JPH0232553Y2 - - Google Patents

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JPH0232553Y2
JPH0232553Y2 JP1986000494U JP49486U JPH0232553Y2 JP H0232553 Y2 JPH0232553 Y2 JP H0232553Y2 JP 1986000494 U JP1986000494 U JP 1986000494U JP 49486 U JP49486 U JP 49486U JP H0232553 Y2 JPH0232553 Y2 JP H0232553Y2
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JP
Japan
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spare tire
rim
bolt
shaft
bolt shaft
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JP1986000494U
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JPS62112675U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用のスペアタイヤをトランク室
の底部に取付けるために使用されるスペアタイヤ
取付ボルトの改良に関するものである。
(従来の技術) 従来のスペアタイヤ取付ボルトの代表的なもの
は、第3図に示すようにボルト軸21の上部に偏
平なつまみ金具22を溶接により固着するととも
に、このつまみ金具22とボルト軸21の下端の
ねじ部23との間に金属板製のスペアタイヤ押え
金具24を遊嵌させたものであるが、このような
ものは全体が金属製であるために重量があるう
え、ボルト軸21にスペアタイヤ押え金具24を
嵌込んだうえでつまみ金具22を溶接しなければ
ならず、製造コストが高くつくなどの問題があつ
た。また、実公昭60−9114号公報には下端に車体
への取付用ねじ部を備えたボルト軸の頭部下面に
合成樹脂製のスペアタイヤ押えを取付けたスペア
タイヤ取付ボルトが記載されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記公報に図示されているよう
なスペアタイヤ押えでは充分な押え効果が発揮さ
れ難くてがたつきが生じるうえに締緩操作も容易
なものとはいい難く、より優れたスペアタイヤ取
付ボルトの開発が業界において強く要望されてい
るところである。
(課題を解決するための手段) 前記のような課題を解決しようとする本考案の
スペアタイヤ取付ボルトは、下端に車体への取付
用ねじ部を備えたボルト軸の上方部分に該ボルト
軸と一体のフランジ部と非円形部を上下に設け、
該非円形部には中心軸部の周りにリブ付の手指挿
入用凹部が形成された容器状主体の口縁にリム押
え用の外向きフランジを続かせた合成樹脂製のス
ペアタイヤ押えを前記中心軸部において挿着一体
化したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
する。
1は下端に車体への取付用ねじ部2を備えたボ
ルト軸、3はこのボルト軸1の上方部分にボルト
軸1と一体に突設されたフランジ部、4はフラン
ジ部3の下方部分にボルト軸1と一体に突設され
た非円形部である。本実施例では非円形部4は6
角柱状に形成されているが、その形状はこれに限
定されるものではない。5はボルト軸1の上端延
長部に必要に応じて形成される第2のねじ部であ
り、後述するようにスペアタイヤの上方に平板を
固定する型式の車種にのみ必要なものである。6
は合成樹脂製のスペアタイヤ押えであつて、該ス
ペアタイヤ押え6は中心軸部7の周りにリムの中
心孔に嵌合できる外径で内部にリブ8aを備えた
手指挿入用凹部8が形成されている容器状主体に
リム押え用の外向きフランジ9を続かせて成形し
たものとしてボルト軸1の前記非円形部4を前記
中心軸部7に挿着させてインサート成形法により
一体化してある。なお、ボルト軸1のフランジ部
3とスペアタイヤ押え6の中心軸部7の上面とを
同一平面に位置させて外向きフランジ部3により
スペアタイヤ押え6の浮上りを防止することが好
ましく、また、10は中心部に前記の第2のねじ
部5と螺合できる6角ナツト11を埋込成形した
平板押えである。この平板押え10もスペアタイ
ヤ押え6と同様に合成樹脂製のもので、手指挿入
用のリブ12a付きの凹部12とフランジ13と
を備えたものである。
(作用) このように構成されたものは、車体のトランク
室の内部にスペアタイヤを置いたうえでボルト軸
1の上方部分に固着されたスペアタイヤ押え6を
手指により回転させ、スペアタイヤ押え6の容器
状主体がリムの中心孔に嵌合されて口縁から張設
された外向きフランジ9がリムの上面を押圧する
までボルト軸1の下端の取付用ねじ部2をトラン
ク室底部の車体のねじ孔にねじ込んでスペアタイ
ヤを固定するものであり、また、スペアタイヤの
上面をカバーする平板をこのボルト軸1により固
定する型式の車種においては、スペアタイヤ押え
6の外向きフランジ9が上面に平板を載せ、更に
平板押え10をボルト軸1の第2のねじ部にねじ
込むことにより平板を容易に固定することができ
るものであるが、スペアタイヤ押え6はリブ8a
付の手指挿入用凹部8が形成された容器状主体に
リム押え用の外向きフランジ9を続かせて成形し
た合成樹脂製のものであるから、軽量なうえに手
指挿入用凹部8に手を挿入するようにしてリブ8
aを掴み、このリブ8aを利用して回動させれば
よいので従来のつまみ金具22のように手を傷付
けるおそれがないうえに、ボルト軸1の非円形部
4に中心軸部7を挿着された状態にインサート成
形法で一体化されたスペアタイヤ押え6は前記し
たような手指による回転操作だけで空廻りするこ
とがないので、簡単な操作でスペアタイヤの脱着
ができ、また、ボルト軸1のフランジ部3がスペ
アタイヤ押え6の上方への抜けを防止するので、
スペアタイヤを強固に固定することができるもの
である。しかも、スペアタイヤは合成樹脂製の容
器状主体をリムの中心孔に嵌合させて横方向への
移動を防止するとともに該容器状主体の口縁に張
設されているリム押え用の外向きフランジ9でリ
ムを押え付けるので、外向きフランジ9の弾発力
が作用し、上下、左右いずれにも移動することが
ないのでがたつきなく適確な保持機能を発揮する
こととなる。さらに、合成樹脂部分と金属部分と
を一体に成形するので製造コストの低減を図るこ
ともできる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、軽
量で製造コストが安く、しかも取扱いが容易なう
えにスペアタイヤをリムの中心孔に嵌合されて横
方向への移動を防ぐ容器状主体とその口縁に張設
けされてリムを上から弾発支持するリム押え用の
外向きフランジ9により強固に車体に固定するこ
とができるもので、従来の問題点を解決したスペ
アタイヤ取付ボルトとして、その実用的価値は極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図はその一部切欠正面図、第3図は従来
品の正面図である。 1……ボルト軸、2……取付用ねじ部、3……
フランジ部、4……非円形部、6……スペアタイ
ヤ押え、7……中心軸部、8……手指挿入用凹
部、8a……リブ、9……リム押え用の外向きフ
ランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に車体への取付用ねじ部2を備えたボルト
    軸1の上方部分に該ボルト軸1と一体のフランジ
    部3と非円形部4を上下に設け、該非円形部4に
    は中心軸部7の周りにリブ8a付の手指挿入用凹
    部8が形成された容器状主体の口縁にリム押え用
    の外向きフランジ9を続かけた合成樹脂製のスペ
    アタイヤ押え6を前記中心軸部7において挿着一
    体化したことを特徴とするスペアタイヤ取付ボル
    ト。
JP1986000494U 1986-01-07 1986-01-07 Expired JPH0232553Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986000494U JPH0232553Y2 (ja) 1986-01-07 1986-01-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986000494U JPH0232553Y2 (ja) 1986-01-07 1986-01-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62112675U JPS62112675U (ja) 1987-07-17
JPH0232553Y2 true JPH0232553Y2 (ja) 1990-09-04

Family

ID=30777512

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986000494U Expired JPH0232553Y2 (ja) 1986-01-07 1986-01-07

Country Status (1)

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JP (1) JPH0232553Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609114U (ja) * 1983-06-28 1985-01-22 姫島銅線株式会社 電子部品用リ−ド線

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609114U (ja) * 1983-06-28 1985-01-22 姫島銅線株式会社 電子部品用リ−ド線

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62112675U (ja) 1987-07-17

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