JP7468328B2 - モータ回転角検出装置 - Google Patents
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Description
回転軸の端部に設けられたセンサ磁石の軸方向への投影領域に設けられ、ホール素子(53,54,55)によって磁気信号を電気信号に変換する磁電変換部(51)と、
センサ磁石の軸方向への投影領域における磁電変換部を貫く透過領域を除く周囲領域に設けられ、センサ磁石の磁束を磁電変換部に導く集磁部(60)と、を有する。
図1~図12に基づいてモータ制御装置200を説明する。このモータ制御装置200にモータ回転角検出装置が含まれている。
先ず、動力システム100を説明する。図1に示すように動力システム100は、モータ制御装置200、モータ300、および、内燃機関400を有する。
本実施形態のモータ300は永久磁石形同期モータである。図2に示すようにモータ300はロータ310とステータ320を有する。ロータ310の周りにステータ320が設けられている。
内燃機関400にカムシャフト410とクランクシャフト420が含まれている。カムシャフト410はバルブタイミング変換部430を介してモータ300の出力軸に連結されている。クランクシャフト420は図示しないチェーンを介してバルブタイミング変換部430に連結されている。
バルブタイミング変換部430は図示しない遊星歯車機構を有する。遊星歯車機構は上記したチェーンを介して伝達されるクランクシャフト420の回転トルクをカムシャフト410に伝達する。それとともに遊星歯車機構はカムシャフト410をクランクシャフト420に対して相対的に回転させる。
カムシャフト410のクランクシャフト420に対する位相差(以下、単に位相差と示す)を維持する場合、モータ制御装置200はモータ300によってピニオンギヤを自転させずにバルブギヤの周りを公転させる。こうすることでバルブギヤとリングギヤを同一の速さで回転させる。
上記したようにカム角センサ440とクランク角センサ450が内燃機関400に設けられている。これらカム角センサ440とクランク角センサ450によってカムシャフト410の回転角度とクランクシャフト420の回転角度が検出される。
モータ制御装置200はカムシャフト410の回転角度とクランクシャフト420の回転角度とに基づいてカムシャフト410とクランクシャフト420の位相差(以下、実位相差と示す)を算出する。それとともにモータ制御装置200は内燃機関400の回転数を算出する。また後述するようにモータ制御装置200はモータ300の回転角度を算出し、算出したモータ300の回転角度と内燃機関400の回転数とに基づいてモータ300を制御する。こうすることでモータ制御装置200は実位相差を制御する。
図1に示すようにモータ制御装置200は制御基板10と駆動基板20を有する。制御基板10はワイヤハーネス101を介して駆動基板20と電気的に接続されている。駆動基板20はU相ステータ配線102、V相ステータ配線103、および、W相ステータ配線104を介してモータ300と電気的に接続されている。
制御基板10にはエンジンECUが含まれている。エンジンECUは上記した車両の走行状態を示す各種センサ信号、内燃機関400の回転数、および、モータ300の回転数などに基づいて、車両の走行状態に応じた目標位相差を算出する。その次にエンジンECUは実位相差を目標位相差とするための目標回転数を算出する。
駆動基板20は図6に示す配線基板21を有する。この配線基板21に図1に示すドライバ30、インバータ40、および、回転角センサ50のセンサ素子51が搭載されている。
インバータ40は図3に示すU相上段スイッチ41~W相下段スイッチ46と、平滑コンデンサ47を有する。またインバータ40はバッテリ90の正極端子に電気的に接続されるPバスバ48と負極端子に電気的に接続されるNバスバ49を有する。U相上段スイッチ41~W相下段スイッチ46と平滑コンデンサ47はPバスバ48とNバスバ49との間で並列接続されている。U相上段スイッチ41~W相下段スイッチ46はNチャネル型MOSFETである。
回転角センサ50はセンサ素子51とセンサ磁石52を有する。上記したようにセンサ素子51は配線基板21の裏面21bに搭載される。この裏面21bにおけるセンサ素子51の搭載された領域は上記したモータ300の出力軸の端部と軸方向で離間して並んでいる。この出力軸の端部にセンサ磁石52が設けられている。センサ磁石52の軸方向への投影領域にセンサ素子51が位置している。出力軸が回転軸に相当する。
上記したようにドライバ30にセンサ信号が入力される。ドライバ30はこの入力されたセンサ信号と、図4に示す関係とに基づいてモータ300の回転角度を算出する。ドライバ30は入力されるセンサ信号の時間変化と図4に示す関係に基づいてモータ300の回転方向を算出する。そしてドライバ30は入力されるセンサ信号のパルスの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジのうちの少なくとも一方をカウントする。こうすることでドライバ30はモータ300の回転数を算出する。
モータ制御装置200はこれまでに説明した各種構成要素の他に集磁部60を有する。集磁部60と回転角センサ50とがモータ回転角検出装置に含まれている。
次に、U相集磁部61を透過する磁束を図8~図10に基づいて説明する。これら図8~図10では表記を簡明とするために隔壁510を除去している。
図10にセンサ素子51を透過する磁束と、センサ素子51とセンサ磁石52との軸方向での離間距離の関係を示すグラフ図を示す。図10では縦軸がセンサ素子51を透過する磁束を示している。横軸がセンサ素子51とセンサ磁石52との軸方向での離間距離を示している。図面では磁束をBで示し、離間距離をDで示している。磁束と離間距離は任意単位で示している。
なお、上記した作用効果を得ることができるのは、これまでに説明したように、センサ素子51と軸方向で対向配置される磁極56に含まれるN極56aとS極56bが軸方向で並び、センサ素子51の周りに集磁部60が設けられるからである。
次に、第2実施形態を図13と図14に基づいて説明する。
各実施形態ではバルブタイミング変換部430に設けられるモータ300をモータ制御装置200が制御する例を示した。しかしながらモータ制御装置200が制御対象とするモータ300としては上記例に限定されない。モータ制御装置200の回転角センサ50と集磁部60とを含むモータ回転角検出装置の採用されるモータ300としては、上記例に限定されない。
Claims (11)
- モータ(300)の回転軸の延びる軸方向で並ぶN極(56a)とS極(56b)を形成する磁極(56)を備え、複数の前記磁極が前記軸方向まわりの周方向で隣り合って並ぶように環状に連結され、前記N極と前記S極とが前記周方向で交互に隣り合って並ぶように形成されたセンサ磁石(52)と、
前記回転軸の端部に設けられた前記センサ磁石の前記軸方向への投影領域に設けられ、ホール素子(53,54,55)によって磁気信号を電気信号に変換する磁電変換部(51)と、
前記センサ磁石の前記軸方向への投影領域における前記磁電変換部を貫く透過領域を除く周囲領域に設けられ、前記センサ磁石の磁束を前記磁電変換部に導く集磁部(60)と、を有するモータ回転角検出装置。 - 前記集磁部には前記軸方向に貫通する貫通孔(60e)が形成され、
前記貫通孔の前記軸方向への投影領域に前記磁電変換部が位置する請求項1に記載のモータ回転角検出装置。 - 前記磁電変換部は前記貫通孔を区画する区画面(60c)と前記周方向で離間しつつ対向している請求項2に記載のモータ回転角検出装置。
- 前記区画面と前記磁電変換部との間の前記周方向の離間距離が、前記磁電変換部の前記周方向の長さよりも短くなっている請求項3に記載のモータ回転角検出装置。
- 前記磁電変換部と前記集磁部それぞれを搭載する配線基板(21)を有する請求項3または請求項4に記載のモータ回転角検出装置。
- 前記集磁部の主構成材料はNi含有量がFe含有量よりも多いNiFeであり、前記配線基板の配線パターンの主構成材料はCuである請求項5に記載のモータ回転角検出装置。
- 前記センサ磁石と前記磁電変換部との間に、前記モータを収納する非磁性の筐体(500)の一部が設けられている請求項3~6いずれか1項に記載のモータ回転角検出装置。
- 前記磁電変換部は前記貫通孔を区画する区画面(60c)と前記周方向で離間するとともに、前記軸方向で離間している請求項2に記載のモータ回転角検出装置。
- 前記貫通孔を閉塞する非磁性の閉塞部(70)を有する請求項8に記載のモータ回転角検出装置。
- 前記集磁部は、前記モータを収納する非磁性の筐体(500)に設けられている請求項8または請求項9に記載のモータ回転角検出装置。
- 前記集磁部は、前記モータを収納する磁性の筐体の一部である請求項8または請求項9に記載のモータ回転角検出装置。
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