JPH1076690A - プリンタ装置および印刷方法 - Google Patents
プリンタ装置および印刷方法Info
- Publication number
- JPH1076690A JPH1076690A JP8233066A JP23306696A JPH1076690A JP H1076690 A JPH1076690 A JP H1076690A JP 8233066 A JP8233066 A JP 8233066A JP 23306696 A JP23306696 A JP 23306696A JP H1076690 A JPH1076690 A JP H1076690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- ink
- printing
- photographic paper
- thermal head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少量印刷に適した３Ｄプリントを行うことが
できるプリンタ装置および印刷方法を提供する。 【解決手段】 昇華型熱転写プリンタ１は、制御回路
５、画像メモリ６、サーマルヘッド７、プラテンローラ
用モータ８などを有し、ホストコンピュータ３によって
画像処理が行われた画像データを画像メモリ６に格納す
る。サーマルヘッド７の発熱素子によってインクリボン
１４に熱が加えられると、インク層１４ｂ内の染料分子
１４ｃは昇華し、インク層１４ｂから印画紙１５の受容
層１５ｂにインクが転写される。発熱素子の発熱量によ
り転写されるインク量を制御することができ、画像の明
暗が表現される。印画紙１５にレンチキュラーレンズ１
８を被着することで３Ｄプリントが行われる。
できるプリンタ装置および印刷方法を提供する。 【解決手段】 昇華型熱転写プリンタ１は、制御回路
５、画像メモリ６、サーマルヘッド７、プラテンローラ
用モータ８などを有し、ホストコンピュータ３によって
画像処理が行われた画像データを画像メモリ６に格納す
る。サーマルヘッド７の発熱素子によってインクリボン
１４に熱が加えられると、インク層１４ｂ内の染料分子
１４ｃは昇華し、インク層１４ｂから印画紙１５の受容
層１５ｂにインクが転写される。発熱素子の発熱量によ
り転写されるインク量を制御することができ、画像の明
暗が表現される。印画紙１５にレンチキュラーレンズ１
８を被着することで３Ｄプリントが行われる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体画像を得るた
めにレンチキュラーレンズが被着される印画紙に画像を
印刷するプリンタ装置および印刷方法に関する。
めにレンチキュラーレンズが被着される印画紙に画像を
印刷するプリンタ装置および印刷方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のプリンタ装置は、グラビ
ア印刷が行われた印画紙にレンチキュラーレンズを被着
して３Ｄ（立体画像）プリントを行っていた。グラビア
印刷ではインキ層の厚薄によって画像の明暗が表現され
る。
ア印刷が行われた印画紙にレンチキュラーレンズを被着
して３Ｄ（立体画像）プリントを行っていた。グラビア
印刷ではインキ層の厚薄によって画像の明暗が表現され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリンタ装置で３Ｄプリントを行う場合、グラビア
印刷を用いることから製版作業などが必要であった。グ
ラビア印刷は一般に大量印刷に適しており、数枚だけの
少量印刷に不向きである。また、製版作業は複雑で時間
がかかり、コスト面で不利であった。このように個人レ
ベルで３Ｄプリントを行うことは、大がかりになりすぎ
て難しかった。
来のプリンタ装置で３Ｄプリントを行う場合、グラビア
印刷を用いることから製版作業などが必要であった。グ
ラビア印刷は一般に大量印刷に適しており、数枚だけの
少量印刷に不向きである。また、製版作業は複雑で時間
がかかり、コスト面で不利であった。このように個人レ
ベルで３Ｄプリントを行うことは、大がかりになりすぎ
て難しかった。
【０００４】そこで、本発明は少量印刷に適した３Ｄプ
リントを行うことができるプリンタ装置および印刷方法
を提供することを目的とする。
リントを行うことができるプリンタ装置および印刷方法
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項１に係るプリンタ装置は、立体画像を
得るためにレンチキュラーレンズが被着される印画紙に
画像を印刷するプリンタ装置において、画像処理が行わ
れた画像データを記憶する画像メモリと、インク層が形
成されたインクリボンと、前記画像メモリに記憶された
画像データに基づき前記インクリボンを加熱し、前記イ
ンク層内の染料分子を昇華させて前記印画紙の受容層に
インクを転写するサーマルヘッドとを備え、前記転写さ
れるインク量を前記サーマルヘッドの発熱量で制御する
ことを特徴とする。
に本発明の請求項１に係るプリンタ装置は、立体画像を
得るためにレンチキュラーレンズが被着される印画紙に
画像を印刷するプリンタ装置において、画像処理が行わ
れた画像データを記憶する画像メモリと、インク層が形
成されたインクリボンと、前記画像メモリに記憶された
画像データに基づき前記インクリボンを加熱し、前記イ
ンク層内の染料分子を昇華させて前記印画紙の受容層に
インクを転写するサーマルヘッドとを備え、前記転写さ
れるインク量を前記サーマルヘッドの発熱量で制御する
ことを特徴とする。
【０００６】また、ホストコンピュータに接続され、該
ホストコンピュータは前記レンチキュラーレンズのレン
ズ幅に応じた画像処理を行い、前記画像メモリは前記ホ
ストコンピュータによって前記画像処理が行われた画像
データを記憶することが好ましい。さらに、前記受容層
に転写が行われた印画紙に前記レンチキュラーレンズを
被着する被着手段を備えることが好ましい。また、前記
印画紙は、基材として紙、合成紙あるいはフィルム、お
よび受容層としてポリエステル系、塩酢ビ系あるいはセ
ルロース系樹脂からなることが好ましい。
ホストコンピュータは前記レンチキュラーレンズのレン
ズ幅に応じた画像処理を行い、前記画像メモリは前記ホ
ストコンピュータによって前記画像処理が行われた画像
データを記憶することが好ましい。さらに、前記受容層
に転写が行われた印画紙に前記レンチキュラーレンズを
被着する被着手段を備えることが好ましい。また、前記
印画紙は、基材として紙、合成紙あるいはフィルム、お
よび受容層としてポリエステル系、塩酢ビ系あるいはセ
ルロース系樹脂からなることが好ましい。
【０００７】請求項５に係る印刷方法は、立体画像を得
るためにレンチキュラーレンズが被着される印画紙に画
像を印刷する印刷方法において、画像処理が行われた画
像データを画像メモリに記憶し、該記憶された画像デー
タに基づいてサーマルヘッドによりインクリボンを加熱
し、インク層内の染料分子を昇華させて前記印画紙の受
容層にインクを転写し、該転写されるインク量を前記サ
ーマルヘッドの発熱量で制御することを特徴とする。
るためにレンチキュラーレンズが被着される印画紙に画
像を印刷する印刷方法において、画像処理が行われた画
像データを画像メモリに記憶し、該記憶された画像デー
タに基づいてサーマルヘッドによりインクリボンを加熱
し、インク層内の染料分子を昇華させて前記印画紙の受
容層にインクを転写し、該転写されるインク量を前記サ
ーマルヘッドの発熱量で制御することを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明のプリンタ装置および印刷
方法の実施の形態について説明する。本実施の形態にお
けるプリンタ装置は昇華型熱転写プリンタに適用され
る。図４は昇華型熱転写プリンタの概略的構成を示すブ
ロック図である。昇華型熱転写プリンタ１はホストコン
ピュータ３に接続されている。ホストコンピュータ３は
立体画像に適した深みのある画像を得るための画像処理
を行い、画像処理が行われた画像データを昇華型熱転写
プリンタ１に転送する。即ち、ホストコンピュータ３は
左右の視差に応じた画像を作成し、それぞれの画像をレ
ンチキュラーレンズのレンズ幅の１／２に混合する処理
を行い、混合処理が行われた画像データを昇華型熱転写
プリンタ１に転送する。
方法の実施の形態について説明する。本実施の形態にお
けるプリンタ装置は昇華型熱転写プリンタに適用され
る。図４は昇華型熱転写プリンタの概略的構成を示すブ
ロック図である。昇華型熱転写プリンタ１はホストコン
ピュータ３に接続されている。ホストコンピュータ３は
立体画像に適した深みのある画像を得るための画像処理
を行い、画像処理が行われた画像データを昇華型熱転写
プリンタ１に転送する。即ち、ホストコンピュータ３は
左右の視差に応じた画像を作成し、それぞれの画像をレ
ンチキュラーレンズのレンズ幅の１／２に混合する処理
を行い、混合処理が行われた画像データを昇華型熱転写
プリンタ１に転送する。
【０００９】昇華型熱転写プリンタ１は制御回路５、画
像メモリ６、サーマルヘッド７、プラテンローラ用モー
タ８などを有し、ホストコンピュータ３から転送された
画像データを画像メモリ６に格納し、格納された画像デ
ータを印画紙に印刷する。
像メモリ６、サーマルヘッド７、プラテンローラ用モー
タ８などを有し、ホストコンピュータ３から転送された
画像データを画像メモリ６に格納し、格納された画像デ
ータを印画紙に印刷する。
【００１０】図２は昇華型熱転写プリンタの印刷動作を
示す図である。昇華型熱転写プリンタ１では、プラテン
ローラ１２とインクリボン１４との間に印画紙１５をセ
ットし、インクリボン１４の背部からサーマルヘッド７
でインクリボン１４を加熱し、インク層内の染料分子を
昇華させて印画紙１５にインクを転写することにより画
像を形成する。インクリボン１４はポリエチレンテレフ
タレート（ＰＥＴ）からなるフィルム１４ａにインク層
１４ｂが形成されたものである。また、サーマルヘッド
７には複数の発熱素子（図示せず）が設けられている。
示す図である。昇華型熱転写プリンタ１では、プラテン
ローラ１２とインクリボン１４との間に印画紙１５をセ
ットし、インクリボン１４の背部からサーマルヘッド７
でインクリボン１４を加熱し、インク層内の染料分子を
昇華させて印画紙１５にインクを転写することにより画
像を形成する。インクリボン１４はポリエチレンテレフ
タレート（ＰＥＴ）からなるフィルム１４ａにインク層
１４ｂが形成されたものである。また、サーマルヘッド
７には複数の発熱素子（図示せず）が設けられている。
【００１１】図３は昇華型熱転写方式の印画原理を示す
図である。印画紙１５は基材としての合成紙１５ａの表
面に受容層１５ｂが形成されたものである。発熱素子
（図示せず）によってインクリボン１４に熱が加えられ
ると、インク層１４ｂ内の染料分子１４ｃは昇華してイ
ンク層１４ｂから印画紙１５の受容層１５ｂに移動し、
インクが転写される。発熱量が大きい程、転写されるイ
ンク量は多くなる。したがって、発熱素子の発熱量を制
御することによって画像の明暗を表現することができ
る。
図である。印画紙１５は基材としての合成紙１５ａの表
面に受容層１５ｂが形成されたものである。発熱素子
（図示せず）によってインクリボン１４に熱が加えられ
ると、インク層１４ｂ内の染料分子１４ｃは昇華してイ
ンク層１４ｂから印画紙１５の受容層１５ｂに移動し、
インクが転写される。発熱量が大きい程、転写されるイ
ンク量は多くなる。したがって、発熱素子の発熱量を制
御することによって画像の明暗を表現することができ
る。
【００１２】サーマルヘッド７の各発熱素子は制御回路
５によって制御され、画像メモリ６に記憶された画像デ
ータにしたがって発熱する。サーマルヘッド７の発熱量
は画像メモリ６に記憶された印画パターンによって決定
され、前述したように発熱量が大きいほどインクの転写
量が多くなる。サーマルヘッド７の各発熱素子の発熱に
よりインクリボン１４が加熱される際、印画紙１５の受
容層１５ｂも同時に加熱されてインクリボン１４から移
動する染料分子１４ｃを受容し易くなる。各発熱素子の
発熱が停止するとインク層１４ｂ内の染料分子１４ｃの
昇華も止まり、受容層１５ｂも熱が加えられる前の状態
に戻って印画を終了する。
５によって制御され、画像メモリ６に記憶された画像デ
ータにしたがって発熱する。サーマルヘッド７の発熱量
は画像メモリ６に記憶された印画パターンによって決定
され、前述したように発熱量が大きいほどインクの転写
量が多くなる。サーマルヘッド７の各発熱素子の発熱に
よりインクリボン１４が加熱される際、印画紙１５の受
容層１５ｂも同時に加熱されてインクリボン１４から移
動する染料分子１４ｃを受容し易くなる。各発熱素子の
発熱が停止するとインク層１４ｂ内の染料分子１４ｃの
昇華も止まり、受容層１５ｂも熱が加えられる前の状態
に戻って印画を終了する。
【００１３】図１は印刷が行われた印画紙およびレンチ
キュラーレンズを示す断面図である。合成紙１５ａの表
面にインクが転写された受容層１５ｂがあり、受容層１
５ｂの上にレンチキュラーレンズ１８を被着すること
で、３Ｄプリントが行われる。レンチキュラーレンズ１
８が被着された印画紙１５の上方から受容層１５ｂに形
成された画像を見ると、光の屈折により画像が浮き上が
って立体的に見える。この原理については既に周知であ
るので、ここでは特に言及しない。
キュラーレンズを示す断面図である。合成紙１５ａの表
面にインクが転写された受容層１５ｂがあり、受容層１
５ｂの上にレンチキュラーレンズ１８を被着すること
で、３Ｄプリントが行われる。レンチキュラーレンズ１
８が被着された印画紙１５の上方から受容層１５ｂに形
成された画像を見ると、光の屈折により画像が浮き上が
って立体的に見える。この原理については既に周知であ
るので、ここでは特に言及しない。
【００１４】このように、本実施の形態では、昇華型熱
転写プリンタを用いて印画することにより、製版作業を
行うことなく簡単に３Ｄプリントを行うことができる。
転写プリンタを用いて印画することにより、製版作業を
行うことなく簡単に３Ｄプリントを行うことができる。
【００１５】尚、本実施の形態では、レンチキュラーレ
ンズを印画紙に被着する作業を手作業としたが、昇華型
熱転写プリンタにレンチキュラーレンズを被着する機能
を付加してもよく、レンチキュラーレンズを印画紙に整
合させる手間を省くことができる。また、印画紙の基材
として紙やフィルムを用いることができ、また、受容層
としてポリエステル系、塩酢ビ系、セルロース系樹脂を
用いることができる。さらに、印刷される画像としては
文字図形などに限らず、電子スチルカメラなどで撮影さ
れた映像であってもよい。
ンズを印画紙に被着する作業を手作業としたが、昇華型
熱転写プリンタにレンチキュラーレンズを被着する機能
を付加してもよく、レンチキュラーレンズを印画紙に整
合させる手間を省くことができる。また、印画紙の基材
として紙やフィルムを用いることができ、また、受容層
としてポリエステル系、塩酢ビ系、セルロース系樹脂を
用いることができる。さらに、印刷される画像としては
文字図形などに限らず、電子スチルカメラなどで撮影さ
れた映像であってもよい。
【００１６】
【発明の効果】本発明の請求項１に係るプリンタ装置に
よれば、立体画像を得るためにレンチキュラーレンズが
被着される印画紙に画像を印刷する際、画像処理が行わ
れた画像データを画像メモリに記憶し、前記画像メモリ
に記憶された画像データに基づき、サーマルヘッドによ
り前記インクリボンを加熱し、前記インク層内の染料分
子を昇華させて前記印画紙の受容層にインクを転写し、
該転写されるインク量を前記サーマルヘッドの発熱量で
制御するので、昇華型熱転写プリンタを用いることがで
き、印画紙に転写されるインク量を発熱量により簡単に
制御できる。したがって、１枚からでも深みのある画像
を簡単に印刷でき、少量印刷に適した３Ｄプリントを行
うことができる。
よれば、立体画像を得るためにレンチキュラーレンズが
被着される印画紙に画像を印刷する際、画像処理が行わ
れた画像データを画像メモリに記憶し、前記画像メモリ
に記憶された画像データに基づき、サーマルヘッドによ
り前記インクリボンを加熱し、前記インク層内の染料分
子を昇華させて前記印画紙の受容層にインクを転写し、
該転写されるインク量を前記サーマルヘッドの発熱量で
制御するので、昇華型熱転写プリンタを用いることがで
き、印画紙に転写されるインク量を発熱量により簡単に
制御できる。したがって、１枚からでも深みのある画像
を簡単に印刷でき、少量印刷に適した３Ｄプリントを行
うことができる。
【００１７】請求項２に係るプリンタ装置によれば、ホ
ストコンピュータに接続され、該ホストコンピュータは
前記レンチキュラーレンズのレンズ幅に応じた画像処理
を行い、前記画像メモリは前記ホストコンピュータによ
って前記画像処理が行われた画像データを記憶するの
で、ホストコンピュータにより立体画像に適した画像処
理を行うことができ、昇華型熱転写プリンタに画像処理
機能を持たせなくて済み、その構成を簡単にできる。
ストコンピュータに接続され、該ホストコンピュータは
前記レンチキュラーレンズのレンズ幅に応じた画像処理
を行い、前記画像メモリは前記ホストコンピュータによ
って前記画像処理が行われた画像データを記憶するの
で、ホストコンピュータにより立体画像に適した画像処
理を行うことができ、昇華型熱転写プリンタに画像処理
機能を持たせなくて済み、その構成を簡単にできる。
【００１８】請求項３に係るプリンタ装置によれば、被
着手段により前記受容層に転写が行われた印画紙に前記
レンチキュラーレンズを被着するので、印画紙に印刷さ
れた画像に合わせてレンチキュラーレンズを被着する作
業を省くことができる。
着手段により前記受容層に転写が行われた印画紙に前記
レンチキュラーレンズを被着するので、印画紙に印刷さ
れた画像に合わせてレンチキュラーレンズを被着する作
業を省くことができる。
【００１９】請求項４に係るプリンタ装置によれば、前
記印画紙は、基材として紙、合成紙あるいはフィルム、
および受容層としてポリエステル系、塩酢ビ系あるいは
セルロース系樹脂からなるので、多様な印画紙に３Ｄプ
リントを行うことができる。
記印画紙は、基材として紙、合成紙あるいはフィルム、
および受容層としてポリエステル系、塩酢ビ系あるいは
セルロース系樹脂からなるので、多様な印画紙に３Ｄプ
リントを行うことができる。
【００２０】請求項５に係る印刷方法によれば、立体画
像を得るためにレンチキュラーレンズが被着される印画
紙に画像を印刷する印刷方法において、画像処理が行わ
れた画像データを画像メモリに記憶し、該記憶された画
像データに基づいてサーマルヘッドによりインクリボン
を加熱し、インク層内の染料分子を昇華させて前記印画
紙の受容層にインクを転写し、該転写されるインク量を
前記サーマルヘッドの発熱量で制御するので、昇華型熱
転写プリンタに適用することができる。
像を得るためにレンチキュラーレンズが被着される印画
紙に画像を印刷する印刷方法において、画像処理が行わ
れた画像データを画像メモリに記憶し、該記憶された画
像データに基づいてサーマルヘッドによりインクリボン
を加熱し、インク層内の染料分子を昇華させて前記印画
紙の受容層にインクを転写し、該転写されるインク量を
前記サーマルヘッドの発熱量で制御するので、昇華型熱
転写プリンタに適用することができる。
【図１】印刷が行われた印画紙およびレンチキュラーレ
ンズを示す断面図である。
ンズを示す断面図である。
【図２】昇華型熱転写プリンタによる印刷動作を示す図
である。
である。
【図３】昇華型熱転写方式の印画原理を示す図である。
【図４】昇華型熱転写プリンタの概略的構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
１……昇華型熱転写プリンタ、３……ホストコンピュー
タ、５……制御回路、６……画像メモリ、７……サーマ
ルヘッド、１４……インクリボン、１４ａ……フィル
ム、１４ｂ……インク層、１４ｃ……染料分子、１５…
…印画紙、１５ａ……合成紙、１５ｂ……受容層。
タ、５……制御回路、６……画像メモリ、７……サーマ
ルヘッド、１４……インクリボン、１４ａ……フィル
ム、１４ｂ……インク層、１４ｃ……染料分子、１５…
…印画紙、１５ａ……合成紙、１５ｂ……受容層。
Claims (5)
- 【請求項１】 立体画像を得るためにレンチキュラーレ
ンズが被着される印画紙に画像を印刷するプリンタ装置
において、 画像処理が行われた画像データを記憶する画像メモリ
と、 インク層が形成されたインクリボンと、 前記画像メモリに記憶された画像データに基づき前記イ
ンクリボンを加熱し、前記インク層内の染料分子を昇華
させて前記印画紙の受容層にインクを転写するサーマル
ヘッドとを備え、 前記転写されるインク量を前記サーマルヘッドの発熱量
で制御することを特徴とするプリンタ装置。 - 【請求項２】 ホストコンピュータに接続され、 該ホストコンピュータは前記レンチキュラーレンズのレ
ンズ幅に応じた画像処理を行い、 前記画像メモリは前記ホストコンピュータによって前記
画像処理が行われた画像データを記憶することを特徴と
する請求項１記載のプリンタ装置。 - 【請求項３】 前記受容層に転写が行われた印画紙に前
記レンチキュラーレンズを被着する被着手段を備えたこ
とを特徴とする請求項１記載のプリンタ装置。 - 【請求項４】 前記印画紙は、基材として紙、合成紙あ
るいはフィルム、および受容層としてポリエステル系、
塩酢ビ系あるいはセルロース系樹脂からなることを特徴
とする請求項１記載のプリンタ装置。 - 【請求項５】 立体画像を得るためにレンチキュラーレ
ンズが被着される印画紙に画像を印刷する印刷方法にお
いて、 画像処理が行われた画像データを画像メモリに記憶し、 該記憶された画像データに基づいてサーマルヘッドによ
りインクリボンを加熱し、 インク層内の染料分子を昇華させて前記印画紙の受容層
にインクを転写し、 該転写されるインク量を前記サーマルヘッドの発熱量で
制御することを特徴とする印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233066A JPH1076690A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | プリンタ装置および印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233066A JPH1076690A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | プリンタ装置および印刷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1076690A true JPH1076690A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16949276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8233066A Pending JPH1076690A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | プリンタ装置および印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1076690A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102019783A (zh) * | 2009-09-16 | 2011-04-20 | 富士胶片株式会社 | 热敏转写图像接受片材 |
| CN102914876A (zh) * | 2012-11-02 | 2013-02-06 | 何炎权 | 立体图片、立体图片制作设备和制作方法 |
| US9348069B2 (en) | 2014-03-19 | 2016-05-24 | Nike, Inc. | Article having a plurality of optical structures |
| US9575229B2 (en) | 2014-03-19 | 2017-02-21 | Nike, Inc. | Article having a plurality of optical structures |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8233066A patent/JPH1076690A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102019783A (zh) * | 2009-09-16 | 2011-04-20 | 富士胶片株式会社 | 热敏转写图像接受片材 |
| CN102914876A (zh) * | 2012-11-02 | 2013-02-06 | 何炎权 | 立体图片、立体图片制作设备和制作方法 |
| US9348069B2 (en) | 2014-03-19 | 2016-05-24 | Nike, Inc. | Article having a plurality of optical structures |
| US9575229B2 (en) | 2014-03-19 | 2017-02-21 | Nike, Inc. | Article having a plurality of optical structures |
| US9804301B2 (en) | 2014-03-19 | 2017-10-31 | Nike, Inc. | Article having a plurality of optical structures |
| US9971070B2 (en) | 2014-03-19 | 2018-05-15 | Nike, Inc. | Article having a plurality of optical structures |
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