JP2006223010A - レゾルバとベアリングの取付構造 - Google Patents

レゾルバとベアリングの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 省スペース、加工工数低減および組付け性向上を図ることが可能なレゾルバとベアリングの取付構造を提供する。
【解決手段】 回転電機1の回転軸3の回転位置を検出するレゾルバと、回転軸3を保持するベアリング7との取付構造において、レゾルバは回転軸3に設けられたレゾルバロータ9と、レゾルバロータ9の外側に設けられるレゾルバステータ10とを有し、ベアリング7は回転軸3に設けられたインナーレース7Aと、インナーレース7Aの外側に設けられるアウターレース7Bとを有し、レゾルバロータ9はインナーレース7Aと一体に形成され、レゾルバステータ10はアウターレース7Bと一体に形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、レゾルバとベアリングの取付構造に関し、特に、回転電機の回転軸の位置を検出するレゾルバと回転軸を保持するベアリングとの取付け構造に関する。
電動機、発電機等の回転電機における回転軸の回転位置を検出する回転センサとして「レゾルバ」が挙げられる。この「レゾルバ」は、回転電機を構成するロータの回転軸側に設けられるレゾルバロータと、回転軸を支持するケース側に設けられるレゾルバステータとを有している。レゾルバステータは、レゾルバロータの外側を取囲むように配置され、このレゾルバステータには複数個の測定用の励磁コイルが所定のピッチで配列されている。また、第1検出用コイルおよび第2検出用コイルが巻装されている。
測定用励磁コイルに測定のためのリファレンス信号を出力した状態でレゾルバロータが回転すると、レゾルバロータとレゾルバステータとのギャップの間隔が変化する。その結果、第1検出用コイルと第2検出用コイルとは、レゾルバロータの位置に応じた交流信号を発生する。この第1および第2検出用コイルからのレゾルバロータの位置に応じた交流信号に基づいて回転軸の回転位置が検出される。
図6は、従来のレゾルバとベアリングの取付構造を備えた電動車両の駆動ユニットを示した断面図である。図6を参照して、駆動ユニット101は、モータジェネレータ102と、回転軸103と、減速機構としてのカウンタギア対104およびファイナルギア対105と、差動機構としてのディファレンシャル機構部106とを備える。これらは、ケース107とカバー108との間に設けられている。ディファレンシャル機構部106には車軸が接続される。モータジェネレータ102による回転軸103の回転は、カウンタギア対104、ファイナルギア対105およびディファレンシャル機構部106を介して車軸に伝達される。回転軸103の一端はベアリング109を介してケース107に支持される。レゾルバ110は、回転軸103側に設けられるレゾルバロータ110Aとケース107側に設けられるレゾルバステータ110Bとを有する。
上記のようなレゾルバが設けられる回転電機を開示するものとして、下記の特許文献1〜8が挙げられる。
実開平5−29282号公報 特開平10−295058号公報 特開2001−78393号公報 特開2003−114139号公報 特開2004−157056号公報 特開2004−15889号公報 特開昭63−234857号公報 特開2003−32934号公報
ところで、回転電機において、省スペース、加工工数低減および部材の組付け性向上を図ることは重要である。一方で、レゾルバとベアリングとを別々に組付けると、それらの組付け部(たとえば図6におけるA部など)においては、余分なスペースを要するため軸長が比較的長くなり、また回転軸の加工が複雑になる場合がある。このことは、回転電機の小型化、加工工数低減を妨げる。
なお、上記特許文献1〜8において、レゾルバとベアリングとを一体で形成する詳細な技術は開示されていない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、省スペース、加工工数低減および組付け性向上を図ることが可能なレゾルバとベアリングの取付構造を提供することにある。
本発明に係るレゾルバとベアリングの取付構造は、回転電機の回転体の位置を検出するレゾルバと、回転体を保持するベアリングとを備え、レゾルバは回転体に設けられたレゾルバロータと、該レゾルバロータの外側または内側に設けられるレゾルバステータとを有し、ベアリングは軌道輪を有し、レゾルバロータおよびレゾルバステータの少なくとも一方が軌道輪と一体に形成されている。
上記構成によれば、レゾルバおよびベアリングの組付けに必要なスペースを小さくし、レゾルバおよびベアリングの組付け位置の形状を比較的単純なものにすることができる。結果として、回転電機の小型化、加工工数低減を図ることができる。
上記レゾルバとベアリングの取付構造において、ベアリングは、回転体の軸方向に並ぶ複数の転動体を有し、複数の転動体の間にレゾルバロータおよびレゾルバステータが配設される構造が採用されてもよい。
これにより、複数の転動体の間のデッドスペースを有効に利用することができるので、回転電機のさらなる小型化を図ることができる。
本発明によれば、回転電機の小型化、加工工数低減および部材の組付け性向上を図ることができる。
以下に、本発明に基づくレゾルバとベアリングの取付構造の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
図1は、後述する実施の形態1,2に係るレゾルバとベアリングの取付構造を含む回転電機制御装置の概略ブロック図である。
回転電機制御装置200は、電動車両に搭載され、図1に示すように、直流電源Bと、インバータ210,220と、コンデンサ230と、レゾルバ240,250と、電流センサ260,270と、制御装置280とを備える。
インバータ210は、U相アーム211、V相アーム212およびW相アーム213から成る。U相アーム211、V相アーム212およびW相アーム213は、ノードN1とノードN2との間に並列に接続される。
U相アーム211は、直列接続されたNPNトランジスタQ3,Q4を含み、V相アーム212は、直列接続されたNPNトランジスタQ5,Q6を含み、W相アーム213は、直列接続されたNPNトランジスタQ7,Q8を含む。また、各NPNトランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
インバータ220は、U相アーム221、V相アーム222およびW相アーム223から成る。U相アーム221、V相アーム222およびW相アーム223は、ノードN1とノードN2との間に並列に接続される。
U相アーム221は、直列接続されたNPNトランジスタQ9,Q10を含み、V相アーム222は、直列接続されたNPNトランジスタQ11,Q12を含み、W相アーム223は、直列接続されたNPNトランジスタQ13,Q14を含む。また、各NPNトランジスタQ9〜Q14のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD9〜D14がそれぞれ接続されている。
インバータ210の各相アームの中間点は、モータ/ジェネレータM1の各相コイルの各相端に接続されている。インバータ220の各相アームの中間点は、モータ/ジェネレータM2の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータ/ジェネレータM1,M2は、3相の永久磁石モータ/ジェネレータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成される。そして、モータ/ジェネレータM1のU相コイルの他端がNPNトランジスタQ3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。また、モータ/ジェネレータM2のU相コイルの他端がNPNトランジスタQ9,Q10の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ11,Q12の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ13,Q14の中間点にそれぞれ接続されている。
コンデンサ230は、ノードN1とノードN2との間にインバータ210,220に並列に接続される。
直流電源Bは、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池から成る。インバータ210は、制御装置280からの駆動信号DRV1に基づいて、コンデンサ230からの直流電圧を交流電圧に変換してモータ/ジェネレータM1を駆動する。インバータ220は、制御装置280からの駆動信号DRV2に基づいて、コンデンサ230からの直流電圧を交流電圧に変換してモータ/ジェネレータM2を駆動する。
コンデンサ230は、直流電源Bからの直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧をインバータ210,220へ供給する。レゾルバ240は、モータ/ジェネレータM1の回転軸に取付けられており、モータ/ジェネレータM1の回転子の回転角度θbn1を検出して制御装置280へ出力する。レゾルバ250は、モータ/ジェネレータM2の回転軸に取付けられており、モータ/ジェネレータM2の回転子の回転角度θbn2を検出して制御装置280へ出力する。
電流センサ260は、モータ/ジェネレータM1に流れる電流MCRT1を検出し、その検出した電流MCRT1を制御装置280へ出力する。電流センサ270は、モータ/ジェネレータM2に流れる電流MCRT2を検出し、その検出した電流MCRT2を制御装置280へ出力する。
なお、図1においては、電流センサ260,270は、それぞれ、3個設けられているが、少なくとも2個設けられればよい。
制御装置280は、レゾルバ240からの回転角度θbn1を補正する。そして、制御装置280は、補正した回転角度θn1と、外部ECU(Electrical Control Unit)からのトルク指令値TR1とを用いてインバータ210のNPNトランジスタQ3〜Q8を駆動するための駆動信号DRV1を生成し、その生成した駆動信号DRV1をNPNトランジスタQ3〜Q8へ出力する。
また、制御装置280は、レゾルバ250からの回転角度θbn2を補正する。そして、制御装置280は、補正した回転角度θn2と、外部ECUからのトルク指令値TR2とを用いてインバータ220のNPNトランジスタQ9〜Q14を駆動するための駆動信号DRV2を生成し、その生成した駆動信号DRV2をNPNトランジスタQ9〜Q14へ出力する。
なお、回転角度θbn1,θbn2を補正する方法としては、一般によく知られた技術を適用することが可能であるので、詳細な説明は繰返さない。
次に、図2を用いて、レゾルバの基本原理を説明する。
図2を参照して、レゾルバは、回転体とともに回転するレゾルバロータとしての楕円体100Aと、3つのコイル(励磁用信号巻線100Bおよび検知用信号巻線100C,100D)を含むレゾルバステータとを有する。検知用信号巻線100C,100Dは、電気的に互いに90°ずれて配置されている。楕円体100Aが回転することにより楕円体100Aと巻線100C,100Dとの間のギャップ長さ(たとえば図2中のL1,L2)が変化する。ここで、励磁用信号巻線100Bに交流電流を流すことにより、検知用信号巻線100C,100Dには楕円体100Aの位置に応じた出力が発生し、この出力の差から楕円体100Aの回転位置(たとえば図2中のθ)を検出することができる。
図2の例では、楕円体100Aが回転し、巻線100B,100C,100Dが固定されているが、楕円体100Aが固定され、巻線100B,100C,100Dが回転する場合も考えられる。また、図2の例では、楕円体100Aの周囲に巻線100B,100C,100Dが配置されているが、コア体に形成された楕円状の空洞内に巻線100B,100C,100Dを配置することも考えられる。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態1に係るレゾルバとベアリングの取付構造を備えた回転電機を示した断面図である。また、図4は、図3に示される回転電機におけるレゾルバとベアリングの取付構造を示した拡大断面図である。
図3,図4を参照して、本実施の形態に係るレゾルバとベアリングの取付構造が組み込まれる回転電機1は、ケース2およびケース2に取付けられたカバー(図示せず)を含むハウジングを有する。ケース2は、回転体としての回転軸3の一方端を支持し、カバーは回転軸3の他方端を支持する。回転電機1は、ロータ(回転子)およびステータ(固定子)を備える。
ロータは、回転軸3に取り付けられたロータコア4を有する。ロータコア4には、永久磁石(図示せず)が埋め込まれている。ロータコア4は、鉄または鉄合金などの磁性材料により構成される。永久磁石は、たとえば、ロータコア4の外周近傍にほぼ等間隔を隔てて配置される。
ステータはリング状のステータコア5を有する。ステータコア5は、鉄または鉄合金などの板状の磁性材料により構成される。ステータコア5の内周面上には複数のティース部(図示せず)および該ティース部間に形成される凹部としてのスロット部(図示せず)が形成されている。スロット部は、ステータコア5の内周側に開口するように設けられる。
3つの巻線相であるU相、V相およびW相を含むステータ巻線6は、スロット部に嵌り合うようにティース部に巻き付けられる。U相、V相およびW相は、互いに円周上でずれるように巻き付けられる。
回転軸3は、ベアリング7を介してケース2に回転可能に支持される。ベアリング7は、軌道輪としてのインナーレース7Aおよびアウターレース7Bと、転動体7Cとを有する。インナーレース7Aは回転軸3に設けられ、アウターレース7Bはインナーレース7Aの外側に設けられる。アウターレース7Bは、締結部材としてのボルト8によりケース2に固定されている。転動体7Cは、インナーレース7Aとアウターレース7Bとの間に設けられる。
回転軸3の回転位置を検出する回転位置センサとしてのレゾルバは、回転軸3上に設けられたレゾルバロータ9と、レゾルバロータ9の外側に設けられるレゾルバステータ10とを有する。レゾルバロータ9は、磁性材料により構成されたレゾルバロータコアを有する。レゾルバステータ10は、磁性材料により構成されたレゾルバステータコアと、該レゾルバステータコアに巻き付けられたレゾルバステータ巻線11とを有する。
本実施の形態においては、レゾルバロータ9はベアリング7のインナーレース7Aと一体に形成され、レゾルバステータ10はベアリング7のアウターレース7Bと一体に形成される。すなわち、レゾルバロータ9はインナーレース7Aと一体化された後に回転軸3に取付けられ、レゾルバステータ10はアウターレース7Bと一体化された後にケース2に取付けられる。
レゾルバロータ9は、典型的にはインナーレース7Aの端部を楕円状に形成し、ロータ機能を持たせることで形成されるが、別々に作製されたレゾルバロータ9およびインナーレース7Aを接続することで、レゾルバロータ9とインナーレース7Aとが一体化されてもよい。レゾルバステータ10は、典型的にはレゾルバステータコアにレゾルバステータ巻線11を巻き付けたものをアウターレース7Bに圧入することでアウターレース7Bと一体化されるが、アウターレース7Bとレゾルバステータコアとを一体の部材として作製した後、該部材にレゾルバステータ巻線11を設けることでレゾルバステータ10とアウターレース7Bとが一体化されてもよい。
上記のように、レゾルバとベアリング7とを一体化することで、レゾルバおよびベアリング取付部の軸長(回転軸3の長さ)を短縮することができる。結果として、省スペース化が図られ、回転電機1を小型化することが可能になる。また、レゾルバおよびベアリング取付部の回転軸3の形状をシンプルなものにして加工工数を低減することができる。さらに、レゾルバおよびベアリングの組付け工数も低減される。
一体化されたレゾルバステータ10とアウターレース7Bとがボルト8によってケース2に固定されている。これにより、レゾルバステータ10の回転が抑制され、レゾルバとしての機能が確実に果たされるとともに、アウターレース7Bが回転軸3およびインナーレース7Aの回転に伴なって回転することが抑制される。結果として、アウターレース7Bのクリープ磨耗が抑制される。
レゾルバとベアリング7とを一体化することで、両者をより近接させることができる。ベアリング7近傍においては、回転軸3の径方向のぶれが他の部分よりも小さく抑制される。したがって、上記構成によれば、レゾルバ設置部の回転軸3の径方向のぶれを低減させることが可能であり、レゾルバロータとレゾルバステータとのギャップをより正確に測定し、回転軸3およびレゾルバロータ9の回転位置をより正確に検知することが可能になる。結果として、上記構成によれば、レゾルバとしての機能が向上する。
なお、本実施の形態においては、インナーレース9Aとレゾルバロータ9(回転子)とを一体に形成し、アウターレース9Bとレゾルバステータ10(固定子)とを一体に形成する場合について説明したが、これらのうちいずれか一方のみを一体に形成してもよい。また、アウターレース9Bとレゾルバロータ9(回転子)とを一体に形成し、インナーレース9Aとレゾルバステータ10(固定子)とを一体に形成してもよい。この場合は、アウターレース9Bが回転軸3に取付けられる。
また、本実施の形態においては、レゾルバロータ(回転子)として楕円体が用いられ、レゾルバステータ(固定子)としてコイルが用いられているが、レゾルバロータ(回転子)としてコイルが用いられ、レゾルバステータ(固定子)として楕円体が用いられてもよい。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2に係るレゾルバとベアリングの取付構造を示した断面図である。
本実施の形態に係るレゾルバとベアリングの取付構造は、実施の形態1に係るレゾルバとベアリングの取付構造の変形例であって、実施の形態1と同様に、レゾルバロータ9とベアリング7のインナーレース7Aとが一体に形成され、レゾルバステータ10とベアリング7のアウターレース7Bとが一体に形成される。
図5を参照して、本実施の形態においては、ベアリング7は、回転軸3の軸方向に並ぶ複数(2つ)の転動体7Cを有している。ベアリング7と一体に形成されるレゾルバロータ9およびレゾルバステータ10は、軸方向に並ぶ複数の転動体7Cの間に配設されている。
上記構成によれば、複数の転動体7Cの間のデッドスペースを有効に利用してレゾルバを設けることができる。結果として、回転電機の小型化を図ることができる。また、実施の形態1と同様に、回転軸3の加工工数低減、レゾルバとベアリングとの一体化による組付け工数低減を図ることができる。
また、複数の転動体7Cの間においては、回転軸3の径方向のぶれが他の部分よりも小さい。したがって、レゾルバ設置部の回転軸3の径方向のぶれを低減させることが可能であり、回転軸3およびレゾルバロータ9の回転位置をより正確に測定することが可能になる。結果として、本実施の形態においても、レゾルバとしての機能が向上する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した各実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1,2に係るレゾルバとベアリングの取付構造を含む回転電機制御装置の概略ブロック図である。 レゾルバの基本原理を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係るレゾルバとベアリングの取付構造を備えた回転電機を示した断面図である。 本発明の実施の形態1に係るレゾルバとベアリングの取付構造を示した断面図である。 本発明の実施の形態2に係るレゾルバとベアリングの取付構造を示した断面図である。 従来のレゾルバとベアリングの取付構造を備えた電動車両の駆動ユニットを示した断面図である。
符号の説明
1 回転電機、2 ケース、3 回転軸、4 ロータコア、5 ステータコア、6 ステータ巻線、7 ベアリング、7A インナーレース、7B アウターレース、7C 転動体、8 ボルト、9 レゾルバロータ、10 レゾルバステータ、11 レゾルバステータ巻線、100A 楕円体、100B 励磁用信号巻線、100C,100D 検知用信号巻線、101 駆動ユニット、102 モータジェネレータ、103 回転軸、104 カウンタギア対、105 ファイナルギア対、106 ディファレンシャル機構部、107 ケース、108 カバー、109 ベアリング、110 レゾルバ、110A レゾルバロータ、110B レゾルバステータ、200 回転電機制御装置、210,220 インバータ、211,221 U相アーム、212,222 V相アーム、213,223 W相アーム、230 コンデンサ、240,250 レゾルバ、260,270 電流センサ、280 制御装置、B 直流電源、M1,M2 モータ/ジェネレータ、Q3〜Q14 NPNトランジスタ、D3〜D14 ダイオード。

Claims (2)

  1. 回転電機の回転体の位置を検出するレゾルバと、
    前記回転体を保持するベアリングとを備え、
    前記レゾルバは前記回転体に設けられたレゾルバロータと、該レゾルバロータの外側または内側に設けられるレゾルバステータとを有し、
    前記ベアリングは軌道輪を有し、
    前記レゾルバロータおよび前記レゾルバステータの少なくとも一方が前記軌道輪と一体に形成されている、レゾルバとベアリングの取付構造。
  2. 前記ベアリングは、前記回転体の軸方向に並ぶ複数の転動体を有し、
    前記複数の転動体の間に前記レゾルバロータおよび前記レゾルバステータが配設される、請求項1に記載のレゾルバとベアリングの取付構造。
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