JPH11346497A - Dcブラシレスモータ及びその制御方法 - Google Patents

Dcブラシレスモータ及びその制御方法

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JPH11346497A
JPH11346497A JP10152397A JP15239798A JPH11346497A JP H11346497 A JPH11346497 A JP H11346497A JP 10152397 A JP10152397 A JP 10152397A JP 15239798 A JP15239798 A JP 15239798A JP H11346497 A JPH11346497 A JP H11346497A
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JP
Japan
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rotor
phase
brushless motor
rotation
position sensors
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JP10152397A
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English (en)
Inventor
Yukio Shiozaki
幸夫 塩崎
Masashi Sakata
昌司 坂田
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FUJII SEIMITSU KAITENKI SEISAK
FUJII SEIMITSU KAITENKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
FUJII SEIMITSU KAITENKI SEISAK
FUJII SEIMITSU KAITENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型機の方式を大型機に採用できるようにし、
制御回路を簡素化することによってDCブラシレスモー
タの小型化及び低価格化を図ること。 【解決手段】ロータの回転角度位置を複数のホール素子
H1〜3により検出し、ホール素子H1〜3の出力信号
に基づいて電源と電機子コイルCu,Cv,Cwとの接
続を切り換えて回転磁界を発生させ、ロータを回転させ
るように構成されたDCブラシレスモータ1の制御方法
において、ホール素子H1〜3を、ロータの正転時及び
逆転時のいずれにおいてもホール素子H1〜3のうちの
いずれかがその回転角度位置を同じ位相角の進み位相で
検出するように配置し、各ホール素子H1〜3の検出す
るロータの位相角が正転時と逆転時とで異なるように、
正転時と逆転時とで接続を切り換えて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DCブラシレスモ
ータ及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DCブラシレスモータは、DCモータの
整流機構を無接点化したものである。DCブラシレスモ
ータは、整流機構が無接点であることにより、有接点の
DCモータと比較して、低騒音、高効率、及びメンテナ
ンスフリーなどの多くの利点を有する。
【0003】出力が数ワット以下の小型のDCブラシレ
スモータは、ハードディスク装置又はフロッピーディス
ク装置などの電子機器において、回転駆動源又はファン
モータの駆動源として普及している。しかし、出力が十
ワット以上の大型になると、有接点のDCモータに比べ
て高価となるので、DCブラシレスモータの使用はサー
ボモータなどの高機能機種に限られ、インダクションモ
ータのインバータ駆動と比べて普及していないのが実状
である。
【0004】大型のDCブラシレスモータが高価となる
主な理由は次のとおりである。大型機では、電機子コイ
ル(電機子捲線)が太いためその純抵抗値が小さく、電
機子コイルのインダクタンス分が相対的に大きくなって
誘導負荷となり、電機子コイルに流れる電流の位相が遅
れる。一方、電機子コイルに流れる電流は非常に速い変
化をするため、これを制御するためには刻々の電流値と
ロータの回転角度位置の情報が必要であり、それらの情
報を高速で処理して刻々の電流指令をインバータのゲー
トに与える必要がある。
【0005】そのため、例えば、高圧電流を検出して低
圧の制御情報に変換する技術、高圧のサージ電圧を除去
する技術、高分解能の位置センサの技術、位置センサの
情報伝達技術、刻々の電流指令に変換する技術、低圧の
ゲート信号を高圧のゲート信号に変える技術など、高度
な技術と精巧な多くの部品を用いた複雑な電流制御回路
が必要となり、且つ種々の回路要素に対してそれぞれの
レベルに応じた電圧を供給する直流安定化電源が必要と
なる。
【0006】これに対して、小型機か安価である理由は
次のとおりである。つまり、小型機では、電機子コイル
が細くてその純抵抗値が大きく、インダクタンス分を無
視することができるので、電流と電圧の位相はほぼ一致
することとなる。したがって、大型機のような複雑な電
流制御を行う必要がない。そのため、インバータのゲー
トを簡単なオペアンブで直接に駆動することが可能であ
り、そのため回路が簡単となり、回路に供給する電源も
低圧(例えば6V一24Vなど)でよく、回路の全体を
モータの筐体に一体的に内蔵することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上に述べたように、小
型機では電流制御を行う必要がないので、制御装置をも
含めたモータの全体を一層小型化し安価に製作すること
ができるのであるが、その小型機の方式をそのまま大型
機に採用する訳にはいかない。
【0008】なお、電流の位相が遅れる分だけ電圧を印
加するタイミングを早くするよう、ロータの回転角度位
置の検出を早くすることが考えられる。しかし、正逆い
ずれの回転方向に対してもそのような位置の検出を行う
ためには、そのままでは位置センサの個数が倍となり、
且つ制御も複雑となってしまい、結局高価なものとなっ
てしまう。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、小型機の方式を大型機に採用できるようにし、制
御回路を簡素化することによってDCブラシレスモータ
の小型化及び低価格化を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る制
御方法は、ロータの回転角度位置を複数の位置センサに
より検出し、前記位置センサの出力信号に基づいて電源
と電機子コイルとの接続を切り換えて回転磁界を発生さ
せ、ロータを回転させるように構成されたDCブラシレ
スモータの制御方法において、前記複数の位置センサ
を、前記ロータの正転時及び逆転時のいずれにおいても
前記複数の位置センサのうちのいずれかがその回転角度
位置を同じ位相角の進み位相で検出するように配置し、
前記複数の各位置センサの検出するロータの位相角が正
転時と逆転時とで異なるように、正転時と逆転時とで接
続を切り換えて制御する。
【0011】請求項2の発明に係るDCブラシレスモー
タは、ロータの回転角度位置を複数の位置センサにより
検出し、前記位置センサの出力信号に基づいて電源と電
機子コイルとの接続を切り換えて回転磁界を発生させ、
ロータを回転させるように構成されたDCブラシレスモ
ータにおいて、前記複数の位置センサを、前記ロータの
正転時及び逆転時のいずれにおいても前記複数の位置セ
ンサのうちのいずれかがその回転角度位置を同じ位相角
の進み位相で検出するように配置し、正転時と逆転時と
で、前記複数の位置センサのそれぞれの検出するロータ
の位相角が異なるように構成する。
【0012】請求項3の発明に係るDCブラシレスモー
タは、永久磁石からなるロータ及び電機子コイルを備え
たDCブラシレスモータ本体と、前記ロータの回転角度
位置を検出する複数の位置センサと、前記位置センサの
出力信号に基づいて電源と前記電機子コイルの各相との
接続を切り換えて前記電機子コイルに電流を流すインバ
ータと、前記位置センサと前記インバータとの間に設け
られる論理回路と、を有し、前記複数の位置センサは、
前記ロータの正転時及び逆転時のいずれにおいても前記
複数の位置センサのうちのいずれかがその回転角度位置
を同じ位相角の進み位相で検出するように配置され、前
記論理回路には、正転時と逆転時とで前記複数の位置セ
ンサのそれぞれの検出するロータの位相角が異なるよう
に接続する切替え回路が設けられてなる。
【0013】請求項4の発明に係るDCブラシレスモー
タは、永久磁石からなるロータ及び3相の電機子コイル
を備えたDCブラシレスモータ本体と、前記ロータの回
転角度位置を、120度毎の位相角で検出するように、
且つロータの正転時及び逆転時において当該ロータの基
準位置から60度の位相のずれをもって検出するように
配置された3つの位置センサと、前記位置センサの出力
信号に基づいて電源と前記電機子コイルの各相との接続
を切り換えて前記電機子コイルに電流を流すインバータ
と、前記位置センサと前記インバータとの間に設けられ
る論理回路と、を有し、前記論理回路には、前記3つの
位置センサが、正転時及び逆転時のいずれにおいても前
記ロータの回転角度位置を60度の進み位相で検出する
ように切り替える切替え回路が設けられてなる。
【0014】請求項5の発明に係るDCブラシレスモー
タでは、前記論理回路には、前記電機子コイルに流れる
電流が設定値を越えたときに、前記電流を所定時間遮断
する保護回路が設けられてなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るDCブラシレ
スモータ1の回路を示す図、図2乃至図6はDCブラシ
レスモータ1の動作を説明するための図、図7はホール
素子H1〜3の検出動作を示す図、図8は正転時の各部
の状態を示す図、図9は逆転時の各部の状態を示す図で
ある。
【0016】図1において、DCブラシレスモータ1
は、モータ本体11及び制御回路12からなる。モータ
本体11は、永久磁石からなるロータ及び電機子コイル
などからなる通常のものである。図1においては、U,
V,Wの3相の電機子コイルCu,Cv,Cwを有した
3相DCブラシレスモータが例示されている。
【0017】制御回路12は、駆動回路21、ゲート制
御回路22、電流制限回路23、及びホール素子H1〜
3からなる。駆動回路21は、各相の電機子コイルC
u,Cv,Cwに電力を供給する。駆動回路21は、各
相について直流電源Eのプラス極とマイナス極との間で
スイッチングを行うトランジスタQ1〜6、転流用のダ
イオード、及び電流検出用の抵抗器R1などからなる。
【0018】ゲート制御回路22は、駆動回路21の各
トランジスタQのゲート(ベース)に制御信号を与え
る。ゲート制御回路22は、切り換えスイッチ30、ノ
ット回路31a〜c、ノット回路32a〜c、アンド回
路33a〜f、アンド回路34a〜c、及びアンプ35
a〜fからなる。
【0019】切り換えスイッチ30は、モータ本体11
が正方向に回転するときには上側の接点に(図1に示す
状態)、逆方向に回転するときは下側の接点に、それぞ
れ切り換えられる。
【0020】電流制限回路23は、電機子コイルCu,
Cv,Cwに流れる電流を制限するために、ゲート制御
回路22を制御する。電流制限回路23は、抵抗器R
2、コンデンサC1、可変抵抗器R3、コンパレータC
P1、及びノット回路41からなる。
【0021】コンパレータCP1は、抵抗器R1の両端
に現れる電圧と可変抵抗器R3で設定された電圧とを比
較し、抵抗器R1の両端に現れる電圧が大きくなれば、
ノット回路41を介して「0」の信号をアンド回路34
a〜cに出力する。これによって、トランジスタQ1〜
6のゲートは強制的にオフとなる。抵抗器R2とコンデ
ンサC1とは、遅延回路を構成しており、ゲートを強制
的にオフした後に復帰する際のタイムラグを与えてい
る。この遅延回路の時定数は、インバータのPWMの周
波数と同じ程度(十数KHz程度)となるように設定さ
れる。
【0022】電流制限回路23によって、電機子コイル
Cu,Cv,Cwに過大な電流の流れること、特に始動
時における過大電流が制限され、DCブラシレスモータ
1の過負荷による焼損などが防止される。
【0023】ホール素子H1〜3は、本来のホール素子
と、そのホール素子からの出力を増幅し波形成形を行う
回路とからなり、正の方向の磁界を検出したときに
「1」を出力する。
【0024】各ホール素子H1〜3は、ロータの回転角
度位置を120度毎の位置で検出するように、互いに1
20度の間隔で配置されている(図2及び図7参照)。
ホール素子H1〜3は、ロータの磁界を検出し、正の方
向の磁界を検出したとき、例えばロータの磁極のうちの
各ホール素子H1〜3の側の磁極がN極であるときに、
それぞれのホール素子H1〜3が「1」の信号を出力す
る。これとは逆に、負の方向の磁界を検出したとき、例
えばロータの磁極のうちの各ホール素子H1〜3の側の
磁極がS極であるときに、それぞれのホール素子H1〜
3は「0」の信号を出力する。
【0025】つまり、各ホール素子H1〜3の出力信号
は、ロータの1回転のうち180度分が「1」であり、
他の180度分が「0」である。しかも、各ホール素子
H1〜3が互いに120度の間隔で配置されているの
で、各ホール素子H1〜3の出力信号は、60度ずつ重
なって順次「1」となる。
【0026】このようなホール素子H1〜3、及びホー
ル素子H1〜3によるロータの回転角度位置の検出方法
それ自体は公知である。本実施形態のDCブラシレスモ
ータ1では、ホール素子H1〜3の配置された互いの位
置関係は120度間隔で従来と同じであるが、ロータの
回転角度位置に対するホール素子H1〜3の全体の配置
が、ロータの正転時における進み方向に60度ずれてい
る。
【0027】次に、各ホール素子H1〜3の配置位置、
ロータの回転角度位置に対するホール素子H1〜3の出
力信号、及び電機子コイルCu,Cv,Cwに流れる電
流の相互の関係を、図2乃至図9を参照して説明する。
【0028】図2乃至図4はロータが正方向に回転する
ときの様子を示し、図5及び図6はロータが逆方向に回
転するときの様子を示す。図2及び図3、並びに図5
は、それぞれ、ロータの回転角度位置が60度進む毎
に、そのときのトランジスタQ1〜6の動作状態及び電
流の状態を順次示している。
【0029】図2(A)において、モータ本体11は次
に示す状態である。すなわち、ロータRTの磁極は上が
S極であり下がN極である。したがって、ホール素子H
2,3が「1」を出力している。U相とV相の電機子コ
イルCu,Cvに電流が流れている。電機子コイルC
u,Cvに電流が流れることによって、矢印で示すよう
に図の右方向に向かう磁界が生じている。
【0030】一方、制御回路12の状態、特に駆動回路
21の状態は次に示すとおりである。すなわち、直流電
源Eに対して、プラス極にU相を、マイナス極にW相を
それぞれ接続するように、トランジスタQ1及びQ6が
オンの状態である。つまり、電機子コイルCu,Cwに
対して、直流電源Eからの電圧が印加されている(図8
を参照)。
【0031】図1を参照して、図2(A)に示す状態で
はホール素子H2及びH3が「1」であるので、図1の
左方に示されるb端子及びc端子が「1」となる。これ
によって、ゲート制御回路22からは及びの端子に
信号が出力され、トランジスタQ1及びQ6がオンす
る。
【0032】ここで注意すべき点は、モータ本体11に
おいては、電機子コイルCu,Cv,Cwに流れる電流
が示されているに対し、制御回路12においては、電機
子コイルCu,Cv,Cwに印加される電圧が示されて
いる点である。なお、電流と電圧との位相関係は、電流
が電圧に対してほぼ60度の遅れを持っているものとす
る。つまり、本実施形態のDCブラシレスモータ1は、
電機子コイルCu,Cv,Cwに流れる電流が電圧に対
してほぼ60度の遅れを持つように設計されている。
【0033】図2(A)に示す状態において、モータ本
体11の電機子コイルCu,Cv,Cwに印加されてい
る電圧の様子は、図4に示すとおりである。図4と図2
(A)とを比較すると、電機子コイルCu,Cv,Cw
に印加される電圧が、電流に対して、ロータRTの回転
方向(左回転方向)について60度進んでいることがよ
く分かる。
【0034】なお、図2,図3,及び図5に示されるU
相、V相、及びW相のスイッチは、それぞれ図1におけ
るトランジスタQ1及びQ2,Q3及びQ4,Q5及び
Q6に相当する。
【0035】図2(A)において、電機子コイルCu,
Cv,Cwに流れる電流による磁界とロータRTの磁極
との作用により、ロータRTは図の左方向に回転する。
これが正方向の回転である。
【0036】図2(B)においては、ロータRTの回転
角度位置及び電機子コイルCu,Cv,Cwに流れる電
流が、図2(A)の状態から60度進んだ状態が示され
ている。この状態では、ホール素子H3が「1」を出力
している。そして、この状態において、トランジスタQ
3及びQ6がオンの状態である。
【0037】以降、同様に、図2(C)、図3(A)〜
(C)の状態を遷移し、ロータRTが1回転して図2
(A)の状態に戻る。このように、ロータRTが正転す
る場合には、ホール素子H1〜3からの出力は、ロータ
RTの回転角度位置に対応して電機子コイルCu,C
v,Cwに流すべき電流に対して、実際に電機子コイル
Cu,Cv,Cwに印加する電圧が60度進むように制
御するために用いられている。換言すれば、各ホール素
子H1〜3は、ロータRTの回転角度位置を60度の進
み位相で検出するように配置されていることとなる。
【0038】ロータRTを逆転させる場合には、切り換
えスイッチ30を切り換える。図5(A)において、モ
ータ本体11は図2(A)と同じ状態であり、U相とV
相の電機子コイルCu,Cvに電流が流れている。これ
によって、矢印で示すように図の右方向に向かう磁界が
生じている。
【0039】一方、制御回路12の状態は次に示すとお
りである。すなわち、直流電源Eに対して、プラス極に
W相を、マイナス極にV相をそれぞれ接続するように、
トランジスタQ4及びQ5がオンの状態である。つま
り、電機子コイルCw,Cvに対して、直流電源Eから
の電圧が印加されている(図9を参照)。
【0040】この場合においても、モータ本体11にお
いては電機子コイルCu,Cv,Cwに流れる電流が示
されているに対し、制御回路12においては、電機子コ
イルCu,Cv,Cwに印加される電圧が示されてい
る。電流と電圧との位相関係は、正転の場合と同様、電
流が電圧に対して60度の遅れを持っている。
【0041】図5(A)に示す状態において、モータ本
体11の電機子コイルCu,Cv,Cwに印加されてい
る電圧の様子は、図6に示すとおりである。図6と図5
(A)とを比較すると、電機子コイルCu,Cv,Cw
に印加される電圧が、電流に対して、ロータRTの回転
方向(右回転方向)について60度進んでいることがよ
く分かる。
【0042】図5(B)においては、ロータRTの回転
角度位置及び電機子コイルCu,Cv,Cwに流れる電
流が、図5(A)の状態から60度進んだ状態が示され
ている。この状態では、ホール素子H2が「1」を出力
している。なお、逆転の場合には、ホール素子H2の出
力は、図1のノット回路31bを介してa端子に接続さ
れる。そして、この状態において、トランジスタQ2及
びQ5がオンの状態である。
【0043】図示は省略したが、以降、同様に状態が遷
移し、ロータRTが1回転して図5(A)の状態に戻
る。このように、ロータRTが逆転する場合には、ホー
ル素子H1〜3からの出力は、ロータRTの回転角度位
置に対応して電機子コイルCu,Cv,Cwに流すべき
電流に対して、実際に電機子コイルCu,Cv,Cwに
印加する電圧が60度進むように制御するために用いら
れている。換言すれば、各ホール素子H1〜3は、ロー
タRTの回転角度位置を60度の進み位相で検出するよ
うに配置されていることとなる。
【0044】すなわち、各ホール素子H1〜3は、切り
換えスイッチ30a〜cが切り換えられることによっ
て、ロータRTの正転及び逆転のいずれに対しても、ロ
ータRTの回転角度位置を60度の進み位相で検出する
ように配置されていることとなる。
【0045】図10はホール素子H1〜3の検出動作を
説明する図である。ホール素子H1〜3の配置位置につ
いて、次のように考えることができる。すなわち、図1
0に示すように、ロータRTの位相角に対して、ホール
素子H1〜3を、それぞれ−60度、60度、180度
の位置に配置する。ロータRTの正転時には、ホール素
子H1がロータRTの原点位置の部分aを60度の進み
位相で検出する。同様に、ホール素子H2,H3がロー
タRTの120度及び240度の部分b,cを、それぞ
れ60度の進み位相で検出する。
【0046】ロータRTの逆転時には、ホール素子H2
がロータRTの原点位置の部分aを60度の進み位相で
検出する。同様に、ホール素子H3,H1がロータRT
の120度及び240度の部分b,cを、それぞれ60
度の進み位相で検出する。
【0047】このように、ホール素子H1〜3の実際の
配置位置は固定であるが、正転時と逆転時とで、それぞ
れのホール素子H1〜3がロータRTの位相角の異なる
部分を検出するように、しかもそれぞれ同じ進み位相角
で検出するように、ホール素子H1〜3とゲート制御回
路22との接続を切り換えるのである。
【0048】DCブラシレスモータ1においては、電機
子コイルCu,Cv,Cwの電流の位相遅れを補償する
ために電圧位相を進めることとし、そのためのロータR
Tの回転角度位置の検出にホール素子H1〜3が用いら
れているのである。そして、切り換えスイッチ30によ
って接続を切り換えることによって、同じホール素子H
1〜3によって、正転時及び逆転時の両方におけるロー
タRTの回転角度位置を検出しているのである。
【0049】図11はDCブラシレスモータ1の一部を
断面して示す側面図である。DCブラシレスモータ1
は、金属からなるハウジング61内に、電機子コイルC
を有した電機子ATが固定され、それと同心上に、ロー
タRTがベアリングによって回転自在に設けられて構成
される。また、制御回路12を組み込んだプリント基板
PBが取り付けられている。ホール素子H1〜3はプリ
ント基板PBに取り付けられており、ロータRTの側面
側においてその回転角度位置を検出する。
【0050】このように、DCブラシレスモータ1にお
いては、複雑な電流制御回路が不要であるので制御回路
12が極めて簡単である。しかも、正転及び逆転のいず
れに対しても3つのホール素子H1〜3によってロータ
RTの回転角度位置を進み位相で検出し、充分なトルク
が出るように設計されており、部品点数が少なくなって
回路が簡単となる。
【0051】このように、DCブラシレスモータ1で
は、小型機なみの簡単な制御方式で制御が可能であるか
ら、制御回路12をモータ本体11の内部に組み込むこ
とが可能となり、外観形状の小型化及び低価格化を図る
ことができる。しかも、制御回路12及びホール素子H
1〜3を同じハウジング内に内蔵することにより、外部
雑音による影響がなくなり、モータ本体と制御回路とを
別置きとした場合のような誤動作の恐れがない。
【0052】上述の実施形態では、3相の電機子コイル
Cu,Cv,Cwを有した3相DCブラシレスモータ1
の例を説明したが、次に5相の電機子コイルCu,C
v,Cw,Cx,Cyを有した5相DCブラシレスモー
タ1Aについて説明する。
【0053】図12は本発明に係る他の実施形態のDC
ブラシレスモータ1Aの回路を示す図、図13はホール
素子H1〜5の検出動作を説明する図である。図12に
おいて、DCブラシレスモータ1Aは、モータ本体11
A及び制御回路12Aからなる。
【0054】モータ本体11Aは、上の実施形態のDC
ブラシレスモータ1が3相であるに対して5相である
点、及び外観形状などが異なるが、電気的な動作原理は
上の実施形態の場合と同様であるので、詳しい説明は省
略する。但し、このDCブラシレスモータ1Aでは、電
機子コイルCu〜Cyに流れる電流がそれらに印加され
る電圧に対してほぼ36度の遅れを持つように設計され
ている。
【0055】制御回路12Aは、駆動回路21A、ゲー
ト制御回路22A、電流制限回路23A、及びホール素
子H1〜5からなる。駆動回路21Aは、3相が5相に
変更されることにともなうトランジスタQ7〜10など
の追加の点を除いて、動作原理などは上に述べた駆動回
路21と同様である。
【0056】ゲート制御回路22Aは、上に述べた3相
の場合の動作と同様な動作が行われるように、ホール素
子H1〜5からの入力に対してトランジスタQ1〜10
を制御するための論理演算回路が組み込まれている。こ
のような論理演算回路は、ハードウアエにより、又はD
SPやCPUを用いたソフトウエアにより、又はそれら
の混合により実現することができる。
【0057】切り換えスイッチ30Aは、モータ本体1
1Aが正方向に回転するときには上側の接点に(図12
に示す状態)、逆方向に回転するときは下側の接点に、
それぞれ切り換えられる。
【0058】電流制限回路23Aは、上に述べた電流制
限回路23と同様である。図13において、ロータRT
の位相角に対して、ホール素子H1〜5を、それぞれ−
36度、36度、108度、144度、180度、21
6度の位置に配置する。ロータRTの正転時には、ホー
ル素子H1がロータRTの原点位置の部分aを36度の
進み位相で検出する。同様に、ホール素子H2,H3,
H4,H5がロータRTの72度、144度、216
度、及び288度の部分b,c,d,eを、それぞれ3
6度の進み位相で検出する。
【0059】ロータRTの逆転時には、ホール素子H2
がロータRTの原点位置の部分aを36度の進み位相で
検出する。同様に、ホール素子H3、H4、H5、H1
がロータRTの72度、144度、216度、及び28
8度の部分b,c,d,eを、それぞれ36度の進み位
相で検出する。
【0060】このように、ホール素子H1〜5の実際の
配置位置は固定であるが、正転時と逆転時とで、それぞ
れのホール素子H1〜5がロータRTの位相角の異なる
部分を検出するように、しかもそれぞれ同じ進み位相角
で検出するように、ホール素子H1〜5とゲート制御回
路22Aとの接続を切り換えるのである。
【0061】上述の実施形態のDCブラシレスモータ1
では、ロータRTが2極である場合について説明した
が、次に、10極のロータRT1の構造の例を説明す
る。図14は電機子ATの外形を示す正面図、図15は
10極のロータRT1の外形を示す正面図である。
【0062】図14において、電機子ATには、9個の
磁極及び9個の電機子コイルC用のスロットが設けられ
ている。図15において、ロータRT1は、磁性材料か
らなる円柱状の本体BDに、10個の永久磁石MGが埋
め込まれて構成される。永久磁石MGは、円周方向に沿
って磁極を有するように設けられる。これによって、ロ
ータRT1の10個の磁極が電機子ATの9個の磁極と
対向する。
【0063】通常、DCブラシレスモータがM相の場合
には、ロータRTの回転角度位置を検出するホール素子
はM個用いられる。その場合において、検出できる進み
位相角度は、(360/2M)度である。
【0064】上述の例において、3相では進み位相角度
が60度であり、40W程度の出力のDCブラシレスモ
ータ1に好適である。また、5相では進み位相角度が3
6度であり、100W程度の出力のDCブラシレスモー
タ1Aに好適である。さらに、DCブラシレスモータの
出力が大きくなった場合には、極数を増やせばよい。こ
のように、相数及び極数を適宜選定することによって、
種々の出力のDCブラシレスモータについて、本発明を
適用することができる。
【0065】上述の実施形態において、DCブラシレス
モータ1,1Aの各部又は全体の構成、構造、形状、個
数、材質、動作タイミングなどは、本発明の趣旨に沿っ
て適宜変更することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によると、制御回路を簡素化する
ことによってDCブラシレスモータの小型化及び低価格
化を図ることができる。
【0067】請求項5の発明によると、電機子コイルに
過大な電流の流れることが制限され、DCブラシレスモ
ータの過負荷による焼損などが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDCブラシレスモータの回路を示
す図である。
【図2】ロータが正方向に回転するときの動作を説明す
るための図である。
【図3】ロータが正方向に回転するときの動作を説明す
るための図である。
【図4】図2(A)の状態における電機子コイルに印加
される電圧の状態を示す図である。
【図5】ロータが逆方向に回転するときの動作を説明す
るための図である。
【図6】図5(A)の状態における電機子コイルに印加
される電圧の状態を示す図である。
【図7】ホール素子の検出動作を示す図である。
【図8】正転時の各部の状態を示す図である。
【図9】逆転時の各部の状態を示す図である。
【図10】ホール素子の検出動作を説明する図である。
【図11】DCブラシレスモータの一部を断面して示す
側面図である。
【図12】本発明に係る他の実施形態のDCブラシレス
モータの回路を示す図である。
【図13】ホール素子の検出動作を説明する図である。
【図14】電機子の外形を示す正面図である。
【図15】10極のロータの外形を示す正面図である。
【符号の説明】
1,1A DCブラシレスモータ 11,11A モータ本体 12,12A 制御回路 21,21A 駆動回路(インバータ) 22,22A ゲート制御回路(論理回路) 23,23A 電流制限回路(保護回路) 30,30A 切り換えスイッチ(切替え回路) Cu,Cv,Cw,Cx,Cy 電機子コイル RT,RT1 ロータ H1〜3 ホール素子(位置センサ) H1〜5 ホール素子(位置センサ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータの回転角度位置を複数の位置センサ
    により検出し、前記位置センサの出力信号に基づいて電
    源と電機子コイルとの接続を切り換えて回転磁界を発生
    させ、ロータを回転させるように構成されたDCブラシ
    レスモータの制御方法において、 前記複数の位置センサを、前記ロータの正転時及び逆転
    時のいずれにおいても前記複数の位置センサのうちのい
    ずれかがその回転角度位置を同じ位相角の進み位相で検
    出するように配置し、 前記複数の各位置センサの検出するロータの位相角が正
    転時と逆転時とで異なるように、正転時と逆転時とで接
    続を切り換えて制御する、 ことを特徴とするDCブラシレスモータの制御方法。
  2. 【請求項2】ロータの回転角度位置を複数の位置センサ
    により検出し、前記位置センサの出力信号に基づいて電
    源と電機子コイルとの接続を切り換えて回転磁界を発生
    させ、ロータを回転させるように構成されたDCブラシ
    レスモータにおいて、 前記複数の位置センサを、前記ロータの正転時及び逆転
    時のいずれにおいても前記複数の位置センサのうちのい
    ずれかがその回転角度位置を同じ位相角の進み位相で検
    出するように配置し、 正転時と逆転時とで、前記複数の位置センサのそれぞれ
    の検出するロータの位相角が異なるように構成した、 ことを特徴とするDCブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】永久磁石からなるロータ及び電機子コイル
    を備えたDCブラシレスモータ本体と、 前記ロータの回転角度位置を検出する複数の位置センサ
    と、 前記位置センサの出力信号に基づいて電源と前記電機子
    コイルの各相との接続を切り換えて前記電機子コイルに
    電流を流すインバータと、 前記位置センサと前記インバータとの間に設けられる論
    理回路と、 を有し、 前記複数の位置センサは、前記ロータの正転時及び逆転
    時のいずれにおいても前記複数の位置センサのうちのい
    ずれかがその回転角度位置を同じ位相角の進み位相で検
    出するように配置され、 前記論理回路には、正転時と逆転時とで前記複数の位置
    センサのそれぞれの検出するロータの位相角が異なるよ
    うに接続する切替え回路が設けられてなる、ことを特徴
    とするDCブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】永久磁石からなるロータ及び3相の電機子
    コイルを備えたDCブラシレスモータ本体と、 前記ロータの回転角度位置を、120度毎の位相角で検
    出するように、且つロータの正転時及び逆転時において
    当該ロータの基準位置から60度の位相のずれをもって
    検出するように配置された3つの位置センサと、 前記位置センサの出力信号に基づいて電源と前記電機子
    コイルの各相との接続を切り換えて前記電機子コイルに
    電流を流すインバータと、 前記位置センサと前記インバータとの間に設けられる論
    理回路と、 を有し、 前記論理回路には、前記3つの位置センサが、正転時及
    び逆転時のいずれにおいても前記ロータの回転角度位置
    を60度の進み位相で検出するように切り替える切替え
    回路が設けられてなる、 ことを特徴とするDCブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】前記論理回路には、前記電機子コイルに流
    れる電流が設定値を越えたときに、前記電流を所定時間
    遮断する保護回路が設けられてなる、 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のDCブラシレ
    スモータ。
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