JPH1077761A - 建 具 - Google Patents

建 具

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Publication number
JPH1077761A
JPH1077761A JP23192596A JP23192596A JPH1077761A JP H1077761 A JPH1077761 A JP H1077761A JP 23192596 A JP23192596 A JP 23192596A JP 23192596 A JP23192596 A JP 23192596A JP H1077761 A JPH1077761 A JP H1077761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
folding door
door
lower frame
end surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP23192596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroichi Torii
博一 鳥居
Kenji Takeuchi
健次 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKAI ARUKOTSUKU KOGYO KK
Original Assignee
TOKAI ARUKOTSUKU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKAI ARUKOTSUKU KOGYO KK filed Critical TOKAI ARUKOTSUKU KOGYO KK
Priority to JP23192596A priority Critical patent/JPH1077761A/ja
Publication of JPH1077761A publication Critical patent/JPH1077761A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 下枠における水返し等の段差をなすようにし
た場合にも、扉枠内で2つ折りにできる折戸の提供。 【解決手段】 上枠3、下枠4及び右左側枠5、6から
なる扉枠2と、上枠及び下枠の両側に取り付けられた垂
直軸7、8と、この垂直軸に両側部が回動自在で上下動
可能に取り付けられて中央部で2つ折り可能な折戸9と
からなり、折戸の一方側部を支持する垂直軸を上枠、下
枠に沿ってスライド自在とし、2つ折りにすることによ
り開状態となるようにし、折戸の下端面に垂直軸を囲む
凹所を設け、この凹所に回動自在に嵌まる受部材の摺接
面を傾斜面とし、この傾斜面の傾斜方向に沿って折戸が
上昇するように規定する。折戸を開方向へ回転させると
受部材と凹所との傾斜面に沿って折戸が上昇し、下枠と
の間に間隙が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2つ折りにされ
る折戸を備えた建具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、風呂場の出入口に、上枠、下
枠及び側枠からなり風呂場の開口部に取り付けられる扉
枠と、この扉枠の上枠及び下枠の両側に取り付けられた
垂直軸と、この垂直軸に両側部が回動自在に取り付けら
れて左右方向中央部で2つ折り可能な折戸とからなる建
具を設置して、風呂場と脱衣場とを仕切る場合がある。
【0003】この建具は、折戸の一方側部を支持する垂
直軸が扉枠の上枠及び下枠に沿ってスライド自在となっ
ているので、折戸の左右方向中央部分を風呂場側へ押す
か引いて折戸を扉枠内で2つ折りにすることにより開状
態になる。また、下枠の脱衣場側の側縁には、上端面が
折戸の下端面と略面一な水返しが突設されており、風呂
場からの湯水が脱衣場に渡り難くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の建具
は、下枠に水返しが設けられているため段差が生じるの
で、老人や身体障害者など歩行に困難のある人にとっ
て、足がつまずき易いし、車椅子に乗ったとしても出入
りが困難であった。このような段差をなくす方法として
は、水返しと同じ高さの側壁部を下枠の風呂場側の側縁
部に設けることが考えられるが、このような側壁部を設
けると、この側壁部の上端面が2つ折りしようとする折
戸の下端面に接触するため、折戸を2つ折りにして建具
を開状態にすることができない、という問題があった。
【0005】そこで、この発明は、下枠に段差をなくす
ための側壁部を設けても、折戸を扉枠内で2つ折りにす
ることができるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、上枠、下枠及び左右側枠からなる扉
枠と、この扉枠の上枠及び下枠の両側に取り付けられた
垂直軸と、この垂直軸に両側部が回動自在で上下動可能
に取り付けられて左右方向中央部で2つ折り可能な折戸
とからなり、この折戸の一方側部を支持する垂直軸を、
扉枠の上枠及び下枠に沿ってスライド自在として、折戸
を扉枠内で2つ折りすることにより開状態となるように
し、この折戸の下端面に垂直軸を囲む凹所を設け、この
凹所に回動自在に嵌まる受部材を当該垂直軸に固定し、
この受部材の上面と凹所との対向する当接面を傾斜面と
し、この傾斜面の傾斜方向を、折戸の開方向への回動に
より、上記傾斜面に沿って折戸が上昇するように規定し
て、建具を構成した。
【0007】この発明に係る建具においては、折戸を開
方向へ回動させると、受部材と凹所との傾斜面に沿って
折戸が上昇するので、上端面が折戸の下端面と略面一な
側壁部を下枠に設けて下枠の段差をなくしても、折戸を
開放する際には、側壁部の上端面と折戸の下端面との間
に間隔が形成されて、折戸を扉枠内で2つ折りにして開
状態にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明に係る建具の実施の一形
態を、添付図面に基づいて説明する。
【0009】図1に示す建具1は、上枠3、下枠4及び
左右側枠5、6からなる扉枠2と、この扉枠2の上枠3
及び下枠4の両側に取り付けられる上下の軸部材7、8
と、これら軸部材7、8に両側部が回動自在に取り付け
られて左右方向中央部で2つ折り可能な折戸9とからな
る。
【0010】図1及び図2に示すように、上枠3と下枠
4のそれぞれには、長さ方向に沿うレール10、11が
それぞれ設けられており、このレール10、11に、そ
れぞれの軸部材7、8が取り付けられている。
【0011】右側の軸部材7、8は、レール10、11
に対して固定されており、左側の軸部材7、8は、レー
ル10、11に対して左右にスライド自在となってい
る。このため、図1に示すように、折戸9を軸部材7、
8を軸に回動させて扉枠2内で2つ折りにして、建具1
を開放状態にすることができる。また、折戸9を扉枠2
内で広げると、折戸9の上端面と下端面の中央部にそれ
ぞれ設けられたラッチ爪12が、上枠3と下枠4のレー
ル10、11に引っ掛かるので、折戸9が拡がった状態
で保持されて、建具1が閉鎖状態となる。
【0012】図2に示すように、下枠4の一方側縁に
は、上端面が折戸9の下端面と略面一な水返し13が一
体に形成されている。また、この水返し13にレール1
1を挟んで間隔を開けて対向する側壁板14が、下枠4
の他方側縁に取り付けられている。
【0013】この側壁板14は、上端部の水返し13側
への屈曲により上端面が形成されており、この上端面
は、水返し13の上端面と面一に形成されて、下枠4に
段差が生じないようにしている。また、側壁板14の上
端面は、折戸9の下端面に近接しており、湯水が建具1
を通過し難くなるようにしている。
【0014】折戸9は、図2に示すように、上端面と下
端面の両側に、上下の軸部材7、8を収容する軸ホルダ
ー15、16がそれぞれ埋設されている。
【0015】上方の軸ホルダー15は、上端面で開口す
る大径収容孔17と、この大径収容孔17の底面で開口
する小径収容孔18とが穿設されている。
【0016】この軸ホルダー15に収容される上方の軸
部材7は、軸ホルダー15の大径収容孔7に上下動可能
に収容される基部19と、この基部19の上端部に設け
られて上枠3のレール10をスライド自在に挟む挟持部
20と、基部10の下端部に設けられて小径収容孔18
に上下動可能に収容される垂直軸部21とからなり、こ
の垂直軸部21を軸に軸ホルダー15内で回動自在とな
っている。また、この軸部材7は、大径収容孔17の底
面と基部19の下端部との間に設置されて垂直軸部21
を囲むスプリング22により常時上方へ付勢されてい
る。
【0017】また、下方の軸ホルダー16は、図2及び
図3に示すように、下端部で開口する凹孔23と、上端
面及び凹孔23内で開口する軸挿通孔24とが設けられ
ている。
【0018】この軸ホルダー16に収容される下方の軸
部材8は、軸ホルダー16の凹孔23に上下動可能かつ
回動自在に嵌まる円柱形状の受部25と、この受部25
の下端部のスリット溝26内に回動自在に取り付けられ
て下枠4のレール11上を転動するローラ27と、受部
25の周面下端部から側方へ突出し、下面にスリット溝
26と連通するスライド溝28が形成されたガイド部2
9とからなり、受部25には、軸ホルダ16の凹孔23
に収容された状態で軸ホルダー16の軸挿通孔24に挿
通される垂直軸30が固定されている。なお、右側の軸
部材8は、レール11に対してスライドしないようにな
っている。
【0019】受部25の上面と凹孔23との対向する当
接面には、互いに上下に位置する水平部31、31’、
32、32’と、これら水平部31、31’32、3
2’の間で連続する傾斜部33、34とがそれぞれ形成
されている。この傾斜部33、34の傾斜方向は、折戸
9を開方向、即ち2つ折りとなる方向へ回動させること
によって、図4に示すように、折戸9の下端面に埋没さ
れた軸ホルダー16を下方の軸部材8に被さった状態で
垂直軸周りに回動させたときに、受部25と凹孔23の
傾斜部33、34が互いにスライドし、この傾斜部3
3、34に沿って折戸9が上昇するように規定されてい
る。
【0020】したがって、この建具1は、折戸9を扉枠
2に対して開方向に回動させると、折戸9が上昇して折
戸9と側壁板14との間に間隙が形成されるので、折戸
9が側壁板14にこすれることなくスムーズに開放され
ることとなる。そして、折戸9の上昇は、凹孔23の下
方の水平部31’が受部25の上方の水平部32上にき
たときに止まる。このとき、折戸9の上端部において
は、スプリング22が押圧されて、上方の軸部材7に対
して軸ホルダー15が上方へスライドするので、折戸9
の扉枠2に対する上昇が許容される。
【0021】この建具1は、水返し13と側壁板14の
それぞれの上端面が互いに面一なため、扉枠2の下枠4
に段差が生じないので、折戸9を開放して扉枠2内を通
過する際に足がつまずかないし、車椅子もがたつかな
い。なお、折戸9の下端面か側壁板14の上端面に、柔
軟な材質で形成した耐水性のブレードを1又は複数枚取
り付けると、風呂場からの湯水が脱衣場に一層渡り難く
なるので都合がよい。
【0022】
【発明の効果】この建具は、以上のように構成されてい
ることより、扉枠の下枠に水返しと略面一な側壁部を設
けても折戸がスムーズに開放できるため、扉枠の下枠に
おける段差をなくして足がつまずき難くなるし、車椅子
が扉枠内をがたつきなく通過できるようになるので、身
体障害者や高齢者に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の建具の斜視図
【図2】折戸の扉枠への取り付け状態を示す断面図
【図3】下方の軸部材とその軸ホルダーを示す斜視図
【図4】図1の建具の作用を示す要部説明図
【符号の説明】
1 建具 2 扉枠 3 上枠 4 下枠 5 右側枠 6 左側枠 7、8 軸部材 9 折戸 10、11 レール 12 ラッチ爪 13 水返し 14 側壁板 15、16 軸ホルダー 17 大径収容孔 18 小径収容孔 19 基部 20 挟持部 21 垂直軸部 22 スプリング 23 凹孔 24 軸挿通孔 25 受部 26 スリット溝 27 ローラ 28 スライド溝 29 ガイド部 30 垂直軸 31、31’32、32’ 水平部 33、34 傾斜部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠、下枠及び左右側枠からなる扉枠
    と、この扉枠の上枠及び下枠の両側に取り付けられた垂
    直軸と、この垂直軸に両側部が回動自在で上下動可能に
    取り付けられて左右方向中央部で2つ折り可能な折戸と
    からなり、この折戸の一方側部を支持する垂直軸を、扉
    枠の上枠及び下枠に沿ってスライド自在として、折戸を
    扉枠内で2つ折りすることにより開状態となるように
    し、この折戸の下端部に垂直軸を囲む凹所を設け、この
    凹所に回動自在に嵌まる受部材を当該垂直軸に固定し、
    この受部材の上面と凹所との対向する当接面を傾斜面と
    し、この傾斜面の傾斜方向を、折戸の開方向への回動に
    より、上記傾斜面に沿って折戸が上昇するように規定し
    た建具。
  2. 【請求項2】 上記下枠の一方側縁に形成した水返しに
    間隔をあけて対向する側壁部を、下枠の他方側縁に設
    け、この側壁部の上端面を、上記水返しの上端面と略面
    一となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    建具。
  3. 【請求項3】 上記水返しと側壁部の上端面が、上記折
    戸の下端面と略面一に位置することを特徴とする請求項
    2に記載の建具。
JP23192596A 1996-09-02 1996-09-02 建 具 Pending JPH1077761A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23192596A JPH1077761A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 建 具

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JPH1077761A true JPH1077761A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16931220

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JP23192596A Pending JPH1077761A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 建 具

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JP (1) JPH1077761A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012172315A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Ykk Ap株式会社 ヒンジ、及び、建具
CN105986685A (zh) * 2016-03-09 2016-10-05 合肥工业大学 一种折叠车位库的分段式运动骨架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012172315A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Ykk Ap株式会社 ヒンジ、及び、建具
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