユニット1から分離
あるいは剥がれ落ちることがなく、耐久性と信頼性の高
い製品である。また、凹み2aに埋設型表示体10をほ
ぼ垂直に近い角度で埋設しておくことにより、反射機能
を備えた表示面12aによって車両のヘッドライトやバ
ックライトを運転者に向けて効率良く反射することがで
きるので、夜間でも車止め用ブロックの位置を明確に示
すことができる車止め用ブロックである。
ブロック1を製造する過程を説明する。本例の車止め用
ブロック1は、図3に示すような鉄などの耐久性のある
素材を車止め用ブロック1の外形に合わせて加工した耐
久性の型枠40を用いて成形される。本例の型枠40
は、車止め用ブロック1の凹み2aを形成するための凸
部41を備えており、この凸部41に2つの設定用の孔
42aおよび42bが形成されている。図6に拡大して
示すように、凸部41には、埋設表示体10の表示面1
2aより若干広い平面41aが設けられており、この平
面41aの対角線状の角に2つの設定孔42aおよび4
2bが設けられている。設定孔42aおよび42bの位
置は、埋設表示体10に設けられた突起30aおよび3
0bに対応しており、また、設定孔42aおよび42b
の内径は、突起30aおよび30bが嵌め込めるサイズ
になっている。さらに、設定孔42aおよび42bと突
起30aおよび30bの嵌め合い公差はとまりばめ、ま
たは、しまりばめの範囲に設定されている。このため、
設定孔42aおよび42bに突起30aおよび30bを
差し込むと、埋設表示体10を型枠40の所定の位置に
設定できる。
および42bに突起30aおよび30bを差し込むと、
型枠の平面41aに表示面12aを密着させることがで
きる。このため、型枠40にコンクリートを注入したと
きにコンクリートやコンクリートののろが表示面12a
と平面41aとの間に侵入するのを防止でき、表示面1
2aがコンクリートの表面から確実に露出するように埋
設型表示体10とコンクリート製ユニット1を一体にプ
レキャストすることができる。
埋設型表示体10を設定したのち、コンクリート19を
注入することにより、埋設型表示体10が埋設されたコ
ンクリート製ブロック1を成形することができる。本例
の埋設型表示体10は、表示体12の表示面12aに突
起30aおよび30bが設けられているので、これらの
突起30aおよび30bを設定孔42aおよび42bに
差し込むだけで埋設型表示体10を型枠40の所定の場
所に設定でき、コンクリートを注入しても埋設型表示体
10が移動しないようにできる。さらに、突起30aお
よび30bと設定孔42aおよび42bを合わせること
によって表示面12aが型枠40の内壁を向き、表示面
12aの方向や傾きなども一定になるので、表示面12
aの位置、角度および向きなどが一定となった品質の良
いコンクリート製ブロック1を簡単・確実に製造するこ
とができる。また、本例の埋設型表示体10は、表示体
12から外側に延びたベース11がコンクリート内に埋
設されるので、埋設体13とコンクリートとの付着力は
十分に確保できる。従って、後述する脱型するときに埋
設型表示体10がコンクリート製ブロック1から抜けた
り、あるいは、施工時やその後の使用中に埋設型表示体
10がコンクリート製ユニット1から剥離あるいは抜け
落ちる心配はなく、信頼性の高い車止め用ブロック1を
提供することができる。
を脱型する様子を示してある。図5には、型枠40を1
80度旋回して重力を用いて型枠40と車止め用ブロッ
ク1を上下に分離して脱型する様子を示してある。図示
してあるように、型枠40から車止め用ブロック1を脱
型すると、脱型するときに突起30aおよび30bと表
示体12の境界部分にかかる切断力によって、ブロック
1に埋設された埋設型表示体10の表示面12aから突
起30aおよび30bが切断される。このため、本例の
車止め用ブロック1は、埋設物のないコンクリート製ブ
ロックと同じ手順で脱型することが可能であり、非常に
簡単に製造することができる。また、型枠40の側に残
った突起30aおよび30bは、針金などを用いて簡単
に取り除くことが可能であり、すぐに次の埋設型表示体
10を設定することができる。さらに、本例の埋設型表
示体10は、突起30aおよび30bも含めてプラスチ
ックなどの樹脂製で成形されているので、型枠40を傷
めることがなく、何度でも同じ型枠40を用いて車止め
用ブロック1を製造することができる。
を工場にてプレキャストする際に表示板などを埋設する
ためには、ネジなどによって表示板を型枠に固定する
か、あるいは、接着剤などを用いて表示板を型枠に貼り
つける方法を採用することができる。ネジなどによって
表示板を型枠に固定する方法は、型枠に表示板を取りつ
けるときに時間がかかり、さらに、脱型する前に表示板
を型枠に取りつけたネジを取り外す手間が必要であっ
た。従って、作業に時間がかかりコストアップになると
共に、ネジの取付あるいは取り外しのミスがあるとコン
クリート製ユニットや埋設表示体が破損するので損失も
大きい。一方、表示板を型枠に貼りつける方法は、型枠
の表面に油などの剥離材が塗布されているために大きな
接着力を得ることが難しく、設置位置がずれたり、表示
板の表面にのろが回って表示板が露出できないなどの非
常に不安定である。また、脱型後に接着剤の跡を清掃す
る必要があるので手間もかかる。このように、コンクリ
ート製ブロックをプレキャストする際に表示板を埋設す
ることは非常に手間がかかり、コストアップになるとと
共に所定の位置に確実に表示板を埋設することが難しか
ったので、一般には行われていない。一方、プレキャス
トした後のコンクリート製ユニットに表示板をエポキシ
樹脂などによってコンクリートブロックの表面に貼った
り、あるいは、コンクリート用の釘を用いて表示板を打
ちつける方法を採用することも可能である。しかし、こ
れらの方法も、手間がかかると共に表示板の剥離や抜け
落ちなどの不具合が発生しやすい。従って、確実にコン
クリート製ユニットの表面に表記が必要な場合は、型枠
自体をその表記に合わせて加工し、コンクリートの表面
を成形して表示する方法が採用されている。このため、
上述したように、表記が多種多様になるにつれて、多種
多様の型枠が必要となり、製造管理も大変になるので非
常にコストの高いコンクリート製品となっている。
は、型枠40に予め設けた設定用の孔42aおよび42
bに突起30aおよび30bを差し込むだけで表示体1
0を所定の位置に設定することができ、手間がかから
ず、さらに、コンクリートを注入しても位置ずれやコン
クリートののろが表面に回り込むことがない。また、脱
型時には、自動的に突起が切断されるので、埋設体を有
しないコンクリート製ブロックと同じ手間で簡単に脱型
することができ、ミスによる型枠やコンクリート製ブロ
ックの破損などの心配も全くない。さらに、型枠に全く
無理がかからないので、何度でも使用することができ、
清掃も非常に簡単である。また、プレキャスト時にコン
クリート中に埋設されて埋設型表示体10とコンクリー
ト製ユニット1が一体になるので、施工時や使用時に剥
離、抜け落ちといった不具合が発生することがない。さ
らに、コンクリート製ユニット1に埋め込む樹脂製の埋
設型表示体の表記を変更することにより、コンクリート
製ユニット1に付加する機能や表記を簡単に変更するこ
とができる。従って、多種多様な埋設型表示体10の表
示面12aの大きさや、突起30aおよび30bの位置
およびサイズを標準化することによって、同一の型枠4
0を用いて異なった表記の表示体10をコンクリート製
ユニット1に埋設することができる。従って、表記や機
能の異なるコンクリート製ユニットを同一の型枠で量産
することができ、型枠の製造効率を大幅に向上できる。
このように、本例の埋設型表示体10を採用することに
より、表記や機能の異なるコンクリート製ユニットを安
価に短期間で製造することが可能である。このように、
本発明により、今後さらに多様化する埋設物の表示用、
あるいは、境界杭、さらに、車止めなどの多種多様なコ
ンクリート製ブロックに好適な埋設型表示体およびコン
クリート製ユニットを提供することができる。
は、反射機能を備えた埋設型表示体を埋設した車止め用
ブロックを例に説明しているが、反射機能にかぎらず、
埋設物の内容、位置などを表記した表示用ブロック、境
界用ブロックなど、従来、コンクリートの表面を加工し
て表記を付加していた製品全てに対し本発明を適用する
ことが可能であり、これらのコンクリート製品を安価に
短期間で提供することが可能になる。
の実施の形態に係る埋設型表示体ホルダーの概要を示し
てあり、図9に断面を用いて本例の埋設型表示体ホルダ
ーの構成を示してある。本例の埋設型表示体ホルダー2
0はプラスチックの成形品であり、ほぼ正方形で板状の
ベース21およびこのベース21の上に構成されたホル
ダー部22からなる埋設体23を備えており、ホルダー
部22は、ベース21の4辺の内側に沿って形成された
枠体24と、この枠体24で囲われた取付部25を備え
ている。取付部25には、ほぼ正方形の薄いスペースが
確保されており、プレート型の表示体を嵌め込めるよう
になっている。枠体24は、取付部25の4辺に沿って
枠取りするように形成されており、取付部25に取りつ
けられたプレート型の表示体(表示プレート)を保持で
きるように取付部25の上部に若干飛びだした爪部24
aを備えている。この爪部24aによって取付部25の
内部に、取付部25の内側に向かって突き出た段差が形
成され、表示プレートを保持できるようになっている。
また、このような形状の埋設型表示体ホルダー20がほ
ぼ一定の厚みのプラスチックによって構成できるよう
に、枠体24の裏面に隙間21aが設けてある。さら
に、枠体24がベース21の内側に形成されているの
で、埋設体23の外周に段差が形成されており、これが
コンクリートに埋設されることによりコンクリート製ユ
ニットとの間に十分な付着力を確保できるようになって
いる。
に、枠体24の四隅から4本の突起30a〜30dが上
方(ベース21に対しホルダー部22の方向)に向かっ
て突き出ている。これらの突起30a〜30dによって
埋設型表示体ホルダー20をコンクリート製ユニットの
製造用型枠に枠体24を密着した状態で設定することが
できる。従って、埋設型表示体ホルダー20のホルダー
部22が表面に露出したコンクリート製ユニットを工場
にてプレキャストすることが可能であり、このホルダー
部22の取付部25に現場などにより表示プレートを嵌
め込むことができる。それぞれの突起30a〜30dの
構成は、上記の実施の形態で説明したものとほぼ同様で
あり、詳しい説明は省略する。また、突起の形状やサイ
ズは本例に限定されないことなども上述した通りであ
り、表示体ホルダー20の大きさなどにより適したサイ
ズ、数量さらに形状のものを選択することができること
も同様である。
0を採用したコンクリート製ユニットとして表示用の杭
5を示してある。本例の表示杭5は、断面がほぼ正方形
の角柱であり、鉛直方向に地面に埋設した時に上方を向
く表面(天場)6に、本例の埋設型表示体ホルダー20
を埋設してある。本例の表示杭5は、埋設した後からで
も埋設型表示体ホルダー20の取付部25に表示プレー
トを取りつけることが可能であり、標準化された取付部
25および表示プレートを用いることにより、同一の形
態の表示杭5を様々な用途に用いることができる。
る。本例においては、正方形でステンレススチール製で
ガス管の分岐方向を表示した表示プレート9を埋設型表
示体ホルダー20の取付部25にセットする様子を示し
てある。本例の表示杭5は、様々な表記の付された表示
プレート9を予め用意しておけば、表示杭5を現場で埋
設する直前あるいは直後などに、表示杭5に埋め込まれ
た埋設型表示体ホルダー20の取付部25にその表示プ
レート9をセットすることが可能であり、ガス管の分岐
方向や、その他の埋設物に関する表示を簡単に付すこと
ができる。さらに、本例の表示プレート9および取付部
25はほぼ正方形であるので、表示杭5の埋設方向に合
わせて表示プレート9のセットする向きを自由に調整す
ることができる。表示プレート9は、取付部25のサイ
ズに合わせて標準化されたサイズで形成されており、取
付部25に差し込んだり、あるいは、プラスチックハン
マーなどの簡単な治具によって枠体24の上方から叩き
込むことによって簡単に取りつけることができる。いっ
たん取付部25にセットすると、枠体24の爪部24a
によって表面の側から保持されるので取り外しできなく
なり、恒久的に表示プレート9を表示杭5に取りつける
ことができる。また、本例の埋設型表示体ホルダー20
は耐候性のプラスチックで形成され、また、表示プレー
ト9はステンレススチール製なので耐候性に優れ、長期
間にわたって確実に埋設物を表示することができる。表
示プレート9として、プラスチックなどの樹脂製の板を
用いることももちろん可能であり、さらに、取付部25
の内部にアルミニウム箔などに印刷されたラベルを敷い
て、その上から透明なアクリル製の板を取付部25に嵌
め込んでも表示杭5に適当な表示を付すことができる。
30dは、型枠から脱型するときに自動的に切断される
ようになっており、表示杭5の表面6に埋設された表示
体ホルダー20の枠体24には、突起が切断された跡3
1が残っているだけになる。突起30が型枠から脱型す
るときに切断されずに残ってる場合は、ニッパーなどに
より簡単に残った突起を切断することが可能である。
ート9は例示であり、この他に、水道水、排水、下水、
汚水、ガスなどの区別や、配管サイズ、配管材質、配管
の方向・分岐、あるいはバルブの有無、さらには、埋設
電線の高圧、低圧、弱電、通信などの区別や電線の敷設
方向・分岐、また、敷地境界や境界の方向、測量点など
多種多様な表示プレートを用意することができる。これ
らの表示プレートには、エッチングなどによって簡単に
恒久的な表記を付すことができるので、安価に供給する
ことが可能であり、また、表記の内容も簡単に変更する
ことができるので、地域の標準に合わせて表記を変更す
ることも容易である。透明なプラスチック板などを用い
る場合は、さらに、ホルダー部22の取付部25に収ま
る裏面側から文字等を彫ることによりいっそう耐久性の
高い表記を付すことができる。
20が一体に成形されているので、上記のような多種多
様な表示プレートのいずれでもホルダーの取付部25に
装着することができる。従って、杭の長さなどを別にす
れば1種類の表示杭5を量産して供給することにより、
全ての現場に対応することが可能であり、現場が必要と
する時に安価に表示杭を供給することができる。また、
本例の表示杭は汎用性が非常に高いので、一般のユーザ
ーに対し市販することも可能である。また、レディーメ
イドの表示プレートの代わりに、耐候性の塗料などによ
って名称の記載されたプレートを装着することによって
さらに多くの用途に用いることができる。
製造する様子を示してある。本例の表示杭5は、上記の
実施の形態と同様の耐久性の型枠40を用いて工場でプ
レキャストされるものである。図13および図14に
は、表示杭の表面6を下にして鉛直方向に細長い型枠4
0を用いて表示杭5を製造する様子を示してある。図1
3に示すように、本例の製造用の型枠40は、表示杭の
表面に面することになる底板43に埋設型表示体ホルダ
ー20のそれぞれの突起30に対応する設定用の孔42
を開けてある。これらの設定用の孔42と突起30は、
上述した実施の形態と同様にしまり嵌めあるいは止まり
嵌めの公差で形成されており、突起30を設定孔42に
差し込むだけで底板43に埋設型表示体ホルダー20を
固定することができる。また、突起30は、表示体ホル
ダー20の枠体24の表面に形成されているので、突起
30を設定孔42に差し込んで固定すると枠体24が型
枠の底板43と密着し、ホルダーの取付部25にコンク
リートやコンクリートののろが侵入しないようになって
いる。本例の埋設型表示体ホルダー20を型枠40に設
定した後にコンクリート19を注入することにより、埋
設体23が埋め込まれて一体となった表示杭を製造する
ことができる。
リート19が固まった後、型枠を180度回転させて型
枠40から表示杭5を脱型すると、脱型するときに突起
30と底板43との境界にかかる力によって突起30が
分断されて型枠の底面43に残ったり、あるいは、突起
30が設定孔42から表示体ホルダー20と共に抜け
る。いずれにしても、表示体ホルダー20は表示杭5と
一体化して型枠40から脱型されるので、埋設物を有し
ない表示杭5と同様の手順で本例の表示杭5を脱型する
ことができる。従って、上記の実施の形態で説明したコ
ンクリート製ユニットと同様に脱型作業に手間がかから
ず、また、施工上のトラブルが少なく歩留り良く表示杭
5を製造でき、非常に安価に表示杭5を供給することが
できる。また、本例の表示体ホルダー20においても、
ベース21がホルダー部22から外側に広がっているの
で、表示杭5に表示体ホルダー20が埋設されるとベー
ス21がコンクリートによって巻き込まれる。このた
め、表示体ホルダー20は十分な付着力で埋設されてい
るので表示杭5から剥離しにくく、脱型時や施工あるい
は表示プレート9を取りつけるときに表示体ホルダー2
0が剥がれたり抜け落ちたりしないようになっている。
水平方向に細長い型枠40を用いて製造する様子を示し
てある。本例の型枠40においては、表示杭5の表面6
に面する側壁44に突起30を挿入して固定する設定孔
42が用意されている。従って、これらの設定孔42に
突起30を差し込むだけで表示体ホルダー20を型枠4
0の所定の位置に取りつけることができる。さらに、枠
体24が側壁44に密着するので、コンクリートやのろ
が枠体24の表面や取付部25に回り込むのを防止で
き、脱型したときに枠体24および取付部25が確実に
表示杭5の表面に露出するようにすることができる。
9が固まった後に、本例の型枠40を逆向きにして図1
6に示すように表示杭5を脱型すると、突起30が切断
され、表示体ホルダー20が表示杭5と一体になって型
枠40から脱型される。従って、本例においても、埋設
物を有しない表示杭と同様に非常に簡単に表示杭5を型
枠から脱型することができる。
に埋設型表示体ホルダーを設けた例を説明しているが、
表示杭5の側面にも同様の方法で埋設型表示体ホルダー
を埋設することも可能であり、表示プレートをセットで
きる位置は表面に限定されるものでないことはもちろん
である。また、表示杭5を例に埋設型表示体ホルダーを
説明しているが、本例の埋設型表示体ホルダーを用いて
他のコンクリート製ユニットに対しても表示を付加でき
ることはもちろんである。例えば、上記の実施の形態に
おいて説明した車止め用ブロックにおいても、埋設型表
示体10の代わりに本例の埋設表示体ホルダー20を埋
設することも可能であり、ブロックと一体となった表示
体ホルダーにダイヤモンド加工されて反射機能を備えた
表示プレート9をセットすることにより同一の機能を備
えた車止め用ブロックを提供することができる。
おいては、枠体24の表面に突起30を設けてあるが、
取付部25に突起30を設けておくことも可能である。
取付部25から突起30が突き出るようにした場合は、
少なくとも枠体24の厚みに相当する長さは突起30を
長くする必要がある。取付部25に突起30を設けた埋
設型表示体ホルダーにおいても、設定孔に突起を差し込
んで枠体24を型枠の表面に密着させることができるの
で、上記と同様にコンクリートやのろが枠体24の表面
や取付部25に侵入するのを防止できる。
付部25を備えた埋設型表示体ホルダー20を例に説明
しているが、取付部25の形状は長方形、その他の多角
形、さらには円形であってももちろん良い。上記の車止
め用ブロック1に埋設するような埋設型表示体ホルダー
20においては方向性が定まっているので長方形や台
形、三角形などの形状を用いることができる。一方、表
示の方向性が定まらないような場合には、正方形や次の
実施の形態で示すような円形の取付部を設けておくこと
が望ましい。
3の実施の形態に係る埋設型表示体ホルダーの概要を示
してあり、図18に断面を用いて本例の埋設型表示体ホ
ルダーの構成を示してある。本例の埋設型表示体ホルダ
ー20は上記と同様にプラスチックの成形品である。本
例の埋設型表示体ホルダー20は、ほぼ円形のディスク
状で内部が中空となった埋設体23を備えている。この
埋設体23の中空の部分が取付部25となっており、埋
設体23の表面(図面上の上方)が幅の若干広い枠体2
4となっている。このため、取付部25の断面は、図1
8に示すように埋設体23の表面の側が狭いほぼ台形に
なっており、取付部25に表示プレートを固定すること
ができる。さらに、埋設体23の外周面には、外周に沿
った環状の溝26が形成されており、埋設体23をコン
クリートに埋設したときにコンクリートと溝26が噛み
合って埋設体23が剥離したり抜け落ちるのを防止でき
るようになっている。
0を表示杭5の表面6に埋設した様子を断面を用いて示
してある。表示杭5の表面6に表示体ホルダー20を埋
設することによって、本例の表示杭5も上記と同様に様
々な表示プレートを取付部25に嵌め込むことができ
る。さらに、本例の表示体ホルダー20の取付部25は
円形なので、円盤状の表示プレートをどの向きにでも嵌
め込むことができる。従って、表示の方向を表示プレー
トを嵌め込むときに自由に設定することが可能であり、
現場の配管の敷設方向や表示杭5の埋設方向に合わせて
現場で自由に調整することができる。また、図19に示
すように、取付部25には、アルミなどの耐久性の高い
シールに印刷した表示シール8を挿入し、その上からア
クリルなどの透明な基板7を設置して表示を付すことも
可能である。このような方法を採用すれば、表示内容を
表示シール8を変更するだけで変えることができるので
非常に安価に多種多様な表示をコンクリート製の表示杭
5に付すことができる。
型枠40を用いて製造する様子を示してある。本例の型
枠40は、鉛直方向に細長い型枠であり、その底板43
が表示杭5の表面6に面するようになっている。本例の
型枠40は、図22に示すように、底板43に4つのボ
ス45が埋設型表示体ホルダー20の枠体24の内側の
縁24aと噛み合うように設置されている。従って、埋
設型表示体ホルダー20を底板23に押しつけると、枠
体24がボス45と噛み合って底板23の所定の位置に
固定することができる。これらのボス45は、図20に
示すように底板43にボルトナット46や溶接などによ
って取りつけることができる。
0を型枠40に設定した後、コンクリート19を注入し
て表示杭5を成形する。この際、ボス45と表示体ホル
ダー20の枠体24が噛み合って枠体24の表面が底板
23の面に密着するようになっているので、コンクリー
トやコンクリートののろが枠体24の表面や取付部25
の内部に侵入しないようになっている。このため、本例
の表示体ホルダー20を用いたコンクリート製ユニット
は、脱型すると表示杭5の表面6に表示体ホルダー20
の枠体24と取付部25が確実に露出するようになって
いる。
めに型枠40を逆転して表示杭5を分離すると、図21
に示すように、その表示杭5の重さによって表示体ホル
ダー20の枠体24がボス45から外れる。従って、本
例においても、埋設物を有しない表示杭と同様に埋設型
表示体ホルダー20の埋設された表示杭5を脱型するこ
とができる。このため、表示体を型枠にネジなどを用い
て着脱する手間は一切不要である。また、接着剤を用い
た場合のように表示体の位置がずれたりする心配はな
く、また、接着剤の掃除をする手間も不要である。
20を用いることにより、表示杭などのコンクリート製
ユニットをプレキャストする際に埋設型表示体ホルダー
20を簡単に所定の位置に埋設することができ、特に、
脱型時には、突起が切断されたり、ボスから枠体が外れ
るなどの方法により自動的に埋設型表示体ホルダー20
が型枠から取り外され、コンクリート製ユニットと一体
となって脱型される。このため、埋設物のない表示杭と
同様の手間で表示体ホルダー20の埋設された表示杭を
製造し、提供することができる。表示体ホルダー20に
は、そのサイズに合致した表示プレートや表示シールを
用いれば、どのような表示を何時でも簡単に付すことが
可能であり、このため、表示杭などのコンクリート製ユ
ニットを表示内容にかかわらず量産して安価に提供する
ことが可能である。また、本発明の埋設型表示体ホルダ
ーはプラスチックなどの樹脂で成形することが可能であ
り、埋設型表示体ホルダーも表示内容にかかわらず量産
することができるので安価に提供することができる。
は、コンクリート製のユニットをプレキャストする際
に、表示体あるいは表示体ホルダーを埋設することによ
り、表示内容毎に型枠を加工しなくても耐久性のある表
示をコンクリート製ユニットに付すことができる。従っ
て、コンクリート製ユニットに埋設される表示体や、表
示体ホルダーにセットされるプレート型の表示体の表示
内容を変えるだけで多種多様な表示をコンクリート製ユ
ニットに付すことが可能であり、表示杭などの表示機能
を備えたコンクリート製ユニットを量産し安価に供給す
ることができる。さらに、本発明においては、表示体あ
るいは表示体ホルダーを、突起と設定孔の組み合わせ
や、枠体とボスの組み合わせによって型枠に簡単に設定
でき、また、脱型時も埋設物のないコンクリート製ユニ
ットと同等の工程で脱型できるようにしているので、製
造コストを大幅に削減することが可能である。
や道路下などの地中の埋設物が増加し、その種類も増え
て埋設密度も高くなる状況にマッチした、多種多様な表
示の可能なコンクリート製ユニットを安価に提供するこ
とができる。さらに、本発明のコンクリート製ユニット
は、それに付す表示も現場において選択することができ
るので非常に便利であり、コンクリート製ユニットの設
計や製造管理に必要な時間およびコストも低減すること
ができる。
要を示す斜視図である。
ブロックの概要を示す斜視図である。
示す図であり、製造用の型枠に図1に示す埋設型表示体
を設定する様子を示す断面図である。
示す図であり、製造用の型枠にコンクリートを注入した
様子を示す断面図である。
示す図であり、製造用の型枠を逆転して車止め用ブロッ
クを脱型する様子を示す断面図である。
を設定する様子を拡大して示す図である。
た状態を拡大して示す断面図である。
ホルダーの概要を示す斜視図である。
断面図である。
設された表示杭の概要を示す斜視図である。
を嵌め込む様子を示す図である。
を嵌め込んだ様子を示す図である。
り、鉛直方向に長い型枠に本例の埋設型表示体ホルダー
をセットしてコンクリートを注入した状態を示す断面図
である。
り、型枠を逆転して表示杭を脱型する様子を示す断面図
である。
り、水平方向に長い型枠に本例の埋設型表示体ホルダー
をセットしてコンクリートを注入した状態を示す断面図
である。
り、型枠を逆転して表示杭を脱型する様子を示す断面図
である。
体ホルダーの概要を示す斜視図である。
示す断面図である。
埋設された表示杭の概要を示す断面図である。
り、鉛直方向に長い型枠に本例の埋設型表示体ホルダー
をセットしてコンクリートを注入した状態を示す断面図
である。
り、型枠を逆転して表示杭を脱型する様子を示す断面図
である。
セットする様子を拡大して示す図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 コンクリート製ユニットの表面に露出す
る表示面を備えた埋設体と、前記表示面から突き出た少
なくとも1つの突起とを有し、前記突起が前記コンクリ
ート製ユニットを成形する型枠に設けられた設定用の孔
に嵌め込み可能であることを特徴とする埋設型表示体。 - 【請求項2】 請求項1において、前記突起は前記コン
クリート製ユニットを前記型枠から脱型する際に切断可
能であることを特徴とする埋設型表示体。 - 【請求項3】 コンクリート製ユニットの表面に露出す
るホルダー部を備えた埋設体を有し、このホルダー部は
プレート型の表示体を嵌め込み可能な枠体と、この枠体
で囲われた取付部とを備えていることを特徴とする埋設
型表示体ホルダー。 - 【請求項4】 請求項3において、前記枠体は、前記コ
ンクリート製ユニットを成形する型枠に設けられた設定
用のボスに着脱可能であることを特徴とする埋設型表示
体ホルダー。 - 【請求項5】 請求項3において、前記枠体の表面また
は取付部から突き出た少なくとも1つの突起を有し、こ
の突起が前記コンクリート製ユニットを成形する型枠に
設けられた設定用の孔に嵌め込み可能であることを特徴
とする埋設型表示体ホルダー。 - 【請求項6】 請求項5において、前記突起は前記コン
クリート製ユニットを前記型枠から脱型する際に切断可
能であることを特徴とする埋設型表示体ホルダー。 - 【請求項7】 表示面を備えた埋設型表示体がプレキャ
スト時に埋設されたコンクリート製ユニットであって、
前記表示面が露出するように埋設されていることを特徴
とするコンクリート製ユニット。 - 【請求項8】 プレート型の表示体をはめ込み可能な枠
体と、この枠体で囲われた取付部とを備えたホルダー部
を有する埋設型表示体ホルダーがプレキャスト時に埋設
されたコンクリート製ユニットであって、前記ホルダー
部が露出するように埋設されていることを特徴とするコ
ンクリート製ユニット。 - 【請求項9】 埋設型表示体または埋設型表示体ホルダ
ーから突き出た突起をコンクリート製ユニットの製造型
枠に設けられた設定用の孔に嵌め込んで前記埋設型表示
体または埋設型表示体ホルダーを前記製造型枠の所定の
位置に設定する工程と、 前記製造型枠にコンクリートを注入する工程と、 前記製造型枠から前記コンクリート製ユニットを脱型す
る工程とを有することを特徴とするコンクリート製ユニ
ットの製造方法。 - 【請求項10】 プレート型の表示体をはめ込み可能な
枠体を備えた埋設型表示体ホルダーの前記枠体をコンク
リート製ユニットの製造型枠に取りつけられた設定用ボ
スに嵌め込んで前記埋設型表示体ホルダーを前記製造型
枠の所定の位置に設定する工程と、 前記製造型枠にコンクリートを注入する工程と、 前記製造型枠から前記設定用ボスの伸びた方向に前記コ
ンクリート製ユニットを脱型する工程とを有することを
特徴とするコンクリート製ユニットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23304496A JP3163013B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 埋設型表示体、埋設型表示体ホルダー、コンクリート製ユニットおよびコンクリート製ユニットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23304496A JP3163013B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 埋設型表示体、埋設型表示体ホルダー、コンクリート製ユニットおよびコンクリート製ユニットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078324A true JPH1078324A (ja) | 1998-03-24 |
JP3163013B2 JP3163013B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=16948930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23304496A Expired - Lifetime JP3163013B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 埋設型表示体、埋設型表示体ホルダー、コンクリート製ユニットおよびコンクリート製ユニットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3163013B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006234664A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Konoe:Kk | 測量地点表示プレート |
KR102044170B1 (ko) * | 2019-05-02 | 2019-11-13 | 주식회사 필룩스 | 조명 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PT106310B (pt) * | 2012-05-14 | 2014-07-18 | In S Raposo De Oliveira | Peças de vestuário com propriedades terapêuticas e o seu uso no tratamento da psoríase e outras doenças |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP23304496A patent/JP3163013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006234664A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Konoe:Kk | 測量地点表示プレート |
JP4623281B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2011-02-02 | 株式会社コノエ | 測量地点表示プレート |
KR102044170B1 (ko) * | 2019-05-02 | 2019-11-13 | 주식회사 필룩스 | 조명 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3163013B2 (ja) | 2001-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7777628B2 (en) | Radio frequency identification system and method for use in cast concrete components | |
JP3163013B2 (ja) | 埋設型表示体、埋設型表示体ホルダー、コンクリート製ユニットおよびコンクリート製ユニットの製造方法 | |
KR100526997B1 (ko) | 돌출부의 모서리가 둥근 가로등 지주용 기초의 제조 방법 | |
KR102087035B1 (ko) | 앵커볼트 설치용 지그 | |
JP5547843B1 (ja) | 溝蓋用受枠及びその溝蓋用受枠の敷設方法 | |
JP2007169955A (ja) | 側溝の改修用補強具,改修用補助具,改修用グレーチング,改修構造,改修方法 | |
KR20180100742A (ko) | 표지주 설치형 표지판 및 이의 설치방법 | |
JP4070352B2 (ja) | 内面樹脂被覆セグメント用樹脂部材、および内面樹脂被覆セグメントの製造方法 | |
US20230002982A1 (en) | Road Stud | |
CN211178478U (zh) | 用于水平向预制构件的定位系统 | |
JP3962293B2 (ja) | 道路付帯設備及び道路付帯設備の施工方法 | |
JPH07198859A (ja) | ループコイル装置及びループコイルの設置方法 | |
JPH07197426A (ja) | 道路標識等のポールの支持装置 | |
JP2548684B2 (ja) | コンクリート境界ブロックにおける標識の設置方法 | |
JPH1177646A (ja) | 耐久性型枠およびコンクリート製ユニットの製造方法 | |
JPH0746019Y2 (ja) | 埋込型端子函 | |
JPH09300334A (ja) | プレキャストコンクリート版の製造方法 | |
JPH11193512A (ja) | 道路鋲 | |
JPH11264121A (ja) | 境界用ブロックおよび指示ユニット | |
JPH08336817A (ja) | ブロック埋め込みpc板の製造方法 | |
JPH1150796A (ja) | トンネル内監視員通路の形成施工方法 | |
JP2007262866A (ja) | 道路用標示体 | |
JP2002061127A (ja) | 道路用視線誘導標および反射体を保持する保持材 | |
JPH099455A (ja) | 電気配線ボックス固定治具 | |
JP2003147795A (ja) | ハンドホールの高さ調整具とその調整方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150223 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |