JPH1075467A - 鏡筒試験装置 - Google Patents

鏡筒試験装置

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Publication number
JPH1075467A
JPH1075467A JP8249106A JP24910696A JPH1075467A JP H1075467 A JPH1075467 A JP H1075467A JP 8249106 A JP8249106 A JP 8249106A JP 24910696 A JP24910696 A JP 24910696A JP H1075467 A JPH1075467 A JP H1075467A
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JP
Japan
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lens barrel
lens
video signal
resolution
chart
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Pending
Application number
JP8249106A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Ogawa
由晴 小川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1075467A publication Critical patent/JPH1075467A/ja
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目視官能評価に頼ることなく、鏡筒の片ぼ
け,レンズ傾き,歪曲収差および中心ずれの有無を自動
で高速かつ安定に測定する鏡筒試験装置を提供する。 【解決手段】 鏡筒1は複数のレンズで構成され、白線
と黒線で構成されたチャート2は鏡筒1に向かい合う位
置に設置され、撮像素子3は光学信号を電気信号に変換
する。映像信号生成手段5は撮像素子3からの電気信号
に基づき映像信号を生成する。フォーカス制御手段6は
鏡筒1のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行う。画
像メモリ手段7は映像信号生成手段5からの映像信号を
1フレーム記憶する。解像度測定手段8は画素データを
演算処理し、解像度を測定する。片ぼけ検出手段9は画
面4隅の解像度の各々の差を演算処理し鏡筒の片ぼけの
有無を検出し、表示手段10で測定検出した結果を表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
鏡筒のレンズ性能を検査する鏡筒試験装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等の鏡筒のレンズ性
能を検査する場合、テストチャートをTVモニタに写し
て人手による目視官能検査を行うのがほとんどである。
【0003】例えば片ぼけの有無を検出する場合、解像
度チャートをTVモニタに写して画面4隅の解像度が同
じかどうかで片ぼけの有無を検出している。
【0004】また、レンズ傾きの有無を検出する場合も
同様に解像度チャートをTVモニタに写してフォーカス
レンズを動かし画面4隅の解像度が同じかどうかでレン
ズ傾きの有無を検出している。
【0005】また、歪曲収差の有無を検出する場合、四
角形のチャートが歪んで見えるかどうかで歪曲収差の有
無を検出している。
【0006】また、中心ずれの有無を検出する場合、市
松模様のチャートをワイド端で写し画面中心付近にある
一点がテレ端で画面の中心に写って見えるかどうかで中
心ずれの有無を検出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の人手による目視官能検査では時間が掛かり、しかも体
調,経験等により検査結果に個人差が生じてしまい、良
否判定にばらつきがあった。
【0008】また、目を酷使するので検査員の負荷が非
常に大きいものであった。本発明は上記従来の問題点を
解決するもので、目視官能検査に頼ることなく、鏡筒の
片ぼけの有無,レンズ傾きの有無,歪曲収差の有無およ
び中心ずれの有無を自動で高速かつ安定に測定する鏡筒
試験装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、複数のレンズで構成されている鏡筒に向か
い合う位置に設置された白線と黒線で構成されたチャー
トと、鏡筒からの光学信号を電気信号に変換する撮像素
子と、鏡筒と撮像素子を接続する接続手段と、撮像素子
からの電気信号に基づき映像信号を生成する映像信号生
成手段と、映像信号の高周波成分が最大になるように鏡
筒のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行うフォーカ
ス制御手段と、映像信号を記憶する画像メモリ手段と、
画像メモリ手段に記憶した画素データを演算処理し鏡筒
の解像度を測定する解像度測定手段と、画面4隅の解像
度の各々の差を演算処理し鏡筒の片ぼけの有無を検出す
る片ぼけ検出手段と、解像度測定手段で測定した解像度
および片ぼけ検出手段で検出した片ぼけの有無を表示す
る表示手段とを備えた鏡筒試験装置であり、目視官能評
価に頼ることなく、鏡筒の片ぼけを自動的に高速かつ安
定に測定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数のレンズで構成されている鏡筒に向かい合う位
置に設置された白線と黒線で構成されたチャートと、鏡
筒からの光学信号を電気信号に変換する撮像素子と、鏡
筒と撮像素子を接続する接続手段と、撮像素子からの電
気信号に基づき映像信号を生成する映像信号生成手段
と、映像信号の高周波成分が最大になるように鏡筒のフ
ォーカスレンズを移動し合焦制御を行うフォーカス制御
手段と、映像信号を記憶する画像メモリ手段と、画像メ
モリ手段に記憶した画素データを演算処理し鏡筒の解像
度を測定する解像度測定手段と、画面4隅の解像度の各
々の差を演算処理し鏡筒の片ぼけの有無を検出する片ぼ
け検出手段と、解像度測定手段で測定した解像度および
片ぼけ検出手段で検出した片ぼけの有無を表示する表示
手段とを備えた鏡筒試験装置であり、まず、画面中央位
置にて映像信号の高周波成分が最大になるように鏡筒の
フォーカスレンズを移動し合焦制御を行い合焦させた後
に、映像信号を画像メモリ手段に記憶する。次に、水平
方向および垂直方向に画面4隅の画素データを順次検索
し映像信号の振幅値を測定し画面4隅の解像度を演算す
る。次に、画面4隅の解像度の各々の差を演算し、解像
度の各々の差が全て一定範囲内に入っているか判定す
る。
【0011】片ぼけが無い場合、画面4隅の解像度の各
々の差が全て一定範囲内に入っている。従って、画面中
央位置にて合焦した時の画面4隅の解像度の各々の差が
全て一定範囲内に入っているかどうか判定することで片
ぼけの有無を自動で検出することができる。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、複数の
レンズで構成されている鏡筒に向かい合う位置に設置さ
れた白線と黒線で構成されたチャートと、鏡筒からの光
学信号を電気信号に変換する撮像素子と、鏡筒と撮像素
子を接続する接続手段と、撮像素子からの電気信号に基
づき映像信号を生成する映像信号生成手段と、設定され
た位置での映像信号の高周波成分が最大になるように鏡
筒のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行うフォーカ
ス制御手段と、映像信号を記憶する画像メモリ手段と、
画像メモリ手段に記憶した画素データを演算処理し鏡筒
の解像度を測定する解像度測定手段と、フォーカス制御
手段により画面上の異なる位置で合焦制御を行い、その
各合焦位置における解像度を比較することで鏡筒のレン
ズ傾きの有無を検出するレンズ傾き検出手段と、解像度
測定手段で測定した解像度およびレンズ傾き検出手段で
検出したレンズ傾きの有無を表示する表示手段とを備え
た鏡筒試験装置であり、まず、画面中央位置にて映像信
号の高周波成分が最大になるように鏡筒のフォーカスレ
ンズを移動し合焦制御を行い合焦させた後に、映像信号
を画像メモリ手段に記憶する。次に、水平方向および垂
直方向に画面4隅の画素データを順次検索し映像信号の
振幅値を測定し画面4隅の解像度を演算し記憶する。次
に、画面4隅の任意の位置にて再度、映像信号の高周波
成分が最大になるように鏡筒のフォーカスレンズを移動
し合焦制御を行い合焦させた後に、映像信号を画像メモ
リ手段に記憶する。次に、水平方向および垂直方向に画
面4隅の画素データを順次検索し映像信号の振幅値を測
定し画面4隅の解像度を演算し、先に記憶してある画面
中央位置にて合焦した時の画面4隅の解像度と比較す
る。
【0013】レンズ傾きが無い場合、画面中央位置にて
合焦した時の画面4隅の解像度と画面4隅の任意の位置
にて合焦した時の画面4隅の解像度に差がない。従っ
て、合焦位置を変えた場合の画面4隅の解像度の変化を
測定することでレンズ傾きの有無を自動で検出すること
ができる。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、複数の
レンズで構成されている鏡筒に向かい合う位置に設置さ
れた白色と黒色で構成されたチャートと、鏡筒からの光
学信号を電気信号に変換する撮像素子と、鏡筒と撮像素
子を接続する接続手段と、撮像素子からの電気信号に基
づき映像信号を生成する映像信号生成手段と、映像信号
の高周波成分が最大になるように鏡筒のフォーカスレン
ズを移動し合焦制御を行うフォーカス制御手段と、映像
信号を記憶する画像メモリ手段と、画像メモリ手段に記
憶した画素データを演算処理しチャートの輪郭を検出す
る輪郭検出手段と、輪郭を直線近似し輪郭との差を演算
処理することで鏡筒の歪曲収差の有無を検出する歪曲収
差検出手段と、歪曲収差検出手段で検出した歪曲収差の
有無を表示する表示手段とを備えた鏡筒試験装置であ
り、まず、画面中央位置にて映像信号の高周波成分が最
大になるように鏡筒のフォーカスレンズを移動し合焦制
御を行い合焦させた後に、映像信号を画像メモリ手段に
記憶する。次に、画素データを順次検索し白値と黒値の
境界からチャートの輪郭曲線を検出する。次に、輪郭曲
線を最小二乗法により直線近似した直線と輪郭曲線との
差を演算し、差が一定範囲内に入っているか判定する。
【0015】歪曲収差が無い場合、輪郭曲線を最小二乗
法により直線近似した直線と輪郭曲線の差が一定範囲内
に入っている。従って、該差が一定範囲内に入っている
かどうか判定することで歪曲収差の有無を自動で検出す
ることができる。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、複数の
レンズで構成されている鏡筒に向かい合う位置に設置さ
れた白色と黒色で構成されたチャートと、鏡筒からの光
学信号を電気信号に変換する撮像素子と、鏡筒と撮像素
子を接続する接続手段と、撮像素子からの電気信号に基
づき映像信号を生成する映像信号生成手段と、映像信号
の高周波成分が最大になるように鏡筒のフォーカスレン
ズを移動し合焦制御を行うフォーカス制御手段と、鏡筒
のズームレンズを移動し変倍制御を行うズーム制御手段
と、映像信号を記憶する画像メモリ手段と、画像メモリ
手段に記憶した画素データを演算処理しチャートの基準
点を検出する基準点検出手段と、チャートを上下左右に
移動するチャート駆動手段と、画面中心と基準点とのず
れ量を演算処理することで鏡筒の中心ずれの有無を検出
する中心ずれ検出手段と、中心ずれ検出手段で検出した
中心ずれの有無を表示する表示手段とを備えた鏡筒試験
装置であり、まず、ズームレンズ位置をテレ端もしくは
ワイド端に移動する。次に、画面中央位置にて映像信号
の高周波成分が最大になるように鏡筒のフォーカスレン
ズを移動し合焦制御を行い合焦させた後に、映像信号を
画像メモリ手段に記憶する。次に、画素データを順次検
索し白値と黒値の配列パターンからチャートの基準点を
検出する。次に、基準点が画面の中心にくるようチャー
ト駆動手段でチャート位置を補正する。次に、ズームレ
ンズ位置を他端に移動した後、再度合焦,基準点の検出
を行い画面中心とのずれ量を演算し、ずれ量が一定範囲
内に入っているか判定する。
【0017】中心ずれが無い場合、基準点と画面中心と
のずれ量が一定範囲内に入っている。従って、該ずれ量
が一定範囲内に入っているかどうか判定することで中心
ずれの有無を自動で検出することができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、チャートを同一
幅の白線と黒線が交互に繰り返される複数の線と、その
複数の線と重ならない位置に複数の白色と黒色の四角形
を配した構成とした請求項1または請求項2または請求
項3または請求項4に記載の鏡筒試験装置であり、チャ
ートを変えることなく水平垂直方向の解像度の測定,片
ぼけ,レンズ傾き,歪曲収差および中心ずれの有無の検
出を同時に行うことができる。
【0019】以下、本発明の実施の形態について図面に
基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
鏡筒試験装置の構成を示すブロック図であり、1は複数
のレンズで構成されている鏡筒、2は鏡筒1に向かい合
う位置に設置された白線と黒線で構成されたチャート、
3は鏡筒1からの光学信号を電気信号に変換する撮像素
子、4は鏡筒1と撮像素子3を接続する接続手段、5は
撮像素子3からの電気信号に基づき映像信号を生成する
映像信号生成手段、6は映像信号の高周波成分が最大に
なるように鏡筒1のフォーカスレンズを移動し合焦制御
を行うフォーカス制御手段、7は映像信号生成手段5か
らの映像信号を1フレーム記憶する画像メモリ手段、8
は映像信号の振幅値を測定することで鏡筒1の水平方向
および垂直方向の解像度を測定する解像度測定手段、9
は画面4隅の解像度の各々の差を演算処理し鏡筒1の片
ぼけの有無を検出する片ぼけ検出手段、10は測定検出
結果を表示する表示手段である。
【0020】図2は本発明の実施の形態1におけるチャ
ート2の一例を示す図であり、チャート2のパターンは
同一幅の白線と黒線で構成されている。
【0021】図3は本発明の実施の形態1における解像
度測定手段8の動作過程を示すフローチャート、図4は
同片ぼけ検出手段9の動作過程を示すフローチャートで
ある。
【0022】以上のように構成された実施の形態1にお
ける鏡筒試験装置について、以下その動作を図面を基に
説明する。
【0023】鏡筒1は被写体を変倍するズームレンズお
よび被写体を合焦するフォーカスレンズ等、複数のレン
ズで構成されている。チャート2は鏡筒1に向かい合う
位置に設置され、チャート2のパターンは図2に示すよ
うな同一幅の白線と黒線で構成されており、水平方向お
よび垂直方向に線が引いてある。撮像素子3は鏡筒1か
らの光学信号を電気信号に変換する。接続手段4は鏡筒
1を固定し、撮像素子3を移動させ鏡筒1と撮像素子3
を接続する。映像信号生成手段5は撮像素子3からの電
気信号に基づき映像信号を生成する。フォーカス制御手
段6は映像信号生成手段5から出力される映像信号の高
周波成分が最大になるように鏡筒1のフォーカスレンズ
を移動し合焦制御を行う。画像メモリ手段7は映像信号
生成手段5からの映像信号を1フレーム記憶する。解像
度測定手段8は水平方向および垂直方向に画素データを
順次検索し映像信号の振幅値を測定し水平方向の解像度
および垂直方向の解像度を演算する。片ぼけ検出手段9
は画面4隅の解像度の各々の差を演算処理し鏡筒1の片
ぼけの有無を検出する。表示手段10は測定検出した結
果を表示する。
【0024】以下、解像度測定手段8の演算処理につい
て図3のフローチャートを基に説明する。
【0025】ステップS1では最小値(変数)と最大値
(変数)に初期データをセットしてステップS2に進
む。
【0026】ステップS2では画像メモリ手段7により
映像信号を1フレーム記憶してステップS3に進む。
【0027】ステップS3では測定する位置(水平方向
or垂直方向)のアドレスを順次設定してステップS4
に進む。
【0028】ステップS4では設定されたアドレスの値
を画像メモリ手段7から読み込み現在値(変数)にセッ
トしてステップS5に進む。
【0029】ステップS5では現在値が最小値より小さ
いかチェックする。小さい場合、ステップS6に進み、
それ以外の場合、ステップS7に進む。
【0030】ステップS6では最小値を現在値に置き換
えてステップS7に進む。ステップS7では現在値が最
大値より大きいかチェックする。大きい場合、ステップ
S8に進み、それ以外の場合、ステップS9に進む。
【0031】ステップS8では最大値を現在値に置き換
えてステップS9に進む。ステップS9では設定された
アドレスの値が測定範囲内であるかチェックする。範囲
内である場合、ステップS3に戻り、範囲外の場合デー
タのサンプリングと最大値,最小値検出処理を終了して
ステップS10に進む。
【0032】ステップS10では最大値−最小値=振幅
値を演算しステップS11に進む。ステップS11では
振幅値に定数を掛けて解像度を演算し終了する。
【0033】この一連の流れを数ポイント数ラインで行
い平均化することで解像度の測定精度を上げている。
【0034】次に、片ぼけ検出手段9の演算処理につい
て図4のフローチャートを基に説明する。
【0035】ステップS12では解像度測定手段8によ
り左上の解像度を測定してステップS13に進む。
【0036】ステップS13では解像度測定手段8によ
り左下の解像度を測定してステップS14に進む。
【0037】ステップS14では解像度測定手段8によ
り右上の解像度を測定してステップS15に進む。
【0038】ステップS15では解像度測定手段8によ
り右下の解像度を測定してステップS16に進む。
【0039】ステップS16では左上と左下の解像度差
(A)を演算してステップS17に進む。
【0040】ステップS17では左上と右下の解像度差
(B)を演算してステップS18に進む。
【0041】ステップS18では左上と右上の解像度差
(C)を演算してステップS19に進む。
【0042】ステップS19では左下と右下の解像度差
(D)を演算してステップS20に進む。
【0043】ステップS20では右上と右下の解像度差
(E)を演算してステップS21に進む。
【0044】ステップS21では左下と右上の解像度差
(F)を演算してステップS22に進む。
【0045】ステップS22ではステップS16〜ステ
ップS21で演算した各解像度差A〜Fが設定してある
一定値以内に入っているか判定する。一定値以内に入っ
ていない場合、鏡筒1の片ぼけが有ると判断してステッ
プS23に進む。一定値以内に入っている場合、鏡筒1
の片ぼけは無いと判断してステップS24に進む。
【0046】ステップS23では表示手段10によりN
Gを表示して終了する。ステップS24では表示手段1
0によりOKを表示して終了する。
【0047】このようにして、まず、例えば画面中央位
置における映像信号の高周波成分が最大になるように鏡
筒1のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行い合焦さ
せた後に、その状態において、画面4隅の解像度を順次
測定し、画面4隅の解像度の各々の差を演算し、解像度
の各々の差が全て一定範囲内に入っているか判定するこ
とで片ぼけの有無を自動で検出することができる。
【0048】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2における鏡筒試験装置の構成を示すブロック図であ
り、図1において説明した部材に対応する部材について
は、同一符号を付して説明を省略する。11は設定され
た位置での映像信号の高周波成分が最大になるように鏡
筒1のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行うフォー
カス制御手段、12はフォーカス制御手段11により画
面上の異なる位置で合焦制御を行い、その各合焦位置に
おける解像度を比較することで鏡筒1のレンズ傾きの有
無を検出するレンズ傾き検出手段である。
【0049】図6は本発明の実施の形態2におけるレン
ズ傾き検出手段12の動作過程を示すフローチャートで
ある。
【0050】以下、レンズ傾き検出手段12の演算処理
について図6のフローチャートを基に説明する。
【0051】ステップS25ではフォーカス制御手段1
1により画面中央位置で合焦させステップS26に進
む。
【0052】ステップS26では解像度測定手段8によ
り左上の解像度を測定し記憶してステップS27に進
む。
【0053】ステップS27では解像度測定手段8によ
り左下の解像度を測定し記憶してステップS28に進
む。
【0054】ステップS28では解像度測定手段8によ
り右上の解像度を測定し記憶してステップS29に進
む。
【0055】ステップS29では解像度測定手段8によ
り右下の解像度を測定し記憶してステップS30に進
む。
【0056】ステップS30では左上,左下,右上,右
下の順にこのステップS30を通過する毎に合焦位置を
変えフォーカス制御手段11により合焦させステップS
31に進む。
【0057】ステップS31では記憶してある左上の解
像度と現在の左上の解像度の差(G)を演算してステッ
プS32に進む。
【0058】ステップS32では記憶してある左下の解
像度と現在の左下の解像度の差(H)を演算してステッ
プS33に進む。
【0059】ステップS33では記憶してある右上の解
像度と現在の右上の解像度の差(I)を演算してステッ
プS34に進む。
【0060】ステップS34では記憶してある右下の解
像度と現在の右下の解像度の差(J)を演算してステッ
プS35に進む。
【0061】ステップS35ではステップS31〜ステ
ップS34で演算した各解像度の差G〜Jが設定してあ
る一定値以内に入っているか判定する。一定値以内に入
っていない場合、鏡筒1のレンズ傾きが有ると判断して
ステップS36に進む。一定値以内に入っている場合、
鏡筒1のレンズ傾きが無いと判断してステップS37に
進む。
【0062】ステップS36では表示手段10によりN
Gを表示してステップS38に進む。
【0063】ステップS37では表示手段10によりO
Kを表示してステップS38に進む。
【0064】ステップS38ではステップS30での合
焦動作を画面4隅の全ての位置で行ったかどうか判定す
る。行っていない場合、ステップS30に戻り、行って
いる場合、終了する。
【0065】このようにして、画面中央位置にて合焦し
た時の画面4隅の解像度と画面4隅の任意の位置にて合
焦した時の画面4隅の解像度の差を測定することでレン
ズ傾きの有無を自動で検出することができる。
【0066】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3における鏡筒試験装置の構成を示すブロック図であ
り、図1において説明した部材に対応する部材について
は、同一符号を付して説明を省略する。13は鏡筒1に
向かい合う位置に設置された白色と黒色で構成されたチ
ャート、14は画像メモリ手段7に記憶した画素データ
を演算処理しチャートの輪郭を検出する輪郭検出手段、
15は輪郭を直線近似し輪郭との差を演算処理すること
で鏡筒1の歪曲収差の有無を検出する歪曲収差検出手段
である。
【0067】図8は本発明の実施の形態3におけるチャ
ート13の一例を示す図である。図8において、チャー
ト13のパターンは黒色を背色に白色四角形を画面上等
間隔に配した構成にしてある。
【0068】図9は本発明の実施の形態3における輪郭
検出手段14の動作過程を示すフローチャート、図10
は同歪曲収差検出手段15の動作過程を示すフローチャ
ートである。
【0069】以下、輪郭検出手段14の演算処理につい
て図9のフローチャートを基に説明する。
【0070】ステップS39では画像メモリ手段7によ
り映像信号を1フレーム記憶しステップS40に進む。
【0071】ステップS40では検出する位置(水平方
向or垂直方向)のアドレスを順次設定してステップS
41に進む。
【0072】ステップS41では設定されたアドレスの
値を画像メモリ手段7から読み込み前後の値と比較し黒
から白への変化中の位置であるかチェックする。変化中
の位置である場合、ステップS42に進み、それ以外の
場合、ステップS43に進む。
【0073】ステップS42では現在の位置のアドレス
を記憶してステップS43に進む。ステップS43では
設定されたアドレスの値を画像メモリ手段7から読み込
み前後の値と比較し白から黒への変化中の位置であるか
チェックする。変化中の位置である場合、ステップS4
4に進み、それ以外の場合、ステップS45に進む。
【0074】ステップS44では現在の位置のアドレス
を記憶してステップS45に進む。ステップS45では
設定されたアドレスの値が検出範囲内であるかチェック
する。範囲内である場合、ステップS40に戻り、範囲
外の場合、黒から白または白から黒に変化する位置の検
索を終了する。
【0075】この一連の検索動作を水平方向および垂直
方向について行い、黒から白または白から黒に変化する
位置アドレスを検索し記憶することでチャートの輪郭曲
線を検出することができる。
【0076】次に、歪曲収差検出手段15の演算処理に
ついて図10のフローチャートを基に説明する。
【0077】ステップS46では輪郭検出手段14で検
出したチャート(白色四角形)の輪郭曲線データを読み
込みステップS47に進む。
【0078】ステップS47では輪郭曲線の一辺を最小
二乗法で直線近似しステップS48に進む。
【0079】ステップS48では輪郭曲線の一辺とステ
ップS47で演算した直線との差を演算してステップS
49に進む。
【0080】ステップS49ではステップS48で演算
した差が設定してある一定値以内に入っているか判定す
る。一定値以内に入っていない場合、鏡筒1の歪曲収差
が有ると判断してステップS50に進む。一定値以内に
入っている場合、鏡筒1の歪曲収差が無いと判断してス
テップS51に進む。
【0081】ステップS50では表示手段10によりN
Gを表示してステップS52に進む。
【0082】ステップS51では表示手段10によりO
Kを表示してステップS52に進む。
【0083】ステップS52ではステップS47での直
線近似演算を四角形の4辺の全ての位置で行ったかどう
か判定する。行っていない場合、ステップS47に戻
り、行っている場合、終了する。
【0084】このようにして、画面中央位置にて映像信
号の高周波成分が最大になるように鏡筒1のフォーカス
レンズを移動し合焦制御を行い合焦させた後に、映像信
号を画像メモリ手段に記憶し、画素データを順次検索し
黒値と白値の境界からチャートの輪郭曲線を検出する。
次に、輪郭曲線を最小二乗法により直線近似した直線と
輪郭曲線との差を演算し、差が一定範囲内に入っている
か判定することで歪曲収差の有無を自動で検出すること
ができる。
【0085】(実施の形態4)図11は本発明の実施の
形態4における鏡筒試験装置の構成を示すブロック図で
あり、図1において説明した部材に対応する部材につい
ては、同一符号を付して説明を省略する。16は鏡筒1
に向かい合う位置に設置された白色と黒色で構成された
チャート、17は鏡筒1のズームレンズを移動し変倍制
御を行うズーム制御手段、18は画像メモリ手段7に記
憶した画素データを演算処理しチャートの基準点を検出
する基準点検出手段、19はチャート16を上下左右に
移動するチャート駆動手段、20は画面中心と基準点と
のずれ量を演算処理することで鏡筒1の中心ずれの有無
を検出する中心ずれ検出手段である。
【0086】図12は本発明の実施の形態4におけるチ
ャート16の一例を示す図である。図12において、チ
ャート16のパターンは白色を背色に黒色四角形2ヶが
1点で接した構成にしてあり、該接点を基準点としてい
る。
【0087】図13は本発明の実施の形態4における基
準点検出手段18の動作過程を示すフローチャート、図
14は同中心ずれ検出手段20の動作過程を示すフロー
チャートである。
【0088】以下、基準点検出手段18の演算処理につ
いて図13のフローチャートを基に説明する。
【0089】ステップS53では画像メモリ手段7によ
り映像信号を1フレーム記憶しステップS54に進む。
【0090】ステップS54では検出する位置(水平方
向or垂直方向)のアドレスを順次設定してステップS
55に進む。
【0091】ステップS55では設定されたアドレスの
右上値および左下値を画像メモリ手段7から読み込み黒
値であるかチェックする。黒値である場合、ステップS
56に進み、それ以外の場合、ステップS57に進む。
【0092】ステップS56では設定されたアドレスの
右下値および左上値を画像メモリ手段7から読み込み白
値であるかチェックする。白値である場合、ステップS
59に進み、それ以外の場合、ステップS57に進む。
【0093】ステップS57では設定されたアドレスの
値が検出範囲内であるかチェックする。範囲内である場
合、ステップS54に戻り、範囲外の場合、ステップS
58に進む。
【0094】ステップS58では検出範囲内で基準点を
検出できなかったのでエラーを表示して終了する。
【0095】ステップS59では現在の位置のアドレス
を記憶して終了する。この一連の検索動作を行うことで
黒色四角形の接点である基準点を検出することができ
る。
【0096】次に、中心ずれ検出手段20の演算処理に
ついて図14のフローチャートを基に説明する。
【0097】ステップS60ではズーム制御手段17に
より鏡筒1のズームレンズ位置をワイド端に移動してス
テップS61に進む。
【0098】ステップS61では基準点検出手段18に
より基準点の現在の位置を把握してステップS62に進
む。
【0099】ステップS62ではチャート駆動手段19
により基準点が画面中心にくるよう補正してステップS
63に進む。
【0100】ステップS63ではズーム制御手段17に
より鏡筒1のズームレンズ位置をテレ端に移動してステ
ップS64に進む。
【0101】ステップS64では基準点検出手段18に
より基準点の現在の位置を把握してステップS65に進
む。
【0102】ステップS65では画面中心からの基準点
のずれ量を演算してステップS66に進む。
【0103】ステップS66ではステップS65で演算
したずれ量が設定してある一定値以内に入っているか判
定する。一定値以内に入っていない場合、鏡筒1の中心
ずれが有ると判断してステップS67に進む。一定値以
内に入っている場合、鏡筒1の中心ずれが無いと判断し
てステップS68に進む。
【0104】ステップS67では表示手段10によりN
Gを表示して終了する。ステップS68では表示手段1
0によりOKを表示して終了する。
【0105】このようにして、まず、鏡筒1のズームレ
ンズ位置をテレ端もしくはワイド端に移動する。次に、
画面中央位置にて映像信号の高周波成分が最大になるよ
うに鏡筒1のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行い
合焦させた後に、映像信号を画像メモリ手段7に記憶す
る。次に、画素データを順次検索し白値と黒値の配列パ
ターンからチャートの基準点を検出する。次に、基準点
が画面の中心にくるようチャート駆動手段19でチャー
ト位置を補正する。次に、ズームレンズ位置を他端に移
動した後、再度合焦,基準点の検出を行い画面中心との
ずれ量を演算し、ずれ量が一定範囲内に入っているか判
定することで中心ずれの有無を自動で検出することがで
きる。
【0106】(実施の形態5)次に、ブロック図は省略
するが本発明の実施の形態5における鏡筒試験装置につ
いて説明する。
【0107】図15は本発明の実施の形態5におけるチ
ャートの一例を示す図である。図15において、チャー
トのパターンは黒色を背色に同一幅の白線と黒線が交互
に繰り返される複数の線を画面4隅に配し、白色四角形
を画面上等間隔に配しし、黒色四角形2ヶが画面中心点
で接した構成にしてある。
【0108】説明は省略するが本発明の実施の形態1,
2,3,4で説明した部材を組み合わせ、このチャート
を使用することにより水平垂直方向の解像度の測定,片
ぼけ,レンズ傾き,歪曲収差および中心ずれの有無の検
出をチャートを変えることなく同時に行うことができ
る。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の発明によれば、人手による目視官能評価を行うこ
となく、水平垂直方向の解像度の測定および片ぼけの有
無の検出を自動で高速かつ安定に行うことができる。
【0110】また、同請求項2に記載の発明によれば、
水平垂直方向の解像度の測定,片ぼけの有無の検出およ
びレンズ傾きの有無の検出を自動で高速かつ安定に行う
ことができる。
【0111】また、同請求項3に記載の発明によれば、
歪曲収差の有無の検出を自動で高速かつ安定に行うこと
ができる。
【0112】また、同請求項4に記載の発明によれば、
中心ずれの有無の検出を自動で高速かつ安定に行うこと
ができる。
【0113】また、同請求項5に記載の発明によれば、
水平垂直方向の解像度の測定,片ぼけ,レンズ傾き,歪
曲収差および中心ずれの有無の検出をチャートを変える
ことなく同時に自動で高速かつ安定に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における鏡筒試験装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるチャートの一例
を示す図
【図3】本発明の実施の形態1における解像度測定手段
の動作過程を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態1における片ぼけ検出手段
の動作過程を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2における鏡筒試験装置の
構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2におけるレンズ傾き検出
手段の動作過程を示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態3における鏡筒試験装置の
構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態3におけるチャートの一例
を示す図
【図9】本発明の実施の形態3における輪郭検出手段の
動作過程を示すフローチャート
【図10】本発明の実施の形態3における歪曲収差検出
手段の動作過程を示すフローチャート
【図11】本発明の実施の形態4における鏡筒試験装置
の構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態4におけるチャートの一
例を示す図
【図13】本発明の実施の形態4における基準点検出手
段の動作過程を示すフローチャート
【図14】本発明の実施の形態4における中心ずれ検出
手段の動作過程を示すフローチャート
【図15】本発明の実施の形態5におけるチャートの一
例を示す図
【符号の説明】
1 鏡筒 2,13,16 チャート 3 撮像素子 4 接続手段 5 映像信号生成手段 6,11 フォーカス制御手段 7 画像メモリ手段 8 解像度測定手段 9 片ぼけ検出手段 10 表示手段 12 レンズ傾き検出手段 14 輪郭検出手段 15 歪曲収差検出手段 17 ズーム制御手段 18 基準点検出手段 19 チャート駆動手段 20 中心ずれ検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレンズで構成されている鏡筒に向
    かい合う位置に設置された白線と黒線で構成されたチャ
    ートと、鏡筒からの光学信号を電気信号に変換する撮像
    素子と、鏡筒と撮像素子を接続する接続手段と、撮像素
    子からの電気信号に基づき映像信号を生成する映像信号
    生成手段と、映像信号の高周波成分が最大になるように
    鏡筒のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行うフォー
    カス制御手段と、映像信号を記憶する画像メモリ手段
    と、画像メモリ手段に記憶した画素データを演算処理し
    鏡筒の解像度を測定する解像度測定手段と、画面4隅の
    解像度の各々の差を演算処理し鏡筒の片ぼけの有無を検
    出する片ぼけ検出手段と、解像度測定手段で測定した解
    像度および片ぼけ検出手段で検出した片ぼけの有無を表
    示する表示手段とを備えた鏡筒試験装置。
  2. 【請求項2】 複数のレンズで構成されている鏡筒に向
    かい合う位置に設置された白線と黒線で構成されたチャ
    ートと、鏡筒からの光学信号を電気信号に変換する撮像
    素子と、鏡筒と撮像素子を接続する接続手段と、撮像素
    子からの電気信号に基づき映像信号を生成する映像信号
    生成手段と、設定された位置での映像信号の高周波成分
    が最大になるように鏡筒のフォーカスレンズを移動し合
    焦制御を行うフォーカス制御手段と、映像信号を記憶す
    る画像メモリ手段と、画像メモリ手段に記憶した画素デ
    ータを演算処理し鏡筒の解像度を測定する解像度測定手
    段と、フォーカス制御手段により画面上の異なる位置で
    合焦制御を行い、その各合焦位置における解像度を比較
    することで鏡筒のレンズ傾きの有無を検出するレンズ傾
    き検出手段と、解像度測定手段で測定した解像度および
    レンズ傾き検出手段で検出したレンズ傾きの有無を表示
    する表示手段とを備えた鏡筒試験装置。
  3. 【請求項3】 複数のレンズで構成されている鏡筒に向
    かい合う位置に設置された白色と黒色で構成されたチャ
    ートと、鏡筒からの光学信号を電気信号に変換する撮像
    素子と、鏡筒と撮像素子を接続する接続手段と、撮像素
    子からの電気信号に基づき映像信号を生成する映像信号
    生成手段と、映像信号の高周波成分が最大になるように
    鏡筒のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行うフォー
    カス制御手段と、映像信号を記憶する画像メモリ手段
    と、画像メモリ手段に記憶した画素データを演算処理し
    チャートの輪郭を検出する輪郭検出手段と、輪郭を直線
    近似し輪郭との差を演算処理することで鏡筒の歪曲収差
    の有無を検出する歪曲収差検出手段と、歪曲収差検出手
    段で検出した歪曲収差の有無を表示する表示手段とを備
    えた鏡筒試験装置。
  4. 【請求項4】 複数のレンズで構成されている鏡筒に向
    かい合う位置に設置された白色と黒色で構成されたチャ
    ートと、鏡筒からの光学信号を電気信号に変換する撮像
    素子と、鏡筒と撮像素子を接続する接続手段と、撮像素
    子からの電気信号に基づき映像信号を生成する映像信号
    生成手段と、映像信号の高周波成分が最大になるように
    鏡筒のフォーカスレンズを移動し合焦制御を行うフォー
    カス制御手段と、鏡筒のズームレンズを移動し変倍制御
    を行うズーム制御手段と、映像信号を記憶する画像メモ
    リ手段と、画像メモリ手段に記憶した画素データを演算
    処理しチャートの基準点を検出する基準点検出手段と、
    チャートを上下左右に移動するチャート駆動手段と、画
    面中心と基準点とのずれ量を演算処理することで鏡筒の
    中心ずれの有無を検出する中心ずれ検出手段と、中心ず
    れ検出手段で検出した中心ずれの有無を表示する表示手
    段とを備え、ズームの一端で基準点検出手段により基準
    点を検出しチャート駆動手段により基準点を画面中心に
    移動した後、ズーム制御手段によりズームを他端に移動
    し基準点検出手段により再度基準点を検出し前記中心ず
    れ検出手段により画面中心と基準点とのずれ量を演算処
    理することで中心ずれの有無の検出を行う鏡筒試験装
    置。
  5. 【請求項5】 チャートを同一幅の白線と黒線が交互に
    繰り返される複数の線と、その複数の線と重ならない位
    置に複数の白色と黒色の四角形を配する構成にした請求
    項1または請求項2または請求項3または請求項4に記
    載の鏡筒試験装置。
JP8249106A 1996-08-30 1996-08-30 鏡筒試験装置 Pending JPH1075467A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535938A (ja) * 1999-01-21 2002-10-22 インテル・コーポレーション デジタル・カメラにおける画像歪みのソフトウェア補正
JP2008141229A (ja) * 2006-11-29 2008-06-19 Fujifilm Corp レンズ性能評価装置およびレンズ評価性能方法
JP2008227582A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Hoya Corp 撮像装置
JP2012113690A (ja) * 2010-11-01 2012-06-14 Canon Inc 調整方法、調整装置、光学系の製造方法、撮像装置、及び、撮像装置の製造方法
JP2013076784A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Fujifilm Corp レンズ装置

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