JPH107689A - 触媒の除去方法 - Google Patents

触媒の除去方法

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JPH107689A
JPH107689A JP8156578A JP15657896A JPH107689A JP H107689 A JPH107689 A JP H107689A JP 8156578 A JP8156578 A JP 8156578A JP 15657896 A JP15657896 A JP 15657896A JP H107689 A JPH107689 A JP H107689A
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春行 三ノ浦
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属塩化物触媒存在下に、オキシ塩化燐とビ
スフェノールA及び1価フェノールを反応させて得られ
る燐酸エステルオリゴマーから、エステルの分解を起こ
すことなく金属成分を除去する簡便な方法を提供する。 【解決手段】 反応生成物と、pHが3以下の酸性の洗
浄水を、65℃以上の温度で加熱混合し、金属分を水相
に抽出する。 【効果】 簡便な設備、操作により、熱安定性に優れた
燐酸エステルオリゴマーが高収率で得られ、かつフェノ
ール類や燐酸エステル類の排出が少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性に優れ、樹
脂用の添加剤として有用な燐酸エステルの製造方法に関
する。さらに詳しくは、金属塩化物触媒存在下に、オキ
シ塩化燐とビスフェノールA及び1価フェノールを反応
させて得られる燐酸エステルオリゴマーから、触媒金属
を除去する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】燐酸エステルは、樹脂に混合して難燃効
果、可塑効果、酸化防止効果などの優れた性能を発現す
ることから、樹脂用の添加剤として広く使用されてい
る。中でも、下記一般式[1]で表される、ビスフェノ
ールAの残基で架橋されたオリゴマータイプのアリール
燐酸エステルは、耐熱性に優れ、成形加工時の揮散や樹
脂表面へのしみ出し(ブリード)、金型汚染等の問題を
起こし難いうえ、耐加水分解性に優れており、また物性
のバランスのとれた樹脂組成物が得られる事から、ポリ
スチレン系樹脂やポリカーボネート系樹脂、ポリフェニ
レンエーテル系樹脂などの添加剤として注目されてい
る。
【0003】
【化1】
【0004】(式中、nは0〜10の整数で、Ar1,
Ar2,Ar3,Ar4は、各々同一または異なる1価
の芳香族基である。) 例えば、特開平7−53876号公報には、これらの添
加剤を用いた、長期の使用や過酷な条件下での使用ある
いはリサイクル使用に適した熱可塑性樹脂組成物が、ま
た、特開平8−73654号公報には、高剛性の樹脂組
成物が記載されている。
【0005】式[1]で示されるエステルは、通常、触
媒存在下にオキシ塩化燐とビスフェノールA及び1価フ
ェノール類を反応させる公知の方法により合成される。
例えば特公昭62−25706号公報には、塩化アルミ
ニウムを触媒として、オキシ塩化燐とビスフェノールA
及び1価フェノールを一緒に反応する方法が、また特開
昭63−227632号公報には、塩化マグネシウムを
触媒として、ビスフェノールAに対し過剰のオキシ塩化
燐を反応させた後、未反応のオキシ塩化燐を除去し、1
価フェノール類を反応させる方法が記載されている。
【0006】しかし、触媒に由来する金属分は、高温下
ではエステル交換や加水分解の触媒として作用する為、
燐酸エステル中に残留すると、樹脂との押し出し成型時
などに燐酸エステルのみならず樹脂自体のゲル化や分解
を引き起こして、樹脂組成物の物性を著しく低下させた
り、金型を汚染して生産性を低下させたり、さらには金
型腐食の原因となることが知られている。従って、合成
した燐酸エステルから触媒金属分を除去する事は、製品
の熱安定性を確保する上で必須である。
【0007】合成した燐酸エステルから触媒を除去する
方法としては、熱水や酸性水、アルカリ水により金属分
を水相に抽出する洗浄精製法がもっぱら行われている。
これらの方法は本来、燐酸トリアリールや、レゾルシノ
ールで架橋された燐酸エステルオリゴマーなど、比較的
粘度の低い燐酸エステルの精製のために開発された方法
である。しかし、熱水による洗浄では、金属分を十分に
除去することは困難であり、また、これらのエステル類
は加水分解しやすい為、酸性やアルカリ性の条件下で加
熱洗浄すると、エステル類が分解して製品の収率低下を
引き起こすと同時に、多量の分解物が洗浄水と共に排出
される問題があるため、操作温度に制限があった。
【0008】ところが、式[1]で示されるエステル
は、前述のエステル類に比べて高粘度であり、同じ条件
で洗浄すると、エステルと洗浄水の接触が不十分とな
り、洗浄効率が低下するため、より長時間、高攪拌力、
あるいは多段の操作が必要であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、式[1]で
示されるエステルから、簡便かつ十分に触媒由来の金属
成分を除去出来て熱安定性に優れた製品が高収率で得ら
れ、かつフェノール類や燐酸エステル類の排出量が少な
い、環境に優しい触媒の洗浄除去方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成すべく、式[1]で示されるエステルの耐加水分
解性の高さに着目して研究した結果、酸性の洗浄液を用
いると、エステルの加水分解を起こすことなく洗浄温度
を上げることが出来、洗浄効率が飛躍的に改善できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち、本発明は以下の通りである。 1.金属塩化物触媒存在下に、オキシ塩化燐とビスフェ
ノールA及び1価フェノールを反応させて得られる燐酸
エステルオリゴマーから、触媒金属を除去するに当た
り、反応生成物とpH3以下の酸性の洗浄水を、65℃
以上の温度で加熱混合し、金属分を水相に抽出すること
を特徴とする、触媒の除去方法。 2.該洗浄水が、0.01〜2規定の、塩酸、硫酸、又
は蓚酸水である、上記1の触媒の除去方法。
【0012】以下に本発明を詳細に説明する。合成に用
いる金属塩化物触媒としては、例えば無水塩化マグネシ
ウム、塩化アルミニウム、塩化チタン、塩化錫、塩化亜
鉛、塩化鉄などが挙げられ、これらを単独、又は組み合
わせて用いることが出来る。特に無水塩化マグネシウム
及び塩化アルミニウムの単独又は組み合わせが好適に用
いられる。
【0013】合成に用いる1価フェノールとしては、例
えば、フェノール、クレゾール、キシレノール、トリメ
チルフェノール、イソプロピルフェノール、ジ−t−ブ
チルフェノール、ノニルフェノールなどのアルキルフェ
ノール類や、フェニルフェノール、ベンジルフェノー
ル、クミルフェノール、ナフトール等を単独、又は組み
合わせて用いることが出来る。中でも、フェノール、ク
レゾール、キシレノールが好適に用いられる。
【0014】洗浄水としては、pH3以下の酸性水であ
ることが必要である。pHが3を越えて10以下の洗浄
水では、エステルに含まれる金属分を十分に除くことが
困難な上、エマルジョン化を起こしやすく、洗浄水の分
離が困難となる。又、pHが10を越える洗浄水を用い
ると、燐酸エステル、特に副生するトリアリール燐酸エ
ステルが加水分解し、水溶性のジアリール燐酸などのエ
ステル類や、1価フェノール類が多量に水相に移行す
る。
【0015】酸性水に用いる酸の種類は特に制限しない
が、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸、ホウ酸、蓚酸、酢酸など
が使いやすく、特に塩酸、硫酸、蓚酸が好ましい。酸の
濃度は、pH3以下を達成すればよいが、好ましくはp
H2.6以下であり、0.01〜2規定の範囲が特に好
ましい。酸濃度が2規定を越えても、洗浄効率は改善せ
ず、廃酸の排出量が増加するだけである。
【0016】洗浄温度は、エステルと洗浄水の十分な接
触が出来るようにエステルの粘度を下げるため、65℃
以上が必要で、70℃以上が好ましく、75℃以上がさ
らに好ましい。温度の上限に特に規定はなく、100℃
を越えて洗浄液が還流状態となってもエステルが加水分
解することはない。エステルと洗浄液の比率は、エステ
ルと洗浄水の十分な接触が確保できる限りにおいて特に
制限はないが、通常、エステルに対して、体積比で0.
1〜10倍の洗浄液を用いることが好ましく、0.2〜
5倍の範囲がさらに好ましい。
【0017】洗浄に使用する装置は、特に規定しない
が、一般的なミキサー/セトラー型の洗浄装置が好適に
用いられる。反応生成物と洗浄水の混合には、例えば攪
拌混合槽や、ラインミキサーなどを用いることが出来
る。洗浄後のエステル相と水相の分離法は、特に規定し
ないが、本発明の方法によれば、通常、液液分離性は極
めて良く、セトラー等を用いる一般的な重力分離法によ
り容易に分離することが出来る。又、交流の連続式液液
抽出装置を用いることもできる。
【0018】本発明の方法により触媒金属成分を除去し
た燐酸エステルから、必要に応じて水による洗浄などに
より酸性分を除去した後、蒸留などにより水分等を除去
したものは、耐熱性に優れ、難燃剤などの樹脂用添加剤
として好適に用いることが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を具体
的に説明する。まず、本発明で用いた分析方法を以下に
示す。 エステルの縮合度nによる組成 東ソー GPC カラム 東ソー TSKgel G2000HXL 2本 東ソー TSKgel G3000HXL 1本 直列 溶媒 THF flow=1ml/分 検出器 UV λ=254nm 試料 THF1000倍希釈 5μl 絶対検量線法 エステル及び排水中の1価フェノール及びジアリール燐酸の定量 島津 LC−1OA カラム 東ソー TSKgel ODS−80T 溶媒 メタノール/水=90/10 flow=0.5ml/分 検出器 UV λ=254nm 試料 メタノール 100倍希釈 10μl 絶対検量線法 エステル及び排水中の金属分の定量 ICP法 装置 セイコー社製 JYー38PII型 試料 MIBK 50倍希釈 絶対検量線法 実施例に用いた燐酸エステルの構造式を表1、得られた
反応生成物の組成を表2に示す。又、合成方法を下記に
示す。 <燐酸エステル1の合成>加熱乾燥により脱水したビス
フェノールA456.4g(2.0モル)、オキシ塩化
燐768.1g(5.0モル)、及び無水塩化マグネシ
ウム2.8g(0.03モル)を、かくはん機・還流管
付きの2000ml四つ口フラスコに仕込み、窒素気流
下70〜120℃にて5時間反応させた。反応終了後、
反応温度を維持しつつ、フラスコを真空ポンプにて50
mmHgに減圧し、未反応のオキシ塩化燐をトラップにて回
収した。ついでフラスコを室温まで冷却し、フェノール
752.1g(8.0モル)を加え、100〜150℃
に加熱して5時間反応させた。そのままの温度で10m
mHg以下まで徐々に減圧し、未反応のフェノールを一
部溜去して1297gの反応生成物を得た。 <燐酸エステル2の合成>無水塩化マグネシウムの代わ
りに塩化アルミニウム2.0g、フェノールの代わりに
クレゾール865.0g(m,p混合体、8.0モル)
を用いる以外は、燐酸エステル1と同様の方法により合
成を行い、1411gの反応生成物を得た。 <燐酸エステル3の合成>ビスフェノールAの代わりに
ヒドロキノン220.5g(2.0モル)を用いる以外
は、燐酸エステル1と同様の方法により合成を行い、1
060gの反応生成物を得た。 <燐酸エステル4の合成>ビスフェノールAの代わりに
レゾルシノール220.8g(2.0モル)を用いる以
外は、燐酸エステル1と同様の方法により合成を行い、
1061gの反応生成物を得た。
【0020】
【実施例1】バッフル付きのパイレックス製300ml
セパラブルフラスコに、燐酸エステル1を100gおよ
び0.1規定塩酸100gを仕込み、湯浴にて70℃に
加温しながら、翼長30mmのテフロン製スクリュウ翼
を用い、200rpmの速度で30分間混合攪拌した
後、攪拌を止め30分間静置して水相とエステル相を分
離した。水相とエステル相を回収して、フェノール類、
エステル類及び金属分の定量を行った。結果を表3に示
す。
【0021】
【実施例2】燐酸エステル1の代わりに燐酸エステル2
を用いる以外は、実施例1と同様の操作を行った。回収
した水相とエステル相の分析結果を表3に示す。
【0022】
【実施例3】操作温度を100℃とする以外は、実施例
1と同様の操作を行った。回収した水相とエステル相の
分析結果を表3に示す。
【0023】
【比較例1】燐酸エステル1の代わりに燐酸エステル3
を用いる以外は、実施例1と同様の操作を行った。回収
した水相とエステル相の分析結果を表3に示す。
【0024】
【比較例2】燐酸エステル1の代わりに燐酸エステル4
を用いる以外は、実施例1と同様の操作を行った。回収
した水相とエステル相の分析結果を表3に示す。
【0025】
【比較例3】操作温度を60℃とする以外は、実施例1
と同様の操作を行った。回収した水相とエステル相の分
析結果を表3に示す。
【0026】
【比較例4】0.1規定塩酸の代わりに、0.1規定水
酸化ナトリウム水溶液を用いる以外は、実施例1と同様
の操作を行った。回収した水相とエステル相の分析結果
を表3に示す。
【0027】
【実施例4】0.1規定塩酸の代わりに、0.2規定硫
酸を用い、操作温度を90℃とする以外は、実施例1と
同様の操作を行った。回収した水相とエステル相の分析
結果を表4に示す。
【0028】
【実施例5】0.2規定硫酸の代わりに、0.2規定蓚
酸を用いる以外は、実施例4と同様の操作を行った。回
収した水相とエステル相の分析結果を表4に示す。
【0029】
【実施例6】0.2規定硫酸の代わりに、0.005規
定塩酸を用いる以外は、実施例4と同様の操作を行っ
た。回収した水相とエステル相の分析結果を表4に示
す。
【0030】
【実施例7】0.2規定硫酸の代わりに、1規定塩酸を
用いる以外は、実施例4と同様の操作を行った。回収し
た水相とエステル相の分析結果を、表4に示す。
【0031】
【比較例5】0.2規定硫酸の代わりに、0.001規
定塩酸を用いる以外は、実施例4と同様の操作を行っ
た。回収した水相とエステル相の分析結果を、表4に示
す。
【0032】
【比較例6】0.2規定硫酸の代わりに、0.002規
定蓚酸を用いる以外は、実施例4と同様の操作を行っ
た。回収した水相とエステル相の分析結果を、表4に示
す。
【0033】
【実施例8】実施例1で回収したエステル相を、70℃
の蒸留水で洗浄して酸性分を除去した後、水分等を減圧
蒸留により留去した。得られたエステルを、TGAにて
窒素気流中300℃に保ち、重量減少速度を測定した。
結果を表5に示す。
【0034】
【実施例9〜11、比較例7〜9】実施例2、3、6及
び比較例1〜3で回収したエステル相について、実施例
8と同様の処理、測定を行った。結果を表5に示す。な
お、表5中の操作温度は洗浄に用いた蒸留水の温度であ
る。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、合成した燐酸エステル
オリゴマーから、簡便かつ十分に触媒金属成分を除去す
ることが出来る結果、熱分解しにくい製品を製造するこ
とが出来、かつ排水に同伴されるフェノール類や燐酸エ
ステル類が少ないことから、産業上大いに有用であ
る。。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/521 KCB C08K 5/521 KCB // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属塩化物触媒存在下に、オキシ塩化燐
    とビスフェノールA及び1価フェノールを反応させて得
    られる燐酸エステルオリゴマーから、触媒金属を除去す
    るに当たり、反応生成物とpH3以下の酸性の洗浄水
    を、65℃以上の温度で加熱混合し、金属分を水相に抽
    出することを特徴とする、触媒の除去方法。
  2. 【請求項2】 洗浄水が、0.01〜2規定の、塩酸、
    硫酸、又は蓚酸水である請求項1記載の触媒の除去方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001034616A1 (fr) * 1999-11-05 2001-05-17 Daihachi Chemical Industry Co., Ltd. Procede de preparation d'esters d'acide phosphorique condenses
WO2002032911A1 (de) * 2000-10-16 2002-04-25 Bayer Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von phosphorsäureestern
US6489502B2 (en) 2000-10-16 2002-12-03 Bayer Aktiengesellschaft Process for preparing phosphoric acid esters

Cited By (4)

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US6420465B1 (en) 2000-10-16 2002-07-16 Bayer Aktiengesellschaft Process for preparing phosphoric acid esters
US6489502B2 (en) 2000-10-16 2002-12-03 Bayer Aktiengesellschaft Process for preparing phosphoric acid esters

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