JPH107618A - エイコサペンタエン酸エステルの製造方法 - Google Patents
エイコサペンタエン酸エステルの製造方法Info
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- JPH107618A JPH107618A JP8164733A JP16473396A JPH107618A JP H107618 A JPH107618 A JP H107618A JP 8164733 A JP8164733 A JP 8164733A JP 16473396 A JP16473396 A JP 16473396A JP H107618 A JPH107618 A JP H107618A
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Abstract
ステルを含む脂肪酸低級アルコールエステル混合物を真
空蒸留してエイコサペンタエン酸低級アルコールエステ
ルを含む留分を採取し、該留分を尿素処理することによ
りエイコサペンタエン酸低級アルコールエステルを濃縮
し、次いでその濃縮物を微生物由来のリパーゼおよび界
面活性剤と混合して加水分解処理し、続いてその処理物
をスチレンジビニルベンゼン重合体を用いたカラムクロ
マトグラフィーにより精製することを特徴とする、エイ
コサペンタエン酸低級アルコールエステルの製造方法。 【効果】 高純度のエイコサペンタエン酸低級アルコー
ルエステルを製造することができ、しかも効率的かつ選
択的に製造することができるので生産性が向上する。
Description
ン酸低級アルコールエステルを製造する方法に関する。
ン酸(以下、EPAという)が含まれている。これらの
油脂からエイコサペンタエン酸を直接分離するのは困難
であるため、油脂を予め低級アルコールでエステル化し
て脂肪酸エステル混合物とした後、この混合物からEP
Aをそれらのエステルとして分離する試みがなされてい
る。このような脂肪酸エステル混合物から、エイコサペ
ンタエン酸のエステルを濃縮する方法として、尿素付加
−蒸留法(特開昭57-187397 号公報)、蒸留−尿素付加
法(特開昭58-8037 号公報)、蒸留−吸着樹脂法(特開
平2-258742号公報)、硝酸銀法(特開平4-103558号公
報)などが提案されている。しかし、尿素付加−蒸留法
によれば飽和の脂肪酸は除去できるが、オクタデカテト
ラエン酸(数字記号 18:4 )、アラキドン酸(数字記号
20:4ω6 )、エイコサテトラエン酸(数字記号 20:4
ω3 )等のEPA以外の高度不飽和脂肪酸のエステルが
多量に残留するという問題がある。蒸留−尿素付加法に
よれば、長時間高真空および高温にする必要があるため
に、高温加熱によって重合物が増加したり、二重結合の
異性化が生ずる等の問題がある。また、蒸留−吸着樹脂
法によれば、蒸留工程でEPA含量を60重量%以上にし
ておかないと吸着樹脂処理工程での操作が煩雑になり、
しかも収率が低下する等の問題がある。さらに硝酸銀法
においては銀化合物の回収が困難であることなど、工業
的見地からの問題が多い。
A低級アルコールエステルおよびそれ以外の高度不飽和
脂肪酸低級アルコールエステルを含む脂肪酸低級アルコ
ールエステル混合物からEPA低級アルコールエステル
を製造する方法であって、蒸留時間の短縮により脂肪酸
の変性を抑制し、オクタデカテトラエン酸、アラキドン
酸、エイコサテトラエン酸等の高度不飽和脂肪酸低級ア
ルコールエステルを除去して、効率よく選択的に高純度
のEPA低級アルコールエステルを製造する方法を提供
することにある。
を解決すべく鋭意研究を行った結果、酵素法を主体とし
て蒸留法、尿素付加法および吸着樹脂法を組み合わせる
ことにより、効率良くEPA低級アルコールエステルを
製造することに成功し、本発明を完成するに至った。
コールエステルを含む脂肪酸低級アルコールエステル混
合物を真空蒸留してエイコサペンタエン酸低級アルコー
ルエステルを含む留分を採取し、該留分を尿素処理する
ことによりエイコサペンタエン酸低級アルコールエステ
ルを濃縮し、次いでその濃縮物を微生物由来のリパーゼ
および界面活性剤と混合して加水分解処理し、続いてそ
の処理物をスチレンジビニルベンゼン重合体を用いたカ
ラムクロマトグラフィーにより精製することを特徴とす
る、エイコサペンタエン酸低級アルコールエステルの製
造方法を提供する。
本発明において原料となる脂肪酸低級アルコールエステ
ル混合物は、EPAをグリセリドとして含有する油脂を
低級アルコールでエステル化したものである。脂肪酸低
級アルコールエステル混合物は、油脂に、例えば、水酸
化カリウム等の塩基性化合物や硫酸等の酸性化合物の低
級アルコール溶液を添加して反応させ、次いで水洗によ
りグリセリンを除去することにより得られる。油脂とし
ては、EPAグリセリドの含有割合が高い油脂(例え
ば、15重量%以上)が好ましい。EPAグリセリドの含
有割合が高い油脂としてはイワシ油、オキアミ油等の魚
油が挙げられる。油脂をエステル化する低級アルコール
としては、メタノール、エタノール、プロパノール等が
挙げられる。
アルコールエステル留分を採取する。真空蒸留により、
原料に含まれる酵素反応の効率を低下させる低級脂肪酸
低級アルコールエステルが除かれる。真空蒸留における
圧力は、2Torr以下、好ましくは 0.5Torr以下である。
また、真空蒸留は、 140〜190 ℃の範囲で行うのが好ま
しい。真空蒸留は、EPA低級アルコールエステルの含
有割合が好ましくは30〜50重量%、より好ましくは40〜
50重量%であり、ドコサヘキサエン酸低級アルコールエ
ステルの含有割合が好ましくは10重量%以下、より好ま
しくは5重量%以下の留分が得られるまで行う。
ールエステルを含む留分を尿素で処理する。尿素処理
は、飽和脂肪酸低級アルコールエステルの分離除去のた
めに行うものである。尿素処理は、常法(J. Radell,
J. W. Connolly, L. D. Yuhas,J. Org. Chem., 26, 202
2(1961))により行うことができる。例えば、尿素を低級
アルコール(例えば、メタノール、エタノール)に50〜
60℃で溶解させ、その溶液に上記留分を加えて混合す
る。この場合、尿素は上記留分1重量部当たり1〜2重
量部の範囲で用いるのが好ましい。また、低級アルコー
ルは上記留分1重量部当たり2〜5重量部とするのが好
ましい。混合後、尿素処理液を冷却して尿素付加物の結
晶を析出させる。冷却温度は低いほうが都合がよく、通
常、25℃以下、好ましくは5〜20℃である。析出した尿
素付加物を濾別し、濾液を濃縮する。この濾液にヘキサ
ン等の非極性溶媒を加えて抽出を行う。非極性溶媒相を
水で洗浄後、該溶媒を留去する。このようにして、EP
A低級アルコールエステルを含む高度不飽和脂肪酸エス
テルの濃縮物が得られる。得られた濃縮物中の高度不飽
和脂肪酸エステルの含有割合は、通常70重量%以上であ
る。尚、本発明において、高度不飽和脂肪酸(以下、P
UFAという)とは、1分子当たり20個以上の炭素原子
を有し、3個以上の二重結合を有する脂肪酸をいう。ま
た、該濃縮物中には、通常、EPAエステルが60重量%
以上、ドコサヘキサエン酸(以下、DHAという)エス
テルが15重量%以下、オクタデカテトラエン酸エステル
が5重量%以下、アラキドン酸エステルが5重量%以
下、エイコサテトラエン酸エステルが5重量%以下含ま
れる。
活性剤と混合して加水分解を行う。この加水分解は、次
の工程のスチレン−ジビニルベンゼン重合体を用いたク
ロマトグラフィーでは除去し難いオクタデカテトラエン
酸、アラキドン酸、エイコサテトラエン酸およびDHA
の含有割合を低減するためのものである。
よる加水分解処理は、水中で濃縮物、リパーゼおよび界
面活性剤を混合することにより行う。これらの混合の順
序は特に制限はないが、界面活性剤は予め濃縮物に溶解
しておくのが好ましい。加水分解反応は、静置でも進行
するが、攪拌下で反応させるとより効率的である。水の
添加量は、濃縮物1重量部当たり 0.5〜10重量部が好ま
しく、2〜5重量部がより好ましい。また、反応は、好
ましくはpH 4.0〜9.0 で行う。pH調節には、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等の塩基性化合物の水溶液を用
いると効果的である。反応温度は35〜45℃が好ましい。
また、リパーゼによる加水分解性を高めるため、塩化カ
ルシウム、水酸化カルシウム等のカルシウム塩の添加が
効果的である。カルシウム塩の添加量は、濃縮物1重量
部当たり、0.02〜0.1 重量部が好ましい。
商品名リパーゼQL、名糖産業社製)を用いることがで
き、例えば、キャンディダ属、リゾプス属、ムコール
属、またはアルカリゲネス属に属する微生物由来のリパ
ーゼが挙げられる。本発明においては、特に、アルカリ
ゲネス属に属する微生物由来のリパーゼが効率よく使用
できる点で好ましい。リパーゼの添加量は、脂肪酸エス
テルの加水分解活性の単位U(ユニット)で示した場
合、濃縮物1g当たり1〜7500Uが好ましく、 200〜20
00Uがより好ましい。
のために添加される。界面活性剤としては、エーテル
型、エステル型、アミノ酸型誘導体等の界面活性剤が挙
げられる。エーテル型の界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェ
ニルエーテル等が挙げられる。エステル型の界面活性剤
としては、例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレー
ト等が挙げられる。アミノ酸誘導体型の界面活性剤とし
ては、例えば、ポリオキシエチレングリセリルピログル
タミン酸イソステアリン酸ジエステル等が挙げられる。
これらの中で好ましいものは、EPA低級アルコールエ
ステル以外の脂肪酸低級アルコールエステルへの酵素の
選択性がさらに期待できるという点で、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテルおよびポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレートである。界面活性剤の添加量は、濃
縮物1重量部当たり0.01〜0.2 重量部が好ましく、0.03
〜0.1 重量部がより好ましい。
酸を行うことによりPUFA低級アルコールエステル含
有割合の高い処理物が得られる。該処理物中のPUFA
エステル含有割合は、通常、90重量%以上である。ま
た、この処理物中には、通常、EPAエステルが70重量
%以上、DHAエステルが15重量%以下、オクタデカテ
トラエン酸エステルが1重量%以下、エイコサテトラエ
ン酸エステルが3重量%以下、アラキドン酸エステルが
3重量%以下含まれる。
ビニルベンゼンの共重合体である非極性多孔性ポリマー
を素材とする吸着樹脂を担体として充填したクロマトグ
ラフィーのカラムに負荷し処理を行う。吸着樹脂として
は、市販のものを使用することができ、例えば、三菱化
学(株)製のダイヤイオンHP-20 、HP-20SS 、MCIGELCH
P-20P 、セパビーズ SP-20SS、SP-825、SP-850、および
SP-207、並びにロームアンドハース社製のアンバーライ
ト XAD-4等が挙げられる。
た親水性極性溶媒またはこの親水性極性溶媒を非極性溶
媒で飽和させたものを用いる。親水性極性溶媒として
は、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、
アセトン、アセトニトリル、ジオキサン、メチルエチル
ケトンおよびホルムアミドが好ましいが、沸点が低いこ
と、価格が安いこと、極性が大きいことなどからメタノ
ールを使用することがより好ましい。非極性溶媒として
は、例えば、n-ヘキサン、n-ペンタン、n-ヘプタン、n-
オクタン、イソオクタン、シクロペンタン、シクロヘキ
サン、メチルエーテル、エチルエーテル、トルエンなど
挙げられるが、成分分離、沸点が低いことなどからn-ヘ
キサンおよびn-ペンタンが好ましい。
り、純度の高いEPA低級アルコールエステルが得られ
る。このEPAエステルの純度は、通常、90重量%以上
である。また、このEPAエステルに不純物として含ま
れるDHAエステルの含有割合はほぼ0重量%であり、
エイコサテトラエン酸エステルの含有割合は3重量%以
下であり、アラキドン酸エステルの含有割合は3重量%
以下であり、オクタデカテトラエン酸エステルの含有割
合は1重量%以下である。
説明する。但し、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
Lを加え、窒素気流中40℃で30分間攪拌した。次いで2
%硫酸/エタノール溶液を添加して中和した。その後エ
タノールを留去して、濃縮物を温水で洗浄した。このよ
うにして脂肪酸エチルエステル混合物1.05kgが得られ
た。この混合物の各PUFAエステルの含有割合を表1
に示す。
ディクソンパッキング(東京特殊金網株式会社製)の入
った充填塔を装着した蒸留器を用いて、平均蒸留温度 1
70℃、平均操作圧力 0.4Torrで真空蒸留した。このよう
にしてEPAエチルエステル含有脂肪酸エチルエステル
留分30gが得られた。この留分には、EPAエチルエス
テル35.5重量%、DHAエチルエステル 8.0重量%が含
まれていた。この留分の各PUFAエステルの含有割合
を表1に示す。
素 450gを溶解させた溶液(50〜60℃)に滴下し、その
後20℃まで冷却した。次いで、析出した尿素付加体を濾
別し、濾液を濃縮した。濃縮物にヘキサン1Lを加えて
抽出を行った後、温水で洗浄した。次いでヘキサン相を
濃縮した。このようにしてPUFAエチルエステル濃縮
物 150gが得られた。この濃縮物の各PUFAエステル
の含有割合を表1に示す。
ウリルエーテルを9g添加して溶解した。その溶液を、
蒸留水 450mlに塩化カルシウム12gおよびアルカリゲネ
ス属に属する微生物由来のリパーゼ(名糖産業社製) 1
50,000 Uを溶解した水溶液と混合し、40℃で14時間反応
させて加水分解を行った。次いで、反応液にヘキサン 5
00ml及び5%水酸化ナトリウム水溶液 200mlを添加、攪
拌し、静置後下層を除去し、上層を水洗して濃縮した。
このようにして、PUFAエチルエステル処理物 105g
が得られた。この処理物の各PUFAエステルの含有割
合を表1に示す。
を、吸着樹脂であるスチレンジビニルベンゼン重合体HP
-20SS (三菱化学製) 2.5Lが充填されたカラムに負荷
した。溶離剤としては、メタノールと水の混合溶媒(メ
タノール:水=9:1)を用いた。EPAエチルエステ
ル画分を採取し、溶離剤を除去した。このようにして、
EPAエチルエステル精製物41gが得られた。この精製
物の各PUFAエステルの含有割合を表1に示す。
は実施例1と同様の方法でPUFAエチルエステル精製
物23gを得た。工程(1) 、(2) 、(3) および(5) におけ
る、各PUFAエステルの含有割合を表1に示す。
ルコールエステルを製造することができ、しかも効率的
かつ選択的に製造することができるので生産性が向上す
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 エイコサペンタエン酸低級アルコールエ
ステルを含む脂肪酸低級アルコールエステル混合物を真
空蒸留してエイコサペンタエン酸低級アルコールエステ
ルを含む留分を採取し、該留分を尿素処理することによ
りエイコサペンタエン酸低級アルコールエステルを濃縮
し、次いでその濃縮物を微生物由来のリパーゼおよび界
面活性剤と混合して加水分解処理し、続いてその処理物
をスチレンジビニルベンゼン重合体を用いたカラムクロ
マトグラフィーにより精製することを特徴とする、エイ
コサペンタエン酸低級アルコールエステルの製造方法。 - 【請求項2】 脂肪酸低級アルコールエステル混合物の
真空蒸留を、エイコサペンタエン酸低級アルコールエス
テルの含有割合が30〜50重量%であり、ドコサヘキサエ
ン酸低級アルコールエステルの含有割合が10重量%以下
である留分が得られるまで行う、請求項1に記載のエイ
コサペンタエン酸低級アルコールエステルの製造方法。 - 【請求項3】 界面活性剤が、エーテル型、エステル型
またはアミノ酸誘導体のものである、請求項1または2
に記載のエイコサペンタエン酸低級アルコールエステル
の製造方法。 - 【請求項4】 微生物由来のリパーゼが、キャンディダ
属、リゾプス属、ムコール属またはアルカリゲネス属に
属する微生物由来のものである、請求項1〜3のいずれ
か1項に記載のエイコサペンタエン酸低級アルコールエ
ステルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16473396A JP3892497B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | エイコサペンタエン酸エステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16473396A JP3892497B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | エイコサペンタエン酸エステルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH107618A true JPH107618A (ja) | 1998-01-13 |
JP3892497B2 JP3892497B2 (ja) | 2007-03-14 |
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ID=15798874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16473396A Expired - Lifetime JP3892497B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | エイコサペンタエン酸エステルの製造方法 |
Country Status (1)
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- 1996-06-25 JP JP16473396A patent/JP3892497B2/ja not_active Expired - Lifetime
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