JP7199559B2 - 回転電機およびその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、固定子鉄心が主極ティースおよび補極ティースを有する回転電機およびその製造方法に関する。
従来、固定子鉄心および固定子鉄心に設けられた電機子巻線を有する固定子と、固定子に対向して設けられ、回転子鉄心および回転子鉄心に設けられた永久磁石を有する回転子とを備えた回転電機が知られている。固定子鉄心は、円筒形状に形成された継鉄部と、継鉄部から回転子側に突出し、電機子巻線が巻かれた主極ティースと、周方向について主極ティースに隣り合うように設けられ、継鉄部から回転子側に突出した補極ティースとを有している。主極ティースは継鉄部とは別部材となっており、補極ティースは継鉄部と同一部材となっている。電機子巻線が主極ティースに巻かれた後に、主極ティースが継鉄部に設置される。主極ティースが継鉄部に設置される前に電機子巻線が主極ティースに巻かれることによって、主極ティースに電機子巻線を容易に巻くことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-65823号公報
しかしながら、主極ティースは継鉄部とは別部材となっている。これにより、主極ティースと継鉄部との間には空隙が形成される。したがって、主極ティースと継鉄部とを通る磁気回路における磁気抵抗が増加する。その結果、回転電機の出力トルクが低下するという課題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、主極ティースに電機子巻線を容易に巻くことができるとともに、回転電機の出力トルクを向上させることができる回転電機およびその製造方法を提供するものである。
この発明に係る回転電機は、固定子鉄心および固定子鉄心に設けられた電機子巻線を有する固定子と、空隙を介して固定子に対向して設けられ、回転子鉄心および回転子鉄心に設けられた永久磁石を有する回転子とを備え、固定子鉄心は、円筒形状に形成された継鉄部と、継鉄部から回転子側に突出し、電機子巻線が巻かれた主極ティースと、周方向について主極ティースに隣り合うように設けられ、継鉄部から回転子側に突出した補極ティースとを有し、主極ティースは、継鉄部と同一部材となっており、補極ティースは、継鉄部とは別部材となっており、軸方向についての主極ティースの寸法をLmtとし、軸方向についての補極ティースの寸法をLstとした場合に、Lmt≠Lstを満たし、Lst>Lmtを満たし、固定子鉄心は、補極ティースに一体に形成され、円環形状に形成されたブリッジ部をさらに有し、ブリッジ部は、軸方向について継鉄部に重ねられている。
この発明に係る回転電機およびその製造方法によれば、主極ティースに電機子巻線を容易に巻くことができるとともに、回転電機の出力トルクを向上させることができる。
実施の形態1に係る回転電機を示す断面図である。 実施の形態1に係る回転電機を示す断面図である。 固定子の組立手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る回転電機を示す断面図である。 実施の形態3に係る回転電機の要部を示す断面図である。 図5の回転電機の変形例の要部を示す断面図である。 実施の形態4に係る回転電機を示す平面図である。 実施の形態5に係る回転電機の要部を示す正面図である。 図8の回転電機の変形例の要部を示す正面図である。 図8の回転電機の別の変形例の要部を示す正面図である。 実施の形態6に係る回転電機を示す斜視図である。 図11の回転電機を示す分解斜視図である。 図11の回転電機の変形例を示す斜視図である。 図13の回転電機を示す分解斜視図である。 実施の形態7に係る回転電機が用いられた電動可変バルブタイミング機構を示す断面図である。 図15の電動可変バルブタイミング機構が用いられた内燃機関を示す構成図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る回転電機を示す断面図である。実施の形態1では、回転電機として、インナーロータ型の永久磁石回転電機を例に説明する。回転電機は、フロントハウジング1と、フロントハウジング1に固定された固定子2と、フロントハウジング1に固定されたエンドフレーム3とを備えている。また、回転電機は、回転軸4と、回転軸4に固定され、回転軸4とともに回転する回転子5とを備えている。
この例において、径方向とは回転軸4の中心軸線Oを中心とした径方向であり、周方向とは中心軸線Oを中心とした周方向であり、軸方向とは中心軸線Oに沿った方向である。図1では、周方向に対して垂直な回転電機の断面が示されている。
フロントハウジング1は、円筒形状に形成されたハウジング円筒部101と、ハウジング円筒部101に接続された第1軸受保持部102とを有している。固定子2は、ハウジング円筒部101の内周面に固定されている。第1軸受保持部102は、ハウジング円筒部101に一体に形成されている。
固定子2は、固定子鉄心201と、固定子鉄心201に設けられたインシュレータ202と、インシュレータ202を介して固定子鉄心201に設けられた電機子巻線203とを有している。
エンドフレーム3は、エンドフレーム基部301と、エンドフレーム基部301に接続された第2軸受保持部302とを有している。第2軸受保持部302は、エンドフレーム基部301に一体に形成されている。エンドフレーム基部301には、軸方向について回転子5に対向する軸方向内側面303が形成されている。軸方向内側面303は、軸方向に対して垂直な面となっている。第2軸受保持部302は、軸方向内側面303から軸方向であって回転子5側に突出している。
回転軸4は、非磁性体のステンレス製軸、磁性体の機械構造用炭素鋼製軸などから構成されている。機械構造用炭素鋼としては、S10C、S45C、SCM435などが挙げられる。
回転子5は、径方向について固定子2に対向している。また、回転子5は、固定子2よりも径方向内側に配置されている。回転子5は、回転子鉄心501と、回転子鉄心501に設けられた複数の永久磁石502とを有している。永久磁石502は、回転子鉄心501における固定子2に対向する面、すなわち、径方向外側を向く面に固定されている。永久磁石502は、回転電機における界磁として用いられている。回転子鉄心501は、軟磁性材から構成されている。具体的には、回転子鉄心501は、電磁鋼板、圧粉鉄心などから構成されている。また、回転子鉄心501は、SPCC、S10C、S45C、SCM435などから構成されている。
回転電機は、第1軸受保持部102に保持され、回転軸4を回転可能に支持する第1軸受6と、第2軸受保持部302に保持され、回転軸4を回転可能に支持する第2軸受7とを備えている。第1軸受6および第2軸受7のそれぞれは、磁性体または非磁性体から構成されている。第2軸受7は、軸方向内側面303から回転子5側に突出するように配置されている。
図2は、実施の形態1に係る回転電機を示す断面図である。図2では、軸方向に対して垂直な回転電機の断面が示されている。固定子鉄心201は、継鉄部204と、継鉄部204から回転子5側に突出した複数の主極ティース205と、継鉄部204から回転子5側に突出した複数の補極ティース206とを有している。
継鉄部204は、円筒形状に形成されている。継鉄部204の外周面は、ハウジング円筒部101の内周面に固定されている。
主極ティース205は、継鉄部204から回転子5側、すなわち、径方向内側に突出している。複数の主極ティース205は、周方向に並んで配置されている。軸方向に対して垂直な主極ティース205の断面の形状は、T字形状となっている。主極ティース205は、継鉄部204と同一部材となっている。言い換えれば、主極ティース205は、継鉄部204に一体に形成されている。主極ティース205における径方向内側を向く面の形状は、軸方向に視た場合に、中心軸線Oを中心とした円弧形状となっている。
補極ティース206は、継鉄部204から回転子5側、すなわち、径方向内側に突出している。複数の補極ティース206は、周方向に並んで配置されている。軸方向に対して垂直な補極ティース206の断面の形状は、T字形状となっている。補極ティース206は、継鉄部204とは別部材となっている。補極ティース206における径方向内側を向く面の形状は、軸方向に視た場合に、中心軸線Oを中心とした円弧形状となっている。
主極ティース205における径方向内側を向く面および補極ティース206における径方向内側を向く面は、軸方向に視た場合に、中心軸線Oを中心とした同一円上に配置されている。主極ティース205の数および補極ティース206の数は、互いに一致している。主極ティース205および補極ティース206は、周方向について互いに隣り合うように配置されている。言い換えれば、主極ティース205および補極ティース206は、周方向に交互に等間隔に並べられている。さらに言い換えれば、周方向に互いに隣り合う一対の主極ティース205の間に1個の補極ティース206が配置され、周方向に互いに隣り合う一対の補極ティース206の間に1個の主極ティース205が配置されている。複数の主極ティース205および複数の補極ティース206は、固定子鉄心201における複数のティースを構成する。
インシュレータ202は、主極ティース205に設けられている。電機子巻線203は、インシュレータ202を介して主極ティース205に設けられている。補極ティース206には、インシュレータ202および電機子巻線203が設けられていない。
複数の電機子巻線203は、3相に分けられている。具体的には、主極ティース205の数は、6個となっており、U相の電機子巻線203の数は、2個、V相の電機子巻線203の数は、2個、W相の電機子巻線203の数は、2個となっている。
U相の電機子巻線203をU相電機子巻線203Aとし、V相の電機子巻線203をV相電機子巻線203Bとし、W相の電機子巻線203をW相電機子巻線203Cとする。電機子巻線203の巻き方向について、U相電機子巻線203AをUとし、V相電機子巻線203BをVとし、W相電機子巻線203CをWとし、右巻きを+とし、左巻きを-として表す。この場合に、6個の電機子巻線203は、U+、V-、W+、U-、V+、W-の順に周方向に並べられている。6個の電機子巻線203の巻き方は、集中巻きとなっている。
U相電機子巻線203A、V相電機子巻線203BおよびW相電機子巻線203Cのそれぞれには、図示しない駆動装置から駆動電流が供給されるようになっている。U相電機子巻線203A、V相電機子巻線203BおよびW相電機子巻線203Cのそれぞれに駆動電流が供給されることによって、固定子2には、回転磁界が発生する。固定子2に回転磁界が発生することによって、回転子5は、正方向または逆方向に回転する。
なお、実施の形態1では、回転子5の磁極の数が10個であり、電機子巻線203の数が12個である10極12スロットの回転電機の構成について説明する。しかしながら、この回転電機は、一例である。回転電機は、nを自然数として、4×n極6×nスロット、6×n極9×nスロット、8×n極6×nスロット、8×n極9×nスロット、10×n極9×nスロットなどであってもよい。また、回転電機は、nを自然数として、10×n極12×nスロット、10×n極15×nスロット、12×n極9×nスロット、14×n極12×nスロット、14×n極15×nスロットであってもよい。
図1に示すように、回転電機は、回転子5に設けられた支持ケース8と、支持ケース8に支持され、軸方向について軸方向内側面303に対向して設けられたセンサ磁石9と、軸方向内側面303に設けられた複数の磁気センサ10とを備えている。
支持ケース8は、非磁性体または磁性体から構成されている。支持ケース8を構成する非磁性体としては、真鍮、黄銅などが挙げられる。支持ケース8を構成する磁性体としては、S45C、S10Cなどが挙げられる。
センサ磁石9は、接着剤、樹脂などによって、支持ケース8に固定されている。センサ磁石9は、円筒形状に形成されている。センサ磁石9は、センサ磁石9の中心軸線が中心軸線Oと重なるように配置されている。センサ磁石9における軸方向内側面303側の磁極は、N極およびS極が周方向について交互に配置されている。また、センサ磁石9における軸方向内側面303側の磁極は、N極およびS極が周方向について等間隔に配置されている。センサ磁石9における軸方向内側面303側における磁極の数は、nを自然数とした場合に、回転電機の極数のn倍の数となっている。
磁気センサ10は、センサ磁石9に対して軸方向について一定の間隔をあけて対向している。磁気センサ10としては、例えば、ホールICが挙げられる。複数の磁気センサ10は、周方向に並んで配置されている。複数の磁気センサ10の数は、3個となっている。3個の磁気センサ10のそれぞれは、電気角120度の位置に配置されている。この例では、磁気センサ10は、エンドフレーム3に固定されている。なお、磁気センサ10は、図示しない保持部材を介してエンドフレーム3に固定されてもよい。
回転子5が回転することによって、センサ磁石9におけるN極に磁化された部分とS極に磁化された部分とが交互に磁気センサ10に対向する。これにより、磁気センサ10は、センサ磁石9におけるN極に磁化された部分とS極に磁化された部分とが磁気センサ10に対向することを検出する。
磁気センサ10の検出信号は、図示しない制御回路に出力される。制御回路は、磁気センサ10の検出信号に基づいて、回転子5の回転角または回転位置と回転子5の回転数とを算出する。制御回路は、回転子5の回転角または回転位置と回転子5の回転数とを用いて、回転電機の駆動制御を行う。なお、回転子5の回転角または回転位置と回転子5の回転数との算出は、センサ磁石9および磁気センサ10を備えた位置センサによる検出信号を用いずに、エンコーダ、レゾルバなどによる検出信号を用いてもよい。
次に、回転電機の製造方法について説明する。ここでは、固定子2の組立手順について説明する。図3は、固定子2の組立手順を示すフローチャートである。まず、ステップS101において、電機子巻線203が主極ティース205に巻かれる。ステップS101では、補極ティース206は、継鉄部204から離されている。したがって、主極ティース205の周囲には、電機子巻線203を巻くための十分なスペースが形成されている。その結果、電機子巻線203を主極ティース205に巻くことが容易となる。
その後、ステップS102において、補極ティース206が継鉄部204に取り付けられる。補極ティース206が継鉄部204に取り付けられることによって、固定子2が組み立てられる。以上により、固定子2の組立手順が終了する。
以上説明したように、実施の形態1に係る回転電機では、主極ティース205が継鉄部204と同一部材となっており、補極ティース206が継鉄部204とは別部材となっている。補極ティース206が継鉄部204とは別部材となっていることによって、補極ティース206が継鉄部204と同一部材となっている回転電機と比較して、主極ティース205に電機子巻線203を容易に巻くことができる。また、主極ティース205が継鉄部204と同一部材となっていることによって、主極ティース205が継鉄部204とは別部材となっている回転電機と比較して、主極ティース205と継鉄部204とを通る磁気回路における磁気抵抗が減少する。これにより、回転電機におけるトルク発生に寄与する主極ティース205を通る磁束が増加する。その結果、回転電機の出力トルクを向上させることができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る回転電機を示す断面図である。図4では、軸方向に対して垂直な回転電機の断面が示されている。実施の形態2では、回転電機として、アウターロータ型の永久磁石回転電機を例に説明する。円筒形状に形成された固定子軸11の外周面には、固定子2が固定されている。固定子2よりも径方向外側には、回転子5が配置されている。
回転子鉄心501は、円筒形状に形成されている。回転子鉄心501は、磁性体の機械構造用炭素鋼から構成されている。機械構造用炭素鋼としては、S10C、S45C、SCM435などが挙げられる。回転子鉄心501は、固定子2に形成された図示しない軸受保持部に保持された図示しない軸受に回転可能の支持されている。
永久磁石502は、回転子鉄心501における固定子2に対向する面、すなわち、径方向内側を向く面に固定されている。なお、この例では、回転子鉄心501における径方向内側を向く面に永久磁石502が固定されているが、回転子鉄心501における径方向内側を向く面に軟磁性材から構成された電磁鋼板または圧粉鉄心を介して永久磁石502が回転子鉄心501に対して固定されてもよい。この場合、電磁鋼板または圧粉鉄心は、回転子鉄心501とは別部材であり、電磁鋼板または圧粉鉄心には、永久磁石502を通る磁束が通る。
継鉄部204の内周面は、固定子軸11の外周面に固定されている。主極ティース205は、継鉄部204から回転子5側、すなわち、径方向外側に突出している。主極ティース205は、継鉄部204と同一部材となっている。言い換えれば、主極ティース205は、継鉄部204に一体に形成されている。主極ティース205における径方向外側を向く面の形状は、軸方向に視た場合に、中心軸線Oを中心とした円弧形状となっている。補極ティース206は、継鉄部204から回転子5側、すなわち、径方向外側に突出している。補極ティース206は、継鉄部204とは別部材となっている。補極ティース206における径方向外側を向く面の形状は、軸方向に視た場合に、中心軸線Oを中心とした円弧形状となっている。主極ティース205における径方向外側を向く面および補極ティース206における径方向外側を向く面は、軸方向に視た場合に、中心軸線Oを中心とした同一円上に配置されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、実施の形態2に係る回転電機では、主極ティース205が継鉄部204と同一部材となっており、補極ティース206が継鉄部204とは別部材となっている。補極ティース206が継鉄部204とは別部材となっていることによって、補極ティースが継鉄部204と同一部材となっている回転電機と比較して、主極ティース205に電機子巻線203を容易に巻くことができる。また、主極ティース205が継鉄部204と同一部材となっていることによって、主極ティース205が継鉄部204とは別部材となっている回転電機と比較して、主極ティース205と継鉄部204とを通る磁気回路における磁気抵抗が減少する。これにより、回転電機におけるトルク発生に寄与する主極ティース205を通る磁束が増加する。その結果、回転電機の出力トルクを向上させることができる。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3に係る回転電機の要部を示す断面図である。図5では、軸方向に対して垂直な回転電機の要部の断面が示されている。図5では、インナーロータ型の永久磁石回転電機が示されている。
周方向についての主極ティース205の寸法をWmtとする。周方向についての補極ティース206の最小寸法をWstとする。この場合に、Wmt>Wstが満たされている。すなわち、周方向についての主極ティース205の寸法Wmtは、周方向についての補極ティース206の最小寸法Wstよりも大きい。具体的には、Wst:Wmt=0.7:1となっている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、実施の形態3に係る回転電機では、Wmt>Wstが満たされている。周方向についての補極ティース206の最小寸法Wstが小さくなることによって、軸方向に視た場合に、周方向に互いに隣り合う補極ティース206および主極ティース205と継鉄部204とによって囲まれる領域であるスロットSの面積が大きくなる。これにより、電機子巻線203の線径を大きくすることができる。電機子巻線203の線径が大きくなることによって、電機子巻線203の電気抵抗が小さくなる。その結果、電機子巻線203に発生する銅損を低下させることができる。また、Wmt>Wstが満たされていることによって、回転電機におけるトルク発生に寄与する主極ティース205を通る磁束が増加する。その結果、回転電機の出力トルクを向上させることができる。
なお、実施の形態3では、回転電機として、インナーロータ型の永久磁石回転電機を例に説明した。しかしながら、回転電機として、実施の形態2と同様に、アウターロータ型の永久磁石回転電機であってもよい。図6は、図5の回転電機の変形例の要部を示す断面図である。図6では、軸方向に対して垂直な回転電機の要部の断面が示されている。また、図6では、固定子2のみが示されている。図6では、図5と同様に、Wmt>Wstが満たされている。すなわち、周方向についての主極ティース205の寸法Wmtは、周方向についての補極ティース206の最小寸法Wstよりも大きい。
実施の形態4.
図7は、実施の形態4に係る回転電機を示す平面図である。図7では、軸方向に視た場合の回転電機が示されている。実施の形態1および実施の形態2では、10極12スロットの回転電機について説明した。実施の形態4では、8極9スロットの回転電機について説明する。
複数の電機子巻線203は、3相に分けられている。具体的には、主極ティース205の数は、6個となっており、U相の電機子巻線203の数は、2個、V相の電機子巻線203の数は、2個、W相の電機子巻線203の数は、2個となっている。電機子巻線203の巻き方向について、U相電機子巻線203AをUとし、V相電機子巻線203BをVとし、W相電機子巻線203CをWとし、右巻きを+とし、左巻きを-として表す。この場合に、6個の電機子巻線203は、U+、U+、V+、V+、W+、W+の順に周方向に並べられている。6個の電機子巻線203の巻き方は、集中巻きとなっている。それぞれ同一の相の電機子巻線203が巻かれ、周方向に互いに隣り合う一対の主極ティース205の間は、補極ティース206が配置されている。すなわち、一対のU相電機子巻線203Aが巻かれた一対の主極ティース205の間に補極ティース206が配置されている。また、一対のV相電機子巻線203Bが巻かれた一対の主極ティース205の間に補極ティース206が配置されている。また、一対のW相電機子巻線203Cが巻かれた一対の主極ティース205の間に補極ティース206が配置されている。
互いに異なる相の電機子巻線203が巻かれた一対の主極ティース205が周方向に隣り合っている。具体的には、U相電機子巻線203Aが巻かれた主極ティース205とV相電機子巻線203Bが巻かれた主極ティース205とが周方向に隣り合っている。また、V相電機子巻線203Bが巻かれた主極ティース205とW相電機子巻線203Cが巻かれた主極ティース205とが周方向に隣り合っている。また、W相電機子巻線203Cが巻かれた主極ティース205とU相電機子巻線203Aが巻かれた主極ティース205とが周方向に隣り合っている。
互いに異なる相の電機子巻線203が巻かれた一対の主極ティース205が周方向に隣り合っていることによって、電機子巻線203の導体占有率を高くすることが困難となる。また、汎用のノズル巻線機を用いて電機子巻線203を主極ティース205に巻く場合には、周方向に互いに隣り合うティースの間であるスロット開口部207の周方向寸法が大きくなる。スロット開口部207の周方向寸法が大きくなることによって、回転電機に発生するコギングトルクが増加する。したがって、実施の形態4に係る回転電機では、実施の形態1および実施の形態2に係る回転電機と比較して、電機子巻線203の導体占有率が低下し、かつ、コギングトルクが増加する。その他の構成は、実施の形態1から実施の形態3までと同様である。
以上説明したように、実施の形態4に係る回転電機では、実施の形態1および実施の形態2と同様に、補極ティース206が継鉄部204と同一部材となっている回転電機と比較して、主極ティース205に電機子巻線203を容易に巻くことができる。また、この回転電機では、実施の形態1および実施の形態2と同様に、主極ティース205が継鉄部204とは別部材となっている回転電機と比較して、回転電機の出力トルクを向上させることができる。
実施の形態5.
図8は、実施の形態5に係る回転電機の要部を示す正面図である。図8では、アウターロータ型の回転電機が示されている。軸方向についての主極ティース205の寸法をLmtとし、軸方向についての補極ティース206の寸法をLstと、軸方向についての永久磁石502の寸法をLmgとする。実施の形態1および実施の形態2では、Lmt=Lstが満たされている。一方、実施の形態5では、Lmt≠Lstが満たされている。図8では、Lst>Lmt≧Lmgが満たされている場合の回転電機が示されている。
Lst>Lmtが満たされることによって、補極ティース206における径方向に垂直な断面積は、Lst=Lmtが満たされる場合の補極ティース206における径方向に垂直な断面積と比較して、大きくなる。したがって、補極ティース206の磁気抵抗は、Lst=Lmtが満たされる場合の補極ティース206の磁気抵抗と比較して、減少する。したがって、周方向についての補極ティース206の寸法Wstは、Lst=Lmtが満たされる場合の周方向についての補極ティース206の寸法Wstと比較して、小さくすることができる。これにより、スロットSの軸方向に垂直な面積は、Lst=Lmtが満たされる場合のスロットSの軸方向に垂直な面積と比較して、大きくなる。したがって、電機子巻線203の導体断面積が大きくなり、回転電機の出力トルクが向上する。その他の構成は、実施の形態1から実施の形態4までと同様である。
以上説明したように、実施の形態5に係る回転電機では、Lst>Lmtが満たされている。これにより、回転電機の出力トルクを向上させることができる。
なお、実施の形態5では、Lst>Lmtが満たされている構成について説明した。図9は、図8の回転電機の変形例の要部を示す正面図である。図8では、Lst>Lmt≧Lmgが満たされている。一方、図9では、Lmg≧Lst>Lmtが満たされている。この場合、いわゆるオーバーハングしている永久磁石502と補極ティース206との間の空隙における磁気抵抗が低減される。これにより、永久磁石502のパーミアンスが向上する。その結果、回転電機の出力が向上する。
図10は、図8の回転電機の別の変形例の要部を示す正面図である。図8では、Lst>Lmtが満たされている。一方、図10では、Lmt>Lstが満たされている。補極ティース206には、電機子巻線203が巻かれていない。補極ティース206における軸方向外側を向く面よりも径方向外側には、スペースSPが形成される。スペースSPには、磁気センサ10が配置されてもよい。この場合に、永久磁石502がセンサ磁石9として用いられてもよい。また、スペースSPには、電機子巻線203の結線部分、放熱部材などが配置されてもよい。これらの場合に、回転電機における軸方向寸法を小さくすることができる。
実施の形態6.
図11は、実施の形態6に係る回転電機を示す斜視図である。図12は、図11の回転電機を示す分解斜視図である。実施の形態6では、回転電機として、アウターロータ型の回転電機を例に説明する。
実施の形態5では、Lst>Lmg≧LmtまたはLmg≧Lst>Lmtが満たされている。複数の補極ティース206のそれぞれが互いに別部材から構成されている場合には、固定子2を組み立てる場合に、補極ティース206の取り扱いが煩雑になる。特に、小型の固定子2を組み立てる場合には、補極ティース206の取り扱いがさらに煩雑になる。したがって、複数の補極ティース206のそれぞれが互いに別部材から構成されている場合には、固定子2の組立に要する時間が長くなる。
実施の形態6では、Lst>Lmtが満たされており、固定子鉄心201は、複数の補極ティース206に一体に形成され、円環形状に形成されたブリッジ部208を有している。ブリッジ部208は、軸方向について継鉄部204に重ねられている。これにより、複数の補極ティース206は、モジュール化される。したがって、固定子2の組立が容易となる。
ブリッジ部208は、ブリッジ部208と補極ティース206とが一体に形成されるために必要な強度を有している。なお、ブリッジ部208の軸方向寸法は、補極ティース206に入った磁束がブリッジ部208を介して別の補極ティース206に漏れることが抑制される程度に小さくなっている。ブリッジ部208が継鉄部204に対して軸方向に重ねられることによって、主極ティース205における軸方向中心に対する補極ティース206における軸方向中心の位置が決められる。その他の構成は、実施の形態1から実施の形態5までと同様である。
以上説明したように、実施の形態6に係る回転電機では、Lst>Lmtが満たされ、固定子鉄心201は、補極ティース206に一体に形成され、円環形状に形成されたブリッジ部208を有し、ブリッジ部208は、軸方向について継鉄部204に重ねられている。これにより、固定子2の組立が容易となる。
なお、実施の形態6では、ブリッジ部208が軸方向について継鉄部204に重ねられている構成について説明した。ブリッジ部208が軸方向について他の部材を介して継鉄部204に重ねられている構成であってもよい。図13は、図11の回転電機の変形例を示す斜視図である。図14は、図13の回転電機を示す分解斜視図である。図13および図14では、ブリッジ部208は、熱可塑性樹脂から構成されたインシュレータ202を介して、軸方向について継鉄部204に重ねられている。
また、実施の形態6では、ブリッジ部208が軸方向について継鉄部204に重ねられている構成について説明した。ブリッジ部208が軸方向について継鉄部204に重ねられた後に、主極ティース205と補極ティース206との間の固定のために、図示しない樹脂モールドを用いてもよい。また、図13および図14では、ブリッジ部208には、軸方向に延びた穴209が形成され、インシュレータ202における軸方向外側を向く面には、突起210が形成されてもよい。この場合に、突起210が穴209に通された後に、突起210の軸方向端部が部分的に加熱されて溶かされて、突起210にカシメが形成される。これにより、継鉄部204に対する補極ティース206の軸方向への動きが制限される。
実施の形態7.
図15は、実施の形態7に係る回転電機が用いられた電動可変バルブタイミング機構(VVT:Variable Valve Timing)を示す断面図である。図16は、図15の電動可変バルブタイミング機構が用いられた内燃機関を示す構成図である。
内燃機関は、ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト構造を備えた4ストロークエンジンとなっている。4ストロークとは、膨張、排気、吸気および圧縮を行う4個の工程である。ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト構造は、吸気側および排気側のそれぞれにカム軸を備えている。吸気側のカム軸を吸気側カム軸12とし、排気側のカム軸を排気側カム軸13とする。
内燃機関は、電動可変バルブタイミング機構14を備えている。電動可変バルブタイミング機構14は、吸気側カム軸12の軸方向端部に設けられた減速機141と、減速機141に設けられた回転電機である電動機142とを有している。減速機141の出力軸143は、図示しないねじを用いて吸気側カム軸12に固定されている。
内燃機関は、油圧可変バルブタイミング機構15を備えている。油圧可変バルブタイミング機構15は、排気側カム軸13の軸方向端部に設けられている。
内燃機関は、クランク軸16と、クランク軸16とともに回転するスプロケット17と、吸気側カム軸12とともに回転するスプロケット18と、排気側カム軸13とともに回転するスプロケット19とを備えている。スプロケット17は、クランク軸16の軸方向端部に装着されている。スプロケット18は、吸気側カム軸12の軸方向端部に装着されている。スプロケット19は、排気側カム軸13の軸方向端部に装着されている。また、内燃機関は、スプロケット17、スプロケット18およびスプロケット19に渡って設けられたタイミングチェーン20を備えている。吸気側カム軸12および排気側カム軸13は、クランク軸16の回転に連動して回転する。
スプロケット18およびスプロケット19のそれぞれの歯数は、スプロケット17の歯数の2倍の歯数となっている。スプロケット18およびスプロケット19のそれぞれの直径の寸法は、スプロケット17の直径の寸法の2倍の寸法となっている。これにより、クランク軸16が720度だけ回転する間に、吸気側カム軸12および排気側カム軸13のそれぞれは、360度だけ回転する。すなわち、吸気側カム軸12および排気側カム軸13のそれぞれの回転数は、エンジンの回転数の1/2倍の回転数となる。
クランク軸16に対する吸気側カム軸12の位相であるカム位相は、エンジンの回転速度およびエンジンの負荷に対応して変化する。カム位相は、車両の快適な走行および車両の燃費に関わる。電動可変バルブタイミング機構14は、クランク軸16に連動して回転する吸気側カム軸12に捻じる動作を加える。これにより、エンジンの回転速度およびエンジンの負荷に対応して、カム位相が調整される。
電動可変バルブタイミング機構14は、電動機142を制御する制御回路144を有している。制御回路は、EDU(Electro Drive Unit)である。
電動機142は、アウターロータ型の電動機となっている。電動機142は、固定子2と、回転子5とを備えている。減速機141の入力軸145は、中空となっている。入力軸145は、回転子鉄心501に一体に形成されている。固定子軸は、制御回路144の図示しないカバーに固定されている。カバーに対する固定子軸の固定は、固定子軸がカバーに一体に形成されることによって、または、固定子軸がカップリングのような機構によってカバーに接続されることによって、行われている。
固定子2は、回転子軸に固定されている。回転子軸に対する固定子2の固定は、固定子軸に固定子2が圧入されることによって、または、固定子軸に固定子2が焼嵌めされることによって、行われている。
減速機141は、遊星差動歯車減速機となっている。遊星差動歯車減速機は、簡単な構成で大きな減速比を得ることができる。減速機141の入力軸145は、回転子5と同軸な部分と、回転子5に対して径方向に偏心した軸を中心とした偏心部146とを有している。入力軸145における回転子5と同軸な部分は、入力軸145における軸方向両端部に配置されている。偏心部146は、入力軸145における軸方向中間部に配置されている。減速機141の外歯車147は、軸受148を介して偏心部146に設けられている。その他の構成は、実施の形態1から実施の形態6までと同様である。
以上説明したように、実施の形態7に係る電動機によれば、電動可変バルブタイミング機構14の軸方向寸法を大幅に小さくすることができる。その結果、スペースが小さいエンジンルームに電動可変バルブタイミング機構14を容易に配置することができる。
なお、実施の形態7では、減速機141が遊星差動歯車減速機となっている電動可変バルブタイミング機構14について説明した。しかしながら、減速機141は、遊星差動歯車減速機の他に、波動歯車減速機、遊星歯車減速機、サイクロ減速機であってもよい。
1 フロントハウジング、2 固定子、3 エンドフレーム、4 回転軸、5 回転子、6 第1軸受、7 第2軸受、8 支持ケース、9 センサ磁石、10 磁気センサ、11 固定子軸、12 吸気側カム軸、13 排気側カム軸、14 電動可変バルブタイミング機構、15 油圧可変バルブタイミング機構、16 クランク軸、17 スプロケット、18 スプロケット、19 スプロケット、20 タイミングチェーン、101 ハウジング円筒部、102 第1軸受保持部、141 減速機、142 電動機、143出力軸、144 制御回路、145 入力軸、146 偏心部、147 外歯車、148 軸受、201 固定子鉄心、202 インシュレータ、203 電機子巻線、204 継鉄部、205 主極ティース、206 補極ティース、207 スロット開口部、208 ブリッジ部、209 穴、210 突起、301 エンドフレーム基部、302 第2軸受保持部、303 軸方向内側面、501 回転子鉄心、502 永久磁石。

Claims (4)

  1. 固定子鉄心および前記固定子鉄心に設けられた電機子巻線を有する固定子と、
    空隙を介して前記固定子に対向して設けられ、回転子鉄心および前記回転子鉄心に設けられた永久磁石を有する回転子と
    を備え、
    前記固定子鉄心は、
    円筒形状に形成された継鉄部と、
    前記継鉄部から前記回転子側に突出し、前記電機子巻線が巻かれた主極ティースと、
    周方向について前記主極ティースに隣り合うように設けられ、前記継鉄部から前記回転子側に突出した補極ティースと
    を有し、
    前記主極ティースは、前記継鉄部と同一部材となっており、
    前記補極ティースは、前記継鉄部とは別部材となっており、
    軸方向についての前記主極ティースの寸法をLmtとし、軸方向についての前記補極ティースの寸法をLstとした場合に、Lmt≠Lstを満たし、Lst>Lmtを満たし、
    前記固定子鉄心は、前記補極ティースに一体に形成され、円環形状に形成されたブリッジ部をさらに有し、
    前記ブリッジ部は、軸方向について前記継鉄部に重ねられている回転電機。
  2. 周方向についての前記主極ティースの寸法をWmtとし、周方向についての前記補極ティースの最小寸法をWstとした場合に、Wmt>Wstを満たす請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記主極ティースの数および前記補極ティースの数は、互いに一致しており、
    前記主極ティースおよび前記補極ティースは、周方向に交互に並べられている請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 請求項1から請求項までの何れか一項に記載の回転電機の製造方法であって、
    前記電機子巻線が前記主極ティースに巻かれ、
    前記電機子巻線が前記主極ティースに巻かれた後に、前記補極ティースが前記継鉄部に取り付けられる回転電機の製造方法。
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