JP2002058279A - ブラシレスモータの駆動制御回路 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動制御回路

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JP2002058279A
JP2002058279A JP2000237978A JP2000237978A JP2002058279A JP 2002058279 A JP2002058279 A JP 2002058279A JP 2000237978 A JP2000237978 A JP 2000237978A JP 2000237978 A JP2000237978 A JP 2000237978A JP 2002058279 A JP2002058279 A JP 2002058279A
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Kotoji Kawashima
琴司 川島
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Sanyo Electric Co Ltd
Kumagaya Seimitsu Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Kumagaya Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧が変動しても安定した回転トルクが
得られるようにする。 【解決手段】 ブラシレスモータ11を形成するU相、
V相およびW相の駆動コイルに誘起する逆起電力レベル
の等しい位置をセンサ15と位置検出回路17で検出す
る。逆比例回路23は、電源21から各相の駆動コイル
へ供給する電源電圧が基準電圧に対して変化したときそ
の変化に逆比例した移相信号を出力する。可変移相回路
19は、その移相信号に基づきその逆起電力レベルの等
しい位置に対して進相又は遅相させて各相の駆動コイル
への駆動電流を切換える切換え制御信号を出力する。ド
ライブ回路25はその切換え制御信号によって駆動コイ
ルへの駆動電流を切換え通電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラシレスモータの
駆動制御回路に係り、特に電源電圧が変動してもモータ
特性を安定させることの容易な駆動制御回路の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータは、図示はしないが、
例えば軸受を支持した軸受ハウジングをステータ板に固
定し、軸受ハウジングの外周に設けたステータコアに3
相の駆動コイルを分割巻してステータ部を形成し、軸受
に軸支させた回転軸にカップ状のロータ板を固定し、こ
のロータ板の側壁内側にリング状の多極ロータマグネッ
トを固定し、ステータコアの先端と僅かな間隔で対面さ
せてロータ部を形成するのが一般的である。
【0003】このようなブラシレスモータの駆動回路と
しては、概略的には図8に示すように、モータ1のロー
タ部近傍に配置したセンサ3を位置検出回路5に接続し
てロータマグネットの位置を検出し、この位置検出信号
に基づきドライブ回路7では電源(図示せず。)からモ
ータ1へ印加する駆動電流を切換え通電する構成となっ
ていた。
【0004】すなわち、モータ1において、位置検出回
路5からの位置検出信号に基づきドライブ回路7で、図
9に示すように、各々120°ずつ位相をずらせたタイ
ミングで、図10のようにY結線したU相、V相および
W相の3相駆動コイル9a、9b、9cに対して駆動電
流を切換え通電(整流)し、ロータ部を回転制御してい
た。
【0005】そして、このようなブラシレスモータで
は、定格の電源電圧をモータ1に印加した場合、回転数
とトルクの関係が図11Aのようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
なブラシレスモータでは、モータ1に印加する電源電圧
が低下して減電圧状態になると、それに比例して図11
Bのようにトルクおよび回転速度が低下する特性となる
ので、実際の製品化に当り、使用環境下の印加電源電圧
が定格電圧よりも多少低下しても、所定のモータ特性を
満足するよう例えば無負荷回転速度を多少高めに設定す
る設計が行われている。すなわち、トクル定数を低下さ
せて設計が行われていた。
【0007】そのため、何等かの原因によって実際に使
用する印加電源電圧が高くなって過電圧状態になった場
合、モータ1自体には図11Cのように高めの電源電圧
が印加された状態となって最適化されずにオーバースペ
ックとなり、トルク定数の低下による電流増加と合わせ
て、発熱が増加する等の動作障害の原因となる心配があ
る。
【0008】実際のモータを使用する場合、安定化電源
装置を使用していても誤差が生じたり、電源電池を使用
していても消耗によって電源電圧が低下する事態も予想
され、電源電圧の変動に対する対策が望まれていた。
【0009】本発明はそのような従来の課題を解決する
ためになされたもので、モータを駆動する電源電圧が低
下しても安定したモータ特性が得られるとともに、電源
電圧が上昇しても発熱等の発生を抑えて同様に安定した
モータ特性が得られる駆動制御回路の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのような課題を解決す
るために本発明は、ブラシレスモータを構成する複数相
の各駆動コイルに誘起する逆起電力の位相を直接的又は
間接的に検出する位置検出回路と、それら駆動コイルへ
供給する電源電圧が基準電圧に対して変化したときその
変化に逆比例した移相信号を出力する逆比例回路と、そ
の移相信号に基づき上記検出位置に対して各駆動コイル
への切換えを進相又は遅相位相で切換え制御信号を出力
する可変移相回路と、その切換え制御信号によってそれ
ら駆動コイルへの駆動電流を切換えてドライブするドラ
イブ回路とを具備している。
【0011】そして、本発明では、電源電圧が基準電圧
状態にあるとき、予め進相に設定したその移相信号を出
力するよう上記逆比例回路を形成することが可能であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係るブラシレスモー
タの駆動制御回路の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0013】図1において、ブラシレスモータ11(図
では単にモータと略す。)は、図示はしないが従来例と
同様な構成を有しており、例えば、軸受を支持した軸受
ハウジングがステータ板に固定され、軸受ハウジングの
外周に設けたステータコアに例えば3相の駆動コイルが
分割して巻かれてステータ部を形成し、その軸受に軸支
させた回転軸にカップ状のロータ板が固定され、このロ
ータ板の側壁内側にリング板状の多極ロータマグネット
が固定されてロータ部を形成するとともに、そのステー
タコアの先端と僅かな間隔でロータマグネットを対面さ
せた構成を有しているが、これに限定されない。
【0014】ブラシレスモータ11を形成する駆動コイ
ルは、図2に示すように、例えばU相、V相およびW相
の駆動コイル13a、13b、13cをY結線して形成
されている。
【0015】ブラシレスモータ11に配置されたセンサ
15は、この回転駆動時にロータマグネットのN極とS
極の着磁状態レベルを検出するものであり、位置検出回
路17に接続されている。
【0016】位置検出回路17は、センサ15から得ら
れたN極とS極の着磁状態レベルから、各相の駆動コイ
ル13a、13b、13cに誘起される逆起電力レベル
を間接的に検出するものであり、可変移相回路19に接
続されている。
【0017】もちろん、位置検出回路17は逆起電力レ
ベルを直接的に検出するよう形成可能である。
【0018】図3は、U相、V相およびW相の駆動コイ
ル13a、13b、13cに誘起される逆起電力波形を
示すものである。
【0019】図1中の電源21は、商用電源から適当な
電圧に低圧変換して直流化した直流電源やバッテリその
他公知のものであり、モータ11を回転駆動する他、本
発明の回路その他を動作させるものである。
【0020】逆比例回路23は、電源21から出力され
る電源電圧、特にモータ11の駆動コイル13a、13
b、13cへ印加される電源電圧レベルを検出するとと
もに、所定の基準電圧例えば予め設定した定格電圧とそ
の電源電圧レベルとを比較してその差に逆比例した移相
信号を出力するものであり、可変移相回路19に接続さ
れている。なお、基準電圧は若干の幅をもたせて設定す
ることが好ましい。
【0021】逆比例回路23は、例えば、電源21から
駆動コイル13a、13b、13cへ印加される電源電
圧レベルが所定の定格電圧より低下したとき、その低下
レベルに逆比例して基準移相電圧より大きなレベル信号
を移相信号として出力し、電源電圧レベルがその定格電
圧より上昇したとき、その上昇レベルに逆比例して基準
移相電圧より小さなレベル信号を移相信号として出力す
る機能を有している。
【0022】可変移相回路19は、図4に示すように、
上述した駆動コイル13a、13b、13cへ印加され
るU相、V相およびW相の駆動電流を位相120°ずら
せたタイミングで転流させる切換え制御信号を出力する
ものであり、ドライブ回路25に接続されている。
【0023】さらに、可変移相回路19は、定格動作時
の切換え制御信号の出力タイミング(整流角)に対し、
逆比例回路23からの移相信号レベルが高ければ、その
レベルに応じて切換え制御信号の位相を進め(進角さ
せ)、移相信号レベルが低ければ、そのレベルに応じて
切換え制御信号の位相を遅らせてドライブ回路25へ出
力する電圧可変移相機能を有している。
【0024】すなわち、可変移相回路19は、図3に示
すように、各相の逆起電力が重なる(等しい)レベルと
なる位置Pに対して、移相信号の電圧レベルに基づき整
流角を進相又は遅相させる切換え制御信号をドライブ回
路25へ出力するものである。
【0025】なお、この切換え制御信号の進相又は遅相
とトルクや回転速度との関係は後述する。
【0026】ドライブ回路25は、例えば図2に示すよ
うに、コレクタを電源21のプラス側に接続したトラン
ジスタQ1、Q3、Q5について、これらのエミッタを
各々トランジスタQ2、Q4、Q6のコレクタに接続
し、トランジスタQ2、Q4、Q6のエミッタを電源2
1のマイナス側に接続し、トランジスタQ1とQ2の接
続点をU相の駆動コイル13aの巻き始めに、トランジ
スタQ3とQ4の接続点をV相の駆動コイル13bの巻
き始めに、トランジスタQ5とQ6の接続点をW相の駆
動コイル13cの巻き始めに接続して形成されている。
【0027】そして、ドライブ回路25は、可変移相回
路19からのU相、V相およびW相に対応した切換え制
御信号によってトランジスタQ1〜Q6を選択的にオン
オフ制御し、電源21からの駆動電流を駆動コイル13
a〜13cへ切換え通電する機能を有している。
【0028】次に、本発明に係るブラシレスモータの駆
動制御回路の動作を簡単に説明する。
【0029】モータ11が回転している場合、U相、V
相およびW相の駆動コイル13a〜13cに誘起される
逆起電力を、センサ15および位置検出回路17によっ
て検出する。
【0030】位置検出回路17は、図3のようにそれら
U相、V相およびW相の逆起電力を検出し、その位置タ
イミングを可変移相回路19へ出力する。
【0031】逆比例回路23は、電源21からモータ1
1の駆動コイル13a〜13cへ印加される電源電圧レ
ベルが例えば定格電圧で安定しているとき、所定の基準
移相信号を出力する。
【0032】可変移相回路19は、図3および図4に示
すように、U相、V相、W相の逆起電力が重なるレベル
となる位置Pに合わせ、かつ位相を120°ずらせたタ
イミングの切換え制御信号をドライブ回路25へ出力す
る。
【0033】そのため、ドライブ回路25は、トランジ
スタQ1〜Q6を選択的にオンオフ制御し、図5に示す
ような駆動電流を駆動コイル13a〜13cへ120°
ずつの位相期間で切換え通電する。
【0034】次に、何等かの原因で電源21からの電源
電圧が定格電圧よりも低下した場合を説明する。
【0035】電源21からの電源電圧が低下すると、逆
比例回路23はそれに逆比例したレベルの移相信号を可
変移相回路19へ出力する。
【0036】可変移相回路19は、U相、V相、W相の
逆起電力の重なる位置Pから移相信号レベルに応じて位
相を進めたタイミングP1の切換え制御信号をドライブ
回路25へ出力する。
【0037】そのため、ドライブ回路25は、位相を進
めた切換え制御信号でトランジスタQ1〜Q6を選択的
にオンオフ制御し、電源21からの駆動電流を駆動コイ
ル13a〜13cへ定格時の転流点Pより進めたタイミ
ングP1から120°ずつの位相期間で切換え通電する
ことになる。
【0038】逆に、電源21からの電源電圧が定格電圧
よりも上昇すると、逆比例回路23からはそれに逆比例
したレベルの移相信号が可変移相回路19へ出力され、
可変移相回路19からはその移相信号レベルに応じて位
相を遅らせたタイミングP2の切換え制御信号がドライ
ブ回路25へ出力され、電源21から駆動コイル13a
〜13cへ供給される駆動電流が定格時の転流点Pより
遅れたタイミングP2から120°ずつの位相で切換え
通電される。
【0039】一般に、ブラシレスモータ11において、
例えば電源21からU相の駆動コイル13aに駆動電流
Iaが流れる場合、駆動コイル13aにおける逆起電力
Eおよび抵抗分Raを等価回路で示せば、図6のように
なるとともに次の式が成立する。 逆起電力 E=Kφn
【0040】ここで、符号Kはモータ定数、符号φは磁
束数、符号nは回転速度であり、駆動電流Iaの位相が
変化する場合は、次式で表せる。 逆起電力 E=Kφcosθn 符号θは、整流角であり、P点では「0」である。
【0041】他方、電源21の電圧Vは次の式で表せ
る。
【0042】これを展開して回転速度を求めると、次の
ようになる。 回転数度 n=(V−RaIa)/Kφcosθ
【0043】これによれば、電源電圧Vが低下した場
合、回転速度nを低下させずに保つには「cosθ」を
小さくすればよく、整流角(駆動電流Iaの転流点)を
進めれば良いことが分かる。
【0044】そして、「cosθ」を変化させて駆動電
流Iaの転流点を進めたり遅らせたりした場合のトルク
と回転速度の関係は、図7に示すようになり、駆動電流
Iaの転流点を進めた場合、定格時の逆起電力の等しい
位置で転流する場合に比べ、その特性の傾きが大きくな
ってトルクが上昇する一方、駆動電流Iaの転流点を遅
らせた場合、その特性の傾きが小さくなってトルクが低
下する。
【0045】このように本発明のブラシレスモータの駆
動制御回路は、ブラシレスモータ11を形成するU相、
V相およびW相の駆動コイル13a、13b、13cに
誘起する逆起電力をセンサ15と位置検出回路17で検
出し、それら駆動コイル13a、13b、13cへ供給
する電源21からの電源電圧が基準電圧に対して低下し
たときその変化方向に逆比例した移相信号を逆比例回路
23から出力し、その移相信号に基づき定格電圧時の位
相に対して進相させて駆動コイル13a、13b、13
cへの電流印加を切換える切換え制御信号を可変移相回
路19から出力し、ドライブ回路25ではその切換え制
御信号によって駆動コイル13a、13b、13cへの
電流切換えタイミングを進めて切換える構成とした。
【0046】そのため、電源21からの電源電圧が定格
電圧より低下しても、駆動コイル13a、13b、13
cへの電流切換えタイミングを進めた状態でモータ11
が駆動されるから、高回転時のトルクが低下せずに、定
格電圧状態と同様な回転制御が得られる。
【0047】また、電源21からの電源電圧が定格電圧
よりも高くなった場合には、転流点の位相を定格電圧時
より遅らせることにより、無負荷回転速度を低下させて
同様に電源の定格電圧の状態と同様な回転制御ができ
る。このときトルク定数は増加しているので、負荷電流
は減少する。
【0048】従って、本発明のブラシレスモータの駆動
制御回路を用いれば、ブラシレスモータ11について、
予め高めの回転トルクで動作するよう設計する必要はな
くなり、万一、印加電源電圧が高くなってもオーバース
ペックとなり難く、発熱も増加し難い利点がある。
【0049】上述した実施の形態では説明の都合上、U
相、V相およびW相の逆起電力レベルが重なる点、すな
わち転流点Pを用いて説明したが、一般のモータには駆
動コイルの巻線インダクタンスや電機子反作用などの影
響があるので(説明省略)、電源電圧が基準電圧状態に
あるとき、定格時の整流角を転流点Pよりも若干進める
(図3のP1側)設定をすれば、駆動コイルの巻線イン
ダクタンスや電機子反作用の影響を低減できる。
【0050】この場合、例えば定格電圧時+15度、減
電圧時+30度、過電圧時0度となり、定格電圧時に対
して減電圧時および過電圧時に位相を進角させたり遅ら
せる構成に変りはない。
【0051】また、本発明は、上述したように駆動電流
の切換え(整流)を急峻又はデジタル的に行う構成以外
に、駆動電流の切換え(整流)を例えば正弦波や台形状
すなわちアナログ的に切換える構成も可能である。
【0052】なお、本発明の実施に当っては、電源21
からの電源電圧の定格電圧は任意に設定できることはい
うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るブラシ
レスモータの駆動制御回路は、ブラシレスモータを構成
する複数相の各駆動コイルに誘起する逆起電力レベルが
重なる位置を位置検出回路で検出し、それら駆動コイル
へ供給する電源電圧が基準電圧に対して変化したときそ
の変化方向に逆比例した移相信号を逆比例回路から出力
し、その移相信号に基づき上記検出位置に対して進相又
は遅相位相で駆動コイルへの電流を切換える切換え制御
信号を可変移相回路から出力し、その切換え制御信号に
よってそれら駆動コイルへの電流切換えタイミングをド
ライブ回路で切換えドライブするから、ブラシレスモー
タを駆動する電源電圧が低下しても、安定した回転トル
クを維持して安定したモータ特性が得られるととに、高
い電源電圧が印加されても発熱等の発生を抑え、同様に
安定したモータ特性が得られる利点がある。そして、電
源電圧が基準電圧状態にあるとき、予め進相に設定した
その移相信号を出力するよう上記逆比例回路を形成する
構成では、上述した効果に加えて、モータを構成する駆
動コイルの巻線インダクタンスや電機子反作用などの影
響を受け難くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラシレスモータの駆動制御回路
の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1中のドライブ回路および駆動コイルを示す
回路図である。
【図3】駆動コイルに誘起する逆起電力の波形を示す波
形図である。
【図4】駆動コイルを切換える切換え制御信号を示す波
形図である。
【図5】駆動コイルに流れる駆動電流の波形を示す波形
図である。
【図6】本発明の駆動制御回路の動作を説明するための
回路図である。
【図7】本発明の駆動制御回路によって制御されるブラ
シレスモータが示す回転速度とトルクの特性図である。
【図8】従来の駆動制御回路を示すブロック図である。
【図9】図10の駆動コイルに流れる駆動電流の波形を
示す波形図である。
【図10】ブラシレスモータの一般的な駆動コイルを示
す回路図である。
【図11】従来の駆動制御回路によって制御されるブラ
シレスモータが示す回転速度とトルクの特性図である。
【符号の説明】
1、11 ブラシレスモータ 3、15 センサ 5、17 位置検出回路 7、25 ドライブ回路 9a、9b、9c、13a、13b、13c 駆動コイ
ル 19 可変移相回路 21 電源 23 逆比例回路 Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6 トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシレスモータを構成する複数相の各
    駆動コイルに誘起する逆起電力の位相を直接又は間接的
    に検出する位置検出回路と、 前記駆動コイルへ供給する電源電圧が基準電圧に対して
    変化したとき、その変化に逆比例した移相信号を出力す
    る逆比例回路と、 前記移相信号に基づき前記検出位相に対して進相又は遅
    相位相で前記駆動コイルへの駆動電流を切換える切換え
    制御信号を出力する可変移相回路と、 前記切換え制御信号によって前記駆動コイルへの駆動電
    流を切換えてドライブするドライブ回路と、 を具備することを特徴とするブラシレスモータの駆動制
    御回路。
  2. 【請求項2】 前記逆比例回路は、前記電源電圧が基準
    電圧状態にあるとき、予め進相に設定した前記移相信号
    を出力するよう形成された請求項1記載のブラシレスモ
    ータの駆動制御回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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