JPH1075594A - ブラシレスモータの駆動制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動制御装置

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JPH1075594A
JPH1075594A JP8227962A JP22796296A JPH1075594A JP H1075594 A JPH1075594 A JP H1075594A JP 8227962 A JP8227962 A JP 8227962A JP 22796296 A JP22796296 A JP 22796296A JP H1075594 A JPH1075594 A JP H1075594A
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JP
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signal
phase
pulse signal
drive
detection
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JP8227962A
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Inventor
Hayato Naito
速人 内藤
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2個の回転位置検出素子を用いて3相120
°ソフトスイッチング通電方式によりブラシレスモータ
を駆動可能な駆動制御回路を提案すること。 【解決手段】 3相ブラシレスモータ1の駆動マグネッ
ト43は駆動用着磁部の3倍の磁極が形成された信号用
着磁部43Bを備え、この磁界の変化がホール素子H2
によって、正弦波様の正負一対の検出信号として検出さ
れる。他方のホール素子H1は、これ対して略90度位
相のずれた検出信号を発生し、当該検出信号に基づきタ
イミングパルス信号が形成される。このタイミングパル
ス信号に基づき、正弦波様の正負の検出信号の立ち上が
り波形および立ち下がり波形を用いて、変曲点がなまっ
た矩形波パルス様の3相のソフトスイッチング通電信号
が生成される。従って、ホール素子の個数を減らすこと
ができ、しかも、従来と同様な性能の3相のソフトスイ
ッチング通電信号を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラシレスモータの
駆動制御装置に関するものであり、特に、ソフトスイッ
チング通電方式によりブラシレスモータを駆動する駆動
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータの駆動制御方式として
は3相120°スイッチング通電方式が知られている。
この方式では、一般に3個のホール素子等の磁極センサ
を用いて、3相の駆動コイルを備えた固定子と磁極を備
えた回転子との間の相対回転位置を検出し、検出結果に
基づき、各相の駆動コイルに対する駆動電流の切り換え
制御を行っている。この通電切り換えに使用するスイッ
チング通電電流は矩形波パルス信号であり、その急峻な
立ち上がり、立ち下がり時点に発生するノイズを抑制す
るために大容量のコンデンサ等を備えたノイズ除去手段
を配置しなければならない等と言った弊害がある。この
ような弊害を除去するために、本発明者は、特公平5−
31395号公報において、スイッチング通電信号とし
て、変曲点をなまらせた矩形波パルス様の波形を備えた
通電信号を用いるソフトスイッチング通電方式を提案し
ている。
【0003】図12(A)には当該公報に開示された3
センサ3相120°ソフトスイッチング通電方式による
ブラシレスモータの駆動回路例を示してある。この図に
示すように、3相の駆動コイルLu、Lv、Lwを備え
たモータ固定子と、磁極を備えたモータ回転子の相対的
な回転位置を検出するために3個のホール素子Hu、H
v、Hwが配置されている。これらのホール素子の検出
出力は、図12(B)に示すように略正弦波形状の3相
の出力信号となる。これらの検出信号は、増幅器A11
乃至A13により対数圧縮された後に信号合成回路SS
Mに供給される。信号合成回路SSMでは、増幅器出力
に基づきアナログ的に3相の120°ソフトスイッチン
グ波形信号が生成される。このソフトスイッチング信号
は差動増幅器A15,A16によって再度対数圧縮され
た後に、上下段のプリドライバPD11、PD12を介
して、駆動回路を構成しているパワー出力トランジスタ
Q31乃至Q36のベースに加えられる。この結果、駆
動コイルLu、Lv、Lwに対して図12(C)に示す
ようなソフトスイッチング通電が行われる。
【0004】ここで、駆動コイルに対する通電切り換え
を行うためには、駆動コイルの相数に対応した個数のホ
ール素子等のセンサを配置する必要がある。センサの個
数を減らすことができれば、その分モータコストを低減
できる等の利点がある。本発明者は、特開平3−135
393号公報において、2個のセンサを用いて、3相の
駆動コイルに対する通電切り換え用に使用する3相目の
正弦波信号を合成する方法を提案している。この方法で
は、2個のセンサから電気角で120°の位相差を有す
る正弦波信号を得ると共に、これらの正弦波信号を合成
することにより、もう一つの正弦波信号を合成するよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−13539
3号公報記載の発明のように、2個のホール素子の出力
から3相目の正弦波信号(位置検出信号)を合成するに
あたり、1、2相目のホール素子出力波形にノイズが生
じていたり、両者のマッチングが精度良く行われない
と、3相目の正弦波信号に歪みが生じてトルクリップル
が増大する虞がある。
【0006】本発明の課題は、駆動コイルの通電切り換
えに必要となる回転子の回転位置を検出するためのセン
サを駆動コイルの相数よりも少なくでき、しかも、ソフ
トスイッチング通電方式を採用することの可能なブラシ
レスモータの駆動制御装置を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のブラシレスモータの駆動制御装置は、m
相(mは正の整数)の駆動コイルを備えた固定子と、駆
動用着磁部および当該駆動用着磁部のm倍の磁極が形成
された信号用着磁部を備えた回転子と、前記信号用着磁
部の磁界の変化を検出して正弦波様の正負一対の検出信
号を発生する第1の検出手段と、前記信号用着磁部の磁
界の変化を検出して前記第1の検出手段の検出信号に対
して位相のずれた検出信号を発生する第2の検出手段
と、当該第2の検出手段の検出信号に基づきm相のタイ
ミングパルス信号を発生するタイミングパルス信号発生
手段と、前記タイミングパルス信号に基づき、前記正弦
波様の正負の検出信号の立ち上がり波形および立ち下が
り波形を用いて、変曲点がなまった矩形波パルス様のm
相のソフトスイッチング通電信号を生成可能なm相の駆
動信号を生成する信号生成手段と、当該m相の駆動信号
に基づき前記m相の駆動コイルに対して前記m相のソフ
トスイッチング通電信号に応じて通電切り換えを行う駆
動手段とを有する構成を採用している。
【0008】ここで、前記タイミングパルス信号発生手
段は、前記第2の検出手段の検出信号に基づき矩形波パ
ルス信号を出力するコンパレータと、このコンパレータ
から出力される前記矩形波パルス信号を逓倍する逓倍器
と、この逓倍器から出力された逓倍矩形波パルス信号に
基づきm相の前記タイミングパルス信号を発生するリン
グカウンタとを備えた構成のものを採用できる。
【0009】また、前記第1および前記第2の検出手段
としてはホール素子を用いることができる。
【0010】更に、前記第1および第2の検出手段の検
出信号のうちの少なくとも一方の検出信号を用いてモー
タ回転数に比例した周波数のパルス信号を形成すれば、
当該パルス信号に基づきモータ回転数の制御を行うこと
ができる。
【0011】一般には、本発明は3相のブラシレスモー
タに適用される。この場合におけるブラシレスモータの
駆動制御装置は、3相の駆動コイルを備えた固定子と、
駆動用着磁部および当該駆動用着磁部の3倍の磁極が形
成された信号用着磁部を備えた回転子と、前記信号用着
磁部の磁界の変化を検出して正弦波様の正負一対の検出
信号を発生する第1の検出手段と、前記信号用着磁部の
磁界の変化を検出して前記第1の検出手段の検出信号に
対して略90度位相のずれた検出信号を発生する第2の
検出手段と、当該第2の検出手段の検出信号に基づきタ
イミングパルス信号を発生するタイミングパルス信号発
生手段と、前記タイミングパルス信号に基づき、前記正
弦波様の正負の検出信号の立ち上がり波形および立ち下
がり波形を用いて、変曲点がなまった矩形波パルス様の
3相のソフトスイッチング通電信号を生成可能な3相の
駆動信号を生成する信号生成手段と、当該3相の駆動信
号に基づき前記3相の駆動コイルに対して前記3相のソ
フトスイッチング通電信号によるスイッチング通電を行
う駆動手段とを有する構成とされる。
【0012】この場合においても、上記の第1および第
2の検出手段としてはホール素子を採用することがで
き、これらのホール素子を、駆動用着磁部の着磁ピッチ
の略1/2の間隔で配置すれば、これらから略90度位
相のずれた検出信号を得ることができる。
【0013】また、前記第1および第2の検出手段の検
出信号のうちの少なくとも一方の検出信号を用いてモー
タ回転数に比例した周波数のパルス信号を形成すれば、
当該パルス信号に基づきモータ回転数の制御を行うこと
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用したFDDスピンドル駆動用のブラシレスモータを
説明する。
【0015】図1には本例のFDDスピンドル駆動用の
ブラスレスモータの全体構成を示してある。本例のブラ
シレスモータ1は3相の120°ソフトスイッチング通
電方式のものである。このブラシレスモータ1は、回路
基板2の側に固定されたステータアセンブリ3と、この
ステータアセンブリ3に対して回転自在に支持されたロ
ータアセンブリ4から構成されている。
【0016】ステータアセンブリ3は、回路基板2に固
着した円筒状の軸受け31と、この軸受け31の外周に
取り付けたステータコア32と、このステータコア32
に形成した複数の突極に巻き付けた3相の駆動コイルL
(u,v,w)を備えている。これに対して、ロータア
センブリ4は、軸受け31の内周面に形成した軸受け面
を介して当該軸受けに対して回転自在に支持されたロー
タシャフト41と、このロータシャフト41に固着した
カップ状のロータケース42と、このロータケース42
の周壁の内周面に固着したリング状のロータマグネット
43とを備えている。ロータケース42の円形の上端壁
はFDD載置面42aとされており、ここには、FDD
の側に係合可能な駆動ピン44が設置されている。
【0017】一方、ロータマグネット43の基板側の環
状端面に対峙している基板部分には磁極センサとしての
ホール素子H1、H2が固定配置されている。また、基
板表面にはモータ駆動制御回路が組込まれた駆動IC5
が搭載されている。
【0018】図2(A)にはステータコア32とロータ
マグネット43とホール素子H1の部分を拡大して示し
てある。この図に示すように、ロータマグネット43
は、ステータコア32と対向してロータの回転駆動に供
せられるリング状の駆動用着磁部43Aと、この駆動用
着磁部43Aの基板側の端面に形成された信号用着磁部
43Bとから構成されている。このセンサ用着磁部43
Bが、基板2に固定したホール素子H1の感磁面に対峙
している。
【0019】図2(B)にはこれらの部分、すなわちロ
ータマグネット43と、ステータコア32およびホール
素子H1,2を平面上に展開して示してある。この図か
ら分かるように、本例のモータ1においては、駆動用着
磁部43Aの磁極数に対してセンサ用着磁部43Bの磁
極数を3倍としてある。また、2個のホール素子H1、
H2は、駆動用着磁部43Aの着磁ピッチの略1/2の
ピッチで、すなわち電気角で略90°位相をずらして配
置してある。
【0020】図3は本例のモータ1の速度制御装置10
の概略ブロック図であり、図4はその概略動作を示すタ
イミングチャートである。速度制御装置10は、3相の
駆動コイルLu,v,wに加えるソフトスイッチング通
電信号を生成するための駆動制御回路20を備えてい
る。モータ1の駆動マグネットの回転に伴い駆動コイル
Lu,v,wには図4(a)に示すような各々120°
の位相のずれた誘導起電圧Eu,v,wが発生する。ま
た、2個のホール素子H1,2からは図4(c),
(b)に示すような略90°位相のずれた2相の略正弦
波信号H1±、H2±が出力される。
【0021】一方のホール素子H1の出力H1±は、コ
ンパレータC1の正負の入力にそれぞれ供給され、図4
(d)に示すような2値の矩形波パルス信号に変換され
る。駆動制御装置20には、この矩形波パルス信号と共
にホール素子H2から検出信号が直接に入力される。こ
れらの信号に基づき駆動制御回路20では、詳細は後述
するが、駆動コイルLu,v,wをソフトスイッチング
通電するための図4(e)、(f)、(g)に示す3相
120°のソフトスイッチング通電波形を生成する。
【0022】概略動作を説明すると、図4に示すように
ホール素子H1の出力に基づき形成した矩形波パルス信
号によって規定される第1の区間t1では、当該矩形波
パルス信号であるコンパレータ出力(図4(d))が低
論理レベルである。この場合には、ホール素子H2の検
出信号の実線波形H2+の立ち上がり部分と破線波形H
2−の立ち下がり部分を使用して、U相通電波形(図4
(e))のソース側の通電ソフト立ち上げと、W相通電
波形(図4(g))のソース側の通電ソフト立ち下げを
行う。
【0023】次の第2の区間t2では、コンパレータ出
力が高論理レベルに切り換わる。この区間では、ホール
素子H2の検出信号の実線波形H2+の立ち下がり部分
と破線波形H2−の立ち上がり部分を使用して、W相通
電波形(図4(g))のシンク側の通電ソフト立ち下げ
と、V相通電波形(図4(f))のシンク側の通電ソフ
ト立ち上げを行う。
【0024】次の第3の区間t3では、コンパレータ出
力が低論理レベルに切り換わる。この区間では、ホール
素子H2の検出信号の実線波形H2+の立ち上がり部分
と破線波形H2−の立ち下がり部分を使用して、V相通
電波形(図4(f))のソース側の通電ソフト立ち上げ
と、U相通電波形(図4(e))のソース側の通電ソフ
ト立ち下げを行う。
【0025】以後同様にして、コンパレータ出力の切り
換わりに応じて、第1ないし第3の区間における動作を
周期的に行い、ホール素子H2の検出信号の波形に基づ
き3相のソフトスイッチング通電波形を生成する。
【0026】一方、本例では、コンパレータ出力はモー
タ速度制御用のサーボ回路30に入力され、サーボ回路
30ではこのパルス信号に基づき実際のモータ速度を検
出してモータ速度のフィードバック制御を行う。すなわ
ち、サーボ回路30から出力される速度制御用の電流指
令信号Ictlが駆動制御回路20に入力され、当該電
流指令信号に基づき駆動コイルの駆動電流が制御され
る。
【0027】図5は本例の駆動制御回路20を具体的に
示したブロック図であり、図6は各部分の信号波形のタ
イミングチャートである。これらの図を参照して、駆動
制御回路20の動作を説明する。
【0028】まず、モータ1の駆動マグネット43の回
転に伴って、上記のように、ホール素子H2からは略正
弦波信号H2±が出力される(図6(a))。プラス側
の出力信号H2+は、差動アンプA1のプラス入力であ
るトランジスタQ01、Q03、Q05の各ベースに入
力される。マイナス側の出力信号H2−は差動アンプA
1のマイナス入力であるトランジスタQ02、Q04、
Q06の各ベースに入力される。
【0029】他方のホール素子H1の出力信号はコンパ
レータC1を介して矩形波パルス信号に変換された後
に、タイミングパルス信号発生回路40に入力される。
タイミングパルス信号発生回路40は、逓倍器D1とリ
ングカウンタRCを備えている。コンパレータ出力は、
まず逓倍器D1に入力されて倍周波数の矩形波信号(図
6(c))として出力されてリングカウンタRCに入力
される。リングカウンタRCでは、逓倍器D1からの信
号に基づき3相のタイミングパルス信号(図6(d)、
(e)、(f))を出力する。各タイミングパルス信号
は、1周期がホール素子出力信号H2±の1.5倍であ
り、オン期間のデューティ比が1/3のパルス信号であ
る。これらのタイミングパルス信号のオン期間は区間t
1,2,3を規定する期間である。
【0030】これらのタイミングパルス信号によって、
差動アンプA1のバイアス電流源Iu、Iv、Iwが択
一的にオン状態に切り換えられる。すなわち、図6に示
すように、第1の区間t1ではバイアス電流源Iuに供
給されるタイミングパルス信号(図6(d))がオン状
態にあるので、当該バイアス電流源Iuのみがオン状態
になり、トランジスタQ01、Q02およびバイアス電
流源Iuからなる差動アンプが動作して、抵抗R01お
よびR03にはそれぞれ入力信号H2+およびH2−に
応じた電流が流れる。この第1の区間t1では残りの抵
抗R02には電流が流れない。この結果、抵抗R01、
R03には、P点電位を基準とした場合に、図6
(g)、(i)に示すような電圧信号が現れる。
【0031】同様に、次の第2の区間t2では、バイア
ス電流源Iwに供給されるタイミングパルス信号(図6
(f))がオン状態にあるので、当該バイアス電流源I
wのみがオン状態になり、トランジスタQ05、Q06
およびバイアス電流源Iwからなる差動アンプが動作し
て、抵抗R02およびR03にはそれぞれ入力信号H2
+およびH2−に応じた電流が流れる。この第2の区間
t2では残りの抵抗R01には電流が流れない。この結
果、抵抗R02、R03には、P点電位を基準とした場
合に、図6(h)、(i)に示すような電圧信号が現れ
る。
【0032】これに続く第3の区間t3では、バイアス
電流源Ivに供給されるタイミングパルス信号(図6
(e))がオン状態にあるので、当該バイアス電流源I
vのみがオン状態になり、トランジスタQ03、Q04
およびバイアス電流源Ivからなる差動アンプが動作し
て、抵抗R01およびR02にはそれぞれ入力信号H2
+およびH2−に応じた電流が流れる。この区間t3で
は残りの抵抗R03には電流が流れない。この結果、抵
抗R01、R02には、P点電位を基準とした場合、図
6(g)、(h)に示すような電圧信号が現れる。
【0033】以後同様にして、3つのタイミングパルス
信号によってバイアス電流源Iu、Iw、Ivがこの順
序で周期的にオン状態に切り換わる。この結果、各抵抗
R01、R02、R03の両端電位は、図6(g)、
(h)、(i)に示す変則的な電圧信号波形となる。
【0034】次に、これらの電圧信号波形は、抵抗R0
4、R05、R06を介して、トランジスタQ07、Q
09、Q11及びバイアス電流源Ix、並びにトランジ
スタQ08、Q10、Q12及びバイアス電流源Iyか
ら構成される2つの3差動アンプに入力される。各3差
動アンプのバイアス電流源Ix、Iyは、コンパレータ
C1の出力パルス信号およびその反転パルス信号(図6
(j)、(k))によって、交互にオン/オフに切り換
えられる。
【0035】第1の区間t1では、バイアス電流源Ix
がオフで、バイアス電流源Iyがオン状態にある。従っ
て、オン状態のバイアス電流源Iy側の3差動アンプが
動作して、当該3差動アンプを構成しているトランジス
タQ08、Q10、Q12のうち、最も電位の高い電圧
信号(図6(h))がベースに印加しているトランジス
タQ10のみがオン状態に切り換わる。トランジスタQ
10がオンすると、バイアス電流が電流源Iyから電流
ミラー回路を構成している一対のトランジスタQ16、
15を介して、V点を経由して抵抗R05に流れ、抵抗
R05の電圧降下によってV点電位が引き上げられる。
【0036】この結果、P点を基準としたV点電位は図
6(m)の第1の区間t1に示すように一定の値だけ高
い状態に保持される。これに対して、残りのトランジス
タQ08、Q12はオフ状態に保持され、抵抗R04、
R06には電流が流れないので、U点およびW点の電位
は、図6(g)、(i)の区間t1に示す抵抗R01お
よび抵抗R03に現れている電位と同様な電圧波形とな
る。すなわち、図6(l)、(n)の区間t1に示す電
圧波形となる。
【0037】次に、第2の区間t2では、区間t1とは
逆に、バイアス電流源Ixがオンで、バイアス電流源I
yがオフに切り換わる。従って、オン状態のバイアス電
流源Ix側の3差動アンプが動作して、当該3差動アン
プを構成しているトランジスタQ07、Q09、Q11
に印加する電圧信号(図6(l)、(m)、(n))の
うち最も電位の低い電圧信号(図6(l))が印加して
いるトランジスタQ07のみがオン状態に切り換わる。
トランジスタQ07がオンすると、バイアス電流が電流
源Ixから電流ミラー回路を構成している一対のトラン
ジスタQ20、19を介して、U点を経由して抵抗R0
4に流れ、抵抗R04の電圧降下によってU点電位が引
き下げられる。
【0038】この結果、P点を基準としたU点電位は図
6(l)の区間t2に示すように一定の値だけ低い状態
に保持される。これに対して、残りのトランジスタQ0
9、Q11はオフ状態に保持され、抵抗R05、R06
には電流が流れないので、V点およびW点の電位は、図
6(h)、(i)の区間t2に示す抵抗R02および抵
抗R03に現れている電位と同様な電圧波形となる。す
なわち、図6(m)、(n)の区間t2に示す電圧波形
となる。
【0039】これに続く第3の区間t3では、区間t2
とは逆に、バイアス電流源Ixがオフで、バイアス電流
源Iyがオンに切り換わる。従って、オン状態のバイア
ス電流源Iy側の3差動アンプが動作して、当該3差動
アンプを構成しているトランジスタQ08、Q10、Q
12に印加する電圧信号(図6(l)、(m)、
(n))のうち最も電位の高い電圧信号(図6(n))
が印加しているトランジスタQ12のみがオン状態に切
り換わる。トランジスタQ12がオンすると、バイアス
電流が電流源Iyから電流ミラー回路を構成している一
対のトランジスタQ18、17を介して、W点を経由し
て抵抗R06に流れ、抵抗R06の電圧降下によってW
点電位が引き上げられる。
【0040】この結果、P点を基準としたW点電位は図
6(n)の区間t3に示すように一定の値だけ高い状態
に保持される。これに対して、残りのトランジスタQ0
8、Q10はオフ状態に保持され、抵抗R04、R05
には電流が流れないので、U点およびV点の電位は、図
6(g)、(h)の区間t3に示す抵抗R01および抵
抗R02に現れている電位と同様な電圧波形となる。す
なわち、図6(l)、(m)の区間t3に示す電圧波形
となる。
【0041】以後、第1乃至第3の区間t1乃至t3の
状態が周期的に繰り返されるので、U、V、W点には、
それぞれ、図6(l)、(m)、(n)に示すような更
に変則的な波形の電圧信号(駆動信号)が現れる。
【0042】このようにして形成された変則的な波形の
電圧信号は、そのまま、次段のトランジスタQ25、Q
27、Q29及びバイアス電流源Iz、並びにトランジ
スタQ26、Q28、Q30及びバイアス電流源Izか
ら構成される2つの3差動アンプに入力される。各3差
動アンプの共通バイアス電流源Izは、電流帰還アンプ
A2の出力に応じて電流値を任意に設定可能な可変電流
源である。電流帰還アンプA2の一方の入力端には電流
指令信号Ictlが供給され、他方の入力端には、コイ
ル電流に比例する信号が電流検出抵抗Rsを介挿して供
給されている。電流帰還アンプA2の出力は入力信号差
に基づき変動してバイアス電流源Izの電流値が変更さ
れる。このバイアス電流源によってモータ1のトルクを
コントロールしてモータの速度制御を行うことができ
る。
【0043】3差動アンプを構成しているトランジスタ
Q25、Q27、Q29の各コレクタ電流は図6(o)
に示すような波形の3相の電流信号となり、下段プリド
ライバPD2に供給される。同様に、3差動アンプを構
成しているトランジスタQ26、Q28、Q30の各コ
レクタ電流は図6(q)に示すような波形の3相の電流
信号となり、上段プリドライバPD1に供給される。各
プリドライバPD1、2を介してこれらの電流信号(図
6(o)、(q))によって、出力パワートランジスタ
34ないし36、31ないし33が駆動される。
【0044】この結果、駆動コイルLu、Lv、Lwに
は図4(e)、(f)、(g)に示す波形のソフトスイ
ッチング通電が行われる。
【0045】以上説明したように、本例のモータ1の駆
動制御回路20によれば、従来よりも1個少ない2個の
ホール素子を用いて、従来と同様なモータ性能を維持し
たまま3相の120°ソフトスイッチング通電を実現で
きる。
【0046】また、本例のモータ1は、従来の3センサ
3相120°スイッチング通電方式のモータに比べてホ
ール素子の個数が少なくて済むので、その分、製造価格
を低減できる。また、ホールバイアス電流もその分低減
できるので、電力消費も低減できる。さらに、ホール素
子と駆動ICチップの間の配線も少なくて済むので、配
線コストも低減できる。さらにまた、駆動IC側のホー
ル素子入力ピン数も少なくでき、ICパッケージコスト
の低減も図ることができる。
【0047】更に、本例のモータ1は、2個のホール素
子の出力から3相目の正弦波信号を合成する従来技術の
ように、ホール素子出力波形のバラツキや、2相間誤差
等に起因して3相目の合成電流波形に歪みが生じてトル
クリップルが増大する等といった弊害が発生することも
ない。
【0048】(その他の実施の形態)図7には、本発明
を適用した3相DCブラスレスモータの速度制御装置の
変形例を示してある。この図に示す速度制御装置80
は、コンパレータC1の出力を一旦、逓倍器D1に入力
して倍周波数のパルス信号を生成し、この倍周波数のパ
ルス信号をモータサーボ回路30に入力して速度制御を
行うものである。このように、逓倍器D1の出力をサー
ボ回路に供給すれば、倍周波数のパルス信号に基づき速
度制御ができるので、制御の分解能が上がり、図3に示
す制御装置よりも正確な速度制御を実現できる。その他
の構成は図3の速度制御装置と同様であるので説明を省
略する。
【0049】次に、図8乃至図10には速度制御装置の
更に別の変形例を示してある。この装置90において
は、ホール素子H1、H2の出力をそれぞれコンパレー
タC1およびC2によって矩形波パルス信号に変換して
逓倍器D3に供給している。
【0050】図9にはこの逓倍器D3の具体的な構成例
を示してあり、図10には各部分の信号波形を示してあ
る。これらの図を参照して説明すると、双方のコンパレ
ータ出力は、排他的論理和回路E1とD型フリップフロ
ップDFF1、DFF2のそれぞれのデータ端子Dにそ
れぞれ入力される。コンパレータ出力には一般にノイズ
が乗り、図10(a)、(b)に示すようなノイズを伴
った信号波形となる場合が多い。排他的論理和回路E1
の出力は図10(c)に示すようにノイズをそのまま受
け継いだ波形となっており、一方のフリップフロップD
FF1のクロック端子CLに入力される。排他的論理和
回路E1の出力はノット回路NOT1を介して反転され
て、図10(d)に示すような波形となる。この信号も
ノイズをそのまま受け継いだ信号波形となっている。こ
の信号は、他方のフリップフロップDFF2のクロック
端子CLに入力される。
【0051】このように、ノイズをそのまま受け継いだ
波形の信号をクロック端子に入力することにより、デー
タ端子に入力される同じくノイズをそのまま受け継いだ
信号のノイズ成分がマスキングされる。この結果、各フ
リップフロップDFF1、DFF2のQ出力は、図10
(e)、(f)に示すように、ノイズの無い信号波形に
なる。これらの信号は、排他的論理和回路E2に入力さ
れる。この結果、排他的論理和回路E2の出力には、逓
倍信号が得られる。これ以外の構成は図7の速度制御装
置80と同一であるので説明は省略する。このように構
成した逓倍器を用いた場合には、ノイズに対して誤動作
するおそれの少ない駆動回路を実現できる。
【0052】一方、図11には、モータ1の駆動磁極と
信号用磁極の位置関係の変形例を示してある。この図に
示す位置関係は、図1のモータ1における双方の磁極の
位置関係を相対的に、信号用着磁部の着磁ピッチの1/
2だけずらした関係となっている。この場合には、ホー
ル素子H1、H2の位置も、それに合わせて1/2ピッ
チ分だけずらした位置に配置すれば、図1乃至図6に示
す装置をそのまま適用できる。
【0053】なお、上記の実施例においては駆動マグネ
ットの回転位置検出手段としてホール素子を利用してい
る。ホール素子以外のMR素子等の磁気センサを用いる
こともできる。また、上記の実施例においては駆動マグ
ネットの回転位置に対応する矩形波パルス信号を得るた
めに第2の検出手段としてホール素子H1を用いてい
る。この代わりに、回路基板の側にFGパターンを形成
しておき、当該FGパターンの出力信号から矩形波パル
ス信号を得るようにしてもよい。さらにまた、第1およ
び第2の検出手段をともにFGパターンとしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のブラシレ
スモータの駆動制御装置は、ホール素子などの検出手段
から発生するモータ回転に伴なう略正弦波状の検出信号
における立ち上がり波形および立ち下がり波形を用い
て、例えば3相のソフトスイッチング通電信号を生成す
るようにしている。従って、従来のように3個の検出手
段を用いて3相のスイッチング通電信号を生成する場合
に比べて検出手段を減らすことができるので、その分、
コストを低減することができる。また、2個の検出手段
の出力を合成して3相目のスイッチング通電信号を合成
する場合のように合成したスイッチング通電波形に歪み
が発生してトルクリップルが増大する等と言った弊害も
回避できる。従って、本発明の駆動制御装置によれば、
従来よりも少ない検出手段を用いて従来のモータと同様
な性能を維持したままモータの駆動制御を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した2センサ3相120°ソフト
スイッチング通電方式によるFDD用ブラシレスモータ
の概略構成を示す構成図である。
【図2】(A)は図1のモータの主要部分を拡大して示
す部分拡大図、(B)は図1のモータの主要部分を展開
して示す要部展開図である。
【図3】図1のモータに組み込まれている速度制御装置
の概略構成図である。
【図4】図3の速度制御装置の駆動制御回路の概略動作
を説明するために各部分の信号波形を示すタイミングチ
ャートである。
【図5】図3の駆動制御回路を示す回路ブロック図であ
る。
【図6】図5の駆動制御回路によるソフトスイッチング
通電の動作説明するために各部分の信号波形を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】図3の速度制御装置の変形例を示す概略構成図
である。
【図8】図3の速度制御装置の別の変形例を示す概略構
成図である。
【図9】図8の速度制御装置の逓倍器の具体的構成を示
す回路ブロック図である。
【図10】図9の逓倍器の動作を説明するために各部分
の信号波形を示すタイミングチャートである。
【図11】駆動磁極、センサ用磁極および2個のホール
素子の位置関係の変形例を示す展開図である。
【図12】(A)乃至(C)は、3センサ3相120°
のソフトスイッチング通電方式にによるブラシレスモー
タの駆動制御回路を示す回路図および信号波形図であ
る。
【符号の説明】 1 FDD用ブラシレスモータ 3 ステータアセンブリ 32 コア 4 ロータアセンブリ 43 駆動マグネット 43A 駆動着磁部 43B センサ用着磁部 10 速度制御装置 20 駆動制御回路 30 サーボ回路 H1,H2 ホール素子 C1 コンパレータ Lu,Lu,Lw 駆動コイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相の駆動コイルを備えた固定子と、駆
    動用着磁部および当該駆動用着磁部の3倍の磁極が形成
    された信号用着磁部を備えた回転子と、前記信号用着磁
    部の磁界の変化を検出して正弦波様の正負一対の検出信
    号を発生する第1の検出手段と、前記信号用着磁部の磁
    界の変化を検出して前記第1の検出手段の検出信号に対
    して略90度位相のずれた検出信号を発生する第2の検
    出手段と、当該第2の検出手段の検出信号に基づきタイ
    ミングパルス信号を発生するタイミングパルス信号発生
    手段と、前記タイミングパルス信号に基づき、前記正弦
    波様の正負の検出信号の立ち上がり波形および立ち下が
    り波形を用いて、変曲点がなまった矩形波パルス様の3
    相のソフトスイッチング通電信号を生成可能な3相の駆
    動信号を生成する信号生成手段と、当該3相の駆動信号
    に基づき前記3相の駆動コイルに対して前記3相のソフ
    トスイッチング通電信号に応じて通電切り換えを行う駆
    動手段とを有することを特徴とするブラシレスモータの
    駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1および前記
    第2の検出手段はホール素子であり、これらのホール素
    子は前記駆動用着磁部の着磁ピッチの1/2の間隔で配
    置されていることを特徴とするブラシレスモータの駆動
    制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記第1お
    よび第2の検出手段の検出信号のうちの少なくとも一方
    の検出信号を用いてモータ回転数に比例した周波数のパ
    ルス信号を形成し、当該パルス信号に基づきモータ回転
    数の制御を行うようになっていることを特徴とするブラ
    シレスモータの駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 m相(mは正の整数)の駆動コイルを備
    えた固定子と、駆動用着磁部および当該駆動用着磁部の
    m倍の磁極が形成された信号用着磁部を備えた回転子
    と、前記信号用着磁部の磁界の変化を検出して正弦波様
    の正負一対の検出信号を発生する第1の検出手段と、前
    記信号用着磁部の磁界の変化を検出して前記第1の検出
    手段の検出信号に対して位相のずれた検出信号を発生す
    る第2の検出手段と、当該第2の検出手段の検出信号に
    基づきm相のタイミングパルス信号を発生するタイミン
    グパルス信号発生手段と、前記タイミングパルス信号に
    基づき、前記正弦波様の正負の検出信号の立ち上がり波
    形および立ち下がり波形を用いて、変曲点がなまった矩
    形波パルス様のm相のソフトスイッチング通電信号を生
    成可能なm相の駆動信号を生成する信号生成手段と、当
    該m相の駆動信号に基づき前記m相の駆動コイルに対し
    て前記m相のソフトスイッチング通電信号に応じて通電
    切り換えを行う駆動手段とを有することを特徴とするブ
    ラシレスモータの駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記タイミングパル
    ス信号発生手段は、前記第2の検出手段の検出信号に基
    づき矩形波パルス信号を出力するコンパレータと、この
    コンパレータから出力される前記矩形波パルス信号を逓
    倍する逓倍器と、この逓倍器から出力された逓倍矩形波
    パルス信号に基づきm相の前記タイミングパルス信号を
    発生するリングカウンタとを備えていることを特徴とす
    るブラシレスモータの駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、前記第1お
    よび前記第2の検出手段はホール素子であることを特徴
    とするブラシレスモータの駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のうちの何れかの項にお
    いて、前記第1および第2の検出手段の検出信号のうち
    の少なくとも一方の検出信号を用いてモータ回転数に比
    例した周波数のパルス信号を形成し、当該パルス信号に
    基づきモータ回転数の制御を行うようになっていること
    を特徴とするブラシレスモータの駆動制御装置。
JP8227962A 1996-08-29 1996-08-29 ブラシレスモータの駆動制御装置 Pending JPH1075594A (ja)

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