JPH1076473A - ビスのホールドドライバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 限定された空間（手のいれにくい奥深いまた
は狭い箇所）、作業のしにくい上部のビス脱着作業、つ
まみにくい小さなビスの脱着作業を本発明のビスホール
ドドライバーを使用することにより容易に出来ることを
目的とする。 【構成】 ビスホールドドライバーはドライバーの先端
のパイプ装着部に軟質パイプを装着し、パイプの弾力性
を利用しドライバーにビスの頭を固定させる構成です。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ドライバーの先端に
装着した弾力性のあるパイプにビスを固定し、ビスを容
易に脱着出来る。

【０００２】

【従来の技術】奥深い箇所のビス止め作業において、手
によって固定出来ない場合、ドライバー先端を磁化し、
磁化されたドライバーの先端にビスをつけてビスの取付
を行っていた。または、ドライバー先端に取り付けた特
殊アタッチメント（爪）よりビスを掴み、ビスの取付を
行っていた。しかし、磁化されたドライバーの場合、ビ
スの材質がステンレスにおいては使用が出来ない。ま
た、特殊アタッチメント（爪）を装着のドライバーにお
いては、特殊アタチメントの形状により作業範囲が限定
される、かつビスの頭を掴んでいるために最後まで締め
ることが出来ないなどの問題点があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
問題点を解決するため、ビスとドライバーの簡便な保持
と、確実なビスの取付作業が出来ることを目的とする。

【０００４】

【問題を解決するための手段】上記した問題点を解決す
るために、ドライバーの先端に薄手の弾力性のあるパイ
プ（ビニール、ゴム）を取付、パイプの弾力性を利用
し、ビスの頭部を保持、ビスの材質に関係なく、また、
奥深い箇所、上部の取付、手で押さえられないような箇
所でのビス止め作業を容易にしたものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態につ
いて説明する。パイプ１は軟質合成樹脂のような弾力性
のある材料で作られたもので、ドライバー２の先端に段
差（パイプの肉厚）付けはめ込まれている。

【０００６】

【発明の効果】図面に示すように、ビス３は軟質パイプ
１とドライバー２先端に保持され固定される。部品４を
ボックス５の底にビス締め付け作業において作業空間の
狭いところでもビスの脱着は安易に脱着できる。（パイ
プの弾性を利用）

【図面の簡単な説明】

【図１】 本案のビスホールドドライバーの側面断面、
及び本案のビスホールドドライハー使用例の側面断面図

【符号の説明】

１…ビスホルダー ２…ドライバー ３…ビス ４…取付部品 ５…ボックス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 弾力性のあるパイプ（ビニール、ゴム）
   をドライバーの先端に装着し、ビスの脱着を行う、ビス
   ホールドドライバー。