JPH1077765A - 二部材間の接続部構造 - Google Patents

二部材間の接続部構造

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JPH1077765A
JPH1077765A JP23392496A JP23392496A JPH1077765A JP H1077765 A JPH1077765 A JP H1077765A JP 23392496 A JP23392496 A JP 23392496A JP 23392496 A JP23392496 A JP 23392496A JP H1077765 A JPH1077765 A JP H1077765A
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JP
Japan
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frame
window frame
connection structure
fitting
members
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JP23392496A
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English (en)
Inventor
Koichi Takahashi
浩一 高橋
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HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Hoppo Jubunka Kenkyusho KK
Original Assignee
HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Hoppo Jubunka Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビスを使用することなく簡単に固定でき、意
匠的外観が損なわれず、しかも、窓枠と額縁間の隙間寸
法変化にも対応できる二部材間の接続部構造を提供する
ことである。 【解決手段】 開口の屋外側に配置された硬質塩化ビニ
ル樹脂製の窓枠2の屋内側に木製の額縁部材4が配置さ
れ、この窓枠2と額縁部材4との間に、断面略コ字状の
硬質塩化ビニル樹脂製の嵌着部材7と、湾曲された硬質
樹脂製のスペーサー部材8とからなる隙間隠蔽材6が、
そのスペーサー部材8が嵌着部材7の内面と額縁部材4
の端面との間に、弾性反発力を有した状態にて介装され
ている窓枠2と額縁部材4との接続部構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二部材間の接続部
構造、たとえば窓枠と額縁の接続部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の窓枠と額縁の接続部構造(取付部
構造)は、図8に示すように、開口の屋外側に面する外
壁部1aに組み付けられたアルミ製の窓枠2a(第2部
材に相当)と、屋内側に面する内壁部3aに組み付けら
れた額縁部材4a(第1部材に相当)と、これら窓枠2
aと額縁部材4aとの間に存在する隙間5aを隠すため
の硬質塩化ビニル樹脂製の断面L型の目板6aとからな
り、この目板6aの屋内側端部61aにて額縁部材4a
の表面を被うようにしたものである(たとえば実公昭6
0−17499号公報や特開昭62−137387号公
報を参照。)。図に示すように、目板6aは額縁部材4
aおよび窓枠2aにビス7aにて固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
窓枠と額縁の接続部構造においては、目板6aの表面に
ビス7aの頭部が見えるので意匠的美観が劣り、また、
目板6aをビス7aにて額縁部材4aおよび窓枠2aに
固定しなければならず、現場での取付工数がかかるとい
う問題があった。なお、特開昭62−137387号公
報に記載の接続部構造においては、上記目板に相当する
ものが窓枠と一体化されているので、取付工数は半分に
減るが、ビス固定による意匠的美観の低下は基本的に避
けることができない。
【0004】本発明の目的は、ビスを使用することなく
簡単に固定でき、このため意匠的外観が損なわれない二
部材間(たとえば窓枠と額縁間)の接続部構造を提供す
ることである。また、本発明の他の目的は、二部材間
(たとえば窓枠と額縁間)の隙間寸法変化にも対応でき
る二部材間の接続部構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、第1部材と第2部材とが近接して配置され、両部材
間に隙間隠蔽材が介在されている二部材間の接続部構造
であって、前記隙間隠蔽材は、第1部材の端面側に嵌め
込まれる断面略コ字状の嵌着部材と、幅狭の弾性を有す
るスペーサー部材とからなり、このスペーサー部材が前
記嵌着部材と前記第1部材の端面との間に、弾性反発力
を有した状態にて介装されている二部材間の接続部構造
である。
【0006】また、請求項2記載の本発明は、スペーサ
ー部材が湾曲された硬質樹脂製の板状バネ体である請求
項1記載の二部材間の接続部構造である。
【0007】また、請求項3記載の本発明は、第1部材
が額縁であり、第2部材が窓枠である請求項1または2
記載の二部材間の接続部構造である。
【0008】(作用)請求項1に記載の本発明の二部材
間の接続部構造においては、第1部材と第2部材の間
に、第1部材の端面側に嵌め込まれる断面略コ字状の嵌
着部材と、弾性を有するスペーサー部材とからなる隙間
隠蔽材が、スペーサー部材を嵌着部材と第1部材の端面
との間に介装して介在されているので、ビスを使用する
ことなく、嵌着部材を第1部材の端面側に嵌め込むこと
により容易に固定できる。ビスが存在しないので、意匠
的美観は損なわれない。
【0009】また、嵌着部材と第1部材の端面との間
に、スペーサー部材が弾性反発力を有した状態にて介装
されているので、二部材間の隙間寸法の変化に対応でき
る。
【0010】また、請求項2または3記載の本発明にお
いては、スペーサー部材が湾曲された硬質樹脂製の板状
バネ体であるので、この板状バネ体の弾性反発力を変化
させる、すなわち、板状バネ体の変形度合いを変えるこ
とにより、現場での取付施工の際に、二部材間の隙間寸
法、たとえば窓枠と額縁間の隙間寸法が変化しても対応
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の二部材間の接続部
構造の第1実施例の要部を一部省略して示す縦断面図、
図2は図1における嵌着部材を示す拡大斜視図、図3は
図1におけるスペーサー部材を示す正面図である。
【0012】図1において、開口の屋外側に面する外壁
部1に第2部材である硬質塩化ビニル樹脂製の窓枠2が
組み付けられ、屋内側に面する内壁部3に第1部材であ
る木製の和引違い額縁部材4が組み付けられている。そ
して、窓枠2と額縁部材4との間に存在する隙間5に隙
間隠蔽材6が押圧状態にて介装されている。隙間隠蔽材
6は嵌着部材7とスペーサー部材8とから構成されてい
る。
【0013】嵌着部材7は硬質塩化ビニル樹脂製の断面
略コ字状の長尺型材であり、図2に示すように、垂直部
71の上下端より水平部72、73がともに約2度内側
に傾倒して形成されている。この結果、上下の水平部7
2、73の先端間の距離は奥側より少し狭くなってい
る。なお、この水平部72、73の先端間の距離は、上
記額縁部材4の窓枠2側の端面部の厚みより小さい。嵌
着部材7は厚みが約1.4mmの硬質塩化ビニル樹脂製
のものである。
【0014】スペーサー部材8は半円弧状に湾曲形成さ
れた幅狭の帯状体であり、幅が約10mm、厚みが約
1.4mm、長さ(まっすぐ伸ばした状態における)が
約220mmの硬質塩化ビニル樹脂製のものである。図
3に示すように、スペーサー部材8は曲率半径が約35
mmの半円弧状とされており、弾性復元力を有するバネ
板状のものである。
【0015】そして、図4に示すように、スペーサー部
材8は、その両端部が窓枠2側に位置するようにして、
額縁部材4の両縦枠41、41および上下枠42、43
の窓枠2側の端面にタッカー9にて固定されている。そ
の際、図5に示すように、スペーサー部材8は縦枠4
1、41、上枠42および下枠43のそれぞれにおい
て、3箇所にほぼ均等に配置して固定されている。
【0016】このスペーサー部材8が固定された額縁部
材4の両縦枠41、41および上下枠42、43の端面
側に、図6に示すように、所定寸法長さに先達された嵌
着部材7が縦勝ち状(図7参照)に嵌め込まれ、嵌着部
材7の垂直部71内面と額縁部材4の窓枠2側の端面と
の間にスペーサー部材8が変形圧縮されて介装されてい
る。
【0017】そして、窓枠2と額縁部材4間の接続部構
造においては、図1において、開口の屋外側に面する外
壁部1に窓枠2を組み付けた後、屋内側より、上記のス
ペーサー部材8を介装して嵌着部材7が嵌め込まれた額
縁部材4を屋内側より組み付け、窓枠2と額縁部材4と
の間に存在する隙間5に、スペーサー部材8が嵌着部材
7と額縁部材4の窓枠2側の端面との間に、弾性反発力
を有した状態にて介装されている。
【0018】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含ま
れるのは勿論である。
【0019】上記実施例においては、第1部材を額縁部
材、第2部材を窓枠としたが、たとえば第1部材を机、
第2部材を壁とした場合にも適用できる。
【0020】また、上記実施例においては、額縁部材4
の端面に、半円弧状に湾曲したスペーサー部材8をタッ
カー9にて固定したが、これとは逆に、嵌着部材7の垂
直部内面に固定してもよい。この場合は、スペーサー部
材の両端が額縁部材4側に位置するようにすればよい。
そして、嵌着部材7とスペーサー部材8が上記実施例の
ように同一樹脂製のものであれば、熱融着などの接着手
段にて固定することができる。このように、嵌着部材側
にスペーサー部材を固定すれば、隙間隠蔽材の取付工数
が半分になり、かつ、その取付施工も容易に行える。
【0021】スペーサー部材は、樹脂製の他、金属製の
ものであってもよい。また、その形状は、両端部をたと
えばハの字状に屈曲したものでもよい。スペーサー部材
の厚み、湾曲度合いなどは、適用される両部材間の隙間
の度合いに応じて適宜変更すればよい。
【0022】また、嵌着部材の垂直部外面(額縁部材の
端縁側に当接する面)に、その長手方向に沿って連続し
たシール部を形成してもよい。この際、たとえば嵌着部
材が硬質塩化ビニル樹脂の場合、シール部を軟質塩化ビ
ニル樹脂とし、このシール部を嵌着部材の押出成形時、
一体に成形するのがよい。このように、シール部を形成
することにより、二部材間の接続部の気密性が優れたも
のとなる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明においては、第
1部材と第2部材の間に、第1部材の端面側に嵌め込ま
れる断面略コ字状の嵌着部材と、弾性を有するスペーサ
ー部材とからなる隙間隠蔽材が、スペーサー部材を嵌着
部材と第1部材の端面との間に介装して介在されている
ので、ビスを使用することなく、嵌着部材を第1部材の
端面側に嵌め込むことにより容易に固定できる。ビスが
存在しないので、意匠的美観は損なわれない。
【0024】また、嵌着部材と第1部材の端面との間
に、スペーサー部材が弾性反発力を有した状態にて介装
されているので、二部材間の隙間寸法の変化に対応でき
る。
【0025】また、請求項2または3記載の本発明にお
いては、スペーサー部材が湾曲された硬質樹脂製の板状
バネ体であるので、この板状バネ体の弾性反発力を変化
させる(すなわち、板状バネ体の変形度合いを変える)
ことにより、取付施工の際に、二部材間の隙間寸法、た
とえば窓枠と額縁部材間の隙間寸法が変化しても対応で
きる。
【0026】また、請求項3記載の本発明は、窓枠と額
縁部材の納まり状態がすぐれており、実用的に価値ある
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の主要部を一部省略して示
す縦断面図である。
【図2】図1における嵌着部材を示す拡大斜視図であ
る。
【図3】図1におけるスペーサー部材を示す正面図であ
る。
【図4】スペーサー部材の固定方法を示す説明図であ
る。
【図5】スペーサー部材の固定状態を示す説明図であ
る。
【図6】嵌着部材の嵌め込み方法を示す説明図である。
【図7】嵌着部材の嵌め込み状態を示す一部省略斜視図
である。
【図8】従来の窓枠と額縁の接続部構造を示す要部縦断
面図である。
【符号の説明】
1 外壁部 2 窓枠(第2部材) 3 内壁部 4 額縁部材(第1部材) 41 縦枠 42 上枠 43 下枠 5 隙間 6 隙間隠蔽材 7 嵌着部材 71 垂直部 72、73 水平部 8 スペーサー部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材と第2部材とが近接して配置さ
    れ、両部材間に隙間隠蔽材が介在されている二部材間の
    接続部構造であって、 前記隙間隠蔽材は、第1部材の端面側に嵌め込まれる断
    面略コ字状の嵌着部材と、幅狭の弾性を有するスペーサ
    ー部材とからなり、このスペーサー部材が前記嵌着部材
    と前記第1部材の端面との間に、弾性反発力を有した状
    態にて介装されていることを特徴とする二部材間の接続
    部構造。
  2. 【請求項2】 スペーサー部材が湾曲された硬質樹脂製
    の板状バネ体である請求項1記載の二部材間の接続部構
    造。
  3. 【請求項3】 第1部材が額縁部材であり、第2部材が
    窓枠である請求項1または2記載の二部材間の接続部構
    造。
JP23392496A 1996-09-04 1996-09-04 二部材間の接続部構造 Pending JPH1077765A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015105507A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社Lixil 樹脂製窓枠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015105507A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社Lixil 樹脂製窓枠

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