JPH1075634A - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
- Publication number
- JPH1075634A JPH1075634A JP23626196A JP23626196A JPH1075634A JP H1075634 A JPH1075634 A JP H1075634A JP 23626196 A JP23626196 A JP 23626196A JP 23626196 A JP23626196 A JP 23626196A JP H1075634 A JPH1075634 A JP H1075634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- cutting
- reaping
- operator
- combine harvester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Harvester Elements (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業者が車体前方下方の圃場面を視認して円
滑な収穫作業を行い得るコンバインを構成する。 【解決手段】 車体の前部に刈取前処理部とキャビン５
とを並列配置し、キャビン５のステップ１４における前
部位置で、かつ、刈取前処理部の側の位置に下方を視認
し得る窓部Ｃを形成した。
滑な収穫作業を行い得るコンバインを構成する。 【解決手段】 車体の前部に刈取前処理部とキャビン５
とを並列配置し、キャビン５のステップ１４における前
部位置で、かつ、刈取前処理部の側の位置に下方を視認
し得る窓部Ｃを形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに関
し、詳しくは、操縦部から刈取前処理部の部位の視認性
の向上を図る技術に関する。
し、詳しくは、操縦部から刈取前処理部の部位の視認性
の向上を図る技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンバインの操縦部と刈取前処理
部とは車体前部位置に横方向に並設され、刈取前処理部
の前端は操縦部より前方に突出するものとなっている。
この刈取前処理部で刈取る穀稈の位置の確認を容易にす
る構成は従来からのコンバインには備えられていない。
部とは車体前部位置に横方向に並設され、刈取前処理部
の前端は操縦部より前方に突出するものとなっている。
この刈取前処理部で刈取る穀稈の位置の確認を容易にす
る構成は従来からのコンバインには備えられていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来からのコンバイン
では、操縦部の前部位置に配置された操作パネル類が前
方下方への視界の妨げるものとなっており、作業者が操
縦部の位置から刈取前処理部が植立穀稈を刈取る位置を
確認する際には、刈取位置の確認のために作業者が操縦
部から上半身を前方に乗り出すことも多い。しかし、作
業者が操縦部から上半身を前方に乗り出す姿勢で操縦を
行うことは煩わしい面がある。特にコンバインでの収穫
作業時にはクローラ走行装置等の走行装置が圃場面に残
した走行跡に追従するように車体の操向制御を行うこと
で植立穀稈に対する刈取部の位置を適正に維持できるこ
ともあり、圃場面に残した走行跡と車体とのずれ量を正
確に把握できる技術も望まれている。
では、操縦部の前部位置に配置された操作パネル類が前
方下方への視界の妨げるものとなっており、作業者が操
縦部の位置から刈取前処理部が植立穀稈を刈取る位置を
確認する際には、刈取位置の確認のために作業者が操縦
部から上半身を前方に乗り出すことも多い。しかし、作
業者が操縦部から上半身を前方に乗り出す姿勢で操縦を
行うことは煩わしい面がある。特にコンバインでの収穫
作業時にはクローラ走行装置等の走行装置が圃場面に残
した走行跡に追従するように車体の操向制御を行うこと
で植立穀稈に対する刈取部の位置を適正に維持できるこ
ともあり、圃場面に残した走行跡と車体とのずれ量を正
確に把握できる技術も望まれている。
【０００４】本発明の目的は、操縦部に位置する作業者
が特別な姿勢をとることなく車体前方下方の圃場面を容
易に視認して植立穀稈に対する刈取位置を最適な位置に
設定して円滑な収穫作業を行い得るコンバインを合理的
に構成する点にある。
が特別な姿勢をとることなく車体前方下方の圃場面を容
易に視認して植立穀稈に対する刈取位置を最適な位置に
設定して円滑な収穫作業を行い得るコンバインを合理的
に構成する点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、車体前
部に刈取前処理部と操縦部とを横方向に並列配置すると
共に、操縦部のステップにおける前部位置で、かつ、刈
取前処理部側位置に下方を視認し得る窓部を形成してあ
る点にあり、その作用は次の通りである。
部に刈取前処理部と操縦部とを横方向に並列配置すると
共に、操縦部のステップにおける前部位置で、かつ、刈
取前処理部側位置に下方を視認し得る窓部を形成してあ
る点にあり、その作用は次の通りである。
【０００６】〔作用〕収穫作業時に作業者は操縦部の位
置で、特別な姿勢をとることなくステップ部に形成した
窓部を介して車体前方側で刈取前処理部側位置と圃場面
との相対関係、あるいは、走行装置の走行跡を視認でき
るものとなり、この視認結果に基づいて車体の操向操作
を行うことで植立穀稈に対する刈取前処理部の位置を最
適に設定できるものとなる。
置で、特別な姿勢をとることなくステップ部に形成した
窓部を介して車体前方側で刈取前処理部側位置と圃場面
との相対関係、あるいは、走行装置の走行跡を視認でき
るものとなり、この視認結果に基づいて車体の操向操作
を行うことで植立穀稈に対する刈取前処理部の位置を最
適に設定できるものとなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１に示すように、左右のクロー
ラ走行装置Ａ，Ａを備えた走行車体１の前部に刈取前処
理部Ｂを油圧シリンダ２によって昇降自在に連結すると
共に、走行車体１にエンジン（図示せず）と、刈取前処
理部Ｂからの刈取穀稈を処理する軸流型の脱穀装置４
と、刈取前処理部Ｂと並列する位置に操縦部としての操
縦キャビン５とを備えて全稈投入型のコンバインを構成
する。
に基づいて説明する。図１に示すように、左右のクロー
ラ走行装置Ａ，Ａを備えた走行車体１の前部に刈取前処
理部Ｂを油圧シリンダ２によって昇降自在に連結すると
共に、走行車体１にエンジン（図示せず）と、刈取前処
理部Ｂからの刈取穀稈を処理する軸流型の脱穀装置４
と、刈取前処理部Ｂと並列する位置に操縦部としての操
縦キャビン５とを備えて全稈投入型のコンバインを構成
する。
【０００８】前記刈取前処理部Ｂは、駆動回転力によっ
て植立穀稈を引起すリール６と、植立穀稈の株元を切断
するバリカン型の刈取装置７と、刈取穀稈を左右方向で
の中央位置に寄せるオーガ８と、オーガ８からの刈取穀
稈を前記脱穀装置４に送るコンベアベルト型のフィーダ
９とを備えて成っている。又、前記クローラ走行装置Ａ
は後部位置に配置した駆動スプロケット１０と複数の接
地転輪１１とに亘ってクローラベルト１２を巻回して成
っている。
て植立穀稈を引起すリール６と、植立穀稈の株元を切断
するバリカン型の刈取装置７と、刈取穀稈を左右方向で
の中央位置に寄せるオーガ８と、オーガ８からの刈取穀
稈を前記脱穀装置４に送るコンベアベルト型のフィーダ
９とを備えて成っている。又、前記クローラ走行装置Ａ
は後部位置に配置した駆動スプロケット１０と複数の接
地転輪１１とに亘ってクローラベルト１２を巻回して成
っている。
【０００９】図２〜図４に示すように、前記操縦キャビ
ン５は前面と左右両側面とに透明ガラス、透明樹脂等の
透明壁部５Ｆ，５Ｌ，５Ｒを配置すると共に、上部に屋
根部５Ｔを配置して箱状に形成され、前面の透明壁部５
Ｆの上部位置には、その上端を操縦キャビン５本体に対
しヒンジ１３を介して連結することで閉じ姿勢と開放姿
勢とに切換自在な補助窓５ＦＵを備え、又、右側の透明
壁部５Ｒは、その前端を操縦キャビン５本体に対しヒン
ジ１３を介して連結することで開閉自在な扉に構成され
ている。
ン５は前面と左右両側面とに透明ガラス、透明樹脂等の
透明壁部５Ｆ，５Ｌ，５Ｒを配置すると共に、上部に屋
根部５Ｔを配置して箱状に形成され、前面の透明壁部５
Ｆの上部位置には、その上端を操縦キャビン５本体に対
しヒンジ１３を介して連結することで閉じ姿勢と開放姿
勢とに切換自在な補助窓５ＦＵを備え、又、右側の透明
壁部５Ｒは、その前端を操縦キャビン５本体に対しヒン
ジ１３を介して連結することで開閉自在な扉に構成され
ている。
【００１０】又、この操縦キャビン５の内部には平坦な
面を有するステップ１４と、作業者が着座する座席１５
とを備えると共に、この座席前部位置にステップ１４に
立設した形態のポスト１６を備え、このポストにはステ
アリングホイール１７と、アクセルレバー１８と、リー
ル６の昇降及び駆動速度を制御する切換レバー１９とを
備え、又、座席１５の側部位置には操作パネル２０を配
置してあり、この操作パネル２０には主変速レバー２１
と、副変速スイッチ２２と、５つのランプを直線的に配
置して成る速度表示装置２３とを備えている。
面を有するステップ１４と、作業者が着座する座席１５
とを備えると共に、この座席前部位置にステップ１４に
立設した形態のポスト１６を備え、このポストにはステ
アリングホイール１７と、アクセルレバー１８と、リー
ル６の昇降及び駆動速度を制御する切換レバー１９とを
備え、又、座席１５の側部位置には操作パネル２０を配
置してあり、この操作パネル２０には主変速レバー２１
と、副変速スイッチ２２と、５つのランプを直線的に配
置して成る速度表示装置２３とを備えている。
【００１１】図４に示すように、座席１５に着座した作
業者の刈取前処理部Ｂの側への視界を拡大するよう前記
操作パネル２０の前端２０Ａを該操縦キャビン５の中央
寄り側ほど後方に位置する形状の斜め姿勢に形成してあ
り、又、この操作パネル２０の前端位置と操縦キャビン
５の前面との間のステップ１４に開口１４Ａを形成し、
この開口を覆う状態に透明ガラス、透明樹脂等の透明板
２４を張設することで圃場面を視認可能な窓部Ｃを形成
してある。
業者の刈取前処理部Ｂの側への視界を拡大するよう前記
操作パネル２０の前端２０Ａを該操縦キャビン５の中央
寄り側ほど後方に位置する形状の斜め姿勢に形成してあ
り、又、この操作パネル２０の前端位置と操縦キャビン
５の前面との間のステップ１４に開口１４Ａを形成し、
この開口を覆う状態に透明ガラス、透明樹脂等の透明板
２４を張設することで圃場面を視認可能な窓部Ｃを形成
してある。
【００１２】このように本発明におけるコンバインでは
操縦キャビン５の前面に位置して開閉自在な補助窓５Ｆ
Ｕを形成してあることから、箱状の操縦キャビン５を備
えたものであり乍ら、作業時には補助窓５ＦＵを開放し
開放空間から作業者が顔を出すことで、遮られることな
く圃場面の状態を直接視認することが可能であり、又、
操作パネル２０の前端２０Ａを斜め姿勢に形成し、ポス
ト１６も横幅方向への寸法を小さく形成してあるので座
席１５に着座した作業者の位置から殆ど遮られることな
く前方位置で車体１に近い位置の圃場面の視認と、植立
穀稈に対する刈取前処理部Ｂの位置の視認とを容易に行
え、しかも、ステップ１４に窓部Ｃを形成してあるの
で、座席１５に着座した作業者の位置から窓部Ｃを介し
て操縦キャビン５の略直下位置の圃場面に残されたクロ
ーラ走行装置Ａの走行跡も容易に視認でき、この走行跡
に追従する形態で車体１を走行させることも容易に行え
るものとなっている。
操縦キャビン５の前面に位置して開閉自在な補助窓５Ｆ
Ｕを形成してあることから、箱状の操縦キャビン５を備
えたものであり乍ら、作業時には補助窓５ＦＵを開放し
開放空間から作業者が顔を出すことで、遮られることな
く圃場面の状態を直接視認することが可能であり、又、
操作パネル２０の前端２０Ａを斜め姿勢に形成し、ポス
ト１６も横幅方向への寸法を小さく形成してあるので座
席１５に着座した作業者の位置から殆ど遮られることな
く前方位置で車体１に近い位置の圃場面の視認と、植立
穀稈に対する刈取前処理部Ｂの位置の視認とを容易に行
え、しかも、ステップ１４に窓部Ｃを形成してあるの
で、座席１５に着座した作業者の位置から窓部Ｃを介し
て操縦キャビン５の略直下位置の圃場面に残されたクロ
ーラ走行装置Ａの走行跡も容易に視認でき、この走行跡
に追従する形態で車体１を走行させることも容易に行え
るものとなっている。
【００１３】〔別実施の形態〕本発明は上記実施の形態
以外に、例えば、ステップに形成した窓部の大きさ、窓
部の位置の設定によって前記実施の形態より広い視界を
確保して座席に着座した作業者の位置から、窓部を介し
て刈取前処理部の先端位置も視認できるよう構成するこ
とも可能であり、又、窓部を開閉自在に構成することも
可能である。
以外に、例えば、ステップに形成した窓部の大きさ、窓
部の位置の設定によって前記実施の形態より広い視界を
確保して座席に着座した作業者の位置から、窓部を介し
て刈取前処理部の先端位置も視認できるよう構成するこ
とも可能であり、又、窓部を開閉自在に構成することも
可能である。
【００１４】
【発明の効果】従って、操縦部に位置する作業者が特別
な姿勢をとることなく車体前方下方の圃場面を容易に視
認して植立穀稈に対する刈取位置を最適な位置に設定し
て円滑な収穫作業を行い得るコンバインが合理的に構成
されたのである。
な姿勢をとることなく車体前方下方の圃場面を容易に視
認して植立穀稈に対する刈取位置を最適な位置に設定し
て円滑な収穫作業を行い得るコンバインが合理的に構成
されたのである。
【図１】コンバインの全体側面図
【図２】操縦キャビンの正面図
【図３】操縦キャビンの側面図
【図４】操縦キャビンの横断平面図
５ 操縦部 １４ ステップ Ｂ 刈取前処理部 Ｃ 窓部
Claims (1)
- 【請求項１】 車体前部に刈取前処理部と操縦部とを横
方向に並列配置すると共に、操縦部のステップにおける
前部位置で、かつ、刈取前処理部側位置に下方を視認し
得る窓部を形成してあるコンバイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23626196A JPH1075634A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23626196A JPH1075634A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | コンバイン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075634A true JPH1075634A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16998169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23626196A Pending JPH1075634A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1075634A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012100603A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Kubota Corp | コンバイン |
| KR20180059567A (ko) | 2010-09-17 | 2018-06-04 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23626196A patent/JPH1075634A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180059567A (ko) | 2010-09-17 | 2018-06-04 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
| JP2012100603A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Kubota Corp | コンバイン |
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