JP2006101602A - 電動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータの磁極数やステータに巻回された巻線の相数を増加させることなく、ロータの最小回転角(ステップ角)を小さくするようにした電動モータを提供する。
【解決手段】第1のステータと第2のステータの計2個のステータを備えると共に、第1のステータと第2のステータに形成される磁極の位置が所定角度(α)ずつずれるように、第1のステータと第2のステータをロータの回転方向(N極とS極の配列方向)に所定角度(α)ずつずらして配置する。
【選択図】図8

Description

この発明は電動モータに関し、より具体的には、ステータの配置に特徴を有する電動モータに関する。
近年、車両に搭載された内燃機関のスロットルバルブを電動モータで開閉するようにした電子スロットル装置が普及しつつある。スロットルバルブの開閉に用いられる電動モータとしては、例えば特許文献1に記載される技術が提案されている。特許文献1に記載される電動モータにあっては、3相ブラシレスモータのステータに突設された極歯(ポール)に、ホール素子などの磁極センサをロータの回転方向に対して進角させて配置することで、巻線に通電される電流の立ち上がり遅れを解消して発生トルクの低下を防止するように構成している。
特開平10−184401号公報
ところで、ブラシレスモータの最小回転角(ステップ角。即ち、ロータが停止可能な角度の間隔)は、ロータに形成された磁極数とステータに巻回された巻線の相数に依存する。具体的には、ロータの磁極数やステータに巻回された巻線の相数が増加するに従い、最小回転角は小さくなる。
上記したようなスロットルバルブの開閉に用いられる電動モータにあっては、スロットル開度を細緻に調整できるように、最小回転角がより小さいことが望まれる。しかしながら、ロータの磁極数を増加させるのは、着磁技術の点から限界がある。また、巻線の相数も、実用上3相程度であることが望ましく、それ以上の増加は困難である。
尚、ロータの直径を大きくすれば、同一の着磁技術でも磁極数を増加させることができるが、ロータの直径を大きくすると重量の増加に伴ってイナーシャが増大するため、応答性が低下するという不具合が生じる。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、ロータの磁極数やステータに巻回された巻線の相数を増加させることなく、ロータの最小回転角を小さくするようにした電動モータを提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、磁極が形成されたロータと、巻線が巻回されたステータとを備える電動モータにおいて、前記ステータを複数個備えると共に、前記複数個のステータが、前記ロータの回転方向に所定角度ずつずれるように配置される如く構成した。
また、請求項2にあっては、2p極(pは1以上の整数)の磁極が形成されたロータと、m相(mは1以上の整数)の巻線が巻回されたステータとを備えるm相ブラシレス型の電動モータにおいて、前記ステータをn個(nは2以上の整数)備えると共に、前記n個のステータが、前記ロータの回転方向に360/(2p×m×n)で定義される所定角度ずつずれるように配置される如く構成した。
また、請求項3にあっては、前記n個のステータのそれぞれに巻回されたn個の巻線の通電タイミングが、各ステータで相違させられる如く構成した。
また、請求項4にあっては、前記ロータの回転角に応じた信号を前記所定角度ごとに出力する角度センサを備えると共に、前記n個の巻線は、前記角度センサから前記ロータが前記所定角度回転したことを示す信号が出力されるごとに順次通電される如く構成した。
また、請求項5にあっては、前記n個のステータのそれぞれに巻回されたn個の巻線の通電タイミングが、全てのステータで一致させられる如く構成した。
また、請求項6にあっては、前記ロータが内燃機関のスロットル装置に設けられたスロットルバルブのシャフトに減速機を介して接続され、よって前記シャフトを回転させて前記スロットルバルブを開閉する如く構成した。
請求項1にあっては、磁極が形成されたロータと、巻線が巻回されたステータとを備える電動モータにおいて、ステータを複数個備えると共に、前記複数個のステータが、ロータの回転方向に所定角度ずつずれるように配置される如く構成した、別言すれば、各ステータに形成される磁極の位置を所定角度ずつずらすように構成したので、ロータの磁極数やステータに巻回された巻線の相数を増加させることなく、ロータの最小回転角を小さくすることができる。
また、請求項2にあっては、2p極(pは1以上の整数)の磁極が形成されたロータと、m相(mは1以上の整数)の巻線が巻回されたステータとを備えるm相ブラシレス型の電動モータにおいて、前記ステータをn個(nは2以上の整数)備えると共に、前記n個のステータが、前記ロータの回転方向に360/(2p×m×n)で定義される所定角度ずつずれるように配置される如く構成した、別言すれば、各ステータに形成される磁極の位置を所定角度ずつずらすように構成したので、ロータの磁極数やステータに巻回された巻線の相数を増加させることなく、ロータの最小回転角を小さくすることができる。
また、請求項3にあっては、n個のステータのそれぞれに巻回されたn個の巻線の通電タイミングが、各ステータで相違させられる如く構成したので、請求項2で述べたように、ロータの磁極数やステータに巻回された巻線の相数を増加させることなく、ロータの最小回転角を小さくすることができる。
また、請求項4にあっては、ロータの回転角に応じた信号を所定角度ごとに出力する角度センサを備えると共に、n個のステータのそれぞれに巻回されたn個の巻線は、前記角度センサから前記ロータが前記所定角度回転したことを示す信号が出力されるごとに順次通電される如く構成したので、請求項2で述べたように、ロータの磁極数やステータに巻回された巻線の相数を増加させることなく、ロータの最小回転角を小さくすることができる。
また、請求項5にあっては、n個のステータのそれぞれに巻回されたn個の巻線の通電タイミングが、全てのステータで一致させられる如く構成したので、上記した効果に加え、必要に応じてロータの回転トルクを増大させることができる。
また、請求項6にあっては、電動モータのロータが内燃機関のスロットル装置に設けられたスロットルバルブのシャフトに減速機を介して接続され、よって前記シャフトを回転させて前記スロットルバルブを開閉する如く構成したので、最小回転角がより小さいことが望まれるスロットルバルブの開閉用のアクチュエータとして好適に使用することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る電動モータの最良の実施の形態について説明する。
図1はこの発明の第1実施例に係る電動モータを示す分解斜視図である。また、図2は、図1に示す電動モータを側面視して表す断面図である。
図1および図2において、符号10は電動モータを示す。電動モータ10は、ロータ12と、複数個、具体的には2個のステータ14,16とを備える。以下、符号14で示すステータを「第1のステータ」と呼び、符号16で示すステータを「第2のステータ」と呼ぶ。
ロータ12は円筒状のロータベース20を有し、その外周面にはN極とS極の磁極22が交互に複数個形成(着磁)される。具体的には、ロータ12の極対数pは30とされ、よってロータ12の磁極の数は60個(2×30=60)とされる。磁極22は、例えばネオジウム系やサマリウム・コバルト系などの希土類磁石、あるいはフェライト系の永久磁石からなる。
ロータベース20の中心部には、出力軸24が取り付けられる。また、ロータ12の外方には、それを取り囲むように第1のステータ14と第2のステータ16が配置される。即ち、電動モータ10は、ステータの内部にロータが収容されたインナーロータ型の電動モータである。
図3は、第1のステータ14の平面図である。
第1のステータ14は、例えばケイ素鋼板を複数枚積層し、図3に示すようなリング状に形成される。
第1のステータ14の内周面には複数個、具体的には45個の極歯(ポール)26が放射状に突設される(図1では極歯26の図示は省略した)。これにより、第1のステータ14には、45個のスロットが形成される。極歯26は、図示の如く、ロータ12の外周面に形成された磁極22と所定の間隙を有して対向させられる。尚、図において極歯26に付されている括弧付きの番号は、極歯26の通し番号(1から45まで)である。
図4は、図3に示す第1のステータ14のうち、Aで表す部位の拡大図である。
図4に示すように、極歯26には絶縁粉体塗装28が施されると共に、巻線30が巻回される。尚、絶縁粉体塗装28と巻線30は断面で示す。巻線30は、U相、V相およびW相の3相からなり、各相を形成するコイルはそれぞれスター(Y)結線によって接続される。
上記したように、極歯26は45個であるため、U相、V相およびW相の各相が15組形成される。図5に、巻線30の相の種類とその通し番号を示す。具体的には、巻線30に付されている括弧付きの番号のうち、U,V,Wが相の種類を示し、それに続く1から15までの数字が各相の通し番号を示す。
次いで、第2のステータ16について説明する。図6および図7は、第2のステータ16の平面図である。
第2のステータ16の構造は、第1のステータ14と同一である。即ち、第2のステータ16は、図6および図7に示すように、例えばケイ素鋼板を複数枚積層してリング状に形成され、その内周面には複数個、具体的には45個の極歯36(1)〜36(45)が放射状に突設される。これにより、第2のステータ16には、45個のスロットが形成される。極歯36(1)〜36(45)は、ロータ12の磁極22と所定の間隙を有して対向させられると共に、絶縁粉体塗装(図示せず)を介して3相の巻線40(U1,V1,W1,・・・,U15,V15,W15)が巻回される。
尚、図1および図2において符号42はセンサ設置板であり、その上部には6個のホール素子44a,44b,44c,44d,44e,44fが配置される。各ホール素子44a,・・・,44fは、センサ設置板の上部において、ロータ12の外周(円周)と同程度の直径を有する円周上に配置される。より詳しくは、ホール素子44aの配置位置を円周上において零度としたとき、ホール素子44bは紙面右回りに61[度]、ホール素子44cは122[度]、ホール素子44dは183度、ホール素子44eは244度、ホール素子44fは305度の位置に配置される。あるいは、6個のホール素子44a,・・・,44fの全てを、1[度]間隔で配置しても良い。即ち、6個のホール素子44a,・・・,44fは、それぞれ1度ずつ位相がずらされて配置される。各ホール素子44a,・・・,44fは、ロータ12に形成された磁極22の極性(N極あるいはS極)に応じた信号をそれぞれ出力する。
上記したように、ロータ12の外周面には磁極22が60個形成されることから、磁極1個あたりの角度は6[度](360[度]/60)となる。従って、上述の角度で配置された6個のホール素子44a,・・・,44fの出力に基づき、ロータ12の回転角を1[度]ごとに検出することができる。
例えば、6個のホール素子の全てがN極を示す信号を出力している状態からロータ12が紙面右回りに1[度]回転すると、ホール素子44aの出力はS極に転じる。さらにロータ12が右回りに1[度]回転すると、ホール素子44bの出力もS極に転じる。即ち、各ホール素子の出力の組み合わせにより、ロータ12の回転角を1[度]単位で検出することが可能となる。このように、ホール素子44a,・・・,44fは、ロータ12の回転角に応じた信号を1[度](後述する所定角度αに相当する角度)ごとに出力する角度センサとして機能する。
そして、ホール素子44a,・・・,44fによって検出されたロータ12の回転角に基づいて巻線30,40の各相に順次通電することで、回転磁界を発生させ、よってロータ12を回転させる。このように、電動モータ10は、60極45スロットの、3相ブラシレス型の電動モータである。
図8は、電動モータ10の一部を表すリニア展開説明図である。尚、図8において、磁極および各相の配列方向の目盛りは、機械角1[度]を表す。
図8に示すように、第1のステータ14と第2のステータ16は、ロータ12の回転方向(N極とS極の配列方向)に所定角度αずつずれるように配置される。具体的には、巻線30と巻線40に通電したときに生じる磁極の位置が、第1のステータ14と第2のステータ16で所定角度αずつずれる(互い違いになる)ように、極歯26と極歯36の位置をロータ12の回転方向に所定角度αずつずらして各ステータ14,16が配置される。
上記した所定角度αは、巻線の相数をm相(mは1以上の整数)、ステータの数をn個(nは2以上の整数)としたとき、下記の式1によって定義される。
α=360/(2p×m×n)[度] ・・・式1
尚、上式でpは前述した極対数である。また、単位の[度]は、機械角である。
この実施例に係る電動モータ10にあっては、60極(p=30)の3相ブラシレスモータであり、第1のステータ14と第2のステータ16の計2個のステータを備えていることから、所定角度αは、
α=360/(2×30×3×2)=1[度]
に設定される。
ここで、電動モータの最小回転角(ステップ角。即ち、ロータが停止可能な角度の間隔)θminは、一般に下記の式2によって定義される。
θmin=360/(2p×m)[度] ・・・式2
従って、第1のステータ14に巻回された巻線30あるいは第2のステータ16に巻回された巻線40のいずれか一方に連続して通電したときのロータ12の最小回転角θminは、
θmin=360/(2×30×3)=2[度]
となる。上の各式から明らかなように、ステータ14,16のずれ角たる所定角度αは、巻線30と巻線40の一方に連続して通電したときの最小回転角θminを、ステータの個数で除した値に設定される。
図9は、巻線30と巻線40の各相への通電タイミングを表すタイムチャートである。各巻線30,40には、図9に示す「High」出力の相から「Low」出力の相へと通電され、「0」出力の相には通電されないものとする。また、図10は、電動モータ10の一部を表す、図8と同様なリニア展開説明図である。以下、図8から図10を参照し、電動モータ10の回転動作について説明する。
先ず、図9に示すように、通電タイミングt1において、第1のステータ14のU相(巻線30(U1)〜30(U15))からV相(巻線30(V1)〜30(V15))に通電する。このとき、第2のステータ16の巻線40には通電しない。これにより、ロータ12のS極が、N極に磁化された第1のステータ14のU相に吸引されると共に、ロータ12のN極が、S極に磁化された第1のステータ14のV相に吸引され、よってロータ12が図8に示す位置まで回転する。具体的には、ロータ12に形成された磁極22の境界(S極とN極の境界)が、第1のステータ14に形成されたN極とS極の境界と一致する位置まで、ロータ12が回転させられる。
次いで、通電タイミングt2において、第2のステータ16のU相(巻線40(U1)〜40(U15))からV相(巻線40(V1)〜40(V15))に通電する。このとき、第1のステータ14の巻線30には通電しない。これにより、ロータ12のS極が第2のステータ16のU相に吸引されると共に、N極が第2のステータ16のV相に吸引され、よってロータ12が図10のt2で示す位置まで回転する。
前述したように、第1のステータ14と第2のステータ16は、巻線30と巻線40に通電したときに生じる磁極の位置が互い違いになるように、ロータ12の回転方向に所定角度αずつずらして配置される。この所定角度αは、この実施例に係る電動モータ10では1[度]に設定されることから、ロータ12が1回転する間に第1のステータ14の磁極によって停止可能な角度を2x[度](「2」は第1のステータ14に連続して通電したときの最小回転角θmin。「x」は0から180の整数)とすると、ロータ12が1回転する間に第2のロータ16の磁極によって停止可能な角度は2x+1(あるいは2x−1)[度]となる。
従って、巻線30と巻線40を順次通電する(交互に通電する)ことで、ロータ12は1[度]だけ回転させられる。即ち、電動モータ10の最小回転角θminは、所定角度αと同一の1[度]となる。
電動モータ10の回転動作の説明を続けると、次いで通電タイミングt3において、第1のステータ14のU相(巻線30(U1)〜30(U15))からW相(巻線30(W1)〜30(W15))に通電する。これにより、ロータ12のS極が第1のステータ14のU相に吸引されると共に、N極が第1のステータ14のW相に吸引され、よってロータ12が図10のt3で示す位置まで(即ち、t2の位置から1[度]だけ)回転する。
次いで通電タイミングt4において、通電タイミングt3における第1のステータ14への通電パターンと同じ通電パターンで第2のステータ16に通電する。これにより、ロータ12のS極が第2のステータ16のU相に吸引されると共に、N極が第2のステータ16のW相に吸引され、よってロータ12が図10のt4で示す位置まで(即ち、t3の位置から1[度]だけ)回転する。
次いで通電タイミングt5において、第1のステータ14のV相(巻線30(V1)〜30(V15))からW相(巻線30(W1)〜30(W15))に通電する。これにより、ロータ12のS極が第1のステータ14のV相に吸引されると共に、N極が第1のステータ14のW相に吸引され、よってロータ12が図10のt5で示す位置まで(即ち、t4の位置から1[度]だけ)回転する。
さらに、通電タイミングt6において、通電タイミングt5における第1のステータ14への通電パターンと同じ通電パターンで第2のステータ16に通電する。これにより、ロータ12のS極が第2のステータ16のV相に吸引されると共に、N極が第2のステータ16のW相に吸引され、よってロータ12が図10のt6で示す位置まで(即ち、t5の位置から1[度]だけ)回転する。
上記した通電タイミングt1からt6までの間に、ロータ12は計6[度]回転する。ロータ12に形成された磁極22の1極あたりの角度は6[度]であることから、通電タイミングt1からt6までの間にロータ12は1極分回転したことになる。従って、続く通電タイミングt7からt12(図9タイムチャートに示す)では、各ステータ14,16に対する磁極22の極性が通電タイミングt1からt6のときのそれと逆になる。そのため、ロータ12をさらに回転させるには、通電タイミングt7からt12において、通電タイミングt1からt6の通電パターンと逆向きの通電を行えば良い。例えば、図9タイムチャートに示す如く、通電タイミングt1,t2ではU相からV相に通電していたのに対し、通電タイミングt7,t8では、V相からU相に通電すれば良い。
また、ロータ12を逆回転させるときは、通電タイミングt1からt12で示した通電パターンを逆順にすれば良い。即ち、t12からt1の順序で各巻線30,40に通電すれば良い。
このように、この実施例に係る電動モータ10にあっては、n個(2個)のステータを備えると共に、それらに形成される磁極の位置が所定角度αずつずれるように、各ステータをロータ12の回転方向に所定角度αずつずらして配置するようにした。そして、n個のステータのそれぞれに巻回されたn個の巻線の通電タイミングを、各ステータで相違させる、具体的には、n個の巻線を順次通電させるようにした。これにより、ロータ12の最小回転角θminを、n個の巻線のいずれか一つに連続して通電したときの値よりも小さな値(具体的には、所定角度αと同一の値)に設定することができる。尚、通電する巻線は、6個のホール素子44a,・・・,44fによってロータ12が所定角度α回転したことが検出されるごとに順次切り替えられる。即ち、ホール素子からロータ12が所定角度α回転したことを示す信号が出力されるごとに、n個の巻線が順次通電される。
次いで、図11および図12を参照し、電動モータ10の回転動作についてさらに説明する。図11は、巻線30と巻線40の各相への通電タイミングを表す、図9と同様なタイムチャートである。また、図12は、電動モータ10の一部を表す、図8と同様なリニア展開説明図である。
図8から図10の説明では、n個の巻線の通電タイミングを各ステータで相違させるようにしたが、n個の巻線の通電タイミングを全てのステータで一致させることも可能である。即ち、第1のステータ14に巻回された巻線30と第2のステータ16に巻回された巻線40の両方に、同時に同一の通電パターンで通電することも可能である。
例えば、図11に示すように、通電タイミングt1において、第1のステータ14のU相(巻線30(U1)〜30(U15))からV相(巻線30(V1)〜30(V15))に通電すると同時に、第2のステータ16のU相(巻線40(U1)〜40(U15))からV相(巻線40(V1)〜40(V15))に通電すると、ロータ12のS極が第1のステータ14と第2のステータ16のU相に吸引され、N極が第1のステータ14と第2のステータ16のV相に吸引される。
これにより、ロータ12に形成された磁極22の境界(S極とN極の境界)が、第1のステータ14に形成されたN極とS極の境界と、第2のステータ16に形成されたN極とS極の境界との中間位置(角)でバランスし、よってロータ12は、図12のt1で示す位置まで回転する。以下、この中間位置を「バランスポイント」と呼ぶ。
次いで、通電タイミングt2において、第1のステータ14のU相(巻線30(U1)〜30(U(15))からW相(巻線30(W1)〜30(W(15))に通電すると共に、第2のステータ16のU相(巻線40(U1)〜40(U(15))からW相(巻線40(W1)〜40(W(15))に通電する。これにより、ロータ12のS極が第1のステータ14と第2のステータ16のU相に吸引されると共に、N極が第1のステータ14と第2のステータ16のW相に吸引され、よってロータ12は図12のt2で示すバランスポイントまで回転する。
2個の巻線30,40に同時に通電することは、巻線30と巻線40の双方に連続して通電するのと同義である。従って、上記したバランスポイントは、巻線30,40の一方に連続して通電したときと同様に、2[度]ずつ変化する。即ち、2個の巻線30,40の通電タイミングを一致させた場合、ロータ12の最小回転角θminは2[度]となる。
次いで、通電タイミングt3において、第1のステータ14のV相(巻線30(V1)〜30(V15))からW相(巻線30(W1)〜30(W15))に通電すると共に、第2のステータ16のV相(巻線40(V1)〜40(V15))からW相(巻線40(W1)〜40(W(15))に通電する。これにより、ロータ12のS極が第1のステータ14と第2のステータ16のV相に吸引されると共に、N極が第1のステータ14と第2のステータ16のW相に吸引され、よってロータ12は図12のt3で示すバランスポイントに向けて2[度]回転する。これは、通電タイミングt4以降(図11に示す)でも同様である。
このように、2個の巻線30,40に同時に通電した場合、最小回転角θminは大きくなるが、ロータ12が各ステータ14,16に形成された2つの磁極に同時に吸引されることから、ロータ12の回転トルク(電動モータ10の出力トルク)を増大させることができる。具体的には、2個の巻線30,40に交互に通電したときの2倍の回転トルクを得ることができる。
尚、図8から図12で示す通電タイミングt1,t2,・・・,t12とは、通電の順序を表すものであり、時間的な長さを意味するものではない。従って、例えば巻線30と巻線40を交互に通電した場合、ロータ12を2[度]回転させるのに2ステップ必要であるのに対し、巻線30,40に同時に通電した場合は1ステップで良いが、それは交互通電したときの回転速度が同時通電したときの1/2になることを意味するものではない。
次いで、図13を参照し、この実施例に係る電動モータ10の適用例について説明する。図13は、電動モータ10を内燃機関のスロットル装置に装着して示す断面図である。
図13において、符号50は内燃機関のスロットル装置(スロットルボディ)を示す。スロットル装置50には吸気通路を開閉するスロットルバルブ52が設けられると共に、上記した電動モータ10や減速機(減速ギヤ)54などが一体的に装着される。
電動モータ10の2個のステータ14,16とセンサ設置板42は、スロットル装置50に固定される。一方、ロータ12は、出力軸24を介してスロットル装置50に回転自在に支持される。また、ロータ12は、出力軸24と減速機54を介してスロットルバルブ52のシャフト56に接続される。即ち、ロータ12が回転することによってシャフト56が回転し、よってスロットルバルブ52が開閉される。このように、スロットル装置50は、スロットルバルブ52が車両運転席床面に配置されたアクセルペダル(図示せず)と機械的に切り離された、いわゆるDBW(Drive By Wire)とされる。
ここで、減速機54の減速比は、20に設定される。上述した如く、電動モータ10の最小回転角θminは1[度]であることから、この実施例に係るスロットル装置50にあっては、スロットル開度を0.05[度](1[度]/20)単位で調整することができる。
スロットル装置50には、さらに、電動モータ10の駆動を制御する電子回路基板60が装着される。電子回路基板60には、シャフト56の回転角、即ち、スロットルバルブ52の開度に応じた信号を出力するスロットル開度センサやCPU(中央処理装置)、駆動回路など、電動モータ10を駆動するのに必要な電子部品群(いずれも図示せず)が搭載される。
前記したCPUは、スロットル開度センサの出力やスロットル装置50の外部に配置されたその他の図示しないセンサ群の出力などに基づいて目標スロットル開度を設定すると共に、設定した目標スロットル開度に応じた電流を駆動回路を介して電動モータ10の各ステータ14,16に巻回された巻線30,40に交互に通電することで、スロットル開度を0.05[度]単位で調整する。
また、前述したように、2個の巻線30,40に同時に通電した場合、交互に通電したときの2倍の回転トルクを得ることができる。従って、スロットル開度の変化量が大きいときは巻線30,40に同時に通電し、大きな回転トルクで目標スロットル開度付近まで速やかに到達させた後、交互通電に切り替えて0.05[度]単位で細緻に調整することも可能である。さらに、エンジン始動時にスロットルバルブ52の凍結が考えられる(例えば、外気温センサ(図示せず)の出力値が所定値以下である)場合、スロットルバルブ52の駆動開始時に巻線30,40に同時に通電して大きな回転トルクを発生させ、スロットルバルブ52を動作させて凍結を解消した後、交互通電に切り替えることも可能である。
このように、この発明の第1実施例に係る電動モータ10においては、第1のステータ14と第2のステータ16の計2個のステータを備えると共に、それらに形成される磁極の位置が所定角度αずつずれる(互い違いとなる)ように、2個のステータ14,16をロータ12の回転方向に360/(磁極数×相数×ステータの個数)で定義される所定角度αずつずらして配置するようにした。
そして、2個のステータ14,16のそれぞれに巻回された2個の巻線30,40の通電タイミングを、各ステータ14,16で相違させる、より詳しくは、6個のホール素子44a,・・・,44fからロータ12が所定角度α回転したことを示す信号が出力されるごとに、2個の巻線30,40を順次(交互に)通電するようにしたので、ロータ12の磁極数や巻線30,40の相数を増加させることなく、ロータ12の最小回転角θminを小さくする(具体的には、所定角度αと同一の値に設定する)ことができる。
また、2個の巻線30,40の通電タイミングを、全てのステータ14,16で一致させることも可能としたので、必要に応じてロータ12の回転トルク(電動モータ10の出力トルク)を増大させることができる。
また、電動モータ10を内燃機関のスロットル装置50に適用する、具体的には、ロータ12がスロットル装置50に設けられたスロットルバルブ52のシャフト56に減速機54を介して接続され、よって前記シャフト56を回転させて前記スロットルバルブ52を開閉するようにしたので、最小回転角がより小さいことが望まれるスロットルバルブの開閉用のアクチュエータとして好適に使用することができる。
以上の如く、この発明の第1実施例にあっては、磁極(22)が形成されたロータ(12)と、巻線が巻回されたステータとを備える電動モータにおいて、前記ステータを複数個(第1のステータ14と第2のステータ16の計2個)備えると共に、前記複数個のステータ(14,16)が、前記ロータ(12)の回転方向に所定角度(α)ずつずれるように配置される如く構成した。
具体的には、60極の磁極(22)が形成されたロータ(12)と、3相の巻線が巻回されたステータとを備える3相ブラシレス型の電動モータにおいて、前記ステータを2個備えると共に、前記2個のステータ(第1のステータ14と第2のステータ16)が、前記ロータ(12)の回転方向に360/(磁極数×相数×ステータの個数)で定義される所定角度(α)ずつずれるように配置される如く構成した。
また、前記2個のステータ(14,16)のそれぞれに巻回された2個の巻線(30,40)の通電タイミングが、各ステータ(14,16)で相違させられる如く構成した。
具体的には、前記ロータ(12)の回転角に応じた信号を前記所定角度(α)ごとに出力する角度センサ(6個のホール素子44a,・・・,44f)を備えると共に、前記2個の巻線(30,40)は、前記角度センサ(44a,・・・,44f)から前記ロータ(12)が前記所定角度(α)回転したことを示す信号が出力されるごとに順次通電される如く構成した。
また、前記2個のステータ(14,16)のそれぞれに巻回された2個の巻線(30,40)の通電タイミングが、全てのステータ(14,16)で一致させられる如く構成した。
また、前記ロータ(12)が内燃機関のスロットル装置(50)に設けられたスロットルバルブ(52)のシャフト(56)に減速機(54)を介して接続され、よって前記シャフト(56)を回転させて前記スロットルバルブ(52)を開閉する如く構成した。
尚、上記において、ロータ12の磁極数を60極、即ち、極対数pを30としたが、他の数であっても良い。また、巻線30,40の相数mを3相としたが、2相や4相などであっても良い。また、ステータの個数nを第1のステータ14と第2のステータ16の計2個としたが、3個以上設けても良い。さらに、各ステータ14,16のスロット数(極歯26,36の数)を45としたが、他の数(例えば90)であっても良い。
また、電動モータ10をブラシレスモータとしたが、この発明はステッピングモータなどにも適用可能である。また、電動モータ10をインナーロータ型としたが、アウターロータ型であっても良い。
また、ロータ12の回転角を検出する角度センサとして6個のホール素子44a,・・・,44fを用いたが、ロータリエンコーダやレゾルバなど、他のセンサを使用しても良い。
また、電動モータ10を内燃機関のスロットル装置50に適用した場合を例示したが、この発明に係る電動モータ10の適用先はそれに限られるものではない。
この発明の第1実施例に係る電動モータを示す分解斜視図である。 図1に示す電動モータを側面視して表す断面図である。 図1に示す第1のステータの平面図である。 図3に示す第1のステータのうち、Aで表す部位の拡大図である。 図1に示す第1のステータの平面図である。 図1に示す第2のステータの平面図である。 同様に、図1に示す第2のステータの平面図である。 図1に示す電動モータの一部を表すリニア展開説明図である。 図2に示す2個の巻線の各相への通電タイミングを表すタイムチャートである。 図1に示す電動モータの一部を表す、図8と同様なリニア展開説明図である。 図2に示す2個の巻線の各相への通電タイミングを表す、図9と同様なタイムチャートである。 図1に示す電動モータの一部を表す、図8と同様なリニア展開説明図である。 図1に示す電動モータを内燃機関のスロットル装置に装着して示す断面図である。
符号の説明
10 電動モータ
12 ロータ
14 第1のステータ
16 第2のステータ
22 磁極
30 巻線
40 巻線
44a,44b,44c,44d,44e,44f ホール素子(角度センサ)
50 スロットル装置
52 スロットルバルブ
54 減速機
56 スロットルバルブのシャフト

Claims (6)

  1. 磁極が形成されたロータと、巻線が巻回されたステータとを備える電動モータにおいて、前記ステータを複数個備えると共に、前記複数個のステータが、前記ロータの回転方向に所定角度ずつずれるように配置されることを特徴とする電動モータ。
  2. 2p極(pは1以上の整数)の磁極が形成されたロータと、m相(mは1以上の整数)の巻線が巻回されたステータとを備えるm相ブラシレス型の電動モータにおいて、前記ステータをn個(nは2以上の整数)備えると共に、前記n個のステータが、前記ロータの回転方向に
    360/(2p×m×n)
    で定義される所定角度ずつずれるように配置されることを特徴とする電動モータ。
  3. 前記n個のステータのそれぞれに巻回されたn個の巻線の通電タイミングが、各ステータで相違させられることを特徴とする請求項2記載の電動モータ。
  4. 前記ロータの回転角に応じた信号を前記所定角度ごとに出力する角度センサを備えると共に、前記n個の巻線は、前記角度センサから前記ロータが前記所定角度回転したことを示す信号が出力されるごとに順次通電されることを特徴とする請求項3記載の電動モータ。
  5. 前記n個のステータのそれぞれに巻回されたn個の巻線の通電タイミングが、全てのステータで一致させられることを特徴とする請求項2記載の電動モータ。
  6. 前記ロータが内燃機関のスロットル装置に設けられたスロットルバルブのシャフトに減速機を介して接続され、よって前記シャフトを回転させて前記スロットルバルブを開閉することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電動モータ。
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